JPS58212563A - 黒鉛糸パツケ−ジ及びその製法 - Google Patents
黒鉛糸パツケ−ジ及びその製法Info
- Publication number
- JPS58212563A JPS58212563A JP9296982A JP9296982A JPS58212563A JP S58212563 A JPS58212563 A JP S58212563A JP 9296982 A JP9296982 A JP 9296982A JP 9296982 A JP9296982 A JP 9296982A JP S58212563 A JPS58212563 A JP S58212563A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- tension
- package
- graphite
- angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H59/00—Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators
- B65H59/38—Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators by regulating speed of driving mechanism of unwinding, paying-out, forwarding, winding, or depositing devices, e.g. automatically in response to variations in tension
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
- B65H2701/314—Carbon fibres
Landscapes
- Inorganic Fibers (AREA)
- Winding Filamentary Materials (AREA)
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は巻量が大でかつ巻崩れのない黒鉛系パッケージ
およびその製法に関するものである。
およびその製法に関するものである。
従来、ポリアクリロニトリル繊維、セルロース繊維、ピ
ッチ繊維などの有機重合体からなる繊維を予備熱処理し
、ついで加熱炉中不活性ガス雰囲気で炭化することによ
って連続的に補強材料、耐熱耐寒材料等として優れた炭
素繊維を得る方法が知られている。かかる炭素繊維のヤ
ング率、強度を更に増大させるだめ、2000〜300
0℃程度の高温度で熱処理して黒鉛系とすることも知ら
゛れている。
ッチ繊維などの有機重合体からなる繊維を予備熱処理し
、ついで加熱炉中不活性ガス雰囲気で炭化することによ
って連続的に補強材料、耐熱耐寒材料等として優れた炭
素繊維を得る方法が知られている。かかる炭素繊維のヤ
ング率、強度を更に増大させるだめ、2000〜300
0℃程度の高温度で熱処理して黒鉛系とすることも知ら
゛れている。
これらの黒鉛系はヤング率が高く、伸度が小さくかつ折
れ曲げに対して弱いためにチーズ巻きパッケージへの巻
取りに際しては張力管理がむつかしく、特にトータルデ
ニールがi oo。
れ曲げに対して弱いためにチーズ巻きパッケージへの巻
取りに際しては張力管理がむつかしく、特にトータルデ
ニールがi oo。
D以下のものを巻取る場合は張力が高いと毛羽や糸切れ
が生じ低張力で巻取る必要があった。
が生じ低張力で巻取る必要があった。
しかしながら、低張力で巻取ると巻形態が悪化したり巻
崩れが生じ、大量巻とすることは困難であった。
崩れが生じ、大量巻とすることは困難であった。
本発明の目的は巻、き形態が良好で、大量巻きができか
つ巻網れのない黒鉛系パッケージおよびその製法を提供
せんとするものである。
つ巻網れのない黒鉛系パッケージおよびその製法を提供
せんとするものである。
上記目的を達成する本発明の構成は、トータルデニール
が1000D以下、ヤング率が55t On / y2
以上の黒鉛系を巻量0.06Kg/巻幅1インチ以上巻
取ったパッケージであって、巻量めの綾角が12°〜2
0°、巻硬度が40°〜85°である黒鉛系パッケージ
である。
が1000D以下、ヤング率が55t On / y2
以上の黒鉛系を巻量0.06Kg/巻幅1インチ以上巻
取ったパッケージであって、巻量めの綾角が12°〜2
0°、巻硬度が40°〜85°である黒鉛系パッケージ
である。
かかる黒鉛系パッケージは、トータルデニールが100
0D以下、ヤング率が35ton/d以上の黒鉛系を巻
量0.03Kp/巻幅1インチ以上巻取るに際し、巻量
めの綾角を12°〜2o0となし巻量め張力を0.1〜
0.4g/Dとなすと共に巻終り張力を0.05〜0.
4g/Dとなし、かつ経時的張力のバラツキを平均張力
の10%以下に保持して巻取ることによって得られる。
0D以下、ヤング率が35ton/d以上の黒鉛系を巻
量0.03Kp/巻幅1インチ以上巻取るに際し、巻量
めの綾角を12°〜2o0となし巻量め張力を0.1〜
0.4g/Dとなすと共に巻終り張力を0.05〜0.
