JPS58213031A - アルミナ−シリカ系樹脂配合剤 - Google Patents

アルミナ−シリカ系樹脂配合剤

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JPS58213031A
JPS58213031A JP9631982A JP9631982A JPS58213031A JP S58213031 A JPS58213031 A JP S58213031A JP 9631982 A JP9631982 A JP 9631982A JP 9631982 A JP9631982 A JP 9631982A JP S58213031 A JPS58213031 A JP S58213031A
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中澤 忠久
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薄井 耕一
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小川 政英
Kiyoshi Abe
阿部 潔
Takashi Tokita
孝至 時田
Isamu Ishiyama
勇 石山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アルミナ−シリカ系樹脂配合剤に関するもの
で、より詳細には、種々の樹脂成形品に配合して、樹脂
の着色、劣化を防止しながら、該成形品にスリップ性、
アンチブロッキング性等を付与し得る配合剤に関する。
フィルム、シート等の樹脂成形品は、これらを積み重ね
た状態におくと互いにブロッキングする傾向があり、こ
れを防止するために、樹脂中に種々の無機配合剤をゝ配
合することが古くから行われている。
ゼオライトがこのような特性に優れていることも既に知
られており、例えば特公昭52−16134号公報には
、ポリプロピレンに対し平均粒子径20ミクロン以下の
ゼオライト粉末’to、oi乃至5重1%添加すること
により、二軸延伸ポリプロピレンフィルムの耐ブロッキ
ング性を向上させることが示されている。ま九、特開昭
54−34356号公報には、イオン交換性1有するゼ
オフィト結晶のアルオノケイ酸Jltl−堪累含有縦合
体に0.01乃至10重量%の1で配合することによっ
て熱安定性を改善すること、及びこの際伺加的利点とし
て外部滑性が著しく改善さねることが開示されている。
上述した如く、ゼオライト粒子は樹脂成形品にスリップ
性(外部滑性)やアンチブロッキング性を付与するとい
う作用には優れたものであるが、ゼオライト中には、ア
ルミノケイ酸塩の形で、ナトリウム分、カリウム分、カ
ルシウム分、マグネシウム分等の塩基性成分がかなり含
有されており、これらの塩基性成分の存在によって、ゼ
オライト粒子を配合した樹脂成形品が経時的に着色する
という問題がおる。
本発明者等は、以下に詳述する文献未載の非晶質アルミ
ナ−シリカの立方体粒子を、フィルム、シート等の樹脂
成形品中に配合するときには、前述した経時着色や初期
着色のトラブルなしに、成形品のスリップ性、アンチブ
ロッキング性を顕著に向上させ得ることを見出した。
即ち、本発明によれば、AlvO−: 5zOtのモル
比が1:1.8乃至1;5の範囲にある組成を有する一
辺の長さが5ミクロン以下の立方体−次粒子から成り、
該粒子はX−線回折学的に実質上非晶質で且つ100 
m’/ f以下のBET比表面積を有することを特徴と
するアルミナ−シリカ系樹脂配合剤が提供される。
本発明に用いるアルミナ−シリカ系樹脂配合剤は、At
20. : Sin、のモル比が1:1.8乃至1:5
