JPS58219588A - 表示素子及びその表示方法 - Google Patents

表示素子及びその表示方法

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JPS58219588A
JPS58219588A JP10229482A JP10229482A JPS58219588A JP S58219588 A JPS58219588 A JP S58219588A JP 10229482 A JP10229482 A JP 10229482A JP 10229482 A JP10229482 A JP 10229482A JP S58219588 A JPS58219588 A JP S58219588A
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JP
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liquid layer
transparent
signal line
display element
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JP10229482A
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English (en)
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征生 西村
望月 祐子
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Canon Inc
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Publication date
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な画像表示方法及び画像表示素子の改良に
関する。
現在、各種の表示装置があり、各々の特色を生かしであ
るものは家庭用個人用としであるものは業務用として、
又あるものは家庭用個人用から業務用に至るまで広く利
用されている。
しかしながら、これらの表示装置は、画質、装置の形状
、生産性、駆動性、及び信頼性等の技術的経済的重要事
項のうち、少なくともいずれかの点で欠陥を有している
例えば陰極線管は形状、とくに奥行きが大きすぎる等の
欠陥を有するし、電子ビームな用℃・ているため高電圧
を必要とし回路が大型化する。又、時計や電東のデジタ
ル表示に使用される液晶表示器はコントラストが悪ろく
見えが良くない等の欠点があり未だ満足できるものは得
られていない。
そこで本発明では斯かる技術分野に於ける従来技術の解
決し得なかった課題を解決するものとして新規な画像表
示方法及び表示素子を提供することを目r自とすて)。
即ち、□本発明の目的は、液層を用いた表示素子におし
・て、液層を挾むコ枚の板のうち、いずれか−に複数の
加熱用電流信号線を配設し、他の−に前記加熱用電流信
号線と直角に交叉する複数のビプ′オ信号線を配設した
表示素子及び目f■記表示素子の011記液−の両側か
ら加熱して蒸気泡を液層に生ぜしめてアトリックス表示
する方法を提供することを目的とし、これによって信頼
性が高く、製造の簡単なさらに鮮明かつ高画質の素子素
子及び表示方法を提供することができる。
す、下、本発明の表示素子及び素示素子のマトリックス
表示方法の実施例を図面に従って詳細に説明す木。
第1図は本発明の表示素子の作像原理を概説するための
略画断面図にして、/は液層、ユは透明保護板、3は基
板、グa−tlcはドツト状又はセこれらを積−するこ
とによって第1図に示したような、表示素子BEが構成
される。この表示素子B、 Eはユ種類あり、第7図(
alのような透過型表示素子と第7図(b)のような反
射型表示素子がある。
液層/を構成する液体2しては着色液体と白濁液体とが
あり、この液体の基本組成分としては、水、或は各種有
