JPS58217389A - 粘土鉱物系感圧複写紙用発色剤組成物 - Google Patents

粘土鉱物系感圧複写紙用発色剤組成物

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JPS58217389A
JPS58217389A JP57100898A JP10089882A JPS58217389A JP S58217389 A JPS58217389 A JP S58217389A JP 57100898 A JP57100898 A JP 57100898A JP 10089882 A JP10089882 A JP 10089882A JP S58217389 A JPS58217389 A JP S58217389A
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保夫 溝口
Nobuyuki Yamada
信行 山田
Noriyuki Takahashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本醐明はカーづ?ン紙を必要とせず任意の書写、印写を
行い得る複写紙即ち感圧複写紙に用いて著しい発色効果
を示す発色組成物に関するものである。
感圧複写紙は特殊なものをのぞきいずれも電子供与性の
ある有機色素の無色化合物と電子受石体である発色剤と
の間の電子授受による発色反応を応用したものである(
米国特許2548366号)。
呈色反応物質たる有機色素の無色化合物としては、一般
に発色状態を異にする二種み一色素が併用される。その
一つは例えばトリフェニルメタンフタリド系色素のごと
く固体酸と接触した時、直ちに強く発色するが、比較的
褪色し易いものであり(第一次発色色素)、第二の色素
は固体酸と接触しても直ちには発色せず、数日全経過し
念後完全圧発色して充分な日光堅ロウ度を示すものが用
いられ、かかる色素としては例えばロイコメテレ/ブル
ー系色素が用いられる(第二次発色色素)。
上記第一次発色色素としてはクリスタル・グアイオレッ
ト・ラクトン(CVL)が代表的な色素であり、第二次
発色色素としてはインジイル・四イコ・メチレン・ブル
ー(B LMB )が代表的色素として広く使用されて
いる。
また近年に至って、例えばフルオラン(Flwo−va
n)系の緑色又は黒色色素;ミヒラーズヒドリルハラー
トルエンスルフイ$−ト(PTSMH)の如きミヒラー
ズ・ヒトロールM導体;ジフェニルカルバゾリルメタン
系色素;スピロジ−ベンゾピラン系色素等が単独で、又
は前記第−次発色色累と組合わされて使用されている。
また電子受石体である発色剤としては一般に固体酸が用
いられ、就中ヅオクタヘドラル型モンモリロナイト族粘
土鉱物が優れた発色能を有することが知られている。
ヅオクタヘドラル型モンモリロナイト族粘土鉱物の中、
殊に酸性白土、サブベントナイトが好適である。
また、従来か・かる酸性白土、サブベントナイトの如き
モンモリロナイト粘土鉱物を酸処理することによた、そ
の比表面積t−180rr?/f以上に増大させること
ができ、かかる酸処理された該粘土鉱物は殊に前記トリ
フェニルメタン系色素の如き一次発色色素に対する発色
能が増大することが知られている。例えば酸処理された
酸性白土は一般に活性白土と呼ばれ、感圧複写紙用発色
剤として既に広く知られており、かかる従来公知の酸処
理されたヅオクタヘドラル型モンモリロナイト族粘土鉱
物又はこれとその天然粘土鉱物との混合物の如何なるも
のも本発明の前記発色剤(2)として用いることができ
る。
かかる酸処理に用いる酸としては、無機酸および有機酸
のいずれでもよいが、コスト及び取扱いの容易さ等から
見て無機酸が好ましく、特に硫酸、塩酸が最も好適であ
る。
また酸処理の条件としては、特に厳格な条件は必要でな
く、希#濃度の酸を用いれば処理時間が長くなるか酸の
容量が多くなり、#度が大となればそれだけ処理時間が
短かくなるか酸の容量が少くなる。また処理温度が高く
なればそれだけ処理時間は短かくなる。それゆえ酸濃度
としては1〜98%穆度の如何なる範囲でもよいが、実
際的には15〜80%程度の濃度で50〜300℃の範
囲の温度で酸処理するのが取扱い上好ましいことが知ら
れている。
〔発明剤(1)について〕 本発明者等は比較的最近に至って、 (1)  シリカの正四面体から成る層構造を有する(
A)  電子線回折によれば該シリカの正四面体から成
る層構造の結晶に基づく回折・ぐターンを示すが、 (B)  X線回折によれば上記層構造の結晶に基づく
回折ノリーンを実質的に示さず、(C) 酸素以外の元
素として、少くともケイ素と!グネシウム及び/又はア
ルミニウムを含有する もの(以下発色剤(1)という)は、感圧複写紙用発色
剤として極めて優れた発色能を有することを発見した。
この発色剤(1)及びその製造法の詳細は特開昭57−
15996号公開公報によって低に知られている。
本発明で用いるかかる発色剤(1)Fi、例えば、シリ
カの正四面体から成る層構造を有する粘土鉱を、乾燥基
準(105℃で3時間乾燥)でSin。
含量が82乃至96.5重量s、好ましくは85乃至9
5重tチとなるように酸処理し、得られる粘土鉱物を水
性媒体中で、該媒体に少くとも部分的に町浴性のマグネ
シウム及び/又はアルばニウムの化合物と接触させ、こ
の可溶性化合物が水酸化物以外の場合VcII′i水酸
化物が形成されるようにアルカリ又は酸で中和して該酸
処理粘土鍼物中にマグネシウム及び/又はアルミニウム
成分を導入し、所望により乾燥することによシ製造する
ことができる。
前述したシリカの正四面体から成る層構造を有する粘土
鉱物の代表的なものの組成(主成分としてのSiOいA
t、O,及びM(10の含量を示す)は下記表Aに示す
とおりである。
表  A また、シリカの正四面体示ら成る層構造を有する上記の
如き粘土鉱物は、X線回折によって該層構造の結晶に基
づく特有の回折パターンを示す。
この回折ノ臂ターンとしては、殊に(020)、(2o
o)および(06G)の面指数(ミラー指数)の結晶面
に基づく回折ツリー/が最も明瞭に現われる。
かかる7リカの正四面体から成る層構造を有する粘土鉱
物を、その乾燥基準(105℃3時間乾燥)でS i 
O,含曖が82乃至96.5重量−1好ましくは85乃
至95重量−となるまで高度に酸処理する。
上記製造方法における酸処理においては、かかる酸処理
した該粘土鉱物(乾燥状轢で>tX線回折によって測定
した場合に、該粘土鉱物が有するシリカの正四面体から
成る層構造の結晶の上記の如き結晶面に基づく回折パタ
ーンを実質的に示さなくなるまで酸処理するが好ましい
