JPS6186284A - 感熱紙用填剤 - Google Patents

感熱紙用填剤

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JPS6186284A
JPS6186284A JP59207087A JP20708784A JPS6186284A JP S6186284 A JPS6186284 A JP S6186284A JP 59207087 A JP59207087 A JP 59207087A JP 20708784 A JP20708784 A JP 20708784A JP S6186284 A JPS6186284 A JP S6186284A
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JP
Japan
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filler
zinc silicate
acid
hemimorphite
paper
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Application number
JP59207087A
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English (en)
Inventor
Koichi Usui
薄井 耕一
Teiji Sato
悌治 佐藤
Masanori Tanaka
正範 田中
Noriyuki Takahashi
範行 高橋
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Mizusawa Industrial Chemicals Ltd
Original Assignee
Mizusawa Industrial Chemicals Ltd
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Publication date
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    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/30Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、感熱記録紙用填剤に関するもので、より詳細
には、特定の結晶構造のケイ酸亜鉛から成り、カス付着
防止及び地肌カプリ抑制に有効な感熱記録紙用填剤に関
する。
従来の技術及び発明の技術課題 従来、サーマルヘッド、熱ペン、赤外線ランプ、レーザ
ー等を熱源とし、ファクシミリ、プリンター、データ通
信、コンビニ−タ一端末、計測機器、切符自動販売器、
複写機等の用途に用いる感熱記録紙としては、紙等の支
持体上に、ロイコ色素等の呈色剤と該呈色剤と熱時接触
してこれを発色させるフェノール類等の発色剤とをバイ
ンダー中に含有させた記録層を設けたものが広く使用さ
れている。
この感熱記録紙においては、記録ヘッド等を記録層と接
触させて熱による記録を行う際、記録層中の成分が溶融
して記録ヘッド等に粘着してカス付着やステツキングを
生ずることが問題となっている。
この問題を解決するため釦、記録層中に種々の填剤を記
録層中に配合することが行われており、例えば古くから
、炭酸カルシウム、カオリン、タルク、各種クレイ、ア
ルミナ、二酸化チタン等を配合することが知られており
、最近に至っても、含水ケイ酸アルミニウム鉱物←特開
昭56−72992号公報)、非品性合成ケイ酸アルミ
ニウム(特公昭57−19055号公報)、ケイ灰石乃
至はケイ酸カルシウム(特開昭57−41995号公報
)、アルカリ土類金属塩(特開昭57−80095号公
報)、水酸化アルミニウム(特開昭57−14093号
公報)、特殊微粒子非晶質シリカ(特開昭59−227
94号公報)等を配合することが提案されている。
しかしながら、これらの感熱記録紙用項剤は何れも一長
一短があり、感熱記録紙用填剤には、カス付着を防止す
るという見地からは成る程度吸油−:肴の大きいもの、
即ち嵩の大きいものでなければならず、その一方で地発
色(記録以前の発色)を防止するためには、比表面積等
を小さくして表面活性を可及的に小さくしなければなら
ないという相対立する要求がある。
]1しJoL 本発明者等は、ヘミモルフアイ) (Hgmimor−
phite )型、ウイレマイト(WilLgmite
 )型のケイ酸亜鉛は、イオン結晶型の無機塩としては
、予想外に大きい吸油量を有すると共に、感熱記録紙用
填剤として、カス付着防止及び地発色防止の作用に侵れ
ていることを見出した。
即ち、本発明の目的は、地発色が抑制され、しかもカス
付着防止性能にも優れているケイ酸亜鉛系の感熱記録紙
用填剤を提供するにある。
本発明の他の目的は、上記特性に加えて、紙への付着性
、耐摩耗性、白色性及び高濃度の画像形成能に優れてい
る感熱記録紙填剤を提供するにある。
発明の構成 本発明によれば、ヘミモルファイト及び/又はウイレマ
イト構造のケイ酸亜鉛から成る感熱記録紙用填剤が提供
される。
発明の好適態様 本発明を以下に詳細に説明する。
lイ1」請νHすたもL【込止固 本発明に用いるケイ酸亜鉛は、合成鉱物として容易に入
手し得るが、その合成灸件によって、ヘミモルファイト
或いはウイレマイト型の結晶構造を示す。
ヘミモルファイトは、式 %式%(1) で表わされる化学偕造を有するソロケイ酸亜鉛であり、
柱状の結晶である。
第1図は、本発明による合成ヘミモルファイトのX−線
回折スペクトルであり、この合成へミモルファイトは下
記第7表に示すX−線回折像を示すことが了解される。
第3表 面間隔d x (A)    相対強度I/I。
6.59           94 5.68          73 4.62           57 4.15           45 3.30           94 3.09          100 2.95           40 2.70           14 2.56           49 2.43           22 2.40           68 2.61〜2.29        32.25   
         6 2.21            7 2.19〜2.18       222.07   
         5 2.02           11 1.98            2 1.86〜1.85        81、80   
        30 また、ウイレマイトは、式 %式%(2) で表わされる組成を有するネソケイ酸亜鉛である。
第2図は、本発明に用いる合成ウイレマイトのX−線回
折スペクトルであり、この合成ウイレマイトは下記第3
表に示すX−線回折像を示す。
第    B    表 6.98              174.55 
             94.10       
       404.06            
 463.49              893.
