JPS58203910A - ドパミン含有点滴静注用剤 - Google Patents

ドパミン含有点滴静注用剤

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JPS58203910A
JPS58203910A JP8406082A JP8406082A JPS58203910A JP S58203910 A JPS58203910 A JP S58203910A JP 8406082 A JP8406082 A JP 8406082A JP 8406082 A JP8406082 A JP 8406082A JP S58203910 A JPS58203910 A JP S58203910A
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JP
Japan
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sulfite
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intravenous drip
cysteine
dapamine
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JP8406082A
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English (en)
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JPH0322365B2 (ja
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Hiroko Kurosu
黒須 恕子
Teruo Nakada
中田 照男
Keizaburo Ogawa
小川 恵三郎
Kagemi Kobayashi
小林 景美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIKKEN KAGAKU KK
Nikken Chemicals Co Ltd
Original Assignee
NIKKEN KAGAKU KK
Nikken Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はドパミン含有点滴静注用剤に関する。
ドパミン、特に塩酸ドパミンは急性循環不全の改善剤と
して常用されている重要な薬物である。
黙しながらこの薬物は作用自体がかなり強烈である上に
作用時間が極めて短いという性質を有しているため、作
用の調節が非常に難しく、それゆえ、通常これを患者に
投与する場合にはブドウ糖液等で希釈したものを点滴静
注等により少量ずつaa!的に注入することが行われて
いる。
ところが、このような投与方法に於いては、投与の都度
塩(ドパミンとII液とを混合する操作が不可欠である
が、そのような操作については成分の配合変化や微生物
汚染等に対して厳重な管理が要求されていることから、
緊急の場合等に於ては操作が煩わしく、使用上の不便が
避は難いという欠点がある。このような場合、塩酸ドパ
ミンと糖液との配合剤を予め調製しておくことができれ
ば上記の如き不便噺は容易に解消することができるので
あるが、塩酸ドパミンが水!液中、特に糖液中に於て著
しく不安定であるために、これまでこのような方法を採
ることができなかった。
このように不安定な塩酸ドパミノ溶液の安定化法として
は、lI液液中亜硫酸塩を添加することが刈られている
が、この方法は小容量の注射液を安定化する方法として
は一応の効果が認められるが、容量の大きい点滴靜庄用
版の場合には充分な安定化効果を期待することができな
いという磯点がある。
そこで本発明者らは容量の大きいド・クミン水溶液につ
いても実質的に安定化することのできる有効な方法を確
立するべく、種々研究を重ねた結果、上記亜硫酸塩にシ
スティン類を併用することてより、安定化効果を著しく
増強しうろことを究明し、本発明に到達したものである
本発明は上記の如き新知見にもとづいて完成されたもの
で、溶液中に0.1〜io、oダ/ゴのドパミンを含有
し、且つ安定化剤としてO,05〜1゜mtp/ml 
rTr 亜fit酸塩類、 0.05〜1. C1rv
/mjのシスティア類を含有してなる、・ドパミン含有
点滴静注用剤である。
本発明に於て使用される亜硫酸塩類としては、亜硫酸す
) IJウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸水素ナトリウム
、亜硫酸水素カリウム等が好ましく、またシスティン類
としてはL−システィン、  DL−ンステイン、N−
アセ千ルシステイン、或いはそれらの塩酸塩等が好まし
い。
1″ 本発明に於けるこれら安定化剤の添加量は、亜硫酸塩類
については0.05〜10ψ勺(0,005〜0. I
 W/V%)、特にG、 1〜o、 5 +9/IIL
/ (G、 C11〜0、05 w/v%)の範囲が好
ましく、またシスティア類については005〜1.0〜
/d(0,005〜0、1 w/vL% )、特に0.
1〜0.51#/d(0,01〜0、05 w/v%)
の範囲が好ましい。安定化剤の添加量が上記範囲以下で
は安定化効果が不充分となり、また上記範囲以上では添
加量に見合う効果の増大が得られないので経済的に不利
であるばかりでなく、安全性の面からも好ましくない。
本発明の点滴静注用剤は、液のPHがP H3,0〜6
.0、特にP H3,5〜5.0の範囲に於て特に良好
な安定化効果が得られ、また溶液を各型(例えばバイア
ルWL)に分注した後、容器内の空気を窒素ガスで置換
することにより、安定性は更に著るしく向上する。
上記の如くして調製される本発明の点滴静注用剤は、そ
の臨床的使用に於ける取扱い上の理由から、50〜10
0 QmJ、 Wニ200〜503m容量のものが最も
好ましい。
次に、本発明の点滴静注用剤の安定性を確認するために
行った実験の結果を第1、第2表に示す。
第1表 保存安定性 (註1)、各試料は実施例1の製造方法に準じて、安定
化剤の4類および添加量を変えて製造した。
(註2)、ドパミンの残存活性は高速液体りaマドグラ
フにより測定した。
(註3)、液の着色の程度は肉眼的観察により次の基準
に従って判定した。
m:変化なし、土:変化の有無の疑わしいもの、+:淡
黄色〜黄色、升:黄褐色、+1+:褐色、+l+1−:
黒褐色。
第2表 他剤配合時の安定性 (註1)、対照品は市販の5%ブドウ塘注射液に市販の