殊に、上記酸処理においては、かかる酸処理した後の粘
土鉱物をX線回折によって測定した場合のみならず、電
子線回折によって測定した場合にも、酸処理する前の該
粘土鉱物が有するシリカの正四面体から成る層構造の結
晶に基づく回折)9ターフf実質的に示さなくなるまで
該粘土鉱物の酸処理を行うことが特に好適である。
上記の如く酸処理した粘土鉱物を、次に水性媒体中で、
水性媒体に少くとも部分的に可溶性のマグネシウム及び
/又はアルミニウムの化合物と接触させ、この可溶性化
合物が水酸化物以外の場合にはマグネシウム及び/又は
アルミニウムの水酸化物が形成されるようにア“ルカリ
又は酸で中和して、該−処理粘土鉱物中にマグネシウム
及び/又蝉アルミエクム成分を導入し、所望により乾燥
する。
かくすることKより、クリ力の正四面体から成る層構造
を有する粘土鉱物から誘導されたものであって、 (,4)  電子線回折によれば該シリカの正四面体か
ら成る層構造の結晶に基づく回折・9ターンを示すが、 (B)  X線回折によれば上記層構造の結晶に基づく
回折パターンを示さず、 ((1’)  酸素以外の元素として、少くともケイ素
と1ダネシウム及び/又はアルミニウムを含有する 本発明で用いる発色剤(1)が得られる。
本発明で用いる発色剤(1)としては、殊に上記(C)
の要件として、酸素以外の元素として、少くともケイ素
とマグネシウムを含有するものが好適である。
本発明で用いる発色剤(1)としては、上記(A)、C
B)及び(C)の条件を満足し、さらに (D)  ケイ素とマグネシウム及び/又はアルミニウ
ムを、原子比として、 〔ケイ素〕/〔マグネシウム及び/又はアルミニウムの
合計〕が12/1.5乃至12の比率、特に 〔ケイ素〕/〔マグネシウム及び/又はアルミニウムの
合計〕が1273乃至lO の比率で含有するものが好適である。但しN上記の比率
におけるマグネシウムとアルミニウムの合計とは、マグ
ネシウム又はアルミニウムの一方のみしか含有されてい
ない場合はそのいずれか一方の総敏の原子比を示す。
発色14+ (1)を製造する際の原料として用いるシ
リカの正四面体から成る層構造を有する粘土鉱物の代表
的なものとしては、次の如きものをあげることができる
1) 例えば酸性白土、ベントナイト、バイデライト、
ノントロナイト、サポナイトの如きソオクタヘドラル型
及びトリオクタヘドラル型モンモリロナイト族粘土鉱物
、 2)  例えばカオリン、ハロイサイト、デツカイト、
ナクライトの如きカオリナイト族粘土鉱物、3)  例
えばセビオライト、アタパルガイド、パリゴルスカイト
の如き鎖状粘土鉱物(セピオライトーノやりゴルスカイ
ト系粘土鉱物)、4)  例えばロイビテンパージャイ
ト、シエリダナイト、チューリンジャイト、シャモサイ
トの如きクロライド系粘土鉱物、 5)  例えばバーミキュライト、マグネシュウムバー
ミキュライト、アルミニュウムバーミキュライト等のバ
ーミキュライト系粘土鉱物。
之等の中、特に酸性白土の如きソオクタヘドラル型モン
モリロナイト粘土鉱物、カオリン、ハロサイトの如きカ
オリナイト族粘土鉱物及びアタパルガイドの如き鎖状粘
土鉱物が好適である。
既に指摘したとおり、本発明で用いる発色剤(2)、す
なわちモンモリロナイト族粘土鉱物、特に酸性白土を例
えば硫酸・、硝酸、塩酸の如き鉱酸、最も一般的には硫
酸で酸処理し友ものを感圧複写紙用発色剤として使用す
ることは長年にわた酸性白土を上記の如き鉱酸で処理す
ると、該酸性白土中に含有されている酸可溶性塩基性金
属成分、例えばアルミニウム、マグネシウム、鉄、カル
シウム、ナトリウム、゛カリウム、マンガンの如き金属
成分(主としてそれらの酸化物又は水酸化物の形轢で存
在する)は鉱酸中に溶出し、該酸性白土中の80λ含量
(含有率)が増大する。
しかして酸処理を高度(強度)に行って、上記塩基性金
属成分を余り多瞼に溶出、除去すると、得られる酸処理
した酸性白土(これを活性白土ともいう)の第二次発色
色素に対する発色能が低下するのみならず、主として第
一次発色色素(例えばCVL)の発色の耐光性が著るし
く低下し、時間の経過に伴って著るしく褪色する欠点が
生ずる。
従って、従来公知の発色剤である発色剤(2)を得るた
めの酸性白土の酸処理の程度には自ら限界があり、従来
通常行われていた酸処理の条件では得られる酸処理物(
活性白土ン中のS i O,含有率は約68〜78重量
−であり、可成り強烈な酸処理条件の下でもS i O
1含有量が精々約80重量−となる程度であった。
他方、前述したモンモリロナイト族粘土鉱物、カオリナ
イト族粘土鉱物、セfオライドーパリゴルスカイト系粘
土鉱物、クロライド系粘土鉱物、バーミキュライト系粘
土鉱物等の粘土鉱物がシリカの正四面体から成る層構造
の結晶を有し、従って之等の粘土鉱物をX線回折(又は
電子線回折)Kよって測定すると該層構造の結晶に起因
する特有の回折パターンを示すことは既に述べたとおり
古くカラ知られ一’cいる(MingraLogica
l 5oci−ety (C1ay Mineral 
Grolxp ) London1961[年発行、”
 The X −Ray Identificatio
nand Crystal 5tructures o
f C1ay Minerals’edited  b
y G、Brown ]。
之等のシリカの正四面体から成る層構造の結晶を有する
粘土鉱物を前述したような高度の酸処理によって、その
Sin、含量が乾燥基準(例えば105℃で3時間乾燥
)で82乃至96.5重着チ、殊に8B乃至95重量−
となるように処理すると、その酸処理の程度が高度に進
行するに伴って、酸処理された該粘土鉱物の有するシリ
カの正四面体から成る層構造に基づく納品構造は漸次破
壊され、5inR含量が82重置−以上、特に85重号
−以上に達するとX線回折(又は電子線回折)によって
も該層構造の結晶に起因する特有の回折・そターンを実
質的に示さなくなる。
勿論、酸処理の程度と該層構造の結晶の破壊及びそれに
伴って終局的に生じる回折ツクターンの実質的な喪失と
の関係は粘土鉱物の種類、純度又は酸処理前に施される
ことのある前処理の条件(例えば板枠条件や粉砕条件)
等によって種々変化し、一様ではない。しかし、いずれ
の場合にも、酸処理が成る程度以上に進行すると該層構
造の結晶の破壊が始まり、その破壊がさらに進行し、終
局的に該結晶に起因する回折・臂ターンを実質的に喪失
するに至るのである。
従来、感圧複写紙用発色剤(本発明で用いる発色剤(2
))の製造を目的として例えばモンモリロナイト族粘土
鉱物を酸処理する場合、該粘土鉱物の結晶構造が破壊さ
れないような条件で酸処理することが必要であり、結晶
