JPS5822153B2 - 新規なキサントン類、それらの塩及びエステルの製造法 - Google Patents

新規なキサントン類、それらの塩及びエステルの製造法

Info

Publication number
JPS5822153B2
JPS5822153B2 JP56100725A JP10072581A JPS5822153B2 JP S5822153 B2 JPS5822153 B2 JP S5822153B2 JP 56100725 A JP56100725 A JP 56100725A JP 10072581 A JP10072581 A JP 10072581A JP S5822153 B2 JPS5822153 B2 JP S5822153B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
xanthone
hexyl
solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56100725A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57112386A (en
Inventor
アラン・チヤールズ・バーンズ
ジヨン・ボデナム・テイラー
ピーター・ウイルフレツド・ヘアーサイン
ピーター・ジヨン・ラム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanofi Aventis France
Original Assignee
Roussel Uclaf SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roussel Uclaf SA filed Critical Roussel Uclaf SA
Publication of JPS57112386A publication Critical patent/JPS57112386A/ja
Publication of JPS5822153B2 publication Critical patent/JPS5822153B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F1/00Shielding characterised by the composition of the materials
    • G21F1/12Laminated shielding materials
    • G21F1/125Laminated shielding materials comprising metals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • A61P37/08Antiallergic agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D311/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings
    • C07D311/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only hetero atom, condensed with other rings ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D311/78Ring systems having three or more relevant rings
    • C07D311/80Dibenzopyrans; Hydrogenated dibenzopyrans
    • C07D311/82Xanthenes
    • C07D311/84Xanthenes with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached in position 9
    • C07D311/86Oxygen atoms, e.g. xanthones

Landscapes

  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なキサントン誘導体、それらの塩及びエ
ステルの製造法を目的とする。
本発明の方法により得られる新規な生成物は、アレルギ
ー状態の治療に有益である。
本発明は、次の一般式I 〔ここでAはカルボキシル基を表わし、Rは水。
素原子、1〜9個の炭素原子を有するアルキル基、を表
わし、Xは次式Ia (ここでR1は1〜5個の炭素原子を有するアルキル基
を表わし、R2はカルバモイル基を表わすの基を表わす
〕 の化合物並びにこれらの有機及び無機塩基との塩及びこ
れらの1−・〜5個の炭素原子を有するアルカノールと
のエステルの製造法を助とする。
弐Iの好ましい化合物及びそれらの製薬学的に受は入れ
られる酸付加塩は、XにおいてR1がメチル基を表わし
R2がカルバモイル基を表わす式Iaの基を表わし、
モしてRが水素原子又は04〜7アルキル基、例えばn
−ヘキシル基を表わすものである。
弐Iのこの好ましい化合物の中でも、Xが上で定義した
通りであり且つRが水素原子を表わすもの並びにXが上
で定義した通りであり且つRがn−ヘキシル基を表わす
ものが例示される。
また、式Iの前記の好ましい化合物及びそれらの製薬学
的に受は入れられる酸付加塩の中でも、特に R1がメ
チル基を表わし R2がカルバモイル基を表わし、Rが
水素原子又は04〜7アルキル基、例えばn−ヘキシル
基を表わすとともに、Aがカルボキシル基を表わすもの
である。
この最後に記載の式Iの化合物の中でも、好ましい化合
物は、A、R’、R2が上で定義した通りであり、Rが
水素原子又はn−ヘキシル基を表わすものである。
本発明の方法により得られる特に価値ある化合物は下記
のものを包含する。
7−(N−カルバモイル−S−メチルスルホンイミドイ
ル)キサントン−2−カルボン酸7−(N−カルバモイ
ル−8−メチルスルホンイミドイル)−5−(n−ヘキ
シル)キサントン−2−カルボン酸、そしてこれらの有
機塩基及び無機塩基との塩類、これらのエステル。
前述のように、本発明の化合物の塩は、有機塩基及び無
機塩基のいずれかによっても形成し得る。
好適な無機塩基は、水酸化アルカリ金属及びアルカリ士
金属、例えば、水酸化ナトリウム、カリウム、リチウム
、カルシウム又はマグネシウム、水酸化アンモニウムを
包含する。
好適な有機塩基は、置換又は非置換アルキルアミン、例
えばトリメチルアミン、メチルアミン、プロピルアミン
、N。
N−ジメチルエタノールアミン又はトリス(ヒドロキシ
メチル)メチルアミン、或いは塩基性アミノ酸、例えば
リジン又はアルギニン、或いはその他の塩基、例えばグ
ルコサミン又はブロカインを包含する。
前述のように、本発明の方法により得られる化合物は、
興味ある抗アレルギー活性を持っており、特に、アレル
ギー起源のアレルギー性ぜん息及びぜん息性気管支炎の
治療に重要である。
本発明の方法によって得られる化合物の人の医薬におけ
る薬用量は、処置しようとする指針、対象、化合物及び
投与経路により変化する。
典型的な範囲は、経口投与の場合、成人で1日当り0.
