JPS58218427A - 空気圧作動アクチユエ−タ用大気圧導入装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車や産業車両に用いるパワーシフト装置等
の空気圧作動アクチュエータノ大気圧導入装置に関する
ものである。

近年、車両にあって空気圧（正午あるいは負圧）を作動
圧として利用する機器が増えてきた。例えは車両の操作
系の省力化、及び簡略化ということで空気圧作動による
パワーシフト装置付き副変速機がある。この副変速機の
パワーシフト装置は通常セレクトスイッチを具え、これ
を運転者が高速位置又は低速位置へ操作することにより
、該セレクトスイッチの投入位置に慢じ対応する電磁弁
を作動させ、この時該りｌ磁弁が負圧又は正圧の空気圧
なアクチュエータ夕に導びいてこのアクチュエータを作
動させることで、副変速機をセレクトスイッチの投入位
置に応じた高速又は低連の選択ギヤ位置にするようにな
っている。

ところでこの従来のパワーシフト装置に用いている負圧
アクチュエータでは電磁弁に接続する大気圧導入通路に
車外より大気圧を導入するので大気中の塵埃を除去する
ためフィルタを設けているがフィルタが車外に設置され
ているため、フィルタが塵埃で目づまりしてアクチュエ
ータの作動が遅くなったり、フィルタより水が侵入しア
クチュエータや電磁弁が固着するという欠点があった。

一方、これと異なり車室内より大気を導入する場き、を
記の欠点はなくなるものの、アクチュエータ作動時に耳
ざわりな吸排気前が大気圧導入装置より発生する。特に
チルトキャビン型式の車両では大気圧導入配管が長くな
りアクチュエータの作動ｍａｔが遅くなるという欠点が
あった。

本発明の目的はこのような問題点を解決したフィルタを
必要とせず水および塵埃が侵入しにくく、かつスペース
を取らない空気圧作動アクチュエータ用大気圧導入装置
を提供することにある。

この目的を達成するため本発明の空気圧作動アクチュエ
ータ用大気圧導入装置は車体部材の一部として設けた中
空部材の下部を車外に開放し上部を前記アクチュエータ
の圧力逃し通路に連通させ１：ま たことを特徴とするものである。

Ｊ：Ｊ　Ｔ　＊　Ｑ　＋！″Ｊ（Ｄ　’ａ９ｇ、ＥＥｈ
　−１７ｊ　＋　：ｚ”−″″圧導入装置を図面を参照
し　がら説明する。図中１はエンジンクランクシャフト
、８はこのクランクシャフトと一体回転するフライホイ
ル、８はクラッチ、４は主変速機、朽は副変速機、６は
７アイナルリダクシヨンギヤ、７はディファレンシャル
ギヤ、８は車両の駆動輪である。クラッチ８はクラッチ
ペダル９の釈放時クランクシャフト１を主変速機４の入
力軸］０に駆動結合しており、この入力軸へエンジン動
力を入力可能である。その後エンジン動力は、変速レバ
ー１１の操作位置に応じた変速段により決まる回転数で
主変速機４から副変速機５の入力軸】２に入力される。

次でエンジン動力は、シフタ１８の操作位置に応じたギ
ヤ位置（シフタ１８が図示の左行位置の時ギヤ位置。

は高速ギヤ位置、シフタ１８が逆の右行位置の時ギヤ位
置は低速ギヤ位置）により決まる回転数で副変速機６か
らプロペラシャフト１４へ入力される。かくて、プロペ
ラシャフト１４はファイナルリダクシ言ンギ□ヤ６を経
てディファレンシャルギ■ヤ７を駆動し、１１１１λこ
のディファレンシャルギヤを介：１ｌｉｌＩ１．ｌ して両部動輪８を）、回転することにより、車両を主変
速機４の変速段及び副変速機へのギヤ位置に応じた速度
で走行させることができる。

