JPS58210967A - 水溶性焼き付け絵具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は密着性に優れた水溶性焼き伺は絵具に関するも
のである。

従来より、一般に水溶性焼き付は絵具は水溶性アルギノ
ド樹脂、水溶性アクリル樹脂、水溶性エボキ／樹脂やこ
れらの訪導体などの熱硬化型水溶性樹脂と水溶性へキサ
メトキンメラミン。

水溶性メチル化メラミンなどの水溶性メラミン（☆ｊ脂
と顔料とからなっており、これらの混合物を、金属、１
淘（ａ器、ガラスなどの被塗布面に塗イロして焼きイー
］けていだが、ガラスなど、被塗布面によっては満足す
る密着性が得られず、被塗布面を処理して粗面としたり
、使用１）ＩＪに１［１記絵具に触媒や硬化剤などの常
温で反応を起こす添加剤を添加してから塗布し、焼きイ
χｊけるなどして密着性の向上をはかっているのが現状
である。

そこで本発明者らは被塗布面の種類にかかわらず、被塗
布面の処理や、使用ｎ＋Ｉ　Ｋ混合するなどの煩わしさ
のない、簡便で、しかも密着性に優れた水溶性焼き付は
絵具を得ることを目的とし種々検討を重ねた結果、従来
の水溶性焼きイ′：］け絵具組成にコロイド性無機物を
混合することにより、被塗布面、特にガラスに対する焼
き（＝１け後の密着性が向上することを見い出し本発明
を完成したものである。

即ち９本発明は熱硬化型水溶性樹脂と水溶性メラミン樹
脂とコロイド性無機物と顔料と水とから少なくともなる
水溶性焼き利は絵具を要旨とするものである。

本発明の水溶性焼きイ」け練具が何故、密着１り１゜に
優れているかは定かではないが以下の様に推察する。

本発明の水溶性焼き付は絵具はコロイド性無機物を含ん
でいるため、樹脂自体の被塗布面に対する密着力に加え
て、コロイド粒子が被塗布面上の微細なくほみに入り込
み樹、脂と被塗布面との密着力をよ゛り強くしているも
のと思われる。

父、コロイド粒子であるため絵調中に均一に分散してお
り、そのために被膜における部分的な密着力に強弱が少
なく、被膜全体の密着力を向上しているものと思われる
。

次に本発明の各成分について述べる。

熱硬化型水溶性樹脂はバインダーとして使用するもので
、具体的にはアクリル樹脂、アルキッド樹脂、ポリエス
テル樹１旨、エポキシ樹脂などの熱硬化型樹脂及びこれ
らの誘導体を水とアルコールの混合液中に加え、トリエ
チルアミンやジメチルエタノールアミンなどのアミン類
やアンモニア水などのアルカリ剤を加えて中２０させ水
溶性としたものなどが使用でき、その使用量は絵具組成
中３５〜５５５〜５５重量しい。

水溶性メラミン樹脂は上記熱硬化型水溶性樹脂の硬化剤
として使用するもので、具体的にはへキサメトキンメラ
ミン、ヘキサエトキ７メラミン、メチル化メラミン、エ
ーテル化メチロールメラミンなどのメラミン樹脂を、水
、アルコールの混合液又は水、グリコールの温合液中に
加え、トリエチルアミンやジメチルエタノールアミンな
どのアミン類やアンモニア水などのアルカリ剤を加えて
中和させ水溶性としたものな′どが使用でき、その使用
酸は絵具組成中２〜１５重量％が好ましい。

コロイド性無機物は本発明にとって重要な添加剤であっ
て焼き付は後の被塗布面と樹脂との密着力を向上させる
目的で使用するもので、具体的にはコロイド性シリカ、
コロイド性含水ケイ酸アルミニウム、コロイド性リチウ
ムシリカ。

コロイド性アルミナなど水溶媒においてコロイドを生成
するものが使用でき、−ｆ：の使用量は絵具組成中０．
０１〜１０重皿％が好ましい。

顔料は着色材として使用するもので、具体的には酸化チ
タン、酸化鉄、フタロシアニンブルー、フタロンアニン
グリーン、カーボン、アゾ系顔料、ナフトール系顔料な
どの公知の顔料及びこれらの顔料を分散化したものが使
用でき。

