JPS58218038A - 磁気記録体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気記録体に関し、特に優れた電磁変換特性、
走行性、耐久性をＭする磁気記録体に関する。

磁気記録体、％にビデオカセットテープにおいては配録
波長を短かくしたり、トラック巾を狭くするなどの方伝
により、非常に萬密縦の記録が行なわれる工うになって
きてい札このため、出力が高く、ＳＺＮ比の筒いＷ磁変
換特性のすぐれたテープが要求されている。また金離が
２０μｎ１以下と博くなる一方、ポータプルＶＴＲの普
及に工つて走行耐久性については従来よ＃）史に良いＶ
Ｔ托テープが骸求されている。

このため、従来から、各軸の添加剤が提案されているが
、なかなか上記の要求を完全に満足するものが得られて
いないのが現状である。

従来から安価であシかつ比較的走行性、耐久性のすぐれ
ているものとして、動植物油脂から得られる厘鎖脂肪敵
と、１価の脂肪族飽和アルコールとのエステルがしはし
は１史用されている。

しかしながら、これらの＠鎖脂肪酸と７価の脂肪族飽和
アルコールとのエステル’（Ｉ−便用した場合には、現
在要求されている走行性、船久任を得ることは不十分で
あった。

本発明の目的は、第１に、新規な磁気ＩＣＣ鉢体提供す
ることにある。

第２に、すぐれｆＣ電磁変換特性を１する磁気配録体を
提供することにある。

第３に一丁ぐれた走行性、耐久性を舊する姉気記録材料
１１″提供することにある。

本弁明者らは６稙の添加剤を検討した結果、分枝飽和脂
肪酸と１価の脂肪族アルコールとのエステルを使用した
時に特にすぐれた走行性、耐久性が得られることがわか
シ本発明に至ったものである。

すなわち、本発明は、非磁性可撓性支持体上に強磁性微
粉末を結合剤中に分散せしめた磁性層を設けてなる磁気
記録体において、前記磁性層中に融点２０ｏＣ以下、炭
素数７２以上の分枝飽和脂肪酸と、１価の脂肪族アルコ
ールから得られる脂肪酸エステルが含まれていることｔ
−％徴とする磁気記録体である。

本発明に使用される分枝ｉ和脂肪酸と１価の脂肪族アル
コールから得られ″□′Ｑ藤肪酸エステルとは、炭素数
７２〜２λの分枝−ｉと、炭素数／　−／２・・ｍ ′Ｂ″′Ｕｊ　＆７　ｋ　：Ｉ−“゛二Ｃ：ｂｔ″ｂｋ
ｌ□１”ルで、更に好ましくは、　　数ｌコ〜／ｒの分
枝脂肪酸と炭素数３〜ｉｔの分枝脂肪族アルコールから
得られる脂肪酸エステルである。

本発明に使用される分枝飽和脂肪酸とは、分枝アルキル
基を有する脂肪酸のことである。これらしフィン、−酸
化炭素婚からオキン法等の従来公知の方法にＬ９合成さ
れたものである。

天然の脂肪酸にも分枝飽和脂肪酸として、インミリスチ
ンｉ！＆（／２−メチルトリテカン酸）、イソステアリ
ン酸（／４−メチルヘプタテカノイツク酸）勢があるが
、いずれも融点が篇く好１しくない。

以下に合成された分枝飽和脂肪酸の例を示す。

分枝ラウリンｅｉｉｔ＜融点ｉｏ　０ｃリート）東 分枝ミリスチン酸：（融点Ｏ０（：以下）：。

ｒＨ３ 分枝ステアリン酸（融点００Ｃ以下） １１２ ＣＨ３−Ｃ−ＣＩ−１３ ＣＨ３ この他にも／？！ｒ柚の分枝ｆ、Ｖする飽オロ脂肪酸が
合成できる。　　　　　、　　　　・ 不発明に使用される脂肪族飽和アルコールとは、メチル
アルコール、エチルアルコール、ｎ−ｉロビルアルコー
ル、ｎ−ブチルアルコール、ラウリルアルコール、ステ
アリルアルコール等の炭素数ｌ〜／Ｉの１価の直鎖アル
コールもしくは、イソプロピルアルコール、イソブチル
アルコール、コーエチルヘキゾルアルコール弄（７）　
炭素ＲＪ〜ｉｔの１価の分校アルコールのことであり、
特に分枝アルコールが好ましい。

