JPS5820712B2 - クラツド材の製造方法 - Google Patents
クラツド材の製造方法Info
- Publication number
- JPS5820712B2 JPS5820712B2 JP54134735A JP13473579A JPS5820712B2 JP S5820712 B2 JPS5820712 B2 JP S5820712B2 JP 54134735 A JP54134735 A JP 54134735A JP 13473579 A JP13473579 A JP 13473579A JP S5820712 B2 JPS5820712 B2 JP S5820712B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raw material
- gold
- solidus point
- lowest
- manufacturing
- Prior art date
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- Expired
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- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は融液浸透を利用したクラツド材の製造方法に関
する。
する。
例えば指輪、腕輪、ネクタイ止め、コン′ゝクト等の装
身具には、色の異なる金を取り付ける場合には象眼、ろ
う付は等により行なっているが、これ等は複雑な形状化
、作業性に難があり量産に向かないと共に装身具材とし
ては現代的感覚にそぐわない面もある。
身具には、色の異なる金を取り付ける場合には象眼、ろ
う付は等により行なっているが、これ等は複雑な形状化
、作業性に難があり量産に向かないと共に装身具材とし
ては現代的感覚にそぐわない面もある。
そこで本発明は、複雑な模様形状が容易に得られしかも
大量生産が可能な多色の色調効果をもたらすことを目的
とし、色の異なる金若しくは金合金を溶浸させて素材を
一体とし、しかもその溶浸材も素材の一部として用いる
ことを特徴とする。
大量生産が可能な多色の色調効果をもたらすことを目的
とし、色の異なる金若しくは金合金を溶浸させて素材を
一体とし、しかもその溶浸材も素材の一部として用いる
ことを特徴とする。
従来より、金合金に於て赤色〜ピンクにするにはAu
−Cu、緑色にするにはAu−〜、灰色にするにはAu
−Pd、白色にはAu −Ni −Zn の組み合わせ
により行なわれていることが知られている。
−Cu、緑色にするにはAu−〜、灰色にするにはAu
−Pd、白色にはAu −Ni −Zn の組み合わせ
により行なわれていることが知られている。
本発明は上記の様な組み合せでできた金若しくは金合金
を用いて行なうもので、色調の違いによる固相点の違い
を利用して行なうものである。
を用いて行なうもので、色調の違いによる固相点の違い
を利用して行なうものである。
例えばに18の白色系、赤色系の二種と黄色系の組み合
せを行なう場合には、黄色系の固相点が一番低い。
せを行なう場合には、黄色系の固相点が一番低い。
そこで、第1の実施例を第1図に従って説明する。
K18から成る白色系の75Au−Pdの基材1をH型
もしくはU型に溝2を形成し、該溝2に75Au −C
uの赤色系と75 Au−Ag−Cu−Znの黄色系の
板材3,4を嵌めて原材5とする。
もしくはU型に溝2を形成し、該溝2に75Au −C
uの赤色系と75 Au−Ag−Cu−Znの黄色系の
板材3,4を嵌めて原材5とする。
次にこの原材5を雰囲気炉の中に入れて一番融点の低い
黄色系(740〜780℃)の固相点より約10℃高い
(750〜790℃)程度に保つことにより溶浸、拡散
が生じて全一体となる。
黄色系(740〜780℃)の固相点より約10℃高い
(750〜790℃)程度に保つことにより溶浸、拡散
が生じて全一体となる。
以上のようにして一体となった原材5を焼鈍と圧延を繰
り返して所定の寸法に仕上げ、指輪やネクタイピン等の
形状に仕上げる。
り返して所定の寸法に仕上げ、指輪やネクタイピン等の
形状に仕上げる。
第2の実施例としては、第2図、第3図に示す如く、K
14から成る赤色系の58.5Au−Cu−Ag、白色
系の58.5 Au−Ni−Zn−Cu緑色系の58.
5Au−Ag系、黄色系の58.5 Au −Ag −
Cu−Cdの断面多角形または円形の線材とし、それ等
を一束に束ばねて撚回器により撚って原材5とする。
14から成る赤色系の58.5Au−Cu−Ag、白色
系の58.5 Au−Ni−Zn−Cu緑色系の58.
