JPS58216778A - シアン錯体含有水の処理方法 - Google Patents
シアン錯体含有水の処理方法Info
- Publication number
- JPS58216778A JPS58216778A JP9546682A JP9546682A JPS58216778A JP S58216778 A JPS58216778 A JP S58216778A JP 9546682 A JP9546682 A JP 9546682A JP 9546682 A JP9546682 A JP 9546682A JP S58216778 A JPS58216778 A JP S58216778A
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- JP
- Japan
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- cyano
- complex
- copper ions
- cyanide
- iron
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- Removal Of Specific Substances (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はシアン画体含有水の処理方法に関し。
特に鉄シアン錯体及びニッケルシアン錯体を有効に処理
できる方法に関する。
できる方法に関する。
カラー現像所廃液、鉄鋼浸炭頷化処理廃水。
燻蒸倉庫廃液、メッキ廃液等には猛毒のシアン化合物が
含まれている。特にメッキ廃液は、メッキ工程が複雑で
あり、*Sのシアン錯塩を含むなど、質蓋共に問題が多
い。例えば、上気部品のニッケルメッキ工程倉考えると
、下地メッキとして先ず銅メッキが行なわれ、その上に
ニッケルメッキが行なわれるため、金属材料である亜鉛
や鉄が浴出し、ニッケル、鉄、亜鉛、銅などの各釉シ了
ン錯体が含まれる。
含まれている。特にメッキ廃液は、メッキ工程が複雑で
あり、*Sのシアン錯塩を含むなど、質蓋共に問題が多
い。例えば、上気部品のニッケルメッキ工程倉考えると
、下地メッキとして先ず銅メッキが行なわれ、その上に
ニッケルメッキが行なわれるため、金属材料である亜鉛
や鉄が浴出し、ニッケル、鉄、亜鉛、銅などの各釉シ了
ン錯体が含まれる。
従来、シアン含有廃液の一般的な処理方法としてはアル
カ13 @素性が皐げられ、廃水會アルカリ性にした後
、塩素ガス、次亜塩素酸ンーダなどの塩素剤を加えて、
シアンを廃水と炭酸ガスにまで分解するものである。
カ13 @素性が皐げられ、廃水會アルカリ性にした後
、塩素ガス、次亜塩素酸ンーダなどの塩素剤を加えて、
シアンを廃水と炭酸ガスにまで分解するものである。
しかしながら、このアルカリ塩素性では廃水中の鉄シア
ン錯体とニッケルシアン錯体を十分に処理することかで
′@ない。例えば、鉄シアン錯体は予めアルカリ塩素法
により処理し′fc彼。
ン錯体とニッケルシアン錯体を十分に処理することかで
′@ない。例えば、鉄シアン錯体は予めアルカリ塩素法
により処理し′fc彼。
更に第−鉄塩會添加する1背法で処理されているが、i
−鉄塩の添加量の調整に細心の注意を安しなければなら
ず、シアン’t 10 ppm 以下VCすることは困
難である。又、ニッケルシアン錯体はアルカリ堪索法で
は十分に処理することができず、過剰塩素の存在下で2
〜5時間反応させて処理しなければならない。そして1
両@を同時に処理することはできない等1問題点が多か
った。
−鉄塩の添加量の調整に細心の注意を安しなければなら
ず、シアン’t 10 ppm 以下VCすることは困
難である。又、ニッケルシアン錯体はアルカリ堪索法で
は十分に処理することができず、過剰塩素の存在下で2
〜5時間反応させて処理しなければならない。そして1
両@を同時に処理することはできない等1問題点が多か
った。
本発明は、このような問題点1km決してシアン化合W
a、特に鉄シアン錯体とニッケルシアン錯体を含有する
廃液を効率J:(処理することができる方法を提供する
ことを目的としてなされたものである。
a、特に鉄シアン錯体とニッケルシアン錯体を含有する
廃液を効率J:(処理することができる方法を提供する
ことを目的としてなされたものである。
即ち、不発明のシアン錯体含有水の処理方法は、シアン
錯体含有水音オゾン処理し2次いで必i11.Vr一応
じて還元剤′に添加した仮、銅イオンの存在下でPRを
4〜11に調整して生成する沈殿を分離することvf−
特徴とするものである。
錯体含有水音オゾン処理し2次いで必i11.Vr一応
じて還元剤′に添加した仮、銅イオンの存在下でPRを
4〜11に調整して生成する沈殿を分離することvf−
特徴とするものである。
本発明では、先ず原水に対してオゾン処理を行う。オゾ
ンの添加虚は、MX中のシアン奮によるが、トータルシ
アンの約5倍以上であり。
ンの添加虚は、MX中のシアン奮によるが、トータルシ
アンの約5倍以上であり。
メッキ廃水の場合は通常5〜1000 ppm程度であ
り。父、オゾン処理中に生成するガス中にオゾンガス検
出され始めたら反応終了と見做せるので、それにより添
加mt制御してもよ〈。
り。父、オゾン処理中に生成するガス中にオゾンガス検
出され始めたら反応終了と見做せるので、それにより添
加mt制御してもよ〈。
オゾン処理は2段によ接触させてもよい。pHは6〜1
