JPS5820570Y2 - エンドレスコンベヤ - Google Patents
エンドレスコンベヤInfo
- Publication number
- JPS5820570Y2 JPS5820570Y2 JP17021279U JP17021279U JPS5820570Y2 JP S5820570 Y2 JPS5820570 Y2 JP S5820570Y2 JP 17021279 U JP17021279 U JP 17021279U JP 17021279 U JP17021279 U JP 17021279U JP S5820570 Y2 JPS5820570 Y2 JP S5820570Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive belt
- rotating body
- belt
- endless conveyor
- rollers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は回転本体と該回転本体の外周面に環状に張設
された無限の駆動ベルトから成り、回転本体を駆動ベル
トより若干高速に駆動しかつ駆動ベルトを回転本体に接
触することにより駆動ベルトを移送スるエンドレスコン
ベヤに関しとくにその駆動ベルトの支持部に関する改良
である。
された無限の駆動ベルトから成り、回転本体を駆動ベル
トより若干高速に駆動しかつ駆動ベルトを回転本体に接
触することにより駆動ベルトを移送スるエンドレスコン
ベヤに関しとくにその駆動ベルトの支持部に関する改良
である。
この考案にかかるコンベヤについては、特許第5818
80号(特公昭45−6649号)にその基本的な作動
原理が開示されている。
80号(特公昭45−6649号)にその基本的な作動
原理が開示されている。
これによると、この種コンベヤにおけるベルトの移送は
回転本体の駆動にかかるが、ベルト自体も張力調節のた
めに独立に駆動されている。
回転本体の駆動にかかるが、ベルト自体も張力調節のた
めに独立に駆動されている。
すなわち、ベルトを駆動せしめることにより、駆動ベル
トが回転本体に絡みつくのを防止し、かつ適度のフリク
ションを与えることによって、駆動ベルトを回転本体の
外周面に何段(理論的には無限に)にも張設することが
できるのである。
トが回転本体に絡みつくのを防止し、かつ適度のフリク
ションを与えることによって、駆動ベルトを回転本体の
外周面に何段(理論的には無限に)にも張設することが
できるのである。
したがって、この種コンベヤにおいては駆動ベルトの張
力調節ということが重要な位置を占める。
力調節ということが重要な位置を占める。
前記特許においてはこれを回転本体の速度と駆動ベルト
の速度との差をオーバードライブ量とし、このオーバー
ドライブ量を調節することにより適度の張力を確保して
いるのである。
の速度との差をオーバードライブ量とし、このオーバー
ドライブ量を調節することにより適度の張力を確保して
いるのである。
この場合、駆動ベルト4を引張り過ぎてテンションをか
げ過ぎると、駆動ベルト4のフリクションが過多となり
駆動ベルト4の内側が回転本体(ドラム)1に押し付け
られるので駆動ベルト4の内側は抵抗によりその場に残
ろうとする。
げ過ぎると、駆動ベルト4のフリクションが過多となり
駆動ベルト4の内側が回転本体(ドラム)1に押し付け
られるので駆動ベルト4の内側は抵抗によりその場に残
ろうとする。
このため、駆動ベルト4を上段から下段に移動するタイ
プにおいては駆動ベルト4のMOが立つ現象が起こり(
第6図)、下段から上段に移動するタイプにおいては駆
動ベルト4の外側が立つ現象が起こる(第7図)。
プにおいては駆動ベルト4のMOが立つ現象が起こり(
第6図)、下段から上段に移動するタイプにおいては駆
動ベルト4の外側が立つ現象が起こる(第7図)。
反対に、駆動ベルト4のテンションが少な過ぎると、駆
動ベルト4のフリクションが過少となって回転本体が空
回りし駆動ベルトが部分的に力を受ける場合がある。
動ベルト4のフリクションが過少となって回転本体が空
回りし駆動ベルトが部分的に力を受ける場合がある。
次に、実公昭45−12446号公報に記載された考案
は、ドラムのみ回転するタイプでベルトは独立に駆動さ
れておらずベルトに適度のテンションをかげベルトを常
に緊張状態に保つで移動するものであるが、この場合テ
ンションが少な過ぎるとドラムが空回りし、テンション
が過多となるとベルトの内側(ベルトが上段から下段に
移動するタイプ)又は外側(ベルトが下段から上段に移
動するタイプ)が立つ現象が起こる(第6図、第7図参
照)。
は、ドラムのみ回転するタイプでベルトは独立に駆動さ
れておらずベルトに適度のテンションをかげベルトを常
に緊張状態に保つで移動するものであるが、この場合テ
ンションが少な過ぎるとドラムが空回りし、テンション
が過多となるとベルトの内側(ベルトが上段から下段に
移動するタイプ)又は外側(ベルトが下段から上段に移
動するタイプ)が立つ現象が起こる(第6図、第7図参
照)。
このように駆動ベルト又はベルトの最適速度の設定は難
しく、所定値より遅速があるとベルトの円滑移送に支障
