JPS58211880A - ロボットの制御装置 - Google Patents

ロボットの制御装置

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JPS58211880A
JPS58211880A JP9146182A JP9146182A JPS58211880A JP S58211880 A JPS58211880 A JP S58211880A JP 9146182 A JP9146182 A JP 9146182A JP 9146182 A JP9146182 A JP 9146182A JP S58211880 A JPS58211880 A JP S58211880A
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関根 慶忠
横田 文樹
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ロボットの位置ずれ誤差検出装置に関する
近時、実用化されつつある組立(アセンブリ)ロボット
においては、締結作業や部品の差し込み作業等を如何に
して迅速巧妙に失敗なく繰り込し行なえるようにするか
が、重要な課題になっている。
例えば、締結作業に例を採るなら、ねじが自動供給され
る自動ねじ締め機を、ロボットの可動部の先端に取り付
けたメカニカルハンドに杷持させるか、ロボットの可動
部先端に直接取り付けて、その自動ねじ締め機の先端を
ワークのねじ穴上に正確に位置決めした後、自動ねじ締
め機を垂直に、降してねじ締め作業を行なうことが考え
られる。
ところが、この作業を忽無く迅速に行なうには、ロボッ
トの繰り込し精度の向上を計ることも然る事ながら、ロ
ボットの作業位置に供給されるワークのねじ穴位置とロ
ボットの位置決め位置(目標位置)とが常に一致してい
なければならず、そうでないとねじ締め作業の失敗する
確率が高くなってしまう。
ところで、ワークのねじ穴位置は、例えばワークが四−
ロットのものであるなら略一定(ねじ締めが可能な程度
の誤差)であるが、ロット間では可成具なる傾向にある
そのため、ロボットの作業位置に供給されるワークが、
1つのロットのものから他のロットのものに変った場合
、当該ロットのワークに合わせてロボットを動かすため
の位置データを変更する必要がある。
なお、この位置データを変更する必要のある他の例とし
ては、ワークを供給する設備、ワークをクランプする治
具、あるいはロボット自体等をオーバホールした後のよ
うに、位置精度条件が変化した場合が考えられる。
そして、このような位置データを変更する場合、従来は
、ロボットを新たなワークに合わせて再度ティーチング
することによって行なっていた。
しかしながら、このように例えばワークのロットが変る
毎にティーチングし直すのでは、非常に面倒であるばか
シか、ティーチングをし直すのに時間が掛るため、ロボ
ットを含めた作業ラインの稼動効率が低下してしまう等
の問題があった。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、前
述のような位置データの変更を要する場合、ロボットを
修正前の位置データに基づいて位置決めして、その位置
決めした目標位置と前述のねじ大のようなロボットの作
業小域との間の位置ずれ誤差を自動的に検出し得るロボ
ットの位置ずれ誤差検出装置を提供して、例えばその検
出した位置ずれ誤差に基づいて前述の位置データを補正
することによシ、位置データ変更に要する時間の短縮を
計るものである。
なお、この明細書において、ロボットの作業端とは、ロ
ボットの可動部の先端(手首部)にセンサ本体を取り付
けた場合なら、そのセンサ本体の先端部を、ロボットの
可動部の先端自体又はその先端に取り付けたメカニカル
ノ・ンドに自動、ねじ締め機のような工具を持たせた場
合なら、その工具の先端部を、又メカニカルノ・ンドに
よって直接何らかの作業(部品の差し込み作業等)を行
なう場合なら、メカニカルノ・ンドの先端部を夫々表わ
すものとする。
また、ロボットの作業小域とは、前述のような締結作業
を前提とする場合なら、ねじ六等の穴又はスタットボル
ト等を、差し込み作業を前提とするなら差込穴又はピン
等を、又単にワーク上に付したマーク上への位置決め作
業ならそのマークを夫々表わすものとする。
以下、この発明の実施例を添付図面を参照しながら説明