機溶剤が単独又は混合して用いられる。
又、前述の着色液体とは、前述の基本組成分としての液
体中に各種の染、顔料を溶解又は分散させて得られる(
黒色を含めた)有色液体を言い、この有色液体は透光性
であるか否かは問わない。前述の白濁液体とは、前述の
基本組成分としての液体中に光拡散性微粒子を分散して
得られる白色、又は淡色の液体を言い、この光拡散性微
粒子が固形分であるか否かは問わない。これら着色液体
と白濁液体とが適当に混合されて液層/を形成している
。この液層/の厚さとしては、その透過光量が入射光量
の大略、半分以下になるような厚さく一般的には、10
ttm 〜300μm)が望ましい。尚、この時、液層
/を光が透過した時の透過光量の減少は可視J[の全波
長に亘ることを要しない。つまり、液層/が用いる光の
波長域の一定領域での選択吸収性を有することによる可
視域のご部の波長域の光の減少であっても良い。液層/
による可視域の一部の波長域の光の吸収によって、赤、
青、緑の着色が液層/に生じることを考慮に入れれば前
述したことは当然のことである。また、この液層/を光
が透過した時の透過光量の減少は前述の着色液体による
光の吸収、城いは前述の清濁液体による光の散乱の何れ
に起因するものであっても良い。
透明保護板)としては、できる限り耐圧性がある透光性
(無色乃至淡色)のガラスやプラスチックが用いられる
。尚、この透明保護板λは表示素子を水平位置にして用
いる時には必らずしも必要でない。基板3としては第1
図(a)の透過型表示素子の場合、ガラスやプラスチッ
ク等の透明性基板が、又、第1図(b)の反射型表示素
子の場合、前述の基板以外にシリコンやセラミックス基
板等の不透明な裁板が用いられている。
気泡発生要素りは電気分解反応を利用するもの、化学反
応を利用するもの、気体を液層/中に注入する方式及び
熱的手段によるもの等がある。又熱的手段にも、放電に
よるもの、輻射線ビームの照射によるものジュール熱に
よるもの等があり液層/を局部的に加熱でき、局部的に
蒸気泡を形成することができるものならばとの゛ような
構成のものでも良い。本発明は以上のいずれの手段、要
素においても成立するものであるが、本発明を理解する
上においては、そのうちの−例をもって星りるので、以
下の説明に於いてはジュール熱によるものについてのみ
説明する。
まず初めに第1図(a)を参照して透過型表示素子の場
合の作像原理を説明する。基板3を透明性基板とし、気
泡発生要素ケとして透明で半導電性を有し、通電した時
に発熱する透明発熱抵抗素子を用いた透過型表示素子で
ある。4aは気泡発生要素駆動回路で、パルス信号を気
泡発生要素qに与えるためのものである。乙すは選択回
路で気泡発生要素qの一部にパルス信号を与える時にど
の気イ・4発生要素ダに−りえるか選択するためのもの
である。乙Cは制御回路で、選択回路乙すを制御し、も
とのパルス信号を出力するためのものである。
これら気泡発生要素駆動回路Aa、選択回路4b、制御
ft11回路乙Cにより本発明の表示素子BEをか動す
るための駆動回路乙を構成している。7(7a〜7c)
は不図示の照明光源力・もの照明光で、基板3の背後か
ら不図示の照明光源で照明している。
なお、照明光源は単一波長の光でも良いし、液層/に適
合するものならばどのような光でも良い。
今、気泡発生要素りCに駆動回路乙からパルス信号が印
加されておらず、従って気泡発生要素11cとしての透
明発熱抵抗素子が発熱せず、気泡発生要素4c上の液層
/内に蒸気泡が生じていないので、照明光7Cによって
液層/の色をなす着色液体が黒色なら黒色に、赤色なら
赤色に、青色なら青色に透明保護板ユ側から視覚される
。気泡発生要素グのない部分を照明して′尤・る照明光
7aについても前述め照明光7Cの場合と同様である。
気泡発生要素lIa 、9bとしての透明発熱抵抗素子
は駆動回路乙によりパルス信号を印加されて℃・るので
、これらが通電されて発熱すると、これらに接している
か近接している液層/内の液体は熱伝導加熱により局部
的に昇温し、ついに沸騰して液層/中に蒸気泡(以下、
