JPS5821391B2 - カセット式ジャンクションボックス - Google Patents

カセット式ジャンクションボックス

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JPS5821391B2
JPS5821391B2 JP54129931A JP12993179A JPS5821391B2 JP S5821391 B2 JPS5821391 B2 JP S5821391B2 JP 54129931 A JP54129931 A JP 54129931A JP 12993179 A JP12993179 A JP 12993179A JP S5821391 B2 JPS5821391 B2 JP S5821391B2
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JP
Japan
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spacer
circuit
wiring board
junction box
mounting plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP54129931A
Other languages
English (en)
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JPS5654774A (en
Inventor
木村喜久夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Sogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Sogyo KK filed Critical Yazaki Sogyo KK
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Publication of JPS5654774A publication Critical patent/JPS5654774A/ja
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  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 昨今の自動車業界においては、排ガス対策及び各種電装
品等の設置の影響で自動車配線の回路数も300〜40
0回路と膨大な数に達している。
ところで、この回路を構成するワイヤーノ・−ネスは手
作業による組付けのために配索を誤り不良品となってし
まうことがしばしばある。
そこで、これら不良品の発生を防止し、ワイヤーハーネ
スの組付けを簡素化する目的から、ワイ4′−・・−ネ
スの各所にリレー、ヒユーズ若しくはコンピュータ等を
収納したジャンクションボックスを組付ける傾向になっ
てきている。
しか呟 このジャンクションボックスは共通性に乏しく
、形状も大形であるために配線装置全体として高価なも
のとなっている。
この点をいま少し詳述すると、ワイヤーハーネスの手作
業による組付けは、組立冶具上において予めコネクタを
接続した多数の電線を幹線部とこれに対する多数の分岐
部を形成するように配索すると共に、これらコネクタを
コネクタハウジングに組込み、全体を組立冶具より取外
した後に幹線部と分岐部とにテープ巻きを施して集束す
るもの(第1図参照)であるが、上記配索過程において
誤配線をしてしまうことを手作業である以上絶無とする
ことは困難である。
また、ジャンクションボックスにおいても、該ボックス
内に収容されている配線板は特定の品種に限られた回路
パターンを有するものであるので、回路の異なる他の品
種に適用するに(rよ、その品種に適合した回路パター
ンの配線板を収容したジャンクションボックスと交換す
ることが必要であって共通性に欠けると共に、該ジャン
クションボックス内にリレー或いはヒユーズを取付ける
に際しては、配線板に一対の接続部を形成した特殊のコ
ネクタを中間接続用として取付け、該コネクタにリレー
或いはヒユーズの端子を差込むようになされているので
(第2図参照)、大形にさらざるを得なかった。
本発明は、上記した点に着目して成されたもので、ジャ
ンクションボックス内の配線板はその一部の基板を交換
するのみで、多品種にわたる回路の変更追加を加能とし
、かつ小形にして組付は容易なジャンクションボックス
を提供することを目的とするものである。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
まず、カセット式ジャンクションボックスの構成につい
て述べる。
第3図は本発明に係るカセット式ジャンクションボック
スの三つの要素であって、Aはアウトボックス、Bはス
ペーサー、Cはコネクタハウジングを夫々示す(何れも
合成樹脂成型)。
しかして、アウトボックスAには、その上側壁1及び下
側壁2にリレー或いはヒユーズを挿入する窓孔3、左右
両側壁4,5にスペーサーBのロック用係止孔6が夫々
形成され、また上側壁1にはコネクタハウジングCのロ
ック用係止孔7が形成される。
スペーサーBは、矢印で示すようにアウトボックスA内
に収納嵌合される外形寸法のU字枠状(両側壁8、底壁
9を有する)に形成されており誓その両側壁8の開口端
近くの外周面にアウトボックスAの係止孔6と協動する
ロック用の係止突起10が形成され、まだ両側壁8の内
側面間に後述するフレキシブル配線板を組付ける張架部
材りが形成されている。
