JPS58205767A - 輪転印刷機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は輪転印刷機の改良に関するものである。

従来の輪転印刷機を第１，２図により説明すると、（１
１（２）（３）が印刷部、（４）が同各印刷部（１）（
２）（３）に設けた印刷シリンダ、（５）が同各印刷シ
リンダ（４）に取付けた印版、（６）がアンワインダ、
（力が巻取用ワインダ、（８）が紙、（９）が紙（８）
Ｋピッチ（Ｌ）で印刷する図柄、（ＩＧがインク付はロ
ール、０υが上記アンワインダ（６）上の巻取紙、（１
２１が上記ワインダ（７）上の巻取紙、α３）カークタ
ーロールで、アンワインダ（６）上の巻取紙が一定速で
送り出されて、印刷部ｍ（２＋及び（３）を通る間に、
印刷シリンダ（４）に取り付けられた印版（５）により
第２図に示すような図柄（９）が等ピッチ（Ｌ）で印刷
されて、ワインダ（７）により巻き取られる。

このとき紙（８）の速度と印刷シリンダ（４）の周速と
は常に等しく、第２図に示す図柄（９）のピッチ（Ｌ）
と印版（５）の外径（Ｄｊとは、Ｐ−πＤの関係にある
。いま図柄（９）のピッチ向を変えて連続印刷したいと
きＫは、それに相当する外径の別の印刷シリンダを必要
とする。従ってピッチ（Ｌ＋）の差が僅か数韮であって
も、印刷シリンダ（４）を取替えざるを得す、このため
の手間と機械停市時間とで生産性が低下する。それに加
え、ユーザ側では、径を異にする非常に多くの印刷シリ
ンダをストックしておく必要があり、その費用が美大な
ものになっている。

本発明は前記の問題点に対処するもので、紙を定速で送
る定速紙送り装置と、紙を変速して送る変速紙送り装置
と、同変速紙送り装置を変速駆動する可変速モータと、
印刷シリンダと、同印刷シリンダを定速で駆動する定速
モータと、同印刷シリンダの回転量を計測する計測装置
と、同計測装置からの信号により上記可変速モータの回
転速度を制御する制御装置と、上記定速紙送り装置と上
記変速紙送り装置との間で紙のたるみを防止するダンサ
−ロール装置Ｗとを具えていることを特徴とした輪転印
刷機に係り、その目的とする処は、印刷ピッチが変わっ
ても、印刷シリンダを取替えることなしに連続的に印刷
できる改良された輪転印刷機を供する点にある。

次に本発明の輪転印刷機を第６図乃至第８図に示す一実
施例により説明すると、第６図の（１）（２１（３）が
印刷部、（４）が同各印刷部（１）（２）（３）に設け
た６個の印刷シリンダ、（５）が同各印刷シリンダ（４
）に取付けた印版、（６）がアンワインダ、（７）が巻
取用ワイング、（８）が紙、←０）がインク付はロール
、０υが上記アンワインダ（６）上の巻取紙、０２が上
記ワイング（７）上の巻取紙、（１３）が１・９クター
ロールで、印刷ユニット（１）は床に固定され、印刷ユ
ニツ）　（２）（３）はそれぞれ下部に設けたコロ（１
４０θ１）により床面上のレール（Ｉ５）に沿って前後
に移動自在、かつ、停止位１ｔ〒では固定されるように
なっている。一端に定速モータ（４１）が直結されたラ
インシャ７Ｎ？＋は、印刷ユニツ１畳＋）（２）（３）
をぼ通して、各印刷ユニットの駆動装置（１８）（第４
図参照）に連結されている。即ち、ラインシャフト０７
）の回転は、かさ歯車（至）（３０）および歯東列（３
１）を経て印刷シリンダ（４）の受ロールい、り及びイ
ンキロールＯＱに伝達される。このとき、かさ歯車（２
９）は印刷ユニット（２）（３）とともに移動できるよ
うにラインシャフト（１７）にキーまたはスプラインを
介して取付けられている。また（３２１は通常の見当合
せ装置、（ｌ（ト）は印刷シリンダ（４）の軸端に連結
された印刷シリンダの回転量計測装置である。また印刷
ユニットの前方及び後方には、可変速モータ０６）とこ
れに連結されているラインシャフト（ハ）とこれに取付
けられているかさ歯車および歯車列（図示しない）とを
介して同時に駆動される紙送り装置シｕ）および（２１
）が設けられている。また各印刷ユニット（１）（２）
（３１にある印刷シリンダ（４）印版（５）およびイン
クロール（１０）等は、従来のフレキソ印刷機と同様で
あるので、詳細な構造の説明は省略する。上記印刷ユニ
ツ）　（２）（３）は、フレーム（２：６に回転自在に
取付けられた軸（２５１（２６とこれに固定されたコロ
０４）Ｑ石と床面に固定された左右のレール１５とで移
動可能に支持され、そして軸（２仙一端はフレーム−の
外側まで延びており、フレーム（２：（ｌ　Ｋ取付けら
れたブレーキ付モータ（２７）Ｋ連結されている。紙（
８）は、常に一定の速度でアンワインダ（６）により送
り出され、また印刷された紙は常に一定の速度で、ワイ
ング（力に巻き取られる。