本発明に使用される分枝脂肪酸エステルの融点は約０９
Ｃ以下で、好１しくけ約−１００Ｃ以下、更に好ましく
は約−λＱ０Ｃ以下である。融点が約００Ｃ以上では、
得られた磁気記録体の耐久性が低く好１しくない。

本発明に使用される分枝脂肪酸エステルは、強磁性粉末
に対して約Ｏ１／〜１０ｗｔＴｏｓ好１し４魯加１が多
すぎてかえって潤滑効果が低下するので好１しくない。

本発明に使用される分枝飽和脂肪酸、ニスアルは単独で
１史用される＃魯か、２ね以上か混会されでいても良い
。

本発明り（ｉ１１！用される分枝飽和酸エステルは、従
来の炭素数ｌλ〜２２の脂肪酸と併用した場付に短材性
が特に改善される。炭素数１２〜λλの脂肪酸の例とし
て、特にラウリン酸、シリスチン酸、）ζルシチン酸、
ステアリン酸゛及びオレイン酸が好ましい。

−ｆ　、７（、％モース硬ｒＦＬｂ以上の研磨材を史に
併用し７ｃ場合には、ヘッド摩耗を増加させずに耐久性
が改善されるので特に好筐【７いことがわ〃為った。こ
の様な研磨材として多くの例が知られているが、中でも
平均粒子サイズｌμ以下のα−アルミナが特に好ましい
。

以下本発明に使用される分枝飽和脂肪酸エステルの具体
例の一部を示す。

０口３ Ｃ）１３− Ｃ）１３ ぎ ＣＨ２ −Ｃ−Ｃ）１３ ＣＨ３ 膠 Ｃ）１２ 「 −ＣＨ３ ！　　　　　　　　　　　　　　　　　　・パＣＨ３ □ （）１、 ＣＨ。

−Ｃ−Ｃ）ｉ３ ＣＨ３ （８−８） ＣＨ３ １−１３ Ｊ−Ｃ）１゜ 」３ ２−ＣＨ２−Ｃ）Ｊ−ＣＨ２ ＣＨ３−ＣＨ ＣＨ２ Ｃ）１３−Ｃ−ＣＨ３ Ｈ３ 本発明の磁気記録体は、パインター、強磁性粉末、本発
明による分枝飽和脂肪酸エステル、及びその他の添加剤
をＭ機溶剤とともに分散し７′ｃ磁性ｍ料を支狩体土に
塗布乾燥して製造される。

’ｉｓ性粉末としてＶｉｒ　−ｒｅ　２０３　、　Ｃｏ
ｉｉ性ＩＩＲ化鉄の他、鉄を主成分とする合金微粉末が
特に好ましい。

強磁性粉末、添加剤、有様溶剤、分散、塗布方法等の畦
細についてＦｉ特翔昭Ｉコー／θ１，２部参号、同タ≠
−２ｉｚｏｊ号、同！ト→４０／／号寺にｄ己載されて
いる。

以下に実施例を挙げて本発明′ｔ−更に具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に駆足されるべきではな
い。

尚、実施例中において、：「部」は「駕鉦部」を：：；
： 示す。　　　　　　　　　４．。

実施例１゜ ｒ−Ｆｅ２０３　　　　　　　　　　　１００＠（Ｈｃ
　３１　（）　（Ｊ！％針状比ｉｏ：ｉ。

平均粒子長ｏ１ｇμ） 塩化ビニル／ｆｆｈＨビニル／ビニルアルコール共重酋
体　　　　　　　　　　　２０部ポリエステルポリウレ
タン　　　　　　　５部（分子蓋約／３万） 分枝飽和脂肪酸エステル　　　　　　　　１部（便用し
た脂肪酸は第１表に示す。ン オレイン酸　　　　　　　　　　　　　　　　　−２ｓ
メチルエチルケトン　　　　　　　　２００部シクロヘ
キサノン　　　　　　　　　　１００部上Ｎｒ２組成物
をバッチ式サンドグラインダーにて３時間混練分散した
彼、３μの平均孔径１１−有するフィルターで濾過１、
磁性塗料を得た。

得られた塗布液管厚さ７μのポリエチレンテレ、′・ フタレートフィルｐＱに乾燥厚が！μｍになる工う′）
′１ にリバースロールで塗布し、塗布層が未乾の内に１００
０カウスの電磁石で磁場配向処理を行ない、乾燥した。

乾燥後、スーツ七−カレンダーロール処理會行ないｉ軽
層を平滑にした。これをスリットし、３−１１１２１巾
のオーディオカセットテープ（フィリップス型コンノ耐
りトカセット）を得た。

