JPS5821839Y2 - 防水防塵式ソケツト - Google Patents
防水防塵式ソケツトInfo
- Publication number
- JPS5821839Y2 JPS5821839Y2 JP8074078U JP8074078U JPS5821839Y2 JP S5821839 Y2 JPS5821839 Y2 JP S5821839Y2 JP 8074078 U JP8074078 U JP 8074078U JP 8074078 U JP8074078 U JP 8074078U JP S5821839 Y2 JPS5821839 Y2 JP S5821839Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- porous material
- waterproof
- fitting
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、船舶の甲板等に形成されるソケットに関し、
特にコンテナ位置決め用コーンや仮設手摺の支柱などを
挿入して保持するのに適したソケットに関する。
特にコンテナ位置決め用コーンや仮設手摺の支柱などを
挿入して保持するのに適したソケットに関する。
従来のこの種のソケットは、船体甲板面に単なる凹所と
して形成されているため、不使用時に水やゴミが入りや
すく、特に水が流入した場合、寒冷地においては凍結に
よってソケットの破損を招く恐れがある。
して形成されているため、不使用時に水やゴミが入りや
すく、特に水が流入した場合、寒冷地においては凍結に
よってソケットの破損を招く恐れがある。
そこで不使用時には上記凹所に蓋をかぶせることも考え
られるが、多数のソケットに蓋を設けるとその開閉操作
に多くの手間を要するほか、コストの大幅な増加をもた
らすという問題点がある。
られるが、多数のソケットに蓋を設けるとその開閉操作
に多くの手間を要するほか、コストの大幅な増加をもた
らすという問題点がある。
本考案は、これらの問題点を解決しようとするもので、
簡素な構造により不使用時には自動的に防水および防塵
の機能を発揮しうるようにしたソケットを提供すること
を目的とする。
簡素な構造により不使用時には自動的に防水および防塵
の機能を発揮しうるようにしたソケットを提供すること
を目的とする。
このため本考案の防水防塵式ソケットは、嵌込み口を有
する凹所をそなえたソケットにおいて、使用時には上記
嵌込み口から進入する嵌込み部材により圧縮されてその
嵌込み係合を許容し且つ不使用時には復元膨張して上記
嵌込み口を閉塞しうる弾性多孔質材が、上記凹所内に充
填されたことを特徴としている。
する凹所をそなえたソケットにおいて、使用時には上記
嵌込み口から進入する嵌込み部材により圧縮されてその
嵌込み係合を許容し且つ不使用時には復元膨張して上記
嵌込み口を閉塞しうる弾性多孔質材が、上記凹所内に充
填されたことを特徴としている。
以下、図面により本考案の一実施例としての防水防塵式
ソケットについて説明すると、第１図はその不使用状態
を示す縦断面図、第２図はその使用状態を示す縦断面図
であって、第１図に示すように、船体上甲板１に形成さ
れたソケット２は、嵌込み口３を有する凹所４をそなえ
ており、その嵌込み口３は厚板３ａでその周縁部の強度
を十分に保ちうるようになっている。
ソケットについて説明すると、第１図はその不使用状態
を示す縦断面図、第２図はその使用状態を示す縦断面図
であって、第１図に示すように、船体上甲板１に形成さ
れたソケット２は、嵌込み口３を有する凹所４をそなえ
ており、その嵌込み口３は厚板３ａでその周縁部の強度
を十分に保ちうるようになっている。
また凹所４内には発泡樹脂のごとき弾性を有する多孔質
材５が充填され、この多孔質材５０表面には空気抜き穴
６ａを有するゴム板６が張設されている。
材５が充填され、この多孔質材５０表面には空気抜き穴
６ａを有するゴム板６が張設されている。
そして、使用時には、第２図に示すごとく、嵌込み口３
から進入する支柱等の嵌込み部材７により弾性多孔質材
５が圧縮されて、嵌込み部材７の嵌込み係合が許容され
、不使用時には弾性多孔質材５が復元膨張して第１図に
示すように嵌込み口３を閉塞しうるようになっている。
から進入する支柱等の嵌込み部材７により弾性多孔質材
５が圧縮されて、嵌込み部材７の嵌込み係合が許容され
、不使用時には弾性多孔質材５が復元膨張して第１図に
示すように嵌込み口３を閉塞しうるようになっている。
なお弾性多孔質材５が、内部気泡の互いに連通したスポ
ンジ型のものである場合は、その圧縮および復元の際に
空気抜き穴６ａを通じて空気の出入が行なわれることに
より円滑な作用が得られるが、弾性多孔質材５が内部気
泡の互いに独立したものである場合は空気抜き穴６ａを
省略してもよい。
ンジ型のものである場合は、その圧縮および復元の際に
空気抜き穴６ａを通じて空気の出入が行なわれることに
より円滑な作用が得られるが、弾性多孔質材５が内部気
泡の互いに独立したものである場合は空気抜き穴６ａを
省略してもよい。
また弾性多孔質材５がスポンジ型のものである場合は、
これにグリセリンや塩を含１せて、水分の凍結の防止を
はかることができる。
これにグリセリンや塩を含１せて、水分の凍結の防止を
はかることができる。
弾性多孔質材５の充填手段としては、現場発泡によるも
のや、成型多孔質材の詰ゆ込みによるものなどがあるが
、いずれの場合も、不使用時には多孔質材５が嵌込み口
３を閉塞して、その閉塞部の上面Ｓが船体上甲板１の上
面とほぼ同じレベルになるように仕上げられる。