、特に1゛2乃至1:4の範囲にある組成を有する。
Al、Os : 5i02のモル比が上記範囲外では、
このアルミナ−シリカを明確でしかも粒度の一定の立方
体粒子とすることが困難であり、更にスリップ性等の特
性も本発明範囲内のものに比して劣ったものとなる。
このアルミナ−シリカ系粒子においては、850℃で3
0分間での灼熱減量として定義される水分含有1゛が一
般に1乃至′50%、特に5乃至25%の範囲にある。
この水分御有量は、アルミナ−シリカ系粒子の製造条件
によっても相違し、後に詳述する方法で製造さtまたま
まの粒子では、水分含有量が1乃至30%の範囲(Cあ
るが、乾燥乃至は焼成の温度が高くなるにつれて水分含
有量は次第に減少する。本発明の目的vc t、t、 
N一般に含水アルミナ−シリカ系粒子が好適でを)る。
本発明に用いるアルミナ−シリカ系配合剤は、アルミナ
分及びシリカ分の必須成分v外に、若干の塩基性成分、
%にアルカリ金属成分を含有することが許容される。只
、このアルカリ金属分の含有量は、AKOs ’ 5s
Qtのモル比が同じ範囲内にあるゼオライトのアルカリ
金属分含有量の50%以下、特に30%以下であり、ゼ
オライトに比して塩基性成分の含有−が著しく少ない点
に注目されるべきである。
本発明の目的に特に望ましいアルミナ−シリカ系配合剤
の組成重音基準の数例を以下に示す。
5− 第1型 ALvOs     27〜45% 5sOt     、 52〜55% Nα20    0.1〜20% H205〜25% 第n型 Alto、       68〜54%Sin、   
   32〜64% Na、0    0.1〜20% H2O3〜60% 第■型 ALvOs      47〜64% Sin、       38〜78% Nα、Q       O,,1〜20%H2O3〜6
0% 従来、非晶質ゼオライトと呼ばれるものが知られている
。この非晶質ゼオライトは、アルミナ分、シリカ分、ア
ルカリ金属分及び水分がゼオライト形成範囲にある組成
物を、熟成次いで反応させ、ゼオライトの結晶が晶出し
始める前に反応全停止6一 するものであって、アルミナ分、シリカ分及びアルカリ
金属分が結nゼオライトのそれとほぼ同じ割合いで含有
されるものである。これに対して、本発明で用いる配合
剤では、アルカリ金属分の含有鯖゛が非晶質ゼオライト
のそれよシも著しく少ないものであって、この点で明確
に区別し得るものである。
本発明にJTIいるアルミナ−シリカ系樹脂配合剤はま
た、X−線回折学的に実質上非晶質でありながら、しか
も寸法及び形態の一定した立方体粒子として存在する。
添伺図面において、第1−A図はゼオライトAのX−線
回折図(Cu−にα)であり、第1−B図は本発明に用
いるアルミナ−シリカ配合剤のX−線回折図である。v
!、に、第2−A図はゼオライトAの電子顕微鏡写真(
倍率10.000倍)であり、第2−B図はこのアルミ
ナ−シリカ配合剤の電子顕微鏡基)X(倍率io、oo
o倍)である。
従来、非晶質のアルミナ−シリカは、例えばアルミナ−
シリカゲルのように一次粒子の形態が不定形のものが多
く、本発明のように明確な立方体の形状をとるものは殆
んど知られていない。
本発明の配合剤においては、この立方体−欠粒子は、電
子顕微鏡写真により測定した一辺の長さが5ミクロン以
下、特に1ミクロン以下となる一次粒度を有する。配合
剤粒子の凝集を防止するという見地からは、この−次粒
度は、0.1ミクロン以上であることが望ましい。
このアルミナ−シリカ系粒子は、更に10ミクロン以下
のものが98重量%以上、1乃至5ミクロンの粒度のも
のが70重量%以上となるような二次粒度分布を有する
