JPS58217456A - 無機質材料の製造方法 - Google Patents
無機質材料の製造方法Info
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- JPS58217456A JPS58217456A JP10089182A JP10089182A JPS58217456A JP S58217456 A JPS58217456 A JP S58217456A JP 10089182 A JP10089182 A JP 10089182A JP 10089182 A JP10089182 A JP 10089182A JP S58217456 A JPS58217456 A JP S58217456A
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- Japan
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- water glass
- mixture
- coagulant
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水ガラスに凝固剤1t’l&加して該水ガラス
を固化させることにより、耐水性無機質材料を得る方法
に関するものである。 ゛通常、水ガラスは、
二酸化珪素とアルカリとを融解して得られる珪酸アルカ
リ塩の、濃厚水溶液であり、無色で粘性の高い液体であ
る。また、該水ガラスヲ窒気中に放置すると、水分が蒸
発し。
を固化させることにより、耐水性無機質材料を得る方法
に関するものである。 ゛通常、水ガラスは、
二酸化珪素とアルカリとを融解して得られる珪酸アルカ
リ塩の、濃厚水溶液であり、無色で粘性の高い液体であ
る。また、該水ガラスヲ窒気中に放置すると、水分が蒸
発し。
固化する性質がある。
それ故、上記性質を有する水ガラスは、接合剤。
塗料、土壌硬化剤等として、広く利用されている。
しかしながら、該水ガラスは耐水性に乏しいという欠点
を有する。すなわち、該水ガラスを常温に放置、あるい
は加熱する等して、固化せしめても、得られる固化物は
、水分に接触子ると再び粘性液体となる。
を有する。すなわち、該水ガラスを常温に放置、あるい
は加熱する等して、固化せしめても、得られる固化物は
、水分に接触子ると再び粘性液体となる。
それ故、該水ガラスを、屋外等の水が直接かかるところ
はもちろんのこと、湿気の多い場所等に設置する物品に
使用することは困難である。
はもちろんのこと、湿気の多い場所等に設置する物品に
使用することは困難である。
また、該水ガラスは、固化後150°C以上に加熱する
と、その強度は著しく低下し、成形体、接着剤あるいは
塗料としての機能を失なう。
と、その強度は著しく低下し、成形体、接着剤あるいは
塗料としての機能を失なう。
一方、水ガラスに耐水性、耐熱性を付与するために、該
水ガラスにマグネシウム、カルシウム等の多価イオンを
添加することが知られている。
水ガラスにマグネシウム、カルシウム等の多価イオンを
添加することが知られている。
しかし、上記イオンを従来のように、単に水溶液で添加
すると、水ガラスは急速にゲル状に固化するので、該水
ガラスを一定の形状に成形したυ。
すると、水ガラスは急速にゲル状に固化するので、該水
ガラスを一定の形状に成形したυ。
塗布する場合には9作業性が悪く、実用的でない。
本発明者は、上記急速に固化するといった。水ガラスの
上記欠点を克服することを目的に鋭意研究を重ねた結果
9本発明を為すに至ったのである。
上記欠点を克服することを目的に鋭意研究を重ねた結果
9本発明を為すに至ったのである。
本願にかかる第1の発明は、水力ラスに多価イオンkm
加して、該水ガラスを成形、固化することにより得られ
る無機質材料を製造する方法におt凝固剤を製作する吸
着工程と、水ガラスに該凝固剤を混合して、混合物とす
る混合工程と、該混合物全所望の形状に成形して固化せ
しめる成形工程と、からなることt−特徴とする無機質
材料の製造方法である(以下第1発明という)。
加して、該水ガラスを成形、固化することにより得られ