する。
第1図は、この発明を適用した水平多関節型ロボットの
位置ずれ誤差検出の様子を示す斜視図である。
同図において、5CARA型とも称される水平多関節型
ロボット1は、基部2上に正立固定した柱体6と、この
柱体3に対して矢示Z方向に上下動する昇降部4と、こ
の昇降部4に対してx−y平面上を矢示θ1方向に旋回
する第1腕5と、この第1腕5に対して同じくx−y平
面上を矢示θ2方向に旋回する第2腕6と、この第2腕
6の端盤6aに取り付けられ、後述するセンサ本体7を
ベアリングを介して回転自在に取り付けた手首部8とに
よって軸構成されている。
そして、昇降部4は、柱体6に取り伺けたモータM1に
よって減速機GBI  及び柱体6内の回転−直線運動
変換機構を介して矢示Z方向に駆動され、第1腕5は、
昇降部4に取υ付けたモータM2によって減速機GBz
を介して矢示θ1方向に駆動される。
また、第2腕6は、第1腕5に取9付けたモータM3に
よって減速機GBtを介して矢示θ2方向に駆動される
なお、PG1〜pQa は各モータM1〜M3の出力軸
に取り付けたパルスジェネレータであり、夫々昇降部4
及び第1.第2腕5.乙の移動位置を検出する。
また、昇降部4及び第1.第2腕5,6の連結軸部に回
転自在に取り付けた歯付プーリPUI、PU2と、  
 センサ本体7のまわりに固着した歯付プーリPU 3
  との間には、夫々歯付ベルトVTI、VT2を張装
してあり、これによって第1.第2腕5゜6が夫々矢示
θ1.θ2方向に旋回してもセンサ本体7の姿勢が常に
一定となる。
そして、この水平多関節型ロボット1の前面には、クロ
ーブボックス11にグローブボックスリッド12を仮設
した自動車のインストルメントパネル10を矢示Y方向
から搬送して図示の位置に所定期間停止させた後、下流
に搬送するワーク搬送コンベア9を設置しである。
なお、インストルメントパネル10はコンベア9」二に
クランプされており、グローブボックスリッド12には
、タッピングねじをねじ込む穴12aが穿設されている
そして、今図示の位置に停止しているグローブボックス
リッド12が、新たなロットに属するワ−りであるため
、後述する位置ずれ誤差検出装置によって穴12aとセ
ンサ本体7の先端とのよ−。
平面方向に関する位置ずれ誤差を検出して、その検出し
た誤差に基づいてロボット1を動かすための位置データ
を補正しようとするものである。
なお、その位置データの補正が終了した後は、手首部8
に自動ねじ締め機を取9付けて、補正した位置データに
基づいてロボット1を駆動側(al]L、それによって
新たなロットに属するグローブボックスリッド12の締
結作業を行なう。
次に、第2図及び第6図を参照してセンサ本体7の概略
を説明する。
先ず、第2図において、センサ本体7を構成する円筒体
7aの先端部には、検出体としてのヘッド部7bを固定
してあり、このヘッド部7bの先端面7Cには、ヘッド
部Zb内にモールドした19本の光ファイバ16(同図
で5本のみ示されている)の受光端面部138を検出部
として、夫々第6図に示す各位置に分散配置しである。
なお、ヘッド部71)の先端面7cにおいてOが中心点
である。
そして、これ等19本の光ファイバ13は、第2図の円
筒体Za内を通ってセンサ本体7の上端部Zd内に設け
た検出回路に導かれている。
検出回路は、例えば第4図に示すような構成の回路を1
9個備えている。
この回路は、光ファイバ16によって伝達された光をフ
ォトトランジスタPTで受けて、その光強度に応じた電
流を抵抗Rに流す。
そして、この抵抗凡の両端に発生する電圧Vxを例えば
CMO8のシュミットトリガバッファSHで受けて、電
圧Vxがその人力スレショルドレベル■THより大きい
か小さいかで、出力eがH#又はJ、″になるように回
路定数を設定する。
例えば、光ファイバ16の受光端面部13aの径d+、
クローブボックス12の穴12aの径dz。
及び各受光端面部13aの中心間距離d3の間に、例え
ば第5図に示すような大小関係を設定した場合、受光端
面部13aが図示のように穴12aに対して約2/3 
以上覗いた時に、出力eが’L″に、それ以外では’H
“になるようにする。
なお、グローブボックスリッド12の穴12aは、穴1
2a以外の部分よシ暗くなっている。
このようにすると、シュミットトリガバッファS )−
Iの出力eが′L″の時、出力トランジスタTrがオフ
