JPS5820396A - ガウジング用ワイヤ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、連続作業に適するガウジング用ワイヤーの改
良に係るものである。

従来、ガウジング用電極棒としては、炭素を焼結して得
られた一定一さの棒状のものの表面に銅メッキあるいは
アルミニウムを溶射したものを用いでいるが、長さが限
られているため、連続してガウジングを行なうには、し
ばしばの取シ換えが必要であり、また短くなった場合、
使用できなくなるところがでてくる。また連続作業用に
、接続式６電極棒もあるか、結合部で溝の形状が変わる
ため均一な溝ができな埴という欠点を持っている。

２　　　。

このような欠点を解決するために、ガウジング用ワイヤ
ーとして炭素の粉末または粒を金属フープ中に巻き込ん
だものが考案されている。

第１〜２図に従来のワイヤーの一例を示す。図こシ、粉
末が金属フープ２よシ後退するため、アークが禾安定と
なシ、満足してガウジング作業が行なえなからた。

また、炭素粉に結着剤１例えばピッチ、タール−樹脂を
混合し一粉末の保持を良くしよとしたものがあるが、完
全に結着させると柔軟性が無くなシ。

また電気抵抗も大きくなるため結着剤の添加量には限度
があり、そのため十分に保持できなか、った。

本発明は以上のような従来の欠点を解消するもので、炭
素粉あるいは粒に、例えばレーヨン、ポリアクリロニト
リルなど固相で炭素化する繊維を産ものである。

第４〜６図は本発明によるガウジング用ワイヤーの実施
例を示す。また第６図はこのワイヤーを放電した結果を
示したものである。図中３は繊維を示している。

炭素粉または粒の飛散が抑制され、安定したガウジング
が行なえる。これは、第６図に示したように炭素粉また
は粒１に比べ長大な繊維３が炭素粉または粒１を保持す
るため、放電時、炭素粉または粒が常に金属フープ２よ
シ前につき出ることが可能なためである。炭素粉を保持
するだけであるなら、炭素繊維やガラス繊維を入れても
良いが。

ガラス繊維は炭素質でないためガ′ウジングに寄与しな
いし、導電性が無いため抵抗が大きくなシ。

さらに放電時、゛ガラス繊維の飛散により１作業環・　
境が悪くなることがあシ、ガウジング用ワイヤー中に入
れるフィラーとしては適さない。炭素繊維゛をフィラー
としてワイヤー中に入れた場合は、炭があるが１価格の
面で炭素繊維は高いため利用しにくい。

本発明で使用される繊維は、放電時、先端から伝わる熱
により３００℃〜１０００℃　の温度域で繊維の約６０
チが炭素化されるため、その点に関しては炭素繊維を入
れるのと同じ効果が□あり、さらに繊維が炭素化される
時に放出される液体分がよシ炭素粉の保持を良くするた
め、炭素繊維に比べ大きな保持効果があられれる。

本発明において使用される繊維は、短かすぎると炭素粉
の保持、効果が薄れる。また長すぎるとワイヤー中で均
一に分布させることが難しくなるため、繊維の長さとし
ては１〜１０ｍ＋程度が適当である。添加量は、少なす
ぎ一場合、保持効果が薄れる。また多すぎる場合、炭素
粉の量が少なくするため、消耗が早くなシ、さらに抵抗
が大きくなる。したがって添加量としては、０．２〜１
６重量％程度が適当である。

゛以上のように本発明によれば、炭素粉の飛散がまた炭
素粉が常に金属フープより前に突き出るため、アークが
安定し、良好なガウジング作業が行なえる。　　。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のガウジング用ワイヤーの縦断面図、第２
図はその横断面図、第３゛図は同ワイヤーの放電後の縦
断面図、第４図は本発明によるガウジング用ワイヤーの
実施例の縦断面図、第６図はその横断面図、第６図は同
ワイヤーの放電時の縦断面図である。 １・・・・・・炭素粉または粒、２・・・・・・フープ
、３・・・・・・繊維 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１１
１１ ２ｒＩＡ ３１１ 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 粉末あるいは粒状の炭素とガウジング時に発生する熱に
   よって炭素化する繊維の混合物を金属フープ中に巻き込
   み、ワイヤー状となしたことを特徴とするガウジング用
   ワイヤー。