JPS5822084B2 - 農園芸用殺菌剤組成物 - Google Patents

農園芸用殺菌剤組成物

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JPS5822084B2
JPS5822084B2 JP53100504A JP10050478A JPS5822084B2 JP S5822084 B2 JPS5822084 B2 JP S5822084B2 JP 53100504 A JP53100504 A JP 53100504A JP 10050478 A JP10050478 A JP 10050478A JP S5822084 B2 JPS5822084 B2 JP S5822084B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、炭酸水素ナトリウムと8−オキシキノリン銅
とを有効成分として含有することを特徴とする農園芸用
殺菌剤組成物に関する。
最近、農薬の使用による土壌汚染や作物残留毒性がいわ
ゆる農薬公害として社会問題となって以来、とくに安全
性の高い農薬の開発が望まれている。
また、殺菌剤については、種々の薬剤に対する耐性菌の
発生がその効果を阻害する結果となり、その対策が切望
されている。
本発明者らは、上記の点にかんがみ、古来、農園芸用殺
菌剤として重要な役割を果して来た石灰ボルドーに着目
し、各種無機、有機の銅化合物の殺菌作用について研究
の結果、8−オキシキノリン銅を炭酸水素ナトリウムと
混合して用いることにより、各種農園芸病害菌に対して
極めて高い相乗的防除効果が得られ、かつその適用に際
してのpHを調節することによってその効果の持続性を
コントロールし得ることを見出し、本発明を完成した。
本発明組成物の一方の成分である炭酸水素ナトリウムは
、病原菌に作用し、細胞壁を弱める。
それ単独では、若干の抗菌作用を示すが、病原菌を死に
到らしめることはできない。
しかしながら炭酸水素ナトリウムによって、病原菌の細
胞壁が弱められるため、他方の成分である8−オキシキ
ノリン銅の病原菌細胞内への浸透が容易となり、従来、
8−オキシキノリン銅単独でに殺菌作用を示さない病原
菌(土壌伝染性病原菌)に対しても顕著な防除効果を示
すようになる。
後述の試験例から明らかな如く、本発明の組成物は、両
成分の単独成分を用いた防除効果からは予想もできない
効果を示すものである。
この混合組成物は、主に土壌処理剤として、例えばキュ
ウリ直立枯病、キュウリ疫病、トマト青枯病、・・クサ
イしり腐れ病等の土壌病害の防除に有効に使用すること
ができる。
地上散布用殺菌剤としても1例えばイネごま葉枯病、イ
ネいもち病、イネ紋枯病、ミカン黒点病、キュウリ斑点
性組直病等の病害の防除にも使用することができる。
本発明組成物は、上記のように酸性及び塩基性の両サイ
ドで極めて顕著な殺菌力を示し、単なる相乗効果のみで
は予測し得ない強力な病害抑製作用を有するとともに、
その適用時のpHを調節することによりその効果の持続
性を容易にコントロールすることができる。
従って、本発明組成物はその対象病害や施用形態、施用
条件の汎用性においてすぐれ、土壌処理用1種子消毒用
、或は地上散布相等各種用途に適した農園芸用殺菌剤な
らびに抗植物ウィルス剤として使用し得る。
さらに本発明組成物は、前記のようにその薬効が犬であ
るため、その使用量や使用濃度を少なくすることができ
るので、成分中に金属分が存在するにもかかわらず、こ
れによる薬害に極めて僅少であるばかりでなく、むしろ
これらの金属は植物体にこれが欠乏した場合に惹起され
る金属欠乏症を予防し、イネ、ミカン、キュウリ等の微
量要素としてその生長促進に効果がある。
さらに、炭酸水素ナトリウムは、ベーキング・パウダー
等食品添加物に用いられ、全く無害の物質であり、薬害
もしくは毒性の極めて少ない殺菌剤ば得られる。
本発明組成物は、農薬製剤の慣例に従い、不活性な固体
担体、および湿展剤、界面活性剤等を用。
いて、水和剤、粉剤、粒剤等の任意の剤型にして使用す
ることができる。
これらの不活性な担体として、例えばタルク、クレー、
カオリン−ケイソウ土、ホワイト・カーボン等を挙げる
ことができる。
とぐに液体の組成物の場合は、ホワイト・力。−ボンを
適宜使用することにより、粉体化あるいは固形化するこ
とができる。
湿展剤としてに、例、fflリグニンスルホン酸ソーダ
、アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ、ジナフチルメタ
ンスルホン酸ソーダ、ラウリルアルコール硫酸ソーダ、
ポリ。
オキシエチレンアルキルアリルエーテル等を挙ケること
ができる。
また、界面活性剤として、とくに食品添加物、例えばレ
