JPS58208338A - 自動車用樹脂バンパーの製造方法 - Google Patents
自動車用樹脂バンパーの製造方法Info
- Publication number
- JPS58208338A JPS58208338A JP57092306A JP9230682A JPS58208338A JP S58208338 A JPS58208338 A JP S58208338A JP 57092306 A JP57092306 A JP 57092306A JP 9230682 A JP9230682 A JP 9230682A JP S58208338 A JPS58208338 A JP S58208338A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polypropylene
- composition material
- resin molded
- plasma
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリプロピレンを主成分とする樹脂成形品の
表面に真空中でプラズマを照射した後、ウレタン系塗料
を塗布して焼付は処理する樹脂成形品の組成材料に関す
るもの′ごある−例えばバンパー、モールディング等の
自動車部品はポリプロピレンを主;成分とした合成樹脂
により形成されているが、その主成分であるポリプロピ
レンが結晶性、無極性の性買を有するため、成形品表面
C二直接塗装、印刷、他物品の接着を行なっても剥離し
てしまうものである。
表面に真空中でプラズマを照射した後、ウレタン系塗料
を塗布して焼付は処理する樹脂成形品の組成材料に関す
るもの′ごある−例えばバンパー、モールディング等の
自動車部品はポリプロピレンを主;成分とした合成樹脂
により形成されているが、その主成分であるポリプロピ
レンが結晶性、無極性の性買を有するため、成形品表面
C二直接塗装、印刷、他物品の接着を行なっても剥離し
てしまうものである。
従来、その表面改質のため、樹脂成形品の表面にトリク
ロルエタン等による蒸気洗浄処理をし、更にプライマー
塗装をして後に上塗塗装等をすることが行なわれている
が、蒸気洗浄の際(:溶剤が飛散して作業環境を損うば
かりでなく、蒸気洗浄以外にもプライマーによる下地塗
装をしなければならないから極めて手間が荏)す、また
プライマーとして塩素化ポリプロピレン系のものを使用
するため耐ガソリン性が悪くて自動車部品には適さない
っ これに対し、これ亦従来、樹脂成形品の表面C二真空下
で酸素、窒素、アルゴン、ヘリウムなどのガス体をプラ
ズマ照射することも知らりて ゛いる。然し、こ
のプラズマ処理では、いかなる樹脂成形品にでも表面改
′鉦を行えるとは限らす表面処理対象上(=制約がある
。
ロルエタン等による蒸気洗浄処理をし、更にプライマー
塗装をして後に上塗塗装等をすることが行なわれている
が、蒸気洗浄の際(:溶剤が飛散して作業環境を損うば
かりでなく、蒸気洗浄以外にもプライマーによる下地塗
装をしなければならないから極めて手間が荏)す、また
プライマーとして塩素化ポリプロピレン系のものを使用
するため耐ガソリン性が悪くて自動車部品には適さない
っ これに対し、これ亦従来、樹脂成形品の表面C二真空下
で酸素、窒素、アルゴン、ヘリウムなどのガス体をプラ
ズマ照射することも知らりて ゛いる。然し、こ
のプラズマ処理では、いかなる樹脂成形品にでも表面改
′鉦を行えるとは限らす表面処理対象上(=制約がある
。
弦において、本発明は、プラズマによる表面改質処理を
可能≦二ししかも自動車部品等として好適な樹脂成形品
を形成できる組成材料を提供することを目的とする。
可能≦二ししかも自動車部品等として好適な樹脂成形品
を形成できる組成材料を提供することを目的とする。
即ち、本発明に係る組成材料においては、主成分である
ポリプロピレンを30〜40重着部にし、それCニエチ
レンプロピレンラバーまたはエチレンプロピレンジエン
ラバーを30〜40重量部、タルク、炭酸カルシウム、
硫酸バリウム等の無機質粉末を20−30を置部で混合
するようにされている。
ポリプロピレンを30〜40重着部にし、それCニエチ
レンプロピレンラバーまたはエチレンプロピレンジエン
ラバーを30〜40重量部、タルク、炭酸カルシウム、
硫酸バリウム等の無機質粉末を20−30を置部で混合
するようにされている。
以下、この特性を実験データに応じて説明すれば、次の
通りである。
通りである。
木発明者は、ポリプロピレン(PP)、エチレンプロピ
レンラバーrEPR)、無機質粉末のうちタルクを表1
の組合せで混合し、その各組成材料で自動車用バンパー
を成形することC二より試料1〜20を作成1〜た 絃
で用いたPPとしてはMFI(230″G ) 、 6
.Ol/10分のものであり、EPRとしてはエチレン
含量72重量慢、uprrz、30℃)0−817】o
分のものであり、またタルクとしては平均粒径2.u(
林化成社表)のものが用いられてイル。なお、エチレン
プロピレンラバーニ代えてエチレンプロピレンジエンラ
バーが、またタルクに代えて炭酸カルシウム、硫酸バリ
ウム等も用いることができる。
レンラバーrEPR)、無機質粉末のうちタルクを表1
の組合せで混合し、その各組成材料で自動車用バンパー
を成形することC二より試料1〜20を作成1〜た 絃
で用いたPPとしてはMFI(230″G ) 、 6
.Ol/10分のものであり、EPRとしてはエチレン
含量72重量慢、uprrz、30℃)0−817】o
分のものであり、またタルクとしては平均粒径2.u(
林化成社表)のものが用いられてイル。なお、エチレン
プロピレンラバーニ代えてエチレンプロピレンジエンラ
バーが、またタルクに代えて炭酸カルシウム、硫酸バリ
ウム等も用いることができる。
表1
これら試料のうち、試料6〜8は曲げ弾性率が3 (+
00 Kp/7以下となってしまい、また試料13゜1
4.20はアイノット衝撃値が2八グーα々(23℃)
以下となってしまうため、バンパー等の自動車部品には
適さない。
00 Kp/7以下となってしまい、また試料13゜1
4.20はアイノット衝撃値が2八グーα々(23℃)
以下となってしまうため、バンパー等の自動車部品には
適さない。
次に、各試料(二対して 図示の如きプラズマ発生装置
によりプラズマ処理を行った。
によりプラズマ処理を行った。
