JPS58203949A - ナフタレンアミン誘導体 - Google Patents

ナフタレンアミン誘導体

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JPS58203949A
JPS58203949A JP7884483A JP7884483A JPS58203949A JP S58203949 A JPS58203949 A JP S58203949A JP 7884483 A JP7884483 A JP 7884483A JP 7884483 A JP7884483 A JP 7884483A JP S58203949 A JPS58203949 A JP S58203949A
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JP
Japan
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carbon atoms
formula
naphthalenamine
dinitro
phenyl
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Pending
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JP7884483A
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English (en)
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アルバ−ト・ジエイムズ・クリントン
ジヨ−ジ・オリバ−・プランケツト・オドハ−テイ
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Eli Lilly and Co
Original Assignee
Eli Lilly and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、昆虫の制御またはコクシジウム症の治療に有
用な新規ナフタレンアミン誘導体に関する。
米国特許明細書箱4.183,949号は、節足動物駆
除、殺真菌および殺細菌作用を有するとされる一群のア
リールアミノ−2,4−ジニトロナフタレン類を開示し
ている。
本発明によれば以下の式(I)で示されるナフタレンア
ミンが得られる: ゲン、フェニル、ニトロ、シ1アノ、炭素数1〜4のフ
ルオロアルキル、炭素数1〜4のフルオロアルコキシま
たは炭素数1〜4のフルオロアルキルチオ、kはハロゲ
ン、R4は11またはハロゲンを表わし、mは0.11
または2、nはOまたは1を表わす。ただしに2とジニ
トロアニリン基は共に同一のフェニル環上の置換基であ
る。〕 好ましい化合物は、以下の構造(U)、(III)、(
IV)または(V)を有する化合物群である:02 〔式中、kは炭素数1〜4のアルキル、R2はフェニル
、ニトロまたはシア八R3はハロゲン、R4は■または
ハロゲンを表わし、mは0,1または2、nは0または
1を表わす。ただしに2とジニトロアニリン基は同一の
環上にある。〕 〔式中、R1は炭素数1〜4のアルキル、R2は/%ロ
ゲン、炭素数1〜4のフルオロアルキル、炭素数1〜4
のフルオロアルコキシまたは炭素数1〜4のフルオロア
ルキルチオ、R3はハロゲン、R4は11またはハロゲ
ンを表わし、mは0.1または2を表わす。〕 〔式中、R1は炭素数1〜4のアルキル、R2は)10
ゲン、炭素数1〜4のフルオロアルキル、炭素数1〜4
のフルオロアルコキシまたは炭素数1〜4のフルオロア
ルキルチオ、R3はハロゲン、R4はIIまたはハロゲ
ンを表わし、mはOllまたは2.11はOまたは1を
表わす。ただしに2とジニトロアニリン基は同一のフェ
ニル環上にあり、同時にナフタレン骨格の1位と4位を
占めることはない。〕〔式中、R1は炭素数1〜4のア
ルキル、R2は/%ロゲン、炭素数1〜4のフルオロア
ルキル、炭素数1〜4のフルオロアルコキシまたは炭素
数1〜4のフルオロアルキルチオ、R3はハロゲン、R
4はIIまたはハロゲンを表わし、mは0,1または2
.11は0またはlを表わす。ただしR3置換基は、こ
れが存在する時にはナフタレン骨格の2位以外に存在す
る。〕。
本発明中で用いる好ましい化合物は、菖ηが0゜R4が
Hである上記の構造式を有する。
上記式中、炭素数1〜4のアルキルとはメチル、エチル
 n−フロビル、イソプロピル、n−ブチル、5ec−
ブチル、イソブチル、【−ブチル等を包含する。
「ハロゲン」なる語はフッ素、塩素、臭素および゛ヨウ
素を表わす。
炭素数1〜4のフルオロアルキルとは1またはそれ以上
のフッ素原子を有する炭素数1〜4のアルキル基である
。かかるフルオロアルキル基はトリフルオロメチルペ 
1.1.2.2−テトラフルオロエチ/Iz、ペンタフ
ルオロエチル、1,2,3.3−テトラフルオロプロピ
ル、ノナフルオロブチル等を包含する。
炭素数1〜4のフルオロアルコキシとは1またはそれ以
上のフッ素原子を有する炭素数1〜4のアルコキシ基で
ある。かかるフルオロアルコキシ基はジフルオロメトキ
シ、トリフルオロメトキシ、1−フルオロエトキシ、1
,1,2.2−テトラフルオロエトキシ、ペンタフルオ
ロエトキシ、1,2,2゜3.3−ペンタフルオロプロ
ポキシ、ヘプタフルオロプロポ牛シ、4.4.4− ト
リフルオロブトキシ等を包含する。
炭素数1〜4のフルオロアルキルチオとは1またはそれ
以上のフッ素原子を有する炭素数1〜4のアルキルチオ
基である。かかるフルオロアルキルチオ基はトリフルオ
ロメチルチオ、1,1,2.2−テトラフルオロエチル
チオ、ペンタフルオロエチルチオ、4.4.4−1−リ
フルオロブチルチオ等を包含する。
以下に列挙する化合物は本発明中で用いる典型的な化合
物である。
1−シア/−N−[:2.4−ジニトロ−6−(トリフ
ルオロメチル)フェニル〕−3−ナフタレンアミン、 1−(1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ)−6
−クロロ−N−1:2.4−ジニトロ−6−(トリフル
オロメチル)フェニルツー2−ナフタレンアミ ン、 3−ブロモ−6−ニチルーヘー〔2,4−ジニトロ−3
−クロロ−6−() 17フルオロメチル)フェニルツ
ー1−ナフタレンアミン、 4− (トリフルオロブトキシ)−7−ブロモ−N−C
2,4−ジニトロ−6−(トリフルオロメチル)フェニ
ルツー1−ナフタレンアミン。
本発明化合物は、当業者に周知の方法により簡便に製造
することができる。好ましい製法孟よ、適当な置換ナフ
タレン誘導体を塩基の存在下で2.4−ジニトロ−6−
()リフルオロメチル)−1−(置換)ヘンゼン誘導体
と縮合して本ナフタレンアミンを得る工程を含む。この
反応式は以上のとおりである。
〔式中、R1、[2、R3、R4、mおよびnは前記と
同意義であり、XおよびYのうち1個はNI(2、他方
はハロゲンのような脱離基を表わす。〕。
本発明の目的の1つはこの製造方法を提供することにあ
る。
この反応式の一例は1−ナフタレンアミン誘導体をハロ
ベンゼン誘導体と反応させる工程を含む7この反応は通
常、はぼ等モル量のナフタレンアミンと置換ハロベンゼ
ン誘導体を適当な有機溶媒中で少なくとも一当量の塩基
と結合させることにより達成される。適当な醒媒とは非
反応性でなければならず、はとんどの非プロトン性溶媒
がこれに含まれる。普通に使用される溶媒には、例えば
N、N−ジメチルホルムアミドまたはへキサメチルホス
ホルアミドのようなアミド類、テトラヒドロフラン、ジ
エチルエーテルおよびジオキサンのようなエーテル類、
ジメチルスルホキシドのようなスルホキシド類、並びに
類縁溶媒が含まれる。以上のうち、DMFか好ましい。
本反応は普通、約−25〜100℃の温度範囲で行なう
が、0〜50℃が好ましい。反応体として使用する塩基
は、好ましくはナフタレンアミン誘導体の窒素プロトン
を引き抜くに十分な強度を持つものでなければならない
。適当な塩基は、例えばナトリウムハイドライドおよび
リチウムハイドライドのようなアルカリ金属水素化物の
ほとんどを含む。水素化ナトリウムが特に好ましい。通
常直ちに約48時間で生成物が得られる。反応混合物Δ は標準的な手法により後処理を行なう。典型的には、生
成物は水或いは例えば希塩酸または希硫酸のような酸水
溶液を反応混合物に加えるだけで分離できる。目的化合
物はしばしば固体または油状物として酸水溶液中に沈殿
する。別法として、この化合物はジエチルエーテル、酢
酸エチル、ジクロロメタン等の水と非混和性の有機溶媒
中に抽出することができる。減圧蒸留等により有機溶媒
を除去すると本発明化合物か得られる。こうして得られ
た化合物は、要すれば当業者に周知の幾つかの方法、例
えばシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーまたは通
常の溶媒からの結晶化等の方法を用いて、さらに精製す
ることができる。
本発明で使用する化合物は、既に適所に置換基を有する
そのままの(完全な)化合物としての置換ベンゼンと、
ナフタレン出発物質を縮合して製するのがより好ましい
。これら出発物質は周知の方法により簡単に製造される
。しかしながら、置換−N−1:2.4〜ジニトロ−6
−(トリフルオロメチル)フェニル〕ナフタレンアミン
誘導体に、置換基を付加することもできる。例えばハロ
ゲン置換基は、既知のハロゲン化試薬を用いて、本化音
物の種々の位置に導入することができる。
以上に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが
、これらは本発明を限定するものではない。
実施例11−ニトロ−N−(2,4−ジニトロ−6−(
1−リフルオロメチル)フェニル]−2−ナフタレンア
ミン。
ナトリウムハイドライド(水素化ナトリウム)2.09
 トI)MF 40m1(Dス5 ’J −ニ3.8 
S’(7)1−ニトロ−2−ナフタレンアミンを加える
。次に5゜42の2.4−ジニトロ−6−(トリフルオ
ロメチル)−1−クロロベンゼンを加え、反応混合物を
室温で約1時間攪拌する。この混合物を、40./の濃
塩酸を含む氷水500−に加える。生成した黄色沈殿を
P取、乾燥して4.87の1−二トローN−[:、2.