る無機質材料を製造する方法におt凝固剤を製作する吸
着工程と、水ガラスに該凝固剤を混合して、混合物とす
る混合工程と、該混合物全所望の形状に成形して固化せ
しめる成形工程と、からなることt−特徴とする無機質
材料の製造方法である(以下第1発明という)。
本第1発明によれば、多価イオンを含浸あるいは吸着し
た凝固剤は徐放性、すなわち該多価イオンを水ガラスへ
徐々に放出する性質を有するので。
た凝固剤は徐放性、すなわち該多価イオンを水ガラスへ
徐々に放出する性質を有するので。
該凝固剤を混合した水ガラスは急速に固化しない。
それ故1本発明方法は、かな9長い、しかも調節可能な
可使時間を有し9作業性に優れている。
可使時間を有し9作業性に優れている。
また1本発明によp得られる無機質材料は、優れた耐水
性と耐熱性を有するので、建築、土木関係用材料として
広く利用することが可能である。
性と耐熱性を有するので、建築、土木関係用材料として
広く利用することが可能である。
以下9本発明tさらに詳細に説明する。
本発明に用いるイオン供給物質としては、 Mg。
Cα、 BIZ、 A4等の多価イオンを含む塩であり
1本発明では、これらの−棟あるいはニー以上を混合し
て使用する。具体的な塩としては、Cαc1g 、 M
g。
1本発明では、これらの−棟あるいはニー以上を混合し
て使用する。具体的な塩としては、Cαc1g 、 M
g。
(Now )1 、 Ba(OH)寓、 klols
%で、水に可溶なものがよい。
%で、水に可溶なものがよい。
一方、上記多価イオンを含浸あるいは吸着する多孔質粉
末には、セピオライト、アタパルジャイト、モンモリロ
ナイト、カオリナイト、バーミキュライト、黒鉛等の繊
維状あるいは層状物質、ゼオライト、クリストバル岩等
の多孔性物質等の粉末が使用できる。さらには、微細な
孔をもつ中窒ガラスの粉末も使用可能である。
末には、セピオライト、アタパルジャイト、モンモリロ
ナイト、カオリナイト、バーミキュライト、黒鉛等の繊
維状あるいは層状物質、ゼオライト、クリストバル岩等
の多孔性物質等の粉末が使用できる。さらには、微細な
孔をもつ中窒ガラスの粉末も使用可能である。
上記セピオライト、アタパルジャイトは、それぞれ含水
マグネシウムシリケート、含水マグネシウム、アルミニ
ウムシリグートヲ主成分とする鉱物で、その構造は、−
辺が約α1μmの四辺形断面含有する長繊維の集合体で
、該集会体内には。
マグネシウムシリケート、含水マグネシウム、アルミニ
ウムシリグートヲ主成分とする鉱物で、その構造は、−
辺が約α1μmの四辺形断面含有する長繊維の集合体で
、該集会体内には。
繊維の長さ方向に多数の孔を有している。
上記バーミキュライト等の層状物質は、珪酸アルミニウ
ム等を主成分とする薄摸の層状構造を持つものである。
ム等を主成分とする薄摸の層状構造を持つものである。
また、クリヌトバル岩、ゼオライトは、珪酸塩類を主成
分とする粒状の多孔性物質で2%にクリストバル岩は、
その表面に通ずる多数の孔を有するものである。鎖孔の
直径は約701.気孔率は約50%である。
分とする粒状の多孔性物質で2%にクリストバル岩は、
その表面に通ずる多数の孔を有するものである。鎖孔の
直径は約701.気孔率は約50%である。
本発明における多孔質粉末は、上記繊維状9層状あるい
は多孔性物質tミル等で粉砕したもので。
は多孔性物質tミル等で粉砕したもので。
一
その粒径は20〜500μm範囲が望ましい。
本第1発明にかかる吸着工程において、上記多孔質粉末
に、前記多価イオンを吸着せしめる。該吸着工程では、
まず、前記多価イオンを含む塩を液状にしたのち、この
液に多孔質粉末を浸漬するなどして、上記イオンを該多
孔質粉末に接触させる。上記塩を液状にするための溶媒
には、水、アルコール、その他揮発性の有機溶媒等がよ
い。液状にした上記塩の濃度は、該塩と溶媒によって定
まる固溶限附近がよい。しかし、これよυ低い濃度であ
っても何ら差し支えない。
に、前記多価イオンを吸着せしめる。該吸着工程では、
まず、前記多価イオンを含む塩を液状にしたのち、この
液に多孔質粉末を浸漬するなどして、上記イオンを該多
孔質粉末に接触させる。上記塩を液状にするための溶媒
