JPS58207356A - 溶融亜鉛に対し優れた耐食性を有する合金 - Google Patents
溶融亜鉛に対し優れた耐食性を有する合金Info
- Publication number
- JPS58207356A JPS58207356A JP9098382A JP9098382A JPS58207356A JP S58207356 A JPS58207356 A JP S58207356A JP 9098382 A JP9098382 A JP 9098382A JP 9098382 A JP9098382 A JP 9098382A JP S58207356 A JPS58207356 A JP S58207356A
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- Japan
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- molten zinc
- alloy
- corrosion resistance
- less
- resistance
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- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は溶融亜鉛に対し擾れた耐食性を有する合金に関
する。
する。
従来、耐溶融亜鉛合金として、次に示す組成のものが知
られている。(以下の数値はすべて型針%を示す) OMn Si Or
NiFe C。
られている。(以下の数値はすべて型針%を示す) OMn Si Or
NiFe C。
O02〜0.5つコ ニコ 2q〜2g //〜lダ残
−b <0−.3 <s <j
2s 〜3t 残 −lIs〜slθ、5〜/
、7 − 、l〜、3.!;/!;〜2/10〜/6
ユク 残B/、θ〜3.5W5〜16 d 二0./S イL/S/、タ lO〜/3
− 残 −e−/ −FCQ、11.:二
、2 /、S 〜3.33〜20 − 残 −
e−コ 〃 〃”≦5残 (Al;−/、0、T1≦/、θ、Nb −、;、 、
l、W≦51Mo<5.V≦/)のうちから一つまたは
一つ以−(−1 aは、使用条件によって耐食性に影響を4える炭素を上
記範囲より更に少なくしたり、炭素の作用を消去するた
めにニオブ等を添加したりして一般に使用されている。
−b <0−.3 <s <j
2s 〜3t 残 −lIs〜slθ、5〜/
、7 − 、l〜、3.!;/!;〜2/10〜/6
ユク 残B/、θ〜3.5W5〜16 d 二0./S イL/S/、タ lO〜/3
− 残 −e−/ −FCQ、11.:二
、2 /、S 〜3.33〜20 − 残 −
e−コ 〃 〃”≦5残 (Al;−/、0、T1≦/、θ、Nb −、;、 、
l、W≦51Mo<5.V≦/)のうちから一つまたは
一つ以−(−1 aは、使用条件によって耐食性に影響を4える炭素を上
記範囲より更に少なくしたり、炭素の作用を消去するた
めにニオブ等を添加したりして一般に使用されている。
b、cについては、a、d、e−/、e−、lより耐溶
融亜鉛腐食に優れているが、コバルトやタングステンを
多量に含むため非常に高価であるので、一部を除いて、
aXd、e−/、e−、lが使用さJlでいる。
融亜鉛腐食に優れているが、コバルトやタングステンを
多量に含むため非常に高価であるので、一部を除いて、
aXd、e−/、e−、lが使用さJlでいる。
しかしaも上記のように多量にニッケルをJむため、b
、c程ではないが高価である。
、c程ではないが高価である。
d、e−/、θ−コは、ニッケルを殆んど含有していな
いため安価であるが、aと比較して耐溶融亜鉛腐食性に
ついては多少良いか、同程度である。
いため安価であるが、aと比較して耐溶融亜鉛腐食性に
ついては多少良いか、同程度である。
従って更に耐溶融亜鉛腐食性合金の開発が要望されてい
る。
る。
本発明は、上記合金よりも耐溶融亜鉛腐食性に優れ、し
かもd、e−/、e−’λと同程度に安価な本発明は、
この目的を達するために、特許Jl1求の範囲に示す合
金を開発したものである。
かもd、e−/、e−’λと同程度に安価な本発明は、
この目的を達するために、特許Jl1求の範囲に示す合
金を開発したものである。
本発明の合金組成を特許請求の範0とした理由は次の通
りである。
りである。
C:0.05〜0.7%
耐溶融亜鉛腐食性から考えると出来るだけ低いh゛が良
いが、溶融亜鉛中で回転するような部品の場合には、耐
食性以外に耐摩耗性も要求される。
いが、溶融亜鉛中で回転するような部品の場合には、耐
食性以外に耐摩耗性も要求される。
耐摩耗性の外、強度を出すために必要な元素であるが、
この範囲を超えると脆くなるためこの範囲内とする。
この範囲を超えると脆くなるためこの範囲内とする。
Sj : 0.3〜−%
Mn : 0.3〜コ%
鋳造する際、脱酸剤としての効果を有し、更に溶湯の流
動性も良くなり健全な製品を作るのに必要な元素である
。しかし含有社が多くなるにつれて脆くなるのでこの範
囲とする。
動性も良くなり健全な製品を作るのに必要な元素である
。しかし含有社が多くなるにつれて脆くなるのでこの範