5〜100■、例えば2〜30ηであろう。
前記の式Iの化合物、これらの製薬学的に受は入れられ
る酸付加塩又は1〜5個の炭素原子を有するアルカノー
ルとのエステルは、それらの少なくとも1種を活性成分
として含む製薬組成物を製造するのに利用し得る。
これらの組成物は、通常は、経口投与に適した形態、例
えば胃腸路により摂取するだめの錠剤、被覆錠剤、カプ
セル、顆粒、溶液、シロップ及びリンクタス剤、或いは
気管支、咽喉などの膜に適用するだめのエーロゾルスプ
レーである。
組成物を例えば坐薬及び注射用調合物として処方するそ
の他の投与経路のだめの必要も起り得る。
これらの組成物は、錠剤、カプセル、坐薬及び定量スプ
レーのような投薬単位で具合よく処方さ。
、れる。
各投薬単位は、典型的には本発明の化合物を1〜10■
、例えば2〜5■含有する、慣用の担体及び補助剤成分
、例えば、タルク、アラビアゴム、ラクトース、でん粉
、ステアリン酸マグネシウム、ココアバター、動植物脂
、パラフィン誘導体、グリコール類、発射剤、各種の湿
潤、分散、乳化、香料、着色及び保存剤を使用し得る。
式■の化合物、それらの塩基及びエステルは、任意の便
利な方法によって実施し得る。
したがって、本発明は、次の一般式■ (ここでR及びR1は上で定義した通りであり、Alk
は1〜5個の炭素原子を有するアルキル基を表わす) 6の化合物をアルカリ金属アジドと反応させて次の一般
式■ (ここでR,R’及びAlkは式■について上で定義し
た通りである) の化合物を形成し、式■の化合物をシアン酸アルカリ金
属と反応させ、次いで水和することからなる、Rが上で
定義した通りであり、XがR1が定義した通りであり且
つR2がカルバモイル基ヲ表わす式Iaの基を表わす一
般式Iの化合物のエステルの製造法を提供する。
アジドとの反応は、好斗しくは、無水の酸媒質中で、有
利にはポリりん酸中で、高められた温度で、例えば40
〜100℃で、特定的には60°Cで行なわれる。
アジドば、有利にはナトリウムアジドである。
式■の化合物とシアン酸アルカリ金属とを反応させ、続
いて水和して R2がカルバモイル基ヲ表わす式Iの化
合物を生じさせる。
シアン酸塩、好ましくはシアン酸す) IJウムとの反
応は、酸媒質、例えば酢酸中で周囲温度で行なわれ、続
いて、水性媒質中で行なわれる。
前記の生成物のいずれも、次いで、簡単な加水分解によ
り、特に、例えば水性アルコール水酸化ナトリウムを使
用する塩基加水分解によって遊離2−カルボン酸に変換
することができる。
この遊□離酸をエステル化することによって他のエステ
ルを製造することができる。
しかしながら、遊離酸は大程の溶媒にむしろ不溶である
ので、ジメチルホルムアミドのような極性の中性溶媒及
び塩基の存在下でのエステル化用アルコールのハロゲン
化物を使用することが有利である。
したがって、例えば、炭酸アルカリ金属、例えば炭酸リ
チウムの存在下にジメチルホルムアミド中の遊離酸を塩
化又は臭化アルキルで処理すると所望のアルキルエステ
ルを生じる。
遊離酸の塩は、核酸を有機又は無機塩基とただ反応させ
るだけで製造し得る。
一般式■の出発物質は、一般式■の出発物質から酸化剤
と反応させることによって、特に不活性溶媒、例えば塩
素化炭化水素中で塩化スルフリルと反応させることによ
って製造できる。
一般式■の出発物質は、ドイツ特許第2,234,25
0及び2,234,255号におけるようにして製造で
きる。
また、これらは、次式V(ここでRは上で定義した通り
である) 1の化合物を強酸の存在下に環化して次式■(ここでR