Cとが、配合剤としての用途から好ましい。即ち、10
ミクロン以上のものが上記範囲よりも大きくなると、フ
ィルム、シート等の曇り度(ヘイズ)が大きくなり透明
性の見地から望ましくない。また、二次粒径が1ミクロ
ン以下のものがあまり多くなると、アンチブロッキング
性の点で望ましくなくなる傾向がある。
更に、本発明に使用する非晶質アルミナ−シリカ立方体
粒子は、前述した粒子形態及び粒度特性を有することに
関連して、I D n tn”/ f以下、特に50 
m2/ f以下の11 E 1”比表面積を有する。即
ち公知の非晶質アルミナ−シリカは100 m”/ t
よりもかなり大きい比表m積を有するのに対して、本発
明のアルミナ−シリカ立方体粒子は、比表面積が著しく
小で々jす、樹脂との混練が容易であると共に、フィル
ム、シート等への成形に際して沼融粘度を高める傾向も
少なく、成形作業性に優れている。
更にまた、本発明に用いる配合剤粒子は、立方形でしか
も比較的大きい一次粒径を有することにも関連し7て、
嵩Wf用゛がrl、3乃至0.7r/CLの比較的大き
い範囲にあり、例えば公知のシリカ系アンチブロッキン
グ剤のそitに比」7て嵩密度が1.5倍以上であり、
樹脂への配合が著しく容易である。
本発明に用いる非晶質アルミナ−シリカ立方体粒子は、
上述した化学的及び物理的性質に加えて、従来のゼオラ
イトには認められない幾つかの化学的性’i’を有する
。先ず、この非晶質アルミナ−シリカを水酸化ナトリウ
ム水溶液中に添加し、この9− 添加混合物を加熱して、アルミナ−シリカと水酸化ナト
11ウムとを反応させると、ゼオライト結晶構造のアル
ミノケイ酸塩が容易に得られる。また逆に、ゼオライト
結晶構造のアルミノケイ酸塩を酸で中和して結晶構造が
破壊される迄アルカリ金属分を溶出除去することにより
、本発明の非晶質アルミナ−シリカ立方体粒子が得られ
る。かように、本発明の粒子はゼオライトとは化学的に
全く別異のものである。
更に、ゼオライト、例えばA型ゼオライトは、示差熱分
析において、780乃至920℃の温度に吸熱ピークを
有し、上記温度でカーネギ石に転化するのに対して、本
発明の非晶質アルミナ−シリカ立方体粒子はより高い9
00乃至1000℃の温度範囲に吸熱ピークを示し、こ
の温度でAl、SiO,に転化する。
更にまた、1%固形分の水性懸濁液としたとき、ゼオラ
イトは一般に1065以上のpHk示すのに対して本発
明の非晶質アルミナ−シリカ立方体粒子は10以下のp
Hを示す。
10− 本発明の非晶質アルミナ−シリカ立方体粒子は、立方体
の粒子形態を有°する結晶性ゼオライトラ、その結晶構
造が実質的に破壊されるが、その粒子形態が実質上横わ
れない条件下に酸で中和して、該ゼオライト中のアルカ
リ金属分を除去することにより製造される。
原料の結晶性ゼオライトとしては、合成及び入手の容易
さ、並びに処理の容易さの点から、重要な順に、ゼオラ
イトA1ゼオライトX1ゼオライトY等が使用される。
用いる酸は、無機酸でも有機酸でも格別の制限なしに使
用されるが、経済的には、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸等
の酸が使用される。これらの酸は、稀釈水t6液の形で
結晶性ゼオライトとの中和反応に用いる。
結晶ゼオライトの水性スラリーに酸を添加すると、酸の
添加につれてpuは当然酸性側に移行するが、添〃11
終了後、液のpHは再びアルカリ側に移行し、一定のp
JI値に飽和する傾向がある。この飽和する’I)H%
即ち安定時pHが7.0乃至3.0、特に6.5乃至4
.0の範囲となるように中和を行うことが、本発明の目
的に望ましい。即ち、このpHが上記範囲よりも高いと