26               73.15   
            72.86        
     962.72              
 32.65             1002.5
6〜2.45         182.52    
         472.28          
     52.21              5
2.14               82.07 
              52.05      
         32.01           
  121.97               51
.93              111.86  
            581.86       
       61.81             
  3本発明に用いるヘミモルファイト及び/又はウイ
レマイト型のケイ酸亜鉛は、従来の無機結晶性化合物か
らは予想外の種々の特性を有する。
電子顕微鏡写真の観察結果によると、これらのケイ酸亜
鉛の一次粒子は、柱状の微細結晶であり、その長径は0
.5乃至4ミクロン、短径は0.1乃至0.5ミクロン
、アスペクト比(長径/短径)は2乃至15の範囲にあ
る。これらの−次粒子は凝集して二次粒子を形成してい
るが、遠心沈降法によるメジアン径は、一般に0.5乃
至6μm、特に0.7乃至2.5μmの範囲にあるよう
に、これらのケイ酸塩の二次粒子は著しく微細でしかも
粒度が均斉である。
また、この結晶性合成ケイ酸塩のBET比表面積は、0
乃至8077Lン9、特に10乃至50m2/gの範囲
にあり、その表面活性は小さく、固体酸としての特性は
全く有していないか、或いは有するとしても微々たるも
のであり、感熱記録層の地発色が顕著に抑制されること
が明らかであろう。
しかも、この結晶性ケイ酸亜鉛は、結晶性化合物として
は異状に高い吸油間を有しており、JIS−に5101
で測定した吸油量は、60乃至120m171009%
特に80乃至100m17100gの範囲内にある。こ
の大きい吸油’l:’::は、二次粒子中に含有される
一次粒子間の間隙の寄与によるものと推定される。
更に、JIS  K −6220に従って測定される高
密度は0.2乃至0.59/QC1特に0.25乃至C
J、4ji/CCの範囲であり、これは前述した吸油量
からみて、かなり嵩密度の大きいものである。
この嵩密度は、カス付着防止と記録層の摩耗性との両方
に密接に関連しており、この嵩密度が上記」元囲よりも
大きい場合には、二次粒子の吸油量が低下する結果とし
て、記録層のカス付着防止効果が低下する傾向や、記録
1−に接する記録ヘッド等をj′、f粍させる傾向があ
り、一方この嵩密罠が上記範囲より小さい場合には、記
録jcj自体摩耗性が増大して、粉落ち、剥)11を等
を生する傾向がある。
これに対して、本発明によれば、嵩密度を前述した範囲
内に選ぶことにより、271丈ヘッド等へのカス付着を
防止しつつ、記録層や記録ヘッド等の摩耗を防止し得る
填剤の二次粒径は、感熱記録により形成される画像濃度
と密接な関連があり、後述する例に示す通り、二次粒径
が微細である程濃度の高い記録画像を与える傾向がある
。即ち、感熱記録に際して形成される着色染料は填剤粒
子の周囲にこれを被覆する形で存在する方が顔料効果に
よって濃度が向上すると言われているが、本発明に用い
るケイ酸亜鉛は記録層への分散粒径、即ち二次粒径が微
細でしかも均斉であるので、着色染料が填剤を被覆する
形で存在し易(なり、画像濃度の向上がもたらされるも
のと思われる。
これらの結晶性ケイ酸亜鉛は、ハンター白色度が88乃
至989!+、特に96乃至97俤の範囲にあり、しか
も発達した結晶性を有するため、隠ぺい力も犬であると
いう特徴を有し、例えば、塗布面の目や色を隠ぺいし、
また塗布面を白色なものとするという作用効果もある。
製造方法 従来、ヘミモルファイト(Hemimorphitg 