4g/Dとなし、かつ経時的張力のバラツキを平均張力
の10%以下に保持して巻取ることによって得られる。
以下、本発明を更に説明する。
本発明はトータルデニールが1000D以下、ヤング率
が65ton/IIIJ+2以上の黒鉛系を巻量0.0
3Kg/巻幅1インチ以上に巻取ったパッケージを対象
とするものである。
が65ton/IIIJ+2以上の黒鉛系を巻量0.0
3Kg/巻幅1インチ以上に巻取ったパッケージを対象
とするものである。
かかるパッケージにおいて本発明は巻量めの稜角すなわ
ちパッケージのボビン側最内層ニオける稜角を12°〜
20°好まし゛くは14°〜17°とするものである。
ちパッケージのボビン側最内層ニオける稜角を12°〜
20°好まし゛くは14°〜17°とするものである。
ここで稜角とはボビン軸の直角方向と、糸のボビンへの
巻付き方向とのなす角をいう。
巻付き方向とのなす角をいう。
巻取り完了後の稜角は巻量によって異なるが、例えば巻
量め綾角が15°の場合(ボビン径8v)、パッケージ
径が250wuにおいては(トータルデニールが100
0Dの場合、巻量は1.0 Kg/巻幅1インチとなる
)、綾角は約5°となる。
量め綾角が15°の場合(ボビン径8v)、パッケージ
径が250wuにおいては(トータルデニールが100
0Dの場合、巻量は1.0 Kg/巻幅1インチとなる
)、綾角は約5°となる。
トータルデニールが100OD以下の黒鉛系においては
巻量めの稜角が20°を越えるとパッケージの両端部が
中央部に比べふくれあがり、パッケージ形状が悪くなる
と共に遂には巻網れが生じ大量巻取りはできない。また
巻量めの稜角が12°より小さいと、パッケージの端面
で巻網れが生ずる。
巻量めの稜角が20°を越えるとパッケージの両端部が
中央部に比べふくれあがり、パッケージ形状が悪くなる
と共に遂には巻網れが生じ大量巻取りはできない。また
巻量めの稜角が12°より小さいと、パッケージの端面
で巻網れが生ずる。
しかるに、巻量めや綾角カリ2°〜2o0の範囲は糸層
表面が均一であり、しかも巻網れの生じないパッケージ
とすることができる。
表面が均一であり、しかも巻網れの生じないパッケージ
とすることができる。
また1本発明ではパッケージの巻硬度を40゜〜85°
好ましくは55°〜75°とするものである。
好ましくは55°〜75°とするものである。
巻硬度はHARDNESS、TESTER,TYPEO
”(高分子計器製作所)をパッケージ面に垂直に押し当
て測定したものである。この際、パッケージの中央およ
び両端の6ケ所、および円周方向に約120°の角度間
隔毎に6ケ所、計9ケ所の硬度を測定し、これの平均を
算出したものである。
”(高分子計器製作所)をパッケージ面に垂直に押し当
て測定したものである。この際、パッケージの中央およ
び両端の6ケ所、および円周方向に約120°の角度間
隔毎に6ケ所、計9ケ所の硬度を測定し、これの平均を
算出したものである。
トータルデニールが1000D以下の黒鉛系においては
巻硬度が40°より低いとパッケージ形態が悪く、巻網
れが生ずる。また、85°を越えると、糸同志の接着が
生じ、糸の解舒性が極めて悪化する。
巻硬度が40°より低いとパッケージ形態が悪く、巻網
れが生ずる。また、85°を越えると、糸同志の接着が
生じ、糸の解舒性が極めて悪化する。
しかるに、本発明では巻硬度を400〜85°としただ
め、パッケージ形態が良好で巻網れがなく、しかも解舒
性が良好であり、大量巻が可能であった。
め、パッケージ形態が良好で巻網れがなく、しかも解舒
性が良好であり、大量巻が可能であった。
次に、上記黒鉛系パッケージの製法について述べる。
本発明の製法はトータルデニールが1000D以下、ヤ
ング率が65ton/U2以上の黒鉛系を巻量0.03
Kg/巻幅1インチ以上巻取るものであり、まず、巻量
めの稜角を12°〜20°とするものであることは前記
の通りである。そして巻量め張力を0.1〜0.4g/
D、巻終り張力を0.05〜0.4g/Dとするもので
ある。この巻き張力で巻き取ることによってパッケージ
の巻硬度を400〜85°とすることができ大量巻が可
能となるのである。巻硬度を好ましい55°〜75゜と
するためには更に巻量め張力0.15〜0.3g/D巻
終り張力を0.07〜0.6g/Dとすることによって
可能である。
ング率が65ton/U2以上の黒鉛系を巻量0.03
Kg/巻幅1インチ以上巻取るものであり、まず、巻量
めの稜角を12°〜20°とするものであることは前記
の通りである。そして巻量め張力を0.1〜0.4g/
D、巻終り張力を0.05〜0.4g/Dとするもので
ある。この巻き張力で巻き取ることによってパッケージ
の巻硬度を400〜85°とすることができ大量巻が可
能となるのである。巻硬度を好ましい55°〜75゜と
するためには更に巻量め張力0.15〜0.3g/D巻
