JPS58207567A - 可変容量形液圧装置 - Google Patents
可変容量形液圧装置Info
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- JPS58207567A JPS58207567A JP57090870A JP9087082A JPS58207567A JP S58207567 A JPS58207567 A JP S58207567A JP 57090870 A JP57090870 A JP 57090870A JP 9087082 A JP9087082 A JP 9087082A JP S58207567 A JPS58207567 A JP S58207567A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- pressure
- discharge
- valve device
- control
- Prior art date
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/38—Control of exclusively fluid gearing
- F16H61/40—Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、可変容量形液田装置、詳しくは可変制御要素
と、該要素の変位量を調節する操作プランジャとをもっ
た1対の第1及び第2ポンプ及びこれら各ポンプの前記
操作プランジャに対し、これら各操作プランジャを制御
する1対の第1及び第2制御弁装置を備え、前記制御弁
装置による前記操作プランジャの制御により、前記可変
制御要素の変位量を調節して前記各ポンプを個別に定馬
力制御を行うごとくした可変容量形液王装置に関する。 従来、1対の第1及び黄2ポンプを用いた液圧装置番こ
おいて、前記各ポンプを例えばエンジン駆動による一つ
の動力源で駆動する場合には、前記動力源の出力範囲内
で両ポンプを駆動させるため、前記各ポンプの出力のト
ータルが所定馬力を越えないようにするために、個別定
馬力制御若しくは相互クロス全馬力制御が用いられてい
るのである0個別定馬力制御を用いたものは前記各ポン
プに個別に出力を設定してそれぞれ定馬力制御を行うと
共に、各ポンプに個別に設定された出力の合計か前記動
力源の出力範囲内であるようにしているのである。 他方、相互クロス全馬力制御を用いたものは前記動力源
の出力範囲内で各ポンプが駆動できるようにするために
、前記各ポンプの出力のトータルが、所定馬力を越えな
いようにサンメーション制御を行っているのである。 しかしながら、個別定馬力制御を用いた前記液圧装置に
あっては、一方の第1ポンプの吐出圧力、吐出流量が、
他方の第2ポンプの吐出圧力の影響を受けないという利
点かある反面、例えば一方の第1ポンプの出力が同ポン
プの設定出力を下まわっていても、他方の第2ポンプの
出力は当然当初に設定された該ポンプの設定定馬力を越
えられないのであるから、前記動力源の出力にゆとりが
あるにもか\わらず、前記第2ポンプでそれを有効に利
用した設定定馬力以上の大出力を得るということができ
ない欠点を有している。又、相互クロス全馬力制御を用
いた液圧装置にあっては、逆に各ポンプが前記動力源の
出力範囲内で駆動すると共に、前記各ポンプの出力のト
ータルが所定馬力を越えないようにサンメーション制御
を行っているのであるから、前記動力源の出力を有効に
利用して一方のポンプで大出力を得られる利点があると
共に、一方の第1ポンプの吐出圧力・流量か他方の第2
ポンプの吐出圧力の影響を常に受けるのであり、従って
各ポンプは安定した出力が得らnず正確な作業ができな
いという欠点を有しているのである。 そこで本発明の目的とするところは、上記した個別定馬
力制御の一方のポンプの吐出圧カー吐出流量が他方のポ
ンプの吐出圧力の影響を受けないという利点を有しなが
ら、しかも動力源の出力を有効に利用して一方のポンプ
で大出力を得ようとするものである。即ち、一方のポン
プの出力が設定定馬力以下である場合は、該ポンプの吐
出圧ガー吐出憧は他方のポンプの吐出出力の影うを全く
受けないという個別定馬力制御の利点と共に前記他方の
ポンプの吐出圧力が設定圧力より小さい場合には、前記
動力源の出力を有効に利用して前記一方のポンプのIl
t出正出御カー吐出量特性大させることによって前記一
方のポンプで設定心1以上の出力が出せるという相互ク
ロス馬力制御の利点をも取り入れた可変容量液圧装置を
提供することにある。 即ち、本発明は可変制御要素と、該要素の変位量を調整
する操作プランジャとをもった1対の第1及び第2ポン
プ及びこれら各ポンプの前記操作プランジャに対応し、
これら各操作プランジャを制御する1対の第1及び第2
制御弁装置を備え、前記各制御弁装置の動作で、前記各
ポンプを個別に定馬力制御するごとくした可変容量液圧
装置であって、前記ポンプの少なくとも一方の第1ポン
プ側に所定の設定圧力で切換動作する切換弁を設けると
共に、前記第1ポンプに対応する前記第1制御弁装置に
設定定馬力より大きな吐出向−叱出量特性に変換する特
性変換部を形成して、該変換部に操作通路を設け、該操
作通路に前記切換弁を介装する一方、前記切換弁に、前
記第2ポンプの吐出圧力を作用させ、該吐出圧力か、前
記切換弁の設定圧力以下のとき、前記第1ポンプの吐E
カー吐出量特性を増大する如(成すことによって、前記
各ポンプを個別定馬力制御を行うとともに、前記第2ポ
ンプの吐出圧力が切換弁装置の前記設定圧力以下に下が
った時は、切換弁装置か作動し、前記第1ポンプの吐出
圧カー吐出量特性を増大させろことを特徴とする可変容
量液圧装置である。 以下、本発明装置の実施例を図面に基づいて説明する。 本発明の基本構造は、第1因に示したごと(可変制御要
素となる斜板(IJ、(2)と、該斜板(1)、(2)
の傾斜角を調整する操作プランジャC6)、(4)とを
もった主として斜板式アキシャルピストンポンプから成
る1対の第1及び第2ポンプ(AJ f (B)と、こ
れら各ポンプ(A)l (B)の前記プランジャ(3)
、(4)に対応し、これらプランジャ(3)、C4)を
制御する1対の第1及び第2制御弁装置[B) 、 (
IF]及び前記ポンプ(A)# (B)の少な(とも一
方の第1ポンプ(A)側に設ける切換弁装置(a)とか
ら成るもので、前記第1ポンプ(A)に対応する前記第
1制御弁装置(KJに、後記する特性変換部を形成して
、この変換部に接続する操作通路に、前記切換弁(C)
を介装し、また、前記切換弁装置(C)に前記第2ポン
プCB)の吐出圧力を作用させて、該吐出圧力の変化で
動作するごとく成し、第2ポンプCB)の吐出圧力か低
いとき、第1ポンプ(k)の吐出圧カー吐出量特性を増
大するごとく成したものである。 更に詳記すると、前記ポンプ(A)t (n)は、第2
図のごとく一つのハウジング(31)内に組込むのであ
って、前記ハウジング(31)内に、軸受C52)、(
3!l)を介して、一本の駆動軸(34)を支持し、こ
の駆動軸(64)に、前記各ポンプ(AJ f (B)
を構成するシリンダブロック(65)、(36)をスプ
ライン結合すると共に、これら各シリンダブロック(3
5)、(66)ごとに、前記斜板(1)、(2)を同一
傾斜方向に取付けるのである。 前記シリンダブロック(35)、(36)は、それぞれ
多数のピストン(37)、(38)を往復動自由艷設け
ており・0れら各′″′7. ドア (37)、(38
)の頭部が、リティナにより支持されたシューを介して
前記斜板(1)、(2)にそれぞれ接触している。 この斜板(1)、(2)は、トラニオン軸(39)、(
40)を介して、一定の傾斜角の範囲で、揺動自由に支