プラズマ発生装置は被処理対mAを収容する真空釜l金
持ち、その釜内金ポンプ2で減圧し、ガスボンベ3から
空気、酸素、窒素、アルゴン。
持ち、その釜内金ポンプ2で減圧し、ガスボンベ3から
空気、酸素、窒素、アルゴン。
ヘリウム等のガスを配f4を通してプラズマ発生部5に
送り、マイクロ発生器6からのマイクロ波によりガスを
プラズマ状態にして吹出口・7より釜内に放出するもの
である。二の装置内に160(M長さ)X500(奥行
りX200(幅)wmの外形寸法で肉厚を約45町均−
の断面略U字状に成形したバンパーを試料Aとして収容
し、次の条件でプラズマ処理1〜fc0 真空圧カニ 0.5 tnrr マイクロ波発生出カニ7KW ;炉用カス:空気 ガス流8i : 5000 cc/min処理時間:6
0sec プラズマ処理後、各試料の表面にはウレタン系塗料(R
−263,日本ビーケミカル社喪)で全面塗装を施し、
80’CX 1 hrの乾燥処理を行ったっ次に、各試
料の表面に1.5 m幅で縦、横11本づつのカットを
ナイフで入れ、その面にニチバンセロデープ24m巾を
貼着すると共に、面に対して略90′の角度で引上げて
塗装の剥離の有唇を調べる密着度テストを行なった。そ
の結果は表2で示す通りである。なe、表2カなかで自
vI車部品としての適性」は、自動車に取付けた場合に
部品としての機能全署し7〈損なわないかの評価である
。
送り、マイクロ発生器6からのマイクロ波によりガスを
プラズマ状態にして吹出口・7より釜内に放出するもの
である。二の装置内に160(M長さ)X500(奥行
りX200(幅)wmの外形寸法で肉厚を約45町均−
の断面略U字状に成形したバンパーを試料Aとして収容
し、次の条件でプラズマ処理1〜fc0 真空圧カニ 0.5 tnrr マイクロ波発生出カニ7KW ;炉用カス:空気 ガス流8i : 5000 cc/min処理時間:6
0sec プラズマ処理後、各試料の表面にはウレタン系塗料(R
−263,日本ビーケミカル社喪)で全面塗装を施し、
80’CX 1 hrの乾燥処理を行ったっ次に、各試
料の表面に1.5 m幅で縦、横11本づつのカットを
ナイフで入れ、その面にニチバンセロデープ24m巾を
貼着すると共に、面に対して略90′の角度で引上げて
塗装の剥離の有唇を調べる密着度テストを行なった。そ
の結果は表2で示す通りである。なe、表2カなかで自
vI車部品としての適性」は、自動車に取付けた場合に
部品としての機能全署し7〈損なわないかの評価である
。
表2
この試験の給米から判るように、試料18のホ’J 7
” d ピレン4o重璽m、エチレンプロピレしラバー
またはエナレンブロビレンジエンラハー40重重部、タ
ルク等の無礪質粉末20東量部から試料19のポリプロ
ピレン30重着部、エチレンプロピレンラバーまたは玉
子しンプロビレンジエンラバー40重責部、タルク等の
無機質粉末30重量部まで・力合成樹目旨で形成したバ
ンパーが塗装密者性、自動車部品としての適正を備える
ものである。
” d ピレン4o重璽m、エチレンプロピレしラバー
またはエナレンブロビレンジエンラハー40重重部、タ
ルク等の無礪質粉末20東量部から試料19のポリプロ
ピレン30重着部、エチレンプロピレンラバーまたは玉
子しンプロビレンジエンラバー40重責部、タルク等の
無機質粉末30重量部まで・力合成樹目旨で形成したバ
ンパーが塗装密者性、自動車部品としての適正を備える
ものである。
以上の如く、本発明に係る樹脂成形品の組成材料に依れ
ば、プラズマ処理で塗膜密着性のよいしかも自動車部品
として用いるに適した樹脂成形品を得ることができる。
ば、プラズマ処理で塗膜密着性のよいしかも自動車部品
として用いるに適した樹脂成形品を得ることができる。
図面は、樹脂成形品の茂面に前処理を施すプラズマ発生
装イノ)模式説明図でちる。 A:樹脂成形品、】:X空釜、2:真窒ボン−1,3:
カスボノベ、4:へ己管、5.プラズマ発生部、6:マ
イクロ波発生4.7;吐出口。
装イノ)模式説明図でちる。 A:樹脂成形品、】:X空釜、2:真窒ボン−1,3:
カスボノベ、4:へ己管、5.プラズマ発生部、6:マ
イクロ波発生4.7;吐出口。
Claims (1)
- ポリプロピレンを主成分とする樹脂成形品の表面に真窒
下でプラズマを照射した後、ウレタン系塗料を塗布して
焼付は処理する樹脂成形品の組成材料でちって、ポリプ
ロピレンを30〜40重量部、エチレンプロピレンラバ
ー1&はエチレンプロピレンジェノラバーを30〜40
重量部、タルク、炭酸カルシウム、硫酸バリウム等の無
機買粉末を20〜30重量部で混合したことを特徴とす
る樹脂成形品の組成材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57092306A JPS58208338A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 自動車用樹脂バンパーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57092306A JPS58208338A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 自動車用樹脂バンパーの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58208338A true JPS58208338A (ja) | 1983-12-05 |
JPH0219850B2 JPH0219850B2 (ja) | 1990-05-07 |
Family
ID=14050718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57092306A Granted JPS58208338A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 自動車用樹脂バンパーの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58208338A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01301433A (ja) * | 1988-05-26 | 1989-12-05 | Daikyo Inc | プラスチック製バンパーの表皮部材 |