運転者がクラッチペダル９を踏込むと、マスターシリン
ダ１６が作動し、これからの液圧を受けて作動されるオ
ペレーティングシリンダ１６がウイズドロワルレバ−１
７を回動させることにより、クラッチ８は遮断され、ク
ランクシャフト１から入力軸１０への動力伝達を断つこ
とができる。この間に運転者は変速レバー１１を操作し
て主変速機４の変速段を切換えることができるし、シフ
タ１８を後述のパワーシフト装置により動力操作して副
変速機５のギヤ位置を逆位置に切換えることができる。

このパワーシフト装置は先ずクラッチペダル９の踏込み
（クラッチ８の遮断）時該クラッチペダルＧ、＝より操
作されて閉じるクラッチスイッチ１８と、例えば運転者
が操作し易いよう変速レバー１１に設けた副変速機用ギ
ヤ位置セレクトスイッチ１９と、シフタ１８の移動位置
に応動するリミットスイッチ２０とを具える。セレクト
スイッチ１９は図中上部の回路部分に別途示すよう可動
接点１９ａと２個の固定接点１９ｂ、１９０とを具え、
運転者が可動接点１９ａを実線で示す如く固定接点１９
ｂと接した高速ギヤ位置と、可動接点１９ａを仮想線で
示す如く固定接点１９０と接した低速ギヤ位置との間で
切換え得るものとする。

又、リミットスイッチ９０は同じく図中Ｉ：、部の回路
部分に別途示すように２個の可動接点２０ａ。

２０ｂと、これらの各可動接点に対し２個づつ設けた固
定接点２００，１ｌｏｄ及び２０６，２０．ｊとを具え
、可動接点２０ａ、２０ｂを夫々シフタ１８に設けたカ
ム面１８ａに乗せて配置する。なおりム面１８ａは中ｄ
′隆起面１１９ｂとそのシフタ移動方向両側に設けた両
側降下面１８０，１８ｄとで構成する。

電源の高屯位線２１と低電位線２２との間に、上記クラ
ッチスイッチ１８、接点１９ａ、１９ｂ。

２００を通る直列回路と、クラッチスイッチ１８、接点
１９１！Ｌ、１９Ｃ！、２０８を通る直列回路とを挿入
し、接点１９ｂ、２ｏｏ間ニＷＬ磁弁２８のソレノイド
２８ａを接続し、又接点１９０＋２０ｅ間に電磁弁２４
のソレノイド２４ａを接続する。

電磁弁２８は常態で図中左側のボート通路を形成し、電
磁弁２４は常態で図中右側のボート通路を形成し、ソレ
ノイド２８ａ、９４ａの付勢時に電磁弁２８は右側のボ
ート通路をまた、電磁弁２４は左側のボート通路を各々
形成するものとする。

パワーシフトの動力源としではこの場合負圧を・用い、
これをバキュームポンプ２Ｐ！及びバキュームタンク２
６で構成し、バキュームポンプ２５の駆動によりバキュ
ームタンク２６内を負圧に保つものとする。又、アクチ
ュエータ２７としてピストン−シリンダ型式のアクチュ
エータを用い、そのシリンダ室２７　ａ　＋　Ｑ　７　
ｂを夫々電磁弁２８゜２４を経てバキュームタンク２６
に接続し、ピストンリッド２７０をシフタ１８に連結す
る。なお、電磁弁ｆＡ　８　＊　２４に接続する大気圧
導入通路２８は彼達の本発明にかかる車体部材の一部と
して設けた中空部材４１に接続し、これで大気導入特大
気中の塵埃を除去する。　　　１ 高電位線２１及び低電位線２２間には更に、抵抗８ｏ１
高速ギヤ位置表示用パイロットランプ８１Ｈ１接点２０
ｄを通る直列回路と、抵抗８ｏ１低速ギヤ位置表示用パ
イロットランプ８１Ｌ１接点ｇＱｆを通る直列回路とを
介挿、接続する。抵抗３０から遠い両パイロットランプ
８１Ｈ，８１Ｌの端子相互を、互いに向い合せに設けた
ダイオード８２．８３を経て接続し、これらダイオード
間を断続ユニット８４を経てスイッチ１８．１９開に接
続する。なお、断続ユニット８４は通電を一定時間毎に
断つものである。

