JPS58203210A - 単体型ダブルナット - Google Patents

単体型ダブルナット

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JPS58203210A
JPS58203210A JP8714782A JP8714782A JPS58203210A JP S58203210 A JPS58203210 A JP S58203210A JP 8714782 A JP8714782 A JP 8714782A JP 8714782 A JP8714782 A JP 8714782A JP S58203210 A JPS58203210 A JP S58203210A
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JP
Japan
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double nut
plate
vibration absorbing
nut
nuts
Prior art date
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JP8714782A
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JPS6352249B2 (ja
Inventor
益田 亮
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Fuji Seimitsu Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Fuji Seimitsu Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一体型ダプルナツトに係る。
分離した2個のナツトを夫々単独にボルトに螺着し、2
個のナツトを相互に圧接してなるダブルナツトは知られ
ている。
例えば、めねじの軸心と一致する中心軸を壱した逆円錐
台状の凹所が備えらJまた下ナツトと、めねじの軸心に
対して僅かに偏心した中心軸を有する逆円錐台状の突出
部が備えられた上ナツトとヲ使用して・、ボルトに対し
て下ナツトをまず締付け、その後止ナツトをボルトに締
付けて、上ナツトを下ナツトに重合させ、凹所と突出部
とを接触係合させて、上ナツト及び下ナツトのめねじを
ボルトのおねじに干渉させるように構成したダブルナツ
トが知られている。
しかし乍ら、このようなダブルナツトでは、上ナツト及
び下ナツトが夫々個別にボルトに螺着されるため、ボル
トに対するナツトの締め付は作業が大巾に延長され、能
率的なナツトの締め付は作業を行い難い。
しかも、前述のダブルナツトでは、逆円錐台状の凹所と
突出部とが接触係合するため、上ナツトと下ナツトとを
過度に圧接した際、凹所が偏心した突出部によって拡径
破壊されることがある。
本発明は前記諸点に鑑みなされたものであり、その目的
とするところは、能率的なナツトの締め付は作業を行い
得る上に、過度の締め付けによシ破壊される虞れもなく
、良好なゆるみ止め効果を奏効し侍る一体型ダプルナツ
トを提供することである。
以−F、本尭明の打首しい具体的に基いて観明してゆく
一体型ダノルナツト1は、、上ナツト2と上ナツト3と
からなシ、下ナツト2は座面4と対向する上面5に円筒
形状の凸部6を有しておシ、凸部6は下ナツト2のめね
じ7の軸心より偏心した中心軸を有して形成されている
。めねじ7は凸部6の内周面上にも配置されている貝、
i上ナツト3は座面8に凸部6に対応する凹部9を有し
ておシ、凹部9に凸部6は311I接触状態で嵌合して
いる。下ナツト2の上面5と上ナツト3の座面8との間
には振動吸収板10と軟鋼板11とからなるプレート1
2が配置されており、プレート12を介してトナット3
のめねじ13と下ナツト2のめねじ7とが連続ねじを構
成するようにめねじ13及びめねじ7は設定されている
。この時、下ナツト2の角部14と上ナツト3の角部1
5とが整列するように設定されている。
軟銅板11には突起16が一体的に設けられておシ、突
起16の長さは振動吸収板10の厚みより僅かに短かく
なるように設定されている。振動吸収板10は合成ゴム