は上で定義した通りである) の化合物を形成し、続いてアルコールAIkOH(A1
には上で定義した通りである)によりエステル化すると
とによって製造することもできる。
環化用の有効な強酸はポリりん酸又は濃硫酸である。
エステル化は、酸性条件下に、例えば硫酸を使用して具
合よく行なわれる。
弐Vの化合物は、次式■ 期に生成した式Vの化合物のジ低級アルキルエステルを
脱エステルするだめに、塩基、例えば水酸化ナトリウム
又はカリウムのような水酸化アルカリ金属の存在下に加
温することができる。
式■の化合物は、次式■ (ここでRは上で定義した通りである) の化合物から、弱塩基、例えば炭酸カリウム又は。
金属銅(望ましくは粉末形態)の存在下に、好ましくは
高められた温度で、4−ハロイソフタル酸ジ低級アルキ
ルと反応させることによって製造できる。
反応が完了したならば、反応混合物は、初(ここでRは
上で定義した通りである) の化合物から、ジメチルスルホキシドの存在下に過塩素
酸中で周囲温度でオキシ塩化りんと反応させることによ
って製造できる。
この初期生成物は、過塩素酸塩としてスルホニウムの形
である。
スルフィド形態は、例えば、この生成物を濃塩水溶液、
例えば塩化カリウム飽和水溶液中で環流することによっ
て容易に形成することができる。
式■の化合物は、下記の経路で製造できる。
Rが2〜9個の炭素原子を有するアルキル基である場合
には、式■の化合物は、周囲温度でフェノールをハロゲ
ン化、例えば塩化02〜.アルカノイルで処理するとと
によって製造することができる。
フェニルエステルを単離し、精製した後、これはルイス
酸、望ましくは塩化アルミニウムの存在下に加熱して2
−ヒドロキシフェニル−(C1〜8アルキル)ケトンを
形成することができ、これは慣用の手段により単離精製
した後、カルボニル基を−CH2−に還元する試剤によ
り、例えば、酸性化された亜鉛アマルガムで処理するこ
とによす還元して2−アルキルフェノールが形成される
Rがメチルである式■の化合物は知られた物質である。
下記の例は例示のためにのみ挙げる。
全ての温度は℃である。
製造 l a)へキサン酸フェニル 乾燥ピリジン(s ornI!、)に溶解したフェノー
ル(18,8g、 0.2モル)の溶液をこれに塩化ヘ
キサノイル(30d、0.22モル)を滴下しながら撹
拌した。
反応混合物は、約半時間続いた添加中は水浴で冷却し、
次いで室温で3時間放置した。
次いで粗混合物を氷水中に注ぎ、生成物をエーテル中に
単離した。
エーテル溶液を水洗し、次いで希塩酸で洗浄し、最後に
再び水洗する。
脱水(MgSO4で)した後、溶液を蒸発させるとヘキ
サン酸フェニル(36,4g)が淡黄色油状物として残
った。
b)1−(27−ヒドロキシフェニル)ヘキサン−1−
オン 粉末状塩化アルミニウム(24,9,0,18モル)ヲ
ヘキサン酸フェニル(31g、o。
16モル)に注意して添加した。
生じた混合物を時折撹拌しながら120°Cにゆっくり
と加熱し、次いでこの温度で1,5時間保った。
粗残留物を粉末にし、次いで水冷希塩酸中に撹拌しなが
ら注いだ。
生成物をエーテル中に単離し、エーテル溶液をまず希水
酸化ナトリウム溶液で洗浄しくこれはp−異性体のみを
除去する)、次いで水洗する。
脱水(Mgso、で)した後、溶液を蒸発サセルト1−
(2’−ヒドロキシフェニル]ヘキサン−1−オン(1
4,2,y)が淡黄色油状物として残った。
IRスペクトル1650CIrL−1(0−I(0−C
6H4−Co−)。
c)2−(n−ヘキシル)フェノール 塩化第二水銀(0,1,0,003モル)を水(6oy
