JPS5820925B2 - 殺昆虫剤 - Google Patents

殺昆虫剤

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JPS5820925B2
JPS5820925B2 JP49130065A JP13006574A JPS5820925B2 JP S5820925 B2 JPS5820925 B2 JP S5820925B2 JP 49130065 A JP49130065 A JP 49130065A JP 13006574 A JP13006574 A JP 13006574A JP S5820925 B2 JPS5820925 B2 JP S5820925B2
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N57/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic phosphorus compounds
    • A01N57/10Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic phosphorus compounds having phosphorus-to-oxygen bonds or phosphorus-to-sulfur bonds
    • A01N57/14Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic phosphorus compounds having phosphorus-to-oxygen bonds or phosphorus-to-sulfur bonds containing aromatic radicals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/06Phosphorus compounds without P—C bonds
    • C07F9/16Esters of thiophosphoric acids or thiophosphorous acids
    • C07F9/165Esters of thiophosphoric acids
    • C07F9/18Esters of thiophosphoric acids with hydroxyaryl compounds

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ある種の新規なO−フェニル−チオノチオー
ルリン酸エステル、それらの製造方法並びに殺昆虫剤と
してのそれらの使用に関するものである。
例えば、0・O−ジエチル−〇−(4−クロルメチルス
ルホニルフェニル)−チオノリン酸エステルの如きO−
フェニルチオノリン酸エステルが殺昆虫及び殺ダニ性を
有していることはすでに知られている〔参照、米国特許
明細書第 2803580号〕。
しかしながら、これらの化合物は温血動物に対する高い
毒性を有している。
本発明は新規な化合物として、一般式 〔式中、R及びR′は同一であっても又は異なっていて
もよく、それぞれが炭素数1〜4のアルキルであり、 R″は水素又はハロゲンであり、そしてR″′はアルキ
ル基中の炭素数が1〜4のアルキルスルホニル、ハロゲ
ンアルキルスルホニル又はアルコキシカルボニルフルオ
ロメチルチオ基である〕のO−フェニルチオノチオール
リン酸エステルを提供する。
化合物(I)は優れた殺昆虫活性を有していることが見
出された。
好適には、R及びR′はそれぞれ炭素数が1〜4の直鎖
もしくは枝分れしたアルキルであり、R“は水素、塩素
又は臭素であり、そしてR″′は炭素数が1〜3の直鎖
もしくは枝分れしたアルキルスルホニル基、クロルメチ
ルスルホニル、2−クロルエチルスルホニル又はアルキ
ル基の炭素数が1〜3のアルコキシカルボニルフルオロ
メチルチオ基である。
本発明は、また、一般式 〔式中、R”及びR″′は上記の意味を有している〕の
置換されたフェノールを酸結合剤の存在下で又はそれの
アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩もしくはアンモニ
ウム塩の形で、一般式 〔式中、R及びR′は上記の意味を有しており、そして Hal はハロゲン(好適には塩素)である〕の〕0
−8−ジアルキルチオノチオールリン酸ジエステルハラ
イと反応させることからなる式(I)のO−フェニルチ
オノチオールリン酸エステルの製造方法も提供する。
驚ろくべきことに、本発明に従うO−フェニルチオノチ