であるから、出力Pは定電流源CIによって′1″にな
シ、出力eがH#の時、出力トランジスタTrがオンし
て、出力Pが10#になる。
なお、同回路中、ダイオードDは逆接防止用。
ツェナーダイオードZD!は逆流防止用、ツェナーダイ
オードZD2はサージ吸収用である。
したがって、出力Pが1″が′o#がを調べることによ
って、検出部である光ファイバ16の受光端面部13a
が穴12aの存在を検出したか否かを知ることができる
以下、第6図に示すようK、19個の各受光端面部13
aを図示のようにQ s % Q 19  と称し、そ
れ等に対応する第4図の回路出力をP1〜PI9と称す
る。
第7図は、この発明によるロボットの位置ずれ誤差検出
装置を含む第1図の水平多関節型ロボット1の制御ブロ
ック図である。
なお、第7図のパルス分配器20から先の偏差カウンタ
21.駆動部22.速度検出部26.及び位置カウンタ
24は、第1図の昇降部4を駆動するモータM1のデジ
タルDCサーボ系であシ、他の第1.第2腕5,6のデ
ジタルDCサーボ系は全く同様に構成されているので、
図示を省略する。
先ず、ロボットを駆動制御するだめの基礎となる部分に
就て説明する。
同図において、移動データ算出部17は、後述するゲー
ト信号Gによってゲート回路18が開いた時に、メモリ
19の旧位置データエリア19aから読み出される第1
図のセンサ本体7の先端(ロボット1の手首部8に自動
ねじ締め機を取り付けた場合の自動ねじ締め機の先端に
対応している)の目標位置を示す位置データと、現在位
置レジスタ25に格納されている昇降部4及び第1゜第
2腕5,6各部の現在位置データとに基づいて、昇降部
4の移動量及び第1.第2腕5,6の各移動角を算出し
て、その算出結果をパルス分配器20に出力する。
なお、メモリ19の旧位置データエリア19aには、新
たなロットに変わる前のグローブボックスリッド12の
各穴12aの位置を例えばティーチングによって求めた
結果である複数の位置データと、ロボットの原点位置か
ら最初に作業する穴12aまでの移動軌跡、各穴12a
間の移動軌跡。
及び最後に作業する穴12aかも原点位置までの移動軌
跡を決定するだめの複数の中継位置データと、昇降部4
を下降させて締結作業を行なうだめの作業位置データ(
位置ずれ誤差検出時には読み出されない)等とが格納し
てあり、予め定めた順序に従って読み出される。
パルス分配器20は、移動データ算出部17からの算出
結果に基づいて、各部の移動量(角)をパルス数で表わ
したパルス信号を形成して、夫々のパルス信号を各デジ
タルDCサーボ系の偏差カウンタ21に分配出力する。
デジタルDCサーボ系では、偏差カウンタ21のカウン
ト出力に応じて駆動部22内のD/A変換器及びサーボ
アンプを介してモータMlを回転駆動制御するようにな
っており、その速度及び位置(回転量)制御の概略は次
の如くである。
すなわち、モータM1を正転方向に回わすべき時は、パ
ルス分配器20からのパルス信号を偏差カウンタ21の
アップカウント端子Uに、モータM1によって作動する
パルスジェネレータpQrからフィードバックされるパ
ルス信号を偏差カウンタ21のダウンカウント端子りに
、夫々図示しない切換回路を介して入力する。
このようにすると、モータM1が回転し始めた時点から
一定時間経過するまでは、パルス信号の周期及びパルス
ジェネレータPGsの出力特性によって決まる速さで、
偏差カウンタ21のカウント値は増加し、前記一定時間
経過後は偏差カウンタ21のカウント値は一定に保たれ
る。
そして、偏差カウンタ21のアップカウント端子Uに入
力されるパルス信号がなくなると、パルスジェネレータ
PGIからのパルス信号によってそのカウント値がデク
リメントされていく。
このような変化をする偏差カウンタ21のカウント値を
速度基準値として、この速度基準値と速度検出部26か
もの実速値(パルスジェネレータPGsからのパルス信
号をF/V変換して得る)とを比較して両者が一致する
ように駆動部22は速度フィードバック制御する。
このように、偏差カウンタ21がパルス分配器20から
のパルス信号をカウントし始めることによってモータM
1が回転し始め、偏差カウンタ21のカウント値が増加
、一定、減少して零になることによって、モータM1が
そのパルス数に応じた回転数だけ回転して停止し、それ
によって位置(回転量)制御が行なわれる訳であるが、
モータM1の回転量が所定値以上又は以下の場合は、次