囲とする。
Or:!r P−23%
Cと同様、耐摩耗性及び強度を出す為に必要な元素であ
る。5%以上の添加で効果を生ずるが、しかしき有量が
多くなるにつれて脆くなり、実用に供するのに不可とな
るため上限を25%、とする。
る。5%以上の添加で効果を生ずるが、しかしき有量が
多くなるにつれて脆くなり、実用に供するのに不可とな
るため上限を25%、とする。
At’:t、i〜t%
耐溶融亜鉛腐食性に特に効果のある元素であり、本発明
の目的達成のためには必要不可欠の元素である。その効
果は1%を超えたとき急激に人となることを見出したも
ので本発明の最も大きな特徴点である。しかし添加量が
多くなるにつれて、鋳造性が悪くなり、健全な製品を作
るのが困難となる。また添加量を増しても耐溶融亜鉛腐
食性は増さない為、上限を9%とするものである。
の目的達成のためには必要不可欠の元素である。その効
果は1%を超えたとき急激に人となることを見出したも
ので本発明の最も大きな特徴点である。しかし添加量が
多くなるにつれて、鋳造性が悪くなり、健全な製品を作
るのが困難となる。また添加量を増しても耐溶融亜鉛腐
食性は増さない為、上限を9%とするものである。
CU : O〜ダ%
耐溶融亜鉛腐食性に効果があるが、Alが充分含有され
ていれば、必ずしも含有されていなくとも本発明の目的
は達成できる。また耐摩耗性が°&’求される場合には
、その添加効果が発揮され、史に溶湯の湯流れ性の改櫓
に役立ち鋳造性を良くする。しかし含有敏が多くなると
溶接性が悪くなるため、上限を9%とする。
ていれば、必ずしも含有されていなくとも本発明の目的
は達成できる。また耐摩耗性が°&’求される場合には
、その添加効果が発揮され、史に溶湯の湯流れ性の改櫓
に役立ち鋳造性を良くする。しかし含有敏が多くなると
溶接性が悪くなるため、上限を9%とする。
T1 : θ〜θ、S %
溶解時に脱酸剤として働き、鋳造性を良くする効果があ
る。またCが多い場合、耐溶融亜鉛腐食性を損うが、そ
の場合、この元素のCとの親和性により、その害を除く
働きがある。しかし本発明11的達成のためには必ずし
も含有されていなくても差支えなく、また多量に含むと
靭性が損われるので、この範囲内とする。
る。またCが多い場合、耐溶融亜鉛腐食性を損うが、そ
の場合、この元素のCとの親和性により、その害を除く
働きがある。しかし本発明11的達成のためには必ずし
も含有されていなくても差支えなく、また多量に含むと
靭性が損われるので、この範囲内とする。
Ta : 9〜2%
Nb : 9〜2%
合金中にCが多い場合、耐溶融亜鉛腐食性を損うが、T
iと同様Cとの親和性が良く、その害を除くことができ
る。しかもその時析出する炭化物は、耐摩耗性に効果が
ある。しかし本発明の目的達成のためには必ずしも含有
されていなくても差支えなく、また多量に含まれると靭
性が損われるので、この範囲内とする。
iと同様Cとの親和性が良く、その害を除くことができ
る。しかもその時析出する炭化物は、耐摩耗性に効果が
ある。しかし本発明の目的達成のためには必ずしも含有
されていなくても差支えなく、また多量に含まれると靭
性が損われるので、この範囲内とする。
Mo : Q〜3%
耐溶融亜鉛腐食性に効果があり、史に耐摩耗性向トに効
果がある。しかし本発明IJ的達成のためには必ずしも
含有されていなくても差支えなく、また多社に含むと高
価になり、本発明の[目的に反するのでこの範囲とする
。
果がある。しかし本発明IJ的達成のためには必ずしも
含有されていなくても差支えなく、また多社に含むと高
価になり、本発明の[目的に反するのでこの範囲とする
。
N1:0〜10%
合金の靭性及び強度を改善するのに効果がある。
しかし本発明目的達成のためには必ずしも含有されてい
なくてもよく、また10%を超えると、本発明の目的に
反して高価となるため、この範囲とする。
なくてもよく、また10%を超えると、本発明の目的に
反して高価となるため、この範囲とする。
次に本発明合金を従来合金と対比して説明する。
第1表に従来合金と本発明合金の成分組成をtJりす。
λ
実施例/
第1表に示した合金組成の中から選択し各々Gこついて
各成分を配合溶解鋳匙vし、更に切削加:Iニジて直径
15鰭、長さqsutの寸−法の試験片を作成した0 次に実験炉に穐鉛10kgを溶かし、その中に上記試験
片を吊し浸漬試験を行なった。溶湯温度は41LO〜t
/−90℃に保った。なお、溶湯成分は次の二種類とし
た。
各成分を配合溶解鋳匙vし、更に切削加:Iニジて直径
15鰭、長さqsutの寸−法の試験片を作成した0 次に実験炉に穐鉛10kgを溶かし、その中に上記試験
片を吊し浸漬試験を行なった。溶湯温度は41LO〜t
/−90℃に保った。なお、溶湯成分は次の二種類とし
た。
1)純Zn
1i) Zn+0.x%ht
試験結果を第2表に示す。
第 2 表 (条件:1170C×/ダを時間
)実施例コ 溶融亜鉛メツキラインの亜鉛浴中で使用されるジンクロ
ールは、従来合金J−/で主として製造されているが、
使用中に腐食あるいは肌荒れを起し1.、一定周期毎に
表面を削り直す作業が行なわれている。この切削周期は
約20日である。
)実施例コ 溶融亜鉛メツキラインの亜鉛浴中で使用されるジンクロ