を招来するのである。
しく、所定値より遅速があるとベルトの円滑移送に支障
を招来するのである。
したがってこの種コンベヤの運転には万全の注意が払わ
れるのであるが、搬送物によってはかかる注意を払って
もどうしてもベルトと支持レールの間に汚れが付着する
場合がある。
れるのであるが、搬送物によってはかかる注意を払って
もどうしてもベルトと支持レールの間に汚れが付着する
場合がある。
例えば、パン等の搬送においてはベルトと支持レールの
間に油やパンかすか付着してペースト状となり、この結
果駆動ベルトの張力が過度に犬となって円滑移送に困難
を生じていた。
間に油やパンかすか付着してペースト状となり、この結
果駆動ベルトの張力が過度に犬となって円滑移送に困難
を生じていた。
そこで、本考案者は駆動ベルトの支持部に改良を加え、
駆動ベルトと支持レールとの間にローラを介在させ駆動
ベルトの抵抗を少な(させようとした。
駆動ベルトと支持レールとの間にローラを介在させ駆動
ベルトの抵抗を少な(させようとした。
ところが、駆動ベルトの内側ともローラを介在させると
ベルトが波打つという難点があった。
ベルトが波打つという難点があった。
本考案者は、その原因をこのエンドレスコンベヤにおい
ては回転本体が駆動ベルトより早く回っていて該回転本
体の駆動力が側面から駆動ベルトに伝達されるためであ
ろうと考え、この考案では駆動ベルトの外側のみをロー
ラで支承することによッテ、上記エンドレスコンベヤの
駆動ベルトの移送を円滑、安定にするという目的の達成
を図ったのである。
ては回転本体が駆動ベルトより早く回っていて該回転本
体の駆動力が側面から駆動ベルトに伝達されるためであ
ろうと考え、この考案では駆動ベルトの外側のみをロー
ラで支承することによッテ、上記エンドレスコンベヤの
駆動ベルトの移送を円滑、安定にするという目的の達成
を図ったのである。
図示実施例に基づいて説明すると、1は回転本体で、超
高分子量ポリエチレンのキャッピング2で被覆されたゲ
ージバーと称する軸材3を断面円形となるよう一定間隔
に並べて周面を構成する。
高分子量ポリエチレンのキャッピング2で被覆されたゲ
ージバーと称する軸材3を断面円形となるよう一定間隔
に並べて周面を構成する。
4は上記回転本体1の外周面に環状に張設された無限の
駆動ベルトで平網ベルトでなる。
駆動ベルトで平網ベルトでなる。
回転本体1と駆動ベルト4とは駆動源(図示せず)から
独立に駆動力を得ており、この際回転本体1を駆動ベル
ト4より若干高速に駆動せしめる(これをオーバードラ
イブという。
独立に駆動力を得ており、この際回転本体1を駆動ベル
ト4より若干高速に駆動せしめる(これをオーバードラ
イブという。
)。駆動ベルト4は回転本体1の軸材3を被覆するキャ
ッピング2に接触する。
ッピング2に接触する。
5は駆動ベルト4を支持する支持レールで、内側に耐摩
耗性かつ平滑性のある樹脂6で被覆した突部7を形成し
て駆動ベルト4を支持するとともに、外側にローラ8を
取り付けて駆動ベルト4を支承する。
耗性かつ平滑性のある樹脂6で被覆した突部7を形成し
て駆動ベルト4を支持するとともに、外側にローラ8を
取り付けて駆動ベルト4を支承する。
第4図は他の実施例を示し、ローラ8を駆動ベルト4の
外端に付設した場合である。
外端に付設した場合である。
この場合ローラ8は支持レール5に支承されている。
第5図はさらに他の実施例を示し、ローラ8を駆動ベル
ト4の外端に付設するとともに、このローラ8を支承す
る受部9を外枠10に設けた場合である。
ト4の外端に付設するとともに、このローラ8を支承す
る受部9を外枠10に設けた場合である。
この考案によれば、支持レール5と駆動ベルト4との間
に搬送物の運搬に伴う滓、例えばパンかすや油が付着し
たとしても、駆動ベルト4の外側がローラ8で支承され
ているから、駆動ベルト4が過度に緊張しない。
に搬送物の運搬に伴う滓、例えばパンかすや油が付着し
たとしても、駆動ベルト4の外側がローラ8で支承され
ているから、駆動ベルト4が過度に緊張しない。
しかも駆動ベルト4の内側は支持レール5の突部7で支
持されており、ローラ8による支承でないから駆動ベル
ト4が波打つという現象がない。
持されており、ローラ8による支承でないから駆動ベル
ト4が波打つという現象がない。
したがってこつ考案によれば、前記エンドレスコンベヤ
の駆動ベルトの移送を円滑、安定にするという効果があ
る。
の駆動ベルトの移送を円滑、安定にするという効果があ
る。
第1図はこの考案の実施例を示す部分正面断面図、第2
図は第1図の平面図、第3図は第2図A部の拡大図、第
4図は他の実施例を示す部分正面断面図、第5図はさら
に他の実施例を示す部分正面断面図である。 第6図及び第7図は従来例を示す正面からみた作用図で
ある。 1・・・・・・回転本体、2・・・・・・キャッピング
、3・・・・・・軸材、4・・・・・・駆動ベルト、5
・・・・・・支持レール、6・・・・・・樹脂、I・・
・・・・突部、8・・・・・・ローラ、9・・・・・・
受部、10・・・・・・外枠。
図は第1図の平面図、第3図は第2図A部の拡大図、第
4図は他の実施例を示す部分正面断面図、第5図はさら
