JPS5821436A - 大型タイヤトレツド組成物 - Google Patents
大型タイヤトレツド組成物Info
- Publication number
- JPS5821436A JPS5821436A JP56121238A JP12123881A JPS5821436A JP S5821436 A JPS5821436 A JP S5821436A JP 56121238 A JP56121238 A JP 56121238A JP 12123881 A JP12123881 A JP 12123881A JP S5821436 A JPS5821436 A JP S5821436A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastomer
- styrene
- composition
- fuel efficiency
- resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Tires In General (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、タイヤトレッドの耐摩耗性を向上させ、ま
たは少なくとも低下させることなく、低燃費性を向上さ
せる組成物を日差した大型タイヤトレッド組成物に関す
るものである。
たは少なくとも低下させることなく、低燃費性を向上さ
せる組成物を日差した大型タイヤトレッド組成物に関す
るものである。
従来、トラック・バス用等の大型タイヤトレッドには、
3大特性として、耐摩耗性(耐破壊特性)低燃費性(低
発熱特性)、耐熱性(耐疲労特性)等の要求があり、従
って、これらの総合特性面からエラストマーとしては、
天然ゴム主体の組成物が使用されてきたものである。
3大特性として、耐摩耗性(耐破壊特性)低燃費性(低
発熱特性)、耐熱性(耐疲労特性)等の要求があり、従
って、これらの総合特性面からエラストマーとしては、
天然ゴム主体の組成物が使用されてきたものである。
すなわち、従来、大型タイヤトレッド組成物とし”Cは
、耐摩耗性と低燃費性のバランス面で、使用されるエラ
ストマーは天然ゴム主体の組成物が好適なものとされて
いた。
、耐摩耗性と低燃費性のバランス面で、使用されるエラ
ストマーは天然ゴム主体の組成物が好適なものとされて
いた。
しかし、最近の社会情勢の変化に伴い、特に、低燃費性
に対する向上要求が一層きびしく求められる様になって
きた。
に対する向上要求が一層きびしく求められる様になって
きた。
従って、耐摩耗性、耐熱性を低下させずに、低燃費性を
向上させた、いわゆる総合特性面で一段とすぐれたトレ
ッド組成物の開発が急務となってきた。
向上させた、いわゆる総合特性面で一段とすぐれたトレ
ッド組成物の開発が急務となってきた。
そこで、従来の技術背景は、上記のとおり、大型タイヤ
トレッドでは、耐摩耗性と低燃費性のバランス面から、
エラストマーとしては、天燃コムを主体とする組成が選
定され、その他組成物のより低燃費性の向上対策として
カーボンブラック等の補強充填剤の種類や配合量が考慮
されていた。
トレッドでは、耐摩耗性と低燃費性のバランス面から、
エラストマーとしては、天燃コムを主体とする組成が選
定され、その他組成物のより低燃費性の向上対策として
カーボンブラック等の補強充填剤の種類や配合量が考慮
されていた。
しかし、このような充填剤による対策では、低燃費性の
向上にほぼ相当するだけ、耐摩耗性が低下すると言う不
可避な最大欠点がある。
向上にほぼ相当するだけ、耐摩耗性が低下すると言う不
可避な最大欠点がある。
因って、発明者らは、耐摩耗性を向上させ、または、少
なくとも低下させることなく、低燃費性を向上させるに
は、各種の特性に関して、根本的に、温度依存性を持つ
エラストマーによる対策法が必要であることに1着目し
、今日まで、耐摩耗性と低燃費性とのバランス面で最良
と考えられてきた天然ゴムよりすぐれたエラストマーを
是非とも探求する必要を生じ、これを使用したトレッド
組成物の開発を日差したものである。
なくとも低下させることなく、低燃費性を向上させるに
は、各種の特性に関して、根本的に、温度依存性を持つ
エラストマーによる対策法が必要であることに1着目し
、今日まで、耐摩耗性と低燃費性とのバランス面で最良
と考えられてきた天然ゴムよりすぐれたエラストマーを
是非とも探求する必要を生じ、これを使用したトレッド
組成物の開発を日差したものである。
そこで、探究の結果、溶液重合スター型スチレン・ブタ
ジェン共重合体エラストマーに着目、し、実験を重ねた
結果、特に、このエラストマーは、スチレン量が19%
以上では、組成物の耐摩耗性が急激に低下傾向を示し、
また、スチレン量+ビニル量が75%を越えると組成物
の低燃費性が急激に低下傾向を示すことを見いだしたも
のである。
ジェン共重合体エラストマーに着目、し、実験を重ねた