きには、ゼオライト中のアルカリ分を有効に除去して非
晶質化することが困難となる。一方pHが上記範囲より
も低いと1!には、ゼオライト中のアルミナ分も溶出さ
れて、立方体の粒子形態を残すことが困難となる傾向が
ある。使用する酸量は、ゼオライト中のアルカリ分の5
0%以上、特に70%以上を除去するに足るものでなけ
ればならない。
酸処理によりアルカリ分を溶出除去されることによす得
られる非晶質アルミナ−シリカ立方体粒子は、涙過し、
必要により水洗し、乾燥し、或いは更に所望により焼成
して、樹脂配合剤とする。
本発明においては、原料ゼオライトとして、−次粒径(
電子顕微鏡による立方体粒子の一辺の長さ)が0.1乃
至1ミクロンの範囲にあるものを用いることが特に望ま
しい。即ち、Cのようなゼオライトは比較的温和な酸処
理で、短時間の内にアルカリ分を有効に除去して、非晶
質化を達成できる。
この場合、該粒子表向を、それ自体公知の手段に従って
、金属石鹸、樹脂酸金属石鹸或いは他の分散剤等で予じ
め被覆してνくことも勿論可能である。この場合、分散
剤はアルミナ−シリカ粒子当り0.1乃至8%の−で用
いるのがよい。
本発明のアルεナーシ11力系樹脂配合剤は、種々の樹
脂、例えに、ポリプロピレン、ポリエチレン、結晶性プ
ロピレン−エチレン共重合体、イオン架橋オレフィン共
重合体等のオレフーイン系樹脂;ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート等の熱可m性ポリ
エステル;6−ナイロン、6.6−ナイロン、6.8−
fイロン等ノボリアミド;塩化ビニル樹脂、JI化ビニ
リデン樹脂等の塩素含有樹脂類;ポリカーボネート;ポ
リスルホン類;ポリアセタール等の熱可塑性樹脂に配合
して、形成される樹脂成形品に、スリップ性乃至はアン
チブロッキング性會与えるために使用できる。また、被
覆形成用の混線組成物乃至は液状組成物に配合して、被
覆にアンチブロッキング13− 性を付与することができる。
Cのよ5な用途に対して、本発明の非晶質アルミナ−シ
リカ立方体粒子は、樹脂100重量部当6 o、o o
 i乃至10重量部、特に0.01乃至3重量部の量で
用いられる。
本発明の非晶質アルミナ−シリカ立方体粒子は、アルカ
リ分が少なく樹脂の着色や劣化がなく、また樹脂との練
込みも良好なことから、樹脂用の充填剤としても使用で
き、特に含水アルミナ−シリカから成るものは、難燃性
の充填剤として前記樹脂や、各種の熱硬化性樹脂に配合
して種々の用途に供することもできる。
本発明を次の例で説明する。
実施例1゜ 4A型ゼオライト粉末(水沢化学工業(株)製ミルトン
B)1500rを301の水に分散させ、70℃に加熱
して攪拌下で0.5Nの硫酸13.21を約7時間かけ
て江別した。この時の硫酸量は、ゼオライト中の全Nc
LzO中の約82%が反応する量に相当する。又硫酸江
別終了時のpHは6.3614− でめった。七〇tt1時間攪拌してからF遇し、ケーキ
の上から306の水をかけて水洗した。次いで110℃
恒温乾燥機で6時間乾燥後、アトマイザ−粉砕を行なっ
て無定形アルミノシリケートを得た。
このものの物性値を表−1に示す。
なお、この無定形アルミノシリケートヲ下記割合でNa
OH処理した所、最初のゼオライトと同程度の結晶化度
を有する4A型ゼオライトが再生した。
O混合割合 無定形アルミノシリケート   5(InNaOHC4
9%’)        28.3 rzrto   
          200 yO処理条件  90℃
X 2 hra 〜15− 本実施例における試験法は以下に依った。
(1)光填密度 JIS−に6220に依った。
■ 比表面積 あらかじめ150℃で恒量になる迄乾燥したものを0.