塩酸ドパミン注射薬を配合して調製したもの。(塩酸ド
パミン濃度06In9/1Ll)(註2)、ドパミン残
存量および着色の測定は第1表の試′験と同じ方法によ
り行った。
本発明の点滴静注用剤は通常の点滴装置を用いて1.0
〜50 d1kg/分の点滴速度で患者に投与されるが
、投与に当って煩わしい混合操作等を全く必要としない
ので、緊急の場合でも何等使用上の不便を感することが
ない。又、第1.2表に示すとうり、溶液が充分に安定
化されているため、この液に他゛の薬剤、例えば抗生物
質等を配合しても何等の配合変化も生ずることがないの
で、ドパきンと他の薬吻との同時投与が可能となり、治
療上非常に有利である。
次に、実施例を示し、本発明の態様を更に詳細且つ具体
的に説明する。
実施例 1 注射用蒸留水800ゴに、ブドウ糖50gを添力0溶解
し、更に、安定剤として亜硫酸水素ア) l)クム10
0m9およびL−システィン塩酸塩250■を添加溶解
する。次に、塩酸ドパミン4oom9を添加溶解した後
、水酸化す) IJウム溶液を滴下してP H4,2に
調整し、次に、注射用蒸留水を加えて全一1i、oaa
mzとする。この溶液を常法に従いメンプラノフィルタ
ーによって濾過し、500mの点滴静注用バイアル瓶に
分注し、空間部を窒素へ ガス置換した後、加熱両画して塩酸ドパミン0.4η/
成を含有する点滴静注用剤とする。
実施例 2 注射用蒸留水800dに、ブドウm45!q、塩化ナト
リウム7213INi、塩化カリウム1.49 gおよ
び乳酸すl−IJウム2.24 gを添加溶解し、更に
、安定剤として亜硫酸水素す) IJウム500〜およ
びL−システィン項、酸塩150〜を添加溶解した後、
塩酸ドバミ7AOOm9を添加溶解した後、50チ乳酸
を滴下してP H4,5にA整し、次に注射用蒸留水を
加えて全量i、 o o、 o iとする。この溶液 
 ゛を常法に従いメンブランフィルタ−によって濾過し
一500dの点滴静注用バイアル瓶に分注し、シ秀、 空間部を窒素ガス置換した優、加熱紫菊し、て塩酸ドパ
ミン04〜/Mを含有する点滴静注用剤とする。
実施例 6 注射用蒸留水800rLlにブドウ糖4agおよび乳酸
ナト“リウム150m9を添加溶解し、更に、安定剤と
して匝硫酸水素す) 11ウム500■およびL−シス
ティン塩酸塩150〜を添加溶解する。
次に塩酸ドパミン2.09を添加溶解した後、水酸化ナ
トリウム溶液を滴下してP H4,2に調整し、次に、
注射用蒸留水を加えて全量1. OOO−とする。この
溶液を常法に従いメツグランフィルターによって濾過し
、250ゴの点滴静注用バイアル瓶に分注し、空間部を
窒素ガス置換した後、加熱滅菌して塩酸ドパミy 2 
m97m1を含有する点滴静注用剤とする。
実刑例 4 注射用蒸留水800Mにブドウ糖469を添加溶解し、
更に、安定剤として亜硫酸水素丁トリウム500〜およ
びL−システィン塩酸塩150〜を添7JD @ 4す
る。次に塩浚ド/<ミ/600mfを添加溶解した後、
水酸化すl−IJウム溶液を滴下してP I(4,2に
調整し、次に、注射用蒸留水を加えて全i1.0001
mとする。この溶液を常法に従いメンブランフィルタ−
によって濾過し、500m/の点rWR静注用バイアル
瓶ンこ分注し2、空間部を窒素ガス置換した後、7II
I熱滅菌して塩酸ドパミン06■/dを含有する点滴静
注用剤とする。
実施例 5 実施例4の成分に乳酸ナトIIウム150〜を加え、実
a列4と同様に操作して塩酸ト′パE 70.6り/コ
を含Mする点滴静注用剤とする。
実施例 6 実施例2 iy”+成分のうちブドウ糖d3gの代0に
ンルビトール43.i9を加え同様に操作して基設ドパ
ミンo4塾佃を含有する点1商静注用剤とする。
実施−17 注射用蒸留水800Mに、塩化ナトリウム6!9、塩化
力11ウム300ψ−造化カルシウム20011117
゜乳酸ナト11ウム51gを添加溶解し、更に、安定a
として亜硫酸水素す) IJフムお1びL−7ス=イノ
塩酸項各々1sji9を添加溶41−次に塩酸ドバミ7
4す0m9を添加溶解した後、実施例2と同様に操作し
て塩酸ドパミン04ダ/−を含有する点滴静注用剤とす
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. +11  !液中に0.1〜10. Om9/184の
    ドパミンヲ含有し、且つ安定剤として0.05〜1. 
    Oq、’yの亜硫酸塩類、0.05〜1. Olv/i
    ttのシスティン類を含有することを特徴とする、ドパ
    ミン含有点滴静注用剤。
JP8406082A 1982-05-20 1982-05-20 ドパミン含有点滴静注用剤 Granted JPS58203910A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994025032A1 (en) * 1993-04-28 1994-11-10 Yoshitomi Pharmaceutical Industries, Ltd. Stabilized injection and method of stabilizing injection
EP0925785A1 (de) * 1997-12-19 1999-06-30 Solvay Pharmaceuticals GmbH Stabilisierte pharmazeutische Zusammensetzung enthaltend Dopamin oder Dobutamin
FR2779061A1 (fr) * 1998-04-14 1999-12-03 Pharmatop Nouveau procede de stabilisation de composes phenoliques et les compositions pharmaceutiques en resultant

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57188515A (en) * 1981-05-13 1982-11-19 Kyoto Yakuhin Kogyo Kk Stabilized aqueous dopamine preparation

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JPH0322365B2 (ja) 1991-03-26

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