シチン、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エス
テル、モノグリセライド、ポリプロピレングリコール脂
肪酸エステJル等を用いることは、本発明組成物の無公
害化に有用である。
本発明組成物中の有効成分の含有率は、粉剤、粒剤で1
〜10係、水利剤で40〜80係、また、炭酸水素ナト
リウムと8−オキシキノリン銅の混。
金型量比は1:0.2〜4が好ましい。
以下実施例により本発明組成物の組成例を示す。
なお実施例中、「部Jは「重量部」を示す。
実施例 1 (水利剤) 8−オキシキノリン銅40部、炭酸水素ナトリウム20
部、ホワイトカーボン20部、アルキルベンゼンスルホ
ン酸ソーダ10部、及び硅藻土10部をよく混合、粉砕
して水和剤とする。
使用に際しては、水で所定濃度に稀釈して散布する。
実施例 2 (粉剤) 8−オキシキノリノ銅3部、炭酸水素ナトリウム6部、
及びクレー91部をよく混合粉砕して粉剤とする。
使用に際しては、所定量をそのまま散布する。
実施例 3 (粒剤) 8−オキシキノリン銅10部、炭酸水素ナトリウム10
部、ベントナイト50部、クレー28.5部、アルキル
ベンゼンスルホン酸ソーダ1部、及びPVA0.5部を
均一に混合粉剤して水滴量を加えてねり合わぜ、造粒機
で造粒後、乾燥、篩別して粒剤とする。
使用に際しては、所定量をそのまま散布する。
実施例 4 (水和剤) グリセリンモノステアレート6部とソルビタンモノラウ
レート4部とをグリセリン10部に溶解し、炭酸水素ナ
トリウムと8−オキシキノリン銅(2:1)の混合物8
0部に、撹拌しながら添加吸着g−cて水和剤とする。
使用に際しては、水で所定濃度に稀釈して散布する。
次に試験例により本発明組成物の各種植物病害に対する
防除効果を説明する。
その概略に次のとおりである。
E:イネごま葉枯病 F:イネいもち病G:イネ紋枯
病 H:ミカン黒点病■:キュウリ斑点性細菌病 本発明品組成物(以下rSBC製剤」またはl5BC+
QJという)のキュウリ苗立枯れ病に対する防除効果を
炭酸水素ナトリウム(以下rsBcJという)および8
−オキシキノリン銅(以下rQJという)単独使用の場
合の効果と比較し、前者と後2者との差を明らかにする
ために以下の試験を行なった。
試験例 1 土壌処理によるキュウリ苗立枯病防除試験SBC製剤、
SBCおよびQの防除効果を比較するために、接種源と
して用いる病原菌の量を変えて、少〜多〜激発時(無処
理区の立ち枯れ率(立ち枯れ重数/供試苫数)で判断し
た)の防除価を求めた。
すなわち、キュウリ苗立枯れ病菌(Pelli口1−a
ria f i 1 arnentosa )を培養し
たフスマ培地(重量係上2/フスマ培地1)と土との混
合比が0.5: 10,2.5 : 10、および5.
0:10となるように汚染土壌を調製した。
これらの汚染土壌にSBC+Q(900ppm、SBC
:Q=2:1)およびSBC単独(900ppm)一流
しこんだ。
ぼた、比較のために、蒸留水を流しこんだ区(無処理区
)をもうけた。
薬剤または蒸留水を処理したのち、あらかじめ催芽した
キュウリ苗(品種二四葉)を各区50本づつ移植し、温
室で栽培し、10日後に立ち枯れた苗の本数を調査し1
次式に従って防除価を算出した。
結果を第1図に示す。
この結果から明らかなように、SBC+Q処理区では、
汚染土壌の混合比が0.5:10(無処理区の立ち枯れ
率36係、中発時)の低濃度の場合にもちろん5.0:
10(無処理区の立ち枯り、率98係、激発時)の高濃
度においてもほぼ100%の高い防除価が得られ、キュ
ウリ苗の立ち枯れはほぼ完全に抑1$lJされた。
一方、SBC単独およびQ単独の場合、汚染土壌の混合
比が低濃度(0,5:10)、すなわち、無処理区の立
ち枯れ率が36%というような中小発生時にも、それぞ
れ0%(SBC)および7%の防除価であり、混合比が
1.0:10〜5.0:10の場合、すなわち、無処理
区の立ち枯れ率が54〜98%の多〜激発時にばSBC
単独およびQ単独では無処理区と同等か、それ以上の立
ち枯れ率を示し、防除効果は全く認められなかった(防
除価0%)。
薬剤の効果の判定は、処理区の立ち枯れ置数を無処理区
の立ち枯れ置数と比較して行う。
この場合、その実験における無処理区の立ち枯れ率は効
果の判定上極めて重要である。
これは、一般に無処理区の立ち枯れ率が低い時(少発時
)には薬剤の効果(防除価)が高く出てしまうためにこ
の結果をそのまま、その薬剤が実際に農薬として使用に
耐えうるかいなかの判断を下す際の基準とすることがで
きないからである。
したがって、薬剤の効果を判定するKは無処理区の立ち
枯れ率が高い試験条件下(多〜激発時)で試験を行う必
要がある。
ところで、上述の結果から、SBC単独およびQ単独で
は、無処理区の立ち枯れ率が36%というような中発生