2程度とする。接触方法は公知の吹み込み法などを用い
れば良い。
2程度とする。接触方法は公知の吹み込み法などを用い
れば良い。
このオゾン処理によって原水中のフリーシアンやニッケ
ルシアン錯体がほぼ元金に分解すると共に、鉄シアン錯
体についても約2〜5割分解する(鉄シアン錯体単独で
はオゾン分解しにぐい。)又、他にCOD源かあれば酸
化される。
ルシアン錯体がほぼ元金に分解すると共に、鉄シアン錯
体についても約2〜5割分解する(鉄シアン錯体単独で
はオゾン分解しにぐい。)又、他にCOD源かあれば酸
化される。
なお、オゾン酸化によって沈殿が生成されるか原水中に
鉋イオンが存在していると@vr−は、その銅か沈毅中
に含まれ、これ1!−有効活用するために、沈殿は分離
せずに次の工程に送る。
鉋イオンが存在していると@vr−は、その銅か沈毅中
に含まれ、これ1!−有効活用するために、沈殿は分離
せずに次の工程に送る。
次に、残部鉄シアン一体の除去を銅イオンと鉄シアン錯
体と會反応せしめることによって行う。前述のようVC
JJfi水中に銅イオンが存在すると@(メッキ廃水中
には友いてい含有されている)、オゾン処理によって銅
イオンが高次の鉋酸化物となっており、このままではシ
アン錯塩と反応しないので、還元剤を加えて還元してや
る。還元剤としては亜tliIc醒ンーダ1重亜硫酷ソ
ーダ、亜二チオン鹸、ヒドラジン、硫酸第1鉄。
体と會反応せしめることによって行う。前述のようVC
JJfi水中に銅イオンが存在すると@(メッキ廃水中
には友いてい含有されている)、オゾン処理によって銅
イオンが高次の鉋酸化物となっており、このままではシ
アン錯塩と反応しないので、還元剤を加えて還元してや
る。還元剤としては亜tliIc醒ンーダ1重亜硫酷ソ
ーダ、亜二チオン鹸、ヒドラジン、硫酸第1鉄。
塩化第1鉄などが挙げられる。次いでpHを4〜11好
ましくは5〜8に調整してやると、還元と同時に銅イオ
ンが曖に鉄シアン錯体と反応し、 Cub (F a
(CN )6 ]と推定される化合物が沈殿として発生
する。これを公知の手段で固液分離する。p)iの範囲
が前記?rはずれると沈殿が十分生成しなくなる。
ましくは5〜8に調整してやると、還元と同時に銅イオ
ンが曖に鉄シアン錯体と反応し、 Cub (F a
(CN )6 ]と推定される化合物が沈殿として発生
する。これを公知の手段で固液分離する。p)iの範囲
が前記?rはずれると沈殿が十分生成しなくなる。
pH#聚剤は公知の酸又扛フルカリ會便用すれば良い。
一方、もし涼水中に銅イオンが含まれていない場合には
還元剤を添加することな(、オゾン処理水に銅塩上添加
した後、 pH調整する。添加される銅塩としては硫酸
、銅、塩化銅、硝酸銅などかめけられる。また、金楓銅
を赦で浴解させたものでもよい。銅イオンの存在量はシ
アン錯体風によって適宜決定されるか、5〜1100p
pとする。なお、氷雪変動や4変変動が小ざい場合は銅
塩の添加鼠は定置注入でもよいが、変動の大きい場合に
はイオン電極法によって銅イオン會制御し、#4イオン
の添加歓が過剰とならないように自動的に一足賃となる
ように添加してもよい・ 以上の説明から明らかなように、不発8Aは。
還元剤を添加することな(、オゾン処理水に銅塩上添加
した後、 pH調整する。添加される銅塩としては硫酸
、銅、塩化銅、硝酸銅などかめけられる。また、金楓銅
を赦で浴解させたものでもよい。銅イオンの存在量はシ
アン錯体風によって適宜決定されるか、5〜1100p
pとする。なお、氷雪変動や4変変動が小ざい場合は銅
塩の添加鼠は定置注入でもよいが、変動の大きい場合に
はイオン電極法によって銅イオン會制御し、#4イオン
の添加歓が過剰とならないように自動的に一足賃となる
ように添加してもよい・ 以上の説明から明らかなように、不発8Aは。
従来別個に処理しなければならず、また、その処理効果
についても十分でなかったシアン錯体と(VCニッケル
シアン一体と鉄シアン錯体含有廃水を同時に処理するこ
とができ、かつ処理効果も優れている。
についても十分でなかったシアン錯体と(VCニッケル
シアン一体と鉄シアン錯体含有廃水を同時に処理するこ
とができ、かつ処理効果も優れている。
又、ニッケルシアン錯体と鉄シアン錯体をオゾン処理す
ることにより、従来単独処理では除去されなかった鉄シ
アン錯体もある程度除去されることが明らかにされた。
ることにより、従来単独処理では除去されなかった鉄シ
アン錯体もある程度除去されることが明らかにされた。
りま9h前記シ了ン錯体の共存による相乗効果が得られ
1本発明はこの作用効果を有効に利用したものでるる。
1本発明はこの作用効果を有効に利用したものでるる。
他に、涼水中に銅イオンがなく原水中に添加しなければ
ならないときには、前記オゾン処理によって鉄シアン錯
体が既にある程度除去でれている友め、銅イオンの添加
wを低減できる利点もめる。
ならないときには、前記オゾン処理によって鉄シアン錯
体が既にある程度除去でれている友め、銅イオンの添加
wを低減できる利点もめる。
なお、鉄及びニッケル以外の全組(亜鉛、カドミウム、
@−)のシアン錯体が原水中に存在することr−よって
本発明による作用効果が防げられることはない。
@−)のシアン錯体が原水中に存在することr−よって
本発明による作用効果が防げられることはない。
以下、実施例を示す。
実施?II
K CN 20 ppm、に4Fa(CN)1120
ppm、 KgNi(CN、)620ppm(いずれも
CNとして)、および(Mt[銅2 (+ ppm (