、ナイロン等の弾性体又は金属粉末とプラスチックとの
複合材の振動吸収性を有した弾性体で製造されるのが良
い、プレート12は振動吸収板10上に軟鋼板11を重
合させ、振動吸収板lOを直接下ナツト2の:”11゜ 上面5上に配置し、軟鋼板11の端部を振動吸収板10
の側面上に折シ曲げて突起16を形成するようにしても
良い。
以上のように構成された一体型ダプルナツト1では、め
ねじ13及びめねじ7が前述の如く連続ねじを形成し且
つ角部14と角部15とが整夕1)している状態で、凸
部6と凹部9との摩擦接触によシ下ナツト2及び上ナツ
ト3が一体化され得るため、下ナツト2及び上ナツト3
は電動工具等にょシ同時に締め付けられ得、その後トナ
ット3の与に追加トルクを加えることによって確実なゆ
るみ止め効果を奏効し得る。
即ち、下ナツト2及び上ナツト3を同時にボルトに螺合
させ、電動工具によって所定の初期締付力が得られるま
で被締付物上に締め込んでゆく。
この時生に上ナツト2がボルト全弁して被締付物から負
荷を受ける 次に上ナツト3のみに電動工具によって追
加トルクを加え、下ナツト2上に上ナツト3をプレート
12を介して締め込んでゆく。
この時、上ナツト3と下ナツト2とは相対回転され、円
筒状の凸部6と凹s9とがめねじ7及び】3の細心に対
して偏心しているため、凸部6と凹部9とが相互に強く
接触干渉し合うと共にめねじ7とめねじ13とがボルト
のおねじに強く接触干渉してダブルナツト1のゆるみ止
め作用が生起される。
上ナツト3に追加トルクが加えられ、上ナツト3か下ナ
ツト2上に締め込まれてゆく時、上ナツト3と下ナツト
2との間で振動吸収板10は圧縮変形されるが、軟銅板
11の突起16が直接下ナツト2の上面5に接触するに
至ると突起16が上ナツト3の過度の締め付けに対する
ストッパーの機能を果すようになシ、従来のダブルナツ
トのようなナツトの破壊現象を良好に防止し得る。
また、ナイロン等からなる振動吸収板10は、前述の如
く、ダブルナツト1が被締付物上に締め込まれ、ゆるみ
止め状態に設定される際、上ナツト3と下ナツト2との
間で圧縮変形されるが、この圧縮変形された振動吸収板
10は、被締付物に振動が適用されても、被締付物から
下ナツト2に伝達される振動全良好に吸収し得、下ナツ
ト2から上ナツト3に伝達される振動を確実に減衰せし
め得、ダブルナツト1のゆるみ止め効果をより確実にし
得る。
加えて、軟鋼板11を上下両ナツトよp横方向突出スべ
く形成し、ダブルナツト1をゆるみ止め状態に設定した
後、この軟鋼板11の矢出部分17を上下両ナツトの平
面部18及び19上に夫々折シ重ねて、上下両ナツトの
相対回転葡完全に拘束するようにしても艮い。この際、
下ナツト2の平面部18に第8図に示すように切込み2
0を設けて突出部分17を切込み20上に予じめ折重ね
ておき、そして上ナツト3の角部15を切落して平面部
21を設けておき、:ダ、、トルナツト】tゆるみ止め
状態に設定した後、突出部分J7の一つを切込み20か
ら平面部21へと折り返して、上下両ナツトの相対回転
を完全に拘束するようにしでも良い。また平面部21を
省略して、平面部19に突出部分17を切込み20から
折り返すようにしても良い。
更に1本発明では、前述の具体例に加えて、上下両ナツ
トの内周面に形成されためねじがプレートを介して連続
螺旋を構成するように上下両ナツトを連結する手段24
が設けられても良一つこの手段24は、凸部6の外周面
に形成てれた第1の係止凹所25と、凹部9の内周面か
ら突出し、第1の係止凹所25に係止すべく作動する係
止手段26と、凸部6の外周面上で係止凹所25から周
方向に伸長する案内11127とから々す、係止手段2
6は、ボール28と、ボール28を凸部6の外周面上に
押圧するばね29とからな、シ、凹部9の外周面として
の上ナツト3の平面部19から垂直方向に孔30を穿設
し、孔30内にボール28及びばね29を配置した後、
ボール28、が係止口′PFr25に係止した状態を維
持すべく、ばね29上から孔30にキャップ31を螺着
すれば良い。また係止凹所25はボール28を良好に受
容すべく半球状に形成するのが好ましく、案内溝27は
溝25よシ浅く形成し、めねじ7と同じリード角で第1
の係止凹所25からめねじ7の進み方向に伸長させ、ボ