5〜0.62秤量びんにとジ、150℃の恒温乾燥量中
で1時間乾燥し直ちに重量全精秤する。
この試料を吸着試料管(2〜5d)Kいれ200℃に加
熱し吸着試料管内の真空度が10−’mH1に到達する
迄脱気し、放冷後約−196℃の液体窒素中に吸着試料
管をいれ、 P#2/P o=0.05〜0.30 (PN、 ;窒素ガス圧力、PO;測定時の大気圧)の
間で4〜5点N2ガスの吸着量を測定する。そして死容
積を差し引いたN2ガスの吸着量を0℃1気圧の吸着量
に変換し、BET式に代入して、V?7L(m#)(試
料表面に単分子層を形成するに必要な窒素ガス吸着量を
示す)を求める。
比表面積Sは次式により求める。
S=4.35XV常〔常2/f〕 (6)吸油量 JIS−に−5101に依った。
(4)白色度 JIS−P−8101によった。
(5)  it電子顕微鏡よる粒径 試料微粉末の適量をガラス板上にとり、試料とはソ等容
積のパラフィンワックスまたはワセリンを加えて、ステ
ンレス展小型スパーチルでよく練り合わせ、更にエタノ
ールを少量添加して、ガラス板上で充分に混練する。こ
れを電顕測定用メツシュの上にとり、エタノールに浸漬
してパラフィン等を溶出し、60〜70℃の乾燥量中で
1時間乾燥しエタノールを揮散させる。
常法により、電子顕微鏡の直接倍率1000〜2000
倍、写真引伸し倍率10倍の条件にて操作し、視野を変
えて4枚の一次粒子測定に適した10.00[3〜20
,000倍の電顕写真像を得る。
視野中の立方体粒子像の中から代表的な粒子6個を選ん
で、スケールを用い各立方体状粒子像の辺の中でなるべ
く視野面(メツシュ面)K平行とみなされる一辺の長さ
を測定し、本明細誉爽施例中の一次粒子径として表示し
た。
(6)X線回折による結晶化度 試料は予め200mgaんの標準wを通過させ、標準サ
ンプル(UCC社製Nα−A型ゼオライト標準サンプル
)と共に、105℃x 5 hrs電気恒温乾燥器で乾
燥後、デシケータ−中で放冷して、X線回折の測定を行
ない、下式に従って結晶化度を算出する。
(装置) 理学電機(株)製 X−線回折装置ゴニオメ
ータ−PMG−82 レートメーターECP−D2 (測定条件) ターゲット        Cw フィルター        Ni 電圧    55KV 電流    20mA カウントフルスケール    4x10” C/S時定
数         i see チャート速度      1 erg/min19− スキャニング速度    l  o/min回折角  
       1゜ スリット中      0.15w1lI測定範囲  
 2θ−20°〜62゜ Nα−Aゼオライト結晶化度=100 V)粒度分布 セイシン企業ミクロンフォートサイザー5KN−100
0型を用いて測定を行った。
分散媒体として0.2%ピロリン酸ソーダ水浴液を用い
る。測定のはじめに分散媒体のみで記録計の零点調整及
び振り中調整を行なう。ブランクの光透過量は記録紙の
Loal、95にあわせる。
試料分散液の調製は次のよ5Vct、て行なった。
200+1/ビーカーに分散媒体1001をと9、試料
的15〜を加え、SK Diaparsgr  (超音
波分散器)で約2分間分散させる。この際、攪拌棒で時
々攪拌する。分散終了後、液温か所定の温度になるまで
冷却あるいは加温する。この分散液を均一2〇− −な分散状態を保ったままガラスセルの標線まで入れる
。セルをセルホルダーにセットして光源ランプを点灯さ
せた時、記録針のペンがLO(Jl、5〜Log 1.