のような補正が行なわれる。
すなわち、パルスジェネレータPGIとしてインクリメ
ンタル形のものを使用すると、モータM1の回転方向を
その出力パルス信号の位相を弁別することによって検知
できる。
そこ、で、前述した切換回路にその弁別機能r持たせて
、モータ¥1が正転の時は前述のとおりノζルスジエネ
レータPGIからのヂルス信号を偏差カウンタ21のダ
ウンカウント端子りに、逆転の時はそのパルス信号をア
ンプカウント端子Uに夫々入力するようにする。
このようにすると、当然の事ながら回転量が所定値に充
だない時は、偏差カウンタ21のカウント値は零にはな
らないので、モータMIをさらに正方向に回転してカウ
ント値が零になるように作用し、回転量が所定値を越え
ていれば、偏差カウンタ21のカウント値は負の値であ
るから、モータM1は逆方向に回転されると共に、その
回転に応じてパルスジェネレータPGIかも出力される
ノくルス信号によって負の値のカウント値が正方向に向
ってインクリメントされて、′カウント値が零になるよ
うに作用する。
それによって、モータM+は結果的には、<211分配
器20からのパルス信号のノζルス数に応じたなお、伐
在位置レジスタ25は、前述のようにして駆動制御され
る各モータM1〜M3の始動時点からの見かけ上の回転
量(正転量−逆転量)をカウントする3個の・位置カウ
ンタ24からめカウント出力を格納するようにしてあり
、それによってロボット1の各部が原点位置からどれだ
け動いたかを示す現在位置データを常に保持している。
なお、これ等の各位置カウンタ24も、各パルスジェネ
レータPGI〜PQ3  からのパルス信号の位相を検
知して、モータM1〜M3の正転時のパルス信号をアッ
プカウント端子に逆転時のパルス信号をダウンカウント
端子に夫々入力する切換回路を入力側に夫々接続しであ
る。
以上のようにして、第1図のロボット10手首部8に取
り付けたセンサ本体7″の先端を、コンベア9上のイン
ストルメントパネル10のグローブボックス11に仮設
したグローブボックスリッド12の各穴12aの近傍上
に位置決めすることができる。
次に、この発明に係わる部分に就で説明する。
第7図において、検出回路26は、第4図に示しだ回路
f!:19個備えており、検出部QI−Q19の検出結
果に応じて出力P l−P Ieを出力する。
制御部27は、この発明に係わる制御を含むロボット全
体の制御を司る。
すなわち、制御部27は、第8図(イ)に示す位置デー
タ補正モーナ゛信号Mが入力されると、同図(ロ)に示
す締結作業禁止信号I]をメモリ19に出力して、旧位
置データエリア19aに格納されて(・る前述した作業
位置データのみの読み出しを禁止する。・ なお、このようにするのは、位置ずれ誤差検出時にはセ
シサ本体7の先端をクローブボックスリッド12の各穴
12a上付近に位置決めするだけで良いからであり、位
置データ補正モード信号Mが入力されない場合は、メモ
リ19かも全てのデータが順次読み出される。
次に、制御部27は、第8図(ハ)に示すロボット起動
指令STが入力されると、同図(ニ)に示すゲート信号
Gをゲート回路18に出力して、ゲート回19aかも移
−動データ算出部17に出力される。
移動データ算出部17は、その位置データを受けた後、
第8図(ホ)に示すようにゲート信号Gの立下9のタイ
ミングに基づいて、ロボット1の各部の移動データを算
出して、その算出結果をパルス゛分配器20に出力する
そして、パルス分配器20は、その算出結果を受けた後
、第8図(へ)に示すようなタイミングで各デジタル]
)Cサーボ系の各偏差カウンタ21に前記算出結果に応
じたパルス信号を分配出力する。
それによって、前述したデジタルI)Cサーボ系の作用
により、入力されたパルス信号に応じた位置決め制御が
なされるため、ロボット1の手首部8に取り伺けたセン
サ本体7の先端は、グローブボックスリッド12の最初
の穴12aの上方位置近傍の目標位置に位置決めされる
なお、上記の説明では、ロボット1を原点からいきなり
最初の目標位置まで動かすようにしたが、実際には両者
の間に股、定した複数の中継点を夫々示す前述の中継位
置データに基づいてロボット1の運転軌跡を限定するよ
うになっている。
次に、パルス分配器20が、パルス信号の分配を終了し
て第8図(ト)に示す分配終了信号PEを出力すると、
制御部27は、これを受けてその受けたタイミングで検