結果、特に、このエラストマーは、スチレン量が19%
以上では、組成物の耐摩耗性が急激に低下傾向を示し、
また、スチレン量+ビニル量が75%を越えると組成物
の低燃費性が急激に低下傾向を示すことを見いだしたも
のである。
すなわち、耐摩耗性と低燃費性のバランス面で、最良と
考えられていた天然ゴムエラストマーを、スチレン量が
18%以下で、スチレン量+ビニル量が75%以下であ
る溶液重合スター型スチレン・ブタジェン共重合体エラ
ストマーで、一部置換えることにより、トレッド組成物
の耐摩耗性と低燃費性が共に向上する知見を得たもので
ある。
考えられていた天然ゴムエラストマーを、スチレン量が
18%以下で、スチレン量+ビニル量が75%以下であ
る溶液重合スター型スチレン・ブタジェン共重合体エラ
ストマーで、一部置換えることにより、トレッド組成物
の耐摩耗性と低燃費性が共に向上する知見を得たもので
ある。
この溶液重合スター型スチレン・ブタジェン共重合体は
、他のスチレン・ブタジェン共重体すなわチ乳化重合直
鎖型スチレン・ブタジェン共重体、溶液重合直鎖型スチ
レン・ブタジェン共重体等に比較して、組成物の耐摩耗
性と低燃費性のバランスの面ですぐれたエラストマーで
ある。
、他のスチレン・ブタジェン共重体すなわチ乳化重合直
鎖型スチレン・ブタジェン共重体、溶液重合直鎖型スチ
レン・ブタジェン共重体等に比較して、組成物の耐摩耗
性と低燃費性のバランスの面ですぐれたエラストマーで
ある。
また、さらに、この溶液重合スター型スチレン・ブタジ
ェン共重合体のスチレン量を5〜18%、スチレン量+
ビニル量を75%以下にすると、今日まで、組成物の耐
摩耗性と低燃費性のバランス面から最良であると考えら
れていた天然ゴムエラストマーよりも両特性の点ともす
ぐれたエラストマーとなる。
ェン共重合体のスチレン量を5〜18%、スチレン量+
ビニル量を75%以下にすると、今日まで、組成物の耐
摩耗性と低燃費性のバランス面から最良であると考えら
れていた天然ゴムエラストマーよりも両特性の点ともす
ぐれたエラストマーとなる。
また、上記の溶液重合スター型スチレン・ブタジェン共
重合体(スチレン量18%以下、スチレン量+ビニル量
75%以下)を天然ゴムと置き換えた組成物は、耐摩耗
性と低燃費性の両特性とも向上するが、置換量が多いほ
ど低燃費性と耐熱性がより向上する。
重合体(スチレン量18%以下、スチレン量+ビニル量
75%以下)を天然ゴムと置き換えた組成物は、耐摩耗
性と低燃費性の両特性とも向上するが、置換量が多いほ
ど低燃費性と耐熱性がより向上する。
なお、耐熱劣化性の測定は、オシレーテイングディスク
レオメータ−にてリバージョン性(REVER5l0N
)を検討したものである。
レオメータ−にてリバージョン性(REVER5l0N
)を検討したものである。
次ニ、各種エラストマーの組成物とその物性についての
比較結果を示す。
比較結果を示す。
第 1 表
ts)−”
第 8 表
(注)
SBR・・・スチレン・ブクジエン共重合体l5AFカ
ーボン・・・INTERMEDIATE 5UPER
ABRASIONFURNACE BLACK級のカー
ボン。
ーボン・・・INTERMEDIATE 5UPER
ABRASIONFURNACE BLACK級のカー
ボン。
老防・・・N−フェニル−N’−(1,8−ジメチルブ
チJし)−P−フェニレンジアミン、゛ ffi進剤CZ・・N−シクロ・\キシルー2−ベン゛
lチアジルスルフェンアミド 促進剤D・・・1.8−ジフェニルグアニジン。
チJし)−P−フェニレンジアミン、゛ ffi進剤CZ・・N−シクロ・\キシルー2−ベン゛
lチアジルスルフェンアミド 促進剤D・・・1.8−ジフェニルグアニジン。
耐摩耗性・・・ピコ(PICO)摩耗試験機を使用し”
C対比、 ASTM−D2228の規格に準じ°C測定
し、指数により比較した(指数の大 なるものほど良好)。
C対比、 ASTM−D2228の規格に準じ°C測定
し、指数により比較した(指数の大 なるものほど良好)。
損失弾性率(E#)・・・台本製作所製粘弾性スペクト
ロメーターを使用し、60°C1 100Hzの条件にて測定、対比 数値ハE’X to−’dyn/dで対比した。
ロメーターを使用し、60°C1 100Hzの条件にて測定、対比 数値ハE’X to−’dyn/dで対比した。
リバージョン性・・・オシレーテイングディスクレオ(
REVER5ION) 、 、−ヲ使用、、180
’C(7)温度でトルクが最大値から5% 低下するまでの時間(分)で評 価した(時間の大きいほど良 好)。
REVER5ION) 、 、−ヲ使用、、180
’C(7)温度でトルクが最大値から5% 低下するまでの時間(分)で評 価した(時間の大きいほど良 好)。
転勤抵抗性・・・各試料NO,の組成物を用い、100
0R20,14Pのタイヤを製作し、米国自動車技術協
会報文SAF第770875号に記載の測定法に準じた