)型或いはウイレマイト型のケイ酸亜鉛鉱物を合成する
ことは既に知られている( 0ell、a M、RO/
  及びF、AoMwmpton : proceed
ing of 1955 Annualldeettn
g of the MrrLeraLogical 5
ociety ofAmerica、  P 452〜
443 )。コノ公知方法によれば、硝酸亜鉛とエチル
シリケートとを反応させてケイ酸亜鉛のゲルを生成させ
、このケイ酸亜鉛のゲルを500乃至40000 Pt
tの高圧下に水熱処理することによりソーコナイト型の
ケイ酸亜鉛が得られ、これよりも高温側ではヘミモルフ
ァイト型のケイ酸亜鉛鉱物が得られている。またヘミモ
ルファイト型のケイ酸亜鉛を800℃以上に加熱すると
ウイレマイトに転移する。
本発明に用いるケイ酸亜鉛鉱物は、上述した方法でも製
造し得るが、好適には、粘土鉱物の酸処理物と、亜鉛の
酸化物、水酸化物又は反応条件下に該酸化物乃至は水酸
化物を生成し得る化合物とを、水熱処理することにより
合成される。
粘土鉱物の酸処理物を原料とすることにより、ヘミモル
ファイト或いはウイレマイト型のケイ酸亜鉛の合成が比
較的温和な条件で可能となると共に、生成するケイ酸亜
鉛も感熱記録紙用填剤としての用途に特に適したものと
なる。
即ち、粘土鉱物の酸処理により得られるシリカ原料は層
状シリカとして特徴づけられるものであり、この層状シ
リカは、三次元構造のシリカゲル等に比して、より小さ
いケイ酸単位への分解が容易で、ヘミモルファイト型、
ウイレマイト型への組替も容易に行われるものと思われ
る。
更に、粘土鉱物の酸処理により得られた活性ケイ酸又は
活性アルミノケイ酸を原料とすることにより、粒度の微
細さと均一性とに優れ、極めて顔料性の良好なケイ酸亜
鉛系鉱物が得られることである。従来法に準じて、Si
n、 −Zrρの共沈ゲルを出発原料としてケイ酸亜鉛
系鉱物を合成するときには、この鉱物は粒子相互が極め
て強固に凝結した形で生成し易いとい5問題がある。こ
れに対して、本発明で用いる合成法によると、生成する
鉱物粒子は、殆んど凝結することがな(、凝集して〜・
るとしても、指間で圧するだけで容易にほぐれる軽度の
凝集状態で得られるという利点がある。
これは前述した層状シリカが反応時の核となって均質で
且つ微細な粒度のケイ酸亜鉛系鉱物が生成するためと考
えられる。
本発明において、粘土鉱物としては、スメクタイト族粘
土鉱物、例えば酸性白土、ベントナイト、サブベントナ
イト、フラースアース等の所謂モンモリロナイト族粘土
鉱物や、バイデライト、サボナイト、ノントロナイト等
の1種又は2種以上の組合せが好適に使用される。上記
以外の粘土鉱物、例えばカオリン、ハロイサイト等のカ
オリン族粘土鉱物や、アクパルガイド、セビオライト、
パリゴルスカイト等の鎖状粘土鉱物等も使用し得る。
例えば、カオリンは、そのままの状態では酸との反応性
を有していないが、これを焼成じてメタカオリンとする
ことにより、酸との反応が容易に行われる。
粘土鉱物の酸処理は、粘土鉱物の面指数[:001)の
X−線回折ピークが実質上消失し且つ生成物のAl、0
.: Sin、のモル比が1:11乃至1:99の範囲
となるように行うのがよい。酸処理条件は、それ自体公
知の条件に準することができる。例えば、酸としては、
硫酸、塩酸、硝酸等の鉱酸類や、ベンゼンスルホン酸、
トルエンスルホンi、酢酸等の有機酸が使用されるが、
硫酸等の鉱酸の使用が一般的である。粘土鉱物と市との
接触方式も任意のものであってよ(、例えば粘土と酸と
をスラリー状態で接触させるスラリー活性法、粒状化し
た粘土と酸とを固−液接触させる粒状活性法、粘土と酸
との混合物を乾式(粒状物内)で反応させ、次いで副生
塩類を抽出する乾式活性法等を採用し得る。酸の使用量
は、酸処理条件によっても相違するが、生成物中のAl
、0.: Sin、のモル比が前述した範囲となり、且