バブルと℃・う)5’a、S−bが形成される。一般に
、気泡発生要素4a、tlbとしての透明発熱抵抗素子
の形状(長さ及び幅又は直径)が液層/の厚さよりも大
きければ、バブル5a、、tbは透明保護板コの内表面
に到達して図示したようになる。即ち、透、門外の基板
3から透明保護板コの間に液@/が存在しない領域が現
われる。このバブル5a 、、ibを開化として照明光
7b等は透明性の基板3、気泡発生要素4a。
lIb、バブル、ya、、、ybを透過して透明保護板
コ側K a過する。バブル5a、5bは一般に気泡発生
要素lla * llbとしての透明発熱抵抗素子の面
上(・つげ(・に広がるが、それ以上はほとんど広がら
ない。即ち、気泡発生要素lIa、4bとしての透明発
熱抵抗素子の輪郭がバブル5a、5b、従って、開孔の
輪郭であると再思的に考えても11−但l−2、例えば
気泡発生要素4aとしての透明発熱抵抗素子(・つばい
に広がるバブルSaは単一ノバブルであることもあるが
、複数のバブルの集合体であることもある。
バブルSにより形成された開化は気泡発生要素qとして
の透明発熱抵抗素子の大きさ及び形状によって決まり、
直径70μから散開のもの迄は勿論のこと幅/闘、長さ
10II!IK等の長方形のものもできる。望むなら、
それ以上の大きさの開孔も形成できることは勿論である
。この種のバブルqに透過作用があ′るのはバブルqを
組成する蒸気は、液層/の着色液体(又は白濁液体)の
成分である溶媒の蒸気であり、着色剤(又は光拡散微粒
子)の蒸気ではないからである。
照明光7は不図示の光源を設けて照射する場合に限らず
、自然光や室内光、或いし人、それらの反射光等いずれ
の場合でもよいものである。更に前述の表示効果を得る
ためにはバブルダが透明保護板コ迄到達しない場合であ
っても差し支えない。
役名の場合には、液層/の厚みの差によって生じる濃度
分布によって作像(又は表示)が得られる。
次に第1図(b)を参照して反射型表示素子の場合を説
明する。第1図(b) において、気泡発生要素qとし
て半導電性をイ1し、通電した時に発熱する発熱抵抗素
子を用いた反射型表示素子の前面から不図示の光源によ
り照明光7で照明するようにした反射型表示素子である
。乙a、乙す、乙Cは各々気泡発生要素駆動回路、選択
回路、制御回路で、これらから構成される駆動回路乙は
前述の透過型表示素子の駆動回路と同じ構゛成、動作を
する。今、気泡発生要素11cとしての発熱抵抗素子に
駆動回路乙からパルス信号が印加されておらず、従って
気泡発生要素lIC」二の液@/にバブルは生じてい、
ないので。この部分は照明光りCの特定波圏の光のみが
液層/の選択反射性により反射され、着色液体の色に応
じた色が透明保護板゛コ側から視覚される。気泡発生要
素q以外の所に入射する照明光7aについても前述め照
明光7Cの場合と同様となる。次に、駆動回路乙により
気泡発生要素4a。
4bとしての発熱抵抗素子にパルス信号が印加されて、
これらが通電加熱すると、これらに接するか近接してい
る液層/内の液体は熱伝導加熱により軒、 ant、 
t、、終に沸騰して液@/中にバブルタa。
5bが形成される。これらのバブル5a 、5bは透明
保護板コの内表面に到達して図示したように1(、ろ。
これらのバブル5a、5bが微小なもので本)ればバブ
ル5a、、5−bKよる回折やバブル5a。
左すの曲率の影響があられれてバブル、ta、5bによ
る光散乱効果が大きくなり、たとえばバブル5bに入射
した照明光7bはこれらにより散乱されて戻り′L’7
’bとなる。また、バブル5a、5bの寸法が大きい場
合、たとえばバブル5bに入射した照明光7bは、これ
らを透過し気泡発生要素+bとしての反射性を有する発
熱抵抗素子の反射面により反射されて、再びバブルjb
を透過し戻り光?’bとなる。これらのバブル5a、5
bが原因で散乱もしくは反射された戻り光7′と液層/
により反射された反射光との光量の差もしくはこれらの
尤を視覚することによる表示素子の表示部の色彩の差は
大きいので、反射型表示素子を前面から見た場合、明暗