4−ジニトロ−6−(トリフルオロメチル)フェニル〕
−2−ナフタレンアミンを得た。
収率56%。M、P、=213〜215℃。
元素分析(Ci 71[9F 3N406として)CI
I         N 理論値+48.35  2.15  13.27実測値
:4g、54  2.21  13.35実施例24−
クロロ−N−[2,4−ジニトロ−6−()リフルオロ
メチル)フェニル)−1−ナフタレンアミン 2gのナトリウムハイドライドを、3o−のDM Fに
溶解した3、57の4−クロロ−1−ナフタレンアミン
および5.47の2.4−’)ニトロ−6−(トリフル
オロメチル)−1−クロロベンゼン中に、攪拌しながら
徐々に加える。反応混合物を室温で約24時間攪拌後、
水に注ぐ。沈殿した固体をυi取し、エタノールより再
結晶すると4.77の4−クロロ−N−(2,4−ジニ
トロ−6−(トリフルオロメチル)フェニルクー1−ナ
フタレンアミンヲ得た。収率57%。M、P、 =19
7〜198°00元素分析(C1ハ、C1F3N304
として)CHN 理論値:49.59  2.20  10.21実測値
: 49.31  2.10  10.07実施例32
−ブロモ−4−クロロ−N −C2゜4−ジニトロ−6
−(トリフルオロメチル)フェニールクー1−fフタレ
ンアミン。
30dのジクロロメタンに溶解した2、(lの4−クロ
ロ−N−[2,4−ジニトロ−6−(トリフルオロメチ
ル)フェニル]−1−ナフタレンアミンの溶液に1m!
、の臭素を加える。この混合物を室温で約2,5時間攪
拌し、減圧下で蒸発乾固する。
残留物をジエチルエーテル/酢酸エチル溶液に溶解し、
水洗する。有機層を活性炭および無水1i t?12マ
グネシウムと混合し、攪拌、r過する。溶媒を減圧ドて
蒸発させ、スケリーソルブB (5kellyso−I
vcIS)と共に攪拌して謔過すると、1.59の2−
ブロモ−4−クロロ−へ−〔2,4−ジニトロ−6−(
トリフルオロメチル)フェニル、]−1−1フタレンア
ミンを得た。収率63%。M、P、 −207〜209
℃。
元素分析(C17II8BrC1F3N304として)
CHN 理論値:41.61  1.64  8.57実測値:
41.69  1.71  8.65実施例44−ブロ
モ−N−[2,4−ジニトロ−6−(トリフルオロメチ
ル)フェニル]−1−ナフタレンアミン。
4.49の4−ブロモ−1−ナフタレンアミン、40−
のl)MFおよび2.(lのナトリウムハイドライドの
混合物を室温で約15分間スラリー化する。次いで5.
4fの2.4−ジニトロ−6−(トリフルオロメチル)
−1−クロロベンゼンを少量スつ加える。添加終了後、
混合物を室温で約24時間攪拌する。この混合物を氷水
および塩酸の溶液に攪拌しつつ徐々に加える。沈殿した
固体をP取、乾燥し、エタノール/DMFより再結晶し
て涙取すると2.1yの4−ブロモ−N−[2,4−ジ
ニトロ−6−(1−IJフルオロメチル)フェニルツー
1−ナフタレンアミンを得た。収率23%。M、 P。
−219〜221 ’C0 元素分析(C□7H9BrF3N304として)CHN 理論値:44.74  1.97  9.21実測値:
45.35  1.70  9.33以ドの実施例は本
発明に用いる化合物をさらに説明するものであるが、こ
れらはおおむね既述の方法により製造される。
実施例54−フェニル−N−(2,4−ジニトロ−6−
() IJフルオロメチル)フェニルツー1−ナフタレ
ンアミン。
M、l−461〜162℃。
元素分析(C2311,4F3へ304として)CHN 理論値:60.93  3.11  9.27実測値:
62.32  3.07  9.26実施例64−二ト
ローN−1m2.4−ジニトロ−6−(トリフルオロメ
チル)フェニル)−1−ナフタレンアミン。
M、P、−166〜168℃。
元素分析(C07H9F3N406として)CII  
       N 理論値:48.35  2.15  13.27実測値
:48.59  2.20  13.23実施例74−
シアノ−N−[2,4−ジニトロ−6−(1−IJフル
オロメチル)フェニル、]−]1−ナフタレンアミン M、P、=174〜175℃。
元素分析(C1sIi9 F 3N4°4として)c 
        [t         N理論値:5
3.74  2.26  13.93実測値:53.6
6  2.27  14.11実施例82,4−ジブロ
モ−N−〔2,4−ジニトロ−6−(1−リフルオロメ
チル)フェニルツー1−ナフタレンアミン。
M、P、=197〜200℃。
元素分析(C071■8Br2F3N304として)C
HN 理論値:38.13  1.50  7.85実測値:
3B、39  1.55  7.56本発明に係る化合
物群(I)、(II)、(■1)および(IV )は、
種々の目の昆虫の制御に有用である。このような昆虫と
しては、鞘翅類(メキシコサヤマメ甲虫、ワタノハナゾ
ウムシ、トウモロコシネムシ、コムギバコガネムシ、タ
マムシ、ノミムシ、コロラドジャガイモムシ、コクモッ
コガネムシ、ムラサキウマゴヤシゾウムシ、ヒメマルカ
ツオブシムシ、小麦粉ツジレコガネムシ、コメハシラコ
ガネムシ、コメツキムシ科の幼虫、フクゾウムシ、バラ
コガネムシ、プラムゾウハナムシ、シロカプトムシなど
)、鱗翅類(南方夜盗虫、シンクイガ、根切虫、イガ、
インドコクガ、ハマキメイガ、トウモロコシシンクイガ
、ヨーロッパアワノメイが、モンシロチョウの幼虫、キ
ャベツ大取虫、ワタノミムシ、ミノムシ、東方天幕虫、
シバクモノスが、アキミノムシなど)、双翅類(イエバ
エ、黄熱病蚊、家tiバエ、ツノサシバエ、アオバエ、
キャベツウジ、ニンジンさびバエなど)および直翅類(
ドイツゴキブリ、アメリカゴキブリなど)か挙げられる
よって本発明方法の一実旌態様止して、昆虫の生息地に
式(I)で示されるナフタレンアミン誘導体の殺虫有効
量を適用することからなる昆虫制御方法が提供できる。
ここに規定1する「殺虫有効l」なる語は、その昆虫を
不活発化させる罐をさすっ不活発化とは、その昆虫を殺
すこと、或いはその通常の生命機能の1またはそれ以上
の遂行を不可能にすることを意味する。この社は通常約
20001)pm 〜約lppm、さらに好ましくは約
1000 ppm〜約IQppmである。制御すべき昆
虫の種、適用する場所、適用する特定のナフタレンアミ
ンの効力等の因子によって、より高濃度または低濃度を
使用できるのは明らかである。
式(I)の化合物は、処置した植物が制御または根絶し
たい昆虫に接触した時に最も有効に機能するように思わ
れる。しかしながら一般に本化合物は、その昆虫か摂取
または食う以外の方法で接触する11丁石柱のある食物
もしくは水供給源に適用することができる。
本化合物は、昆虫に起こる変態の機構を妨害するのでは
ないかとも信じられている。しかし、本ナフタレンアミ
ン類の正確な作用機作は未知であり、本発明の殺虫方法
は、いかなる作用機作であれ、それによって限定される
ものではない。
本発明に用いる化合物は、適用の簡便の為、製剤化する
のが好ましい。そこで本発明のさらに他の実施態様とし
て、農芸化学上許容できる担体または希釈剤を式(I)