つ粘土鉱物中のFe12. 、 MgO或いはアルカリ
金属分等の他の塩基性成分が実質上除去されるものであ
ればよい。例えば、乾式活性法では、粘土鉱物中の塩基
性成分に対して0.3乃至1.5当量、特に0.6乃至
1.2当量の酸又は酸水溶液を用いて、酸処理を行う。
反応条件は、60乃至600℃の温度及び10乃至60
0分間の時間から、前述した要件が満されるように定め
る。
反応生成物からの可溶性塩基成分の抽出は、それらの加
水分解が防止されるように、pH1以下の水性媒体中で
行う。
粘土の酸処理物の粒度は可及的に微細であることが望ま
しく、5μ以下の粒度のものが全体の20重量%以上、
特に60重量%以上で、粒度20μよりも太きいものが
全体の50M量%よりも小、特に10重量%よりも小と
なるように粒度調整して反応に用いるのがよい。
活性ケイ酸または活性アルミノケイ酸(Sin、)と亜
鉛原料(ZnO)とは実質上化学量論的量で反応に用い
るのがよい。即ち、ヘミモルファイト型、ウイレマイト
型の場合にはZrbO: Sin、のモル比は2:1に
あるのがよい。勿論、両者の組成比は、これに限定され
ず、ZrLDe、 5zOt  のモル比を、1:4乃
至10:4、特に1:4乃至6:4の範囲内で変動させ
ることは許容される。
水熱処理に際して、反応系の攪拌が可能で且つ均質な反
応が可能となるように、両原料を、固形分濃度が2乃至
60重量−の水性スラリーとし、この水性スラリーをオ
ートクレーブに仕込んで加熱反応させる。用いる反応条
件は、目的物によっても変化する。ヘミモルファイト型
の場合には、150乃至250℃の比較的高い温度範囲
がよい。
更に、ウイレマイト型では、一般に200℃以上の高温
の反応域が望ましい。
水熱処理は、上述した温度に対応する自生蒸気圧下で行
われ、この場合反応系の圧力は、一般的に言って、2乃
至50ゆ、々−ゲージの低い範囲にあることが本発明の
一つの特徴である。反応時間は、温度及び圧力によって
も相違するが、一般に1乃至10時間の範囲が適当であ
る。
生成物は、必要により水洗し、乾燥し、粉砕、分級等の
後処理を行って製品とする。
ウイレマイト型のものは、先ずヘミモルファイト型のも
のを製造し、これを750℃以上の温度で加熱脱水する
ことによっても得ることができる。
本発明の結晶性ケイ酸亜鉛填剤は、それ自体公知の感熱
記録層組成物中に、固形分基準で10乃至60重量%、
特に20乃至40重量%の量で含有させることができる
この組成物において、呈色剤であるロイコ色素としては
、トリフェニルメタン系ロイコ色素、フルオラン系ロイ
コ色素、スピロビ2ノ系ロイコ色素、ローダミンラクタ
ム系ロイコ色素、オーラミン系ロイコ色素、フェノチア
ジン系ロイコ色素等のこの種の感熱記録紙に使用されて
いるロイコ色素は全て、単独或いは2種以上の組合せで
使用される。
また、発色剤であるフェノール類としては、ビスフェノ
ールA、ビスフェノ−)vF、2.6−ジオキシ安息香
酸等の常温で固体で且つ熱浴融性のフェノール類は全て
使用される。
更に、バインダーとしては任意の水浴性樹脂バインダー
、例えば澱粉、シアノメチル化澱粉、カルボキシメチル
澱粉、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース
、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコール
、水溶性アクリル樹脂、ビニルメチルエーテル共重合体
、アルギン酸ソーダ等が使用される。
更にまた、増感剤として各種ワックス類、例えば脂肪酸
、脂肪酸アミド、カルナバワックス、ポリエチレンワッ
クス等や、地発色防止のためにアルカノールアミン等の
有機塩基な配合することができる。
感熱記録層の形成に際しては、ロイコ色素のバインダー
溶液への分散液と、フェノール類のバインダー溶液の分