構造が破壊された場合には呈色能力は著るしく低下する
と考えられていた(例えば工業化学雑誌第67巻第7号
(1964)67〜71頁)。
然る圧、本発明者等の研究によれば、 (1)シリカの正四面体から成る層構造を有する粘土鉱
物を、乾燥基準(tOS℃で3時間乾燥)でStO,含
量が少くともa2i1t%、好ましくは少くとも85重
量%となるまで、高度に酸処理しく以上便宜上第1工程
という)、然る後、(2)  得られる粘土鉱物を水性
媒体中で、該媒体に少くとも部分的に可溶性のマグネシ
ウム及び/又はアルミニウムの化合物と接触させ、この
可溶性化合物、が水酸化物以外の場合には水酸化物が形
成されるようにアルカリ又は酸で中和して該酸処理粘土
鉱物中にマグネシウム及び/又はアルミニウム成分、特
に好ましくはマグネシウム成分を導入し、所望によシ乾
燥する(以上便宜上第2工程という)、 ことにより前述した感圧複写紙用発色剤(1)t−製造
することができるに至った。
前記第一工程の酸処理において重要なことは、(A) 
 該粘土鉱物を、その乾燥基準(105℃3時間乾燥)
でs i ol含竜が82〜96.5重量%、好ましく
は85〜95重i−となるように酸処理すること、 (Z?)  特に好ましくはSin、含量が上記範囲の
重量−となり、しかも酸処理した該粘土鉱物がX線回折
によってその原料(酸処理前の)粘土鉱物が有するシリ
カの正四面体から成る層構造の結晶に基づく回折ノ々タ
ーンを実質的に示さなくなるように酸処理する、 ことである。
本発明者等の研究によれば、上記の酸処理を、酸処理後
の粘土鉱物(乾燥基準)のSin、含量が96.5重量
%を越えるまで苛酷に行うと、シリカの正四面体から成
る層そのものが過度に破壊され、従ってこれを前記第2
工程に従ってマグネシウム及び/又はアルミニウム化合
物で処理しても該シリカの正四面体から成る層構造に基
づく結晶の後述する再構成を行うことが不可能となり、
得られる粘土鉱物の発色能も本発明の発色剤(1)と比
較して著るしく劣るものとなることが分った。それ故、
前記第1工程の酸処理は、酸処理後の粘土鉱物のSin
、含量が96.5 %を越えないように行うことが必要
である。
また、酸処理後の粘土鉱物(乾燥基準)中のSin!含
量が95重蝋−を越えるまで酸処理することは1酸処理
条件を苛酷なものとし且つ酸処理にも長時間を要し、経
済的に好ましくないだけでなく、得られる製品の発色能
は必ずしも向上せず、粘土鉱物の種類によっては発色能
が却って低下する。
従って、酸処理は、経済的にも或はクリ力の正四面体か
ら成る層を過度に破壊することなく保持するためにも、
7酸処理後の粘土鉱物のSin、含着が85〜95重量
俤となるように行うのが好適である。
発色剤(1)に関する本発明者等の研究を掲載している
前記特開昭57−15996号公開公報の@i〜4図Q
電図線電子線回折像れているとおり、例えばアリシナ(
U、S、A、)産ソオクタヘドラル型モンモリロナイト
族粘土砿物は該層構造の結晶に基づく特有の回折パター
ンを示すが(第1図)、これを高度に酸処理すると(S
in、含量約94重量%)電子線回折によっても該結晶
に基づく回折・す―ンは実質的に喪失しく第2図)、こ
れを前記第2工程に従って例えば塩化マグネシウム又は
塩化アルミニウム水溶液で処理し、然る後背性ソーダ水
溶液で中和し、水洗、乾燥すると、それぞれ第3図及び
第4図に示すとおり、再び電子線回折によって結晶構造
に基づく回折ノ5ターンを示す。
この事実は、前記第1工程の酸処理によってシリカの正
四面体から成る層構造の結晶は破壊されるが、該層目体
は完全には破壊されることなく保持されており、この残
存するシリカの正四面体から成る層がマグネシウム及び
/又は°rルミニウム成分によって結晶に再構成される
ものと信ぜられる。
再構成された結晶の電子線回折パターンを解析すると、
マグネシウム成分によって再構成された結晶の面間隔は
元のモンモリロナイト粘土鉱物の面間隔と極めて近似し
ているが、アルミニウム成分によって再構成された結晶
の面間隔は元のモンモリロナイト粘土鉱物の面間隔と異
っており、それよυも小さい面間隔を示す。
之等の事実によれば、殊にアルミニウム成分によって再
構成される結晶は元の該粘土鉱物の結晶とは同一ではな
いようである。それKも拘わらず、マグネシウム成分及
びアルミニウム成分のいずれKよって再構成された結晶
ノリーンを電子線回折によって示す本発明で用いる発色
剤(1)は(前記第2工程の処理物)、その酸処理物に
比較しても、殊に第一次発色色素に対する発色能が大と
なり、第二次発色色素に対する発色能も向上し、且つ高
温、高湿下の貯蔵後の発色能の低下が殆んどなく、明ら
かに発色性能の著るしい向上が認められる。
以下本発明について説明する。
上記発色剤(1)は以上の如き優れた発色能を有するが
、本発明者等のその後の研究によればこの発色剤(1)
を発色させた後日光、殊罠紫外線にさらすと発色した色
が褪色したり及び/又は変色する傾、向がめる。
そこで本発明者等はかかる発色剤(1)の耐光性をさら
に改良すべく種々萼研究を重ねた結果、該発色剤(1)
に、カルシウム、マグネシウム及び亜鉛の酸化物及び水
酸化物から成る群から選ばれる少くとも1種の金属化合
物を少量配合することにより該発色剤(1)の発色した
色の変退色を著るしく防止することができることが分っ
た。
該発色剤(1)に該金属化合物を配合する割合は、これ
ら両者の総重量を基準にしてそのIf当り該金嘴化合物
が0.2〜2ミリモル、好ましくは0.4〜1ミリモル
の割合で含有されるようにするのが好適である。
これ、らの金属化合物としては、特にカルシウムΩ水酸
化物、マグネシウムの酸化物及び水酸化物又は亜鉛の酸
化物が好ましく、なかんずく水酸化カルシウムが好適で
ある。しかしながら、本発明においてはこれらの金属の
酸化物又は水酸化物の一種類のみでなく、かかる金属の
酸化物又は水酸化物の二種又はそれ以上を混合して使用
することもできる。
本発明で使用する金属化合物を2種組合わせて使用する
場合、添付第1〜3図に示す通り、特に(イ)水酸化カ
ルシウム−酸化マグネシウム(又は水酸化マグネシウム
)、(ロ)水酸化カルシウム−酸化亜鉛および(ハ)水
酸化マグネシウム(又は酸化マグネシウム)−酸化亜鉛
の組合わせ、殊に上記(イ)と(ロ)の組合わせが好適
である。
特に之等の組合わせにおいて、水酸化カルシウム対酸化
マグネシウム、水酸化マグネシウム及び/又は酸化亜鉛
をモル比で0.9対αlないし0.2対0.8の割合で
組合わせるのが有利である。金属化合物を上記の如く組
合わせて使用することにより、前記発色剤(1)又は発
色剤(1)および発色剤(2)の混合体の発色した色素