時においても防除価はそれぞれ0%および7%にすぎな
かった。
中少発時における防除効果がこのように低いことから、
SBCおよびQばそれぞれを単独に用いた場合、本病害
に防除効果を有さないことを意味している。
このように、SBC製剤はその構成成分であるSBCお
よびQ単独の効果から予想されない顕著な防除効果を有
することが判った。
そこで次にキュウリ市立枯れ病の防除に最適なSBCと
Qの混合比を知るために、両者の混合比を種々に変えて
その防除効果を検討した。
試験例 2 試験方法に試験例1に準じ、キュウリ立枯れ病菌の汚染
土壌を調製した(混合比2.5:10)(無処理区の立
枯れ率68%:多発生)。
試験例1と同様に200m1の汚染土壌に対し、第2図
に示した割合となるようにSBCとQを混合し、それぞ
れ所定の濃度に稀釈後、薬液および蒸留水(100彪)
を流しこんだ。
試験結果は第2図に示した。
無処理区の立枯れ率は68%で多発生条件下での試験で
ある。
SBCの濃度が11000ppに対し、Qの濃度が40
0および500ppmの区では苗の立枯れはほとんど認
められず、立ち枯れ病の発生は完全に抑制された(防除
価100%)。
SBC/Qが1000ppm/300ppmの区でば、
防除価は98係であり、S B C/Qが1000 p
pm/200ppm区では防除価は72係であり、両
区ともに前2区(1000/400.10001500
SBC/Q)に比べて劣っている。
また、Qの濃度を500ppm とし、SBCの濃度を
0〜1000 ppmまで変化さ一+!:た場合、SB
Cの濃度が低下するに従って防除効果が低下した。
以上の結果から、SBC製剤はその構成成分であるSB
CとQの割合が1000 : 400(2,5:l)〜
400:500(4:5)の場合に最も高い防除効果が
得られることが判った。
SBC製剤USBCおよびQ単剤の防除効果から予想さ
れない顕著な防除効果を有すること、および、SBCと
Qの割合が2.5:1〜4:5の範囲で最も高い防除効
果が得られることが判った。
試験例 3 試験方法は試験例2に準じて行い、SBCとQの割合を
2:1,1:1および1:2としたSBC製剤を調製し
、立枯れ病の防除に最適な混合比を検討した。
結果は第3図に示した。
その結果、SBC/Qが2:1の場合、もつとも薬量が
少なくて高い防除効果を示した。
そこで、SBC/Qの割合を2:lとした。
SBC製剤を調整し、立枯れ病の防除に最適な濃度を検
討した。
試験例 4 汚染土壌ハ試験例1に準じて調製した(混合比2.5:
10)。
付傷後、所定濃度に調製したSBC製剤、SBC単剤お
よびQ単剤の水溶液を流し込み、試験例1と同様にキュ
ウリ醒を移植して発病さぞ、10日後に発病菌数を調査
し、防除価を求めた。
試験結果を第4図に示した。
無処理区の立枯れ率は66係で多発生条件下での試験で
あった。
SBC製剤は250 ppmでも72係の防除価を示し
、その後、濃度が高くなるに従って防除価は高くなり、
500ppmで95係、11000ppでは立枯れの発
生を完全に抑制した(防除価100%)。
一方、SBC製剤を構成するSBCおよびQをそれぞれ
単独で用いた場合、防除価は最高でも8%にすぎなかっ
た。
以上の結果からも明らかなように11 SBC製剤はそ
の構成成分であるSBCおよびQ単独の防除効果から予
想されない顕著な防除効果を示す。
またSBC製剤の防除効果U500〜3000 ppm
の範囲で高かった。
試験例 55 キュウリ苗立枯病菌(Pellicularia fi
lame −ntosa )を培養したフスマ培地(重
量%±2/フスマ培地1)を重量で10倍量の土に混合
して汚染土を作った。
この汚染土250m1に供試薬剤の所定濃度稀釈液10
0彪を流し込み、これにあらICかしめ催芽したキュウ
リ邑(品種二四葉)を各区25本ずつ移植して、10日
後に移植萌の立枯状況を測定した。
結果を第」表に示す。
また本明細書の表中、薬害程度の欄は、薬害の1.5全
くないものを「−」、わずかにあるものは[お、少しあ
るものを「+」、がなりあるものを「++」、ばなばだ
しいものをr++−zと表記した。
無処理区の立枯れ率は75係であり、激発条件下での試
験である。
本試験では、Qは、激発条件20下でも若干の防除効果
を示したが、これは濃度が高いためである。
しかしながら、そのためにキュウリ苗に薬害が生じた。
一方、SBC製剤は薬害も示さず、且つ立ち枯れ病の発
生を完全に抑制した。
25試験例 6 土壌処理によるキュウリ疫病防除試験 あらかじめキュウリ疫病菌(Phytophthor
acapsicl ) を培養したジャガイモ寒天平
板培地をコルクポーラ−(直径:5mm)で打ち抜いて
接種源とした。
供試薬剤の所定濃度稀釈液200ゴに。キラリ酸(品種
:相模半白、木葉2葉)をポットごと浸漬し、上記接種