そして、該張架部材りは、アウトボックスAの窓孔3と
略一致する寸法の空間を介して係止突起10側に十字形
部材11、底壁9の内側面と若干の間隙をおいて倒T字
形部材12及び該両部材11,12の両端部間を連結す
る部材13とより構成されており、また部材11と12
との間隔t1は後述する載置板の巾寸法より若千大きく
なっている。
さらに、両側壁8の内側面の上下において連続部材13
の位置する範囲に一対の係止突起14が形成されている
(該係止突起14は後述する載置板をロックするもの)
コネクタハウジングCは、矢印で示すようにスペーサー
Bの十字形部材11の部分に嵌合する間隙ノ2を有し、
かつアウトボックスAに嵌合される外形寸法に形成され
ておシ、その上面にはアウトボックスAの係止孔1と協
動するロック用の係止突起15が形成されている。
そして、内部の区画された部屋には面接触形のコネクタ
が収容ばれている。
第4図はスペーサーBに組込まれるフレキシブル配線板
Eを示し、多品種の回路にも共通して使用されるもので
ある。
基板16(例えば合成樹脂フィルム、紙に合成樹脂の薄
膜を被覆する等)の片面に所定間隔で複数条の銅箔を並
列に設けた三列の回路パターン171,172 .17
aが形成されており(入出力回路となる)、各列の回路
パターン間は変更回路部18として使用されるものであ
って、後述する載置板の巾より小さくなっており、数条
の連結片19を残して他は切欠穴20(載置板の所要回
路へ介入されるリレー或いはヒユーズの挿入用受氷とな
る)が形成されている(図面には連結片が三条の場合を
示す)。
そして、該フレキシブル配線板Eの大きさは、その縦寸
法がスペーサーBの両側壁8の内側面間の寸法と略等し
く、その横寸法がスペーサーB内に形成されている張架
部材りをU字状に囲み込むように形成されている。
第5図はフレキシブル配線板Eの変更回路部18上に載
置される載置板Fを示し、該載置板Fの交換によりフレ
キシブル配線板Eと協動して多品種の配線回路が形成さ
れるもので、合成樹脂絶縁基板210片面に夫々の品種
に適合した銅箔の回路パターン22が形成されている。
なお、回路パターン22を形成する各銅箔の長さは絶縁
基板21の横巾より大きく、該基板21の他面(裏面)
に折曲げ延出しており、フレキシブル配線板Eの変更回
路部18土に載置した際に延出端部が配線板Eの回路パ
ターン171−172 、171−17sの各回路端
部に重合接触するようになされている。
また、載置板Fにはその所要回路へ挿入されるリレー或
いはヒユーズの装着用孔23が適宜穿設されている(孔
23が穿設された部分の銅箔端部が装板21の裏面に折
曲げ延出されていることは勿論である)。
次に、このような各要素からなるカセット式ジャンクシ
ョンボックスの組付は工程について述べる。
1)スペーサーBの底壁9と張架部材りの倒T字形部材
12との間隙よりフレキシブル配線板Eをその回路パタ
ーン171 .172.17aが外向きになるように挿
入し、中央部で折曲げて張架部材りを囲む。
そして、配線板Eの両端部を張架部材りの十字形部材1
1の先端で重合し接着剤で接合する。
なお、この際張架部材りの各部材11.12間に変更回
路部18が位置するよう考慮し7、力・つ該回路部18
に載置板Fを載置組付けうるたけの余裕をもたせておく
ことが必要である。
(2)ある品種に適合した回路パターン22を有する載
置板FをスペーサーBの張架部材りにおける十字形部材
11と倒T字形部材12間の上下面に嵌め込む。
この際、スペーサーBの両側壁8の内側面に形成されて
いる係止突起14で完全にロックされるようにして(係
止突起14の下面に嵌め込む、載置板Fが傾斜してスペ
ーサーBに組付けられることを防止する。
この状態で、フレキシブル配線板Eの各回路パターン1
71.172 .17sと載置板Fの裏面に延出折曲げ
られた回路パターン22の端部が夫々重合接触すること
となる。
(3)スペーサーBをその底壁9の方からアウトボック
スA内に挿入し、係止突起10が係止孔6に嵌合してロ
ックされる状態とする。
(4) コネクタハウジングCをスペーサーBの張架
部材りにおける十字形部材11(フレキシブル配線板E
の回路パターン172 .178で覆われている)へ差
込み、係止突起15が係止孔7に嵌合してロックされる
状態とする。
この状態で、コネクタハウジングC内に収納されている
面接触形コネクタとフレキシブル配線板Eの回路パター
ン172.17gの端部とが接触することとなる。
なお、この際にフレキシブル配線板Eがまくれてコネク
タとの接触が不完全な状態となっていないことを確認す
る必要がある。
(5)プラグイン方式のリレー或いはヒユーズをアウト
ボックスAの窓孔3より、該窓孔3に臨む載置板Fに穿
設された孔23に適宜差込む(リレー或いはヒユーズを
介入した回路の制御と保護ができる一第4図の点線で示
す仮想回路参照)以上の工程でカセット式ジャンクショ
ンボックスの組付けは完了するが、その完成状態を第6
図に示す(Rはリレー、Yはヒユーズを示し、ヒユーズ
Yは差込み過程にある)。
本発明に係るカセット式ジャンクションボックスは上記
のように構成され、下記の特長を有するものである。
(1)品種の異なるジャンクションボックスを必要とす
る場合には、その品種に適合した回路パターンを形成し
た載置板のみを交換すればよく()I/キシプル配線板
の変更回路部へ交換載置する)、その他のものはすべて
共通に使用することができ、大きさ、方式に何んらの変
化も来たさない。
(2)載置板を使用するので、手作業による配索がなく
誤配線の発生を少なくすることができる。