オールリン酸エステルは同様の構造及び同型の活性を有
する先行技術の化合物よりも実質的に高い殺昆虫活性並
びに温血動物に対する非常に低い毒性により特徴づけら
れている。
従って本発明に従う化合物は画業界に利益を与えるもの
である。
2−ブロム−4−クロルメチルスルホニルフェノール及
び〇−エチルー8−セカンダリーーブチルーチオノチオ
ールリン酸ジエステルクロライドを出発物質として使用
する場合には、反応過程は下記反応式により表わされる
: 製造方法で使用できるフェノール誘導体(n)のほとん
どは文献中に記されておりそしてそれらは一般的に公知
の方法に従って全て製造でき、0・S−ジアルキルチオ
ノチオールリン酸ジエステルハライド(m)も同様であ
る〔参照、ソ連特許明細書第184863号及び特公昭
47−5536)。
フェノール誘導体(n)の例として下記のものカ挙ケら
れる:4−メチルスルホニルー14−エチルスルホニル
−14−n−プロピルスルホニル−14−イソプロピル
スルホニル−14−I’ロルメチルスルホニルー、4−
(2’−10ルエチルスルホニル)−14−(メトキシ
カルボニルフルオロメチルチオ)−14−(エトキシカ
ルボニルフルオロメチルチオ)−14−(n−プロポキ
シカルボニルフルオロメチルチオ)−又は4−(インプ
ロポキシカルボニルフルオロメチルチオ)−フエノール
並びに対応する2−クロル及び2−ブロム誘導体。
0−8−ジアルキルチオノチオールリン酸ジエステル・
・ライド(m)の例として下記のものが挙げられる:o
−s−ジメチルー1o−s−ジエチル−10・S−ジ−
n−プロピル−1o−s−ジ−イソプロピル−1O−8
−ジ−n−ブチル−1O−S−ジ−セカンダリー−ブチ
ル−、O−S −ジ−ターシャリー−ブチル−、〇−エ
チルー8−n−プロピルー1〇−エチル−8−イソフロ
ピルー、O−エチル−8−n−ブチル−10−エチル−
8−セカンダリー−ブチル−,0−エチル−S−イソブ
チル−、〇−エチルー8−ターシャリ−ブチル−10−
n−プロピル−8−メチル−10−n−プロピル−8−
エチル−10−n−プロピル−8−イソプロピル−10
−n−プロピル−8−n−ブチル−10−n−プロピル
−8−セカンダリー−ブチル−10−n−プロピル−8
−ターシャリー−ブチル−、O−n−ブチル−8−エチ
ル又は0−n−ブチル−8−n−プロピル−チオノチオ
ールリン酸ジエステルクロライド。
この製造方法は好適には適当な溶媒又は希釈剤を一緒に
使用して実施される。
この目的用には実質的に全ての不活性溶媒、特に脂肪族
及び芳香族の任意に塩素化されていてもよい炭化水素類
、例エバベンゼン、トルエン、キシレン、ベンジン、塩
化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素及びクロルベン
ゼン;エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジブチル
エーテル及びジオキサン;ケトン類、例えばアセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソプロピルケトン及びメ
チルイソブチルケトン;ニトリル類、例えばアセトニト
リル及びプロピオニトリルが使用される。
全ての普遍的な酸結合剤を酸結合剤として使用できる。
アルカリ金属炭酸塩及びアルカリ金属アルコレート(例
えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ナトリウムメチレ
ート、カリウムメチレート、ナトリウムメチレート及び
カリウムメチレート)並びに脂肪族、芳香族又は複素環
式アミン(例えばトリエチルアミン、トリメチルアミン
、ジメチルアニリン、ジメチルベンジルアミン及びピリ
ジン)が特に適していると証せられている。
酸結合剤の存在下で実施する代りに、フェノール誘導体
(II)の塩(好ましくはアルカリ金属塩又はアンモニ
ウム塩)をまず製造し、そして次にさらに塩を反応させ
ることもできる。
反応温度は相当広い範囲内で変化できる。
一般に反応は10〜100°C1好適には20〜70℃
、において実施される。
反応は一般に常圧下で実施される。
該方法を実施するためには出発化合物はほとんどの場合
等モル量で使用される。
どちらか一方の反応物を過剰にしても実質的な利点をも
たらさない。
該反応は好適には上記の溶媒の1種中でそして好適には
酸受体の存在下で、示されている温度において実施され
る。
混合物を高められた温度において1〜数時間攪拌した後
に塩様の沈殿を沢別する。
涙液を有機溶媒(例えばトルエン)中に注入し、そして