持され、180°変位した位置にピン結合した連結ロフ
ト(41)、(42)を介して、前記斜板(1)、(2
)を最大傾斜角となる方向に押圧する前記サーボプラン
ジャ(46)、(44)と、斜−(1)、(2)の傾斜
角を調整する操作プランジャ(3)、(4)とにそれぞ
□れ連結している。 前記サーボプランジャC43)、(44)は、何れも操
作プランジャ(3)、(4)よす径カ小さくなっていて
、前記ハウジング(31)のエンドキャップ(311L
)に固定した筒体(45)に移動自由に支持され、第2
図左側に示したごとく前記筒体(45)と、前記プラン
ジャ(43)の頭部との間にスプリング(46〕を介装
すると共に、前記プランジャ(46)の背面室(43a
)には、前記ポンプ(A)の吐出側圧方が作用するごと
く構成している。尚サーボプランジャ(44)について
は、第2図に示していないが、前記サーボプランジャ(
46)と同じである。 また、前記操作プランジャ(3)、(4)は、第2図左
側に示したごと(エンドキャップ(61&)に固定の筒
体(47)に移動自由に支持されている。 しかして、前記操作プランジャ(3,1、(4)に制御
通路(22)、(23)からの制御圧が作用していない
場合には、前記斜板(IJ 、 (2)はその傾斜角が
何れも最大となり、最大吐出量か得られるようになり、
また、前記操作プランジャ(3)、(4)に制御圧が作
用すると、前記斜板(1)、(2)の傾斜角が調整され
、その傾斜角に見合った吐出量が得られるようになるの
であって、前記各ポンプ(A)t CB)は、近似定馬
力特性に制御できるのである。 又、第1図に示した実m例は、前記切換弁装置(0)を
、前記第1ポンプ(A)に対応して設ける他、前記第2
ポンプCB)にも切換弁装置(D)を設けたものである
。 しかして、これら切換弁装置(0) * (D )は同
じ構成であるが、先ず、切換弁装置(0)について説明
する。この切換弁装置(C)は、第1ポンプ(ン)に対
応して設けるのであって、第1図及び第6図に示したご
と(内腔部(48)をもった切換弁本体(49)の前記
内腔部(48)にスプール(5)を移動自由に内装し、
前記弁本体(49)に前記内腔部(48)と連通ずるば
ね室(50〕をもったばねIf(51)を螺合手段によ
り結合し、このバネIf(51)のバネ室(50)に、
主としてコイルばねから成る押圧体(8〕を内装するの
である。 又、前記スプール(5〕は2ランド形式として、該スプ
ール(5)の背面を、第2ポンプ(Bプの吐出圧を受け
る受圧rkJ(5a)とするのであって、前記スプール
(5)の背向室には、fJ2ポンプCB)の吐出通路(
53)と連通ずる連通路(10)を接続するのである。 そして、前記弁本体(49)には、前記スプール(5)
が前記受圧面(5a〕に作用する第2ポンプCB)の吐
出圧により、前記押圧体(8〕に抗して移動するとき開
くポート(49a)を設けて、該ポート(49a)を操
作通路(14)に連通させると共に、前記弁本体(49
月こ前言上第1ポンプ(A)の吐出通路(52)と連通
する連通路(12)を接続するのである。 しかして、以上の構成において、前記スプール(5〕の
ランドと、前記ポート(49a)とは0ラツプとしてお
り、前記スプール(5)の移動により可変オリフィスを
形成するのであって、このオリフィスの開口により、前
記操作通路(14〕が連通路(12)と連通し、第1ポ
ンプ(A)の吐出流体を、後記する第1制御弁装置(K
)に導くのである。 又切換弁装置(D)は第2ポンプ(B)に対応して設け
るもので、前記切換弁装置(0)と同様、スプール(6
)を用い、該スプール(6)に第1受圧面(6&)を形
成すると共に、弁本体(49)に押圧体(9)を内装し
、かつ、操作通路(15)に接続し、前記スフー−ル(
6)のランドとにより可変オリフィスを形成するポート
(49b)を形成すると共に、前記弁本体(49)に、
第1ポンプ(A)の吐出通路(52〕と連通ずる連絡路
(11〕と、第2ポンプCB)の吐出通路〔53〕と連
通する連絡路(16〕を接続したものである。 尚、前記バネ室(50〕には、タンク(T)k連通ずる
ドレジ通路(55〕を設けている。 又、前記第1及び第2制御弁装置CE)、CF〕は、各
ポンプ(A)f CB)ごとに設けるのであって、第1
図に示したものは、各ポンプ(A)、CB)ごとに前記
切換弁装置(0)I (D)を設けたから、前記制御弁
装置(11# (F)は同じ構成となっている。 先ず、第1ポンプ(A)に対応して設ける第1制御弁装
置CB)について説明する。 この制御弁装置(1)は、第1図及び第4図に示した通
り、内腔g(56)をもった弁本体(57)の前記内腔
部(56)に、スリーブ(58)とシリンダ
と、該要素の変位量を調節する操作プランジャとをもっ
た1対の第1及び第2ポンプ及びこれら各ポンプの前記
操作プランジャに対し、これら各操作プランジャを制御
する1対の第1及び第2制御弁装置を備え、前記制御弁
装置による前記操作プランジャの制御により、前記可変
制御要素の変位量を調節して前記各ポンプを個別に定馬
力制御を行うごとくした可変容量形液王装置に関する。 従来、1対の第1及び黄2ポンプを用いた液圧装置番こ
おいて、前記各ポンプを例えばエンジン駆動による一つ
の動力源で駆動する場合には、前記動力源の出力範囲内
で両ポンプを駆動させるため、前記各ポンプの出力のト
ータルが所定馬力を越えないようにするために、個別定
馬力制御若しくは相互クロス全馬力制御が用いられてい
るのである0個別定馬力制御を用いたものは前記各ポン
プに個別に出力を設定してそれぞれ定馬力制御を行うと
共に、各ポンプに個別に設定された出力の合計か前記動
力源の出力範囲内であるようにしているのである。 他方、相互クロス全馬力制御を用いたものは前記動力源
の出力範囲内で各ポンプが駆動できるようにするために
、前記各ポンプの出力のトータルが、所定馬力を越えな
いようにサンメーション制御を行っているのである。 しかしながら、個別定馬力制御を用いた前記液圧装置に
あっては、一方の第1ポンプの吐出圧力、吐出流量が、
他方の第2ポンプの吐出圧力の影響を受けないという利
点かある反面、例えば一方の第1ポンプの出力が同ポン
プの設定出力を下まわっていても、他方の第2ポンプの
出力は当然当初に設定された該ポンプの設定定馬力を越
えられないのであるから、前記動力源の出力にゆとりが
あるにもか\わらず、前記第2ポンプでそれを有効に利
用した設定定馬力以上の大出力を得るということができ
ない欠点を有している。又、相互クロス全馬力制御を用
いた液圧装置にあっては、逆に各ポンプが前記動力源の
出力範囲内で駆動すると共に、前記各ポンプの出力のト
ータルが所定馬力を越えないようにサンメーション制御
を行っているのであるから、前記動力源の出力を有効に
利用して一方のポンプで大出力を得られる利点があると
共に、一方の第1ポンプの吐出圧力・流量か他方の第2
ポンプの吐出圧力の影響を常に受けるのであり、従って
各ポンプは安定した出力が得らnず正確な作業ができな
いという欠点を有しているのである。 そこで本発明の目的とするところは、上記した個別定馬
力制御の一方のポンプの吐出圧カー吐出流量が他方のポ
ンプの吐出圧力の影響を受けないという利点を有しなが
ら、しかも動力源の出力を有効に利用して一方のポンプ
で大出力を得ようとするものである。即ち、一方のポン
プの出力が設定定馬力以下である場合は、該ポンプの吐
出圧ガー吐出憧は他方のポンプの吐出出力の影うを全く
受けないという個別定馬力制御の利点と共に前記他方の
ポンプの吐出圧力が設定圧力より小さい場合には、前記
動力源の出力を有効に利用して前記一方のポンプのIl
t出正出御カー吐出量特性大させることによって前記一