の耐光性をさらに向上させることができる。
該金属化合物は、発色剤(1)Kなるべく均一に混合さ
れた状態の組成物とすることが好ましい。
このために該金模酸化物は、アンドレアゼン・ピペット
法で測定した場合Kl(lクロ/以下の粒子が少くと4
S70重量−の粒度を有するものが好ましい。特に1該
金属化合物は、タイラーメッシュで325メツシユのふ
るい下のものが、少くとも900重量でるるような粒度
のものが有利である。
前記発色剤(1)は、従来感圧複写紙用発色剤として公
知の酸処理され九ヅオクタヘドラル型モンモリロナイト
族粘土鉱物又はこれと天然ヅオクタヘドラル型モ/モリ
ロナイト族粘土鉱物(以下発色剤(2)という)との混
合物として使用することができる。本発明者等がさきに
出願したIP!fIIl昭56−114375号明細書
に記載されているとおり、発色剤(1)と発色剤(2)
との混合物であって発色剤(1)’t−全体の3重量−
以上含有するものは、これを受印紙罠塗布するに当って
水性組成物とした場合罠発色剤(2)のみの水性組成物
よシも粘度が著るしく低くなり、これによりよυ高濃度
の水性組成物を受印紙にコートするととができるばかり
でなく、コーティング操作や乾燥がより容易となる利益
が得られる。このような場合、ことに発色剤(1)を少
くとも10重量%、特に少くとも20重量−以上含有す
る発色剤(1)と発色剤(2)との混合物を感圧複写紙
用発色剤として用いる場合、発色剤(1)の存在により
全体の発色能が向上しかつその水性組成物の粘度が低下
するので、かかる発色剤混合物は実用上極めて有用であ
るが、かかる混合物を発色剤として用いた場合にもこれ
に前記金属化合物を含有せしめることにより該発色剤(
1)K起因するかかる混合物の発色した色の変退色を効
果的に防止することができる。
それ数本発明においては、発色剤(1)のみならず、発
色剤(2)と発色剤(2)との上記の如゛き混合物に対
して該金属化合物を、発色剤(1)について述べたと全
く同様に、含有せしめることができる。
そこで以下発色剤(2)について説明する。
〔発色剤(2)について〕 本発明で用いる他の成分である発色剤〈2)としては、
既に述べたとおシ、酸性白土、サラベントナイトの如き
ジオクタヘドラル型モンモリロナイト族粘土鉱物を酸処
理して得られるもの、又はこれと天然ジオクタヘドラル
型モンモリロナイト族粘土鉱物との混合物から成る従来
公知の感圧複写紙用発色剤の如何なるものでもよい。之
等の中、特に該モンモリロナイ゛ト族粘土鉱物を酸処理
したもの、殊に酸性白土を酸処理して得られる活性白土
が好適であり、これらを製造する場合の酸処理は、既に
述べたとおり原料粘土が有するシリカの正四面体から成
る層構造の結晶に基づく回折パターンを喪失しないよう
な条件下で行われる。
上記の比較的緩和な条件下における酸処理によって、原
料粘土鉱物の比表面積は増大し1本発明で用いる発色剤
(2)としては殊に比表面積が180m゛/272以上
が好ましい。
かかる発色剤(2)の典型的な製造方法は特公昭44−
2188号特許公報に記載されている。本発明で用いる
発色剤(2)としては、同特許公報に記載されているベ
ンゾイルロイコメチレンブルーで2次発色させた場合に
、下記式 式中、R4,。およびRssoはそれぞれ430mμお
よび550mμの波長を有する光に対する反射率である
で表わされる第2次発色能に、の値が140以上のもの
が好適である。
本発明の発色剤はすでに述べたとおり1発色剤1 (1)又は発色剤(1)と発色剤(2)との混合物に前
記金属化合物を配合し、全体の重量を基準にしてその1
2当り該金属化合物を0.2〜2ミリモル、好ましくは
0.4〜1ミリモルとなるような割合で含有せしめたも
のである。この様な組成物全製造する方法としては発色
剤(1)の乾燥物又はこれと発色剤(2)の混合物に金
属化合物を乾式で配合するのが好ましい。もちろん発色
剤(2)ヲ併用する場合、これと金属化合物を予め配合
したものに発色剤(1)を配合しても、よいし、あるい
は発色剤(11に予め金属化合物を配合し、これにさら
に発色剤(2)を適当量配合してもよい。配合は公知の
いかなる方法によって行なってもよい。
前記発色剤(1)と金属化合物又は発色剤(1)1発色
剤(2)及び金属化合物からなる本発明の発色剤組成物
は、タイラーメッシュで325メツシユのふるい下のも
のが少くとも99重量%であるような粒度を有するもの
が好適である。
本発明の発色剤組成物を例えば1モル濃度の塩化アンモ
ニウム水溶液に浸漬し、常温(例えば25℃)で適当時
間(例えば24時間)、好ましくは時々振とり下に保持
すると1発色剤(す又は発色剤0)と発色、剤(2)と
の混合物に配合した金属化合物は塩化アンモニウム水溶
液中に締出するから。
この方法によって該発色剤組成物中の金属化合物を定量
することができる(詳細は後記試験法を参照)。
本発明で用いる発色剤(11は前述したとおシシリカの
正四面体からなる層構造を有する粘土鉱物を高層に酸処
理しく好ましくは酸処理前の粘土鉱物が有するシリカの
正四面体からなる層構造の結晶に基づく回折・9ターン
を実質的に示さなくなるように酸処理する)、シかる後
これを少くとも部分的に可溶性のマグネジ缶ム及び/又
はアルミニウムの化合物と接触させ、11E子線回折に
よりシリカの正四面体からなる層構造に基づく回折パタ
ーン金示すように該層構造の結晶の再構成を行なうこと
によって得られる。この結晶の再構成に消費されたマグ
ネシウム及び/又昧アルミニウムは前記の塩化アンモニ
ウム水溶液処理によってVi溶出されず1発色剤(1)
中に依然として保持される。しか1ながら、該再構成の
際に使用したマグネシウム化合物のうち遊離の状態で発
色剤+11中に含有されている微量のマグネシウム化合
物は上記塩化アンモニウム水溶液処理によシ、発色剤(
1)に配合された金属化合物と同様に該水溶液中に溶出
する。このような結晶構造の再*gに用いられたマグネ
シウム化合物のうち遊離の状態で残存し、上記塩化アン
モニウム水溶液処理によって溶出されるマグネシウムの
酸化物又は水酸化物は通常極めて少量であって、それだ
けでは発色剤0)の発色の耐光性を改良するのに不充分
であるが1本発明に従って発色剤(1)に配合される金
属化合物と組合わされることによって耐光性の向上に役
立つことができる。
従って、本発明においては上記塩化アンモニウム水溶液
処理によって発色剤組成物から溶出されるもので1本発
明の前記金属化合物に該当するものはすべて本発明の金
属化合物として取扱う。
また発色剤(1)及び発色剤(2)の製造の原料として
用いられた粘土鉱物中にはカルシウムやマグネシウムが
含有されているが、これらのカルシウムやマグネシウム