もしくは色彩の差が明確にでる。
また、この場合照明光7は、不図示の光源を設けて照射
する場合に限らず、自然光や室内光或いはそれらの反射
光等のいづれの場合でもよい。
第2図(a)は前述の透明保護板または基板に気泡発生
要素を設けた一実施例にして、第2図(a)の」−図が
正面図、下図は、正面図をA−、A’で切断した断面図
を示している。透明性の基板3又は透明保護板コの上に
透明で通電すると加熱する透明発熱抵抗薄膜9’a−4
’cが規則正しく縞状に配列されて設けられて(・る。
この透明発熱抵抗薄膜111h〜<z’cの上は発泡点
、即ち表示点以外の領域を金属膜等の導体gで島状に独
立して規則正しく被覆されている。この金属膜等で被覆
された透明発熱抵抗薄膜4/a−り′Cの領域はショー
トされているので透明発熱抵抗薄膜q′に通電してもこ
の部分は発熟しなし・。透明発熱抵抗薄膜’x’a −
q’cは透明発熱抵抗体、例えばITO(インジウム・
ナイン・オキサイド)の真空蒸着法により成膜される。
その上に金属、例えばAu 16mを真空スパッタリン
グ法により成膜する。金属膜の導体gは必らずしも透明
でt)る必要はないが透過率50チ以上の透明性を得た
い場合には、金属としてAU(金)を用いる場合のN)
膜の厚さは10θ久〜2ooXが適当である。通常はI
TO膜と金膜の間に30′に厚のクロム膜を介在させて
ITO膜や金膜の耐着性を良くしている。これら導体g
で被覆されてない箇所の透明発熱抵抗薄膜+’a−z’
cの上や導体gの上や透明性の基板3または透明保護板
λの上を保護するために保護膜ワが片面を被覆している
。また必要に応じて、透明性の基板3又は透明保護板コ
としてソーダガラスを用いる場合、ソーダガラスのアル
カリ成分によるITO膜の化学的損傷を防止するためソ
ーダガラス全面にSio’、  (珪酸)膜が被覆され
る。
第2図(a)のようなパターン形状(透明発熱抵抗素子
の寸法形状が10μ×10μのものから/mmX/Wr
IRのもの)は通常の写真食刻版技術により容易に得ら
れる。ここで透明発熱抵抗素子とは透明発熱抵抗薄膜+
’a−<z’cのうち、金属膜等め導体gで被覆されで
ない領域、即ち透明発熱抵抗薄膜Ill a −17/
 cに通電した時に抵抗発熱する領域(表示点)を意味
する。しかしながら、導体gは、必らずしも必要でなく
、製作加モ上工程が複雑となるのでない方が望ましいが
、消費電力の浪費を避けるためには導体gは必要なもの
である。なお、前述の保護膜9としては、透明性、絶縁
骨、耐液性、耐熱性、熱伝導性、耐衝撃性に優れたもの
が望まれる。この必要条件を満たすものとしてS10膜
(−酸化珪素膜)、5102膜(2酸化珪素膜)等の誘
電体膜があけられる。なお第1図(b)に示されている
ような反射型表示素子の場合、透明性の基板3、保護膜
9、透明発熱抵抗薄膜q/a−q′C導体gは不透明な
ものを用いても良い。保護膜9の不透明なものとしては
、S ls N4 tl・寝(窒化珪素膜)等があげら
れる。
第2図(1))は第2図(a)の基本構成のものを構成
要素として組み合せた透過型表示素子の概略構造断面図
である。透明性の基、板3と透明保護板2に第2図(?
L)のように構成した構成要素を2つ用(・、各々の透
明発熱抵抗薄膜ψが液層/を挾んで直交するようにし、
それらの交叉点に於いて両者の透明発熱抵抗素子が相対
向するように組み合わされる。
第2図(b)において透明性の基板3側の断面は第コ図
K)のB−B’の切断面と同様であり、第2図(b)の
透明保護板λ側の断面は第2図(a)のA −A’の切
断面と同様である。/は液層、コは透明保護板、3は透
明性の基板Ill a〜ψC等は複数のビデオ信号線と
しての透明発熱抵抗薄膜で、<z’ b’等は複数の加
熱用電流信号線としての透明発熱抵抗薄膜、とざ′は導
体7a〜7Cは照明光ヲ qtは保護膜である。乙−/
は第1の駆動回路で、その詳細な構成は第1図で前述し
た駆動回路と同じであり、この駆動回路は透明性の基板
3側に設けられた透明発熱抵抗薄膜q′の各一端部に接
続され、そのも5一方の各他端部は接地されている(図