得られたオーディオテープの特性を第１表Ａｌ〜ｌに示
す。

比較例１゜ 実施例１．の分枝飽和脂肪酸エステルに代えて直鎖飽和
脂肪１狭エステルを使用した以外及び脂肪酸エステルを
除く以外は実施例１．と同様な方法にてオーディオテー
プＣ−／、Ｃ−λを得た。得うした結果を第１表ｙｃ示
す。

実施例２ ｃＯ’１ｉｌｔ着ベルトライド酸化鉄　　　　１００＠
ｋｍ化ヒール／６１ビニル／ビニルアルこ１−ル共１合
体　　　　　　　　　　ｌＩ部ポリエステル４０ノウレ
タン　　　　　　１ｏｓ（分子１゛約／３万ン 分校飽和脂肪酸エステル　　　　　　　　２部（使用し
た脂肪酸は第２表に示す） オレイン酸　　　　　　　　　　　　　　　λ部ａ−ア
ルミナ（平均粒径ｏ、ｓμ）　　　３部メチルエチルケ
トン　　　　　　　　　２００部シクロヘキサノン　　
　　　　　　　　ｉｏｏ＠上記組成物をバッチ式サンド
クライングーにて３時間混線分散し、た後、ポリイソシ
アネート化合物（日本ポリウレタンＫＫ製コロネートＬ
−７１）を６、？ｓ（固型分り加えて更に３０分間混線
分散した。混線分散債、ｊμの平均孔径をＭするフィル
ターで濾過し、磁性層用塗布液を得た。得、られた磁性
塗料を厚さ／４ｔμのポリエチレンテレフタレートフィ
ルム上に乾燥厚がｊμになるようにリバースロールで塗
布し、塗布層が未乾の内に２０００カウスの磁石で磁場
配向処理を行ない、乾燥した。乾燥後、スーパーカレン
ダーロール処理を行ない、磁性層を平滑にした。これを
スリットし、ｌ／２インチ巾のビデオカセットテープ（
ＶＨａ型ビデオカセット、）を得た。侍られたビデオテ
ープの特性を以下第′：２表扁り〜ｌ乙に示す。

比較例２ｊ′ 実施例２の分枝飽和脂肪酸にかえて、従来の直鎖脂肪酸
エステルを使用及び脂肪酸エステルを便用しない以外は
実施例２と同様な方法にてビデオテープを得た。

得られｔｃ結果を第λ表ムＣ３、弘に示す。

実施例ａ 実施例コのＣｏ被着ベルトライド酸化鉄に代えてＦｅ−
１’Ｉｉｉ台金微粉末（Ｆ′ｅ：Ｚｎ＝りｊ　：　ｊ。

Ｈｃ　／　ｊ　００　Ｃ）ｂ、釘状比／　０　：　／、
平均粒子長０．３μ）を使用する以外は実施例２と同様
の操作にてビデオテープを得に０得られたビデオテープ
の特性をＷ、３表）％／’７〜／Ｐに示す。

比較例＆ 比較例コのＣｏ被着ベルトライド酸化鉄に代えてＦ”　
ｅ　−Ｚ　ｎ合金門粉末（Ｆｅ　：Ｎ　ｉ＝りｊ：５、
Ｈｃ／３００Ｃ）ｅ、針状比／　０　：　／、平均粒子
長０．３μ）を便用スる以外は比較例λと同様の操作に
てビデオテープを得た。得られたビデオテープの特性１
に第３表−〇〜！に示す。

第１表、第２表、第３表に示した特性の測定法を以下に
示す。

（ａ）　　ＭＯＬ　３　ｉ　！ 基準テープをＯｄＢとした時の３　／　ｊＨｚの鰍大出
力レベル（歪率３％） （基準テープ：富士与冥フィルムＫ　Ｋ　ｊｌｌ！　７
ジカセツトＥＲＣ−７０１測定機ナカｉチＫＫ製１１２
１１Ｍ） （ｂ）　　８　Ｕ　Ｌ　／　ＯＫ 基準テープ會ＯｄＢとした時の１０ＫＩＩＺの飽和出力
レベル （Ｃ）　　オーディオ走行性 市販のカセットデツキ１００台を使用して２夕０ＣｒＯ
％）ｔ、Ｉ−１及び参〇°Ｃｌ０４Ｒ１−１で走行テス
トを行ない、巻き姿の良悪を計測□ した・　　　　　　　　− ハ Ａ・・・巻き乱れなし。