（２４）（２４）は、上下方向に移動可能なダンサ−ロ
ールで、それぞれはアンワインダ（６）と後方の紙送り
装置Ｃυ、及びワイング（力と前方の紙送り装置（２＠
との間にあって、紙のたるみを防止している。ガイビロ
ール（２６）は、自由に回転できて、紙（８）をガイド
シている。

次に前記輪転印刷機の作用を説明する。第６図において
、アンワインダ（６）から一定速度で送り出される紙（
８）は、ガイドロール（２６）及びダンサ−ロール（財
）を経て、可変速モータ００により駆動されている紙送
り装置（２０）及び（２１）へ送られて、各印刷ユニッ
トで印刷が行なわれる。印刷が行なわれた紙は、ダンサ
−ロール（扁を経て、一定速度で駆動されているワイン
グー（力により巻き取らねる。印刷シリンダ（４）の速
度と回転量（回転位置）とは計測装置０９により計測さ
れ、そのとき得られる信号が紙送り装置（２０）（２１
）を駆動している可変速モータ（１６）の制御装置（図
示せず）へ送られるが、このとき、同可変速制御装置は
、第６図の印刷ユニットの所にいる紙の速度、即ち、紙
送り装置（２０と（２］）との間にいる紙の速度を次の
ように制御する。（Ｉ）第５図及び第６図に示すように
、ある必要時間Ｔｏ、即ち、印刷シリンダがある必要角
度（００区間）回転する時間だけ印刷シリンダ（４）の
周速と同速度で紙を進行させる。（ｎ）変速区間θで、
所定の印刷ピッチになるように紙の速度／進行量を制御
する。

第６図は、この制御の一例で、印刷シリンダ（４）は、
一点鎖線（イ）で示すようにｖＯの一定速度で回転して
いるものとし、印刷シリンダ（４）が−回転中の変速区
間θにおける紙の速度が実線（ロ）のようになる場合と
点線θ１）のようになる場合とを考えると印刷ピッチＬ
ｌ、Ｌ２は、それぞれ、Ｌ１＝Ｌ３−’Ｉ’Ｂ（■ｏ−
■Ｂｌ）、Ｌ２＝Ｌｓ−ＴＢ（Ｖｏ　−ＶＢ２　）のよ
うになる。なお第６図の各記号は次のとおりである。

Ｌｓ：印刷シリンダ周長 Ｌｏ：印刷長さ即ち、印刷シリンダと紙速度が同調して
いる間に紙が進む長さ Ｌｌ　、　Ｌ２ｔ　Ｌ３：印刷ピッチ Ｔ：印刷シリンダが１回転する時間 Ｔｏ：印刷シリンダ周速と紙速度とが同調している時間 ｖｏ：印刷シリンダの周速 ＶＢＩ　＋　ＶＢ２　：　Ｒ低紙速度 ｖＡ：最高紙速度 ０ ＴＱ＝■ 昨＝＋（Ｔ−ＴＯ） また印刷ピッチを印刷シリンダの周長Ｌｓ以−ｈ［する
場合には、変速区間θにおける紙の速度を第６図の二点
鎖線に）のように印刷シリンダの周速ｖ□以上の速度■
Ａ！ｉで加速するようにする。このとき、Ｌ３　＝Ｌｓ
　＋ＴＢ　（ＶＡ　−Ｖｏ　）となる。