第２図は上記のように構成した空気圧作動システムに用
いる本発明に係る大気圧導入装置の一実施例の取付は状
態を示す図である。第２図においてフレーム４０のエン
ジンを支持する部分を補強するようにｉ＠Ｕ字状に成形
したパイプ状の中空部材４１をボルトによりフレーム４
０に固定し、車体部材の一部とする。第８図に示すよう
にこの逆Ｕ字状パイプ部材、′４１の上部に連通ずるよ
う配管１： 用継手４２を溶接により固着する。この配管用継手４２
を接続バイブ４８により第１図に示した大気圧導入通路
２８に接続する。

この空気圧作動アクチュエータ用大気圧導入装置はパイ
プ状の中空部材４１内の通路にある程変長さがあるので
塵埃が容易に侵入せず、逆Ｕ字のバイブ状中空部材４１
の内径が比較的大きいためたとえ水が侵入しても水切り
が良いのでフィルタを特別に設ける必要もなく、また車
室内に耳ざゎりな大気圧導入装置の吸排気量が伝わらな
くなるので東員も安全で快適な運転走行を行なえる。

なお本発明の空気圧作動アクチュエータ用大気圧導入装
置はパイプ状の中空部材等で構成された塵埃の侵入がな
い、水かがかりにくい車体部材の７・部位でちればどこ
にでも取付けることができ、第４図に示すように車両の
サイドガード４４のステー４１’ｉを中空部材としてこ
れに取付けても良い。

以）：詳述したように本発明の空気正作動アクチュエー
タ用大気圧導入装置は車体の一部を利用する非常に簡単
な構造の安価な装置であるにも拘らずフィルタを設ける
ことなく塵埃や水の侵入を防ぐことができ、がつアクチ
ュエータの動作連関を速め吸排気による騒音が車室内に
阪ゎることを防ぐことができる産業上非常に有用な装置
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用されるパワーシフト装置を副変速
機付車両のパワートレーンと共に示すシステム図、 第２図は本発明の空気圧作動アクチュエータ用大気導入
装置の一実ｊ＠例の取付位置を示す斜視図、第８図は第
２図に示した大気圧導入装置の一部切欠き拡大図、 第４図は本発明の池の実施例を示す図である。 １・・・エンジンクランクシャフト８・・・クラッチ４
・・・主変速機　　　　　５・・・副変速機６・・・フ
ァイナルリダクションギヤ７…デイフアレンシヤルギヤ
８・・・駆動輪　　　　　　９・・・クラッチペダル１
】・・・変速レバー　　　１８・・・シフタ１δ・１．
マスターシリンダ１６・・・オペレーティングシリンダ
１８・・・クラッチスイッチ１９・・・セレクトスイッ
チ２０・・・リミットスイッチ２８　、２４川ＩＥ磁弁
２６・・・バキュームポンプ　２６・・・バキュームタ
ンク２７・・・アクチュエータ　２８・・・大気圧導入
通路８０・・・抵抗８１Ｈ，８１Ｌ・・・パイロットラ
ンプａｓｓ８８・・・ダイオード８４・・・断続ユニッ
ト４０・・・フレーム　　　　　　４　】・・・逆Ｕ字
のバイブ状中空部材４２・・・継手　　　　　　４８・
・・接続ノシイプ。 特許出顆人　日産自動車株式会社 第１図 第２図 第３図 Ａイ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 Ｌ　負圧または正圧の空気圧で作動する車両用アクチュ
   エータへの大気圧導入装置において、車体部材の一部と
   して設けた中空部材の下部を車外に開放し、上部を前記
   アクチュエータの大気圧導入通路に連通させたことを特
   徴とする空気圧作動アクチュエータ用大気圧導入装置。 気　前記中空部材が車両のエンジン部フレームを繍強す
   るための逆Ｕ字状に形成した管状部材である特許請求の
   範囲第１項に記載の大気圧導入装置。