は前記の塩化アンモニウム水溶液処理によっては溶出さ
れない。
本発明の感圧複写紙用発色剤組成物を受印紙に塗布する
ための水性組成物とするには、該発色剤組成物の濃度を
例えば約20〜50重量%の適宜の濃度とすることがで
きる。また上記水性組成物には適量の水溶性又は水分散
性のバインダーを加えることができる。
水溶性バインダーとしては、例えば澱粉、カルがキシメ
チルセルロース(CMC)、/IJビニルあり、好まし
くは澱粉、カルボキシメチルセルロース(CMC)が用
いられる。また水分散性パイン〆一としては1例えばス
チレン−ブタジェン系ラテックス(SBR−Latex
)、アクリル系ラテックス、酢酸ビニル系エマルジョン
、塩化ビニル系エマルジョン等が用いられ、好ましくは
スチレン−ツタジエン系ラテックスが用いられる。特に
上記水溶性パイン〆一と水分散性バインダーとの併用が
好適である。バインダーの使用量は、バインダーの固形
分換算で水性塗液組成物の固形分当シ10〜30重量%
、特に13〜20重量%が好ましい。
上記の水性塗液組成物には、前記水溶性バインダー及び
/又は水分散性バインダーの他に、適宜pH調節剤1分
散剤及び粘度調節剤の1種又は2種以上を配合してもよ
い。このようなpH調節剤としては例えば水酸化ナトリ
ウム・水酸化リチウム・水酸化カリウム・水酸化カルシ
ウム・炭酸ナトリウム・炭酸リチウム等のアルカリ又は
アルカリ土類金槁の水酸化物又は炭酸塩、ケイ酸ソーダ
アンモニア等が用いられる。
また1分散剤としては1例えばヘキサメタリン酸ナトリ
ウム・ピロリン酸ナトリウム等のポリリン酸塩、ポリカ
ルボン酸ナトリウム・Iリカルデン酸アンモニウム等の
ポリカルボン酸塩等が用いられる。
一方、粘度調節剤としては、タルク、雲母、アスベスト
(特公昭45−24177号)、カオリン、炭酸カルシ
ウム(特公昭55−47992号)等が用いられる。
また上記pH調節剤1分散剤、及び粘土調節剤の外に、
必要に応じて発色剤(1)及び発色剤(2)以外の発色
剤乃至増量剤も適宜併用される。
以上詳述したとおり本発明の発色剤組成物は。
第1次発色色素および@2次発色色素に対する発色能が
ともに大であり、さらに耐光性も大で、しかも高温、高
湿下の貯蔵後の発色能の低下が極めて少ないという極め
て優れた発色性能を有する。
試験方法 1、金属化合物の定量法 あらかじめ精秤した共栓付三角フラスコ(容門100m
j)に発色剤試料を約0.5を入れ、110℃で3時間
乾燥してから再び精秤し、採取試料の重量(W[f )
 )を求める。
つぎに試薬特級の塩化アンモニウムを用いて調製した1
モル濃度の塩化アンモニウム水溶液(1MNH4C1溶
液)をホールピペットでMOtsl加える。このフラス
コ′t−25℃に設定した振とう機付恒温槽に入れて2
4時間ゆるく振とうする。
フラスコの内容物を遠心分m機にかけて分離する。
分離した上溌液を容量100−の三角フラスコにホール
ピペットで5aj分取する。トリエタノールアミンで微
量のアルミニウム等をマスキングし。
緩衝溶液(NH,−NE4Cl )−t’ pH’tm
* (F M”lO)したのちエリオフロム・ブラック
・チー(E、T)を指示薬として(17100) Mの
EDTA標準溶液を用いて滴定し、カルシウム。
マグネシウム及び亜鉛の合計量に対する滴定量(VC−
73)を求める。
このとき1発色剤試料から1MNH4Cl溶液に溶出す
る金属化合物の量(ttwnol/f )がりぎの式に
より求められる。
(fは17100モルEDTA標準溶液の力価を示す) λ 粒度測定法 ドレアゼンぜベット法による)。
容−Itlgの細口びんに発色剤試料6F(110℃乾
燥基準)を秤取し、水60011f加える。これに試薬
1級のピロリン酸ナトリウム0.8 f 1c加えて密
栓し、毎分140往復(振巾8 cm )の振とう機で
60分間振とうし、試料を分散させる。これをアンドレ
アゼンピペット(JISZ8901 )に移しかえ、ピ
ペットの操作方法に従って操作し。
まず直ちにブランクとなる懸濁液全採取し110℃で乾
燥同化後、その重量を秤量しくSO>、つぎにさらにア
ンドレアゼンピペット内の懸濁液についてストークスの
式により算出される一定時間後に10ミクロン以下の粒
子の含まれている懸濁液を採取し、乾燥(100℃)同
化後、その重量1’g)を精秤し1次式によ910ミク
ロン以下の粒子の含有率(%)を求める。
(但し1.S=ニブランク重@、W=10ミクロン以下
の粒子の重量) 2−4 325メツシユふるい下含有率容1500mの
ビーカーに発色剤試料5Of(100℃乾燥基準)を採
取し、水を加えてガラス欅で良く分散させる。これを3
25メツシユのふるい上に静かに少量づつ注ぎ入れ、流
水と共に試料を十分に通過させる。
ふるい上に残ったもの全部f 100 atビーカーに
洗浄びんを用いて流し入れ、乾燥後、固化物の74f(
Mg、110℃乾燥基準)を精秤し1次式により325
メツシユふるい下含有率(%)を求める。
1 発色性能試験法及び塗液の粘度測定法3−1.塗液
の調製 水175fにヘキサメタリン酸ナトリウムiFを溶かし
1発色剤試料100F(110℃乾燥物換算)を加えた
のち20%水酸化す) IJウム水済液を加えてpHを
約9.5にする(但し水酸化ナトリウム・を加える前の
液のpHがすでK 9.5 tl−越え・ている場合は
加えない。)つぎに20%でん粉氷溶液15fおよび5
BR−ラテックス(Dotn620゜固形分濃度50%
)34f5f加え、P)び20%水酸化ナトリウム水溶
液でpHを9.5に調整し、さらに水を加えて全量を4
00fとなし、攪拌機で十分に攪拌分散し塗液を得る。
a−Z  発色性能試験 受印紙の調製 前記の得られた塗液を、2種類のコーティングロッド(
ワイヤー径:0.05禦言、0.10+諺)を用いて、
それぞれ原紙に4枚ずつ(低塗布量のもの4枚、高塗布
量のもの4枚)塗布する。風乾後。
110℃で3分間乾燥し、塗布量を測定(塗布した紙と
同一の原紙と、塗布紙の均一塗布部分をそれぞれ同面積
だけ切シ取ったものの乾燥重量差から求める)したのち
、それぞれの塗布紙の2枚切り、さらに4枚ずつ2組(
同塗布量)にわける。
このとき2種類の塗布量は#1は6f/ビの前後である
初期発色能試験 それぞれ4枚組(前記2組のうちの1組)の受印紙を飽
和食塩水入シのデシケータ−(75%R0H)に入れ、
室温(25℃)で暗所に保存する。
塗布後約24時装置いてからとシ出して室内(恒温、恒
湿:温度約25℃、温度約60%R0H)に16時間暴
露したのち発色させる。発色は(11瞬間発色性ロイコ
色素)CVL (Crystal VioletLac
tOng )f含有するマイクロカプセルが塗布しであ