方法に′C 回転抵抗を測定し、指数によつ′C対 比した(指数の小なるものほど良好) なお、耐摩耗性についCは、R−C−T、聾、1(19
61)の文献にて、Pico摩耗試験とタイヤ実走摩耗
試験との相関性が高いことが言及されているのでPic
。
0R20,14Pのタイヤを製作し、米国自動車技術協
会報文SAF第770875号に記載の測定法に準じた
方法に′C 回転抵抗を測定し、指数によつ′C対 比した(指数の小なるものほど良好) なお、耐摩耗性についCは、R−C−T、聾、1(19
61)の文献にて、Pico摩耗試験とタイヤ実走摩耗
試験との相関性が高いことが言及されているのでPic
。
摩耗が良ければ実走結果も良好と言えるのでPic。
摩耗テストを行なったものである。
また、損失弾性率(E′)についCは、Rubb、er
1ndusty劫C6)T289 (1964)の文
献にて、損失弾性率(E′)と転勤抵抗性との相関性が
高い事が言及されているので、両側室を行なったもので
ある。
1ndusty劫C6)T289 (1964)の文
献にて、損失弾性率(E′)と転勤抵抗性との相関性が
高い事が言及されているので、両側室を行なったもので
ある。
以上第1表〜第8表にて示すとおり、他のエラストマー
の一部または全部を、スチレン量が18%以下で、スチ
レン量子ビニル量が75%以下である溶液重合スター型
スチレン・ブタジェン共重合体にて置き換えた組成物に
てタイヤトレッドを構成すると、耐摩耗性を低下するこ
となく、むしろ向上させ、すぐれたりバージョン性を発
揮し、著しく低い転勤抵抗性を有する低燃費性にすぐれ
t′トレッド組成物が得られたものである。
の一部または全部を、スチレン量が18%以下で、スチ
レン量子ビニル量が75%以下である溶液重合スター型
スチレン・ブタジェン共重合体にて置き換えた組成物に
てタイヤトレッドを構成すると、耐摩耗性を低下するこ
となく、むしろ向上させ、すぐれたりバージョン性を発
揮し、著しく低い転勤抵抗性を有する低燃費性にすぐれ
t′トレッド組成物が得られたものである。
代理人 弁理士 大 島 泰 甫
Claims (1)
- (1)エラストマーとして天然ゴムあるいはジエン系合
成ゴムの少なくとも1種以上からなる組成物に対し、そ
れぞれのエラストマーの全部または一部を、スチレン量
が18%以下で且っスチレン量+ビニル量が75%以下
である溶液重合スター型スチレン・ブタジェン共重合体
エラストマーにて置換することを特徴とする大型タイヤ
トレッド組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56121238A JPS5821436A (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 大型タイヤトレツド組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56121238A JPS5821436A (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 大型タイヤトレツド組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5821436A true JPS5821436A (ja) | 1983-02-08 |
Family
ID=14806321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56121238A Pending JPS5821436A (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 大型タイヤトレツド組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821436A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS548716A (en) * | 1977-06-21 | 1979-01-23 | Takeda Chem Ind Ltd | Red corpuscles for agglutination reaction of measles viruses |
-
1981
- 1981-07-31 JP JP56121238A patent/JPS5821436A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS548716A (en) * | 1977-06-21 | 1979-01-23 | Takeda Chem Ind Ltd | Red corpuscles for agglutination reaction of measles viruses |
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