)に溶解してなる溶液を粉末状亜鉛(4og、o、61
モル)をアマルガム化した。
この混合物を時折振りながら半時間放置し、次いで上澄
液をとる。
生じた亜鉛アマルガムを一度水洗した。
この試薬に6N塩酸(80T11)、次いでエタノール
(20rnl)に溶解しだ1−(2′−ヒドロキシフェ
ニル)ヘキサン−1−オン(12,8g、0.067モ
ル)を添加した。
この混合物を反応がTLC(薄層クロマトグラフィー)
を用いて完了したことを示すまで(約6時間)撹拌しな
がら加熱還した。
次いで粗混合物を水に注ぎ、生成物をエーテル中に単離
した。
エーテル溶液を二回水洗し、脱水(MgSO4で)シ、
蒸発させると粗製の2−(n−ヘキシル)フェノール(
7,6g)が残ったが、これを蒸留により精製すると無
色油状物を与えた。
bp103〜105°G10.8mm、 lR3420
CrrL’(0H)0 金属残留物を濃塩酸に溶解し、生じた溶液をエーテルで
抽出すると、さらに2.9gの粗製2−(、−ヘキシル
)フェノールカ得うレl’c。
d)4−メチルチオ−2〜(n−ヘキシル)フェノール 70%過塩素酸(200)に溶解しだオキシ塩化りん(
16y)の冷却し撹拌した溶液に2−(n−ヘキシル)
フェノール(7,1,p、0.04モル)を添加した。
生じた溶液は、ジメチルスルホキシド(3,1& 、
2.87nl、 0.04モル)の滴下中は5℃より低
く保持した。
添加が完了した後、反応混合物を撹拌しつづけながら室
温まで加温した。
3時間後に混合物を氷上に注ぎ、生成物を酢酸エチル中
に単離した。
酢酸エチル溶液を二回水洗し、次いで重炭酸ナトリウム
溶液で洗浄し、最後に再び水洗してから脱水(Mgso
4で)し、蒸発させて粗製の4−メチルスルホニウム−
2−(n−ヘキシル)フェノールバークロレートを褐色
ガム(1]、、8g)として残しだ。
このスルホニウム塩(1t、l)を塩化カリウム(20
0rnl)の飽和溶液中で4時間還流した。
次いでこの溶液を冷却し、エーテルで抽出した。
エーテル溶液を水洗し、次いで脱水(MgS04で)し
、最後に蒸発して4−メチルチオ−2−(n−ヘキシル
)フェノール(7,19を黄色油状物として残しだ。
lR3320CIIL ’(OH)○ 油状物は放置すると結晶化し、そして石油エーテル(4
0〜60°C)から再結晶すると純物質を与えた。
m p 42〜44℃。e)4−〔4’−メチルチオ−
2’ −(n−ヘキシル)フェノキン〕イソフタル酸 ニトロベンゼン(40m)に溶解しだ4−ブロムイソフ
タル酸ジメチル(5,5,9,0,02モル)及び4−
メチルチオ−2−(n−ヘキシルフェノール(4,sg
、 0.02モル)の溶液に銅粉末(o、4g)及び炭
酸カリウム(5,5g。
0.04モル)を添加した。
次いでこの混合物を窒素雰囲気下に140℃で3時間加
熱した。
冷却後、エタノールと水(3:1)(6o77171り
に溶解した水酸化ナトリウム(3,2g、0.08モル
)の溶液を添加し、生じた混合物を1時間還流し、そし
て氷水に注いだ。
ジクロルメタンで抽出(3回)シてニトロベンゼンを除
去し、次いで水溶液を希塩酸で酸性化した。
固体を戸別しく又は別法として酢酸エチル中へ抽出し)
、メタノールから再結晶して4−(4’−メチルチオ−
2′−(n−ヘキシル)フェノキシ〕イソフタル酸(5
,B)を与えた。
f)7−メチルチオ−5−(n−ヘキシル)キサントン
−2−カルボン酸 4−(4’−メチルチオ−27(n−ヘキシル)フェノ
キシ〕イソフタル酸(3,99゜0.01モル)をスル
ホラン(40yd)に溶解し80℃に加熱した。