散液とを調製し、これら両分散液を、紙、合成紙等の基
質に塗布するが、本発明のケイ酸亜鉛填剤は、予めフェ
ノール類の分散液中に混合しておくこともでき、また、
別個に非晶質シリカ填剤のバインダー溶液への分散液を
調製し、これを前述したロイコ色素分散液及びフェノー
ル類分散液と混合して記録層の形成に用いることができ
る。
試験方法 本明細書における各項目の試験方法は下記によつた。
1. X線回折 本実施例においては、理学′+1ゼイ1(株)製X線回
折装置(X線発生装置4036,41、ゴニオメータ−
2125DI、計数装置5071を用いた。
回折条件は下記のとおりである。
ターゲット           Cu。
フィルター            Ni検出器   
  SC 電    圧          55KVP電   
 流           15rnAカウント・フル
スクール  s o o o c7s7部数    1
″゛ 走査速度      2°/専謁 チャート速l−2cm/min 放射角    1゜ スリット巾       0.6W 照    角             6゜2、二次
粒子径・粒度分布 遠心沈降法を原理とするミクロン・フォート・サイザー
5KN−1000(セイシン企業裂)で測定する。試料
の分散は0.2%ビロリン酸ソーダ溶液100m/中に
試料1gを懸濁させ、セイシン企業製SK  DISP
ER5ER(超音波分散機)で5分間行なう。得られる
粒度分布より4μ以下の累積重量パーセント及びメジア
ン2次粒子径(50チ累積点)を求める。
5、  BET比表面積 各粉体の比表面積は窒素ガスの吸着によるいわゆるBE
T法に従って測定した。詳しくは次の文献を参照するこ
と。
S、 13ryLnaur、 P、 H,Ewmgtt
、 E、 Tglltr、 /、 An。
Chen、 Soc、 Vol、 60,309(19
38)なお、本明細書における比表面積の測定はあらか
じめ150℃になるまで乾燥したものを0.5〜0.6
g秤量びんにとり、150℃の恒温乾燥4中で1時間乾
燥し、直ちにitを精秤する。この試料を吸着試料管に
入れ200℃に加熱し、吸着試料管内の真空度が10=
 ttaH!I に到達するまで脱気し、放冷後約−1
96℃の液体窒素中に吸着試料管を入れ、 PM、/P0: Q、 05〜0.60(ptv、 :
窒素ガス圧力、Po=測定時の大気圧)の間で4〜5点
N2ガスの吸着量を測定する。そして死容積を差し引い
たN、ガスの吸着量を0℃、1気圧の吸着量に変換しB
ET式に代入して、VmCC−C−/fl”JC試料面
に単分子層を形成するに必要な窒素ガス吸着量を示す)
を求める。比表面積S、 A = 4.55 x Vm
 (r7Lyg )4、吸油量 JIS K5101顔料試験方法にて測定する。
供試料は0,5gとする。
5、嵩密度 JIS  K6220ゴム配合剤試験方法の鉄シリンダ
ー法にて測定する。供試料は1gとする。
6、ハンター白色度 東京混色(株)製オートマチック反射計TR−600型
を用いて測定する。
乙 感熱紙性能試験 7−14  塗液の調製 下記組成からなる感熱記録層形成液(A)液2部、〔B
〕液10部、(C)液6部に対して1部になるように加
え、よく混合する。〔A〕、〔B〕。
((’)液は下記組成からなる混合物をボールミルを用
いて48時間粉砕分散したものである。
〔A〕液組成 〔B〕液組成 (”)液組成 上記感熱記録層形成液を坪量64 i/rr′L2の市
販上質紙上に乾燥重量が6〜7 g/77L2となるよ
うに塗付し、室温で乾燥する。
7−2.地汚れ濃度 塗付後72時間経た感熱記録層形成液塗付紙の地汚れ濃
度を富士写真フィルム(株)製標準度計FSD−1Q6
型でVフィルターを用いて測定し、これと肉眼観察によ
り下記のような評価7−6、加熱発色画像濃度 感熱記録紙としての発色性能を確認するため、塗付紙の
裏面から155℃にセットしたサーマルプレートを5秒