方のポンプで設定心1以上の出力が出せるという相互ク
ロス馬力制御の利点をも取り入れた可変容量液圧装置を
提供することにある。 即ち、本発明は可変制御要素と、該要素の変位量を調整
する操作プランジャとをもった1対の第1及び第2ポン
プ及びこれら各ポンプの前記操作プランジャに対応し、
これら各操作プランジャを制御する1対の第1及び第2
制御弁装置を備え、前記各制御弁装置の動作で、前記各
ポンプを個別に定馬力制御するごとくした可変容量液圧
装置であって、前記ポンプの少なくとも一方の第1ポン
プ側に所定の設定圧力で切換動作する切換弁を設けると
共に、前記第1ポンプに対応する前記第1制御弁装置に
設定定馬力より大きな吐出向−叱出量特性に変換する特
性変換部を形成して、該変換部に操作通路を設け、該操
作通路に前記切換弁を介装する一方、前記切換弁に、前
記第2ポンプの吐出圧力を作用させ、該吐出圧力か、前
記切換弁の設定圧力以下のとき、前記第1ポンプの吐E
カー吐出量特性を増大する如(成すことによって、前記
各ポンプを個別定馬力制御を行うとともに、前記第2ポ
ンプの吐出圧力が切換弁装置の前記設定圧力以下に下が
った時は、切換弁装置か作動し、前記第1ポンプの吐出
圧カー吐出量特性を増大させろことを特徴とする可変容
量液圧装置である。 以下、本発明装置の実施例を図面に基づいて説明する。 本発明の基本構造は、第1因に示したごと(可変制御要
素となる斜板(IJ、(2)と、該斜板(1)、(2)
の傾斜角を調整する操作プランジャC6)、(4)とを
もった主として斜板式アキシャルピストンポンプから成
る1対の第1及び第2ポンプ(AJ f (B)と、こ
れら各ポンプ(A)l (B)の前記プランジャ(3)
、(4)に対応し、これらプランジャ(3)、C4)を
制御する1対の第1及び第2制御弁装置[B) 、 (
IF]及び前記ポンプ(A)# (B)の少な(とも一
方の第1ポンプ(A)側に設ける切換弁装置(a)とか
ら成るもので、前記第1ポンプ(A)に対応する前記第
1制御弁装置(KJに、後記する特性変換部を形成して
、この変換部に接続する操作通路に、前記切換弁(C)
を介装し、また、前記切換弁装置(C)に前記第2ポン
プCB)の吐出圧力を作用させて、該吐出圧力の変化で
動作するごとく成し、第2ポンプCB)の吐出圧力か低
いとき、第1ポンプ(k)の吐出圧カー吐出量特性を増
大するごとく成したものである。 更に詳記すると、前記ポンプ(A)t (n)は、第2
図のごとく一つのハウジング(31)内に組込むのであ
って、前記ハウジング(31)内に、軸受C52)、(
3!l)を介して、一本の駆動軸(34)を支持し、こ
の駆動軸(64)に、前記各ポンプ(AJ f (B)
を構成するシリンダブロック(65)、(36)をスプ
ライン結合すると共に、これら各シリンダブロック(3
5)、(66)ごとに、前記斜板(1)、(2)を同一
傾斜方向に取付けるのである。 前記シリンダブロック(35)、(36)は、それぞれ
多数のピストン(37)、(38)を往復動自由艷設け
ており・0れら各′″′7. ドア (37)、(38
)の頭部が、リティナにより支持されたシューを介して
前記斜板(1)、(2)にそれぞれ接触している。 この斜板(1)、(2)は、トラニオン軸(39)、(
40)を介して、一定の傾斜角の範囲で、揺動自由に支
持され、180°変位した位置にピン結合した連結ロフ
ト(41)、(42)を介して、前記斜板(1)、(2
)を最大傾斜角となる方向に押圧する前記サーボプラン
ジャ(46)、(44)と、斜−(1)、(2)の傾斜
角を調整する操作プランジャ(3)、(4)とにそれぞ
□れ連結している。 前記サーボプランジャC43)、(44)は、何れも操
作プランジャ(3)、(4)よす径カ小さくなっていて
、前記ハウジング(31)のエンドキャップ(311L
)に固定した筒体(45)に移動自由に支持され、第2
図左側に示したごとく前記筒体(45)と、前記プラン
ジャ(43)の頭部との間にスプリング(46〕を介装
すると共に、前記プランジャ(46)の背面室(43a
)には、前記ポンプ(A)の吐出側圧方が作用するごと
く構成している。尚サーボプランジャ(44)について
は、第2図に示していないが、前記サーボプランジャ(
46)と同じである。 また、前記操作プランジャ(3)、(4)は、第2図左
側に示したごと(エンドキャップ(61&)に固定の筒
体(47)に移動自由に支持されている。 しかして、前記操作プランジャ(3,1、(4)に制御
通路(22)、(23)からの制御圧が作用していない
場合には、前記斜板(IJ 、 (2)はその傾斜角が
何れも最大となり、最大吐出量か得られるようになり、
また、前記操作プランジャ(3)、(4)に制御圧が作
用すると、前記斜板(1)、(2)の傾斜角が調整され
、その傾斜角に見合った吐出量が得られるようになるの
であって、前記各ポンプ(A)t CB)は、近似定馬
力特性に制御できるのである。 又、第1図に示した実m例は、前記切換弁装置(0)を
、前記第1ポンプ(A)に対応して設ける他、前記第2
ポンプCB)にも切換弁装置(D)を設けたものである
。 しかして、これら切換弁装置(0) * (D )は同
じ構成であるが、先ず、切換弁装置(0)について説明
する。この切換弁装置(C)は、第1ポンプ(ン)に対
応して設けるのであって、第1図及び第6図に示したご
と(内腔部(48)をもった切換弁本体(49)の前記
内腔部(48)にスプール(5)を移動自由に内装し、
前記弁本体(49)に前記内腔部(48)と連通ずるば
ね室(50〕をもったばねIf(51)を螺合手段によ
り結合し、このバネIf(51)のバネ室(50)に、
主としてコイルばねから成る押圧体(8〕を内装するの
である。 又、前記スプール(5〕は2ランド形式として、該スプ
ール(5)の背面を、第2ポンプ(Bプの吐出圧を受け
る受圧rkJ(5a)とするのであって、前記スプール
(5)の背向室には、fJ2ポンプCB)の吐出通路(
53)と連通ずる連通路(10)を接続するのである。 そして、前記弁本体(49)には、前記スプール(5)
が前記受圧面(5a〕に作用する第2ポンプCB)の吐
出圧により、前記押圧体(8〕に抗して移動するとき開
くポート(49a)を設けて、該ポート(49a)を操
作通路(14)に連通させると共に、前記弁本体(49
月こ前言上第1ポンプ(A)の吐出通路(52)と連通
する連通路(12)を接続するのである。 しかして、以上の構成において、前記スプール(5〕の
ランドと、前記ポート(49a)とは0ラツプとしてお
り、前記スプール(5)の移動により可変オリフィスを
形成するのであって、このオリフィスの開口により、前
記操作通路(14〕が連通路(12)と連通し、第1ポ
ンプ(A)の吐出流体を、後記する第1制御弁装置(K
)に導くのである。 又切換弁装置(D)は第2ポンプ(B)に対応して設け
るもので、前記切換弁装置(0)と同様、スプール(6
)を用い、該スプール(6)に第1受圧面(6&)を形
成すると共に、弁本体(49)に押圧体(9)を内装し
、かつ、操作通路(15)に接続し、前記スフー−ル(
6)のランドとにより可変オリフィスを形成するポート
(49b)を形成すると共に、前記弁本体(49)に、
第1ポンプ(A)の吐出通路(52〕と連通ずる連絡路
(11〕と、第2ポンプCB)の吐出通路〔53〕と連
通する連絡路(16〕を接続したものである。 尚、前記バネ室(50〕には、タンク(T)k連通ずる
ドレジ通路(55〕を設けている。 又、前記第1及び第2制御弁装置CE)、CF〕は、各
ポンプ(A)f CB)ごとに設けるのであって、第1
図に示したものは、各ポンプ(A)、CB)ごとに前記
切換弁装置(0)I (D)を設けたから、前記制御弁