のナフタレンアミンと共に含有してなる殺虫組成物が提
供される。かかる組成物は、目的とする組成物により、
約0.1〜約95゜0重社%のナフタレンアミンを含有
するのが典型的である。
例えば乳化可能な濃厚物(乳剤)および水性懸濁液とい
った液体組成物は、約5〜約90重計%の濃度で活性物
質を含有させればよい。これらの組成物は、本物質を有
機溶媒に溶解するか、またはイオン性もしくは非イオン
性乳化剤のような適当な界面活性分散剤の助ける借りて
、或いは借りずに、本物質を水に分散させることにより
調製される。かかる組成物は、これを植物の葉に伸ばし
、粘着させるのを助ける物質を含有することもできる。
好適な有機液状担体とは、農業用噴霧油およびジーゼル
燃料、ケロセン、燃料油、ナフサ、ストツダード溶媒(
Stoddard 5olvent) 0)ような石油
蒸留物を包含する。以上のうちでは石油蒸留物か一般に
好ましい。水性組成物は1またはそれ以上の水と非混和
性の溶媒を含有することかできる。このような水性組成
物においては、担体は水性乳濁液、例えば水、乳化剤お
よび水と非混和性の溶媒の混合物からなる。分散化およ
び乳化剤の選択並びにその使用量は、その組成物の性状
と、担体中・\の活性成分の分散を容易にし、目的組成
物を調製し得るその薬剤の能力に依存するであろう。本
組成物に使用できる分散化および乳化剤は、アルキレン
オキシドとフェノールおよび有機酸の縮合生成物、アル
キルアリルスルホネート、ソルビタンエステルのポリオ
キシアルキレン誘導体、複合エーテルアルコール等を包
含する。上に述べた組成物に使用するのに好適な既知の
界面活性剤の総説は、米国特許第3,095,299号
の第2欄、25〜36行およびそあ引用文献に見られる
水和剤は、本発明化合物、不活性担体および界面活性剤
を良く混合したものからなる。活性化合物の濃度は通常
約25〜約90重量%である。不活性担体は普通アタパ
ルジャイトクヒー、モンモリロナイトクレー、ケイソウ
土または精製硅酸塩より選ばれる。有効な界面活性剤は
水和剤の約0゜5〜約10重置%よりなり、スルホン化
リグニン、縮合ナフタレンスルホネートおよびアルキル
硫酸塩から選ばれる。
粉剤組成物は、活性物質を約0.1〜約10.0ffl
f漬%含有する。粉剤組成物の調製にあたっては、活性
成分を粘土、タルク、胡粉、石こう、石灰石、バーミキ
ュライト微粉、真珠岩等に均一に分散させる。かかる分
散を達成する1つの方法は、細かく粉砕した担体を活性
物質と共に機械的に混合または粉砕することである。同
様にして粉剤組成物は、ベントナイト、フラー土(Fu
l Ier’s earrh )、アタパルジャイトお
よびその他の界面活性吸着能を有する粘土のような種々
の固佛(体と混合することもできる。成分の割合により
、これら粉剤組成物は濃厚物として用い、通常は適用す
る場所で、吸着型固体担体、或いは胡粉、タルク、石こ
う等を添加して希釈する。加えてこのような粉剤組成物
は、分散化剤の助けを借りて或いは借りずに、水に分散
させることができるし、噴霧混合物にすることもできる
さらに本発明に係る組成物群は、本ナフタレンアミンを
約0.1〜15重量%含有する顆粒製剤にして使用する
ことができる。この製剤は常法により調製され、典型的
には本化合物を界面活性剤の助けを借りて或いは借りず
に溶媒中に溶解し、得られた溶液を予め調製した顆粒上
に噴霧または他の手段により分散させる。その後溶媒を
通常は蒸発させて適切な組成物を得る。このような顆粒
製剤は特効性を賦与することができ、トウモロコシのよ
うな反復適用が実際的でない作物に対し、より好ましい
と言える。
本発明化合物またはその組成物は、当業者によく知られ
た種々のいかなる常套手段を使っても昆虫の制御が望ま
れる場所に適用できる。通常の適用技術としては、手動
による散布または噴霧が含まれ、或いは単に活性物質を
昆虫の食物に混合するだけでもよい。植物の葉への適用
は典型的には動力散布器、ブーム噴霧器およびフオッグ
噴霧器を用いて達成される。大規模な処置の際には粉剤
散布または低容量散布を空中より行なうことができる。
本発明に使用する代表的化合物群の殺虫効力を以下の試
験例により説明する。
試験例1 この最初のスクリーニングは、本発明に使用する代表的
化合物群の殺虫効力を評価する為に用いる。評価は黄熱
病蚊の幼虫に対して実施した。
被験化合物は、20■を溶媒2rnlに溶解して調製し
た。溶媒はトクシマルにおよびトクシマル5(Step
an Chemical  Company社(Nor
thfield。
111inois在)製のアニオン性および非イオン性
界面活性剤の専売混合品)をアセトン/エタノール−5
0150の混合液に加えて調製した。この溶媒/化合物
溶液は脱イオン水で8mlに希釈した後、225m1の
水に入れた。
第三全後期または第四全初期の蚊の幼虫(Aedesa
egypt i)を20匹、25−の脱イオン水を入れ
た1オンス容普の紙コツプに入れた。この幼虫は少なく
とも試験前3時間、新鮮な食物を与えた。
次いで、幼虫を含む水を被験化合物の希釈調製液に加え
、活性成分の最終濃度が20ppmとなるようにした。
より低濃度を得る為には、さらに水で希釈した。
死んだ或いは死にかかつている幼虫の数を48時間後に
記録した。死にかかつている幼虫とは、限られた移動し
かできないか、釣合いのとれた移動がほとんどできない
ものをさす。結果を以下の記号で等級づけた。
0〜20−100 3〜4   11〜20   1 5〜6    21〜30  2 7〜8   31〜40  3 9〜10   41〜50  4 11〜12   51〜60  5 13〜14   61〜70  6 15〜16   71〜80  7 17〜18   81〜90 8 19〜20   91〜100  9 このスクリーニング結果を以下の表1に示す。
表     1 蚊の幼虫駆除スクリーニング 表1(続き) 試験例2 このスクリーニングで評価する化合物群は、上記試験例
1で調製した溶媒1−中に被験化合物1o m’iを溶
解して調製した。この溶媒/化合物混合物は脱イオン水
9mlで希釈して被験化合物濃度を11000PPとし
た。より低濃度の試験液は、この11000pp溶液を
、1ノ当り225rngのトクシマルにおよび125■
のトクシマルSを含有する適lItの水で希釈すること
により得た。次いで以下の方法にしたかつてメキシコサ
ヤマメ甲虫(Epil−achna  varives
tis)、南方夜盗虫(Prodeniaeridan
ia) およびフタツボシクモダニ(retrany−
chus  uriticae)についての評価を行な
った。
メキシコサヤマメ甲虫に対する活性評価方法では、4〜
6日令のソラ豆(Bountiful qreenbe
an)の葉に被験化合物を噴霧した。葉が乾いた後、1
枚を切り取って切り口を水に浸したセルコツトンで包ん
だ。この葉を、メキシコサヤマメ甲虫の二令および三令
虫5匹の入ったプラスチックベトI71111に置いた
。皿は4日間実験室に置いた後、幼虫の死亡数と食べた
餌の量を記録した。各々の化合物につき2回の反復試験
を行なった。
メキシコサヤマメ甲虫の試験で述べたのと実質的に同じ