ポリりん酸を添加し、その溶液を1時間撹拌し、次いで
冷却し、水に注入した。
粗生成物を戸別し、十分に水洗した。次いでこれをエタ
ノールから再結晶すると純粋な7−メチルチオ−5−(
n−ヘキシル)キサントン−2−カルボン酸(2,l)
を与えた。
m9164〜170°C,lR1692CfrL(−C
OOH)及び1665CTL ’(キサントン;C=O
)。
g) 7−メチルチオ−5−(n−ヘキシル)キサン
トン−2−カルボン酸メチル 7−メチルチオ−5−(n−ヘキシル)キサントン−2
−カルボン酸(2,0g)を、メタノール(4od)に
溶解した濃硫酸(2Tll)の溶液に添加した。
この溶液を水に注入する前に3・時間還流した。
生成物をクロロホルム中に単離し、クロロホルム溶液を
次いで重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、水洗し、次いで
脱水(MgS04で)シ、蒸発させると7−メチルチオ
−5−(n−ヘキシル)キサントン−2−カルボン酸メ
チル(2g)をゴム状固体を残し、これを石油エーテル
(40〜60°C)から再結晶すると淡黄色結晶を与え
た。
mp63−64°C0分 析:C22H24o4S 言1 算 :C68,74% H6,29% 8
8.32%実測:C68,51%H6,42%88.3
7%例1ニ ア−(S−メチルスルホンイミドイル)キサントン−2
−カルボン酸メチル 工程Aニ ア−(メチルスルフィニル)キサントン−2−カルボン
酸メチル 7−(メチルチオ)キサントン−2−カルボン酸メチル
(50g、0.167モル)をジクロロメタン(11)
に溶解し、約−50°Cに冷却した。
ジクロルメタン(25−)に溶解した塩化スルフリル(
20ゴ、33p、0.245モル)を約30分間で添加
するとともにその間温度を約−40°Cに保持した。
反応混合物との温度でさらに3時間撹拌し、それからエ
タノール(100mA)を添加し、冷却浴を取除いた。
反応混合物を室温まで加温した後、これを炭酸ナトリウ
ム溶液で洗浄し、次いで水洗した。
生じた溶液を脱水しく硫酸マグネシウム)、蒸発させる
と7−(メチルスルフィニル)キサントン−2−カルボ
ン酸メチル(4g、l)を与え、これをベンゼン−石油
エーテルから再結晶すると灰白色結晶を与えた。
lR1732Crn−1(エステル、co)、2670
CrIL ’(キサントン〉CO)及びi 056cr
fL1 に so)。
工程Bニ ア−(S−メチルスルホンイミドイル)キサントン−2
−カルボン酸メチル 微粉末状7−(メチルスルフィニル)キサントン−2−
カルボン酸メチル(28,4g、0.09モル)を60
℃に保持した撹拌ポリりん酸(60077271りに溶
解した。
ナトリウムアジド(1o、pt0.15モル)を1gづ
つ4時間で添加した。
次いで反応混合物を氷水に注ぎ、激しく撹拌して粗混合
物となし、これを0.880アンモニア溶液の添加によ
り中和した。
冷却液を濾過して粗製の7−(S−メチルスルホンイミ
ドイル)キサントン−2−カルボン酸メチル(26,4
1を得、これをクロロホルム−メタノールから再結晶す
るト淡褐色結晶を与えた□mp229−231°C,l
R3300CrIl−’(スルホキシイミン−NH)、
1730cfrL ’ (エステル”; Co ) 、
1665cTL’(キサントンレCO)、1220.
1060及び945crrL−’ (−N=S=0)
O■ 分 析:C16H13N05S 実測:C57,69%H394%N3.89%89.7
4% 引算:C58,02%H3,96%N4.23%89.