その使用酸は絵具組成中５〜２０重量％が好ましい。

水は主溶剤として使用するもので、その使用量は絵具組
成中２０〜４５重量％が好ましい。

尚、上記成分以外に必要に応じて、各種水溶性有機溶剤
、各種界面活性剤などの添加剤を適宜添加することもで
きる。

次に本発明の水溶性焼き付は絵具の製造方法について簡
単に述べる。

上記成分を混合し、ラボミキサー、ボールミルなどの混
合機で充分混合撹拌することにより容易に本発明の水溶
性焼き付は絵具を得ることができる。

尚９本発明の水溶性焼き伺は絵具は被塗布面に塗布し乾
燥させた後、約１３０〜１７０°Ｃの比較的低温度で焼
き付けを行なうことにより。

密着性に優れた被膜を得ることができる。

次に本発明を実施例により更に詳細に説明する。実施例
中「部」とあるのは「重量部」を示す。

実施例１ Ｓ　−４’　０２０　（アクリル系熱硬化型水溶性樹脂
、インプロピルアルコ ール２５％含有、東亜合成化学工 業■製）　　　　　　　　　　　　　４５部１（ｅｓｙ
ｄｒｏｌ　　Ｗ　Ｍ　５０１　（水溶性メチル化メラミ
ン樹脂、ヘキスト社製）　５部インヘロｙｙ＋）　−７
ＫＧ　（分散Ｍｎ。

ヘキスト社製）　　　　　　　　　１０部コロイド性含
水ケイ酸アルミニウム （３％水溶液）　　　　　　　　　　　２部水　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
６０　部プロピレンダリコール（湿潤剤、凍 結安定剤）　　　　　　　　　　　　５部上記各成分を
混合し、ラボミキサーで充分混合攪拌することにより、
緑色絵具を得た。

実施例２ ８−．４０２０　　　　　　　　　　４５部１もｅｓｙ
ｄｒｏｌ　　Ｗ　Ｍ　５０１　　　　　　　５部インベ
ロングリーンＫＧ　　　　　　　１０部コロイド性ンリ
“力（２０％水溶液）　　５部水　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　３０部プロピレ
ングリコール　　　　　　　　５部上記各成分を混・合
し、実施例１と同様にして緑色絵具を得だ。

比較例１ Ｓ−４０２０４５部 ４もｅｓｙｄｒｏｌＷＭ５０１５部 インペロングリーンに０　　　　　　１０部水　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
６０　部プロピレングリコール　　　　　　　　５部上
記各成分を混合し、実施例１と同様にして緑色絵具を得
だ。

比較例２ Ｓ−４０２０４５部 １Ｌｅｓｙｄｒｏｌ　　Ｗ　Ｍ　５０１　　　　　　　
５部インペロングリーンＫＯ１０部 ケイ酸アルミニウム　　　　　　　００６部水　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
６０　部プロピレングリコール　　　　　　　　５部上
記各成分を混合し、実施例１と同様にして緑色絵具を得
だ。

比較例５ ８−４０２０　　　　　　　　　　４５部１（ｅｓｙｄ
ｒｏｌ　　Ｗ　Ｍ　５０１　　　　　　　５部インペロ
ングリーンＫＧ　　　　　　　　１０部ノリカ粉　　　
　　　　　　　　　　　　　　１部水　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　６０　部プ
ロピレングリコール　　　　　　　　５部上記各成分を
混合し、実施例１と同様にして緑色絵具を得だ。

以上、実施例１，２．比較例１〜３で得られた絵具を２
５０　Ｍｅｓｈのナイロン製スクリーンを使用して板ガ
ラスに塗布し、自然乾燥後電気炉で焼き（’ｌけ（１５
０°Ｃ１３０分間）を行なったものについて密着性試験
を行なった結果を表−１に示す。

表−１ ※　密着性試験 実施例１，２．比較例１〜３で得られた絵具を焼き伺け
たカラス板を熱湯中（１００’Ｃ）に浸漬し、被嘆がは
がれるまでの時間を測定した。

以上、実施例に示しだように本発明の水溶性焼き伺は絵
具は焼き利は後の被１漢の被塗布面への密着性に優れた
ものである。

特許出願人　べんてる株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 熱硬化型水溶性樹脂と水溶性メラミン樹脂とコロイド性
   無機物と顔料と水とから少なくともなる水溶性焼き付は
   絵具。