JPS58214575A

JPS58214575A - 起毛装置

Info

Publication number: JPS58214575A
Application number: JP9343382A
Authority: JP
Inventors: 中野　譲
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-05-31
Filing date: 1982-05-31
Publication date: 1983-12-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は布などを起毛する起毛装置に関する発明である
。

従来の起毛装置は、第１図、第２図に示すようにシリン
ダ（１）を約１０　Ｏｒ、ｐ、ｍ、の高速回転させ、シ
リンダの円周上に、起毛針布を巻付けた針布ローラ（２
）を約２４本紀列し、このローラ（２）をギヤ（３）、
プーリー（４）、ベルト（５）などによって回転させる
機構であるために、針布ローラの駆動装置内のスリップ
によって、電動機などによる起毛するための動力を、効
率よ＜　６１　ｎｉクローラ伝達することが困難であり
、供給動力の局以下の力しか利用されないことが多い。

そのために、起毛力が弱（て、起毛できなかったり、軽
しく起毛回数を増加させ、布を弱くし、落毛を増やし、
能率を悪くさせるなどの欠点があった。

又側布ローラ（２）は、シリンダ（１）の公転運動の中
で、自転運動をするため、機構が複雑となり、針布ロー
ラの回転数や、トルクの制御が極めて困難であり、熟練
と勘に頼って運転している状態である。

本発明はこれら従来の欠点を解決するために、シリンダ
の高速回転を止め、針布ローラ自身を電動機などで回転
させることにより、伝導装置のスリップを無くし、従来
より少ない動力で、且、正確、自在ξζ針布ローラの回
転数、トルクを制御できる起毛装置を提供するもので、
以下本発明の実施例を図面をもって説明する。

実施例１第３１聞に本発明の起毛装置の１実施例を示す。

シリンダ（１）の円周上に針布ローラ（２）を約２４本
回転自在に、かつ、針先の向きを交互に有して配置し、
上記針布ローラ（２）の端部（ｂｌをシリンダに取付け
た電動機（７）と直結して本発明の起毛装置を構成する
。

電動機（７）は側布ローラ毎に取付けてもよく、又２本
以上の針布ローラを１台の電動機によりチェーンやタイ
ミングベルト、ギヤ、クラッチなどのスリップの小さい
伝導装置を介して回転させてもよい。

」１記電動機は制御装置（８）に屯線（９）で連結され
、制御装置（８）の指令により針布ローラ（２）の回転
数、１ルクを制御する。

なお、上記制御は電動機毎にコンバータや、マ・ｆコン
など１こより、最適の回転数、トルクの状態になるよう
行ってもよく、又２台以上の電動機を同時に制御しても
よい。

本発明の起毛装置ｊｑは上記構成よりなり、第４図Ｉこ
示すように布（ｌαの進行方向と同し方向１こ針布ロー
ラ（２）を回転させ起毛するものである。

シリンダ（１）は通常起毛作業中には停止しておき、作
業終了後に徐々に回転し、針布ローラ（２）の針の間に
沈んた薄毛や屑などを、シリンダの下部に設けた掃除用
ブラシ１１）やバキューム装置（＋２＋により取除くこ
とができる。

シリンダの回転は起毛作業中に低速で回転することもあ
るが工ないし数回回転すればよい。

なお、針布ローラと布との間で発生する起毛力によって
シリンダが回転させられる場合はこの回転をロックした
り、徐々に回転するような装置を設けてもよい。

本発明の起毛装置は以上のような構成作用をなし、シリ
ンダを高速に回転させないで、シリンダ駆動用の動力が
、不用又は極めて僅かになり、回転機構も簡単になり、
騒音や振動も著しく減少４−る。

又、１：１布ローラの駆動装置も、従来のような公転運
動と自転運動を徂合せる必要がなく、複雑な浅溝は一切
不用となり、故障も著しく減少し、極めて廉価で、保全
の簡単な装置となる。

さらに、側布ローラ駆動装置内の動力伝達のスリップに
よる減少が無いので、電動機の動力は、殆んど起毛の仕
事に消費され電力費が大巾に軽減される。

そのために、シリンダを回転させて、起毛針布と布との
起毛作用の量を増大している従来の起毛装置と同様の作
用が、シリンダを回転させなくても生しることが可能と
なる。

又、針布ローラは、精密に回転数やトルクを制御できる
ので、布が起毛装置に供給され、針布ローラによって順
次起毛を重ねてゆ（に従い、その各針布ローラ毎１こ最
適の回転数、トルクになるよう制御することも可能で、
マイコンなどに各針布ローラの制御方法をプログラミン
グしておけば、未熟練者、未紅験者でも理想的な起毛が
−Ｃきる。

さらに、各針布ローラの回転数、ｌ・ルクを測定すれば
、プログラミングの指令暁との差が分かり、フィードバ
ックして、マイコンなどの処理により、布の条件が変っ
たときでも、自動的にプログラミングを最適値に補正す
ることも可能である。

従来の起毛機を、この方法によって改造すれば、起毛の
力を従来より大きくすることも容易であり、ＣＰＲとＰ
Ｒの本数比、配列状態なども任意馨こ組合せることも、
針布ローラを入れ替えるたけて簡単にできる。

以上のように、従来の起毛装置に比較し、極めて秀れた
特長や性能をもち、しかも廉価となり、さらに従来の起
毛装置を簡単に改造することもできるなど、効果の大き
い発明である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の起毛装置の縦断面図、第２図は同斜視図
、第３図は本発明の１実施例を示す起毛装置の要部縦断
面、第４図は同側面図を示す。（１）・シリンダ　　　（２）・・４布ローラ（３）　
　ギヤ　　　　　（４）・プーリー（５）　　ベルト　
　　　（６）・端部（７）・・電動機　　　　（８）・
制御装置（９）電線　　　　　００）・・・布（１１）　　掃除用ブラシ　（１２）・バキューム装置
第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

シリンダの円周上に複数本の針布ローラを回転自在に配
置し、上記針布ローラのみを電動機により直接に、ある
いはクラッチやギヤ等の伝導装置を介して回転させるこ
とにより布などを起毛することを特徴とする起毛装置。