JPS58218324A - 押出プレス用マンドレルクリ−ニング方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、管材を押出成形する複動式の押出プレスにお
けるマンドレルクリーニング方法および装置に関するも
のである。

押出プレス装置を用いて円筒状等の製品を押出成形する
にはダイス以外に芯金となるマンドレルヲ用い、このマ
ンドレルの周囲からアルミニウム合金などの金属を大き
な圧力をもって押出して成形を行なう。

従って、マンドレルの外周面にはアルミニウム合金など
の金属の膜が付着する。この金属膜が付着したままのマ
ンドレルを再度用いて押出プレス作業を行なうと、金属
膜が付着した分だけマンドレルの直径が大きくなって、
製品の内径が変化してしまい、製品に寸法のばらつきが
生じる。

そこで、従来は、マンドレルに付着した金属を手作業で
かき落したり、あるいはコンテナの入口部に接近、離間
できる半円ｉ状の刃物を設け、この刃物ヲマンドレルに
奔し当て、マンドレルを移動させることによって付着し
た釡属をかき落とすなどの方法が採用されていたが、い
ずれも煩雑で。

手間がかかり、効率が悪いと言う欠点があった。

本発明は以上のような従来の欠点を除去するためになさ
れたもので、マンドレルの周囲に付着した金属を効率よ
く、確実に除去することができるように構成した押出プ
レス用のマンドレルクリーニング方法および装置を提供
することを目的としている。

本発明においては、上記の目的を達成するために、押出
プレスのマンドレルの外周面に回転自在な研摩ベルトを
押付け、研摩ベルトを回転させた状態でマンドレルを回
転および前後進させて、マンドレルの外表面をクリー品
ングする方法および装置を採用した。

以下１図面に示す実施例へ１奉いて本発明の詳細な説明
する。　　　　　　　１じ゛・ 第１図〜第ろ図は本発明の、１実施例を説明するもので
９図示の例にあっては間接押出プレスに適用した例を示
しである。　　ｉ 第１図において、１はメインシリンダで、メインシリン
ダ１にはメインラム２が摺動自在に取付けられている。

メインラム２にはメインクロスヘッドろとピアサシリン
ダ４が固定して取付けられている。メインクロスヘッド
乙の前方の一部とメインシリンダ１のプラテン部１ａと
の間には、第１図で２点鎖線で示したようなプルバック
シリンダ５が２個平行に取付けられている。したがって
、メインクロスヘッドろはメインラム２の作用で前進し
、プルパックシリンダ５の作用で後退する。メインクロ
スヘッド乙の前方中央部には筒状のステム６が取付けら
れている。

ピアサシリンダ４にはピアサラム７が摺動自在に取付け
られており、ピアサラム７にはピアサクロスヘッド８が
固定□して取付けられている。

ピアサクロスヘツ□゛パド８は、メインクロスヘッド−
３の水平横方向に設けられている穴３ａの中に軸□ 線方向に摺動自在に慇、けられて・る。

メインクロスヘッド′Ｉ３の前部には穴３ａ中において
後方に延びたラム９が取付けられており、ラム９はピア
サクロスヘッド８に設けられているシリンダ１０に対し
て摺動１在に取付けられている。

したがって、ピアサクロスヘッド８は、ピアサラム７の
作用で前進し、シリンダ１０の作用で後退する。ピアサ
ぞロスヘッド８の前方中央部には。

マンドレル１１が固定されてあ〕す、マンドレル１１の
先端部は前記ステム６内を通って摺動自在に前方に延び
ている。１１ａは例えばウオーム伝動装置によるマンド
レル回転装置である。

メインシリンダ１のプラテン部１ａには、調整ナツト１
２の作用で位置調整可、能に前後進する円筒１３が取付
けられておシ、ピアサクロスヘッド８から後方に延びて
いるロッド１４の後端部の大径部１４ａが２円筒１３中
に摺動自在に設けられており、大径部１４ａは円筒１３
の前端部のストッパ部１３ａでその前進を規制されるよ
うになっている。したがって２円筒１３のストッパ部１
３ａとロッド１４の大径部１．４ａの作用で、マンドレ
ル１１の前進限位置を規制し、ステム６を前進させて製
品を押出すときに、フリクションによりマンドレル１１
が前進しないようにした。

