JPS583307Y2 - 携帯用通信機の防水筐体 - Google Patents

携帯用通信機の防水筐体

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Publication number
JPS583307Y2
JPS583307Y2 JP1976125752U JP12575276U JPS583307Y2 JP S583307 Y2 JPS583307 Y2 JP S583307Y2 JP 1976125752 U JP1976125752 U JP 1976125752U JP 12575276 U JP12575276 U JP 12575276U JP S583307 Y2 JPS583307 Y2 JP S583307Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
portable communication
casing
waterproof
communication device
flexible waterproof
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976125752U
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English (en)
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JPS5343808U (ja
Inventor
山下紘治
Original Assignee
日本電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は携帯用通信機の防水筐体構造に関するものであ
る。
従来この種の携帯用通信機は雨中等水のか\る所での使
用のために簡単な防水処理を施している。
例えば筐体の付き合せ面にシールバッキングを挾み込ん
だものとか、筐体には防水処理を施こさずに、ビニール
等の袋を上から被せたものがある。
しかし、この袋を上から被せて使用するものは常に袋を
雨に備えて準備していなければならない煩わしさがあり
、被せた時は機器の操作もやり難くなり、その上狭は破
損しやすい等の欠点がある。
又、前記の筐体の付き合せ面にシールバッキングを挾み
込んで密閉としたものは、長時間又は厳しい雨中での使
用に於いては、機器が冷やされて機器内圧が下がるため
シールバッキングの抑えの弱い所から水を吸ってしまう
という欠点を有し、又、内器にスピーカーを組込んだ場
合には、密閉構造であるためスピーカーに背面制動と内
圧変化のため音響特性上好ましくない影響を与えていた
この様な欠点を除去する目的で、空気は通すが水は通さ
ないいわゆるエアーバルブを筐体に設ける事が可能であ
るがかなりの面積を必要とし、はこりや脂等で目詰りし
やすく小型携帯用機器には不向きであり、その効き目が
長く持続しない欠点を有している。
本考案は上述の様な欠点を排除する目的で、密閉筐体の
一部に柔軟性防水壁を設け、その伸縮により内圧変化を
少なくした防水筐体構造を提供するものである。
次に本考案を図面について説明すると、第1図から第3
図に示す如く、ケース1、カバー2にて構成される筐体
の嵌合面には互いに係合する突条と溝を周縁に有し、鉄
構の中にはシールバッキング3を挿入して密閉構造とし
、前記ケース1の上面には空中線4を保持する座5が固
定され、鉄属5と対称下面に設けた突起穴6に柔軟性防
水壁を兼ねた筒7をそれぞれに固着した構造を有するも
のである。
又、前記筒7は第4図に示す如く、横断面形状に於いて
波状を与え、形状の変化すなわち体積変化が容易に出来
る様にしたものである。
本考案は上述の様な構造を有するため、水が機器にかぶ
って機器内圧が下がっても、柔軟性防水壁を兼ねた筒7
が第2図中二点鎖線にて示す様に容易にふくらみ変形し
機器内容積を小さくすることにより内圧が大きく変るの
を防1−1ニする。
従ってff体周縁のシールバッキングや機能操作部品等
のシールバッキングのシール程度が弱い部分からの水の
吸込みを防止するものである。
又スピーカー8を内蔵した場合でも柔軟性防水壁を兼ね
た筒7の伸縮が自在で背面制動も少なくし得るもので音
響的にも好ましいという極めて便利な特徴を有するもの
である。
更に柔軟性防水壁の筒7が空中線4の収納部を兼ねると
いうことで筐体のコーナーが有効に生かされ、特別にス
ペースを要せずしかも柔軟性防水壁が外部に露出しない
ため、使用者に不安感を与えないという特徴をも有する
ものである。
この柔軟性防水壁を構成するための材料としては、高分
子化合物のフィルム及びゴム製フィルムが耐水性及び柔
らかさの点に勝れており適切である。
尚、前述した実施例は一例であり、同じ手段を用いて内
圧の変化を防止するものとして第5図に示す様に空中線
4収納部の側面に穴10を有した硬質の円筒9の外周に
前記したようなフィルムの防水膜11を密封することに
よってより以−にの内圧変化に対応し前記防水膜11が
伸縮しやすくした構造としてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の外観斜視図、第2図は第1図
の縦断平面図、第3図は第1図の縦断側面図、第4図は
第1間装部の横断平面図、第5図は本考案の他の実施例
を示す要部縦断平面図、である。 1:ケース 2:カバー、3:シールバッキング、4:
空中線、51座、6:突起穴、7:柔軟性防水壁を兼ね
た筒、8ニスビーカー 11:柔軟性防水膜。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 11通信回路と空中線を含む携帯用通信機の密閉防水筐
    体に於いて、前記空中線の収容部に柔軟性防水壁を設け
    、前記筐体内圧の変化に応じて前記柔軟性防水壁が伸縮
    することを特徴とした携帯用通信機の防水筐体。 2、実用新案登録請求の範囲第1項記載の空中線収納部
    の柔軟性防水壁構造に於いて、横断面が波状を有する筒
    としたことを特徴とする携帯用通信機の防水筐体。 3、実用新案登録請求の範囲第1項記載の空中線収納部
    の構造に於いて、硬質の側壁に穴を有した円筒の外周に
    柔軟性防水膜を設けたことを特徴とした携帯用通信機の
    防水筐体。
JP1976125752U 1976-09-17 1976-09-17 携帯用通信機の防水筐体 Expired JPS583307Y2 (ja)

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JPS5343808U JPS5343808U (ja) 1978-04-14
JPS583307Y2 true JPS583307Y2 (ja) 1983-01-20

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ID=28735159

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