JPS58207245A - 紙送り装置のグリツパ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子写真式複写機、ファクシミＩＪ等の機器
に用いられる紙送り装置におけるグリッパ−に関するも
のである。

グリッパ−２備えた従来の紙送り装置は、第１図ないし
第２図に図示されるように構成されていたＯ 即ち、巾の異なるロール紙１．２が図示されな所定寸法
に切断された後、給紙ロール（図示されず）にて上下対
をなしたバッフル３．４に給紙されるようになっている
。

また前記バッフル３．４の先端に隣接して左右１対のス
プロケット５が枢支され、同スプロケット５により斜上
方に位置してガイドスプロケット６が枢支されると＼も
にその右方に図示されないドライブスプロケットが枢支
され、これら３対のスプロケット５．６に無端状チェノ
７が架渡されており、図示されないドライブスプロケッ
トの時計方向回転によりチェノ７は矢印方向Ｘに沿って
駆動されるようになっている。

さらにチェノ７には＼等間隔に２本以」；のグリッパ〜
８が一体に結着され、同グリッパ−８は、グリッパ一本
体９と、同グリッパ一本体９に開閉自在に枢着された掴
持爪１０と、同掴持爪ｌＯの先端１０　ａをグリッパ一
本体９の端縁９ａに圧接させるように賦勢するコイルス
プリング１１と、掴持爪１゜と一体に形成されたカム受
け１２よりなっており、グリッパ−８がスプロケット５
からスプロケット６に向う個所で、スプロケット５と同
心状に配設されたカム１３のカム山１３　ａにカム受け
１２の先端１２ａが接触し、こｆ／）カム山１３　ａに
より掴持爪先端１０　ａがグリッパ一本体端縁９ａより
離れて、掴持爪１０が開放されるようになっている。

第１図ないし第２図に図示された従来の紙送り装置では
、カム受け１２がカム山１３　ａに接して掴持爪先端１
０　ａがグリッパ一本体端縁９ａより離れたグリッパ−
開放状態におけるグリッパ−ホームポジションが、バッ
フル３．４に対して常に一定の位置を取ることができな
いため、下方バッフル４の先端４ａとグリッパ一本体端
縁９ａとに大きな間隙が生じ、第２図に図示されるよう
に同間隙にロール紙１．２の先端が進入して、ミスグリ
ップが生ずる場合がある。

ることか困難で、この配置間隔のばらつきＯこよりバッ
フル先端３ａ、４ａとグリッパ一本体ｙＪ　縁９ａとに
間隙が生ずる場合があり、さらに図示されないドライブ
スプロケットの駆動、停止に用いられる電磁クラッチと
ブレーキにおける摺動面の摩耗によりグリッパ−ホーム
ポジションがずれが生ずる場合があり、これらの原因で
ロール紙１．２がグリッパ−８に掴持されないことがあ
る。

そして特にロール紙１．２の腰が弱い場合や、ロール径
が小さくなってロール紙１．２に巻キ癖が強くなると、
前記バッフル先端３ａ、４ａとグリッパ一本体端縁９ａ
とにそれ程大きな間隙がなくても、ミスグリップが生じ
易くなる。

本発明はこのような難点を克服した紙送り装置のグリッ
パ−の改良に係り、その目的とする処は、グリッパ−の
ホーＡ””′ポジションがずれても、確実に用紙の先端
を掴持しうる構造が簡単で信頼性の高い紙送り装置のグ
リッパ−を供する点にある。

以下第３図ないし第４図に図示の実施例について説明す
る。

第１図ないし第２図に図示された給紙装置において、断
面り状の弾性ガイド片１４の水平部片１４　ａがグリッ
パ一本体端縁９ａと同じ高さで後方へ指向するように、
同弾性ガイド片１４の垂直部片１４　ｂをグリッパ一本
体９の後端面９ｂに螺子１５で一体に装着する。

第３図ないし第４図に図示の実施例は前記したように構
成されているので、グリッパ−８のホームポジションが
ずれ、第３図に図示するように、カム受け１２の先端１
２　ａがカム山１３　ａの奥側に位置してグリッパ−８
が停止して、下方バッフル先端４ａとグリッパ一本体端
縁９ａとに大きな間隙が生じても、前記弾性ガイド片１
４の水平部片１４　ａの先端が下方バッフル先端４ａの
下面に密接し、同水平部片＋４　＆で前記間隙が閉塞さ
れる。従ってたとえロール紙１．２がその巻き癖や重み
で下方へ背面していても、ロール紙１．２の先端がグリ
ッパ一本体端縁９ａ上に位置することができ、ミスグリ
ップが未然に阻止される。