のや、成型多孔質材の詰ゆ込みによるものなどがあるが
、いずれの場合も、不使用時には多孔質材５が嵌込み口
３を閉塞して、その閉塞部の上面Ｓが船体上甲板１の上
面とほぼ同じレベルになるように仕上げられる。
上述の構成により、このソケット２の使用時には、第２
図に示すように、嵌込み部材７が嵌込み口３を通じ進入
して係合しうるのに必要なだけ、多孔質材５が圧縮され
ゴム板６が変形するので、ソケット２内に水やゴミが溜
まるのを防止することができる。
図に示すように、嵌込み部材７が嵌込み口３を通じ進入
して係合しうるのに必要なだけ、多孔質材５が圧縮され
ゴム板６が変形するので、ソケット２内に水やゴミが溜
まるのを防止することができる。
筐たソケット２の不使用時には、嵌込み部材７の除去に
応じて弾性多孔質材５が復元膨張し、第１図に示す状態
に戻って、これにより嵌込み口３が閉塞されるので、十
分に防水防塵の機能を発揮することができる。
応じて弾性多孔質材５が復元膨張し、第１図に示す状態
に戻って、これにより嵌込み口３が閉塞されるので、十
分に防水防塵の機能を発揮することができる。
なお使用時の防水機能を高めるため、嵌込み口３の縁部
筐たは嵌込み部材７の平端部外周にシール材を施すよう
にしてもよい。
筐たは嵌込み部材７の平端部外周にシール材を施すよう
にしてもよい。
また凹所４内への弾性多孔質材５の充填手段としては、
発泡樹脂の原液を現場で凹所４内へ流し込んで発泡させ
たり、成形発泡樹脂材または発泡樹脂小片を凹所４内に
詰め込んだりする手段のほか、天然ゴムや石綿等の材質
を用いて弾性多孔質材５を形成することもできる。
発泡樹脂の原液を現場で凹所４内へ流し込んで発泡させ
たり、成形発泡樹脂材または発泡樹脂小片を凹所４内に
詰め込んだりする手段のほか、天然ゴムや石綿等の材質
を用いて弾性多孔質材５を形成することもできる。
以上詳述したように、本考案の防水防塵式ソケットによ
れば、使用時および不使用時のいずれの場合も、ソケッ
ト凹所内に充填された弾性多孔質材の作用で自動的に防
水防塵の効果が得られるようになり、操作上、余分な手
間がかからず、構造も簡単で、容易に製作できる利点が
ある。
れば、使用時および不使用時のいずれの場合も、ソケッ
ト凹所内に充填された弾性多孔質材の作用で自動的に防
水防塵の効果が得られるようになり、操作上、余分な手
間がかからず、構造も簡単で、容易に製作できる利点が
ある。
図は本考案の一実施例としての防水防塵式ソケットを示
すもので、第１図はその不使用状態を示す縦断面図、第
２図はその使用状態を示す縦断面図である。 １・・・・・船体上甲板、２・・・・・・ソケット、３
・・・・・嵌込み口、３ａ・・・・・・厚板、４・・・
・・・凹所、５・・・・・弾性多孔質材、６・・・・・
・ゴム板、６ａ・・・・・・空気抜き穴、７・・・・・
・嵌込み部材、Ｓ・・・・・・閉塞部の上面。
すもので、第１図はその不使用状態を示す縦断面図、第
２図はその使用状態を示す縦断面図である。 １・・・・・船体上甲板、２・・・・・・ソケット、３
・・・・・嵌込み口、３ａ・・・・・・厚板、４・・・
・・・凹所、５・・・・・弾性多孔質材、６・・・・・
・ゴム板、６ａ・・・・・・空気抜き穴、７・・・・・
・嵌込み部材、Ｓ・・・・・・閉塞部の上面。
Claims (1)
- 嵌込み口を有する凹所をそなえたソケットにおいて、使
用時には上記嵌込み口から進入する嵌込み部材により圧
縮されてその嵌込み係合を許容し且つ不使用時には復元
膨張して上記嵌込み口を閉塞しうる弾性多孔質材が、上
記凹所内に充填されたことを特徴とする防水防塵式ソケ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8074078U JPS5821839Y2 (ja) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | 防水防塵式ソケツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8074078U JPS5821839Y2 (ja) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | 防水防塵式ソケツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54181489U JPS54181489U (ja) | 1979-12-22 |
| JPS5821839Y2 true JPS5821839Y2 (ja) | 1983-05-09 |
Family
ID=28999931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8074078U Expired JPS5821839Y2 (ja) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | 防水防塵式ソケツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5821839Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-13 JP JP8074078U patent/JPS5821839Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54181489U (ja) | 1979-12-22 |
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