4の間にくるようであれば分散液濃度は適当である。L
ogl、3以下であれば濃過ぎ、Logl、4以」二で
あれば薄過ぎるので再vP4mを行なう。
測定は最大粒径30μとなる条件で行’/i:5゜実施
例λ 本実施例では酸処理の4ji111を変えた場合の結晶
の崩壊割合について3/ISべる。実施例1と同一原料
を用いて6%スラ11−ヲ作り、pHメーターでpH1
cffeみ取pながら、室温攪拌下0.5NのlIC1
會ビユレツトで約20分かけて滴下した。滴下をやめる
とpHは、ゆるやかに上昇するがそのまま5時間攪拌し
ながら放置し、pHの安定した時点で記録した。その後
−過、水洗、乾燥して得られた粉体の性状を表−2に示
す。
実施例ゑ 本実施例では、X型ゼ万うイト=便用した場合を述べる
。X型ゼオライト粉末(水沢化学工業(株)試作品)1
00S’tl−27’の水に分散させ50℃に加熱して
攪拌下で0.5Nの塩酸1.41を約30分間で添加し
た。そのまま60時間放置してpHを測定した所4.5
2であった。その後濾過、水洗、乾燥して得られた粉末
はX線回折によって無定形である事が確認された。又、
電子顕微鏡による観察では、処理前と全く同じ2〜6μ
の立方体であった。表−3に分析結果を示す。
表−6 実施例4゜ 本実施例では、−欠粒径の大きなゼオライl原料とした
場合の比較を示す。実施例2と同様にして実験を行なっ
た。すなわちD社製ゼオライト粉末(−次粒径約2μ)
の6%スラリーに室温攪拌下0.5NのHCLをビユレ
ットで約20分で滴下した。そして、滴下終了時点から
、ゼオライトの結晶化度の変化を部分的に濾過、水洗、
乾燥して観察した。又滴下終了50時間後にやはD濾過
、水洗、乾燥して、得られたものの分析を行なった。
結果を表−411C示す。
=25− 応用例1゜ ポリプロピレン樹脂粉末100重量部に対し、2−6ジ
ーt−ブチル−p−クレゾール0.1重量部を添加した
ものに、無機滑剤として、試料番号1−1.2−3.3
−1.4−2、比較例C2Jを0.211一部添加し、
ヘンシェルミキサーで各々混合したのち、約260℃で
混練造粒し押出しし、約5nの無延伸フィルムを作った
。この無延伸フィルムを一軸延伸機を用いてたて方向に
約5倍に延伸し、約1關厚のフィルムを作成した。
さらに約150℃にて横方向に延伸し二軸延伸フィルム
を作成した。このものについて以下の試験を行ない表5
にその結果を示した。
面接着性の評価 上記1fl厚の一軸延伸フイルムを横3cWLx縦5α
のシート状に打ち抜き、これを2枚合せにし、ゴム用の
加硫プレス機を用いて、所定の温度および圧力にて5分
間加圧しフィルムシートが指で軽くはがし得る状態に接
着した条件を面接着点として表示した。
27− 評価方法 ○印;面接着性が無く、すべりが良好で抗ブロツキング
特性が優れていると認められるもの Δ印;面接着性が微かに認められるものX印;面接着性
を有していて、フィルム面のすべりが全く認められぬも
の すべり性の評価 前記二軸延伸フィルムを横5crIL×縦5cIILの
シート状に切り抜き、これを二枚重ね合わせ、上部に所
定の重さの金具をのせる。この状態で2枚重ねのシート
の下部一枚を指圧で固定しながら、上部のシートを横方
向に引っ張り、すべり特性を以下の方法で判定した。
評価方法 ○印;面接着性がなく、すべり性が良好なもの△印;面
接着性が微かに認められ、すべり特性が劣るもの ×印;すべ9特性が認められないもの 経時による着色性の評価 28− 前記したフィルムシートを温度40℃に調整した恒温乾
燥機の中に20時間放置し、着色促進試験を行ない、未
処理のシートと肉眼にて比較試験し、以下のように判定
した。
0印;着色(7ていないもの △印;微かに色調変化を起し、着色したと思われるもの ×印;明らかに着色したもの 表−5 応用例2 本実施例で得カニ各試料のポリ塩化ビニル樹脂に対する