装置(11# (F)は同じ構成となっている。 先ず、第1ポンプ(A)に対応して設ける第1制御弁装
置CB)について説明する。 この制御弁装置(1)は、第1図及び第4図に示した通
り、内腔g(56)をもった弁本体(57)の前記内腔
部(56)に、スリーブ(58)とシリンダ
【59】と
を移動自由に内装し、前記スリーブ(58)にスプール
(16)を移動自由に保持させ、前記シリンダ(59)
に、制御ピストン(18〕を移動自由に保持して、この
ピストン(18)の前端面を、前記スプール(16)の
背面に対向させ、前記ピストン(18)の前端部及びス
プール(16)の背面部を、前記スJ−ブ(58〕とシ
リンダ(59)との間に形成する ・ドレン室(28〕
に臨ませるのであり、そして、前記弁本体(57)に、
前記内腔ff1S (56)と連通するばね室(60)
をもったはね筐(61)を螺合手段により結合し、この
ばね筺(61)のばね室(60〕に主としてコイルばね
から成る押圧体(ZO)を内装したもので、前記スプー
ル(16)は2ランド形式としてその先端側ランドの外
径を後端側ランドの外径より大径とし、前記各ランド間
に第1ポンプ(A)の吐出通路(52)と連通ずる連通
路(24)を開口させ、前記先端側ランドの背面に前記
第1受圧血(16&)を形成するのであり、また、前記
制御ピストン(18〕は、ピン形式としてその背向を受
圧面(18aJとし、前記シリンダ(59)に支持し、
前記ピストン(18)の背面側に、前記操作通路(14
)を開口させるのである。 また、前記スリーブ(58)には、前記スプール(16
)が前記押圧体(20)に抗して移動するとき開口する
ポート(58a)を形成し、このポー)(58a)を前
記操作プランジャ(6)の背向室に連通ずる制御通路(
22)に接続するのであって、前記スプール(16)の
受圧面(16&)又はこの受圧面(16&)と前記制御
ピストン(18〕の受圧面(18a)とに作用する流体
の押力により、前記スプール(16)か、前記押圧体(
20〕に抗して移動するとき、前記ポート(58a)と
前記スプール(16)の先端側ランドとの間に可変オリ
フィスが形成され、このオリフィスを介して前記連通路
〔24〕が前記制御通路(22〕に連通ずることになる
のである。 以上の構成において、前記操作通路(14)からの流体
の作用で作動する制御ピストン(18)が特性変換部を
構成するもので、第1図及び第4図に示したものは、前
記押圧体(20)を、前記スプール(16)の受圧向(
16t&)と前記制御ピストン(18)の受圧面(18
aJとにそれぞれ吐出圧力及び制御圧が作用した大部で
、第1ポンプl)を一定の定馬力特性にコントロールで
きるように成し、前記制御ピストン(18)が作動しな
いとき、前記押圧体(20〕で設定した設定定馬力より
大きな吐出圧介吐出量特性に変換できるように成してい
る。 又、前記シリンダ(59)は、第1図に示したごとくフ
ィードバック機構に連動的に連結させるのであって、そ
の背面側は、前記弁本体(57)の内腔部(56)から
外部に突出している。 前記フィードバック機構は、リンク機構から成り、第1
図に概略的に示した通り、リンク(62)の一端を、前
記弁本体(57〕にピン(63〕を介して枢着すると共
に、前記リンク(62)の他端にピン〔64〕を介して
リンク(65)をピボッタブルに連結し、このリンク(
65)を、ピン〔66〕を介して前記斜板(1〕又は(
2〕に枢着する一方、前記リンク(62)の中間部にピ
ン(67)を介してローラー(68つを回転自由に取付
け、このローラー(68)を前記シリンダ(59)の端
面に接触させて構成している。 、 尚、前記第2ポンプ(B)に対応して設ける第2
制御弁装置(P)も、以上説明した第1制御弁装置(m
l)と同じ構造であって、説明を簡略化するため第1図
で、は第1制御弁装置(Ie)と同一符号を用いている
。 又、以上説明した構成において、前記押圧体(20)に
より設定する前記第1及び第2ポンプ(A)# (B)
のそれぞれの設定定馬力値の和は動力源の最大出方以下
に成しであるのである。 そして、押圧体(20〕のバネ力は前記スプール(16
)の受圧Lfi(16a)と制御ピストン(18)の受
圧di(18a)との両方の受圧[fi(16& )
、 (18& )に対応して各ポンプ(&)、(B)が
所定の設定定馬力−になるごとく設定するのであり、又
前記スプール〔16〕の受圧面(16a)と制御ピスト
ン(18)の受圧向(18a)の面積比は各制御弁装置
(1!i)# (F)における特性変換部が吐出圧カー
吐出量特性を増大させる割合に対応して決定するのであ
って、前記増大させられた吐出圧カー吐出線特性におけ
る最大出力が、そのポンプ(A)又は(B)における設
定定馬力と切換弁装置(a)又はCD)の切換設定圧力
に対応した他のポンプCB)又は(0)の出力との和が
動力源の最大出方を越えないように成しであるのである
。 例えば、動力源の最大出方が80馬方であって、各制御
弁装置(K)I C?)による各ポンプ(1)l (B
)の設定定馬力をそれぞれ40馬力とし、さらに各ポン
プ(A)又は(B)において増大した吐出圧カー吐出量
特性の最大出力が各々60馬力とする場合には、各切換
弁装置(C)。 CD)の切換設定圧力を、各ポンプ(A) 、 CB)
の出力20馬力に相当する吐出圧力とするのである。 又、この場合、制御弁装置(K)t (F)にあけるス
プール(16〕の受圧面(16aJの面積と制御ピスト
ン(18)の受圧面 (18a)&の比は2:1となる
のである。 次に、以上の如く構成した液圧装置の作動について説明
する。 第1ポンプ(A)に注目して説明を行う、先ず、第2ポ
ンプCB)の吐出圧力が前記切換弁装置(0)の設定圧
力すなわち出力20馬力に相当する圧力以下の時は、前
記連絡路(10)を通じて前記受圧面(5a)に作用す
る第2ポンプ(B)の吐出圧による押力は、前記押圧体
(8)のバネ力に抗してスプール(4)を移動させるこ
とができないので、前記可変オリスイスが閉じ操作通路
(14)は連絡路(12)と遮断されると共に前記ポー
ト(49a)力)ら、切換弁装置(0)のバネ室(50
)、及びドレン通路(55)を経てタンク(T)に連通
している。 従って、制御弁装置(E)において、前記特性変換部を
構成する前記制御ピストン(18)の受圧面(18a)
には制御圧が作用せず、前記制御ピストン〔18〕は静
止状態に保持されるのであって、・前記制御弁装置(T
f、)の押圧体(20)は、前記スプール(16)の受
圧面(16EL)に作用する前記第1ポンプ(A)の吐
出圧力がよる押力とのみに対抗し、前記押圧体(20う
で設定する定馬力特性が増大するのである。!Dち、第
1ポンプ(A)の・吐出圧力か出力60馬力に相当する
圧力を越えない範囲内では押圧体(20)か前記スプー
ル(16)の受圧面(161L)に慟(流体の押力との
み対抗するから、第1ポンプ(八〕の吐出圧力が、前記
押圧体(20)で設定する40馬力に相当する圧力とな
っても、スプール(16)は、前記押圧体(20)に抗
して移動できず制御通路(22〕は第1ポンプ吐出繕(
52)と連通ずる連絡路(24)と遮断されていると共
に亀バネ室(60)を通じてタンク(T)と連通するこ
とになる。従って、第1ポンプ(A)の流量は最大流量
となるのである。 しかし、この状態で第1ポンプ(AJの吐出圧が出力6
0馬力に相当する圧力を越えると前記スプール(16)
の受圧面(16&)に働(流体の押力は押圧体(20〕
の押力に抗してスプール(16〕を移動させ、制御通路
(22)をバネ蚕(60〕と遮断すると共に、前記スプ
ール(16)の先端ランドと制御通路との間・に形成す
るオリフィスを開き、前記制御通路(22)が連絡路(
24〕と連通ずるのである。従って第1ポンプ(ム〕の