ール28の形状に対応する断面円弧状に形成するのが好
ましい。史にこの案内溝27の終端には第2の係止凹所
32が形成されるのが好ましく、係止凹所32も同様に
ボール28を良好に受容すべく半球状に形成するのが良
い。
孔30は、ばね29が前記追加トルクを付加し得るよう
な位置で且つボールユ?を凹所25,32及び溝27上
に良好に押圧し得る位置に設定されても良い。
この上下両ナツトを連結する手段24は、ボール28が
孔30と係止凹所25とに係止することによシ、摩擦接
触状態にある凹部9と凸部6との係合をより確実に保証
し得、めねじ7とめねじ13とがプレート12を介して
連続螺旋を構成すべく、めねじ7及び13の相対位置関
係をよシ確実に維持し得る。
そして、前述の如く、上下両ナツト2及び3が電動工具
等によって一体的に締め付けられ、その抜上ナツト3の
みに追加トルクを加えた際、凹部9の内周面が凸部6の
外周面上を摺動し、ボール28が第一〇係止凹所25か
ら押し出され案内溝27を摺動し、第二の係止凹所32
に最終的に係止する。この状態に2いて、めねじ7及び
13の軸心に対して偏心した円筒状の凸部6及び凹部9
が相互に強く接触干渉し合うと共にめねじ7及び13が
ボルトのおねじに強く接触干渉しておシ、しかもボール
′28が第2の係止凹所32に係止するため、一体型ダ
ブルナツト1の確実なゆるみ止め作用が長時間に渡って
維持され得る。
尚、この上下両ナツトを連結する手段24が設けられる
本発明の具体例においては、プレート12は必ずしも必
要ではなく、上下両ナツト2及び3間にプレート12の
厚さと同一の間隙を設けて、めねじ7とめねじ13とが
この間隙を介し角ナツトで形成されるのが好ましいが、
必ずしもこれに限定されるものではなく、四角ナツトで
も良く、また12角ナツトでも良い。
また下ナツト2に、凸部6に替えて円筒形状の凹部を形
成し、上ナツト3に、凹部9に替えて凸部を形成し、下
ナツト2の凹部と上ナツト3の凸部とを摩擦接触状態で
歌合させるようにしても良い。
4、図面の簡単な説明 、、i′。
第1図は本発明による一体型ダプルナツトの断面図、第
2図は第1図のA−A#!断面図、第3図はプレートの
平面図、第4図は第3図のB−B線断面図、第5図は第
3図に示したプレートの他の具体例を示す平1ili図
、第61は第5図のC−C線断面図、第7図は不発明に
よるダブルナツトの他の具体例を示す平面図、第8図は
第7図に示すダブルナツトの正面図及び一部断面図、第
9図は第1図のA−A線断面を示しており、第2図に示
す具体例とは別の具体例を示す説明図である。
2・・・下ナツト、   3・・・上ナツト、6・・・
凸  部、  7,13・・・めねじ、9・・・凹  
部、   12・・・プレート。
代理人  jl;0    表  雄

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下両ナツトの相接する面に夫々設けられておシ
    、ねじ軸心に対して偏心した同一中心軸を有してお夛、
    相互にその局面において阜擦接触している円筒体形状の
    凹部及び凸部と、上下両ナツトの間に配置されたプレー
    トと。 凸部内周面及び上下両ナツトの内周面に形成されておシ
    、プレートを介して連続螺旋を構成しているめねじとか
    らなる一体型ダプルナツト。
  2. (2)  プレートが振動吸収板からなることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載のダブルナツト。
  3. (3)プレートが振動吸収板と軟鋼板とからなシ、振動
    吸収板の厚み方向に軟鋼板から一体的に突起が伸長して
    おシ、突起の伸長寸法は振動吸収板の厚みより僅かに小
    さいことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のダ
    ブルナツト。
  4. (4)振動吸収板がナイロンであることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項又は第3項に記1のダブルナツト。
  5. (5)上下両ナツトの相接する面に夫々設けられておシ
    、ねじ軸心に対して偏心した同一中心軸を有しており、