46% 例2ニ ア−(N−カルバモイル−8−メチルスルホンイミドイ
ル)キサントン−2−カルボン酸メチル 7−(S−メチルスルホンイミドイル)キサントン−2
−カルボン酸メチル(500〜。
0.0015モ#)を酢酸(20mlりに溶解した。
シアン酸ナトリウム(1g、0.015モル)を添加し
、生じた溶液を室温で一夜撹拌1−でから水に注いだ。
粗混合物を酢酸エチルへ抽出し、次いで酢酸エチル溶液
を重炭酸ナトリウム溶液及び水で洗浄してから脱水しく
硫酸マグネシウムで)、蒸発させて粗製の7−(N−カ
ルバモイル−8−メチルスルホンイミドイル)キサント
ン−2−カルボン酸メチル(384〜)を得、これをク
ロロホルム−メタノールから再結晶して純物質を与え蝙
mp217〜220°C,lR3420cIrL−1(
−NH2)、i 725CrfL ’ (エステルC=
O)1665crfL−1(キサントン C=O)及び
1645crrL ’(イミド C−0)。
分 析;C1□H14N206S 実測:C54,24%H3,73%N7.31%88.
59% 引算算:C54,55% H3,77%N 7.48%
88.55% 例3ニ ア−(N−カルバモイル−8−メチルスルホンイミドイ
ル)キサントン−2−カルボン酸7−(N−カルバモイ
ル−8−メチルスルホンイミドイル)キサントン−2−
カルボン酸メチル(300■)を通常の方法で加水分解
して−7(N−カルバモイル−8−メチルスルホンイミ
ドイル)キサントン−2−カルボン酸(235■)を得
、これをジメチルホルムアミド−クロロホルムから再結
晶すると純物質を与えた。
mp277〜279°C5■R3470crrL−1(
−NH2)。
1700cffL−1(酸ンc=o) 、 1665c
IrL−1(キサントン;C=O)及び1645crI
L−1(イミド〕C−0)。
分 析’ C16H12N206 S 実測:C52,93%H3,42%N7.52%88.
83% 引算:C53,34%H3,36%N 7.78%88
.88% 例4ニ ア−(S−メチルスルホンイミドイル)−5−(n−ヘ
キシル)キサントン−2−カルボン酸メチル 工程Aニ アーメチルスルフィニル−5−(n−ヘキシル)キサン
トン−2−カルボン酸メチル ジクロルメタン(150rnl)に溶解しだ7−メチル
チオ−5−(n−ヘキシル)キサントン−2−カルボン
酸メチル(15g、0.004モル)の溶液を一50℃
に冷却し、塩化スルフリル(0,4mg、 0.6.9
、0.0044モル)を滴下しながら撹拌した。
温度を−50〜−40℃の間で2時間保持してからエタ
ノール(5−)を添加し、反応混合物を室温まで加温し
た。
生じた溶液を重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、次いで水
洗してから脱水しくMgSO4で)、蒸発させて淡黄色
固体を残し、これをメタノールから再結晶して7−メチ
ルスルフィニル−5−(n−ヘキシル)キサントン−2
−カルボン酸メチル(1,o、@)を得た。
mp130〜132°C、I R1725cIrL’
(−COOMe)。
1670cfrL ’(キサントンンC=O)。
1060cIrL−1(スルホキシド)。
分 析’ C22R24D5 S 語算:C65,99%H6,04%87.99%実測:
C65,72%H6,12%87.84%工程B 7−(S−メチルスルホンイミドイル) −5−(n−
ヘキシル)キサントン−2−カルボン酸メチル ポリりん酸(80yd)に溶解した7−メチルスルフィ
ニル−5−(n−ヘキシル)キサントン−2−カルボン
酸メチル(0,8g、0.002モル)の溶液を45〜
50℃の間に保持するとともに撹拌しながらナトリウム
アジド(0,16g、0.0025モル)を少量づつ添
加した。
撹拌をさらに1時間続けてから混合物を氷上に注いだ。
生じた混合物を0.880アンモニア溶液を中和し、次
いで酢酸エチルで抽出した。
有機相を水洗し、次いで脱水しく Mg S 04 で
)、蒸発させて黄褐色固体(0,74g)を得、これを
メタノールから再結晶すると7−(S−メチルスルホン
イミドイル)−5−(n−ヘキシル)キサントン−2−
カルボン酸メチル(o、44g)を灰白色固体として与
えた。
例5ニ ア−(N−カルバモイル−S−メチルスルホンイミドイ
ル) −5−(n−ヘキシル)キサントン−2−カルボ
ン酸 工程Aニ ア−(N−カルバモイル−8−メチルスルホンイミドイ
ル)−5−(n−ヘキシル)キサントン−2−カルボン
酸メチル 7−(S−メチルスルホンイミドイル)−5−(n−ヘ
キシル)キサントン−2−カルボン酸メチル(1041
n9,0.00025モル)を氷酢酸(5mg)に溶解
し、次いでシアン酸ナトリウム(0,11、0,001
5モル)を添加した。
生じた溶液を室温で10時間撹拌してから水中に注いだ
生成物を酢酸エチル中に単離した。酢酸エチル溶液を重
炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、次いで水洗してから脱水
しくMgSO4)、蒸発させた。