手法で南方夜盗虫に対する本化合物群の活性を評価した
。しかしながら本方法では、処置葉の入ったペトリ皿に
南方夜盗虫の三令虫を5匹置いた。評価は上記と同一の
方法で行なった。
最後の方法では、マメ植物に7タツボシクモダニをたか
らせた。24時間後、ダニのたかったこのマメの葉を置
くことによりアオクリカボチャ植物の葉にダニを移した
。さらに24時間後、ダニのたかったカポチャの葉に被
験製剤を噴霧し、上記と同様に4日間保持した。
被験生物全てにつき以下の等吸糸を使用した。
0 1      1〜50 2     51〜99 3      100 甲虫と夜盗虫についての試験に対しては、食われた葉か
半分以下であった時には以Fのように飼料の摂取%を記
録した。
0    食われた葉なし 1、    1〜50%の葉が食われた結果を以下の表
2に示す。
表   2 ダニ−昆虫スクリーニング 表2(続き) 表2(続き) 本発明に使用する化合物群は、外部寄生虫駆除活性をも
示した。よって本ナフタレンアミンの殺虫有効層を適用
するもう1つの場所は、昆虫の宿主動物の外表面である
。本化合物は宿主動物の体表面に適用する時に最も効果
的に機能すると思われ、その結果、その動物の外表面に
触れた昆虫は制御される。外部寄生虫駆除剤として使用
する場合の本化合物は、一般殺虫剤として述べた上記の
使用割合と類似した量で有効な昆虫制御が達成される。
外部寄生虫駆除剤として使用する場合は、適用に先立ち
本化合物を製剤化するのが好ましい。本化合物は一般に
皮膚または局所投与に対して、殺虫剤一般で述べた上記
の概略方法に従って製剤化を行なう。
製剤化した本化合物は、農芸化学分野で常套の方法によ
り宿主動物に適用する。例えば、液体組成物は単に昆虫
制御を望む動物に噴霧するだけでよい。また、例えば布
の中に毒性化合物を含をしており、動物が歩いているう
ちに当たったり触れたりするかも知れないバックラバー
(back rub−bers)なるしくみ、および、
動物がぶつかることにより活性成分を含有する微粉が追
い出されるダストバッグ(dusLbags)のような
しくみによっても動物を治療することかできる。活性化
合物を宿を動物に投与するには、ディップタンク(di
p【a nk s )もまた使用される。この方法によ
れば、昆虫の側副が望まれる動物の体の一部を、通常は
水で希釈して本ナフタレンアミンが適当な濃度になるよ
うにした調製滴化合物を含有する容器に浸すたけでよい
本ナフタレンアミン誘導体は、さらに全身的外部寄生虫
駆除活性を示す。ここに提供する化合物群は、宿主動物
の組織に浸透する能力を持っている。よって、宿主動物
の血液や他の生体組織を食−っている昆虫寄生体は死滅
する。本化合物群は経IIまたは経皮のいずれかで投与
することができ、投与に先立ち製剤化しておくのが好ま
しい。かかる製剤化は当業者にはよく知られており、例
えば本化合物を数種の生理学的に許容できる担体または
希釈剤のうち1つに溶解することにより達成できる。ナ
フタレンアミンの経口投与は、この化合物を動物の餌ま
たは飲用水に混ぜるか、錠剤、カプセル、大丸薬、埋め
込み剤といった投与形態にして投与することにより行な
われる。経皮投与は、通常、注射用製剤を皮丁、筋肉内
および静脈注射することで達成される。
ここに定義する「外部寄生虫駆除有効け」とは、その昆
虫を殺すか不活発化させる本ナフタレンアミンの針をさ
す。この量は普通的2000 ppm−1ppHl、さ
らに好ましくは約1000 ppm 〜4 Q ppm
である。
本発明に使用する化合物群の外部寄生虫駆除活性を以F
の試験により説明する。
試験例3 被験化合物を牛血清と合わせ、20ppmの濃度とし、
さらに血清を加えて活性化合物を低濃度とした。50匹
のクロバエの第−全土をペトリ即に置き、血清/活性化
合物溶液にさらした。別のペトリ冊に、約30匹のイエ
バエ成虫を、化合物を添加した血清と共に入れた。24
時間後に、死亡した生物の数を数え、以Fの尺度に従っ
て対照と比較することにより、活性を決定した。
等 級      死亡% 0 1       1〜49 250〜74 375〜89 4      90〜99 100 クロバエの幼虫の試験結果を表3に、イエバエの成虫の
試験結果を表4に示す。
表   3 クロバエの幼虫死滅 表3(続き) 表   4 イエバエの成虫死滅 表4(続き) 試験例4 5rnlのアセトンに溶解した本発明の実施例1の化合
物の0.5%溶液を、牛(乳牛または食用牛)の側部の
直径6インチの範囲に噴霧した。ハエがm 1ilGの
ために皮膚に達することができるよう、冬期はその領域
の毛を1/4〜1/2インチに刈るが、qの間は必要で
ない。試験期間中、動物は一匹ず−)柱につないだ。2
個の太陽灯を1日に4時間つけ、うち1個は被験動物の
側部の処置した箇所に向けた。明かりは各々床から約2
m、動物から1mの所にあり、処置面が全てほぼ等しい
瞳の照射を受けるように位置させた。家畜バエ(S L
 omoxyscalcitrans)の成虫を処置面
に封じ込めるために、メインシジャーに金網をはんだ付
けして作−)だかごを使用した。18時間絶食させた2
5匹の生後3〜6日目の雌のハエを、かごの中で20分
間処置面にさらした。その後ハエとかごを取り除き、2
7℃、相対湿度60〜70%の実験室に置いた。摂餌し
たハエの数および死亡数を記録した。
血液に浸した細片をそれぞれのかごに置き、ハエを24
時間放置した時点で死亡率を記録した。化合物群は撃退
性および毒性の両者につき試験を実施した。20分間の
暴露時間の間にハエの20%未満か摂餌した場合、撃退
性とし、24時間経経過 時に90%もしくはそれ以上のハエか死亡した場合、毒
性であるとした。
上記の方法による試験において、実施例1の化合物は1
日では毒物としても撃退性物質としても無効であった。
典型的には、実施例1の化合物のように全身性外部寄生
虫駆除活性を示す化合物は、本スクリーニングでは活性
を示さなかったっこの活性物質は、動物の血液系に吸収
されたため、接触殺虫剤としての効果が甚しく希釈され
たためと考えられる。
本発明に使用する代表的化合物の全身性外部寄生虫駆除
活性を以下の試験により説明する。
試験例5 インビボの外部寄生虫駆除効果を評価するため、ある化
・斧吻群を、以−ドに述べるモルモットの全身性殺虫ス
クリーニングで試験した。
まず被験化合物をモルモットに経口または腹腔内投tj
、する。24時間後、動物を殺し、心臓の周囲より血液
を採取する。この薬物を含有した血清を、それぞれクロ
バエの幼虫およびイエバエの成虫の入ったぺl−IJ皿
に入れる。さらに24時間後、昆虫の死亡数を試験例3
で述べた尺度に従って記録した。これらの結果を以下の
表5に示す。
表   5 試験例6 動物用全身性殺虫剤としてのある種のナフタレンアミン
類の活性を決定するために、以上の方法を用いた。新た
に所化させた5匹のCuterebraSP、の幼虫を
、白ネズミに、鼻、L]または目から人工的に感染させ
た。48時間後に、プラスチックの6輪を各々の雄のマ
ウスの首に取り寸け、この6輪から後の部分を被験化合
物の乳濁液200dに浸した。標準となる乳濁性濃厚物