吐出圧力は、前記オリフィスにより制御圧となって、制
御導路(22)を介して操作プランジャ(3)に働き、
斜板(1)の傾斜角を調整し ・、第1ポンプ(l
の出力が60馬力になるまで吐出流量を減少させるので
ある。!Eち、第2ポンプの吐出圧力が切換弁装置の設
定圧力、この実施例では出力20馬力相当の吐出圧力以
下のときは第1ポンプの最大出力は設定出力より増大し
た60馬力となり、その出力で定馬力制御されるのであ
る。 尚、前記斜板(1)が傾動すると、前記フィードバック
機構におけるリンク(62)、(65〕も動作し、前記
シリンダ〔59〕を前記押圧体(20)の方向に動かす
のであって、このシリンダ(59)の移動により、前記
すリフイスの開口面積は減少させられるのである。従っ
て、以上のフィードバックにより、前記斜板(1)の傾
斜角が必要以上に小さくなろうとする動作を抑制でき、
前記斜板(1)の傾動を正確に行なえるのである。 次に、第2ポンプCB)の吐出圧力が切換装置(0)の
設定圧力を越えた場合は、切換装置(C〕の受圧面(5
a)に働く第2ポンプ(B)の吐出圧力による押力が押
圧体(8)に抗してスプール(5〕を押圧体(8)のバ
ネ力に均合う所まで移動させることによって操作通路(
14)をバネ室(50)と遮断すると共に、スプール(
5)。 の先端ランドと操作通路(14)の開口部との間に形成
する可変不リフイスを開くのである。従って、第1ポン
プ(AJの吐出流体の1部は、前記連絡路(12)、前
記オリフィス及び操作通路(14)を通じて制御装置(
K)における制御ピストン(18)の受圧面(18aJ
に作用するのである。この時、第1ポンプ(ム〕の吐出
圧力が出力40馬力に相当する圧力以下であれば前記ス
プール(16)は移動することなく、前記制御通始(2
2)か連絡1(24)と連通ずることはないのである。 従って、制御通路(22)はバネ室(5o)を介してタ
ンク(T)と連通したま\の状態であるから、操作プラ
ンジャ(6)に圧力は作用しないのである。従って、第
1ポンプ(A、lは最大吐出量で吐出することになる。 逆に第1ポンプ(A)の吐出圧力か出方40馬力相当の
圧力を越えた場合は、前記スプール(16)の受圧面(
16&)に作用する第1ポンプ(A)の吐出圧と、制碕
ピストン(18)の受圧面(18&)に作用する第1ポ
ンプ(A)からの流体の制御圧とによって、スプール〔
16〕は押圧体(20)のバネ力に逆って前方に押し出
され、制御通路(22)はバネ室(60)と遮断される
と共に、前記スプール(16)の先端ランドとボート(
38a)との間に形成する可変オリフィスか開くのであ
る。従って、前記可変オリフィス、制御通M(22)を
通って第1ポンプ(A)からの流体の1部が操作プラン
ジャ(3)に導かれて、該プランジャ〔3〕に作用し、
斜板(1)を調整するのであって、前記したフィードツ
イツタ機構と相俟って第1ポンプ(A)の吐出量を減少
させ、第1ポンプ(A)の吐出圧カー吐出量特性を60
馬力の定馬力制御の吐出圧カー吐出量特性から40馬力
のそれに移行させるのVある。 以上の如く、第1ポンプ(八)は第2ポンプ(B)の吐
出圧力が切換弁装置(0)の設定圧力以上である場合に
おいても、制御弁装[(lによって40馬力に定馬力制
御され、その吐出圧カー吐出量特性は第2ポンプCB)
の吐出圧力Iこ何ら影響されないのである。 しかも、第2ポンプ(B)の吐出圧力か切換弁装置CG
)の設定圧力以下になった場合には、制御弁装置(1)
の特性変換部の作動によって、第1ポンプ(A)は最大
出力が60馬力に増大し、その出力で定馬力制御が行な
われるのである。 以上、第1ポンプ(A−)に注目して説明を行ったが、
第2ポンプCB)についても全(同様に作動するのであ
る。 以上の実施例においては第1ポンプ(A)及び第2ポン
プCB)の設定定馬力を等しくしたが、それらは各設定
定馬力の和が動力源の最大出力を越えない範囲であれば
、その設定は自由である、又、各切換弁装置(C〕、(
D)の各設定圧力に関しても切換弁装置(0)の設定圧
力に第2ポンプ(B)の、又切換弁装置(D)の設定圧
力は第1ポンプ(A)の設定定馬力に相当する吐出圧力
の範囲内であれば選択自由である。 尚、制御弁装置(TL)lこおける金玉If](16a
)と受圧面(18a)の面積の比は第1ポンプ(A)の
設諺力及び最大必要出力の関係によって決定されるので
ある。 以上説明した実施例は、制御弁装置(1)。 CF)において前記操作通路(14)を、前記制御ピス
トン(18)の背面側に連通して、制御圧を前記制御ピ
ストン(18)の受圧面(18a、)に作用させ、そし
て押圧体(20)のバネ力をスプール(16)の受圧面
(16a)と制御ピストン(18)の受圧面(1aaJ
のそれぞれの面に慟(流体の押力の合計に対抗させ、各
ポンプ(A)? (B)を、所定の定馬力になるように
設定したか、第5図のごとく、前記操作通1(14)を
、前記スプール(16)の受圧TkJ (16a )側
に連通させ、前記制卸ピストン(18)の受圧面(18
a)側に、吐出通路(52〕に連通する連通路(24b
)を接続し、前記抑圧体(20)のバネ力を、前記制御
ピストン(18)の受圧面(18&)に働ら(吐出圧力
による押力に対抗させ、前記各ポンプ(A)#(B)の
一方又は両方を所定の定馬力となるごとく設定してもよ
い。 この場合、前記切換弁装置(0)は、スプール(5)を
6ランド形式として第2ポンプ(B)の吐出圧力が所定
圧力以下において、前記操作通路(14)が前記連通始
(12)と連通し、所定圧力を越えるとドレン通路(5
5〕を介してタンク(T)に連通ずるご゛とく成すので
あり、又、前記制御弁装置(’K )はスプール(16
)を4ランド形式として、先端ランドのみ小径とし、第
2ランドの端面に前記受圧面(16a)を形成し、先端
ランドと第2ランドとの間に前記操作通路(14)を接
続し、前記制御ピストン(18)の受圧面(18&)に
は、前記第1ポンプ(A)の吐出EEai作用するごと
(、前記受圧面(18a)側に前記連通T6(24b)
を接続するのである。 そして、第6ランドと前記スリーブ(58〕に設けるポ
ート(58a)との間に可変オリフィスを形成すると共
に、第6ランドと第4ランドとの間に、第1ポンプ(l
の吐出通路(52)と連通ずる連通路(24a)を接続
するのである。 従って、以上の構成において、第2ポンプ(B)の吐出
圧力が前記切換弁装置(C)の設定圧力以下の場合には
、前記操作通路(14)を連通路(12)に接続して、
前記スプール(16)の受圧面(16a)には制御圧が
作用し、前記押圧体(20)の押力は実質的に小さくな
り、第1ポンプ(A)の出力を前記押圧体〔20〕で設
定する定馬力特性より大きな吐出圧カー吐出量特性に変
換できるのである。即ち、この実施例では、前記受圧面
(16a)が特性変換部を構成するもので、前記受圧面
(16a)に前記操作通路(14〕からの流体で制御圧
が作用すると、前記スプール(16)が前記制御ピスト
ン(18)による押力に対抗することになり、換言する
と押圧体(20〕の押力に助力することになり、前記ス
プール(16〕に作用する制御圧による押力と押圧体(
20〕の押力との合計で前記制御ピストン(18)の吐
出圧による押力に対抗し、所定の定馬力より大きな吐出
圧カー吐出量特性を得られるのである。 又、以上説明した実施例は、斜板式ア牛シアルピストン
ポンプを用いたものであるが、本発明液圧装置は、斜軸
式ア牛シャルビストンポンプ、可変容量形ベーンポンプ
を用いて構成する場合にも適用できる。 以上の如く本発明は可変制御要素と、該要素の変位量を
調整する操作プランジャをもった1対の第1及び第2ポ
ンプ及びこれら各ポンプの前記操作プランジャに対応し
、これら各操作プランジャを制御する1対の第1及び第