出回路26から検出部Q1〜Q19の水検出状況に応じ
た出力P1〜P1Gを取り込む。
そして、制御部27は、その取り込んだ各出力、P+−
Pl9が1′か0#かを判定する。
そして、各出力P1〜P19′が全て0″なら、検出部
Q1〜Q1Gの何れもグローブボックスリッド12の穴
12aを検出していないので、位置ずれ誤差検出不能と
見做して異常信号NGを出力し、ロボット1の動作停止
等の異常処理を行なう。
また、各出力P1〜PI9のうち、少なくともPlが′
I#となっているなら、少な(とも第6図の先端面7C
の中央に位置する検出部Q1が穴12a内に覗いている
ので、位置ずれ誤差無しと見做しに出力してゲート回路
18を開き、それによって次の目標位置を示す位置デー
タをメモリ19の旧位置データエリア19aから読み出
す。
さらに、各出力P!〜pieにおいて、P2〜pseの
うち1乃至3個が′1″なら、その1″となっている出
力の種別を示す信号82〜8111を第8図例に示すタ
イミングで選択読出回路28に出力する。
選択読出回路28は、センサ本体7の先端中心点0(第
6図参照)と各検出部Q2−Q19の各中心との距離及
び先端中心点Oに対する各検出部Q2〜Q19の各中心
の所在方向を示す位置ベクトルデータを格納したレジス
タRs’ri〜R,5T18’を入力信号82〜81G
に応じて選択して、その選択したレジスタから位置ベク
トルデータを第8図四に示すタイミングで位置ずれ誤差
演算部29に出力する。
レジスタItST1〜j(,5T18に格納した位置ベ
クトルデータの内容と信号82〜Sxoの関係は例えば
次表に示すようになっている。
なお、検出部Q1〜Q19の径d1.穴12aの径d2
゜及び各検出部間の距離d3 の大きさの関係を第5図
に示すように設定したため、レジスタH,STI〜it
 S ’1’ 18かも読み出されるデータの数は1乃
至3個であり、選択読出回路28は、そのデータ数に応
じて時系列で位置ベクトルデータを位置ずれ誤差演算部
29のバンファレジスタに格納する。
位置ずれ誤差演算部29は、選択続出回路28から位置
ベクトルデータを受けると、第8図(ヌ)に示すタイミ
ングで次のような演算して、穴12aに対するセンサ本
体7の先端中心の位置ずれ誤差を求め、その求めた結果
を新位置データ演算部60に出力する。
すなわち、選択読出回路28から入力された位置ベクト
ルデータが1個なら、その位置ベクトルデータをそのま
ま新位置データ演算部60に出力する。
また、入力された位置ベクトルデータが2個な新位置デ
ータ演算部30に出力する。
例えば、第9図に示すように入力位置ベクトル算する。
なお、このような演算をすると、図からも明らかなよう
に穴12aに対するセンサ本体7の先端中心の位置ずれ
誤差(距離及び方向を含む)が求まる。
さらに、入力された位置ベクトルデータが3個果を新位
置データ演算部60に出力する。
例えば、第10図に示すように入力位置ベクトルデータ
が、ぬ2. O”Q3.6’4sなら 01R=(OQ
z +OQa +0Q8)/3を、OQ?、 0Q12
.0Q1Gなら0Ps=(OQy +0Q12+0QI
9 )/3を夫々演算する。
なお、このような演算すると、図からも明らかなように
、穴12aに対するセンサ本体7の先端中心の位置ずれ
誤差(距離及び方向を含む)が求まる。
次に、第7図に戻って、新位置データ演算部60は、第
8図四に示すタイミングで、位置ずれ誤差演算部29か
も受けた位置ずれ誤差を示す位置ベクトルデータと、現
在位置レジスタ25からのセンサ本体7の先端中心の現
在位置データとに基づいて、新たなロットのグローブボ
ックスリット12における最初の穴12aの新位置デー
タを演算して、その演算結果をメモリ19の新位置デー
タエリア19bにストアする。
なお、新位置データを演算する場合、位置ずれ誤差を示
す位置ベクトルデータOPをセンサ本体7の先端中心を
原点とする座標系の位置ベクトルとすれば、センサ本体
7の先端中心の現在位置データのX、Y座標値に位置ベ
クトルOPの終点座標値を夫々加算するだけで求めるこ
とができる。
そして、制御部27は、メモリ19f:監視してその新
位置データエリア19bに新位置データがストアされた
ことを確認すると、ゲート信号qをゲート回路18に出
力して前述の動作を繰返す。
そして、全ての旧位置データに対するデータ変更作業が
終了したら、新位置データエリア19b内の新位置デー