は、25部の被験化合物、10部のトリトンX−100
および65部のキシレンより成る。処置の4日後に、各
々のマウスの皮膚に、生きている被包性幼虫がいるかど
うかを綿密に調べた。被包性幼虫の数を、処置マウスと
非処置マウスとで比較することにより、処置の有効性を
決定した。通常各々の濃度に−)き3匹のマウスを用い
た。50%の幼虫を死亡させるに必要な製剤中の被験化
合物の%濃度(1、−Cs o )、および90%を死
亡させるに必要な%濃度(LC9o)を以上の表6に示
す。
表   6 さらに本発明の主要な実施態様として、式(V)で示さ
れる化合物は、単独またはポリエーテル系抗生物質と併
用した場合に、コクシジウム症の治療に有用であること
が見出された。
本発明による好ましい方法とは、式(V)で示される化
合物を家禽類に経口投与することからなる、家禽類のコ
クシジウム症の制御方法である。
本発明のさらに別の実施態様は、上記式の化合物を適当
な担体と混合してなる組成物である。好ましい調製物は
、式(V)の化合物と適当な担体を含有する、家禽用飼
料またはプレミックス組成物である。
式(V)の化合物は、ポリエーテル系抗生物質と併用す
るのが好ましい。よって本発明のさらに別の目的として
、抗コクシジウム活性を存する組み合わせ物、かかる組
み合わせ物を用いた動物のコクシジウム症の制御方法、
およびこのような組み合わせ物を含む組成物か挙げられ
る。
式(V)の化合物は、ポリエーテル系抗生物質と併用す
るのが好ましい。ポリエーテル系抗生物質とは、Str
eptomyces属の微生物により生産される一群の
化合物である。これらは、その構造に多くの環状エーテ
ルを臀する特徴がある。この化合物群については、以F
の文献に総説かある。Kirk−()【石ner著F、
ncyclopedia  of Cbemical■
”cchnol ogy 、第3巻、第3版(John
 Wiley &5ons、  lnd、l 978)
 、 47頁以下; AnnualRel)OrtS 
in Medicinal Chemistry、第1
0巻(Academic Press、 N、Y、19
75)、246頁以以下およびJ 、Chrom、 L
id、、第15巻(F、1sevierScienti
fic  Publishing  Co、、  N、
Y、、1978)。
488頁以以下 多くの培養産物と同様、ポリエーテル系抗生物質は通常
1以上の因子を含む。本発明の一局面として供せられる
上記の組み合わせ物は、個々の因Pあるいは種々の因子
の混合物を含。有するものである。加えて、これらポリ
エーテル系抗生物質および、エステル、エーテル、塩、
アミド等、それらの誘導体の多くは、それら自体活性で
あるか、もしくはインビボでその抗生物質の活性型にた
やすく斐換する。従って、かかる誘導体は全て本発明の
組み合わせに使用可能である。必要なのは、ポリエーテ
ル系抗生物質の活性部位が生体内に供姶され、フタシジ
ウム感染部位に到達することだけである。
本発明中の組み合わせ剤に使用する典型的なポリエーテ
ル系抗生物質は、以下のとおりである。
モネンシンは、主因子A、BおよびC並びにその塩を含
み、米国特許第3,501,568号に記載されている
。モネンシンの幾つかの誘導体は、例えば米国特許第3
.8.32.358号およびヨーロッパ特許第i1,8
59号に開示されている。本発明に係る特に好適な組み
合わせ剤は、主としてナトIJウム塩としてのモネンシ
ン因子Aおよび因子Bと本発明化合物である。ヨーロッ
パ特許第11,859号に記載のモネンシンの4−ブロ
モフェニルウレタン体と本発明の新規化合物との組み合
わせもまた好ましい。
米国特許第3,794.732号には、ポリエーテル系
抗生物質A 204、ラサロシド(X−s37A)、ジ
アネマイシン、ニゲリシンおよびX−206が記載され
ている。ラサロシド誘導体の幾つかは米国特許第3,9
44.573号および4,247,690号に記載され
ている。
イオノマイシンは、Srreptomyces con
globatusA’rcc 畜31υ05微生物を培
養して得られるポリエーテル系抗生物質である。イオノ
マイシンの生産とその特性は、米国特許第3,873,
693号に記載されている。
ライドロマイシンは、Kitame等によりJ。
A旧1bior 、 27. BB4〜888(197
4)に述べられ′Cいるポリエーテル系抗生物質である
グリソリキシンはデオキシニゲリシンに与えられた名称
であり、フランス特許第2.097,053号に記載さ
れている。−L述のようにニゲリシンは米国特許43,
794.732号に開示されている。
[抗生物質A−130AJとしても知られるレルマイシ
ンは、Streptomyces 11ydrosco
picusATCCJf、21840 によって産生さ
れるポリエーテル系抗生物質である。レルマイシンの特
性は米国特許第3,903,264号に詳述されている
米国特許第4.038,384号および4.085,2
24号は、ナラジンとサリノマイシンの製造および用途
を述べている。ナラジンはこの中で「A−28086」
と称せられる。
ロノマイシンは[抗生物質TM481J、[抗生物質1
’)F、3936Jおよび「エメリシト」としても知ら
れるポリエーテルである。この製造と用途はJ。
An目biotics、 29.イ2:1.15〜20
(1976)に記載されている。ロノマイシンの誘導体
は、米国特許第4.199,515号に開示されている
[514750/AJとしても知られるアルポリキシン
は、Streptomyces hygroscopi
cusNRRL5077由来のものであり、英国特許第
1,541,485号にその記載がある。
セプタマイシンは5trepto+nyecs alb
us NRRI、3883の培養によって産生されるポ
リエーテルである。この化合物は当初rA28695A
J、rA2s695BJおよび[BL580J  と呼
ばれた。その特性は米国特許第3,839,558号お
よび4.189,537号に記載されている。
エテロマイシンは[抗生物質38295Jおよび「CI
)38295」としても知られ、米国特許第4゜129
.578号に記載されている。
ムタロマイシンは、ロノマイシンのポリエーテル誘導体
で、ベルギー特許第845,708号に記載されており
、これは[S1’x743AJとしても知られる。
本発明中の組み合わせ剤に使用する好ましいポリエーテ
ル系抗生物質群は、モネンシン、モネンシンのフェニル
ウレタン誘導体、ナラジン、ラサロシド、サリノマイシ
ン、A−204,ロノマイシン、\−206、ニゲリシ
ンおよびジアネマイシンをよむ。
ここにdう「抗コクシジウム有効量」とは、コクシジウ
ムを死滅させるか、この生物に起因するコクシジウム症
の進行を著しく阻害する、本発明に係る化合吻または組
み合わせ剤の量をさす。式(V)の化合吻を単独で抗コ
クシジウム剤として用いる場合、この針は通常、約1〜
約11000ppのナフタレンアミンであり、より好ま
しくは約10〜400ppmとなろう。化合物の正確な
所要濃度は、制卸すべき生物、動物のタイプ等に依存す
る。
本発明に係る組み合わせ剤に必要な抗コクシジウム量の