例えば有機相を洗浄し、乾燥しそして蒸留することによ
り普通の方法で処理する。
新規化合物は油状で得られ、それらはほとんどの場合に
は分解を伴なわずに蒸留できないが、いわゆる「蒸留分
離(slight distillation ) J
、すなわち減圧下で適度に高められた温度に長時間加熱
すること、により最後の揮発性成分を除くことができ、
そしてこの方法で精製できる。
化合物を同定するために屈折率を用いる。
すでに記した如く、本発明に従うO−フェニルチオノチ
オールリン酸エステルは顕著な殺昆虫(殺土壌昆虫を含
む)活性により特徴づけられている。
該化合物は植物害虫、健康に害を与える害虫、及び貯蔵
作物の害虫に対して活性でありそして獣医薬分野では例
えば寄生性の・・工の幼虫の如き動物寄生虫(外部寄生
虫)に対して活性である。
それらは吸液及びそしゃく昆虫に対する良好な活性を有
しており、同時にそれらは温血動物に対する低い毒性を
有している。
これらの理由のために、本発明に従う化合物は植物保護
及び貯蔵作物の保護並びに獣医学上の分野において殺虫
剤として使用できて成功する。
吸液昆虫には特にアブラムシ科昆虫類 (Aphidae ) 、例えばモモアカアブラムシ(
Myzus persicae )、ビーンアフイド(
bean−aphid ) (Doralisfaba
e )、ムギクビレアブラムシ(Rhopalo−si
phum padi ) 、エンドウヒゲナガアブラム
シ(Macrosiphum pisi )、ボテドア
フィト(potato aphid ) (Macro
siphumsolanifolii )、カラントガ
−/lz7フイド(currant gall aph
id ) (Cryptomyzuskorschel
ti ) 、oジ−アップルアフィト(rosyapp
le aphid ) (5appaphis mal
i )、モモコフキアブラムシ(Hyalopteru
s arundinis )及びチェリーブラックフラ
イ(cherry black −f ly )(My
zus cerasi ) sその他、カイガラムシ科
及びコナカイガラムシ科昆虫類(Coccina )、
例えばシロマル力イガラムシ(Aspidiotus
hederae )、ソフトスケール(5oft 5c
ale ) (Lecaniumhesperidum
)及びグレープミーリーバッグ(grape mea
lybug ) (P seudococcusmar
itimus ) :アザミウマ目昆虫類(Thysa
noptera )、例えばクリバネアザミウマ(He
rcinothrips femoralis ) :
半翅目昆虫類例えばビートバッグ(beet bug
) (P iesmaquadrata ) レッド
コツトンバッグ(redcottonbug ) (D
y5dercus intermedius )、ナン
キンムシ(Cimex 1ectularius )、
アサシンノくラグ(assassin bug ) (
Rhodnius prolixus )及びシャーガ
スバッグ(Chagas’ bug ) (Triat
omainfestans ) :及びセミ科の昆虫類
(C1cadas )、例えばエウスセリスビロバ)
ウス(Eu5celisbilobatus )及びネ
ホテテイツクス・ビパンクタトウス(Nephotet
tix bipunctatus )が含まれる。
そしゃく昆虫類としては、特に鱗翅目・ (Lepidoptera )昆虫類、例えばコナガ(
P 1utella maculipennis )
、マイマイガ(Lymantria dispar )
、ブラウンテイルモス(brown−tailmot
h ) (Euproctischrysorrhoe
a ) 及びウメケムシ(Malacosoma ・
neustria ) ; 更にヨトウガ(Mames
trabrassicae )、カットワーム(cut
worm)(Agrotis segetum )、ラ
ージホワイトバタフライ(Largewhite bu
tterfly ) (P 1erisbrassic
ae )、スモールウィンターモス(SmalLwin
ter moth ) (Cheimatobia b
rumata )、グリーンオーク・トルトリックスモ
ス(greenoak tortrix moth )
(Tortrix uiridana ) 、フォー
ルアーミーワーム(fall armyworm )(
Laphygma frugiperda )、ハスモ
ンヨトウ(Prodenia 1itura ) 、エ
ルミンモス(erminemoth ) (Hypon