メインクロスヘッドろと対向して、コンテナ１５が設け
られており、このコンテナ１５内に、アルミニウム合金
などからなる円筒状のビレット１６゜ダミーブロック１
７が供給され、ダミーブロック１７を介してステム６が
押し付けられるようになっている。ビレット１１の中心
孔にはマンドレル１１が位置するようになっている。

コンテナ１５内には、ステム６の反対側よりダイステム
１８の一端が装入されるよう罠なっており、このダイス
テム１８のビレット１１側の端部には、ダイス１９が設
けられている。

１６ａはダイス１９とマンドレル１１間より押出された
製品である。

ダイステム１８の他端は、ダイスライド２０１．に固定
されており、このダイスライド２０はシリンダ２１によ
って、エンドプラテン２２に対し、摺動自在に取り付け
られている。

エンドプラテン２２と、メインシリンダ１のプラテン部
１ａとの間は、４本のタイロッド２乙によって連結され
ており、下側のタイロッド２３部に設けられた図示して
いないガイド部材の上にメインクロスヘッドろ、コンテ
ナ１５などが摺動自在に取り付けられている。

上側の２本のタイロッド２３を利用して９本発明の主要
部をなすマンドレルクリーニング用のクリーニング装置
２４が取りつけられる。

クリーニング装置２４は、第２図及び、第３図に示すよ
うに、上側の２本のタイロッド２３に対し、支持枠２５
を介して取り付けられる。左右の支持枠２５．２５には
支持板２６を介してフレーム２７がマシン中央部の上部
に垂直な状態で取り付けられている。

フレーム２７の上端には、シリンダ２８が下向きに固定
されており、シリンダ２８のピストンロッド２９の先端
は、前記フレーム２７に昇降自在に取り付けられたスラ
イ鮭゛板ろ０の下端部近傍の側面にピンろ１を介して＊
鰐されている。

スライド板ろ０の下端部では、一方の側面にモータ３２
が取り付けられており、とのモータ３２の出力軸３２ａ
はスライド板３ｏを貫通して反対側に延びており、この
出力軸３２ａの先端部には駆動プーリ６３が固定されて
いる。３２ｂは軸受である。

スライド板３０の下端部には、駆動プーリ６３を二等辺
三角形の頂点とした状態で、従動プーリろ４，３４が取
り付けられている。

即ち、スライド板３０の下端部の外側面には。

スライド板６０と平行にブラケット３５が取り付けられ
ており、このブラケット６５の下端部の両側に、ピンろ
６を介してアーム３７がそれぞれ回動自在に取り付けら
れ、これらアーム３７の先端部に、軸３８を昇して従動
プーリ３４がそれぞれ回転自在に取り會けられている。

そして、前記駆動プーリ６３．従動プーリ３４には研摩
ベルト３９が９巻掛けられている。研摩１１１１１’ ベルト３９は、マえば、サンダーとも呼ばれ、サン１゛
ペーパのよ　づもので作られている。

従って、モータろ２によって、駆動プーリ６３が回転さ
れると、研摩ベルト３９は、たとえば第２図に矢印で示
すように９反時計方向に走行される。

従動プーリ３４が取り付けられたアーム！１７の内方端
側とスライド板３０およびブラケット３５との間には、
引張ばね４０が張架されており、それぞれのアーム３７
に対し研摩ベルト３９に張力を与える方向への回動力を
与え、研摩ベルト３９に押付は力を与えている。また、
との引張ばね４０の作用で、マンドレル１１の外径が少
し変わった場合でも、ピストンロッド２９のストローク
を変えることなく、マンドレル１１のクリーニングを行
うこともできるようになっている。

一方のアーム３７の先端には、軸ろ８が嵌合する長孔３
８’ａ’７（形成されており、この軸３８はアーム３７
の側面に設けられたアジャストボルト４１の一端に連結
されている。従って、このアジャストボルト４１を調節
することにより、研摩ベルト！＋９のテンションを調節
したり、研摩ベルト３９の交換時に研摩ベルト３９を容
易に取りはずせる構造となっている。

次に９以上のように構成された本発明のマンドレルクリ
ーニング方法およびマンドレルクリーニング装置の作用
を説明する。

まず、ダイス１９．ビレット１６．グミイブロック１７
．ステム６、マンドレル１１等を、第＋図に示しだよう
な状態でコンテナ１５内に位置させておき、メインラム
２およびコンテナ１５を前進させて押出作業を行う。押
出作業終了時においては、ダイス１９とマンドレル１１
とピアザクロスヘッド８は第１図に示した位置にあり、
コンテナ１５．ステム６、ダミイブロック１７．メイン
クロスヘッド３等は左方へ前進した位置にある。