また弾性ガイド片１４は板厚が薄くかつ弾性に富んでい
るため、弾性ガイド水平部片１４　ａの先端が下方バッ
フル先端４ａの下面に接触した場合、同水平部片１４　
ａのみが弾性変形すると＼もにその弾性変形に伴なうば
ね力が小さいため、■方バッフル先端４ａが著し２く上
方へ弾性変形することが阻止されるのみならず、塑性変
形することもない。

第３図ないし第４図に図示の実施例では、グリッパ一本
体９の略全巾に亘り巾の広い弾性ガイド片１４を付設し
たが、第５図に図示するようＯこ［ＩＪの狭い弾性ガイ
ド片１６がグリッパ一本体９０山方回に沿い所定間隔毎
に位置するように、同弾性ガイド片１６の垂直部片１６
　ｂをグリッパ一本体９の後端面９ｂに溶接等で一体に
装着してもよい。

また前記実施例では、ロール紙１．２を給紙するように
なっているが、枚葉紙を給紙するものにも勿論適用可能
である。

本発明では、給紙バッフルから突出された用紙の先端企
掴持しチェンの如き移送手段で用紙を移送する紙送り装
置のグリッパ−において、前記移送手段により前記給紙
バッフルの下方部片近傍を通過するグリッパ一本体と、
同グリッパ一本体が前記給紙バッフルの下方部片先端近
傍を通過する時開放されてから閉じられるように前記グ
リッパ一本体に開閉自在に設けられた掴持爪とを備え、
前記グリッパ一本体の後方上端に後方へ指向して前記給
紙バッフル下方部片の下面に接触しうる弾性ガイド片を
設けた＼め、給紙待機状態における前記グリッパ−のホ
ームポジションがずれても、前記給紙バッフル下方部片
と前記ダリツパ一本体とに大きな間隙が生じても、前記
弾性ガイド片が同間隙に跨って存在する。このため、前
記給紙バッフルの先端から用紙の先端が下方へ彎曲して
突出しても、同用紙先端は前記弾性ガイド片に案内され
て前記グリッパ一本体に到達しうるので、前記用紙の先
端は前記グリッパ−に確実に掴持される。

また本発明では、前記給紙バッフル下方部片の下面に接
触しつるガイド片は弾性を有しているため１同ガイド片
が前記給紙バッフル下方部片の下面に接触した際に、同
ガイド片が弾性変形し、前記給紙バッフル下方部片に大
きな上向きの刀が働かず、同下方部片が塑性変形等の損
傷を起すことがない。

このように本発明では、構造が極めて簡単であるにもか
かわらず、前記グリッパ−のミスグリップを未然に阻止
できると−もに、前記給紙バッフル下方部片を最損する
ことがなく、高い信頼性と耐久性とを維持することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の紙送り装置の縦断側面図、第２図は同装
置におけるミスグリップの状態を図示した縦断側面図、
第３図は本発明に係る紙送り装置のグ＋ｊ−ツバ−の一
実施例を図示した縦断側面図、第４図はその要部斜視図
、第５図は他の実施例の要部斜視図である。 １．２・・・ロール紙、３．４・・・バッフル、５．６
１．。 スプロテット、７川無端状チエン、８・・・グリンバー
、９・・・クリツバ一本体、１ｏ・・・掴持爪、１１・
・・スプリング、】２・・−カム唇け、１３・・・カム
、■４中弾性ガイ代理人　弁理士　江　原　　望 外１名 第１図 ■ ｍ２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ｍ紙バッフルから突出された用紙の先端な掴持しチェノ
   の如き移送手段で用紙を移送する紙送り装置のグリッパ
   −において、前記移送手段により前記給紙バッフルの下
   方部片先端近傍を通過するグリッパ一本体と、同グリッ
   パ一本体が前記給紙バッフルの下方部片先端近傍を通過
   する時開放されてから閉じられるように前記グリッパ一
   本体に開閉自在に設けられた掴持爪とを備え、前記グリ
   ッパ−不休の後方上端に後方へ指向して前記給紙バック
   ル下方部片の下面に接触しうる弾性ガイド片を設けたこ
   とを特徴とする紙送り装置のグリッパ−０