る転写紙(CVL色素紙)又は(2)上記CVL及びB
 LMI) (Benzoyl Leuco Meth
yleneEllLe )の2つの色素とさらにFln
oran系9色素を混合して含有するマイクロカプセル
が塗布しである実用市販の転写紙(混合色素紙)の2種
の転写紙と前記受印紙を塗布面ロールにはさんで加圧回
転し、マイクロカプセル金、完全につぶすことにより行
なう。
各受印紙の発色能は発色1時間後の発色濃度(以下単に
濃度とも言う)を濃度計(富士写真フィルAKK製、F
uji Densitometer Model −P
)で測定し、4枚の平均値で表わす。濃度の高いことが
発色能も高いことを表わしている。
このとき試料の発色能(#!度〔A〕)は、同一試料を
塗布した低塗布量(α、t/m”)の受印紙の濃度〔A
、〕と高高塗布量αt t / m’ )の受印紙の濃
度〔A、〕から計算によシ塗布量=6f/ゴの場合の受
印紙のlI[(A ] を求めて表わす。
但し、同一試料で塗布量6 t /ms近辺の受印紙で
は濃度と塗布量がほぼ直線関係(比例関係)にあるので
濃度(A)はつぎの式によシ求められる。
初期発色能: 耐光性試験 初期発色能試験に用いて発色された紙をウェザ−・メー
ター(スガ試験機KK製、スタンメート・サンシャイン
・ウェザ−メーター・WE−8UN−HC型)にかけて
1人工光線(カーがン・アーク)t−2時間照射する、
光により褪色した発色面の濃度を゛測定し、前記同様、
低および高塗布量の2種類の受印紙の濃度(〔B1〕お
よび[Bl))から、計算によシ塗布量=6t/ビの場
合の受印紙発色面の褪色後の濃度CB)?求め、初期発
色濃度((A))に対する比率DB]/(,4))によ
シ発色の耐光性を表わす。
耐光性=[B)/(A〕 3−&′塗液の粘度測定 (3−1)で得られた塗液200fk攪拌機(直交4枚
羽根20mX20mm)付きビーカー(内容積: a 
o od)に移し25℃の恒温水槽中。
攪拌(500r、p、m)を15分間行なったのち。
B型回転粘度計で回転(e o r、p、m )開始2
分後の粘度を測定する。
比較例1α アメリカ合衆国アリシナ産モンモリロナイト粘土を水と
ともに攪拌によシ解砕し、20%のスラリーとなし、そ
の500Fに97%硫酸150fを加え、さらに水50
Fを加えて、95℃の水浴で10時間加熱する。この間
30分毎にスラリーをかきまぜ反応を促進させる。加熱
終了後、吸引濾過によυ処理液を除去した後、再び水と
97%硫酸150f’i加えて全jl’1700Fとな
し。
95℃で10時間酸処理を行なう。濾過によシ水洗後、
ケーキをポットミルに入れ、水を加えて朝鮮ポールとと
もに湿式粉砕し、15%のスラリーを得る。(第1工程
) 得られたスラリー(乾燥固形分中のS (Q、分;9&
30%)4291(840,分60F)t−80℃に加
熱し、攪拌下1モル濃度の塩化マグネシウム水溶液50
0I7f:約30分かかつて滴加した後さらに30分熟
成反応を行なう。つぎに10%水酸化ナトリウム水溶液
を約30分かかって滴加中和し、さらに30分熟成して
反応を終了する。濾過により水洗後、ケーキを110℃
で乾燥し小型粒をのぞき、白色微粒子の発色剤(1α)
を得る。
(第2工程) 上記発色剤(lα)の電子線回折図およびX線回折図は
それぞれ特開昭57−15996号公開公報の第3図お
よび第7図(同図の実施例1α)に示されている。
比較例1b アメリカ合衆国ジョーソア産カオリンクレー粉末を70
0℃で2時間焼成して製したメタカオリ  ゛ン100
2に水350fと97%硫酸2501を加えて、95℃
の水浴で10時間加熱する。この間30分間毎にスラリ
ーヲかきまぜ反応を促進させる。加熱終了後吸引濾過に
より処理液を除去した後、再び水と97%硫酸250F
を加えて全量を70ofとなし、95℃で10時間酸処
理を行なう。濾過によシ水洗後、ケーキをポットミルに
入れ、水を加えて朝鮮ボールとともに湿式粉砕し、15
%のスラリーを得た。(第1工程)得られたス、ラリ−
(乾燥固形分中のs(oヨ;87.91%)455t(
SiO,分60F)’i80℃に加熱し、攪拌下、1モ
ル濃度の塩化アルミニウム水溶液500m/を約30分
がかって滴加した後さらに30分熟成反応を行なう。つ
ぎに、10%水酸化ナトリウム水溶液600Fを約45
分がかって滴加中和し、さらに30分熟成して、反応を
終了する。濾過によシ水洗後ケーキを110”Cで乾燥
し、小型衝撃粉砕機にょシ粉砕し、風簸式分級機によシ
粗粒をのぞき白色微粒子の発色剤(16)を得た。(第
2工程) 上記発色剤(16)の電子線回折図およびX・線回折図
はそれぞれ特開昭57−15996号公開公報の第5図
および第7図(同図の実施例2)に示されている。
参考例1 新潟県中条町産、酸性白土を粗砕したもの(水分32%
) 4.5.に9に34%の硫酸87!を加え。
85℃の水浴で5時間加熱し酸処理を行なう、〔特公昭
44−2188号公報第1表の試料番号11酸処理条件
(B)と同じ〕。濾過により水洗後。
ケーキを110℃で乾燥し、粉砕し、風簸によシ粗粒を
のぞき白色の発色剤(2)の微粉末を得た。
この発色剤(2)粉末は、従来公知の感圧複写紙用発色
剤で、比表面積及び第2次発色性能Kzt”特公昭44
−2188号公報記載の方法により測定したところ以下
のとおシであった。
比表面積:295ゴ/l K、:1.78 比較例2 比較例1αで得られた発色剤(lα)粉末と。
参考例1で得られた従来公知の粘土鉱物系発色剤(2)
粉末i50対50の混合比(重量)で流動化型混合機(
スーツ−ミキサー)により均一に混合し、白色の発色剤
粉末を得た。〔これは特願昭56−114375号明細
書、実施例1の試料Eと同じものである〕 実施例1(1α〜1g) 比較例1αで得られた発色剤(lα)粉末に。
風簸により粗粒をのぞいた水酸化カルシウムの粉末を、
全体の110℃乾燥1重量を基準にして1グラム当りそ
れぞれ0,1ミリモル、0.2ミリモル0.4ミリモル
、0.6ミリモル、0.8ミリモル。
1.0ミリモル及び20ミリモルとなるように加え、流
動化型混合機によシ均一に混合し白色の発色剤粉末を得
た。
実施例2(2α〜2g) 比較例1αで得られた発色剤(lα)粉末に、風簸によ
シ粗粒をのぞいた水酸化カルシウムの粉末と酸化マグネ
シウムの粉末をモル比0.75:0.25(3対l)の
割合で均一に混合した粉末を、全体の110℃乾燥重k
を基準してlグラム当シ水酸化カルシウムと酸化マグネ
シウムの合欧でそれぞれ0.1ミリモル、0.2ミリモ
ル、O,4ミリモル、0.6ミリモル、0.8ミリモル
、1.0ミリモル、及びTLθミリモルとなるように加