に他の実施例を示す部分正面断面図である。 第6図及び第7図は従来例を示す正面からみた作用図で
ある。 1・・・・・・回転本体、2・・・・・・キャッピング
、3・・・・・・軸材、4・・・・・・駆動ベルト、5
・・・・・・支持レール、6・・・・・・樹脂、I・・
・・・・突部、8・・・・・・ローラ、9・・・・・・
受部、10・・・・・・外枠。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 回転本体と該回転本体の外周面に環状に張設された
無限の駆動ベルトから成り、回転本体を駆動ベルトより
若干高速に駆動しかつ駆動ベルトを回転本体に接触する
ことにより駆動ベルトを移送スるエンドレスコンベヤに
おいて、駆動ベルトの内側を支持レールの突部で支持す
るとともに、外側をローラで支承したことを特徴とする
エンドレスコンベヤ。 ■ ローラを支持レールに付設した実用新案登録請求の
範囲第■項記載のエンドレスコンベヤ。 ■ ローラを駆動ベルトに付設した実用新案登録請求の
範囲第■項記載のエンドレスコンベヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17021279U JPS5820570Y2 (ja) | 1979-12-07 | 1979-12-07 | エンドレスコンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17021279U JPS5820570Y2 (ja) | 1979-12-07 | 1979-12-07 | エンドレスコンベヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5688716U JPS5688716U (ja) | 1981-07-15 |
JPS5820570Y2 true JPS5820570Y2 (ja) | 1983-04-28 |
Family
ID=29681054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17021279U Expired JPS5820570Y2 (ja) | 1979-12-07 | 1979-12-07 | エンドレスコンベヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5820570Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-07 JP JP17021279U patent/JPS5820570Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5688716U (ja) | 1981-07-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4202443A (en) | Conveyor belt curve | |
CH374930A (fr) | Transporteur comprenant un tapis sans fin | |
US2278361A (en) | Conveyer | |
US2998121A (en) | Self forming flange belt conveyor assembly and belting therefor | |
JPS5820570Y2 (ja) | エンドレスコンベヤ | |
JPH0144604B2 (ja) | ||
EP0530388B1 (en) | Rolling machine | |
JPH03166107A (ja) | スパイラルベルトコンベア | |
JPS6216410Y2 (ja) | ||
US2355879A (en) | Means for transporting biscuits or like articles | |
JP2688806B2 (ja) | コンベアベルト | |
JP3388326B2 (ja) | カーブコンベア | |
WO1982002870A1 (en) | Curved belt conveyor | |
JPH0741125A (ja) | ベルトコンベヤ装置 | |
NL8700593A (nl) | Transportinrichting. | |
JPS61162411A (ja) | 蛇行防止用コンベアベルトおよびそれを用いたベルトコンベア装置 | |
JPH0196432U (ja) | ||
JPH0413986Y2 (ja) | ||
KR100235072B1 (ko) | 샌드위치식 컨베이어 시스템 | |
JP4417501B2 (ja) | カーブベルトコンベヤ | |
JPH072527B2 (ja) | カーブコンベア | |
JPH06286843A (ja) | コンベア装置 | |
JPH0597222A (ja) | コンベヤにおけるベルト駆動装置 | |
RU2069161C1 (ru) | Промежуточный привод ленточного конвейера | |
JPS6418024U (ja) |