分散性、面接着性、すべり性について、下記の方法で測
定」−1その効果の評価を行ない第6表に面接着性、す
べり性、及び経時着色性の結果を表示した。
面接着性の評価 ポリ塩化ビニル樹脂(ゼオンgp−103)100重量
部に対して、DOP60重量部、安定剤として三塩基性
硫酸鉛(水沢化学製スメビネツクスTC)′5重量部、
各試料0.5重量部を配合し、混線ロールにて160℃
で10分間混練し、次いでこの混線物を厚さ0.2s+
Iのシートとしてとり出す。Cのシートより横3 cm
 X縦5cIrLのシートを打ち抜き、これを2枚合せ
にし、ゴム用加硫プレス機にて所定の温度圧力にて、5
分間加圧し、フィルムシートが指で軽くはがし得る状態
に接着した条件を面接着点として表示した。この操作に
ついては一片のフィルムシートから10枚の試験片を打
ち抜き5枚の2枚重ねのシー14作り、これについて、
接着性剥離性を調べた。
評価方法 ○印;面接着性が無く抗ブロツキング特性に優れている
と認められるもの △印:面接着性が級かに昭められるもの×印;面接着性
を有しているもの すべり性の評価 前記0.2mg+のシートを横5 cm X縦5cIL
のシート状に切り抜き、これを二枚重ね合わせ、上部に
所定の重さの金員ケのせる。この状態で2枚重ねのシー
トの下部一枚を指圧で固定しながら、上部のシートを横
方向に引つ111 、!’lすべ9特性全以下の方法で
判定(−九。
評価方法 ○印;面接着性がなくすべりが良好なもの△印;向接着
性が微かに認められ、すべり特性が劣るもの ×印;すべり特性が認められないもの 経時による着色性の評価 前記0.211mのシートを温度40℃に調整した恒温
乾燥機の中に20時間放置し、着色促進試験を行ない、
未処理のシートと肉眼にて比較試験し以下のように判定
した。
○印;着色していないもの =31− △印;微かに色調変化を起し、着色したと思われるもの ×印;明らかに着色したもの 表−6
【図面の簡単な説明】
第1−A図はゼオライトAのX−線回折図であり、 第1−B図は本発明に用いるアルミナ−シリカ系配合剤
のX−線回折図であり、 第2−A図はゼオライトAの電子顕微鏡写真(倍率io
、ooo倍)であり、 第2−B図は本発明に用いるアルミナ−シリカ62− 配合剤の電子顕i鏡’77*(倍率io、ooo倍)で
ある。 特許出願人 水陣化学工業株式会社 代 理 人 弁理士  鈴 木 郁男 $Z−AI ソ ′ll−A−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  AtvOs : 5iftのモル比が1:1
    .8乃至1:5の範囲にある組成を有する一辺の長さが
    5ミクロン以下の立方体−欠粒子から成り、該粒子はX
    −線回折学的に実質上非晶質で且つ100fi7r以下
    のBET比表面積を有すること全特徴とするアルミナ−
    シリカ系樹脂配合剤。 C) 前記アルミナ−シリカ系立方体粒子はAt、03
    : Sin! のモル比が同じ範囲にある結晶性ゼオラ
    イトに比して、50%以下、特に30%以下のアルカリ
    金属分を含有するものである特許請求の範囲第1項記載
    の樹脂配合剤。 6)前記アルミナ−シリカ系立方体粒子は10μ以下の
    粒度のものが98重食%以上で且つ1乃至5μの粒度の
    ものが全体の70重量%以上となる2次粒度分布を有す
    る特許請求の範囲第1項記載の樹脂配合剤。 (4)  前記アルミナ−シリカ系立方体粒子は、立方
    体の粒子形状を有する結晶性ゼオライトラ、その結晶性
    が実質上消失するが、粒子形状が損われない条件下に酸
    処理することにより得られたものである特許請求の範囲
    第1項記載の樹脂配合剤。
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