omeuta padella ) 、メデイテラニー
ンフラーモス(Medi terranean f 1
our moth )(Ephestia 1au1i
ella )、及びハチミツガ(Ga1leria m
ellonella ) が挙げられる。
また、そしゃく昆虫に分類されるものには鞘翅目類(C
o1eoptera )、例えばグラナリーライービル
(granary weevi l ) (S 1to
phi lusgranarius = Caland
ra granaria )、コロラドビートル(Co
1orado beetle )(Leptinota
rsadecem l 1neata )、 ドックビ
ートル(dockbeetle ) (Ga5trop
hysa viridula ) 、マスタードビート
ル(mustard beetle ) (Phaed
oncochleariae )、ブラツザムビートル
(blossombeetle ) (Meliget
hes aeneus )、ラスプベリービートル(r
aspberry beetle ) (Byturu
stomentosus )、インゲンマメゾウムシ(
Bruchi dius =Acanthosceli
des obtectus )、フィリカツオブシムシ
(Dermestes frischi )、カーブラ
ビート# (khapra beetle )(Tro
goderma granarium ) 、コクヌス
トモドキ(Tribolium castaneum
)、コクゾウ(Ca1andra又はS 1tophi
lus zeamais )、ジンサンシバンムシ(S
tegobium paniceum ) 、チャイ
ロコメノゴミムシダマシ(Tenebrio moli
tor )、及びノコギリビッタムシ(Oryzaep
hi lussurinamensis ) :並びに
土壌中に生棲する種の昆虫、例えばワイヤーウオーム(
w i re −worm )類(Agriotes科
)、及びコックカフエル(cock −chafer
) (Melolontha melolontha
)の幼虫類;ゴキブリ目の昆虫類、例えばチャバネゴキ
ブリ(Blatella garmanica )、ワ
モンゴキブリ(Periplaneta americ
ana )、マデイラ・コツクローチ(Madeira
cockroach )(L eucophaea又
はRhyparobi a m ade 1rae )
、オリエンタルコツクローチ(0riental c
ockroach)(B 1atta orienta
lis ) 、ジャイアントコツクローチ(giant
cockroach ) (Blaberusgig
anteus )及びブラックジャイアントコツクロー
チ(black giant cockroach )
(B 1aberusfuscus ) : 並び
にヘンショウテデニア・フレキシビッタ(Hen5ch
outedenia flexivitta ) :さ
らにオルドブテラ(0rthoptera )、例えば
ハウスクリケラト(house cricket )
(Gryllusdomesticus ) ;シロア
リ目の昆虫類、例えばイースタンサブテラニアンターマ
イ) (easternsubterramean t
ermite ) (Reticulitermesf
levipes ) : 及びヒメノプテラ(Hym
enoptera )、例えばガーデンアンド(gar
denant ) (La5ius niger )の
如きあり類が含まれる。
双翅目(Diptera )の昆虫は主としてハエ類、
例えばキイロショウジョウバエ(D rosophi
lamelanogaster )、メデイテラニアン
フルーツフライ(Mediterranean fru
it fly )(Ceratitis capit
ata )、 イエノく工(Muscadomes
tica ) 、ヒメイエバエ(Fanniacani
cularis )、クロキンバエ(Phormiaa
egina ) 、ブルーボットルフライ(blueb
ottlefly ) (Ca1liphora er
ythrocephala )及びサシバエ(Stom
oxys calcitrans ) s並びにナツト
(gnat ) 類、例えばネックイシマカ(Aed
esaegypti ) 、ノーザンハウスモスキット
(northern house mosquito
) (Cu1expipiens )及びマラリアモス
キット(malariamosquito ) (An
opheles 5tephensi )などの力類が
含まれる。
本化合物を健康を損なわしめる害虫、とくにハエ、力お