Ｂ・・・／−１台のデツキで巻き乱れ発生。

Ｃ・・・５〜７０台のデツキで巻き乱れ発生。

Ｄ・・・１１台以上のデツキで巻き乱れ発生。

（ｄ）　　テープ鳴き 走行性のテスト時、テープ鳴きのＭ無を評価した。

Ａ・・・テープ鳴き全くなし。

Ｂ・・・ｌ−２巻一時的に発生。

Ｃ・・・３巻〜！巻一時的に発生。

Ｄ・・・１巻以上一時的に発生及び常時鳴きｌ〜１巻発
生。

（ｅ）汚れ 走行性計価恢、デツキのヘッドの汚れ具合を評価した。

Ａ・・・汚れは全くないか、あっても確認が困難。

Ｂ・・・汚れは多少あるが間融ない程度。

Ｃ・・・汚れがか−シ多い。

（ｆ）　　ビデオ出力　□。

基標テープヲ０′□ｄＢにした時の４１　Ｍ　）ｉ　ｚ
の出力（基準テープ：富士写真フィルムＫＫ製ＶＨＳテ
ープ、測定機：松下電器ＫＫ製Ｎ■−≦１００型）。

（ω　Ｓ／Ｎ比 祝感補正を行なつｆｃ−／　ＯＫ−参ＭＨｚのＳ／Ｎ比
（測定機：松下電器ＫＫ製へＶ−ａａ００型）。

（ｈ）　　スチルライ２ スチルモードで再生會行ない、画面に著しい欠陥が生す
るまでの時間、（分）（測定機：松下電器ＫＫ製ＮＶ−
４ｔｏｏ型）。

（ｉ）　　ビデオ走行性 ？ｂＪ４！ｉｉのビデオカセットデツキ（ｖｈｓタイプ
）！０台１！ｒ使用し、２ｊ０ＣｊＯ％Ｂ、１−１及０
＜ｔｏｏＣｔｒｏｃｓｌ−ｔＨで走行テストを行ない、
ジッター及びスキュー管評価した。

Ａ・・・ジッター及びスキューともなし。

Ｂ・・・ジッターもしくはスキューが時々生じるがほぼ
間馳なし。

Ｃ・・・ジッターもしくはスキューがかなシひんはんに
生じ間馳あり。

（ｊ）　　汚れ 走行性評価佐デツキのヘッドの汚れ具合を評価した。

Ａ・・・汚れは全くないか、あっても確認力量困難。

Ｂ・・・汚れは多少あるが問題ない程度。

Ｃ・・・汚れがかなり多い。

第１表に示した工うに、本発明による脂肪酸エステル１
ｋｉ史用し穴、オーディオテープＡ／〜ｊは、従来の脂
肪酸エステルを便用したオーテイメーテープＡＣ／及び
脂肪酸エステルを使用しないテープニジＭＯＬ、８０Ｔ
、が尚く、電磁変換特性にすぐれていることがわかる。

又、本発明に↓る脂肪酸エステルは電磁変換特性がすぐ
れているだけでなく走行性が良く、テープ鳴きの発生が
なく汚れも少ないことカニわカムる。

一方従来の脂肪酸エステルはテープ鳴き力；生じ、又、
走行性、汚れもあまりすぐれていないことカニわかる。

第２表、第３表からは、本発明による脂肪酸エステル會
便用したビデオテープＡり〜ｌりは従来の脂肪酸エステ
ルを使用したビデオテープＡ（：ｔｓＣ−７よシビデオ
出力ＳｌＮ比が高＜１１磁変換特性にすぐれていること
がわかる。

又、慮タト／りは、ＡＣ！〜ｔよりもスチルライフが長
く、ビデオ走行性も良好で、汚れの発生も少’Ｉ（（走
行性及び耐久性がすぐれていることがわかる。・・ υ土の禄に本発明による分枝飽和脂肪酸エステルを使用
することに↓シ、電磁変換特性がすぐれているはかりで
なく走行性、納入性もすぐれている磁気記録性が得られ
ることがわかった。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）非磁性可撓性支持体上に強ａｌ性微粉末を結合剤中
   に分散せしめｆｃ磁性層を設けてなる磁気記録体におい
   て、前記磁性層中に炭素数７２〜，２λの分枝飽和脂肪
   酸と、炭素数／−／Ｉの１価の脂肪族アルコールから得
   られる脂肪酸エステルが含まれていることを％徴とする
   磁気記録体。