タを旧位置データエリア19aに転送して、締結作業の
開始指令を待つ。
次に、上記実施例の変更例を列記する。
(イ)上記実施例では、検出部Q1〜Qxef:センサ
本体7の先端のヘット部7bに設けたが、これに限るも
のではな(、例えばロボット1の手首部8に第11図に
示すような自動ねじ締め機61を塩シイ・1けた場合、
その開閉するチャック爪31a、31aの先端部に設け
るようにしても良いし、あるいはロボット1の手首部8
に図示しないメカニカルハンドを取り付けた場合、その
先端部に設けるよってしても良い。
(ロ)上記実施例では、検出部Q1〜Qo+を構成する
光ファイバ16の各受光端面部13akヘッド部71)
の先端面7Cに分配配置した例について述べたが、先端
面7Cに19個の逃げ穴を設けて、その各逃げ穴の底部
に各受光端面部13aを配設しても良い。
このようにすると、外乱光を拾うことが少なくなり、検
出精度が向上する。
r−1検出部の数は、上記実施例のように19個とする
必要はなく、それ以上でも以下でも良い。
但し、検出部の数が少ないと位置ずれ誤差の検出精度が
悪くなる。
また、検出部Q1〜Q19及び穴12aの径と検出部間
の距離の大きさの関係も任意であるが、一度に穴12a
の存在を検出する検出部の数が多くなると、演算量が増
大するので、少ない程好ましい。
に)上記実施例では、自動車のインストルメントパネル
のグローブボックスリッドの穴を対象にした例について
述べたが、インストルメントパネルの他の部分(メータ
等)や他のワークを対象にしても良く、又上記実施例で
は、ロットの変更に伴って位置データの変更するように
したが、ロボットやコンベア等をオーバボールした後で
も同様に適用可能であり、同様な効果を奏する。
(ホ)検出部QI%Q1oの検出対象としては、上記実
施例のような穴の他、ボルト、ピン、又はマーク等でも
良い。
(へ)上記実施例では、新位置データ演算部60におい
て、現在位置レジスタ25の現在位置データを用いるよ
うにしたが、この代りに旧位置データを用いても良い。
(′ト)上記実施例では、新位置データ演算部6oにお
いて演算した新位置データをメモリ19の新位■データ
エリア191)にストアするようにした例について述べ
たが、位置ずれ誤差演算部29において求めた位置ずれ
誤差データをメモリ19に記憶しておいて、作業時に新
位置データを演算しながらその演算結果を移動データ算
出部17に出力するようにしても良い。
(チ)」二部実施例では、この発明を3軸の水平多関節
型ロボットg適用した例について述べたが、これに限る
ものではなく、どのような軸構成のロボットにも同様に
適用できる。
以上述べたように、この発明によれば、ねじ穴のような
ロボットの作業小域とロボットの作業端との間の位置ず
れ誤差を自動的に検出出来るので、例えばその検出した
位置ずれ誤差に基づいて位置データを補正することによ
って、位置データ変更に要する時間を従来に比べて大幅
に短縮することが可能となり、それによってロボットを
含めた作業ラインの稼動効率の向上を計ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明を適用した水平多関節型ロボットの
位置ずれ誤差検出の様子を示す斜視図、 第2図は、第1図のセンサ本体の概略を示す拡大部分断
面図、 第6図は、第2図のセンサ本体の先端面を示す拡大端面
図、 第4図は、検出回路の一例を示す回路図、第5図は、検
出体とグローブボックスリッドの穴との大きさの関係を
示す説明図、 第6図は、検出体における19個の検出部の名称定義に
供する図、 第7図は、この発明によるロボットの位置ずれ誤差検出
装置を含む第1図の水平多関節型ロボットの制御装置の
一例を示すブロック図、第8図(イ)〜四は、夫々第7
図の動作説明に供するタイミングチャート、 第9図及び第10図は、夫々第7図の位置ずれ誤差演算
部の演算内容の説明に供する図、第11図は、自動ねじ
締め機の一例を示す部分断面図である。 1・・・・・・水平多関節型ロボット 7・・・・・センサ本体  7b・・・・・・ヘッド部
?・・・・・・部品搬送コンベア  10・・・・・・
インストルメントパネル12・・・・・・グローブボッ
クスリッド12a・・・・・・穴(作業小域)16・・
・・・・光ファイバ13a・・・・・・受光端面部 1
7・・・・・・移動データ算出部19・・・・・・メモ