よび貯蔵作物の害虫に対して用いた場合、該化合物は木
材および土壌上に顕著な残存活性を有し、並びに石灰処
理した物質のアルカリに対して良好な安定性を有するこ
とに特色がある。
本発明に従う活性化合物は普通の組成物例えば溶液、乳
剤、懸濁剤、粉剤、塗布剤及び粒剤に変えることができ
る。
これらは公知の方法、例えば活性化合物を伸展剤、即ち
液体もしくは固体または液化した気体の希釈剤または担
体と随時表面活性剤、即ち乳化剤及び/または分散剤及
び/又は発泡剤を用いて混合することによって調製する
ことが出来る。
伸展剤として水を用いる場合には、例えば有機溶媒を補
助溶媒として用いることができる。
液体の希釈剤または担体として好ましくは、芳香族炭化
水素例えばキシレン、トルエン、ベンゼン、もしくはア
ルキルナフタリン、塩素化された芳香族または脂肪族炭
化水素例えばクロルベンゼン、クロルエチレンもしくは
塩化メチレン、脂肪族炭化水素、例えばシクロヘキサン
或いはパラフィン例えば鉱油留分、アルコール例えばブ
タノールもしくはグリコール並びにそのエーテル及びエ
ステル、ケトン例えばアセトン、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトンもしくはシクロヘキサノン、ま
たは強い有極性溶媒例えばジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシドもしくはアセトニトリル、並びに水が
使用される。
液化した気体の希釈剤または担体とは常温及び常圧では
気体である液体を意味し、例えば・・ロゲン化された炭
化水素(例えばフレオン)の如きエーロゾル噴射剤であ
る。
固体の希釈剤または担体として好ましくは、粉砕された
天然鉱石例えばカオリン、粘土、タルク、チョーク、石
英、アタパルキット、モントモリロナイトもしくはケイ
ソウ土、或いは粉砕された合成鉱石、例えば高分散性ケ
イ酸、アルミナもしくはケイ酸塩を用いる。
乳化剤及び発泡剤の好適な例としては非イオン性及び陰
イオン性乳化剤、例えばポリオキシエチレン−脂肪酸エ
ステル類、ポリオキシエチレン−脂肪族アルコールエー
テル類例えばアルキルアリールホリクリコールエーテル
、アルキルスルフエイト、アルキルスルフエイト及びア
リールスルホネイト並びにアルブミン加水分解生成物が
含まれる;分散剤の好適な例としてはリグニン亜硫酸塩
廃液及びメチルセルロースが含まれる。
一般に上記の組成物は0.1〜95(好ましくは0.5
〜90)重量%の活性化合物を含有している。
本活性化合物はそのま〜、或いは調製済液剤、濃厚乳剤
、乳剤、泡剤、懸濁剤、煙霧用粉剤、塗布剤、水和性粉
剤、粉剤及び粒剤の如き組成物もしくはその組成物から
つくられた施用形態で使用することができる。
施用するには普通の方法、例えば噴射散布、液剤噴霧、
噴霧、粉剤散布、粒剤散布、燻蒸施用、蒸発施用、液剤
散布、塗抹または付着施用で行うことができる。
調製済調剤における活性化合物の濃度はかなり広い範囲
に変えることができる。
一般にこの濃度は0.0001〜10重量%(好ましく
は0.01〜1重量%)である。
また活性化合物は超濃厚少量散布法(ULV)により用
いて良好な結果を得ることができ、この際活性化合物9
5%までの組成物を使用することまたは100%活性化
合物のみを使用することも可能である。
従って固体または液化した気体の希釈剤もしくは担体或
いは表面活性剤を含む液体希釈剤もしくは担体との混合
物として本化合物を活性成分として含有させることによ
って殺虫組成物が得られる。
また化合物を単独で、或いは希釈剤または担体と本発明
における化合物を活性成分として混合した組成物を害虫
またはそれらの生息場所に施用することによって昆虫類
を駆除することができる。
更に、化合物を単独で、或いは希釈剤または担体と混合
物として、作物の生育直前及び/または生育期間中にそ
の生育地に施用し、昆虫またはダニによる損害から作物
を保護できる。
下記の生物学的実験例A−Gにおいて、本発明に従う活
性化合物をある種の害虫に対するそれらの活性及びそれ
らの哨乳動物に対する毒性に関して、以後(A)と称さ
れている公知の0−O−ジエチル−〇−(4−クロルメ
チル−スルホニルフェニル)−チオノリン酸エステルお
よび(B)と称する公知の化合物 と比較して試験した。
本発明の各化合物は種々の試験において対応する製造例
の番号(かっこ内に記されている)により同定されてい
る。
参考実験例 A ナミハダニ試験(抵抗性) 溶媒:3重量部のアセトン 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエ
ーテル 活性化合物の適当な調合物を製造するために、1重量部
の活性化合物を上記量の溶媒及び上記量の乳化剤と混合
し、そして濃厚物を水で希釈して希望する濃度にした。
約10〜30crrLの高さを有する豆の本( Pha
seolus vulgaris )に活性化合物の調
合物をしずくでぬれるまで液剤噴霧した。
これらの豆の木に全成長段階のナミハダニ( Tetr
anychusurticae )をたくさんたからせ
た。
一定時間後に死んだダニの複を数えることにより活性化
合物の調合物の効果を測定した。
このようにして得られた死滅の程度を%で表わした11
00%は全てのナミノ・ダニの死滅を、0%は死滅皆無
を意味している。
活性化合物、活性化合物の濃度、評価時間及び結果を下
表に示す。
実験例 B 毒性試験(経口的) 試験動物:シロネヅミ( Rattus norveg
icus )評価ニア目抜 活性化合物の適当な調合物を製造するために3重量部の
活性化合物を2.8重量部の高分散シリカ及び4.2重
量部の滑石と混合した。
1mlの液体中に1ooyの動物体重光りに適用される
べき量を含有している懸濁液を上記の活性化合物から少
量の粉末化植物ゴムを加えながら水と共に粉砕すること
により製造した。
服用は試験動物の体重測定後に定量的に行なわれた。
経口的投与用には鋼製のノブのついたプローブが使用さ
れた。
各場合とも活性化合物の投与から計算した上記の時間間
隔後に評価を行なった。
LD5o値(処置された動物の50%が死滅するような
活性化合物の服用量)を普通の方法で服用量の生存率図
から測定した。
服用量は幾何学的数列で変化した。
活性化合物及びLD5o値を下表に記す。
実験例 C 寄生性のバエの幼虫を用いる試験 溶媒:35重量部のエチレンポリグリコールモノメチル
エーテル 乳化剤:35重量部のノニルフェノールポリグリコール
エーテル 活性化合物の適当な調合物を製造するために、30重量
部の本発明の活性物質を上記割合の乳化剤を含有してい
る上記量の溶媒と混合しそしてこのようにして得られた
濃厚物を水で希釈して希望する濃度にした。
約20匹のバエの幼虫(Lucilia cuprin
a )を約2mlの馬の筋肉を含有している試験管中に
いれた。
0.5 ml!の活性化合物の調合物をこの馬肉に適用
した。
24時間後に死滅の程度(%)を測定した。
100%は全ての幼虫の死滅を、0%は死滅皆無を意味
している。
得られた試験結果を下表に示す。
実験例 D コナガ試験 溶媒:3重量部のアセトン 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエ
ーテル 活性化合物の適轟な調合物を製造するために、1重量部
の活性化合物を上記量の溶媒および上記量の乳化剤と混
合しそして濃厚物を水で希釈して希望する濃度にした。
キャベツの葉(Brassica oleracea
)に活性化合物の調合物をしずくで濡れるまで噴霧し次
いでコナガ(Plutella maculipenn
is )の青虫をたからせた。
一定時間後、死滅の程度(%)を測定した。
100%は全ての青虫の死滅を意味し、0%は死滅皆無
を意味する。
活性化合物、活性化合物の濃度、評価時間および結果を
次表りに示す。
実験例 E マスタードビートノしの幼虫試験 溶媒:3重量部のアセトン 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコ−ルエ
ーテル 特定の活性化合物の適当な調合物を製造するために、1
重量部の活性化合物を上記量の溶媒および上記量の乳化
剤と混合し、そして得られた濃厚物を水で希釈して希望
する最終濃度にした。
キャベツの葉(Brassica oleracea
)に所定の活性化合物の調合物をしずくで濡れるまで噴
霧し、次いでマスタードビートル(Phaedonco
chleariae )の幼虫をたからせた。
一定時間後、死滅の程度(%)を測定した。
100%は全ての幼虫の死滅を意味し、0%は死滅皆無
を意味する。
活性化合物、使用した濃度、評価時間および結果を次表
Eに示す。
実験例 F モモアカアブラムシ試験(接触作用) 溶媒:3重量部のアセトン 乳化剤=1重量部のアルキルアリールポリグリコールエ
ーテル 活性化合物の適当な調合物を製造するために、1重量部
の活性化合物を上記量の溶媒および上記量の乳化剤と混
合しそして濃厚物を水で希釈して希望する濃度にした。
モモアカアブラムシ(Myzus persicae
)をたくさんたからせたキャベツの草本(Brassi
caoleracea ) に活性化合物の調合物を