え、流動化型混合機により均一に混合し白色の発色剤粉
末を得た。
実施例3(3α〜ly) 実施例2α〜2gにおいて水酸化カルシウムと酸化マグ
ネシウムの混合モル比0.75 : 0.25(3対1
)t−0,5:0.5(1対1)に変更した以外その他
の条件は全く同じにして実施した。
実施例4(4α〜4g) 実施例2α〜2.fにおいて水酸化カルシウムと酸化マ
グネシウムの混合モル比0.75:0.25(3対1)
を0.25:0.75(1対3)に変更した以外その他
の条件は全く同じにして実施した。
実施例5(5α〜5g) 実施例1α〜1gにおいて「水酸化カルシウム」を「酸
化マグネシウム」に変更した以外は全く同じ条件で実施
した。
実施例6(6α〜lr) 比較例2で得られた発色剤粉末に、風簸によシ粗粒をの
ぞいた水酸化カルシづムの粉末を全体の110℃乾燥重
量を基準にして1グラム当りそれぞれ0.1 f IJ
モル、o、2ミリモル、0.4ミリモル。
0、6 ミリモル、0.8ミリモル、1.0(リモル及
び2、.0ミリモルとなるように加え、流動化型混合機
によシ均一に混合し白色の発色剤粉末を得た。
実施例7(7α〜TQ) 比較例2で得られた発色剤粉末に風簸によシ粗粒をのぞ
いた水酸化カルシウムの粉末と酸化亜鉛の粉末をモル比
で0.75:0.25(3対l)の割合で均一に混合し
た粉末を全体の110℃乾燥重量ヲ基準にして1グラム
当り水酸化カルシウムと酸化亜鉛の含量でそれぞれ0.
1 ミIjモル、0.2ミリモル、0.4ミリモル、0
.6ミリモル、0.8ミリモル、1.0ミリモル及びz
Oミリモルとなるように加え、流動化型混合機により均
一に混合し、白色の発色剤粉末を得た。
実 施′例 8(8α〜sg) 実施%J7a’〜7gにおいて水酸化カルシウムと酸化
亜鉛の混合モル比0.75:0.25(3対l)を0.
5 : 0.5. (1対l)に変更しIC以外は全く
同一条件で実施した。
実施例9(9α〜9g) 実施例7α〜7gにおいて水酸化カルシウムと酸化亜鉛
の混合モル比0.75:0.25(3対1)を0.25
:0.75(1対3)に変更した以外は全く同一条件で
実施した。
実施例10(10α〜log) 実施例6α〜6gにおいて「水酸化カルシウム」t「酸
化亜鉛、」に変更した以外は全く同一条件で実施した。
実施例11(114〜11g) 比較例1bで得られた発色剤(1b)粉末に風・ 簸に
よシ粗粒をのぞいた水酸化マグネシウムの粉末を全体の
110℃乾燥重itt基準にして1グラム当りそれぞれ
0.1ミリモル、0.2ミリモル、0.4ミリモル、0
.6ミリモル、0.8ミリモル。
1、0ミリモル及びzOミリモルとなるように加え。
流動化型混合機によシ均一に混合し、白色の発色剤粉末
を得た。
実施例12(12a〜12g) 比較例16で得られた発色剤(1b)粉末に風簸により
粗粒をのぞいた水酸化マグネシウムの粉末と酸化亜鉛の
粉末をモル比で0.75 : 0.25(3対1)の割
合で均一に混合した粉末を全体の110℃乾燥重it基
準にして1グラム当り水酸化マグネシウムと酸化亜鉛の
合歓でそれぞれ0.1ミリモル、0.2ミリモル、0.
4ミリモル、0.6ミリモル、0−8ミ’)モル、1.
0ミIJモル及び20ミリモルとなるように加え流動化
型混合機により均一に混合し、白色の発色剤粉末を得た
実施・列1B(13α〜13g) 実施例12a−12Qにおいて水酸化マグネシウムと酸
化亜鉛の混合モル比0.75 : 0.25 (3対1
)t−0,5:0.5(1対l)に変更した以外は全く
同一条件で実施した。
実施例14(14a−t4g)一 実施例12(1〜12gにおいて水酸化マグネシウムと
酸化亜鉛の混合モル比0.75 : 0.25 (3対
1)を0.25:0.75(1対3)に変更した以外は
全く同一条件で実施した。
実施例15(15α〜15g) 実施例11α〜1147において「水酸化マグネシウム
」を「酸化亜鉛」に変更した以外は全く同一条件で実施
した。
以上の参考例、比較例および実施例によって得られた発
色剤試料の発色性能の試験結果を第1表〜第3表に;1
0ミクロン以yの粒子の含有率。
325メツシユふるい下含有率及び塗液の粘度測定結果
を第4表に;そして金属化合資の定量分析結果を第5表
に示す。
また実施例1〜5において水酸化カルシウム−酸化マグ
ネシウムの組合わせ、実施f116〜10において水酸
化カルシウム−酸化亜鉛、そして実施例11〜15にお
いて水酸化マグネシウム−酸化亜鉛の組合わせを用いた
場合のそれぞれについて。
之等の2種の金属化合物のモル比と発色した色素の耐光
性との関係を第1.2及び3図のグラフに示、した。
【図面の簡単な説明】
第1,2および3図は、それぞれ1本発明で使用する金
属化合物を2種組合わせて用いた場合の之等の21f1
の金属化合物のモル比と発色した色素の耐光性との関係
を示したグラフである。 第1図は、実施例1〜実施同5において水酸化カルシウ
ム−酸化マグネシウムの組合わせを用いた場合の両者の
モル比と発色の耐光性との関係を示した図であり1曲線
αは両化合物の合計量が発色剤1グラム当シ0.1ミリ
モル、曲線すは0.2ミリモル、曲線σは0.4ミリモ
ル、曲線d Fio、 6ミリモル1曲線−は0.8ミ
リモル、曲線/U1.oミリモル、曲線gは20ずリモ
ルを表わす。 第2図は、実施料6〜実施例1Oにおいて、水酸化カル
シウム−酸化亜鉛の組合わせを用込た場合の両者のモル
比と発色の耐光性との関係を示した図であり、 また第3図は、実施列11〜実施利15において水酸化
マグネシウム−酸化亜鉛の組合わせを用いた場合の両者
のモル比と発色の耐光性との関係を示した図である。第
2図及び第3図の曲線a。 b、’c、d、g、f及びVは、第1図の曲線α。 bb ’* ds ’s /及びgと同様に両化合物の
合計量がそれぞれ0,1.0.2.0.4.0.8、L
O及びzOミリモルを示す。 また第1〜3図の点線はそれぞれ比較例1α、2及び1
bの発色の耐光性のレベルを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L  (f)  −/リガの正i面体から成る層構造を
    有する粘土鉱物から誘導されたものであって、(A) 
     電子線回折によれば該シリカの正12g面体から成る
    層構造の結晶に基づく回折パターンを示すが、 CB)  X線回折によれば上記層構造の結晶に基づく
    回折パターンt−実質的に示さず、(C)  酸素以外
    の元素として、少くともケイ素と−rf*シウム及び/
    又はアルミニラA(i−含有する 発色剤(1)と、 (2)  カルシウム、マグネシウム及び亜鉛の酸化物