リ20・・・・・・パルス分配器21・・・・・・偏差
カウンタ 22・・・・・・駆動部26・・・・・・速
度検出部  24・・・・・・位置カウンタ25・・・
・・・現在位置レジスタ 26・・・・・・検出回路   27・・・・・・制御
部28・・・・・・選択読出回路 29・・・・・・位
置ずれ誤差演算部ろ0・・・・・・新位置データ演算部
 M1〜M3・・・・・・モータPG 1〜PG3・・
・・・・パルスジェネレータQ1〜Q19・・・・・・
検出部 1もST1〜R8T18・川・・レジスタ第1図 1 第2図 83図 第4図 り 第5図 第6図 13/l 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ロボットの作業端に設けられ、該ロボットの位置デ
    ータが示す前記作業端の目標位置の近傍に位置する作業
    小域の存在を検出する複数の検出部を予め定めた領域内
    の所定の位置に分配配置した検出体と、前記作業端を前
    記目標位置に位置決めした時に前記作業小域の存在を検
    出した前記検出体における検出部の位置及び個数に応じ
    て、前記作業小域に対する前記作業端の位置ずれ距離及
    び方向を演算する位置ずれ誤差演算手段とによって構成
    したことを特徴とするロボットの位置ずれ誤差検出装置
    。 2 検出体が、前記ロボットの可動部の先端に取り(=
    Jけだセンザ本体の先端部に固定したヘッド部であり、
    複数の検出部が、前記ヘッド部の先端面に所定の位置に
    分配配置した複数本の光ファイバの各受光端面部であっ
    て、その各光ファイバによって伝達される光を検出する
    ようにした特許請求の範囲第1項記載のロボットの位置
    ずれ誤差検出装置。
JP9146182A 1982-05-28 1982-05-31 ロボットの制御装置 Granted JPS58211880A (ja)

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JP9146182A JPS58211880A (ja) 1982-05-31 1982-05-31 ロボットの制御装置
PCT/JP1983/000165 WO1983004323A1 (en) 1982-05-28 1983-05-27 Method and device for automatically adjusting working position of robot
EP19830901630 EP0109447A4 (en) 1982-05-28 1983-05-27 METHOD AND DEVICE FOR AUTOMATICALLY ALIGNING THE WORKPLACE OF A ROBOT.

Applications Claiming Priority (1)

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JPH0212708B2 JPH0212708B2 (ja) 1990-03-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61279491A (ja) * 1985-05-31 1986-12-10 株式会社安川電機 視覚機器付産業用ロボット

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JPS5291462A (en) * 1976-01-28 1977-08-01 Hitachi Ltd Pattern identifying device
JPS534964A (en) * 1976-07-02 1978-01-18 Hitachi Ltd Handler with visual sensor

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JPH0460798B2 (ja) * 1985-05-31 1992-09-29 Yasukawa Denki Kk

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JPH0212708B2 (ja) 1990-03-26

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