JPS5820549B2 - スイツチング レギユレ−タ - Google Patents

スイツチング レギユレ−タ

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JPS5820549B2
JPS5820549B2 JP8862478A JP8862478A JPS5820549B2 JP S5820549 B2 JPS5820549 B2 JP S5820549B2 JP 8862478 A JP8862478 A JP 8862478A JP 8862478 A JP8862478 A JP 8862478A JP S5820549 B2 JPS5820549 B2 JP S5820549B2
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JP
Japan
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circuit
output
voltage
switching transistor
capacitor
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JP8862478A
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井口康秀
小池孜
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Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はパルス幅変調により安定した出力電圧が得られ
、高効率で、かつ過電流保護機能を有するスイッチング
レギュレータに関する。
従来、スイッチングレギュレータには、出力電圧と基準
電圧との差を増幅し、スイッチング素子の制御信号とす
る方式が採用されている。
しかしながら、制御信号として十分な応答速度で、かつ
制御に必要な誤差増幅された電力を得るためには、通常
回路構成が煩雑となる。
しかもリンギングチョーク型のスイッチングレギュレー
タにおいて、スイッチング素子のオン期間と出力電圧の
発生期間とでは、位相が異なるために閉ループ利得を大
きくすると、発振動作が不安定になることもしばしばあ
った。
次に一従来例としてブロッキング発振方式を用いたスイ
ッチングレギュレータを第1図に示し、以下に発振動作
について述べる。
今、スイッチングトランジスタQ1がオンのとき、スイ
ッチングトランジスタQ1のベース電流18が一定であ
るにもかかわらず、そのコレクタ電ii。
は時間とともに増大する。一般にトランジスタのコレク
タ電流i とベース電流1pとの関係はi <h −
1(但し、hfeは電流増C== fe B 幅率を示す)で表わされる。
したがってスイッチングトランジスタQ1のコレクタ電
流i。
はi。=hfei8に達した後、飽和してしまう。
さらにスイッチングトランジスタQ1のコレクタ電流1
0の飽和によってトランス巻線に誘起される電圧は消減
し、スイッチングトランジスタQ1のベース電流18が
減少するため、スイッチングトランジスタQ1は急速に
オフする。
しかしながら前記電流増幅率hfeはスイッチングトラ
ンジスタQ1のコレクタ・エミッタ間電圧VcEおよび
コレクタ電流i。
によって変動するのが常であり、この変動の大きなトラ
ンジスタを使用すれば、スイッチングトランジスタQ1
のコレクタ電流1゜が砲和点に達するまで、コレクタ・
エミッタ間飽和電圧VCEaが増大するとともに、スイ
ッチング損失が増大し、この結果電力変換効率が悪化す
る。
また従来のスイッチングレギュレータに係る過電流保護
回路は、スイッチングレギュレータに独立して付加され
るため、全体の回路構成をさらに煩雑とする。
一般に過電流保護機能は抵抗器等の電流検出素子を用い
て出力電流を検出し、過電流から保護する方式が多く、
このような機能をスイッチングレギュレータに内蔵した
場合には、前記電流検出素子における電力損失も大きく
、延いては電力変換効率の低下を招くという欠点があっ
た。
本発明は上述の数々の欠点を除き、電力変換効率が優れ
、かつ特別な過電流保護回路部品を組み込むことなく、
過電流保護ができ、しかもソフトスタート機能を併せも
ったスイッチングレギュレータを提供することを目的と
している。
すなわち本発明は、入力電源から供給される直流電圧を
断続し、トランスを駆動する発振回路と、該トランスの
交流出力電圧を整流する整流回路と、スイッチングトラ
ンジスタのオン時にトランス巻線に生じる誘起電圧によ
ってコンデンサに抵抗を介し充電し、かつスイッチング
トランジスタのオフ時に前記トランス巻線に生じる逆方
向誘起電圧−によって充電されたコンデンサをダイオー
ドを介し放電する充放電回路と、前記整流回路から得ら
れる直流出力電圧と基準電圧とを比較し、その偏差値に