5Au−Ag系、黄色系の58.5 Au −Ag −
Cu−Cdの断面多角形または円形の線材とし、それ等
を一束に束ばねて撚回器により撚って原材5とする。
この原材5を固相点の一番低い黄色系(720〜745
℃)の固相点より約20℃高い(740〜765℃)程
度で炉中に保つことにより溶浸して一体化する。
℃)の固相点より約20℃高い(740〜765℃)程
度で炉中に保つことにより溶浸して一体化する。
このようにした原材5を溝ロール加工、圧延伸線加工と
焼鈍を繰り返1〜で所定の寸法に仕上げた。
焼鈍を繰り返1〜で所定の寸法に仕上げた。
仕上がった原材5は溶浸処理が液相温度に近いため溶浸
拡散が進み、色調の境のない幾何学的模様が得られ、指
輪、ブレスレット等に仕上げた。
拡散が進み、色調の境のない幾何学的模様が得られ、指
輪、ブレスレット等に仕上げた。
第3の実施例としては、第4図i、n、mに示す如くに
20から成る赤色系83.5 Au−Cu 、緑色系8
3.5 Au−Ag 、黄色系83.5 Au−Ag−
Cu−Znを各々板状にし、固相点の一番低い黄色系の
板を中にはさんで平らに重ねるか又は同心円状若しくは
うず巻状に丸めて原材5とし、該原材5を炉中で固相点
の一番低い黄色系(800〜850℃)の固相点より約
10℃高い(810〜860℃)程度で溶浸処理をして
全一体とし、圧延、伸線、プレス等を施し、該原材を切
断してその切断面の色調の変化を利用した素材としだ。
20から成る赤色系83.5 Au−Cu 、緑色系8
3.5 Au−Ag 、黄色系83.5 Au−Ag−
Cu−Znを各々板状にし、固相点の一番低い黄色系の
板を中にはさんで平らに重ねるか又は同心円状若しくは
うず巻状に丸めて原材5とし、該原材5を炉中で固相点
の一番低い黄色系(800〜850℃)の固相点より約
10℃高い(810〜860℃)程度で溶浸処理をして
全一体とし、圧延、伸線、プレス等を施し、該原材を切
断してその切断面の色調の変化を利用した素材としだ。
このようにした素材を薄く切断してネクタイピンやペン
ダント等に仕上げた。
ダント等に仕上げた。
以上の本発明によると、複数種類の金合金の各固相点の
違いを利用してその内の一番固相点の低い金若しくは金
合金の溶浸によって色の異なる金若しくは金合金を互に
その一番固相点の低い金若しくは金合金の素材もほぼそ
の原形を保ったままの状態で全一体に密着させることが
できるために金属相互の物理的接合度が強固となり、し
かも色調が豊富に得られて量産も可能となるものである
。
違いを利用してその内の一番固相点の低い金若しくは金
合金の溶浸によって色の異なる金若しくは金合金を互に
その一番固相点の低い金若しくは金合金の素材もほぼそ
の原形を保ったままの状態で全一体に密着させることが
できるために金属相互の物理的接合度が強固となり、し
かも色調が豊富に得られて量産も可能となるものである
。
第1図I、■は本発明の一実施例を示す原料の拡大断面
図、第2図は本発明の他の実施例を示す原材の断面図、
第3図は同側面図−第4図I 、n。 ■は他の実施例を示す原材の断面図である。 1・・・基材、2・・・溝、3,4・・・板材、5・・
・原材。
図、第2図は本発明の他の実施例を示す原材の断面図、
第3図は同側面図−第4図I 、n。 ■は他の実施例を示す原材の断面図である。 1・・・基材、2・・・溝、3,4・・・板材、5・・
・原材。
Claims (1)
- 1 複数の色の異なる金合金若しくは金の各素材を組み
合わせ、その内の一番固相点の低い素材の固相点以上の
温度によって炉内で溶浸せしめて互の素材の接触面を拡
散させて組み合わせ、その溶浸した一番固相点の低い素
材の原形もほぼそのままの形状に保った状態で全一体に
したことを特徴するクラツド材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54134735A JPS5820712B2 (ja) | 1979-10-20 | 1979-10-20 | クラツド材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54134735A JPS5820712B2 (ja) | 1979-10-20 | 1979-10-20 | クラツド材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5659592A JPS5659592A (en) | 1981-05-23 |
JPS5820712B2 true JPS5820712B2 (ja) | 1983-04-25 |
Family
ID=15135358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54134735A Expired JPS5820712B2 (ja) | 1979-10-20 | 1979-10-20 | クラツド材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5820712B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52138457A (en) * | 1976-05-14 | 1977-11-18 | Howmedica | Golden alloy solder |
JPS547614A (en) * | 1977-06-18 | 1979-01-20 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Removal of sludge from tank |
-
1979
- 1979-10-20 JP JP54134735A patent/JPS5820712B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52138457A (en) * | 1976-05-14 | 1977-11-18 | Howmedica | Golden alloy solder |
JPS547614A (en) * | 1977-06-18 | 1979-01-20 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Removal of sludge from tank |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5659592A (en) | 1981-05-23 |
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