しずくで濡れるまで噴霧した。
一定時間後、死滅の程度(%)を測定した。
100%は全てのモモアカアブラムシの死滅を意味し、
0%は死滅皆無を意味する。
活性化合物、活性化合物の濃度、評価時間および結果を
次表Fに示す。
実験例 G フォールアーミーワーム試験 溶媒:3重量部のアセトン 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエ
ーテル 活性化合物の適当な調合物を製造するために、1重量部
の活性化合物を上記量の溶媒および上記量の乳化剤と混
合し、そして濃厚物を水で希釈して希望の濃度にした。
キャベツの葉( Brassica oleracea
)を希望濃度の活性化合物の調合物中に浸漬しそして
葉がなお濡れている間に、フォールアーミーワーム(
Laphygma frugiperda )の青虫を
たからせた。
一定時間後、死滅の程度(%)を測定した。
100%は全ての青虫の死滅を意味し、0%は青虫の死
滅皆無を意味する。
この試験はたとえば次の調合剤の化合物が公知化合物に
比べて優れた活性を有することを示している。
本発明の方法を下記の製造例で説明する。
製造例 1 21.1’(0,1モル)の0−エチル−S −H−プ
ロピル−チオノチオール−リン酸ジエステルクロライド
を200m1のアセトニトリル中で25.IP (0,
1モル)の2−ブロム−4−メチルスルホニルフェノー
ルと14.51(0,105モル)の炭酸カリウムの混
合物に滴々添加した。
反応を60℃で3時間続け、塩様の沈殿を沢別し、そし
て涙液を500m1のトルエン中に注入した。
有機相を炭酸ナトリウム溶液及び水で洗浄しそして硫酸
ナトリウム上で乾燥した。
次に溶媒をとばし、モして残渣を「蒸留分離」により精
製した。
247(理論値の55%)の〇−エチルー8−n−プロ
ピルー〇−(2−ブロム−4−メチルスルホニルフェニ
ル)−チオノチオールリン酸エステルが屈折率n”6=
1.5806の黄色の油状で得られた。
製造例1の方法と同様な方法により下記の化合物が合成
された。
出発化合物として使用された化合物は例えば下記の如く
して製造できた: (a) 15(1(約1.1モル)の塩化スルフリルを20〜2
5℃において14M’(1モル)の4−メチルメルカプ
トフェノール、88(lの塩化エチレン、0.5 ml
の濃硫酸及び112g(1,1モル)の無水酢酸の混合
物に滴々添加した。
混合物を40〜45℃においてさらに1時間攪拌し、次
に激しい空気流を反応混合物中に10分間吹きこんだ。
0.51のモリブデン酸ナトリウムを加えた後に145
1の50%強度過酸化水素を50℃において滴々添加し
た。
反応がやんだ時にバッチを60〜65℃においてさらに
1時間攪拌し、次に過剰量の過酸化物を約7mlの40
%強度の重亜硫酸ナトリウム溶液を用いて分解させた。
その後4001rLlの水中に161’(4モル)の水
酸化ナトリウムを含んでいる溶液を反応混合物に加え、
それを50℃以下に保った。
次に混合物の反応を冷却せずに終らせた。
混合物を55〜60°Cでさらに1時間攪拌し、次に0
℃に冷却し、そして沈殿したナトリウムフェルレートを
戸別した。
それを約500m1の水中に溶解させそして混合物が強
酸反応となるまで水性塩酸を加えた。
結晶化後に生成物を沢別すると、167f(理論値の8
1%)の4−クロルメチルスルホニルフェノールが融点
110℃の無色の粉末状で得られた。
(b) 1’ 4.2 ? (0,2モル)の塩素を200m1
の水中に41.5P(0,2モル)の4−クロルメチル
スルホニルフェノールを含んでいる20℃の溶液中に通
した。
混合物をさらに10分間攪拌し、次に減圧下で溶媒を除
去した。
100m1の水を残渣に加えそして結晶化後に生成物を
戸別した。
44.81(理論値の93%)の2−クロル−4−クロ
ルメチルスルホニルフェノールがWaA108°Cのベ
ージュ色の粉末状で得られた。
同様にして下記の化合物が得られた: 収率、理論値の84%。
融点、161℃0収率、理論値の40%、融点170℃
400m1のエタノール中に9.2f(0,4グラム原
子)のナトリウムを含んでいる溶液に20〜25℃にお
いて50.4P(0,4モル)のチオヒドロキノン、そ
して次に56.2f(0,4モル)のフルオロクロル酢
酸エチルエステルを加えた。
混合物を20〜25℃において3日間攪拌しそして次に
11の水中に注入した。
粉砕後に生成物が結晶化しそしてそれを戸別した。
49グ(理論値の53%)の4−(エトキシカルボニル
フルオロメチルチオ)−フェノールが融点72℃の無色
の結晶状で得られた。
本発明の実施態様並びに関連事項を以下に記す。