相応した出力を得る誤差増幅回路と、誤差増幅回路と充
放電回路との各出力を比較し、充放電回路出力が誤差増
幅回路出力を越えたときのみ、発振回路の断続状態のう
ち、続状態を断状態に転じるトリガ信号を前記発振回路
に印加する制御回路とを有するスイッチングレギュレー
タである。
本発明の一実施例を第2図に示し、以下これについて詳
細に説明する。
図中、1はブロッキング発振回路で、起動抵抗R1,ス
イッチングトランジスタQl ?ベース抵抗R3,ベー
スコンデンサC3、並びに1次巻線L1,2次巻線L2
および帰還巻線L3を有する電カドランスTからなる。
2は出力整流回路で、整流ダイオードD1と平滑コンデ
ンサC1からなる。
3は誤差増幅回路で、増幅器A1と基準電源EEからな
り、4は制御回路で、増幅器A2と制御トランジスタQ
2からなる。
Eiは直流電源。RLは負荷である。
そして5は充放電回路で、前記電カドランスTの帰還巻
線L3に抵抗R2とコンデンサC2の直列回路を並列接
続し、かつ前記抵抗R2の両端にはダイオードD2が並
列接続されている。
以上のごとく構成されたスイッチングレギュレータにお
いて、主回路の動作は公知であるので説明は省略する。
第2図の回路各部における動作電流、電圧波形を第3図
に示す。
図中、イはスイッチングトランジスタQ1のコレクタ・
エミッタ間電圧■cE波形2口はスイッチングトランジ
スタQ1のコレクタ電流jox波形、ハは誤差増幅回路
3の出力VAIと充放電回路5の出力VC2の電圧波形
、二は制御回路4の出力VA2の電圧波形、ホはスイッ
チングトランジスタQ1のベース電流iE波形である。
まず、出力電圧が安定化されているときの回路動作につ
いて説明する。
スイッチングトランジスタQ1には第3図のイに示すよ
うなコレクタ・エミッタ間電圧VOEが発生し電カドラ
ンスTの1次巻線L1を駆動することにより、負荷RL
の両端に出力電圧Voを得ている。
前記出力電圧■cは誤差増幅回路3で基準電源EEの電
圧vEと比較され、その偏差値を出力■A1として制御
回路4に供給し、該制御回路4によりブロッキング発振
回路1の発振動作を制御して、出力電圧■。
を安定な出力電圧■cEとしている。
第3図において、時刻t1でスイッチングトランジスタ
Q1がオンすると、電カドランスTの1次巻線L1に第
3図口に示すような時間とともに増大する電流が流れる
とともに、電カドランスTの帰還巻線L3に発生する誘
起電圧は充放電回路5における抵抗R2を介してコンデ
ンサC2に充電を開始する。
そして時刻t1からスイッチングトランジスタQ1がオ
フとなる時刻t3まで、コンデンサC2に充電される電
圧は増大する。
また制御回路4においては、第3図のハに示すように誤
差増幅回路3の出力VAIと充放電回路5の出力■c2
とを常時比較しており、充放電回路5の出力VO2が誤
差増幅回路3の出力VAtを越えたときのみ、すなわち
第3図の二に示す時刻t2からt3まで、増幅器A2の
出力VA2が制御トランジスタQ2のベースに印加され
る。
これにより制御トランジスタQ2は時刻t2からt3ま
で導通して、スイッチングトランジスタQ1を導通させ
ていたベース電流IBtを制御トランジスタQ2のコレ
クタ電流ic2として流し、この結果前記ベース電流j
B1の全てを吸収するばかり−でなく、スイッチングト
ランジスタQ1の蓄積キャリヤも吸収してしまう。
したがって、スイッチングトランジスタQ1のベース電
流i B 1は第3図のホに示すような電流波形となる
さらにスイッチングトランジスタQ1がオフとすると、
電カドランスTの帰還巻線L3にはスイッチングトラン
ジスタQ1のオン期間に生じていた誘起電圧と逆方向の
電圧が生じるため、充放電回路5のダイオードD2は電
カドランスTからフライバックエネルギが放出される期
間、すなわち時刻t3からt4まで充電されたコンデン
サC2を放電させるように働き、この結果充放電回路5
の出力VC2は第3図の八に示すような電圧波形となる
本発明は、上述のごとく動作させることにより、スイッ
チングトランジスタQ1のベース電流iB1を急速に除
去できるため、スイッチングトランジスタQ1のスイッ
チング動作を急峻にできる。
したがって本発明はスイッチングトランジスタQ1のス
イッチング損失を減少でき、電力変換効率を高めること
ができる。
さらに本発明は入力変動および負荷変動にともない出力
電圧V。
も変動しようとするが、第2図の回路は前記各変動にし
たがい誤差増幅回路3の出力VAIが変化するため、充
放電回路5の出力VC2が前記出力VAIに達するまで
の期間を変えることができる。
このため、ブロッキング発振回路1におけるスイッチン
グトランジスタQ1のオン期間が入力変動にともない制
御でき、負荷RLの両端に生じる出力電圧Voを安定化
して安定な出力電圧■cEを得ることができる。
次に過電流時における回路動作について説明する。
第2図の回路が定常状態にある場合は、負荷の増大にと