詳細を以下に述べる。
本発明の別の態様によれば、ポリエーテル系抗生物質と
式(v)の化合物は、約1〜約lO重員部のポリエーテ
ル系抗生物質と、約10〜約1市は部の本発明化合物と
の組み合わせ剤として、コクシジウム症の制御に使用さ
れる、本発明は、典型的には家禽類のコクシジウム症治
療のために実施され、かかる治療は一般に、治療すべき
家禽に、少なくとも1つのコクシジウム症誘発エイメリ
ア棟に対してその組み合わせが有効なある社のナフタレ
ンアミンとポリエーテル系抗生物質とを圃として経]]
投与することによって達成される。本ナフタレンアミン
化合物は、この組み合わせ剤中、約lO〜約400pp
mの量を使用するのが典型的である。典型的なポリエー
テル系抗生物質の使用けの例は以Fのとおりである。
約20〜約120PPmのモネンシン、約25〜約11
00PPのナラジン、 約35〜約125PPmのラサロシド、約25〜約11
00ppのサリノマイシン、約1〜約50 p pmの
A−204、約50〜約1100ppのジアネマイシン
、約40〜約soppmのイオノマイシン、約lO〜約
120PPmのモネンシン因子A14−ニトロフェニル
ウレタン、 約30〜約200ppmのライドロマイシン、約15〜
・約95ppmのグリソリキシン、約20〜約95pp
mのレルマイシン、約15〜約150ppmのムタロマ
イシン、約50〜約200PPmのニゲリシン、約lO
〜約120ppmのX−206゜本発明の好ましい実施
態様は、単一のポリエーテル系抗生物質と1種類の本発
明化合物が、唯一の抗コクシジウム物質である組み合わ
せ剤であるが、この組み合わせ剤には、1種以上のポリ
エーテル系化合物および1種以上の新規化合物を含有さ
せることもできる。例えば本発明の組み合わせ剤は約1
重i部のナフタレンアミン、約5重量部のラサロシドお
よび約5重壁部のサリノマイシンを含有してもよい。し
かしながら、本発明に係る最も好適な組み合わせ剤は、
約1〜2市断部のナフタレンアミンと約1〜約lθ重楡
部のモネンシン、特にモネンシン因子AおよびBのナト
リウム塩とからなる。本発明による特に好ましい家禽用
飼料は、約5〜約50 ppmのナフタレンアミンと約
25〜約s o p pmの市販によりへ千呵能なモネ
ンシンとを含有する飼料である。本発明の組み合わせ剤
中に用いられる最も好ましい本発明化音物Jは、4−ブ
ロモ−N−[2,4−ジニトロ 6−(トリフルオロメ
チル)フェニル〕−1−ナフタレンアミンである。
既に述べたように、本発明の好ましい方法は、家禽類の
コクシジウム感染の治療を含むものである。本発明の化
合物および組成物は、家禽の全ての種、例えばウズラ、
アヒル、ガチョウ、キジ、ニワl−IIおよび上面Qに
使用することかできる。
経済的重要性のために、ニワトリと上面県か抗コクシジ
ウム治療の代表的な享受者である。本化合物および組み
合わせ剤がその根絶に有用である所の、d[B型的な家
禽のコクシジウム病源菌には、F、imeria  n
ecatrix   F、  tenella   E
  acerv−ulina、 E、brunetti
、 E+m1vati  およびE。
+na x i maか含まれる。
ここに提供する方法は、感染動物のコクシジウム・症の
治療的処置に利用できると同時に、例えばコクシジウム
症に罹患し易い動物に対し、本発明化音物または組み合
わせ剤の有効量を定期的に連続投′jするというような
、予防処置に利用することかできる。本化合物および組
み合わせ剤は、経[11、筋肉内、静脈内、皮下および
その他の経路を経た簡便な動物への投与を目的として製
剤化することかできる。本化合物および組み合わせ剤は
、動物への全身性投与のための製剤化を行なうのが好ま
しい。
本発明による家禽の治療のためには、ナフタレンアミン
を単独またはポリエーテル系抗生物質との411み合わ
せの形で、好ましくは例えば飼料のような経口投与用製
剤として、動物の毎日の普通の+’F :i’/J供給
掛に添加する。理想的には、化合物または組み合わせ剤
は、最終的な動物の飼料混合物中に均一に分散させる。
次いで、がかる薬物添加飼料は、ニワI−IJや上面鶏
のような動物に適宜投与される。飼料中に用いる化合物
またはatみ合わせ剤の濃度は、通常約10g/l〜約
4’0Ofi’/lであり、さらに好ましくは約209
/l〜約2009/Lである。家禽類は、その大きさや
年令にもよるか、このような飼料を1日当たり約5〜約
2002、毎日摂取する。
多くの家禽用飼料のいずれも、既に定義した化合物また
は組み合わせ剤の好適な担体もしくは希釈剤となり得る
。典型的な飼料は以下のものを含む。
成   分                  %粉
砕黄色とうもろこし         50.0人は油
ミール(溶媒抽出、外皮除去(50%))  30.9
動物性脂肪              6.5魚曲お
よび可溶分(60%)5.0 とうもろこし蒸留乾燥可溶分      4.0リン酸
二カルシウム(飼料等級)1.8炭酸カルシウム(粉砕
石灰石)0.8 ビ9ミ7−fレ−、ツクス”YK−1c1.03)” 
   0.5塩(NaC,g)           
 0.3微随のミネラルプレミックスTK −01(1
,02)” 20.1メチオニンヒドロキシ類似体  
    0.1計i o o、。
ブロイラー用生育飼料 成   分                   %
粉砕黄色とうもろこし         57.7大σ
粉(溶媒抽出、外皮除去(50%))    31.7
動物性脂肪(牛脂)6.0 リン酸二カルシウム(飼料等級>     2.7炭酸
カルシウム(粉砕石灰石)0.9 ビタミンプレミックスTK−01(1,03)”   
0.5塩(NaCz)            0.2
メチオニンヒドロキシ類似体      0.2微にの
ミネラルプレミックスTK−01(1,02)”’  
0.9計100.0 粉砕黄色とうもろこし         56.3大豆
粉(溶媒抽出、外皮除去(50%))    17.9
荒挽き小麦              10.0とう
もろこし蒸留乾燥可溶分      5.0魚粉および
可溶分           5.0アルフアルフアミ
ール、脱水(17%)      2.5リン酸二カル
シウム(飼料等級)1.3炭酸カルシウム      
      0.9ビタミンプレミツクス” ’   
      0.5塩(NaCり0.3 メチオニンヒドロキシ類似体      0.2微量の
ミネラルプレミックス”’      0.1計100
.0 粉砕面色とうもろこし        73.5大ヴ粉
(溶媒抽出、外皮除去(50%))     21.9
リン酸二カルシウム(飼料等級)2.5炭酸カルシウム
             1.0ビタミンプレミツク
ス” ’         0.5塩(NaCり0.3 メチオニンヒドロキシ類似体      0.2微社の
ミネラルプレミックス1120.1計lO0,0 粉砕面色とうもろこし        67.5エンバ
ク(粉砕品全体)         15.0人’;l
−扮(溶媒抽出、外皮除去(50%)>    13.