には、水、アルコール、その他揮発性の有機溶媒等がよ
い。液状にした上記塩の濃度は、該塩と溶媒によって定
まる固溶限附近がよい。しかし、これよυ低い濃度であ
っても何ら差し支えない。
本吸着工程を施す他の方法としては、上記塩を溶融状態
あるいは気体状態にして、これらに該多孔質粉末を接触
させてもよい。
あるいは気体状態にして、これらに該多孔質粉末を接触
させてもよい。
以上のようにして、多価イオンが、多孔質粉末に、イオ
ン変換吸着、あるいは物理的に吸着し。
ン変換吸着、あるいは物理的に吸着し。
あるいは該多孔質粉末の表面に開口した孔に浸入する結
果、該多孔質粉末と多価イオンは強く結合する。
果、該多孔質粉末と多価イオンは強く結合する。
その後、多孔質粉末の表面に単に付着している余分の溶
液を水洗等により除去して1本発明にかかる凝固剤とし
ての多価イオンを含浸あるいは吸着した多孔質粉末を得
る。
液を水洗等により除去して1本発明にかかる凝固剤とし
ての多価イオンを含浸あるいは吸着した多孔質粉末を得
る。
次に1本第1発明にかかる混合工程において。
水ガラスと上記凝固剤とを、混合、混練する。
本発明における水ガラスは、 Ah O5nsiozの
一般式で表わされる物質(Mはに、NrL、Ll等のア
ルカリ金属あるいはNH,等の基であり、nは1〜4の
数である。)(以下核物質を水ガラス固形分と記す)゛
の10〜70重量%(01%)水溶液である。
一般式で表わされる物質(Mはに、NrL、Ll等のア
ルカリ金属あるいはNH,等の基であり、nは1〜4の
数である。)(以下核物質を水ガラス固形分と記す)゛
の10〜70重量%(01%)水溶液である。
この場合、水ガラス固形分と多孔質粉末との混合割合は
、該多孔質粉末に含浸あるいは吸着している多価イオン
が、該水ガラス中のアルカリ金属イオンと等価な量とな
るのが最も良い。
、該多孔質粉末に含浸あるいは吸着している多価イオン
が、該水ガラス中のアルカリ金属イオンと等価な量とな
るのが最も良い。
なお、上記混合、混練作業が容易となるように。
機を用いそもよい。
以上のようにして、比較的長い可使時間を有する混合物
を得ることができる。なお、該可使時間は、前記多価イ
オン、多孔質粉末の種類、量によって調節可能である。
を得ることができる。なお、該可使時間は、前記多価イ
オン、多孔質粉末の種類、量によって調節可能である。
最後に、上記混合工程で得た混合物を、成形工程で所望
の形状に成形し、固化せしめる。該混合物を成形する方
法には、該混合物を鋳型に注入する方法、あるいは鋳型
を使わないで成形したり。
の形状に成形し、固化せしめる。該混合物を成形する方
法には、該混合物を鋳型に注入する方法、あるいは鋳型
を使わないで成形したり。
刷毛、へら等で基材に塗布する方法等がある。鋳型に注
入して成形する場合には、混合物の粘度を比較的低処置
にしてもよいが、鋳型を使わない場合には自重等で変形
しない程度に高くするのが望ましい。一方、刷毛やへら
で塗布する場合には。
入して成形する場合には、混合物の粘度を比較的低処置
にしてもよいが、鋳型を使わない場合には自重等で変形
しない程度に高くするのが望ましい。一方、刷毛やへら
で塗布する場合には。
比較的低(目の粘度にするのが望ましい。
上記固化は、室温附近での自然乾燥、あるいは。
必要に応じて昇温して乾燥、又は焼きつけてもよい。昇
温する場合には、その温度を110〜250°Cの範囲
内に選択すると1本発明にかかる混合物は、固化後、一
層優れた耐水性、耐熱性を現わす。
温する場合には、その温度を110〜250°Cの範囲
内に選択すると1本発明にかかる混合物は、固化後、一
層優れた耐水性、耐熱性を現わす。
以上の各工程を実施することによって、水ガラスを主成
分とした無機質材料を得ることができる。゛本発明によ
れば、水ガラスKl固せしめる多価イオンが多孔質粉末
から少量ずつ放出されるので。
分とした無機質材料を得ることができる。゛本発明によ
れば、水ガラスKl固せしめる多価イオンが多孔質粉末
から少量ずつ放出されるので。
本発明における前記混合物の可使時間が長くなる。
それ故、成形工程での作業性がよくなる。
また、該混合物は、適当な粘性を有しているので2.初