2制御弁装置を備え、前記番制御弁装置の動作で、前記
各ポンプを個別に定馬力制御するごとくした可変容量形
液圧装置であって、前記ポンプの少なくとも一方の第1
ポンプ側に所定の設定圧力で切換動作する切換弁を設け
ると共に、前記第1ポンプに対応する前記第1制御弁装
置に設定定馬力より大きな吐出圧カー吐出量特性に変換
する特性変換部を形成して該変換部に操作通路を設け、
該操作通路に前記切換弁を介装する一方、前記切換弁に
、前記第2ポンプの吐出圧力を作用させ、該吐出圧力が
、前記切換弁の設定圧力以下のとき、前記第1ポンプの
吐出圧カー吐出量特性を増大するごと(したのであるか
ら、前記第2ポンプの吐出圧力が切換弁装置の設定圧力
以上である場合は、第1ポンプは対応する制御弁装置に
よって設定定馬力に制御され、その吐出動−吐出量特性
は前記第2ポンプの吐出圧力に何ら影響されることがな
いのであり、従って、前記第1ポンプは設定出力軛囲内
で前記第2ポンプの影響を受けることな(確実に所望の
出力が得られるのであり、しかも、前記第2ポンプの吐
出圧力が切換弁装置の設定圧力より低くなり、動力源に
余裕が生ずる場合は前記切換弁装置の作動で第1ポンプ
に対応する制御弁装置の特性変換部が動作し、この特性
変換部の動作により第1ポンプの出力は設定定馬力より
大きな馬力で定馬力制御されるのである。 従って、第2ポンプの出力か低く動力源に余裕があれば
、その出力を有効に利用できるのであって、第1ポンプ
において、その設定馬力より大きな出力か得られるので
ある。
を移動自由に内装し、前記スリーブ(58)にスプール
(16)を移動自由に保持させ、前記シリンダ(59)
に、制御ピストン(18〕を移動自由に保持して、この
ピストン(18)の前端面を、前記スプール(16)の
背面に対向させ、前記ピストン(18)の前端部及びス
プール(16)の背面部を、前記スJ−ブ(58〕とシ
リンダ(59)との間に形成する ・ドレン室(28〕
に臨ませるのであり、そして、前記弁本体(57)に、
前記内腔ff1S (56)と連通するばね室(60)
をもったはね筐(61)を螺合手段により結合し、この
ばね筺(61)のばね室(60〕に主としてコイルばね
から成る押圧体(ZO)を内装したもので、前記スプー
ル(16)は2ランド形式としてその先端側ランドの外
径を後端側ランドの外径より大径とし、前記各ランド間
に第1ポンプ(A)の吐出通路(52)と連通ずる連通
路(24)を開口させ、前記先端側ランドの背面に前記
第1受圧血(16&)を形成するのであり、また、前記
制御ピストン(18〕は、ピン形式としてその背向を受
圧面(18aJとし、前記シリンダ(59)に支持し、
前記ピストン(18)の背面側に、前記操作通路(14
)を開口させるのである。 また、前記スリーブ(58)には、前記スプール(16
)が前記押圧体(20)に抗して移動するとき開口する
ポート(58a)を形成し、このポー)(58a)を前
記操作プランジャ(6)の背向室に連通ずる制御通路(
22)に接続するのであって、前記スプール(16)の
受圧面(16&)又はこの受圧面(16&)と前記制御
ピストン(18〕の受圧面(18a)とに作用する流体
の押力により、前記スプール(16)か、前記押圧体(
20〕に抗して移動するとき、前記ポート(58a)と
前記スプール(16)の先端側ランドとの間に可変オリ
フィスが形成され、このオリフィスを介して前記連通路
〔24〕が前記制御通路(22〕に連通ずることになる
のである。 以上の構成において、前記操作通路(14)からの流体
の作用で作動する制御ピストン(18)が特性変換部を
構成するもので、第1図及び第4図に示したものは、前
記押圧体(20)を、前記スプール(16)の受圧向(
16t&)と前記制御ピストン(18)の受圧面(18
aJとにそれぞれ吐出圧力及び制御圧が作用した大部で
、第1ポンプl)を一定の定馬力特性にコントロールで
きるように成し、前記制御ピストン(18)が作動しな
いとき、前記押圧体(20〕で設定した設定定馬力より
大きな吐出圧介吐出量特性に変換できるように成してい
る。 又、前記シリンダ(59)は、第1図に示したごとくフ
ィードバック機構に連動的に連結させるのであって、そ
の背面側は、前記弁本体(57)の内腔部(56)から
外部に突出している。 前記フィードバック機構は、リンク機構から成り、第1
図に概略的に示した通り、リンク(62)の一端を、前
記弁本体(57〕にピン(63〕を介して枢着すると共
に、前記リンク(62)の他端にピン〔64〕を介して
リンク(65)をピボッタブルに連結し、このリンク(
65)を、ピン〔66〕を介して前記斜板(1〕又は(
2〕に枢着する一方、前記リンク(62)の中間部にピ
ン(67)を介してローラー(68つを回転自由に取付
け、このローラー(68)を前記シリンダ(59)の端
面に接触させて構成している。 、 尚、前記第2ポンプ(B)に対応して設ける第2
制御弁装置(P)も、以上説明した第1制御弁装置(m
l)と同じ構造であって、説明を簡略化するため第1図
で、は第1制御弁装置(Ie)と同一符号を用いている
。 又、以上説明した構成において、前記押圧体(20)に
より設定する前記第1及び第2ポンプ(A)# (B)
のそれぞれの設定定馬力値の和は動力源の最大出方以下
に成しであるのである。 そして、押圧体(20〕のバネ力は前記スプール(16
)の受圧Lfi(16a)と制御ピストン(18)の受
圧di(18a)との両方の受圧[fi(16& )
、 (18& )に対応して各ポンプ(&)、(B)が
所定の設定定馬力−になるごとく設定するのであり、又
前記スプール〔16〕の受圧面(16a)と制御ピスト
ン(18)の受圧向(18a)の面積比は各制御弁装置
(1!i)# (F)における特性変換部が吐出圧カー
吐出量特性を増大させる割合に対応して決定するのであ
って、前記増大させられた吐出圧カー吐出線特性におけ
る最大出力が、そのポンプ(A)又は(B)における設
定定馬力と切換弁装置(a)又はCD)の切換設定圧力
に対応した他のポンプCB)又は(0)の出力との和が
動力源の最大出方を越えないように成しであるのである
。 例えば、動力源の最大出方が80馬方であって、各制御
弁装置(K)I C?)による各ポンプ(1)l (B
)の設定定馬力をそれぞれ40馬力とし、さらに各ポン
プ(A)又は(B)において増大した吐出圧カー吐出量
特性の最大出力が各々60馬力とする場合には、各切換
弁装置(C)。 CD)の切換設定圧力を、各ポンプ(A) 、 CB)
の出力20馬力に相当する吐出圧力とするのである。 又、この場合、制御弁装置(K)t (F)にあけるス
プール(16〕の受圧面(16aJの面積と制御ピスト
ン(18)の受圧面 (18a)&の比は2:1となる
のである。 次に、以上の如く構成した液圧装置の作動について説明
する。 第1ポンプ(A)に注目して説明を行う、先ず、第2ポ
ンプCB)の吐出圧力が前記切換弁装置(0)の設定圧
力すなわち出力20馬力に相当する圧力以下の時は、前
記連絡路(10)を通じて前記受圧面(5a)に作用す
る第2ポンプ(B)の吐出圧による押力は、前記押圧体
(8)のバネ力に抗してスプール(4)を移動させるこ
とができないので、前記可変オリスイスが閉じ操作通路
(14)は連絡路(12)と遮断されると共に前記ポー
ト(49a)力)ら、切換弁装置(0)のバネ室(50
)、及びドレン通路(55)を経てタンク(T)に連通
している。 従って、制御弁装置(E)において、前記特性変換部を
構成する前記制御ピストン(18)の受圧面(18a)
には制御圧が作用せず、前記制御ピストン〔18〕は静
止状態に保持されるのであって、・前記制御弁装置(T
f、)の押圧体(20)は、前記スプール(16)の受