終り張力を0.07〜0.6g/Dとすることによって
可能である。
巻き張力は巻量めから巻終り寸で一定であってもよいが
直線的に漸次張力を下げていった方が好ましい。
直線的に漸次張力を下げていった方が好ましい。
更に、本発明においては、巻初めから巻終りまで経時的
張力のバラツキを平均張力の10%以下とする必要があ
る。
張力のバラツキを平均張力の10%以下とする必要があ
る。
経時的張力のバラツキとは第1図イに示す如く、糸のト
ラバース、巻取機に供給される糸条の張力バラツキなど
によって、経時的に極短時間で張力が変動するので、こ
の張力変動を規制したものである。
ラバース、巻取機に供給される糸条の張力バラツキなど
によって、経時的に極短時間で張力が変動するので、こ
の張力変動を規制したものである。
第1図の口はイを拡大したものであり、平均張力の10
%以下とは(R,/Xx 100 )の値を10%以下
とするものである。ここで平均張力又はトラバース・ガ
イドが1往復する間の張力を平均したものであり、Rは
その平均張力に対し最大値と最小値の差である。
%以下とは(R,/Xx 100 )の値を10%以下
とするものである。ここで平均張力又はトラバース・ガ
イドが1往復する間の張力を平均したものであり、Rは
その平均張力に対し最大値と最小値の差である。
本発明における経時的張力のバラツキを平均張力の10
チ以下に保持するとは、トラバース・以内であり、かつ
10%を越えてはずれるものがあっても5回以内である
ものをいう。
チ以下に保持するとは、トラバース・以内であり、かつ
10%を越えてはずれるものがあっても5回以内である
ものをいう。
経時的張力のバラツキが平均張力の10チを越えると端
面部れや毛羽立ち等のパッケージ特性の低下が著しくな
り巻き形態の良いものが安定して得られない。
面部れや毛羽立ち等のパッケージ特性の低下が著しくな
り巻き形態の良いものが安定して得られない。
第2図は本発明を実施する巻取機の概略図であり、黒鉛
系1はフリー回転するガイドローラ2.2′の間に設け
たダンサ−ガイドローラにより所望の張力が与えられ、
スピンドル4上のボビンにトラバース(図示せず)され
ながらチーズ巻きパッケージ5とされる。
系1はフリー回転するガイドローラ2.2′の間に設け
たダンサ−ガイドローラにより所望の張力が与えられ、
スピンドル4上のボビンにトラバース(図示せず)され
ながらチーズ巻きパッケージ5とされる。
6はタッチローラでフリー回転され、バネによりパツケ
ー′ジ面に押圧され、巻取面を均一にするものである。
ー′ジ面に押圧され、巻取面を均一にするものである。
経時的張力のバラツキを平均張力の10%以下とするた
めには、経時的にダンサ−ガイドローラの上下位置を検
知し、これをスピンドルを駆動するモーターに連動させ
て巻取速度を制御することによって可能である。
めには、経時的にダンサ−ガイドローラの上下位置を検
知し、これをスピンドルを駆動するモーターに連動させ
て巻取速度を制御することによって可能である。
以上の構成を採用することにより、本発明にあっては1
00OD以下の細物黒鉛系であっても解舒性に優れ、巻
き形態が良好で、大量巻きができ、かつ巻崩れのない黒
鉛系パッケージを提供し得るものである。
00OD以下の細物黒鉛系であっても解舒性に優れ、巻
き形態が良好で、大量巻きができ、かつ巻崩れのない黒
鉛系パッケージを提供し得るものである。
実施例1
1000フイラメント、500デニールのヤング率35
ton/m2以上の黒鉛化繊維束を第2図に示す態様
によりダンサ−ローラの張力を変更して巻初め張力を0
.03〜0.5 g / Dの範囲となし、巻終り張力
を巻量1. OKg/巻中巻回1インチ巻初め張力の5
0%として巻取った。得られたパッケージ特性を評価し
た結果を表1に示す。
ton/m2以上の黒鉛化繊維束を第2図に示す態様
によりダンサ−ローラの張力を変更して巻初め張力を0
.03〜0.5 g / Dの範囲となし、巻終り張力
を巻量1. OKg/巻中巻回1インチ巻初め張力の5
0%として巻取った。得られたパッケージ特性を評価し
た結果を表1に示す。
巻初め張力D、03g/Dでは巻量0.05Kg/巻巾
1/Iンチで巻崩れが発生し、それ以上巻取ることは不
可能となった。
1/Iンチで巻崩れが発生し、それ以上巻取ることは不
可能となった。
また、巻初め張力[]、5g/Dでは巻硬度が90’以
上と゛なり、解舒性が悪化し、解舒切れが多発した。
上と゛なり、解舒性が悪化し、解舒切れが多発した。
パッケージ形態の解舒性の結果から判断し、巻初め張力
は0.1〜0.4g/’Dが良く、0.15〜0.3g
/ Dが最適である。
は0.1〜0.4g/’Dが良く、0.15〜0.3g
/ Dが最適である。
実施例2
1000フイラメント、500デニールの黒鉛化繊維束
を、チーズ巻にて巻取り、その巻初め径すなわち巻取り