    相互にその局面において摩擦接触している円筒体形状の
    凹部及び凸部と、上下両ナツトの間に配置されたプレー
    トと、凸部内周面及び上下両ナツトの内周面に形成され
    てお9、プレートを介して連続螺旋を構成しているめね
    じとからなるダブルナツトでちり、該ダブルナツトが締
    め付けられ、上ナツトのみが追加回転される時、この上
    下両ナツトの相対位置関係を拘束する手段が設けられて
    いることを特徴とする一体型ダブルナット
  6. (6)前記プレートが、振動吸収板と軟鋼板とからな9
    、軟鋼板が上下両ナツトから横方向に突出する部分を少
    なくとも2個有して2シ、前記突出する部分の一方が上
    ナツトの側面に、他方が下ナツトの側面に折重ねられて
    、上下両ナツトの相対位置関係の拘束手段を構成するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載のダブルナ
    ツト。
  7. (7)振動吸収板がナイロンであることを特徴とする特
    許請求の範囲第6項に記載のダブルナツト。
  8. (8)上下両ナツトの相接する面に夫々設けられており
    、ねじ軸心に対して偏心した同一中心軸を有しており、
    相互にその周面において犀係接触している円筒体形状の
    凹部及び凸部と、凸部内周面及び上下両ナツトの内周面
    に形成されためねじが両ナツト間に膜性られた間隙を介
    して連続螺旋を構成するように上下両ナツトを連結する
    手段とからなる一体型ダプルナツト。
  9. (9)前記間隙内にプレートが配置されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第8項に記載のダブルナツト。 rlo  プレートが振動吸収板からなること7&:%
    徴とする特許請求の範囲第9項に記載のダブルナツト。 (1υ プレートが振動吸収板と軟鋼板とからなり、振
    動吸収板の厚み方向に軟鋼板から一体的に突起が伸長し
    ておシ、突起の伸長寸法は振動吸収板の厚みよシ僅かに
    小さいことを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の
    ダブルナツト。 住2 振動吸収板がナイロンであることを特徴とする特
    許請求の範囲第10項又は第11項に記載のダブルナツ
    ト。 a3  前記上下両ナツトを連結する手段が、凸部外周
    面に形成された第1の係止凹所と、凹部内局面から突出
    し、第1の係止凹所に係止すべく作動する係止手段と、
    凸部外周面上で第1の係止凹所から周方向に伸長する案
    内溝とからなることを特徴とする特FF請求の範囲第8
    項乃至第12項のいずれかに記載のダブルナツト。 α荀 前記案内溝の終端には第2の係止凹所が設けられ
    ておシ、ダブルナツトが締め付けられ、上ナツトのみが
    追加回転される時、前記係止手段が第2の係止凹所に係
    止することを特徴とする特許請求の範囲第13項に記載
    のダブルナツト。 a9  係止手段がボールと、ボールを押圧するばねと
    からなることを特徴とする特許請求の範囲第13項又は
    第14項に記載のダブルナツト。
JP8714782A 1982-05-21 1982-05-21 単体型ダブルナット Granted JPS58203210A (ja)

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JPS6352249B2 JPS6352249B2 (ja) 1988-10-18

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003042128A (ja) * 2001-05-25 2003-02-13 Shinya Uehara 緩み止めナット及びこれを用いた緩み止め締め付け構造
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JPS6352249B2 (ja) 1988-10-18

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