KR970042763A (ko) * | 1995-12-30 | 1997-07-26 | 김준웅 | 피도장성이 향상된 폴리프로필렌수지 조성물 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04116644U (ja) * | 1991-03-28 | 1992-10-19 | 愛知機械工業株式会社 | 燃料噴射制御システム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5682827A (en) * | 1979-12-11 | 1981-07-06 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Surface treatment of propylene composite resin molded article |
JPS5734950A (en) * | 1980-08-11 | 1982-02-25 | Dainippon Ink & Chemicals | Vessel in polyolefin |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP57092306A patent/JPS58208338A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5682827A (en) * | 1979-12-11 | 1981-07-06 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | Surface treatment of propylene composite resin molded article |
JPS5734950A (en) * | 1980-08-11 | 1982-02-25 | Dainippon Ink & Chemicals | Vessel in polyolefin |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01301433A (ja) * | 1988-05-26 | 1989-12-05 | Daikyo Inc | プラスチック製バンパーの表皮部材 |
KR970042763A (ko) * | 1995-12-30 | 1997-07-26 | 김준웅 | 피도장성이 향상된 폴리프로필렌수지 조성물 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0219850B2 (ja) | 1990-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Hall et al. | Activated gas plasma surface treatment of polymers for adhesive bonding | |
EP1112391B1 (en) | Modulated plasma glow discharge treatments for making superhydrophobic substrates | |
US6649222B1 (en) | Modulated plasma glow discharge treatments for making superhydrophobic substrates | |
JPH06228345A (ja) | プロピレン系樹脂組成物成形品の表面処理方法及び塗装方法 | |
GB1565674A (en) | Crosslinkable porous polymer powder and laminate | |
JPS58208338A (ja) | 自動車用樹脂バンパーの製造方法 | |
US5273789A (en) | Method of treating surface of molded article of polypropylene resin and method of coating said molded article with paint | |
JPS61221236A (ja) | 塗装前処理方法 | |
EP0302938A1 (en) | Coated styrene resin vessel and process for its production | |
JPS58208340A (ja) | 自動車用樹脂バンパーの製造方法 | |
JPS58208339A (ja) | 自動車用樹脂バンパーの製造方法 | |
JPS59105032A (ja) | 自動車用外装部品 | |
JPS58208337A (ja) | 自動車用樹脂バンパーの製造方法 | |
US4055695A (en) | Foamed polyolefine films | |
JPS60166332A (ja) | 樹脂成形物の表面処理方法 | |
Akovali et al. | Plasma surface modification of propylene‐based polymers by silicon and tin‐containing compounds | |
US6075086A (en) | Polypropylene resin composition and method for coating molded products of the resin composition | |
JPS57207625A (en) | Surface treatment of molded product of propylene resin composite material | |
JP2000290768A (ja) | 蒸着バリヤー性フィルムの製造方法 | |
JPS6228814B2 (ja) | ||
JPH0218436A (ja) | 塗装用ポリプロピレン樹脂組成物 | |
JPS58147433A (ja) | 合成樹脂成形面のプラズマ処理方法 | |
JPH0224855B2 (ja) | ||
JPH06122775A (ja) | ポリプロピレン系樹脂成形品の表面処理方法及び該成形品の塗装方法 | |
JPH04218547A (ja) | ポリプロピレン樹脂組成物及びその成形物の塗装方法 |