示せず)。乙−コは第コの駆動回路で、その詳細な構成
は第1図で前述した駆動回路と同じであり、図示してい
ないが第1の駆動回路乙−/と相互にタイミングをとっ
ており、この第コの駆動回路は透明保護板コ側に設けら
れ・た透明発熱抵抗薄膜q′の各一端部に接続され、そ
のもう一方の各他端部は接地されている(図示せず)。
なお、反射型表示素子を構成する場合、第2図(alで
前述した構成要素を組み合せて第2図(b)の透明型表
示素子と同様に容易に構成することができる。この第2
図(b)の透明型表示素子の場合、互いに向きあってい
る透明発熱抵抗素子が通電により発熱した場合のみバブ
ルが形成される。たとえば、第λの駆動回路乙−λによ
り加熱用電流信号線としての透明発熱抵抗薄膜q′bl
に通電して液層/を熱伝導加熱している間に、第1の駆
動回路乙−/により、走査によりビデオ信号線としての
透明発熱抵抗薄膜17/ aにビデオ信号のパルス信号
を印加して通電し、次にビデオ信号線としての透明発熱
抵抗薄膜tI/bにビデオ信号のパルス信号を印加して
通電し、次にビデオ信号線としての透明発熱抵抗薄膜4
/ cにビデオ信号のパルス信号を印加しなかった場合
、断面で示□されているビデオ信号線としての透明発熱
抵抗薄膜グ′a、ψbの透明発熱抵抗素子と、これに液
層/を介しある加熱用電流信号線としての透明発熱抵抗
薄膜<z/ b/の透明発熱抵抗素子の両者は共に発熱
するのでバブル5a 、5bが形成される。ところが断
面で示されているビデオ信号線としての透明発熱抵抗薄
膜Ill cの透明発熱抵抗素子は発熱していないので
、これに対向している加熱用電流信号線としての透明発
熱抵抗薄膜ψb′の透明発熱抵抗素子が発熱してもバブ
ルは形成されない。このように形成されたバブル5a、
5’bは前述の開孔を形成するので、たとえばバブルt
bは照明光7bが透過して、照明光が視覚される。一方
バプルが形成されてない所は、液層/により照明光7a
、7Cの特定波長域の光が吸収され、透過光により(ま
ったく透過しない場合のもある)色彩をおびた液−/と
じて視覚される。これによって、透過型表示素子を前面
から見た場合、作像(表示)が光の明暗として視覚され
る。反射型表示素子の場合も前面から光をあてて、前面
から見ることにより第1図と同じ原理で作像(表示)で
きる。このように表示素子を構成することにより製作工
程が筒中になり、分留りが向上するし、液−/を両側か
ら加温するから熱効率が良い。等の利点を有する。
な、お、このように透明基板3本側に縞状に設けられた
透明発熱抵抗薄膜9’a 、 4’b 、 ll’c・
・・・・・をビデオ信号線としての動軸導線とし、これ
に直角に交叉する透明保護板コ側に縞状に設けられた透
明発熱抵抗薄膜・・・・・・グ′b′・・・・・・を加
熱電流信号線どしての行輔導線とし、これら行、動軸導
線にパルス信号としての行、動軸駆動信号を制御しなが
ら与えることにより大きな作像(表示)が可能となるこ
とはいうまでもない。
第3図及び第9図は、第2図(blの表示素子を駆動す
るための、表示素子と駆動回路の関係及びそれらと信号
との関係でマ) IJフッ2表示する方法を説明するた
めの概略図である。第3図においてBEは表示素子で、
ya 、 yb・・・・・・yzはビデオ信号線として
の動軸導線であり、xa、xb・・・・・・XZは加熱
用電流信号線としての行輔導線である。これら動軸導線
Yには動軸駆動回路102及び列軸選択回路101I(
前述の気泡発生要素駆動回路及び選択回路が対応してい
る)が直列接続され、また、これら釘軸導線Xには、釘
軸駆動回路10/及び釘軸選択回路103(前述の気泡
発生要素駆動回路及び選択回路が対応して℃・る)が直
列接続されている。これら釘軸選択回路103及び動軸
選択回路70ケには、画像制御信号回路10S(前述の
制611回路に相当する)が接続されている。これら行
、列の回路は第2図(b)の第1及び第コの駆動回路に
各々対応して〜・る。
第9図において、BEは表示素子、YC−Yetはビデ
オ信号線としての動軸導線の一部、 Xi〜Xpは加熱