源3片をキュウIJiの地際部に接種した。
接種10日後にキュウリ本葉の萎凋状況を測定した。
発病程度は、次のように算出した。
この試験例では、接種菌量を3.5,7,10個/本と
変化さぞ、無処理区の発病程度を、それぞれ18,33
,62,88と変化ぎぜた。
結果を第5図に示す。
SBC製剤(SBC/Q二V1.900ppm)では、
無処理区の発病程度が88という激発時においても97
係の防除価が得られたが、無処理の発病程度が18とい
う少発生時でもSBC単剤(900ppm)でに、全く
防除効果がなく、Q単剤も少発時でも防除価は、わずか
18%にすぎなかった。
この結果は、SBCおよびQ、それぞれ単独では、水滴
に対する防除効果は有しないことを示している。
試験例 7 この試験例では、接種菌量を3個/本とし、各薬剤の濃
度を変化g−cでその最適濃度を調べた。
結果を第6図に示す。
無処理区の発病程度は28の中発条件下であった。
SBC製剤(SBC/Q=2/1 )に、250 pp
mで85%、500ppmで97係−1000ppm以
上では100係の防除価を示すのに対し、SBC単剤で
はO〜300ppmの各濃度ともに全く効果がなく、
Q単剤でid、11000ppにおいて9係の防除価を
示すにすぎず、また、2000ppm以上では薬害が発
生した。
試験例 8 試験例6と同様に試験を行った。
結果を第2表に示す。
接種菌量を3個/本として行なった。
無処理区の発病程度は12であった。
尚、本病においては。接種菌量によって無処理区の発病
程度を制御するのに困難があった。
SBC製剤処理区では、キュウリ疫病は全く発2生ぜず
、防除価は100%であった、一方、SBC単独区の発
病程度は無処理区と同程度であり、防除効果は認められ
なかった。
Q単独では、防除価は20%であり、若干の防除効果は
認められたが、キュウリ苗に薬害が発生し、実用は困難
と思われまた。
試験例 9 土壌処理によるトマト青枯病防除試験 供試薬剤の所定濃度稀釈液200m1に、各区5本ずつ
のトマト萌をポットごと浸漬したのち、ブ3イヨン培地
にあら−かじめ培養したトマト青枯病菌(Pseudo
monas Solanacearum )の一定量を
、トマト萌の地際部に流し込み、10日後にトマト本葉
の萎凋状況を測定した。
この試験例では、接種菌量を3,5,10. 315ゴ
/ポツトと変化させ、無処理区の発病程度を22,47
,58,76と変化させた。
結果を第7図に示す。
SBC製剤(S B C/Q=2/1 。1200 p
pm )では激発時(発病程度76)においても97
係の防除価が得られたが一8BC単44剤(900pp
m) では全く防除効果がなく、Q単剤では少発時(発
病程度22)においても防除価はわずか7%にすぎなか
った。
この結果から、SBCおよびQ単独では本病に対する防
除効果を有しないが、SBC製剤でに顕著な防除効果を
示すことがわかる。
この試験例では、接種菌量を10彪/ポツトとし、各薬
剤の濃度を変化させてその最適濃度を調べた。
無処理区の発病程度は68(激発)であった。
結果を第8図に示す。SBC製剤(SBC/Q=2/1
)U、250 ppmで42係、500ppmで81係
、11000pp以上では100%の防除価を示すのに
対し、SBC単剤では全く効果がなく、Q単剤では11
000ppにおいて7係の防除価を示すにすぎず、また
、2000ppm以上では薬害が発生した。
試験例 11 試験例9と同様に試験を行つf?:、。
結果を第3表に示す。
試験例 12 バクキイしり腐れ病菌(Pellicularia F
ilb −mentosa )を培養したフスマ培地(
重量係上2/フスマ培地1)と土との混合比が、0.5
:10゜1.0 : 10.2.5 : 10、および
5.0:10となるように汚染土壌を調製した。
この汚染土250m1に供試薬剤の所定濃度稀釈液10
0m1!、を流し込み、これにあらかじめ催芽した・・
クサイ苗を各区25本ずつ移植した。
移植2週間後にハクサイの地際部の腐敗状況を測定した
この試験例では、SBC製剤、SBCおよびQの防除効
果を比較するために、接種源として用いる病原菌の量を
変えて、少〜激発時の防除価を求めた。
無処理区の腐敗率はそれぞれ28,51,77および1
00係であった。
腐敗率は次のように算出した。
結果を第9図に示す。
SBC製剤(SBC/Q=2/1 ;900ppm)で
は激発時においても92係の防除価が得られたが、SB
C単剤(900ppm)でに全く防除効果がなく、Q単
剤では少発時においても防除価はわずか8優にすぎなか
った。
すなわち、SBCおよびQは実質的にハクサイしり腐病
に対し防除効果を示さない。
試験例 13 この試験例では、接種菌量をフスマ培地/土=2.5/
10とし、各薬剤の濃度を変化させてその最適濃度を調
べた。