4リン酸二カルシウム(飼料等級)2.1炭酸カルシウ
ム             1.0ビタミンプレミツ
クス”         0.5メチオニンヒドロキシ
類似体0.3 塩(NaC/)            0.2微叶の
ミネラルプレミックス”’      0.1計100
.0 入σ粉(溶媒抽出、外皮除去)      40.7粉
砕面色とうもろこし        39.7魚粉およ
び可溶分           5.0牛   脂  
                   5.0とうも
ろこし蒸留乾燥可溶分      2.5アルフアルフ
アミール、脱水(17%)     2.5リン酸二カ
ルシウム(飼料等級)2.5炭酸カルシウム     
        1.2ビタミンプレミツクス” ’ 
        0.5塩(NaCり0,2 微晴のミネラルプレミックス$2    0゜lメチオ
ニンヒト、ロキシ類似体      0.1計100.
0 粉砕面色とうもろこし        71.2大豆粉
(溶媒抽出、外皮除去(50%))99とうもろこし蒸
留乾燥可溶分      5.0アルフアルフアミール
、脱水(17%)5.0動物性脂肪         
     3.0魚粉および可溶分         
  2.5リン酸二カルシウム(飼料等級)1.7  
・炭酸カルシウム            0.5ビタ
ミンプレミツクス” ’         0.5塩(
NaCり0.4 メチオニンヒドロキシ類似体      0.2微けの
ミネラルプレミックス1I20.1計100.0 中1)ビタミンプレミックスは、完全な飼料I Kg当
たり30001UのビタミンA、goolCUのビタミ
ンI)、40■のビタミンE、0.7■のビタミンに、
  1000r1000rnリン、70mfIのナイア
シン、4 ’11gのパントテン酸、4mgのりボフラ
ビン、0.10m7のビタミンB12.0.10〜のビ
オチンおよび125m9のエトキシキンを供給する。
串2)微量のミネラルプレミックスは、完全な飼料I 
Kg当たり75mf!のマンガン、50■の亜鉛、25
mgの鉄および1rn9のヨウ素を供給する。
式(V)化合物は、こういった家禽用飼料のいずれとも
混合して、最終的な飼料が1トン当たり約10〜約40
(lのナフタレンアミンを含有するようにさせることが
できる。例えば約10(lの4−(3,3,3−トリフ
ルオロプロピル’) −N−C2,4−’;−=l−ロ
ー6−(トリフルオロメチル)フェニルクー1−ナフタ
レンアミンを約1トンのブロイラー用生育飼料混合物に
添加して、好適な製剤とすることができる。同様に、約
200gの4−フルオロ−N−〔3−クロロ−2,4−
ジニトロ−6−(トリフルオロメチル)フェニル)−1
−ナフタレンアミンを約1トンの七面鳥用最終飼料に均
一に混合して、七面鳥に投与することができる。
同じように、本発明に係る抗コクシジウム組み合わせ剤
は、先に挙げたような家禽用飼料のいずれとも混合して
、最終的な飼料か1トン当たり約10〜約4007の活
性物質を含有するようにさせることができる。例えば、
約507の4−ブロモ−N−C2,4−ジニトロ−6−
(トリフルオロメチル)フェニルクー1−ナフタレンア
ミンを約507のモネンシンナトリウムに加え、本発明
に従って使用するために上記で調製したように、約1ト
ンのブロイラー用生育飼料混合物と組み合わせることか
できる。加えて、約60gの本発明に係るナフタレンア
ミン類の1つを約609のモネンシンウレタン誘導体と
合わせ、本方法を実施するために約1トンの七面鳥用最
終飼料と組み合わせて七面鳥に投与することかできる。
本発明に係る化合物および組み合わせ剤は、適当な生理
学的に許容できる担体または希釈剤のいずれかと混合し
て、飼料プレミックスを構成させることも可能である。
かかる担体または希釈剤の例として、米の外皮、粉砕と
うもろこし穂軸および穀粒由来の微粉砕物質、菜種およ
びその副産物、かいば、貯蔵飼料およびその副産物、木
材、糖、果実のジュース、野菜ジュース工業における副
産物、株≠キケイゾウ上のような粘土、バーミキュライ
ト、溶媒抽出した大豆飼料、大豆を挽いた粉、とうもろ
こし粉、ミロ粉、荒挽き小麦、およびアルファルファミ
ールが含まれる。本化合物と担体または希釈剤の混合物
は、約5〜約90重量%、さらに好ましくは約20〜約
70重量係のナフタレンアミンを含有するのが好ましい
。次いでこの調製プレミックスは、通常、活性成分が最
終飼料1トン当たり約10〜約4007存在するような
割合で、普通の飼料供給計に混合される。
水、例えばニワトIJや七面鳥のような家禽類の飲用水
に実質的に溶解する本発明化合物または組み合わせ剤は
、本発明により供せられるさらに別の製剤である。本発
明化合物に特徴的な、水への低溶解性のため、デキスト
ロース、シュクロース、ジメチルスルホキシド等の担体
と混合した本発明化合物より成る、水溶性粉末もしくは
分散性粉末を製するのが好ましい。典型的には、ナフタ
レンアミンはかかる剤型中、約0.01〜約30重量%
の割合で存在させる。このような粉末または液状、41
.!I調製物、投与にあたり、家禽の飲用水中に簡単ζ
こ混合される。
本発明に係る代表的な化合物および組み合わせ剤の抗コ
クシジウム活性を以下の試験により述べる。
試験例7 本発明により得られる化合物は抗コクシジウム活性を示
す。インビボにおけるこの活性を決定するための最初の
スクリーニングを以下のように行なった。生後1週間の
ブロイラーひな鶏を5羽、同一のかごに入れた。この動
物に、コクシジウム症誘発生物であるEimeria 
tenellaののう胞体を感染さぜるに先立ち、1日
だけ薬物添加飼料または対照飼料を与えた。ひな鶏は、
感染後一定期間、曲ノψ的には7日間、各々の給餌量を
維持した。次いで旨1揚の病変評価によって抗コクシジ
ウム効力を決定した。病変評価を決定するにあたり、鳥
を殺して病変の程度をO〜4の等級に評価した。即ち、
病変の無い鳥を0、特に甚しい感染を4、中程度の感染
を1.2および3とした。処置を受けた全ての鳥の評価
を平均した。
以下の表7は、本発明の実施例2および4の化合物につ
いて行なった試験結果である。この表はさらに、Ωに投
与された被験化合物の濃度は、毒性を表わす晴であった
ことを示している。
表   7 試験例8 本発明の実施例2および4の化合物につき、さらに別の
コクシジウム症誘発生物に対し、より低濃度での試験を
実施した。この試験は、感染に先立ち2日間薬物添加お
よび対照飼料を与える以外は、試験例7と同じ方法で行
なった。さらに試験した生物は、鳥の腸管に作用するE
imeria腸管の病変を腸の3つの領域で評価し、腸
管の理論的病変詳点の総計を12とじた以外は、L、 
LIIJとII力(霧にして評貞、を記録しン二。これ
らの如I′+)刀には、t’、imcria  ace
rvulina (59系)お、’−(J:’F、im
eriamaxima (F、S、 l 77系)を接
種した。表8お、(ひ&9にこれらの試験結果を記す。
表   8 表   9 腸管および盲腸の病変評価を、Eimeria ace
−rvulina (59系)、Eimeria te
nella(155系)、およびF、imeria m
axima(F、S、177系)を接種したブロイラー