期接着力が大きい。
期接着力が大きい。
本発明によって得られる無機質材料は、凝固剤と水ガラ
スとの間で反応が生じ、耐水性、耐熱性を保有する。該
無機質材料の表面に水全振りかけ。
スとの間で反応が生じ、耐水性、耐熱性を保有する。該
無機質材料の表面に水全振りかけ。
摩擦しても、該無機質材料は溶解しないばかりでなく、
60°Cの温水中に長時間放置しても、溶解はもちろん
、膨潤現象さえ見られない。
60°Cの温水中に長時間放置しても、溶解はもちろん
、膨潤現象さえ見られない。
また、該無機質材料は、600℃に加熱しても発泡しな
い。
い。
なお1本混付工程において、上記多孔質粉末と。
水ガラスの他に、たとえば珪砂、ガラス粉、ガラス繊維
、雲母、ベントナイト、タルク、アスベスト等の無機質
物質、ゴムラテックス、セルロース繊維等の有機質物質
であって、水力ラスの諸性質に悪影41ilIを与えな
い物質を増量材として適宜添加することも可能である。
、雲母、ベントナイト、タルク、アスベスト等の無機質
物質、ゴムラテックス、セルロース繊維等の有機質物質
であって、水力ラスの諸性質に悪影41ilIを与えな
い物質を増量材として適宜添加することも可能である。
これらの物質’t−m加すると。
成形工程における固化時に、該水ガラスの収縮率が小さ
くなる利点を有する。
くなる利点を有する。
以上のように9本第1発明により得た無機質材料は、優
れた特長を保有するものである。それ故。
れた特長を保有するものである。それ故。
刷毛塗りして、ボール紙や9発泡ガラス成形体等の接層
剤として、あるいは、発泡ガラス成形体の表面被覆材と
して使用できる。
剤として、あるいは、発泡ガラス成形体の表面被覆材と
して使用できる。
本願にかかる第2の発明は、前述の第1発明と同様の性
質を有する無機質材料を製造する方法であり、水力ラス
を凝固せしめるMg、、 Oa、 Bα、A1等の多価
イオンt−多孔質粉末に含浸あるいは吸着せしめて、凝
固剤を製作する吸着工程と、該凝固剤の表面に、水溶性
物質からなる被gl形成して被膜形成凝固剤を製作する
被覆工程と、水ガラスに該被膜形成凝固剤を混合し、混
合物とする混合工程と、該混合物を所望の形状に成形し
、固化せしめる成形工程とからなること1に%徴とする
無機質材料の製造方法にある。(以下第2発明という。
質を有する無機質材料を製造する方法であり、水力ラス
を凝固せしめるMg、、 Oa、 Bα、A1等の多価
イオンt−多孔質粉末に含浸あるいは吸着せしめて、凝
固剤を製作する吸着工程と、該凝固剤の表面に、水溶性
物質からなる被gl形成して被膜形成凝固剤を製作する
被覆工程と、水ガラスに該被膜形成凝固剤を混合し、混
合物とする混合工程と、該混合物を所望の形状に成形し
、固化せしめる成形工程とからなること1に%徴とする
無機質材料の製造方法にある。(以下第2発明という。
)本第2発明によれば、上記混合物の可使時間を。
被混合物の使用目的に応じて、所望の長さに、#易に調
節できる。その他、前記第1発明と同じ効果を有する。
節できる。その他、前記第1発明と同じ効果を有する。
以下1本第2発明を、よシ詳細に説明する。
本第2発明は、前記第1発明に、上記被覆工程全附加し
たものである。本発明にかかる被覆工程は、前記第1発
明の吸着1轡で、多価イオンを含浸あるいは吸着せしめ
た多孔質粉末の表面に、水溶性物質で被膜を形成する工
程である。
たものである。本発明にかかる被覆工程は、前記第1発
明の吸着1轡で、多価イオンを含浸あるいは吸着せしめ
た多孔質粉末の表面に、水溶性物質で被膜を形成する工
程である。
該水溶性物質は、具体的には、ポリビニールアルコール
、でんぷん、デキストリン等の有機化合物、NαNOs
、 Cn00s 、 NαCjl、 Bαcds 、
h(lags等の無機化合物がよい。
、でんぷん、デキストリン等の有機化合物、NαNOs
、 Cn00s 、 NαCjl、 Bαcds 、
h(lags等の無機化合物がよい。
該被膜を形成する方法としては、上記水溶性物質を水溶
液とし、該水溶液に上記多孔質粉末を浸漬するか、該水
溶ffk上記多孔質粉末にスプレー等で吹きつけたのち
乾燥するのがよい。これらの方法によって、前記多価イ