(3)カセット式組付法であるために、組付作業が非常
に容易であり、また組付過程で不良箇所も発見し易く、
不良品を車に取付けることがない。
(4)各組付工程ごとにロック機構が設けであるので、
作業完了の目安となシネ完全作業を防止することができ
る。
(5)リレー及びヒユーズは、その本体側面に端子を設
けたプラグイン方式のものを使用すれば、載置板に差込
んだ場合にアウトボックスより突出する部分が極めて少
なく、小形のジャンクションボックスとすることができ
る。
なお、リレー及びヒユーズは、上記のように本体側面に
端子を設けたものに限らず、本体下方に端子を延出しだ
プラグイン方式のものであってもよい。
(6)各構成要素が簡単な形状で、特殊品を設けていな
いので安価に製作することができる。
(7)接続部に増加しない場合には、スペーサーの他側
にも接続部(十字形部材11)を設ければよく、作業性
も極めて簡単である。
以上のような特長を有する本発明のカセット式ジャンク
ションボックスはワイヤーハーネスの各所に組付けられ
るものとして極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のワイヤーハーネスの外観図、第2図は従
来のジャンクションボックスの配a板にリレー等を取付
ける態様を示す。 第3図は本発明に係るカセット式ジャンクションボック
スの分解斜視図であり、第4図は同ボックス内に組込ま
れるフレキシブル配線板の展開図にして、点線は載置板
を組付けた際の変更回路の仮想図を示し、第5図は同ボ
ックス内に組込まれる載置板の斜視図を示す。 第6図は同ボックスの組付完了状態図を示す。 A・・・アウトボックス、B・・・スペーサー、C・・
・コネクタ・・ウジング、D・・・張架部材、E・・・
フレキシプル配線板、F・・・載置板、R・・・リレー
、Y・・・ヒユーズ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 リレー或いはヒユーズ等の回路素子の挿入窓孔を壁
    面に有呟枠状のスペーサとコネクタ・・ウジングの挿入
    孔を開口したアウトボックスと、アウトボックスの窓孔
    と整合する空間を形成した張架部材がスペーサの塗壁と
    若干の間隙を介して設けられ、該張架部材には回路パタ
    ーン間に回路変更用の切欠穴を形成したフレキシブル配
    線板がその切欠穴を張架部材の空間と整合する如く巻回
    装着されると共に、制御対象に適合する回路パターンを
    形成へかつ所要位置に回路素子の差込孔を穿設した載置
    板が上記配線板の切欠穴に対向して嵌脱自由に組付けら
    れるスペーサと、スペーサの張架部材に装着されたフレ
    キシブル配線板の回路と接続する手段が設けられたコネ
    クタ・・ウジングとから成り、 上記アウトボックス内にスペーサとコネクタハウジング
    がカセット式に順次組付けられることを特徴とするカセ
    ット式ジャンクションボックス。
JP54129931A 1979-10-11 1979-10-11 カセット式ジャンクションボックス Expired JPS5821391B2 (ja)

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JP54129931A JPS5821391B2 (ja) 1979-10-11 1979-10-11 カセット式ジャンクションボックス

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JP54129931A JPS5821391B2 (ja) 1979-10-11 1979-10-11 カセット式ジャンクションボックス

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JPS5654774A JPS5654774A (en) 1981-05-14
JPS5821391B2 true JPS5821391B2 (ja) 1983-04-28

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ID=15021955

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JP54129931A Expired JPS5821391B2 (ja) 1979-10-11 1979-10-11 カセット式ジャンクションボックス

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5912480U (ja) * 1982-07-12 1984-01-25 古河電気工業株式会社 ダイオ−ドコネクタ
JP2006180686A (ja) * 2004-11-29 2006-07-06 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電気接続箱
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5474301A (en) * 1977-10-20 1979-06-14 Bunker Ramo Enclosure for electric connector assembly

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JPS5654774A (en) 1981-05-14

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