用ボビンの径を82Uとし、巻幅6インチ(152,4
am)、巻終りのパッケージ径を250闘としてその巻
初めの綾角を10°〜22°とした。
を、チーズ巻にて巻取り、その巻初め径すなわち巻取り
用ボビンの径を82Uとし、巻幅6インチ(152,4
am)、巻終りのパッケージ径を250闘としてその巻
初めの綾角を10°〜22°とした。
また、その巻初め張力を0.2g/Dとし巻取り張力を
直線的に漸次下げかつその経時的張力のバラツキを10
チ以下とし、巻終り張力を巻量1. OKg/巻巾巻回
1インチ1]、1g/Dになるようにした。チーズ巻パ
ッケージの特性を評価した結果、表2に示す如く 以 下 余 白 巻初めの綾角が10°以下では巻量0.03Kg/巻巾
1インチで券面端部が中央部に比べやわらかくなり、券
面端部の春期れが発生し、それ以上巻取ることは不可能
となった。
直線的に漸次下げかつその経時的張力のバラツキを10
チ以下とし、巻終り張力を巻量1. OKg/巻巾巻回
1インチ1]、1g/Dになるようにした。チーズ巻パ
ッケージの特性を評価した結果、表2に示す如く 以 下 余 白 巻初めの綾角が10°以下では巻量0.03Kg/巻巾
1インチで券面端部が中央部に比べやわらかくなり、券
面端部の春期れが発生し、それ以上巻取ることは不可能
となった。
また、巻初めの綾角が22°以上では巻量0.03恥/
巻中1インチで券面端部が中央部に比べかたくふくらみ
それ以上巻取ることは不可能となった。
巻中1インチで券面端部が中央部に比べかたくふくらみ
それ以上巻取ることは不可能となった。
巻初めの綾角12°〜20°では券面端部と中央部の巻
硬度差は若干あるものの、パッケージ形態は良好であっ
た。なかでも巻初めの稜角14゜〜17°では券面端部
と中央部の巻硬度差がきわめて小さく巻姿もきわめて良
好となった。
硬度差は若干あるものの、パッケージ形態は良好であっ
た。なかでも巻初めの稜角14゜〜17°では券面端部
と中央部の巻硬度差がきわめて小さく巻姿もきわめて良
好となった。
実施例6
1000フイラメント、500デニールの黒鉛化繊維束
を1糸条づつ4糸条チーズ巻にて巻取り、その巻初め張
力を全糸条0.2 g / Dとし、巻終りの張力を巻
量1.OKg/巻巾1インチにて[L1g/Dとし、巻
初め綾角を15°とし、その巻取り張力のバラツキが、
巻量0.2 Kg/巻巾1インチ毎に黒鉛化繊束が10
回トラバースする間、それぞれ5チ以下(A)5〜10
%(B)におさまるものと、10チを越えてはずれたも
のが5回を越えたものtO)の6種類を評価した。結果
は表3に示す如く、 表 6 巻取り張力の経時的張力のバラツキが10%を越えると
、券面端部の綾目の乱れが発生し、また毛羽および解舒
性の安定性が落ちる。巻取り張力の経時的バラツキを常
に10%以下にすることで、巻形態、毛羽、解舒性の安
定したパツケージが得られる。
を1糸条づつ4糸条チーズ巻にて巻取り、その巻初め張
力を全糸条0.2 g / Dとし、巻終りの張力を巻
量1.OKg/巻巾1インチにて[L1g/Dとし、巻
初め綾角を15°とし、その巻取り張力のバラツキが、
巻量0.2 Kg/巻巾1インチ毎に黒鉛化繊束が10
回トラバースする間、それぞれ5チ以下(A)5〜10
%(B)におさまるものと、10チを越えてはずれたも
のが5回を越えたものtO)の6種類を評価した。結果
は表3に示す如く、 表 6 巻取り張力の経時的張力のバラツキが10%を越えると
、券面端部の綾目の乱れが発生し、また毛羽および解舒
性の安定性が落ちる。巻取り張力の経時的バラツキを常
に10%以下にすることで、巻形態、毛羽、解舒性の安
定したパツケージが得られる。
第1図(イ)、(ロ)は経時的張力のバラツキを説明す
るための巻取り張力と巻量の関係を示すグラフである。 第2図は本発明を実施するだめの巻取機の概略図である
。 1:糸条 2・2′:フリー回転ガイドローラ 6:ダンサ−ガイドローラ 5:巻取りパッケージ 特許出願人 東 し 株 式 会社 →巻量 LLIL 纂l」L
るための巻取り張力と巻量の関係を示すグラフである。 第2図は本発明を実施するだめの巻取機の概略図である
。 1:糸条 2・2′:フリー回転ガイドローラ 6:ダンサ−ガイドローラ 5:巻取りパッケージ 特許出願人 東 し 株 式 会社 →巻量 LLIL 纂l」L
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) トータルデニールが1000D以下、ヤング
率が55 ton /myn’以上の黒鉛系を巻量0.
06Kg/巻幅1インチ以上に巻取ったノ;ソケージで
あって、巻初めの稜角が12°〜200、巻硬度が40
°〜85°であることを特徴とする黒鉛系パッケージ。 (2)トータルデニールが1000以下、ヤング率が3
5 ton /z52以上の黒鉛系を巻量0.03Kg