オンを含浸あるいは吸着した多孔質粉末の表面に、上記
水溶性物質からなる被膜を形成して、被膜形成凝固剤を
得ることができる。
液とし、該水溶液に上記多孔質粉末を浸漬するか、該水
溶ffk上記多孔質粉末にスプレー等で吹きつけたのち
乾燥するのがよい。これらの方法によって、前記多価イ
オンを含浸あるいは吸着した多孔質粉末の表面に、上記
水溶性物質からなる被膜を形成して、被膜形成凝固剤を
得ることができる。
次に、該被膜形成凝固剤を、第1発明における混合工程
と同じ方法で水ガラスに混合混練して。
と同じ方法で水ガラスに混合混練して。
混合物とし、該混合物に成形工程金施して1本発明にか
かる無機質材料を得ることができる。
かる無機質材料を得ることができる。
該被膜形成凝固剤を使用すると、多価イオンは。
被膜が水ガラス中の水分で溶解するまで、水ガラス中に
放出されにくいので、可使時間^被膜がない場合より2
〜10倍長くすることができる。
放出されにくいので、可使時間^被膜がない場合より2
〜10倍長くすることができる。
該可使時間は、第1発明と同様に、多価イオン。
多孔質粉末さらには、該被膜の楠嫡、厚さによって調節
することができる。
することができる。
この場合、該被膜の種類、厚さ等を変えた2種以上の多
孔質粉末を混ぜて使用した混合物は、単一種の多孔質粉
末を加えた混合物よりも1%別の固化状況を呈し、固化
時にひずみやき裂の発生を防止できる。
孔質粉末を混ぜて使用した混合物は、単一種の多孔質粉
末を加えた混合物よりも1%別の固化状況を呈し、固化
時にひずみやき裂の発生を防止できる。
固化してできた無機材料は、 rnit水性、耐熱性を
有し、第1発明により得た無機材料と同じ用途を有して
いる。
有し、第1発明により得た無機材料と同じ用途を有して
いる。
以下9本発明にかかる実施例を示す。
実施例1
スペイン産セビオライト粉末1ooft−、IAの水道
水に加え、これを鋼製羽根を有するミキサーで攪拌し、
さらに、塩化カルシウム(CαC12・6n舅、0)を
109%添加し、十分に溶解させたのち、3゛0分放置
した。
水に加え、これを鋼製羽根を有するミキサーで攪拌し、
さらに、塩化カルシウム(CαC12・6n舅、0)を
109%添加し、十分に溶解させたのち、3゛0分放置
した。
これをブフナーロートおよび吸引びんを用いて濾過し゛
、ロート残留物を再び11の水道水に懸濁させて、該残
留物を水洗した。その後、この水洗操作ft5回繰返し
てから80℃で48時間乾燥し。
、ロート残留物を再び11の水道水に懸濁させて、該残
留物を水洗した。その後、この水洗操作ft5回繰返し
てから80℃で48時間乾燥し。
アルミナ製のボールミルで10時間解砕し0本発次に、
上記凝固剤40gと水ガラス3号(Nα2o・2S10
り含有量40ωt%)200Fとを、十分に混合して、
第1発明にかかる混合物を得た。該混合物ヲ大きさ10
crn平方、厚さ2Mのアルミニウム板に「へら」で塗
布した。これを80℃で10時間乾燥することにより、
厚さが約0.5ffの塗膜を得た。この塗膜は、乾燥、
固化時に、収縮等が見られず、また、き裂やはがれ等も
有せずアルミ−ニウムと艮〈密着した。
上記凝固剤40gと水ガラス3号(Nα2o・2S10
り含有量40ωt%)200Fとを、十分に混合して、
第1発明にかかる混合物を得た。該混合物ヲ大きさ10
crn平方、厚さ2Mのアルミニウム板に「へら」で塗
布した。これを80℃で10時間乾燥することにより、
厚さが約0.5ffの塗膜を得た。この塗膜は、乾燥、
固化時に、収縮等が見られず、また、き裂やはがれ等も
有せずアルミ−ニウムと艮〈密着した。
さらに、塗膜を60°Cの温水に72時間浸漬したが、
その表面は全く溶解しなかった。
その表面は全く溶解しなかった。
また、同じ塗膜を300°Cで50分間加熱したが、該
塗膜は外観上何らの変化もなく、優れた耐熱性を示した
。
塗膜は外観上何らの変化もなく、優れた耐熱性を示した
。
一方、上記混合物を上記アルミニウム板に塗布し、室温
で放置したものは、該混合物が固化するのに24時間を
要した。固化した塗膜にはき裂も。
で放置したものは、該混合物が固化するのに24時間を
要した。固化した塗膜にはき裂も。
