JPS5820420Y2 - 自動車のリモ−トコントロ−ル式アウタミラ−におけるミラホルダの取付構造 - Google Patents

自動車のリモ−トコントロ−ル式アウタミラ−におけるミラホルダの取付構造

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JPS5820420Y2
JPS5820420Y2 JP1977078933U JP7893377U JPS5820420Y2 JP S5820420 Y2 JPS5820420 Y2 JP S5820420Y2 JP 1977078933 U JP1977078933 U JP 1977078933U JP 7893377 U JP7893377 U JP 7893377U JP S5820420 Y2 JPS5820420 Y2 JP S5820420Y2
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JP
Japan
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holder
mirror
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mirror holder
mounting structure
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JP1977078933U
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JPS546752U (ja
Inventor
山井由広
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トヨタ自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、モータ駆動による自動車のリモートコント
ロール式アウタミラーにおけるノイズの発生を防止する
ためのミラホルダの取付構造に関するものである。
自動車のアウタ□ラーには、機能的にも形態的にも多く
の形式があるが、それらのボディ構造に対する取付構造
は、形式の違いにかかわらず従来、はとんど共通である
第1図は従来の取付構造の一例を示し、ボディ構造7と
ミラホルダ10基端との間にゴムなどでできたガスケッ
ト10を介在させ、ボディ構造Iの裏側において、ばね
14を含む取付部材9でミラホルダ1をボディ構造7に
固定したものである。
このほかの取付構造も、取付部材9がばね14を含まな
いねじ締め式であるなど、取付部材9についての若干の
差異があるだけで基本的には図示例のものと変らない。
このような従来の取付構造は、その構造自体に特に問題
があるわけではないが、ミラーを動かすための小型モー
タをミラホルダに内蔵した、リモートコントロール式ア
ウタミラーに対する取付構造としては、ミラホルダ1と
ボディ構造7とがガスケット10やボディ構造7の塗料
層によって電気的に絶縁の関係となっていることから適
格ではない。
すなわち、□ラホルダ1は、一般に亜鉛ダイキャストな
ど金属製か、あるいは表面が金属面の合成樹脂製であり
、小型車−夕の駆動に伴うアマチュアとブラシ間に生じ
るスパークに対して空中線の役目をしてしまうのである
この結果、ミラホルダ1から雑音電波が発せられること
になり、ミラホルダ1とは距離的に比較的近いラジオア
ンテナに雑音電波がノイズとして入り、ラジオの受信障
害をまねくのである。
ミラホルダ1によるノイズの発生は、ラジオの受信障害
を防ぐために防止する必要があるし、また自動車に各種
の電子機器の搭載されることが多い今日では、電子機器
の作動環境の整備・保全のうえからも防止する必要があ
る。
そこで本考案は、ノイズの発生を、電気配線などの構成
を伴うことなく防ぐことができる、自動車のモータ駆動
によるリモートコントロール式アウタミラーにおけるミ
ラホルダの取付構造を提供することをその目的とする。
次に本考案の構成を図面によって示す実施例にもとづい
て具体的に説明する。
第2図は、本考案の適用例としてのリモートコントロー
ル式アウタミラーの取付構造を示す。
図に示すミラホルダ1は亜鉛ダイキャスト等による金属
製で、通常よく知られているように弾頭形のヘッド2と
取付用の脚3とからなる。
ヘッド2にはミラー(図示しない)が開口部に蓋状に装
着され、ヘッド2に内蔵された小型モータ4の回転でミ
ラーの角度が運転席において調整できるようになってい
る。
小型モータ4のワイヤハネス5は脚3の内部を通り脚3
の基端から外に引き出されている。
脚3は中空構造で、その基端は開口している。
脚30基端側には、その内側の壁を局部的に突き出させ
てなるフランジ6がある。
上述のミラホルダ1を取付ける部位のボディ構造7には
前後に近接する二個の孔8があげられている。
後側(第2図右側)の孔8は小型モータ4のワイヤハネ
ス5を通すためのものであり、前側の孔8は後述の取付
部材9とミラホルダ1の脚3に形成されたフランジ6と
を連絡するためのものである。
このボディ構造7の□ラホルダ1を取り付ける取付部に
はその表面にゴム製のガスケット10が装着されている
ガスケット10は、前記二個の孔8にそれぞれ嵌合する
二個の筒形のグロメット部11を裏面側に突き出したシ
ート状で、その表面側にはミラホルダ1の脚3の基端面
プロフィルに整合する、くぼみが連続的に形成されてい
る。
□ラホルダ1をボディ構造7に固定するための取付部材
9は、当て板12と連結棒13それにコイルスプリング
14を主体として構成されている。
当て板12は第3図に単独で示すように、ウェブ15の
幅に対して両側の7ランジ16の幅が可也り小さいチャ
ンネル型で、導電性のある金属材料で形成されている。
ウェブ15の図示左半分は中央部分が裏側へ平底状にへ
こんでいて、そのへこみ部1Tの中央には円筒形の突き
出し18が表面側に突き出している。
突き出し18の先端レベルは、ウェブ15のレベルとほ
ぼ等しく、先端には全周にわたってのこぎり状の刻み1
9が付げられている。
また、突き出し18の内径は前記ボディ構造7の前側の
孔8の径にほぼ等しく設定されている。