1、一般式 C式中、R及びR’4ま同一であっても又は異なってい
てもよく、それぞれが炭素数が1〜4のアルキルであり
、 R“は水素又はハロゲンであり、そしてR111はアル
キル基中の炭素数が1〜4のアルキルスルホニル、ハロ
ゲンアルキルスルホニル又はアルコキシカルボニルフル
オロメチルチオ基である〕のO−フェニルチオノチオー
ルリン酸エステル。
2、 R及びR/がそれぞれ炭素数が1〜4の直鎖も
しくは枝分れしたアルキルであり、R“が水素、塩素又
は臭素であり、そしてR″が炭素数が1〜3の直鎖もし
くは枝分れしたアルキルスルホニル基、クロルメチルス
ルホニル、2−クロルエチルスルホニル又は1−フルオ
ロ−1−カルバルコキシメチルメルカプト基である、上
記1に従う化合物。
3、式 (1) 4、式 (2) の化合物。
5、式 (3) 6、式 の化合物。
7、式 8、一般式 〔式中、R″は水素又はハロゲンであり、モしてR//
はアルキル基中の炭素数が1〜4のアルキルスルホニル
、ハロゲンアルキルスルホニル又はアルコキシカルボニ
ルフルオロメチルチオ基である〕 の置換されたフェノールを、酸結合剤の存在下で又はそ
れのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩もしくはアン
モニウム塩の形で、一般式〔式中、R及びR′は同一で
あっても又は異なっていてもよく、それぞれが炭素数が
1〜4のアルキルであり、そして Hal はハロゲンである〕 の0−8−ジアルキルチオノチオールリン酸ジエステル
ハライドと反応させることからなる、一般式 〔式中、R,R’、R11及びγは上記の意味を有して
いる〕 のO−フェニルチオノチオールリン酸エステルの製造方
法。
9、 Hal が塩素である、上記8に従う方法。
10、反応を不活性有機溶媒の存在下で実施する、上記
8又は9に従う方法。
11、反応を10〜100℃の間で実施する、上記8.
9又は10に従う方法。
12、反応を20〜70℃において実施する、上記11
に従う方法。
13、フェノール(n)をそのま〜、酸結合剤としての
アルカリ金属炭酸塩もしくはアルコレート又は脂肪族、
芳香族もしくは複素環式アミンの存在下で反応させる、
上記8〜12のいずれかに従う方法。
14、反応物と実質的に等モル量で使用する、上記8〜
13のいずれかに従う方法。
15、フェノール(II)が明細書中に記されているも
のである、上記8〜14のいずれかに従う方法。
16、ジエステルハライド(Illl)が明細書中に記
されているものである、上記8〜15のいずれかに従う
方法。
17、実質的に製造例1に記されている如き、上記1に
従う化合物の製造方法。
18、上記8〜17のいずれかに従う方法により製造さ
れた、上記1に従う化合物。
19、活性成分として上記1〜7及び18のいずれかに
従う化合物を固体もしくは液化された気体の希釈剤又は
担体と混合して或いは表面活性剤を含有している液体の
希釈剤又は担体と混合して含有している、殺昆虫組成物
20.0.1〜95重量%の活性化合物を含有している
、上記19に従う組成物。
21、 0.5〜90重量%の活性化合物を含有してい
る、上記20に従う組成物。
22、昆虫又はそれらの生息地に上記1〜7及び18の
いずれかに従う化合物を単独で又は活性成分として上記
1〜7及び18のいずれかに従う化合物を希釈剤もしく
は担体と混合して含有している組成物の形で適用するこ
とからなる、昆虫の、駆除方法。
23.0.001〜10重量%の活性化合物を含有して
いる組成物を使用する、上記22に従う方法。
24.0.01〜1重量%の活性化合物を含有している
組成物を使用する、上記23に従う方法。
25、成育時期の直前及び/又は成育時期中に上記1〜
7及び18のいずれかに従う化合物を単独で又は希釈剤
もしくは担体と混合して適用しである場所で成育させる
ことにより昆虫による被害から保護された作物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 活性成分として、一般式 〔式中、R及びR′は同一であっても又は異なっていて
    もよく、それぞれが炭素数が1〜4のアルキルであり、 R“は水素又はハロゲンであり、そしてR″′はアルキ
    ル基中の炭素数が1〜4のアルキルスルホニル、ハロゲ
    ンアルキルスルホニル又はアルコキシカルボニルフルオ
    ロメチルチオ基である〕 のO−フェニルチオノチオールリン酸エステルを含有す
    る殺昆虫剤。
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