第８図に示すような３色の図柄（＃１）（＃２）（＃ろ
）を図示のような間隔で印刷する場合、第３図に示す印
刷シリンダ（４）（４）（４１の間隔（Ｌ１２）、（Ｌ
２３）が、Ｌ１２−（ｆ　ｘ　ｎ１＋３１２　） Ｌ２３−（Ｌ　Ｘ　３２　＋８２３　）　（但し？Ｌ１
．　Ｎ２：　Ｇの倍数）になるように、ブレーキ付モー
タ（２力を始動・停止させて印刷ユニツ）　（２）（３
）の間隔を変え、さらに見当合せ装置ｃ３３（第４図参
照）で印刷（５）（５）（５）の先端を第６図のように
同一位相に、即ち、各印刷ユニツ）　ｍｆ２）（３）で
、同時に印刷できるようにしておく。

このようにすると第８図に示すようＩＺ関係位置に図柄
（＃１）　（＃２　）　（＄３　）を印刷することがで
きる。

以上のように本発明の輪転印刷機では、印刷シリンダの
周速に対して、印刷シリンダ１回転中に送られる紙の速
度を可変とし、印版が紙と接していない間は紙の速度を
印刷シリンダの周速と異なった適宜の速度に制御して、
印刷シリンダを取替えることなく印刷ピッチを可変にし
たので、従来、大量に必要であった取替え用印刷シリン
ダのストックを不要にできるものである。

第９．１０．１１図は、可変速モータ（ｔｉｌｅの精密
な速度制御が困難な場合に対処した他の実施例である。

即ち、第９図に示すように可変速モータ（１６）による
紙の送り速度と制御シリンダの周速とが一致しない場合
には、印刷がかすれて鮮明な仕上がりが得られない。第
１１図はこれを解消するための駆動機構を示している。

同１１図において、印刷ユニツ）　（１）（２）（３）
および紙送り装置（２■（２Ｉ）の構造並びに配置につ
いては、第６，４図の実施例と同じである。各印刷ユニ
ットは、定速モータ（４Ｉ）に連結されたラインシャフ
トαηと、かさ歯車θ０（洞とを介して駆動される。ま
た差動歯車装置（４滲の外周に固着された歯車（４５１
は、可変速モータＱ６）の軸端に固着されたピニオン（
４３とかみ合うようになっている。駆動軸（４渇に固定
されたかさ歯車（３６）と紙送り装置（イ）のかさ歯車
（３′Ｏとは噛み合い、これが紙を挾んで送るフィート
９０−ルを駆動するようになっている。また紙送り装置
（２］）のかさ歯車（３４）には、紙送り装置（２（沙
のかさ歯車（３ツとこれに噛み合うかさ歯車（３■と駆
動軸間とその他端に固定されたかさ歯車（４１とを介し
て回転が伝えられ、紙送り装置＋２０）と同様にフィー
ドロールが駆動される。この実施例での作用は次の通り
である。定速モータ（４］）および可変速モータ（ｔ６
）の回転数をそれぞれＮ１．Ｎ２とすると、駆動軸（４
２は、Ｎ１十Ｎ２（士は回転方向による）で回転する。

可変速モータα０が停止している状態で定速モータ（４
υを回転したとき、紙送り装置（２（１）（２＋１のフ
ィードロール周速と印刷シリンダの周速とが等しくなる
ように駆動系統を決める。また紙の速度、即ち、紙送り
装置のフィードロール周速を第１０図のように制御する
ときは、第１０図において斜線で示した回転を可変速モ
ータ（１６）により与えて、合成された速度として（ホ
）または（へ）のような所要の回転を得る。（ホ）と（
へ）は、可変速モータ（１６）の回転方向が互いに反対
方向の場合である。この実施例によれば、紙の速度と印
刷シリンダの周速とは、可変速モータが停止という絶対
正確な条件下で、同一駆動源、即ち、定速モータにより
、純機械的に法定できて、正確な同調が得られる。