生成物をエタノールで砕いて精製すると7−(N−カル
バモイル−8−メチルスルホンイミドイル〕−5−(n
−ヘキシル)キサントン−2−カルボン酸メチル(78
η)を白色固体として与えた。
lR3440及び3195cIrL−’ (−NH2
) 。
1728cm ’ (−COOMe)及び1670
m’(−CONH2)。
工程Bニ ア−(N−カルバモイル−8−メチルスルホンイミドイ
ル)−5−(n−ヘキシル)キサントン−2−カルボン
酸 7−(N−カルバモイル−8−メチルスルホンイミドイ
ル)−5−(n−ヘキシル)キサントン−2−カルボン
酸メチル(80■)を通常の条件下で加水分解すると7
−(N−カルバモイル−8−メチルスルホンイミドイル
)−5−(n−ヘキシル)キサントン−2−カルボン酸
(58■)を白色針状結晶(水から)として与えた。
mp214〜216°C,lR3460及び3220c
rIL ’(NH2)、1700cm−’(C00H)
及び1675Cm−’(−CO−NH2)。
例6: 7−(N−力ルバモイルーS−メチルスルホンイミドイ
ル)−5−(n−ヘキシル)キサントン−2−カルボン
酸ナトリウム 7−(N−カルバモイル−8−メチルスルホンイミドイ
ル)−5−(n−ヘキシル)キサント/−2−カルボン
酸(4g、o、otモル)をエタノール(so=−g)
に加温しながら溶解した。
この溶液に、水(2,75mg)に溶解した水酸化ナト
リウム(44om9.o、o 11モル)の溶液を添加
した。
生じた溶液を真空蒸発させて容積をほぼ15rnI!に
減少させ、次いで0℃に冷却した。
結晶性固体を戸別し、少量の冷エタノールで洗浄すると
7−(N−カルバモイル−8−メチルスルホンイミドイ
ル)−5−(n−ヘキシル)キサントン−2−カルボン
酸ナトリウム(3,s7g)を与えた。
lR1670CrrL ’ (キサントンカルボニル)
、1628及び1380CIrL ’ (カルボキシ
レート濃側7: 錠剤 下記の処方を含有する錠剤を調整した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式I′ 〔ここでAはエステル化されたカルボキシル基を表わし
    、Rは水素原子又は1〜9個の炭素原子を有するアルキ
    ル基を表わし、Xは次式Ia(ここでR1ば1〜5個の
    炭素原子を有するアルキル基を表わし、R2はカルバモ
    イル基を表わす)の基を表わす〕 の化合物を製造するにあたり、次式■ (ここでR1、R及びAlkは上で定義した通りである
    ) *・の化合
    物をアルカリ金属アジドと反応させて次式(ここでR,
    R’及びAlkは上で定義した通りである) の化合物を形成し、式■の化合物をシアン酸アルカリ金
    属と反応させ、次いで水和してR2がカルバモイル基を
    表わす式ビの化合物を得ることからなる式I′の化合物
    の製造法。 2 次式I〃 米 〔ここでAはカルボキシル基を表わし、Rは水素原
    子又は1〜9個の炭素原子を有するアルキル基を表わし
    、Xは次式Ia (ここでR1は1〜5個の炭素原子を有するアルキル基
    を表わし、R2はカルバモイル基を表わす)の基を表わ
    す〕 の化合物を製造するにあたり、次式■ (ここでR’、R及びAlkは上で定義した通りである
    ) 休←の化合物
    をアルカリ金属アジドと反応させて次式(ここでR,、
    R’及びAlkは上で定義した通りである) の化合物を形成し、弐■の化合物をシアン酸アルカリ金
    属と反応させ、次いで水和してR2がカルバモイル基を
    表わす式I“の化合物を得、これを加水分解により遊離
    2−カルボン酸に変換し、所望ならば有機又は無機塩基
    で処理してその塩を形成することからなる式I“の化合
    物及びそれらの塩の製造方法。
JP56100725A 1974-07-09 1981-06-30 新規なキサントン類、それらの塩及びエステルの製造法 Expired JPS5822153B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB30428/74A GB1518083A (en) 1974-07-09 1974-07-09 Xanthene derivatives

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57112386A JPS57112386A (en) 1982-07-13
JPS5822153B2 true JPS5822153B2 (ja) 1983-05-06

Family

ID=10307533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56100725A Expired JPS5822153B2 (ja) 1974-07-09 1981-06-30 新規なキサントン類、それらの塩及びエステルの製造法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JPS5822153B2 (ja)