間押しつけて得られた加熱発色画像濃度を標準濃度計F
SD−1Q3型で測定し、これと肉眼観察により下記の
ような評価基準で評価する。
7−4.感熱記録層保持性 定性分析用、%21F紙を下方に置き、感熱記録層塗付
紙の塗付面を重ね合せて、塗付面の裏側より155℃に
セットしたサーマルプレートを1分間押しつけ、定性f
紙上に移行した加熱記録層成分の付着状態を観察し、併
せて感熱ファクシミリ装置HIFAX−3000を使用
し、サーマルヘッドへのカス付着の傾向を観察し、総合
的に感熱記録層保持性を下記の評価基準で評価する。
実施例1゜ 新潟県新発田市小戸産・酸性白土を粗砕したもの(水分
62.4%)740.9に25チ硫酸6ゆを加え、95
℃で10時間加熱し、一度r過することにより処理液を
除去したのち、再び25%硫酸3kgを加え、95℃で
10時間加熱し、酸処理を行なった。濾過により水洗し
、ケーキを得た。該ケーキの少量に113℃で乾燥し、
粉砕し、定量分析するとSin、分は91.5%(11
0℃乾燥物基準)であった。得られたケーキをポットミ
ルに入れ、水を加えて朝鮮ボールとともに湿式粉砕し、
S i02分を15%含むスラリーを得た。(第1工程
)つぎに得られたスラリー200 、!i! (5zO
t分:60g)と酸化亜鉛(試薬−級)6217を11
のオートクレーブ容器にとり、更に水670gを加えて
、500回転/分の攪拌条件下で170℃で5時間水熱
合成反応を行なった。冷却後反応物をとりだし、濾過に
より水を分離したのち、160℃で乾燥した。乾燥品を
卓上小型サンプルで粉砕した後、風簸により粗粒を除き
、白色微粉末の合成ソロケイ酸亜鉛からなる合成ヘミモ
ルファイト系感熱紙用項剤を得た。(第2工程) 実施例2゜ 実施例1の第1工程にて得たスラIJ −2009(5
zOt 30 Ii)と酸化亜鉛(試薬−級)62gを
11!のオートクレーブ容器にとり、更に水370gを
加えて、500回転/分の攪拌条件下で250℃で5時
間水熱合成反応を行なった。冷却後反応物をとりだし、
濾過により水を分離したのち、160℃で乾燥した。乾
燥品を卓上型小型サンプルミルにて粉砕した後、風簸に
より粗粒を除き、白色微粉末の合成ネンケイ酸亜鉛から
なる合成ウイレマイト系感熱紙用填剤を得た。
実施例& 実施例1にて得たヘミモルファイト型ケイ酸亜鉛粉末を
磁性ルツボに入れ、800℃に調節した電気炉で2時間
焼成し、合成ネソケイ酸亜鉛よりなる合成ウイレマイト
系感熱紙用項剤を得た。
実施例1〜6によって得た本発明感熱紙用填剤を比較例
1として市販炭酸カルシウム(白艶華A)および比較例
2として市販のケイ酸亜鉛(試薬)と比較して感熱紙特
性を検討した結果を第1表に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例1による合成ヘミモルファイト型
ケイ酸亜鉛のCu−にα線にょるX−線回折スペクトル
である。 第2図は本発明実施例2による合成ウィレマイト型ケイ
酸亜鉛のCμmL線によるX−線回折スペクトルである

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヘミモルファイト及び/又はウイレマイト構造の
    ケイ酸亜鉛から成る感熱記録紙用填剤。
JP59207087A 1984-10-04 1984-10-04 感熱紙用填剤 Pending JPS6186284A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0228227A (ja) * 1988-04-19 1990-01-30 Ube Ind Ltd 珪酸亜鉛系充填剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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