無処理区の腐敗率は72係(激発)であった。
結果を第10図に示す。SBC製剤(SBC/Q=2/
l)は、250ppmで86%、500 ppm以上で
は100係の防除価を示すのに対し、SBC単剤および
Q単剤では全く効果がなく、また、Q単剤2000pp
m以上では薬害が発生した。
試験例 14 試験例12と同様に試験を行った。
結果を第4表に示す。
汚染土壌の混合比は1.0:10であり、無処理区の腐
敗率は66%(多発生)であった。
SBC製剤は多発生条件下においても顕著な防除効果を
示した。
一方、SBCおよびQは単独では水滴に対し防除効果を
有さない。
すなわち防除価はいずれも0%であった。
試験例 15 地上散布によるイネごま葉枯病防除試験 本葉3葉期の合成樹脂製ポット植えイネ(品種二十石)
lポット10本、各区lOポットに、供試薬剤の所定濃
度稀釈液を散布して屋外に1時間放置し、ついでこれに
、イネごま葉枯病原菌の胞子懸濁液を噴霧接種し、温室
(R,H,1oo%。
25℃)内に3日間保持したのち、その病斑数を測定し
た。
この試験例では、接種菌量を103,104,105゜
106、107個/rneと変化させた。
無処理区の病斑数は、21,83,121,185,2
52個/葉であった。
結果を第11図に示す。SBC製剤(SBC/Q−2/
1.1200ppm)では激発時(252個/葉)にお
いても91係の防除価が得られたがSBC単剤(12o
oppm)では少発時(21個/葉)、でも23係であ
り、Q単剤でに少発時においても防除価に58%にすぎ
なかった。
試験例 1に の試験例でに、接種菌量を3 X 105個/彪とし、
SBCとQの混合比を1:1,2:1゜■=2と変え、
かつ濃度を変化させて最適混合比および最適濃度を調べ
た。
無処理区の病斑数は52個/葉で中発生条件下での試験
である。
結果を第12図に示す。
SBC/Q比が1:1では1600ppm 、2 :
1および1:2では1200ppm以上で防除価は1
00%となった。
試験例 17 この試験例では一接種胞子濃度をlO5個//7Z/l
!とじ、各薬剤の濃度を変化させてSBC製剤の最適濃
度を調べ、また、SBCおよびQの濃度を高くすればそ
の防除価が高くなるかどうかを調べ丸無処理区の病斑数
は118個/葉で多発条件下の試験であった。
結果を第13図に示す。
SBC製剤(SBC/Q=2/1)は、250 ppm
で66%、500ppmで97係、1000 ppm以
上では100係の防除価を示すのに対し、SBC単剤で
は3000 ppmにおいてわずかに11係、Q単剤で
i2000ppmにおいて14係の防除価を示すにすぎ
ず、また、Q単剤3000ppmでに薬害が発生した。
すなわち、SBCおよびQの単独使用でにその濃度を単
に高くしても防除価は高くならず、逆に散布薬量が多く
なりすぎ、イネのダメージに増加した。
試験例 18 試験例15と同様に試験を行った。
結果を第5表に示す。
接種胞子濃度に3X10”個/mlであり、無処理区の
病斑数/r143個/葉で、少発生条件下の試三験であ
る。
SBC製剤の防除価に100係であった。
一方、SBCおよびQ単独では、防除価はそれぞれ20
俸および50係であり、少発生時における防除価がこの
ように低い場合、その薬剤は実際に農薬として使用する
ことはできない。
また、SBCとQの相加(50%+20%)から予想さ
れる防除価に70%であり、SBC製剤の防除価100
係に比べ著しく劣っている。
このようにSBC製剤は、その構成成分であるSBCお
よびQ単独の効果から予想される防除効果をはるかに超
える顕著な防除効果を有することがわかった。
地上散布によるイネごま葉枯病に対する残効性試験 試験例5において、供試薬剤の所定濃度稀釈液を、病原
菌を接種する11日前、9日前、7日前、5日前、3日
前、当日2時間前、及び病原菌を接種した1日後、2日
後にそれぞれイネ直に、40頭つつ散布した。
以後試験例5の方法と同様にして病斑数を測定し、防除
価を算出した。
その結果を第6表に示す。
接種胞子濃度は103個/rnlであり、無処理区の病
斑数は18個/葉の少発生条件下における試験であった
試験例 20 地上散布によるイネいもち病防除試験 あらかじめ、直径6cmの合成樹脂製ポット(1ポット
10本、各区10ポット)に植えて温室内で育成した第
4葉期のイネ(品種二十石)に、供試薬剤の所定濃度稀
釈液の1ポット当り40彪をスプレーガンで散布した。
散布薬液が乾いたのち。別にモミガラ培地(粉末酵素、
エキス、可溶性デンプン、ショ糖、モミガラを含む)で
培養したイネいもち病菌(Pyricularia o
ryzae )の胞子を水で懸濁して、これを均一にイ
ネに噴霧接種し、温度27°C1湿度95%以上の恒温
恒湿槽中に保持した。
接種4日後にイネ1葉当りの発病病斑数を測定した。