ールは、従来合金J−/で主として製造されているが、
使用中に腐食あるいは肌荒れを起し1.、一定周期毎に
表面を削り直す作業が行なわれている。この切削周期は
約20日である。
本発明合金である第1表中のH−gの組成により実際に
ロールを作成し、実用試験に供したところ90日経過す
る迄、削り直しの必要はながった。
ロールを作成し、実用試験に供したところ90日経過す
る迄、削り直しの必要はながった。
290−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1ン リLFa % で 、 co、os
〜 0.7 % 、 81 0.3 〜.2 %
、Mn0.5〜2%、ars 〜、:is%、A/ム
ノ〜q%、残部Feからなる溶融亜鉛に対し優れた耐食
性を有する合金。 (2)重量%で、co、os〜0.7%、Si0.5〜
2%、Mn0.5〜.2%、015〜25%、At八へ
〜q%、及びCulI%以下、T10.5%以下、Nb
、2%以ド、TIIL、、2%以下、M03%以下の
うちからなる−9または一つ以上とを含有し、残部Fe
からなる溶融亜鉛に対し優れた耐食性を有する合金。 (3)重量%で、co、os〜0.7%、Si□、5〜
.2%、MnO,!;−2%、Cr5〜25%、A/八
へへlI%、Ni 19%以下、残部P’eからなる溶
融亜鉛にえtし優れた耐食性を有する合金。 (4)重1%で、Cθ、05〜0.7%、Si p、!
; = u%、Mn O,5−2%、Qr 5〜J5
%、Al /、/ 〜+ %、lJi /Q%以F1及
び(!u lI%以下、Ti9.!;%以下、Nb 、
1%以下、Ta 、2%以F、MO3%以下のうちから
なる一つまたは一つ以[−とを含有し、残部Feからな
る溶融亜鉛に対し優れた耐食性を有する合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9098382A JPS58207356A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | 溶融亜鉛に対し優れた耐食性を有する合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9098382A JPS58207356A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | 溶融亜鉛に対し優れた耐食性を有する合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58207356A true JPS58207356A (ja) | 1983-12-02 |
JPS643935B2 JPS643935B2 (ja) | 1989-01-24 |
Family
ID=14013746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9098382A Granted JPS58207356A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | 溶融亜鉛に対し優れた耐食性を有する合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58207356A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01108334A (ja) * | 1987-10-21 | 1989-04-25 | Nippon Steel Corp | 耐食、耐摩耗性に優れた溶融亜鉛メッキ用浴中浸漬部材 |
JPH01108335A (ja) * | 1987-10-21 | 1989-04-25 | Nippon Steel Corp | 耐食性に優れた溶融亜鉛メッキ用浴中浸漬部材 |
-
1982
- 1982-05-28 JP JP9098382A patent/JPS58207356A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01108334A (ja) * | 1987-10-21 | 1989-04-25 | Nippon Steel Corp | 耐食、耐摩耗性に優れた溶融亜鉛メッキ用浴中浸漬部材 |
JPH01108335A (ja) * | 1987-10-21 | 1989-04-25 | Nippon Steel Corp | 耐食性に優れた溶融亜鉛メッキ用浴中浸漬部材 |
JP2610626B2 (ja) * | 1987-10-21 | 1997-05-14 | 新日本製鐵株式会社 | 耐食、耐摩耗性に優れた溶融亜鉛メッキ用浴中浸漬部材 |
JP2628317B2 (ja) * | 1987-10-21 | 1997-07-09 | 日鉄ハード株式会社 | 耐食性に優れた溶融亜鉛メッキ用浴中浸漬部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS643935B2 (ja) | 1989-01-24 |
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