用電流信号線としての釘軸導線の一部、他の行、動軸導
線は説明を簡略化するため省略している。70.2は動
軸駆動回路で、たとえばエミッタ接地されたトランジス
タTr、〜Tr3からなり、これらのトランジスタTr
、〜Tr3  のコレクタ側は動軸導線yc−ye が
各々接続され、またこれらのトランジスタTr、〜Tr
、  のベース側には動軸選択回路/ 0 ’Iが接続
されている。第2図(b)の表示素子の場合、動軸導線
yc−yeの他端は電源に接続されている。釘軸導線X
1!〜Xpも動軸導線yc−yeと同様な接続となって
おり第9図の波形で示した釘軸駆動信号がそれらに人力
するよう構成されている。
次に第3図及び第7図を参照して第2図(b)の表示素
子をマトリックス駆動してマトリックス表示する方法の
実施例に就いての動作説明をする。今、この表示素子B
E内の図面左右方向にある釘軸等線Xa・・・・・・X
t・・・・・Xp・・・・・、、Xz  に画像信号制
御回゛′各103から出力された信号が釘軸選択回路1
03により順次釘軸導線を選択して釘軸駆動回路10/
により、加熱用信号としての釘軸駆動信号が第9図に示
されているように与えられる。これによつア、j1□□
5よ、オ、え釘軸導線工860.ええ16.工、Aいづ
れかは加熱し、加熱伝導により表示素子BE内の不図示
の液層は線状に加熱されるが、この時、加熱の程度を不
図示の液層の液体の沸点以下になる様に設定しであるの
で、液層中にバブルSは発生しない。一方、この釘軸駆
動信号の印加に同期させながら、図面」1下方向に配列
した動軸導線Ya・・・Yc、yd、Ye、 −・・Y
z  K対して画像信号制御回路105から出力される
画信信号が動軸選択回路IO’lに−りえられ、この回
路によって動軸導線Ya・・・YClYd 、 Ye 
、・・yzの(・ずれかを選択するための動軸選択信号
が出力されて動軸駆動回路102のエミッタ接地された
トランジスタTr、〜Tr8等のいづれかのベースに力
えられてトランジスタがオンすることによりビデオ信号
としての動軸駆動信号が動軸導線ya・・・Yc、Yd
、Ye・・・yz  の内選択された動軸同期した釘軸
導線Xと動軸導線Yとの交叉部分においては両者の発熱
により相和的に加熱される。
そl〜て相和的に加熱された場合にのみ対応する不図示
の液層が発泡するように条件設定しておけば饗択された
行、動軸導線X、Yの交差部分にバブルSが形成される
。これらバブルSは、マトリックス状に配置された加熱
電流信号線としての釘軸導線X及びビデオ信号線として
の動軸導線Yの交差部分にあられれるので、バブルSに
よるマトリック表示が可能となる。
本発明に於ける表示原理に於いては必ずし、も1つの電
気信号パルスに対して7個のバブルSの発生−消滅サイ
クルが対応する場合に限定されるものではなく、複数個
のパルスの共働により、7個のバブルSの発生−消滅サ
イクルが行われる場合をも含むものである。この場合の
複数個のパルスの各々は波形、波高、パルス幅に於いて
全く異なるものであっても差えないものである。
第S図(a)は本発明の表示素子の概略全体を示す省略
上面図、第S図(b)は第S図(a)のC−C′の省略
断面図である。
本発明に於て、液層/中に不図示のバブルが発生すると
きには、急激な圧力の増大を伴うので、液層/が密閉系
に構成された場合は、表示素子が破損する恐れが強い。
従って、この液層/を気密室又はアキュムレーターに接
続して、液、層/に於ける圧力の増大を緩和することが
望ましい。
表示素子内の液層/は外界に通じた状態に置゛かれる場
合(開放系)と、透明保護板コと基板3と:L]J1部
21Iとにより外界から隔絶された状態に置かれる場合
(密封系)とがある。いずれの系が望ましいかは用途に
よって異なる。例えば、携帯用なら密封系が望まし℃・
ことは当然である。しかるに、次に述べる技術的事項は
開放系の場合に於いても重要であるが、密封系に於いて
特に重要である。バブルの発生は一般に圧力の上昇を伴
うが、月(力の十昇分が大きければバブル自身が発生し