この試験例では、接種胞子濃度を103,10’。
io5.io’、io7個/mlと変化g−trた。
無処理区の病斑数はそれぞれ3,7,38,72.88
個/葉であった。
結果を第14図に示す。SBC製剤(SBC/Q−=2
/1.900 ppm )では激発時(88個/i)
においても95%の防除価が得られたが、SBCの単剤
(900ppm)では少発時(3個/葉)でも25%の
防除価を示すにすぎず、Q単剤では少発時においても防
除価は52係にすぎなかった。
少発生時における防除価が、このように低い場合、その
薬剤を実際に農薬として使用することができない。
又、SBCとQの相加(25%+52%)から予想され
る防除価は77係であり、SBC製剤の防除価95%に
比べてかなり劣っている。
このように、SBC製剤は、その構成成分である各単剤
のそれぞれの効果からは予想され得ない顕著な防除効果
を有することが分った。
試験例 21 この試験例では、接種胞子濃度を106個/mlとし、
各薬剤の濃度を変化g−vでその最適濃度を調べた。
無処理区の病斑数は、68個/葉(多発生)であった。
結果を第15図に示す。SBC製剤(SBC/Q=−2
/1)は、250 ppmで87%、500ppm以上
では100%の防除価を示すのに対し、SBC単剤では
ほとんど効果がなく、Q単剤では2000ppmにおい
て18係の防除価を示すにすぎず、また、3000pp
mでは薬害が発生した。
試験例 22 試験例20と同様に試験を行った。
結果を第7表に示す。
接種胞子濃度は、5×IO3個/Hであり、無処理区の
病斑数は4個/葉で少発生条件下の試験である。
SBC製剤の防除価は100係であつ九一方、SBCお
よびQ単独では、それぞれ20係および45係であり、
少発生時における防除価がこのように低いと、その薬剤
は、実際に農薬として使用することができない。
又、SBCとQの相加(20%+45%)から予想され
る防除価は、65係であり、SBC製剤の防除価100
優に比べ著しく劣っている。
このようにSBC製剤製剤上の構成成分であるSBCお
よびQ単独の効果からは予想され得ない顕著な防除効果
を有することが分った。
試験例 23 地上散布によるイネ紋枯病防除試験 あらかじめ、ポットに植えて(1ポット7本。
各区10ポット)温室内で育成した第5葉期のイネ(品
種二十石)に、供試薬剤を常法に従って散布し、ついで
2時間後に、イネ紋枯病菌(Pell−iculari
a 5asakii )f)菌叢(直径8關に打ち抜い
たもの)をイネの新稍間にそう人して上記菌を接種した
基葉部をビニールシートで覆い、温室内に7日間保持し
たのち、各イネの病斑長を測定しその平均を求め、防除
価を算出した。
菌の接種量によって無処理区の各発病度を制御するのが
困難である。
従って菌の新−旧、病原性の強弱等が種々のものを接種
したり、あるいは、湿度等を変化させて無処理区の発病
度を変化させて、各薬剤の効果を比較した。
なお、無処理区の発病度を完全に制御することはできな
かった。
この試験例では、無処理区の病斑長を3(小発生)、7
(中発生)、12(多発生)、is(激発) cm/茎
の条件下においておのおのの薬剤の効果を判定した。
結果を第16図に示す。SBC製剤(SBC/Q=2/
l 、1500ppm)itj:激発時においても95
%の防除価が得られたSBC単剤(1500ppm)
では全く防除効果がなく。
Q単剤では少発時においても42係であった。
試験例 24゜ この試験例では、無処理区の病斑長は、12cm/茎(
多発生)であった。
各薬剤の濃度を変化させてその最適濃度を調べた。
結果を第17図に示す。
SBC製剤(SBC/Q=2/1)は、250ppmで
48係、500ppmで72受、 1000ppm以上
では、98〜100%の防除価を示すのに対し、SBC
単剤では最高でも8%(2000ppm )であり、Q
単剤では、2000ppmにおいても、28係の防除価
を示すにすぎなかった。
まf?CC2000pp以上でに薬害が発生した。
試験例 25 試験例23と同様に試験を行った。
結果を第8表に示す。
なお、無処理区の病斑長は6cm/茎であり少〜中発生
であった。
SBC製剤の防除価は100%であり一方SBCおよび
Q単独ではそれぞれ5%および30係であった。
少〜中発生時における防除価がこのように低いと、その
薬剤は実際には農薬として使用できない。
又SBCとQの相加(5%+30%)から予想される防
除価は35チであり、SBC製剤と比べて著しく劣って
いる。
このようにSBC製剤は、各単剤から予想され得ない顕
著な防除効果を有することが分った。
試験例 26 地上散布によるミカン黒点病防除試験 温州ミカンの約3年中実生苗(6寸鉢に2〜4本植)の
新稍に、供試薬剤の所定濃度稀釈液を2鉢当り40m1
ずつ均一に噴霧散布した。