圧面(16EL)に作用する前記第1ポンプ(A)の吐
出圧力がよる押力とのみに対抗し、前記押圧体(20う
で設定する定馬力特性が増大するのである。!Dち、第
1ポンプ(A)の・吐出圧力か出力60馬力に相当する
圧力を越えない範囲内では押圧体(20)か前記スプー
ル(16)の受圧面(161L)に慟(流体の押力との
み対抗するから、第1ポンプ(八〕の吐出圧力が、前記
押圧体(20)で設定する40馬力に相当する圧力とな
っても、スプール(16)は、前記押圧体(20)に抗
して移動できず制御通路(22〕は第1ポンプ吐出繕(
52)と連通ずる連絡路(24)と遮断されていると共
に亀バネ室(60)を通じてタンク(T)と連通するこ
とになる。従って、第1ポンプ(A)の流量は最大流量
となるのである。 しかし、この状態で第1ポンプ(AJの吐出圧が出力6
0馬力に相当する圧力を越えると前記スプール(16)
の受圧面(16&)に働(流体の押力は押圧体(20〕
の押力に抗してスプール(16〕を移動させ、制御通路
(22)をバネ蚕(60〕と遮断すると共に、前記スプ
ール(16)の先端ランドと制御通路との間・に形成す
るオリフィスを開き、前記制御通路(22)が連絡路(
24〕と連通ずるのである。従って第1ポンプ(ム〕の
吐出圧力は、前記オリフィスにより制御圧となって、制
御導路(22)を介して操作プランジャ(3)に働き、
斜板(1)の傾斜角を調整し ・、第1ポンプ(l
の出力が60馬力になるまで吐出流量を減少させるので
ある。!Eち、第2ポンプの吐出圧力が切換弁装置の設
定圧力、この実施例では出力20馬力相当の吐出圧力以
下のときは第1ポンプの最大出力は設定出力より増大し
た60馬力となり、その出力で定馬力制御されるのであ
る。 尚、前記斜板(1)が傾動すると、前記フィードバック
機構におけるリンク(62)、(65〕も動作し、前記
シリンダ〔59〕を前記押圧体(20)の方向に動かす
のであって、このシリンダ(59)の移動により、前記
すリフイスの開口面積は減少させられるのである。従っ
て、以上のフィードバックにより、前記斜板(1)の傾
斜角が必要以上に小さくなろうとする動作を抑制でき、
前記斜板(1)の傾動を正確に行なえるのである。 次に、第2ポンプCB)の吐出圧力が切換装置(0)の
設定圧力を越えた場合は、切換装置(C〕の受圧面(5
a)に働く第2ポンプ(B)の吐出圧力による押力が押
圧体(8)に抗してスプール(5〕を押圧体(8)のバ
ネ力に均合う所まで移動させることによって操作通路(
14)をバネ室(50)と遮断すると共に、スプール(
5)。 の先端ランドと操作通路(14)の開口部との間に形成
する可変不リフイスを開くのである。従って、第1ポン
プ(AJの吐出流体の1部は、前記連絡路(12)、前
記オリフィス及び操作通路(14)を通じて制御装置(
K)における制御ピストン(18)の受圧面(18aJ
に作用するのである。この時、第1ポンプ(ム〕の吐出
圧力が出力40馬力に相当する圧力以下であれば前記ス
プール(16)は移動することなく、前記制御通始(2
2)か連絡1(24)と連通ずることはないのである。 従って、制御通路(22)はバネ室(5o)を介してタ
ンク(T)と連通したま\の状態であるから、操作プラ
ンジャ(6)に圧力は作用しないのである。従って、第
1ポンプ(A、lは最大吐出量で吐出することになる。 逆に第1ポンプ(A)の吐出圧力か出方40馬力相当の
圧力を越えた場合は、前記スプール(16)の受圧面(
16&)に作用する第1ポンプ(A)の吐出圧と、制碕
ピストン(18)の受圧面(18&)に作用する第1ポ
ンプ(A)からの流体の制御圧とによって、スプール〔
16〕は押圧体(20)のバネ力に逆って前方に押し出
され、制御通路(22)はバネ室(60)と遮断される
と共に、前記スプール(16)の先端ランドとボート(
38a)との間に形成する可変オリフィスか開くのであ
る。従って、前記可変オリフィス、制御通M(22)を
通って第1ポンプ(A)からの流体の1部が操作プラン
ジャ(3)に導かれて、該プランジャ〔3〕に作用し、
斜板(1)を調整するのであって、前記したフィードツ
イツタ機構と相俟って第1ポンプ(A)の吐出量を減少
させ、第1ポンプ(A)の吐出圧カー吐出量特性を60
馬力の定馬力制御の吐出圧カー吐出量特性から40馬力
のそれに移行させるのVある。 以上の如く、第1ポンプ(八)は第2ポンプ(B)の吐
出圧力が切換弁装置(0)の設定圧力以上である場合に
おいても、制御弁装[(lによって40馬力に定馬力制
御され、その吐出圧カー吐出量特性は第2ポンプCB)
の吐出圧力Iこ何ら影響されないのである。 しかも、第2ポンプ(B)の吐出圧力か切換弁装置CG
)の設定圧力以下になった場合には、制御弁装置(1)
の特性変換部の作動によって、第1ポンプ(A)は最大
出力が60馬力に増大し、その出力で定馬力制御が行な
われるのである。 以上、第1ポンプ(A−)に注目して説明を行ったが、
第2ポンプCB)についても全(同様に作動するのであ
る。 以上の実施例においては第1ポンプ(A)及び第2ポン
プCB)の設定定馬力を等しくしたが、それらは各設定
定馬力の和が動力源の最大出力を越えない範囲であれば
、その設定は自由である、又、各切換弁装置(C〕、(
D)の各設定圧力に関しても切換弁装置(0)の設定圧
力に第2ポンプ(B)の、又切換弁装置(D)の設定圧
力は第1ポンプ(A)の設定定馬力に相当する吐出圧力
の範囲内であれば選択自由である。 尚、制御弁装置(TL)lこおける金玉If](16a
)と受圧面(18a)の面積の比は第1ポンプ(A)の
設諺力及び最大必要出力の関係によって決定されるので
ある。 以上説明した実施例は、制御弁装置(1)。 CF)において前記操作通路(14)を、前記制御ピス
トン(18)の背面側に連通して、制御圧を前記制御ピ
ストン(18)の受圧面(18a、)に作用させ、そし
て押圧体(20)のバネ力をスプール(16)の受圧面
(16a)と制御ピストン(18)の受圧面(1aaJ
のそれぞれの面に慟(流体の押力の合計に対抗させ、各
ポンプ(A)? (B)を、所定の定馬力になるように
設定したか、第5図のごとく、前記操作通1(14)を
、前記スプール(16)の受圧TkJ (16a )側
に連通させ、前記制卸ピストン(18)の受圧面(18
a)側に、吐出通路(52〕に連通する連通路(24b
)を接続し、前記抑圧体(20)のバネ力を、前記制御
ピストン(18)の受圧面(18&)に働ら(吐出圧力
による押力に対抗させ、前記各ポンプ(A)#(B)の
一方又は両方を所定の定馬力となるごとく設定してもよ
い。 この場合、前記切換弁装置(0)は、スプール(5)を
6ランド形式として第2ポンプ(B)の吐出圧力が所定
圧力以下において、前記操作通路(14)が前記連通始
(12)と連通し、所定圧力を越えるとドレン通路(5
5〕を介してタンク(T)に連通ずるご゛とく成すので
あり、又、前記制御弁装置(’K )はスプール(16
)を4ランド形式として、先端ランドのみ小径とし、第
2ランドの端面に前記受圧面(16a)を形成し、先端
ランドと第2ランドとの間に前記操作通路(14)を接
続し、前記制御ピストン(18)の受圧面(18&)に
は、前記第1ポンプ(A)の吐出EEai作用するごと
(、前記受圧面(18a)側に前記連通T6(24b)
を接続するのである。 そして、第6ランドと前記スリーブ(58〕に設けるポ
ート(58a)との間に可変オリフィスを形成すると共
に、第6ランドと第4ランドとの間に、第1ポンプ(l
の吐出通路(52)と連通ずる連通路(24a)を接続
するのである。 従って、以上の構成において、第2ポンプ(B)の吐出
圧力が前記切換弁装置(C)の設定圧力以下の場合には
、前記操作通路(14)を連通路(12)に接続して、