な℃・。したがって、圧力の上昇を最小限に抑える努力
が払われなければならない。
また、バブルの発生によって、バブルの容積に相当する
容積の液層/の液体が排除されるが、その受は皿がなけ
れば圧力の上昇を招き結局バブルムコ、生じない。した
がって排除される液層/の液体をどのように収容するか
についても考慮を払わなければならな℃・。
上記問題の解決手段として、先の出願に於いて開示した
ように透明保護板コや基板3の内壁に不図示の弾性膜を
付けることも一策である。しかるに、より効果的な手段
は第S図に一例を示す空洞室2/を設けることである。
空洞室2/と液層/とは気体や液体を透さない不図示の
可撓性膜によって隔てられる。このように構成すること
により、圧力吸収と排除される液層/の液体の問題の解
決を図ったものである。なお、液@/と接する壁面を親
液性(例えば液層の液溶媒が水性なら親水性)材料で構
成し、空洞室2/の内壁を1::!液性(液@/の液溶
媒が水性なら撥水性)材料で構成することにより可撓性
膜を不要とすることができ製造が簡単となる。何故なら
、ヘルムホルツの自由エネルギ最小原理に従って液層/
は親液性の面λノと撥液性の面23との境界に於いてみ
ずから安定するからである。
すなわち、液層は親液性面22にとどまろうとし、撥液
性面23,2乙からは遠ざかろうとする。
なお、親液性面22と撥液性面コ3との境界面ないしそ
の近傍にお!て液は進退し、又、液のメニスカス25に
よるクツシコン作用も加わって圧力吸収効果が発揮せら
れる。    1、−1゜゛      −−−−ニー
   8 ++。
水処理するにはポリテトラフルオロエチレン等を塗装す
る方法がある。なお、第6図に於いては空洞室、2/は
液層/をとりまく形に設けられているが、必ずしも第S
図の場合に限定するものではなく、部分的に設けられて
いてもよい。要するに、いかなる形状、いかなる大きさ
であれ撥液性の壁面からなる空洞室を設置して(・れば
本発明の技術的範囲である。
液@/の内圧(以下、液圧という)は省電力対策」二、
安定動作上及び安全対策上の見地より表示素子の外圧、
たとえば71.OrumHj(大気圧)以下に設定する
ことが望ましい。何故なら、液圧が低い程、より低いエ
ネルギの供給で即ちより低い温度で発泡するからであり
、又液圧が高ければそれだけ表示素子の破損率が高くな
るからである。
空洞室2/と液@/と不図示の可撓性膜によって隔てた
構造に於いては液圧は空洞室2/の内圧、不図示の可撓
性膜の応力等により決定せられる。
いずれの場合に於いても、その時の液層/の液温に於け
る液層溶液の飽和蒸気圧以下にまで液圧を押し下・げる
ことはできない。又、液圧を飽和蒸気圧又はその近傍K
まで下げすぎると、出力信号に関係なくバブルが発生し
、動作安定性に欠ける事態におちいる。従って、安定性
を増すためには常温気体を空洞室2/内に適当量封入す
ることにより液圧を表示素子の外圧、たとえば7AOt
trmHg以下、飽和蒸気圧近傍以上に設定することが
望ましい。
液圧の条件についてさらに詳述すれば、省電力上、安定
動作上及び安全対策上より好適の条件はlIO℃に於け
る液圧な76OtranH9以下に設定することである
。但し、バブルが発生していない場合の圧力値である。
このように設定することにより、少くとも開放系の場合
より省電力化を図ることができる。
なお、バブルが生ずることにより、又、バブルの発生数
により、液圧は上昇変動するが、前記空洞室21を好適
に設置することにより、圧力上昇の弊害を実質的に抑え
ることができるものである。
又、通常はlIO℃以下で使用するのでl70℃を一応
の基準とした。
空洞室2/の容積と液層/がバブルにより排除される液
量との関係もバブル表示の安定動作上重要な事項である
今、密封系を想定し、その場合の空洞室2/の容積をV
、その時の内圧をP1温度をTとするとボイル・シャル
ルの法則の微分形は次のように表ここでΔVは液層/が
バブルによって排除される液体の流入分による空洞室コ
/の容積の圧縮分、ΔPはその時の空洞室2/内の圧力
上昇分である。