ついで、ミカン黒点病原菌培養液に殺菌水を加え、胞子
濃度が6X10’、8X10’、引×107および2×
108/mI!となるように柄胞子懸濁液を調製し、こ
れを上記被験植物に噴霧して接種した。
無処理区の病斑数にそれぞれ、122(少発)。
858(中発)、1235(多発)、1860(激発)
個/葉であった。
これを接種箱に入れたまま約2日間温室内に保持したの
ち、温室に移し、接種約2〜3週間後の新稍の全葉につ
いて、病斑数を調査した。
結果を第18図に示す。SBC製剤(S B C/Q−
2/ 1 t 900 ppm )では激発時におい
ても96係の防除価が得られたが、SBC単剤(900
ppm)では少発時でも23係、Q単剤では少発時にお
いても防除価はわずか43係にすぎなかった。
このように、少発時において防除価が低いと。
実際上農薬としては利用できない。
一方SBC製剤は、激発時においても96%と高い防除
価を示しており、各単剤からに、全く予想し得ない顕著
な防除効果を有することが分る。
試験例 27 この試験例では、接種胞子濃度を7×107個/r11
1とし、各薬剤の濃度を変化させてその最適濃度を調べ
た。
無処理区の病斑数fl1188個/葉で多発条件下であ
った。
結果を第19図に示す。SBC製剤(SBC/Q=2/
1 )は、250ppmで62係、500ppmで92
%、11000pp以上では100%の防除価を示すの
に対し、SBC単剤では2000 ppmで7%、Q単
剤では2000ppmで17%の防除価を示すにすぎな
かった。
試験例 28 試験例26と同様に試験を行った。
結果を第91表に示す。
接種胞子濃度は4×105個/mlであり、無処理区の
病斑数は638個で中〜多発条件下の試験であった。
SBC製剤の防除価は98%であり、SBCおよびQ単
独でば、それぞれ15%および20係と全く問題になら
ない。
このようにSBC製剤に、SBCおよびQ単独の効果か
らは全く予想できな(ハ)顕著な防除効果を有すること
が分った。
試験例 29 地上散布によるミカン黒点病に対する残効性試験 試1験例26において、供試薬剤の所定濃度稀釈液を、
病原菌を接種する30日前、20日前、15日前、10
日前、8日前、6日前、4日前、2日前、1日前、当日
2時間前、及び病原菌を接種した1日後、2日後にそれ
ぞれミカン新稍に、散布した。
以後試験例26の方法と同様にして病斑数を測定し、防
除価を算出した。
その結果を第20図に示す。
なお胞子濃度は、4X10’個/ml、無処理区の病斑
数は613個/葉であり、少発生であった。
この結果、本発明の薬剤は30日では残効性が若干落ち
るものの、接種20日前処理から接種当日までは、10
0%の防除効果を示し、極めて残効性のある薬剤といえ
る。
試験例 30 かんきつ黒点耐両性試験 カンキツ黒点病は両様伝染性の病害であり、その病原菌
であるDiaporthl C1tri (Fw−)W
olfの柄胞子か10mm以上の降雨の際に雨滴ととも
に飛散し、カンキン果実や葉に付着し、そこで発芽して
、菌糸を伸長し、カンキツ組織に侵入することによって
黒点病が発生する。
すなわち水滴を防除する薬剤は耐雨性が必要である。
そこで、SBC製剤、SBC単独、Q単独の耐両性を試
験した。
所定濃度に調製した薬剤をカンキツの新稍に散布した。
風乾後、人工降雨装置にて、1〜100rrunの各々
の降雨量を30分間に散水し、その後、温室(R,H,
100係、25℃)に2日間保ち、さらに温室にて2週
間裁培し発病後、病斑数を数え、防除価を求めた。
結果は第21図に示した。
Qは室内試験においてそれは単独でも若干の防除効果を
有するが、圃場における試験では効果は極めて低い。
その理由の1つとして考えられているのはQ単剤では耐
雨性がないということである。
本実験の結果からも。Q単剤は耐雨性が低いことが判っ
た。
−万−8BC製剤は非常に高い耐雨性を示し、圃場にお
ける実用に充分耐えるものと思われる。
なお胞子数は3×103個であり、無処理区の病斑数は
85個/葉であり少発生であった。
試験例 31 地上散布による細菌病防除試験 直径6.5cmの穴あきコツプにクレハソイルを詰め、
これに芽出しをしたキュウリ種子を1個ずつ播種し、約
2週間空調温室内で栽培した。
ついでこれに試供薬剤の所定濃度稀釈液をスプレーガン
で噴霧散布した。
風乾後、PDA培地でしんとう培養したキュウリ斑点細
菌病繭接種後キュウIJiば温室(R,H,100係、
25°C)にて生育させ、3〜5日後に病斑数を測定し
た。
その菌量を調整したのちスプレーガンで噴霧接種した。
尚本病菌にキュウリ葉の気孔から侵入し感染、発病にい
たるものであるから、薬剤の散布および苗の接種は葉の
裏側にほどこした。
この試験例では、接種菌濃度をlXl0’。
3X107,2X108,5×109個/dと変化させ