製品押出作動が終了すると、プルパックシリンダ５を作
動させて、メインクロスヘッドろを後退させる。この時
、マンドレル１１の押出作業を終了して周面にアルミニ
ウム合金膜などの金属が（＝Ｊ着した部分がステム６か
ら露出した状態になる。

この製品押出作動が終了するまでは、マンドレルクリー
ニング用のクリーニング装置２４の下端研摩ベルト３９
部は、第２図に２点鎖線で示すように、上方に持上げら
れており、プレス動作の邪魔にならない位置に逃げてい
る。

そして、前述したように研摩ベルト３９の下方にマンド
レル１１が位置した状態でシリンダ２８を作動させる。

そうすると、ロッド２９が延び。

研摩ベルト３９が下降し、第２図及び第６図に実線で示
すように、マンドレル１１の周面に研摩ベルト３９が接
触する。

この状態で、モータろ２を回転させておき、研摩ベルト
３９を９例えば、第２図に矢印で示すように９反時計方
向に回わしておく。研摩ベルト３９がマンドレル１１に
押し付けられると、研摩ベルトろ９はこれによりマンド
レル１１に対する摩擦力が増大し、研摩は確実に行える
。

一方、マンドレル１１は１手動又は自動型のマンドレル
回転装置１１ａの作用により、第２図に矢印で示すよう
に研摩ベノｖ　）　’３９とは反対方向に回転されると
共に、ピアサラム７とシリンダー０１、。

等０作ｍＫ、ｔす・、軸線方向〒°１門後７移動さ“６
・このようにして、マンドレル１１を回転させ。

かつ９前後進させることにより、マンドレル１１０周面
に付着した金属膜を確実に除去することができる。

以上の説明から明らかなように９本発明によれば、押出
プレスのマンドレルの外周面に９回転自在な研摩ベルト
を押付け、研摩ベルトを回転させた状態でマンドレルを
回転及び前後進させて、マンドレルの外周面をクリーニ
ングするように構成されている為、きわめて容易に、か
つ、確実に。

マンドレルのクリーニングを行う事ができる。

なお、研摩ベルトは、プレス動作時には動作の邪魔にな
らない位置に逃げているため、プレス装置のいずれの部
分とも干渉することがない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の装置の１実施例を示すもので。 第１図は押出プレスの構造を示す縦断面図、第２図及び
第６図は、久、リーニング装置の正面図及び側面図であ
る。　　１、・ １・・・・・・メインシリイｊダ、２・・・・・・メイ
ンラム、３・・・・・・メインクロスーツ″１ド、４・
・・・・・ピアサシリンダ。 ５・・・・・・プルバックシリンダ、６・・・・・・ス
テム、７・・・・・・ピアサラム、８・・・・・・ピア
サクロスヘッド、９・・・・・・７ム＋　　１０・・・
・・・シリンダ、１１・・・・・・マンドレル。 １２・・・・・調整ナツト、１３・・・・・円筒、１５
・・・・・・コンテナ、１６・・・・・・ビレット、１
８・・・・・・ダイステム。 １９・・・・・・ダイス、２２・・・・・・エンドプラ
テン、２３・・・・・タイロッド、２４・・・・・・ク
リーニング装置、２７・・・・・フレーム、２８・・・
・・・シリンダ、３０・・・・・・スライド板、ろ２・
・・・・・モータ、３３・・・・・・駆動ブー１ハ３４
・・・・・・従動プーリ、３９・・・・・・研摩ベルト
特許出願人　宇部興産株式会社 第２図 第３図 １１３４　　　　３７

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）押出プレスに装着されているマンドレルの外周面
   に回転自在な研摩ベルトを押付け、研摩ベルトを回転さ
   せた状態で、マンドレルを回転および前後進させて、マ
   ンドレルの外表面ヲキレいにすることを特徴とする押出
   プレス用マンドレルクリーニング方法。
2. （２）　　マンドレルを押出方向に前後進自在に、がっ
   ９回転自在に設けた押出プレスにおいて、押出方向と交
   差した方向に回転自在に設けた研摩ベルトを、マンドレ
   ルの外表面に押付は得るように押出方向と交わる方向に
   進退自在に設けたことを特徴とする押出プレス用マンド
   レルクリーニング装置。