BE (1) BE831111A (ja)
GB (1) GB1518083A (ja)
ZA (1) ZA754103B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6292850U (ja) * 1985-11-30 1987-06-13

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6292850U (ja) * 1985-11-30 1987-06-13

Also Published As

Publication number Publication date
ZA754103B (en) 1976-08-25
BE831111A (fr) 1976-01-08
GB1518083A (en) 1978-07-19
JPS57112386A (en) 1982-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
IE41724B1 (en) Diphenylsulphoxide derivatives
US3484445A (en) Derivatives of chromone-2-carboxylic acid
JPH0146514B2 (ja)
US3652765A (en) Pharmaceutical compositions and methods for the treatment of allergic asthma
Turner Synthesis of Carnosine and Related Peptides by the Phthaloyl Method1
JPS5822153B2 (ja) 新規なキサントン類、それらの塩及びエステルの製造法
JPS5829309B2 (ja) コウアレルギ−セイサンカンシキカゴウブツノ セイゾウホウホウ
HU191714B (en) Process for the production of new 4-phenyl-4-oxo-2-butene carboxylic acid-derivatives
EP0080010B1 (en) Novel compounds with antiinflammatory and analgesic activity, process for the preparation thereof and pharmaceutical compositions therefrom
Mosbach et al. Preparation and NaBH4 reduction of 7-ketocholanic acid
JPS5867618A (ja) 1―アザキサントンからなる医薬
JPS5850225B2 (ja) 新規なキサントン類、それらの塩及びエステル並びにこれらの化合物よりなる医薬
JPH0365338B2 (ja)
DE2530466A1 (de) Xanthon-derivate, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung in pharmazeutischen zubereitungen
FR2460934A1 (fr) Derives d'isoquinoleine contenant du soufre, procedes pour leur preparation et compositions pharmaceutiques les contenant
JPS6067458A (ja) N−アセチルシステイン及びs−カルボキシメチルシステインの2′,4′−ジフルオロ−4−ヒドロキシ−(1,1′−ジフエニル)−3−カルボキシル誘導体、及びそれを含む組成物
JPS5890598A (ja) プレグナン誘導体の製造方法
SU1634134A3 (ru) Способ получени 4-оксо-4-(замещенный фенил)-бутеноилсалицилатов Е-конфигурации
Weizmann et al. β, β-Diarylacrylic Acids. III. Esters with Diethylaminoethanol as Anesthetics
US4078078A (en) Novel xanthone-2-carboxylic acid compounds
JPS5852995B2 (ja) フルフラ−ル誘導体の製造法
SU721441A1 (ru) Способ получени производных 1,2,3-триазоло/1,5-а/хиноксалона-4
Khan et al. Synthesis of 3-substituted 1, 4-benzodiazepine-2-ones
JPS5850227B2 (ja) 新規なキサントン類、それらの塩及びエステル並びにこれらの化合物よりなる医薬
SU873871A3 (ru) Способ получени производных фенилуксусной кислоты