    及び水酸化物から成る群から選ばれる少くとも1種の金
    属化合物、 とから成)、全体の重tt−基準にして1を当り該金閥
    化合物ヲ0,2〜2ミリモルの割合で含有することを特
    徴とする粘土鉱物系感圧複写紙用発色剤組成物。 2 (υ シリカの正四面体から成る層構造を有する粘
    土鉱物から誘導されたものであって、(,4)  電子
    線回折によれば該シリカの正四面体から成る層構造の結
    晶に基づく回折パターンを示すが、 (B)  X41回折によれば上記層構造の結晶に基づ
    く回折ツクターンを実質的に示さず、(C)  酸素以
    外の元素として、少くともケイ素とマグネシウム及び/
    又はアルミニウムを含有する 発色剤(1)と、 (2)  酸処理されたノオクタへドラル型モンモリロ
    ナイト族粘土鉱物又はこれと天然ジオクタヘドラル型モ
    /モリロナイト族粘土鉱物との混合物から成る発色剤(
    2)と、 (3)  カルシウム、マグネシウム及び亜鉛の酸化物
    及び水酸化物から成る群から選ばれる少くとも1種の金
    属化合物、 とから成り、全体の重量を基準にして1f当り該金属化
    合物を0,2〜2ミリモルの割合で含有することt−特
    数とする粘土鉱物系感圧複写紙用発色剤組成物。 1 クリガの正四面体から成る層構造を有する粘土鉱物
    として、モンモリロナイト族粘土鉱物、カオリナイト族
    粘土鉱物、セピオライトーノ!リプルスカイト系粘土鉱
    物、クロライド系粘土鉱物及びバーミキュライト系粘土
    鉱物から成る群から選ばれる少くとも1種の粘土鉱物を
    用いる特許請求の範囲第14項又は第2項記載の感圧複
    写紙用発色4、該発色剤(1)が、ケイ素とマグネシウ
    ム及び/又はアルミニウムを、原子比として、〔ケイ素
    〕/〔マグネシウム及び/又はアルミニウムの合計〕が
    12/1.5乃至12の比率で含有する特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載の発色剤組成物。 5、該発色剤(2)が、比表面積が180???/f以
    上であるi許請求の範囲第2項記載の発色剤組成物。 6、該発色剤(2)が、酸処理された酸性白土(活性白
    土)又はこれと天然酸性白土との混合物である特許請求
    の範囲第2項記載の発色剤組成物。 7、該発色剤(2)が、酸処理されたジオクタヘドラル
    型モンモリロナイト族粘土鉱物又はこれと天然ノオクタ
    ヘドラル型モンモリロナイト族粘土鉱物との混合物であ
    って、ベンゾイルロイコメfL/ンプルーで2次発色さ
    せたとき、式 (式中、R4,。およびRIIIoはそれぞれ430m
    μおよび5507?!μの波長を有する光に対する反射
    率を表わす) で表わされる第2次発色性能に、の値が1.40以上を
    有するものである特許請求の範囲第2項記載の感圧複写
    紙用発色剤組成物。 & 該発色剤(1)は、シリカの正四面体から成る層構
    造を有する粘土鉱物を、乾燥基準(105℃で3時間郭
    燥)でS i O,含量が82乃至96.5重、tq6
    、好ましくは85乃至95重量%となるように酸処理し
    、得られる粘土鉱物を水性媒体中で、該媒体に少なくと
    も部分的に可溶性のマグネシウム及び/又はアルミニウ
    ムの化合物と接触させ、この可溶性化合物が水酸化物以
    外の場合には水酸化物が形成されるようにアルカリ又は
    酸で中和して核酸処理粘土鉱物中にマグネシウム及び/
    又はアルミニウム成分を導入し、所望により乾燥するこ
    とにより得られたものである特許請求の範囲第1項ない
    し第7項のいずれかに記載の発色剤組成物。 9、該発色剤(1)は、その製造において核酸処理した
    粘土鉱物を、X線回折によって測定した場合に、酸処理
    する前の該粘土鉱物が有するシリカの正四面体から成る
    層構造の結晶疋基づく回折バター/を実質的に示さなく
    なるまで該粘土鉱物の酸処理を行ったものである特許請
    求の範囲第8項記載の発色剤組成物。 10、  発色剤組成物全体の重)1に基準にしてその
    lf当り該金属化合物を04〜1ミリモルの割合で含有
    する特許請求の範囲第1項ないし第9項のいずれかに記
    載の発色剤組成物。 11.  該金属化合物として水酸化カルシウムを用い
    る特許請求の範囲第1項ないし第10項のいずれかに記
    載の発色剤組成物。 1z 該金属化合物は、アンドレアゼン・ピペット法で
    測定した場合に10ミクロン以下の粒子が少くとも70
    重量−の粒度を有する特許請求の範囲第1項ないし第1
    1項のいずれかに記載の発色剤組成物。 13、  該金晴化合物は、タイラーメッシュで325
    メツシユのふるい下のものが少くとも90重t%である
    特許請求の範囲第1項ないし第12項のいずれかに記載
    の発色剤組成物。 14 該発色剤組成物は、タイラーメッシュで325メ
    ツシユのふるい下のものが少くとも99重量%である特
    許請求の範囲第1項ないし第13項のいずれかに記載の
    発色剤組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1986001158A1 (en) * 1984-08-17 1986-02-27 Mitsubishi Paper Mills, Ltd. Acid-base type recording material
JPS6149887A (ja) * 1984-08-16 1986-03-11 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd 単体感圧記録シ−ト
JPS61141587A (ja) * 1984-12-14 1986-06-28 Mizusawa Ind Chem Ltd ロイコ色素用顕色剤の製法

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JPS5715996A (en) * 1980-07-03 1982-01-27 Mizusawa Ind Chem Ltd Novel clay mineral based color former for heat-sensitive copying paper and production thereof

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