前記スプール(16)の受圧面(16a)には制御圧が
作用し、前記押圧体(20)の押力は実質的に小さくな
り、第1ポンプ(A)の出力を前記押圧体〔20〕で設
定する定馬力特性より大きな吐出圧カー吐出量特性に変
換できるのである。即ち、この実施例では、前記受圧面
(16a)が特性変換部を構成するもので、前記受圧面
(16a)に前記操作通路(14〕からの流体で制御圧
が作用すると、前記スプール(16)が前記制御ピスト
ン(18)による押力に対抗することになり、換言する
と押圧体(20〕の押力に助力することになり、前記ス
プール(16〕に作用する制御圧による押力と押圧体(
20〕の押力との合計で前記制御ピストン(18)の吐
出圧による押力に対抗し、所定の定馬力より大きな吐出
圧カー吐出量特性を得られるのである。 又、以上説明した実施例は、斜板式ア牛シアルピストン
ポンプを用いたものであるが、本発明液圧装置は、斜軸
式ア牛シャルビストンポンプ、可変容量形ベーンポンプ
を用いて構成する場合にも適用できる。 以上の如く本発明は可変制御要素と、該要素の変位量を
調整する操作プランジャをもった1対の第1及び第2ポ
ンプ及びこれら各ポンプの前記操作プランジャに対応し
、これら各操作プランジャを制御する1対の第1及び第
2制御弁装置を備え、前記番制御弁装置の動作で、前記
各ポンプを個別に定馬力制御するごとくした可変容量形
液圧装置であって、前記ポンプの少なくとも一方の第1
ポンプ側に所定の設定圧力で切換動作する切換弁を設け
ると共に、前記第1ポンプに対応する前記第1制御弁装
置に設定定馬力より大きな吐出圧カー吐出量特性に変換
する特性変換部を形成して該変換部に操作通路を設け、
該操作通路に前記切換弁を介装する一方、前記切換弁に
、前記第2ポンプの吐出圧力を作用させ、該吐出圧力が
、前記切換弁の設定圧力以下のとき、前記第1ポンプの
吐出圧カー吐出量特性を増大するごと(したのであるか
ら、前記第2ポンプの吐出圧力が切換弁装置の設定圧力
以上である場合は、第1ポンプは対応する制御弁装置に
よって設定定馬力に制御され、その吐出動−吐出量特性
は前記第2ポンプの吐出圧力に何ら影響されることがな
いのであり、従って、前記第1ポンプは設定出力軛囲内
で前記第2ポンプの影響を受けることな(確実に所望の
出力が得られるのであり、しかも、前記第2ポンプの吐
出圧力が切換弁装置の設定圧力より低くなり、動力源に
余裕が生ずる場合は前記切換弁装置の作動で第1ポンプ
に対応する制御弁装置の特性変換部が動作し、この特性
変換部の動作により第1ポンプの出力は設定定馬力より
大きな馬力で定馬力制御されるのである。 従って、第2ポンプの出力か低く動力源に余裕があれば
、その出力を有効に利用できるのであって、第1ポンプ
において、その設定馬力より大きな出力か得られるので
ある。
第1区は本発明装置の実施例を示す概略説明図、第2図
はその断面説明図、第3図は切換弁装置の拡大歯、第4
図は制御弁装置の私大図、第5図は他の実施例を示す概
略説明図である。 (1) 、 (2) −・・斜板 (3)、(4)−・・操作プランジャ (5) 、 (6) ・・・スプール (5a)、(6aJ・・・受圧面 (8,1、(9)・・・抑圧体 (14゛)、(15)・・・操作通路 (18)、(19)・・・制御ピストン(16) −・
スプール (16a、l・・・受圧面 (20) ・・・押圧体 (22〕・・・制御通路 (28)・・・ドレン室 (43)、(44,1−・・サーボプランジャ(A )
・・・第1ポンプ (E)・・・第2ポンプ ((J 、 CD)・・・切換弁装置 (/K)l(F)・・・制御弁装置 代理人 弁理士 津 1)直 久
はその断面説明図、第3図は切換弁装置の拡大歯、第4
図は制御弁装置の私大図、第5図は他の実施例を示す概
略説明図である。 (1) 、 (2) −・・斜板 (3)、(4)−・・操作プランジャ (5) 、 (6) ・・・スプール (5a)、(6aJ・・・受圧面 (8,1、(9)・・・抑圧体 (14゛)、(15)・・・操作通路 (18)、(19)・・・制御ピストン(16) −・
スプール (16a、l・・・受圧面 (20) ・・・押圧体 (22〕・・・制御通路 (28)・・・ドレン室 (43)、(44,1−・・サーボプランジャ(A )
・・・第1ポンプ (E)・・・第2ポンプ ((J 、 CD)・・・切換弁装置 (/K)l(F)・・・制御弁装置 代理人 弁理士 津 1)直 久
Claims (1)
- (1) 可変制御要素と、該要素の変位量を調整する
操作プランジャをもった1対の第1及び第2ポンプ及び
これら各ポンプの前記操作プランジャに対応し、これら
各操作プランジャを制卸する1対の第1及び第2制御弁
装置を備え、前記各制御弁装置の動作で、前記各ポンプ
を個別に定馬力制御するごとくした可変容量形液圧装置
であって、前記ポンプの少な(とも一方の第1ポンプ側
に所定の設定圧力で切換動作する切換弁装置を設けると
共に、前記第1ポンプに対応する前記第1制御弁装置に
設定定馬力より大きな吐出動−吐出量特性に変換する特
性変換部を形成して、該変換部に操作通路を設け、該操
作通路に前記切換弁装置を介装する一万、前記切換弁装
置に、前記第2ポンプの吐出圧力を作用させ、該吐出圧
力が前記切換弁の設定圧力以下のとき、前記第1ポンプ
の吐出圧カー吐出量特性を、増大するごとくしたことを
特徴とする可変容量形液圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57090870A JPS58207567A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 可変容量形液圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57090870A JPS58207567A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 可変容量形液圧装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58207567A true JPS58207567A (ja) | 1983-12-03 |
Family
ID=14010546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57090870A Pending JPS58207567A (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 可変容量形液圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58207567A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5718485A (en) * | 1980-07-04 | 1982-01-30 | Daikin Ind Ltd | Liquid pressurizing device of variable volume type |
-
1982
- 1982-05-27 JP JP57090870A patent/JPS58207567A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5718485A (en) * | 1980-07-04 | 1982-01-30 | Daikin Ind Ltd | Liquid pressurizing device of variable volume type |
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