アルミニウム板からのはく離もなかった。
以上のように、上記混合物を高温の雰囲気中で固化させ
ると、この固化物は、へ特に良好な耐温水性、耐熱性を
保有していた。
ると、この固化物は、へ特に良好な耐温水性、耐熱性を
保有していた。
実施例2
青森県産の多孔質クリストバライト粉末(100メツシ
ユパス)100Fと硝酸マグネシウム(Mg(Nos)
* ・3H* O) 10 fとを混合し、ルツボで1
50°Cl2O分間加熱することにより、該クリストバ
ライト粉末の細孔中に硝酸マグネシウムを含浸した。冷
却後、これをすり鉢”で軽く破砕した。
ユパス)100Fと硝酸マグネシウム(Mg(Nos)
* ・3H* O) 10 fとを混合し、ルツボで1
50°Cl2O分間加熱することにより、該クリストバ
ライト粉末の細孔中に硝酸マグネシウムを含浸した。冷
却後、これをすり鉢”で軽く破砕した。
次に、該破砕物を1分子量約500のポリビニールアル
コール10ωt%水溶液に浸漬後、lIi[ちに。
コール10ωt%水溶液に浸漬後、lIi[ちに。
ブフナーロートと吸引ビンを使って濾過し、 tP紙上
の残留物f、80°Cで10時間乾燥し、さらに軽く解
砕して、第2発明にかかる凝固剤としての粉末を得た。
の残留物f、80°Cで10時間乾燥し、さらに軽く解
砕して、第2発明にかかる凝固剤としての粉末を得た。
“
この粉末10gと、実施例1と同じ水ガラス5号200
gとを混合し、2個の発泡ガラス成形体(寸法100X
50X15u)の−面に塗布し。
gとを混合し、2個の発泡ガラス成形体(寸法100X
50X15u)の−面に塗布し。
混合物塗布面どうしを合せて、互いに押しつけた。
その後、室温中に72時間放置することにより。
混合物を乾燥固化し、2個の発泡ガラス成形体を接着し
た。
た。
発泡ガラス成形体に混合物を塗布する時には。
該混合物は固化し始めておらず、水ガラス特有の粘性を
有し、充分な初期接着力を有していた。
有し、充分な初期接着力を有していた。
上記発泡ガラス成形体の接着部を、水道水流水中に7日
間保持、あるいは250’Cで30分間保持した後も、
該発泡ガラス成形体は5 Kg / cd以上の接着強
度を有しており、上記混合物は、固化後耐水性、耐熱性
を有する接着剤として有用であることが明らかとなった
。
間保持、あるいは250’Cで30分間保持した後も、
該発泡ガラス成形体は5 Kg / cd以上の接着強
度を有しており、上記混合物は、固化後耐水性、耐熱性
を有する接着剤として有用であることが明らかとなった
。
特許出願人
株式会社豊田中央研究所
Claims (2)
- (1)水ガラスに、該水ガラスを凝固せしめるためのM
g、Oα、Bα、 A1等の多価イオン2m加し。 該水ガラスを成形、固化して無機質材料を製造する方法
において。 上記多価イオンを多孔質粉末に含浸あるいは吸着させて
凝固剤を製作する吸着工程と、水ガラスに該凝固剤を混
合して混合物とする混合工程と。 該混合物を所望の形状に成形して、固化せしめる成形工
程とからなることを特徴とする無機質材料の製造方法。 - (2)水ガラスに、該水ガラスを凝固せしめるためのM
g、Oα、Bα、 AA等め多価イオンを添加して、該
水〃ラスを成形、固化して無機質材料を製作する方法°
において。 上記多価イオンを多孔質粉末に含浸あるいは吸着せしめ
て凝固剤を製作する吸着工程と、該凝固剤の表面に、水
溶性物質からなる被膜を形成して被膜形成凝固剤を製作
する被覆工程と、水ガラスに該被膜形成凝固剤を混合し
て混合物とする混合工程と、該混合物を所望の形状に成
形し、固化せしめる成形工程とからなることを特徴とす
る無機質材料の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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- 1982-06-11 JP JP10089182A patent/JPH0248505B2/ja not_active Expired - Lifetime
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