/巻幅1インチ以上巻取るに際し、巻初めの7稜角を1
2°〜20°となし、巻初め張力を0.1〜0.4g/
Dとなすと共に巻終り張力をし 0.05〜0.4 g / Dとな)、かつ経時的張力
のバラツキを平均張力の10%以下に保持して巻取るこ
とを特徴とする黒鉛系パッケージの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9296982A JPS58212563A (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | 黒鉛糸パツケ−ジ及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9296982A JPS58212563A (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | 黒鉛糸パツケ−ジ及びその製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58212563A true JPS58212563A (ja) | 1983-12-10 |
JPS6246466B2 JPS6246466B2 (ja) | 1987-10-02 |
Family
ID=14069237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9296982A Granted JPS58212563A (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | 黒鉛糸パツケ−ジ及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58212563A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62171871A (ja) * | 1986-01-23 | 1987-07-28 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | ピツチ系炭素繊維の巻き取り方法 |
JP2012131642A (ja) * | 2010-12-21 | 2012-07-12 | Oerlikon Textile Gmbh & Co Kg | 着色パッケージを製造する方法 |
WO2020045161A1 (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | 東レ株式会社 | アクリル系糸条パッケージ |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62208059A (ja) * | 1986-03-08 | 1987-09-12 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 記録装置 |
JPS63304280A (ja) * | 1987-06-04 | 1988-12-12 | Ricoh Co Ltd | 現像装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5024372A (ja) * | 1973-07-04 | 1975-03-15 |
-
1982
- 1982-06-02 JP JP9296982A patent/JPS58212563A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5024372A (ja) * | 1973-07-04 | 1975-03-15 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62171871A (ja) * | 1986-01-23 | 1987-07-28 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | ピツチ系炭素繊維の巻き取り方法 |
JP2012131642A (ja) * | 2010-12-21 | 2012-07-12 | Oerlikon Textile Gmbh & Co Kg | 着色パッケージを製造する方法 |
WO2020045161A1 (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | 東レ株式会社 | アクリル系糸条パッケージ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6246466B2 (ja) | 1987-10-02 |
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