eJとして)を含む人工メッキ廃水(p)17)に40
0 ppmオゾンを吹き込み上置水の水質上分析した。
ppm、 KgNi(CN、)620ppm(いずれも
CNとして)、および(Mt[銅2 (+ ppm (
eJとして)を含む人工メッキ廃水(p)17)に40
0 ppmオゾンを吹き込み上置水の水質上分析した。
次に、亜硫酸ソーダ?、被処理水の酸化還元電位(OR
P )が250mV(被処理水のORPは600〜80
0 mV)となるまで添加し、同時にNaOH+H,8
04’l用いてpHtFfr定値に調整した。緩速攪拌
下に約20分間反応させた彼。
P )が250mV(被処理水のORPは600〜80
0 mV)となるまで添加し、同時にNaOH+H,8
04’l用いてpHtFfr定値に調整した。緩速攪拌
下に約20分間反応させた彼。
沈殿rF別し、処理水水質會測定した。結果を下着に示
した。
した。
この結果から明らかなように1本発明方法によって、シ
アン錯体含有水管はぼ完全に処理することができる。
アン錯体含有水管はぼ完全に処理することができる。
特許出願人 栗田工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 シアン錯体含■水會オゾン処理し1次いで必要に
応じて還元剤を添加し7j後、銅イオンの存在下でpH
14〜1xK14整して生成する沈殿を分離することを
特徴とするシアン錯体含有水の処理方法。 2、 シアン錯体は鉄シアン錯体及びニッケルシアン錯
体である特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9546682A JPS58216778A (ja) | 1982-06-03 | 1982-06-03 | シアン錯体含有水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9546682A JPS58216778A (ja) | 1982-06-03 | 1982-06-03 | シアン錯体含有水の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58216778A true JPS58216778A (ja) | 1983-12-16 |
JPH0135713B2 JPH0135713B2 (ja) | 1989-07-26 |
Family
ID=14138429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9546682A Granted JPS58216778A (ja) | 1982-06-03 | 1982-06-03 | シアン錯体含有水の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58216778A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6339693A (ja) * | 1986-08-04 | 1988-02-20 | Kurita Water Ind Ltd | シアン含有廃水の処理方法 |
JP2014028356A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-02-13 | Mie Chuo Kaihatsu Kk | 水溶性鉄シアノ錯体を含む廃液の処理方法とこの処理方法に用いる不溶化処理液の調製方法及び凝集沈殿スラッジの調製方法 |
CN112647087A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-04-13 | 浙江工业大学 | 一种氰化镍/硒化镍复合纳米异质结构电催化剂及其制备与应用 |
-
1982
- 1982-06-03 JP JP9546682A patent/JPS58216778A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6339693A (ja) * | 1986-08-04 | 1988-02-20 | Kurita Water Ind Ltd | シアン含有廃水の処理方法 |
JPH0248315B2 (ja) * | 1986-08-04 | 1990-10-24 | Kurita Water Ind Ltd | |
JP2014028356A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-02-13 | Mie Chuo Kaihatsu Kk | 水溶性鉄シアノ錯体を含む廃液の処理方法とこの処理方法に用いる不溶化処理液の調製方法及び凝集沈殿スラッジの調製方法 |
CN112647087A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-04-13 | 浙江工业大学 | 一种氰化镍/硒化镍复合纳米异质结构电催化剂及其制备与应用 |
CN112647087B (zh) * | 2020-12-16 | 2021-10-15 | 浙江工业大学 | 一种氰化镍/硒化镍复合纳米异质结构电催化剂及其制备与应用 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0135713B2 (ja) | 1989-07-26 |
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