また第１２図に本発明のさらに他の実施例を示した。同
第１２図において、印刷ユニツ）　（１）（２）（３）
およびアンワインダ（６）ワインダ（７）は、第１図に
示した従来のものと同様で、それぞれは床面上に適当な
間隔をおいて固定されている。一方、各印刷ユニット（
１）（２）（３）の間に上下方向の移動と固定とが可能
な中間ロール（２８）が設けられている。駆動機構は、
第６，４図の実施例と同じである。この実施例の作用を
次に説明すると、第２図に示した図柄（９）をピッチσ
ヨ）で印刷していたものを、第８図に示すように異なっ
た図柄（＃１）（＃２）（＃ろ）を異なったピッチ（８
１２）　、（８２３）　（ｆ−Ｓで印刷したいときは、
第１２図に示す中間ロール（２８）の上げ、下げによっ
て行なうことができる。この中間ロール（２８）の移動
および固定装置については、一般に用いられているため
、その説明は、省略する。即ち第１２図において（ｃＬ
）点から（ｂ）点までの紙（８）の清面長さを、（Ｌａ
ｄ）とし、同じ＜（ｂ）点から（ｃ）点までの６面長さ
を（ＬＡＣ）とすると、（擁ｈ）と■ｈｃ）が次の関係
’Ｌｒａｈ−（ｒ；　Ｘ　ｒＬｌ　）　＋５ｔ２Ｌｂ＋
ｒ−（Ｌｘｙｂ。）＋８２３（但しｒ＋４　、　ｎ２−
Ｌの倍数）を満足する位置に、各中間ロールを固定すれ
ばよい。効果は第６，４図の実施例と同じである。なお
この第１２図の実施例にも第１１図の駆動機構を適用で
きる。

また紙送り装置について、前記谷実施例では、ロール間
に紙を挾んで送るものを図示しているが、ザクジョンベ
ルトに紙を吸着して送る紙送り装置（印刷面を汚さ）、
「いために、印刷していない面を×ルトに吸着して送る
紙送り装置）等を使用することもできる。また加減速時
における紙の伸びを少な（するために、各印刷ユニット
のそれぞれに紙送り装置を設け、同一の可変速モータと
ラインシャフトを介して同時に駆動することもできる。

以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の輪転印刷機を示す側面図、第２図は同輪
転印刷機で印刷する図柄を示す説明図、第６図は本発明
に係る輪転印刷機の一実施例を示す側面図、第４図は第
６図矢視ＩＴ　−Ｔｈ’線に浴う正面図、第５図は紙送
り速度の同調区間及び変速区間を示す説明図、第６図は
紙送り速度と印刷シリンダの周速との関係を示す説明図
、第７図は印刷ピッチを示す説明図、第８図は印刷状態
の説明図、第９，１０図は作用説明図、第１１図は他の
実施例を示す平面図、第１２図はさらに他の実施例を示
す側面図である。 （１）（２）（３）・・・印刷ユニット、（４）・・・
印刷シリンダ、（５）・・・印版、　（６）（力・・・
定速紙送り装置、（８）・・・紙、　（９）・・・図柄
、　（１０）・・・インクロール、（１４）・・・コロ
、　　　（１５１・・・レール、（１６）・・・ｎＴ［
速モータ、（１７）・・・ラインシャフト、　　０８）
・・・駆動装置、（１９１・・・計測装置、　ｆｆ、！
（Ｉｔ（２１）・・・変速紙送り装置、（２２１・パラ
インシャフト、（Ｉ！３）・・・フレーム、ｃ２４）・
・・ダンザーロール、　シ暗・・軸、（２６）・・・ガ
イドロール、　（２７）・・・ブレーキ付モータ、（２
８）・・・中間ロール、　　　（至）・・・かさ歯車、
（３０）・・・かさ歯車、　　　　Ｃ３υ・・・歯車列
、Ｃ３つ・・・割出し装置（見肖合せ装置）、（至）・
・・受ロール、　　　　（ロ）・・・かさ歯車、６句・
・・かさ歯車、　　　　（至）・・・かさ歯車、０η・
・・かさ歯車、　　　　（ハ）・・・駆動軸、（３！１
・・・かさ歯車、　　　　（４Ｇ・・・かさ歯車、（４
１）・・・定速モータ、　　　（４り・・・駆動軸、（
４■・・・ピニオン、　　　　（４４）・・・差動歯車
装置、（４■・・・歯車。 復代理人　弁理士　岡　本　重　文 外２名 第５図 鴫８７ 第１０１￥ｌｌ 町１ａｌ　　　　　　　吟間

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 紙を定速で送る定速紙送り装置と、紙を変速して送る変
   速紙送り装置と、同変速紙送り装置を変速駆動する可変
   速モータと、印刷シリンダと、同印刷シリンダを定速で
   駆動する定速モータと、同印刷シリンダの回転量を計測
   する計測装置と、同計測装置からの信号により上記可変
   速モータの回転速度を制御する制御装置と、上記定速紙
   送り装置と上記変速紙送り装置との間で紙のたるみを防
   止するダンサ−ロール装置とを具えていることを特徴と
   した輪転印刷機。