着臭について行なった。これらの試験結果を以下の表1
O〜13に示す。
表1O 表11 表12 表13 本発明の実施例4の化合物は、さらに試験例8の方法に
従ってモネンシンとの組み合わせ剤の形で試験を実施し
た。これらの試験結果を以下の表14〜15に示す。
表14 腸管の病変評点 表  15 盲腸の病変評点 ここに供する組み合わせ剤は、加えて動物の体重増加に
有益な効果を示した。例えば本組み合わせ剤を!jえた
家禽は、個々の成分を与えた場合より体重増加が著しく
、良好な飼料効率を示した。以上のデータは、モネンシ
ンナトリウム塩と実施例4の化合物との組み合わせ剤を
与えたブロイラー4’+’ 、’t=’gの、体重増加
および飼料利用効率の改善を示す。
表16 生存動物における平均体重増加(7) 表17 摂餌@/体重増加の平均値 特許出願人 イーライ・リリー・アンド・カンパニー代
御人   弁理士 青 山  葆   41名[相]3
7覗損2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔式中、klは炭素数1〜4のアルキル、R2は/・ロ
    ゲン、フエニノペニトロ、シアン、炭素数1〜4のフル
    オロアルキル、炭素数1〜4のフルオロアルコキシまた
    は炭素数1〜4のフルオロアルキルチオ、R3はハロゲ
    ン、R4は11または)10ゲンを表わし、mは0.1
    、または2、nは0またはlを表わす。ただしに2とジ
    ニトロアニリン基は共に同−一のフェニル環上の置換基
    である。〕で示されるナフタレンアミン誘導体。 2、 VL2かフェニル、ニトロまたはシアンである第
    1項に記載のナフタレンアミン誘導体。 〔式中、R1は炭素数1〜4のアルキル、R2はハロゲ
    ン、炭素数1〜4のフルオロアルキル、炭素数1〜・4
    のフルオロアルコキシまたは炭素数1〜4のフルオロア
    ルキルチオ、kはハロゲン、R4は[1またはハロゲン
    を表わし、mは0.1または2を表わす。〕で示される
    第1項記載のナフタレンアミン誘導体。 4、に2がハロゲン、炭素数1〜4のフルオロアルキル
    、炭素数1〜4のフルオロアルコキシまたは炭素数1〜
    4のフルオロアルキルチオを表わし、R2とジニトロア
    ニリン基は同一のフェニル環上にあり、同時にナフタレ
    ン骨格の1位と4位を占めることはない、第1項に記載
    のナフタレンアミン誘導体。 5、式: 〔式中、R1は炭素数1〜4のアルキル、R2は/%ロ
    ゲン、炭素数1〜4のフルオロアルキル、炭素数1〜4
    のフルオロアルコキシまたは炭素数1〜4のフルオロア
    ルキルチオ、R3はハロゲン、R4は■またはハロゲン
    を表わし、mは0、lまたは2、nは0または1を表わ
    す。ただしR3置換基は、これが存在する時にはナフタ
    ンシ骨格の2位以外に存在する。〕で示されるナフタレ
    ンアミン誘導体。 5、mが0、R4かHである第1項〜第5項のいずれか
    に記載のナフタレンアミン誘導体。 7.1−二トローN−C2,4−ジニトロ−6−(トリ
    フルオロメチル)−フェニルクー1−ナフタレンアミン
    である第1項に記載の化合物。 8.4−クロロ−N−(2,4−ジニトロ−6〜(トリ
    フルオロメチル)−フェニルクー1−ナフタレンアミン
    である第1項に記載の化合物。 9.2−ブロモ−4−クロロ−N−C2,4−ジニトロ
    −6−() +7フルオロメチル)−フェニル〕−1−
    す7タレンアミンである第1項に記載の化合物。 10.4−ブロモ−N−[2,4−ジニトロ−6−(ト
    リフルオロメチル)−フェニル] −i −ナフタレン
    アミンである第1項に記載の化合物。 11.4−フェニル−N−C2,4−ジニトロ−6−(
    トリフルオロメチル)−フェニル)−1−ナフタレンア
    ミンである第1項に記載の化合物。 12.4−ニトロ−へ−〔2,4−ジニトロ−6−(ト
    リフルオロメチル)−フェニル] −1−”fフタ)レ
    ンアミンである第1項に記載の化合物。 13.4−シアノ−N−1::2.4−ジニトロ−6−
    (トリフルオロメチル)−フェニルクー1−ナフタレン
    アミンである第1項に記載の化合物。 14、2.4−ジブロモ−N−C2,4−ジニトロ−6
    −(トリフルオロメチル)フェニルクー1−ナフタレン
    アミンである第1項に記載の化合物。 15、第1項〜第14項に記載のナフタレンアミンの製
    造方法であって、式: で示されるナフチル誘導体を、塩基の存在下で式02 で示されるフェニル誘導体と反応させ、要すればnが0
    である式(I)の生成物をハロゲン化してnが1である
    式(1)のナフタレンアミンを得ることからなる方法〔
    式中、R1、R2,R3,R4、mおよ(l’ nは第
    1項と同意義であり、XおよびYのうち1個はN12で
    あり、他方は脱離基である。〕。 16、活性成分として第1項〜第14項に記載の式(I
    )のナフタレンアミン誘導体のうち1を、農芸化学上許
    容できる担体または希釈剤と共に含有してなる1殺虫ま
    たは外部寄生虫駆除組成物。 17、活性成分として第5項または第6項に記載の式(
    V)のナフタレンアミンを適当な担体と共に含イイして
    なる抗コクシジウム組成物。 18、活性成分として更にポリエーテル系抗生物質を含
    有することからなる、第18項に記載の抗コクシジウム
    組成物。 19昆虫または寄生虫の生息地に第1項〜第14項のい
    ずれかに記載の式(I)のナフタレンアミンを適用する
    ことからなる昆虫または外部寄生虫制御方法。 題、第5項または第6項に記載の式(V)のナフタレン
    アミンの化学療法的有効量を、単独もしくはポリエーテ
    ル系抗生物質と組み合わせて温血動物に投与することか
    らなる、温血動物のコクシジウム症治療方法。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53105469A (en) * 1977-02-26 1978-09-13 Bayer Ag Novel 11arylaminoo2*44 dinitronaphthalene process for preparing same and agriculturau composition containing same as effective component

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53105469A (en) * 1977-02-26 1978-09-13 Bayer Ag Novel 11arylaminoo2*44 dinitronaphthalene process for preparing same and agriculturau composition containing same as effective component

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