へこみ部17の図示右側のウェブ15には前記ボディ構
造7の後側の孔8と整合する孔20があげられている。
また、二つのフランジ16には、その突き出し18に対
応する位置に係止片が下方に突き出されていて、この係
止片21の角孔22によって円筒形の保護管23が第2
図に示スヨうに垂下状に取付ゆられるのである。
連結棒13は、一方の自由端がフック形に形成され、他
方の自由端側にはねじが切られていて、導電性のある金
属材料で形成されている。
そして、ボディ構造7に装着したガスケット10に脚3
0基端が当てられたミラホルダ1のフランジ6に取り付
けた金属製の中間リング23に、そのフック24がボデ
ィ構造7の裏側から孔8を経て引掛けられている。
この連結棒13にばね鋼で作られたコイルスプリング1
4が巻装されるのである。
コイルスプリング14の一方の自由端は、ボディ構造7
の裏面に当て沿わされた前記当て板12のへこみ部11
における突き出し18の周辺に当っており、他方の自由
端は、連結棒13にねじ嵌合された調節ナツト25に抜
は止めされている金属製のホルダ26に当っている。
なお、当て板12は第2図に示されているように、突き
出し18の刻み19がボディ構造7の後側の孔8の孔縁
に当たるように、ボディ構造Tの裏面に当て沿わされる
もので、コイルスプリング14のばね力でボディ構造I
に押え付けられることによってしつかりした固定状態と
なる。
従って、連結棒13に対してねじ嵌めされている調節ナ
ツト25を適当に締め増してやれば、連結棒13は、コ
イルスプリング14のばね力を受げてミラホルダ1を引
きつげて、ミラホルダ1をガスケット10に密着させる
そして、これによってミラホルダ1はボディ構造7に固
定されるのである。
このとき、コイルスプリング14のばね力は当て板12
に対しても加わる。
すなわち、当て板12はそのへこみ部17に当たってい
るコイルスプリング14のばね力を受けてボディ構造7
に強くおしつげられるのである。
そしてこのばね力によるおしつげによって当て板12の
突き出し18の刻み19は、ボディ構造1の前側の孔8
の孔縁部に当該部の塗装をげずりとってボディ構造7の
鉄板にじかに押し当たるのである。
すなわち、上述の取付構造は、ボディ構造7とミラホル
ダ1とは電気的に接続の関係にあるのである。
このことをもう少し詳しく説明すると、ミラホルダ1と
ボディ構造7とは、ミラホルダ1のフランジ6.中間リ
ング23.連結棒13.ホルダ26.コイルスプリング
14.当て板12.刻み19.ボディ構造1の経路で電
気的に接続している。
従って、ミラホルダ1内の小型モータ4が駆動してスパ
ークが発生してもミラホルダ1はボディ構造7にアース
されているから、雑音電波を発することはない。
すなわち、小型モータ4のスパークによる雑音電波は、
直ちにミラホルダ1によってボディ構造7に導かれ、ノ
イズとして発信されることはない。
それゆえ、小型モータ4のスパークによるラジオの受信
障害はほとんどな(なるのである。
なお、上述の取付構造においては、コイルスプリング1
4も通電経路の一部を構成しているが、コイルスプリン
グ14のない、ねじ棒と調節ナツトによるものであって
も、調節ナツトの締め付は力が直接、或いは間接に当て
板12をボディ構造7におしつげる方向の力として作用
する構成をとることで、上述の実施例と全く同様な作用
・効果を奏することができる。
以上、実施例の説明でも明らかなように、本考案は金属
製の、あるいは表面に金属面を含む合成樹脂製のミラホ
ルダにミラーを動かすための小型モータが内蔵されてい
る、自動車のリモートコントロール式アウタミラーにお
いて、前記ミラホルダを、該ホルダとボディ構造とを電
気的に接続の関係にする取付部材によってボディ゛構造
に固定したミラホルダの取付構造であるから、電気系統
の改善あるいは電気系統の変更を全く伴うことなく、ミ
ラホルダとボディ構造を、ミラホルダの取付操作ととも
に電気的に接続の関係にすることができる。
従って、ミラホルダに内蔵された小型モータの駆動によ
っても、ノイズはミラホルダからボディ構造へ流されて
消されるから、ラジオや自動車の電子機器に悪影響をお
よぼすことにはならない。
なお、本考案は合成樹脂製のミラホルダに対しても、そ
れが表面に金属面を含むものであれば容易に実施するこ
とができるが、全体の構成は前述の実施例に準じるもの
で、特別な差異はない。
従って、この合成樹脂製のミラホルダに対する実施例の
記載については省略した。
【図面の簡単な説明】
第1図はミラホルダの従来の取付構造の一例を示す縦断
面図、第2図は本考案の適用例としてのミラホルダの取
付構造を、第1図に準じて示す縦断面図、第3図は当て
板のみを単独に示す斜視図である。 1:□ラホルダ、4:小型モータ、6:フランジ、7:
ボディ構造、9:取付部材、10:ガスケット、12:
当て板、13:連結棒、14:コイルスプリング、18
:突き出し、19:刻み、26:ホルダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製の、あるいは表面に金属面を含む合成樹脂製のミ
    ラホルダにミラーを動かすための小型モータが内蔵され
    ている、自動車のリモートコントロール式アウタミラー
    において、主にボディ構造の外表面の塗装をけずりとっ
    て直接金属面に押し当たるのこぎり状の刻み部を有する
    当て板と、この当て板を押巴しながら前記ミラホルダに
    電気的に接続するコイル・スプリングと、連結棒とから
    なる取付部材によって、前記□ラホルダを前記ボディ構
    造に固定したことを特徴とするミラホルダの取付構造。
JP1977078933U 1977-06-15 1977-06-15 自動車のリモ−トコントロ−ル式アウタミラ−におけるミラホルダの取付構造 Expired JPS5820420Y2 (ja)

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JPS546752U JPS546752U (ja) 1979-01-17
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