なお、Pは飽和蒸気圧と常温気体の全圧であるが実際に
は飽和蒸気圧は液化もするので、又、系の温度も変化す
るので上記関係式は厳密に成立するものではないが、一
応の傾向は示していると云える。従って圧力変動による
弊害を実質的になくすには、ΔV/V又はPを小さくに
設定しなければならない。バブル7個の容積は微小であ
る。例えば前述の発熱抵抗素子の大きさが200μm 
×200μm、液層/の厚さが700μmの場合のバブ
ルの容積はq×10cI/lである。従って任意の複数
のバブルが同時に発生した場合における総圧縮分を Δ
VとするとP−EΔV/V が小さく設定されていれば
圧力の弊害は起こらない。
なお、今迄の説明に於いては液層/を構成する液体とし
て無色透光性液体を特に掲げなかったが無色透光性液体
を含まない趣旨ではない、バブルによる散乱を利用する
表示素子の場合には無色透光性液体は有効な表示媒体液
となりうるものである。
本発明は前述せるように構成して動作させることにより
加熱用電流信号線とビデオ信号線とを2枚の板にわけて
製造するため、表示素子の製造が簡単でしかも分留をが
向上する。さらに液層を加熱用電流信号線とビデオ信号
線との両側から加熱するためバブル形成のための応答速
度が非常に早くなり、従って、またエネルギー効率が良
く、熱雑音が減少し画質が向上する効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る基本的表示素子の概略断面・図、
第2図(a)は本発明の表示素子に用いる気泡発生要素
等の基本構成要素の一実施例の構成図、第2図(b)は
第2図(a)の基本構成要素を用い発熱抵抗素子を行列
状に配列した表示素子の一実施例の概略断面図、第3図
及び第9図は、本発明の表示素子の作像(表示)方式の
一実施例の模式的説明図、第S図は本発明の表示素子全
体の省略図である。 l 液 層     ツ、透明保護板 3、基 板     ケ 気泡発生要素q′ 透明発熱
抵抗薄膜ふ 蒸気泡(バブル)7 照明光    にg
′ 導 体 zq′  保護膜    2/ 空洞室25、  メニ
スカス   BE  表示素子X 釘軸導線    Y
 列軸導線 <a>   L −−−−−J < b>    L      J 第  1  図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液層と、該液層中に気泡を発生させるための発熱
    要素とを備えた表示素子において、該液層を挾む2枚の
    板のうち、どちらか一方の板に複数の加熱用電流信号線
    を配設し、他方の板に前記加熱用電流信号線と直交する
    複数のビデオ信号線を配設したことを特徴とする表示素
    子。
  2. (2)  加熱用電流信号線とそれと交叉するビデオ信
    号線から成り、各々信号が印加された該加熱用電流信号
    線と該ビデオ信号線の交点上に於いて蒸気泡を生ぜしめ
    て表示をなすマトリックス表示方法において、液層を介
    して一方の面に該加熱用電流信号線を、他方の面に該ビ
    デオ信号線を一装置することにより、該液層の液体を該
    両側の信号線により加熱することにより蒸気泡を生ぜし
    めて表示をなすことを特徴とするマトリックス表示方法
JP10229482A 1982-06-16 1982-06-16 表示素子及びその表示方法 Pending JPS58219588A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61209415A (ja) * 1985-03-14 1986-09-17 Seiko Epson Corp 光学的液体シヤツタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61209415A (ja) * 1985-03-14 1986-09-17 Seiko Epson Corp 光学的液体シヤツタ

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