もない第3図のハに示す電圧vA1が増大するため、ス
イッチングトランジスタQ1のオン期間が増大して出力
電圧V。
を安定化している。一方誤差増幅回路3の出力電圧VA
tの範囲は誤差増幅回路3を動作させるために供給され
る電源電圧、つまり出力電圧■。
により制限される。従って負荷電流の増大に伴い出力電
圧V。
を安定化させるためのスイッチングトランジスタQ1の
オン期間の最大値は誤差増幅回路3の出力電圧VAtに
よって制限される。
これにより本発明に係るスイッチングレギュレータは予
じめ設定された最大出力電力以上を出力しないから負荷
電流を増大しようとすると出力電圧■。
が低下する。充放電回路5において、コンデンサC2の
放電電圧VDは負荷RLの両端に生じる出力電圧■cに
比例するため、出力電圧Voの低下にともないコンデン
サC2の放電電圧vDも低下する。
これにより本発明は第3図のハに示す各電圧波形からも
明らかなように、過電流状態となるとスイッチングトラ
ンジスタQ1のオン期間を急速に減少させることができ
る。
またスイッチングトランジスタQ1のオン期間の減少度
合は、誤差増幅回路3の出力VAIの上限値と、安定な
出力電圧■。
Eを得ている状態におけるコンデンサC2の放電電圧V
Dとの関係を選択することにより、変えることができる
すなわち本発明における過電流保護特性は、前記出力V
Atの上限値とコンデンサC2の放電電圧VDとの比率
を最適値に選択すれば、第4図の口に示す垂下特性とな
り、またその比率を任意に選択すれば、第4図のイに示
すフの字特性または第4図のハに示す右下り特性とする
ことができる。
さらに本発明における過電流検出の動作点は、誤差増幅
回路3の出力により決定され、かつ起動時においてコン
デンサC2の放電電圧は零から立上るので、出力電流■
Lおよびトランス駆動電流は抑澗されながら起動する。
すなわち本発明は上述のごとく過電流保護機能を有する
ばかりでなく、ソフトスタート機能も併せ持つことにな
り、起動時に発生するトランス駆動用トランジスタ等を
破壊から十分に保、護できる。
以上に説明した実施例はブロッキング発振回路を用いた
自励式スイッチングレギュレータについて述べたが、本
発明は他励式スイッチングレギュレータに適用しても上
述と同様に作用する。
本発明によれば、発振方式にかかわらず、電力変換効率
が優れ、かつ特別な過電流保護回路用の部品を組み込む
ことなく、過電流保護ができ、しかもソフトスタート機
能を併せ持ったスイッチングレギュレータを提供できる
【図面の簡単な説明】
第1図:従来のスイッチングレギュレータの一例を示す
回路図、第2図:本発明に係るスイッチングレギュレー
タの一実施例を示す回路図、第3図:第2図の回路各部
の動作電圧、電流波形を示す図、第4図:第2図の過電
流保護特性を示す図。 1・・・・・・ブロッキング発振回路、2・・・・・・
出力整流回路、3・・・・・・誤差増幅回路、4・・・
・・・制御回路、5・・・・・・充放電回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 人力電源から供給される直流電圧を断続し、トラン
    スを駆動する発振回路と、該トランスの交流出力電圧を
    整流する整流回路と、スイッチングトランジスタのオン
    時にトランス巻線に生じる誘起電圧によってコンデンサ
    に抵抗を介し充電し、かつスイッチングトランジスタの
    オフ時に前記トランス巻線に生じる逆方向誘起電圧によ
    って充電されたコンデンサをダイオードを介し放電する
    充放電回路と、前記整流回路から得られる直流出力電圧
    と基準電圧とを比較し、その偏差値に相応した出力を得
    る誤差増幅回路と、誤差増幅回路と充放電回路との各出
    力を比較し、充放電回路出力が誤差増幅回路出力を越え
    たときのみ、発振回路の断続状態のうち、続状態を断状
    態に転じるトリガ信号を前記発振回路に印加する制(財
    )回路を有することを特徴とするスイッチングレギュレ
    ータ。
JP8862478A 1978-07-20 1978-07-20 スイツチング レギユレ−タ Expired JPS5820549B2 (ja)

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JPS5517241A JPS5517241A (en) 1980-02-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5896788A (ja) * 1981-12-03 1983-06-08 Toshiba Corp 横流式ガスレ−ザ装置
JPS6398165A (ja) * 1986-10-14 1988-04-28 Fanuc Ltd レ−ザ装置

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