、無処理区の発病程度を変化させることによって供試薬
剤の効果を比較検討した。
無処理区の病斑数はそれぞれ21,58,103,24
2個/葉であった。
結果を第22図に示す。SBC製剤(S B C/Q−
2/ 1 t 900 p prn )では激発時(2
42個/葉)においても92%の防除価が得られたが、
SBC単剤(900ppm)では全く防除効果がなく、
Q単剤では少発時においても防除価はわずか22優にす
ぎなかった。
このように、少発時においても両単剤の防除価は問題に
ならず、一方SBC製剤は激発時においても92係と高
い防除価を示しており、各単剤からは全く予想し得ない
防除効果を有することが分る。
試験例 32 この試験例では、接種菌濃度を3×106個/dとし、
各薬剤の濃度を変化ぎぞてその最適濃度を調べた。
無処理区の病斑数は37個/葉で少発生であった。
結果を第23図に示す。SBC製剤(S B C/Q=
2/l ) U、250ppmで83%、500ppm
以上では100係の防除価を示すのに対し、SBC単剤
では2000ppmで4条、Q単剤でV12000 p
pm において22%の防除価を示すにすぎず、また、
Q単剤3000ppmでは薬害が発生した。
すなわち、SBCおよびQの単独使用では、その濃度を
単に高くしても防除価は高くならず、逆に薬量が多くな
りすぎキュウリのダメージは増加した。
試験例 33 試験例31と同様に試験を行った。
結果を第10表に示す。
接種胞子濃度は、4X106個/mlであり、無処理区
の病斑数は41個/葉で少〜中発生条件下の試験であっ
た。
SBC製剤の防除価[100%であった。
一方、SBCおよびQ単剤の防除価は。それぞれ、0係
および20%と全く問題にならず、SBC製剤は各単剤
の効果からは全く予想し得ない顕著な防除効果を示すこ
とが分った。
【図面の簡単な説明】
第1図は、キュウリ苗立枯れ病菌の菌量(フスマ培地量
)と各薬剤のキュウリ苗立枯れ病に対する防除価との関
係、第2図は1本発明SBC製剤中のSBCとQとの混
合比と、キュウリ苗立枯れ病に対する防除価との関係、
第3図は、各薬剤の濃度及び混合比と、キュウリ苗立枯
れ病に対する防除価との関係、第4図は、本発明SBC
製剤、SBC単剤、Q単剤の濃度変化と、キュウリ苗立
枯れ病に対する防除価との関係、第5図は、キュウリ疫
病菌の菌量(コルクポーラ−でうち抜いたディスク量)
と各薬剤のキュウリ疫病に対する防除価との関係、第6
図は、本発明SBC製剤。 SBC単剤、Q単剤の濃度変化と、キュウリ疫病に対す
る防除価との関係、第7図ハ、トマト青枯病菌の菌量(
培養液量)と各薬剤のトマト青枯病に対する防除価との
関係、第8図に、本発明SBC製剤、SBC単剤、Q単
剤の濃度変化とトマト青枯病に対する防除価との関係、
第9図は。 ・・クサイしり腐れ病菌の菌量(フスマ培地量)と各薬
剤の・・クサイしり腐れ病に対する防除価との関係、第
10図は1本発明SBC製剤、SBC単剤、Q単剤の濃
度変化と・・クサイしり腐れ病に対する防除価との関係
、第11図は、イネごま葉枯れ病菌の接種液中の胞子濃
度と各薬剤のイネごま葉枯れ病に対する防除価との関係
、第12図は、本発明SBC製剤中のSBCとQの混合
比と、イネごま葉枯病に対する防除価との関係、第13
図は、本発明SBCM剤、SBC製剤、Q単剤の濃度変
化とイネごま葉枯病に対する防除価との関係−第14図
は、イネいもち病菌の接種液中の胞子濃度と各薬剤のイ
ネいもち病に対する防除価との関係、第15図は、本発
明SBC製剤、SBC単剤。 Q単剤の濃度変化とイネいもち病に対する防除価との関
係、第16図は、イネ紋枯れ病の発病度と各薬剤αネ紋
枯病に対す働除価との関係、第17図は1本発明SBC
製剤、SBC単剤、Q単剤の濃度変化とイネ紋枯病に対
する防除価との関係、第18図は、ミカン黒点病菌の接
種液中の胞子濃度と各薬剤のミカン黒点病に対する防除
価との関係。 第19図は1本発明のSBC製剤、SBC単剤。 Q単剤の濃度変化とミカン黒点病に対する防除価との関
係、第20図はミカン黒点病防除試験における供試薬剤
の残効性試験結果、第21図はかんきつ黒点病に対する
薬剤の耐両性試験結果、第22図はキュウリ斑点性細菌
病防除試験における接種菌濃度と防除価との関係、第2
3図はキュウリ斑点性細菌病防除試験における各薬剤濃
度と防除価との関係をそれぞれ示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 炭酸水素ナトリウムと8−オキシキノリン銅を有効
    成分として含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤組
    成物。
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