JPS58201827A - 発泡性ポリスチレンビ−ズおよびその発泡成形品 - Google Patents

発泡性ポリスチレンビ−ズおよびその発泡成形品

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Publication number
JPS58201827A
JPS58201827A JP8533282A JP8533282A JPS58201827A JP S58201827 A JPS58201827 A JP S58201827A JP 8533282 A JP8533282 A JP 8533282A JP 8533282 A JP8533282 A JP 8533282A JP S58201827 A JPS58201827 A JP S58201827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beads
foam
expandable polystyrene
polystyrene
polystyrene beads
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8533282A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Kosugi
武夫 小杉
Kunio Takahashi
邦雄 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Achilles Corp filed Critical Achilles Corp
Priority to JP8533282A priority Critical patent/JPS58201827A/ja
Publication of JPS58201827A publication Critical patent/JPS58201827A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は発泡性ポリスチレンビーズおよびクッション材
として使用されるその発泡成形品に関するものである。
発泡性ポリスチレンビーズを発泡させてなる成形品、す
なわち、ポリスチレンフオームは、耐衝撃性に優れ、し
かも、大量生産が容易であることから、集積回路(1,
C,)部品の梱包材などクッション材として利用されて
いる。
ところで、一般に絶縁性の高い物質は他の物質との接触
々どによって静電気を発生し易く、上記ポリスチレンフ
オームもこうした性質を有する。そのために、はこりを
吸いつけたりするので、たとえば、ポリスチレンフオー
ムを上記梱包材として使用した場合、I、C0部品に短
絡などの悪影響を及はすことになる。
従来、こうした欠点を解決するために、ポリスチレンフ
オームをその原料であるポリスチレンビーズの段階で処
理する方策、すなわち、ポリスチレンビーズを界面活性
剤または親水基を有する物質(以下、これらを親水性物
質という)で処理することが行なわれている。具体的に
は、界面活性剤を核種したり、または親水基を有する物
質を練り込ませたりして、ポリスチレンビーズ表面に薄
い皮膜を形成させるのである。そして、この表面におけ
る親水性物質の存在によってビーズに導電性が付方され
、その結果このビーズからの成形品であるポリスチレン
フオームの前述した静電気発生を防止できるのである。
しかしながら、このように親水性物質を使用する方法で
は、ビーズ表面に導電性を付与する物質が物理的に結合
しているだけであるため、ビーズを発泡成形してフオー
ムを得るときの蒸気によって親水性物質が少なからず除
去されるなどにより、得られたフオームにおいてやはり
静電気が発生する場合があった。
また、親水性物質として界面活性剤を使用した場合、界
面活性剤が一般に毒性を有することから、その毒性につ
いても配慮せねばならなかった。
本発明はこうした点を鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、表面において導電性を保有するポリス
チレンビーズ、さらには該ビーズの成形品であるポリス
チレンフオーム−1供することにある。この目的を達成
するために、本発明においては、ポリスチレンビーズ表
面に化学的な結合によって親水基を存在させる、という
構成にした。そして、こうした構成のビーズを発泡成形
することによって発泡成形品を得、該発泡成形品がその
表面において確実に非帯電性を有するものとしたのであ
る。
以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
発泡性ポリスチレン全スルホン化することによって、表
面にスルホン基(−8o3H)を化学的に結合させた。
このスルホン化は、具体的には、次のように行なった。
発泡性ポリスチレンビーズ100tをビーカーに入れ、
さらに濃硫酸2.0−(37,5ミリモル)を加えて、
濃硫酸がビーズ表面に均一に付着されるべく、両者を充
分に混合させる。この混合物を室温にて放湿後、INの
水酸化ナトリウム75−で中和し、目的のポリスチレン
ビーズを得る。この場合、スルホン基の存在の確認は、
赤外分光法によって行なった。
次に、こうして得られたポリスチレンビーズを用い、通
常の発泡成形方法によってポリスチレンフオームをイn
た。具体的には、ポリスチレンビーズをカサ発泡倍率6
0倍に予備発泡し、24時間熟成した後、成形に供する
ことによって行なった。こうして得られたポリスチレン
フオームにおけるスルホン基の存在の確認も赤外分光法
によって行なった。そして、このフオームについて表面
抵抗値を測定したところ、その値は1.2X1010〜
9X10”Ω11fI&であった。このことは、フオー
ム表面における導電性が高いことを示している。
なお、ポリスチレンビーズを発泡させるために添加され
る発泡剤としては、通常のもの、たとえば、プロパン、
n−ブタン、イソブタン、n−ペンタン等の常温で気体
あるいは液体の炭化水素類が使用でき、その添加時期は
ビーズ成形前または成形後のいずれであってもよく、添
加方法としては”しみ込み”または1練り込み”など従
来の手段がそのまま用いられる。また、親水基付与の時
期、たとえば、上記例の場合、スルホン化の時期と、発
泡剤添加の時期との関係についても特に限定はない。
本例においては、ビーズ表面に化学結合される親水基が
スルホン基でちる場合について記載したが、これに限定
されるものでは彦<、通常強親水基として知られている
もの、たとえば、−803H,−POIH4,−ABO
,H,、−8e031H。
−CH,N (OH,C00H) 、 オヨヒコレラO
m、マタは=N■XOでちってもよい。なお、Xはノ・
ロゲン原子又は酸基を表わす。
本発明によれば、次のような効果を奏する。
ポリスチレンビーズにおいて、その表面に化学的に結合
した状態で親水基が存在【2ており、その後の処理によ
っても親水基は容易に分離されないことから、ポリスチ
レンフオームにおいても、その表面に親水基が導電性を
付与するのに充分な債で存在[7ている。そのため、得
られたポリスチレンフオームは優れた非帯電特性を有す
るものである。そして、当該ポリスチレンフオームは、
各種用途に通用した場合におちて、導電性ひいては非帯
電性の点で変性しにくいもので゛ある。
また、ポリスチレンフームセしてポリスチレンフォー人
中に物理的な結合状態で他の物質、た移友ば、親水性物
質を積極的に介在させていないことから、ポリスチレン
ビーズおよびポリスチレンフオームの物性をあまり低下
させない。
−また、同様な理由により、発泡成形を容易に行なうこ
とができる。このことは、上記他の物質が介在すること
により、予備発泡の段階で、ビーズ同士が一体化してし
まうことに起因する。
(ほか1名)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に化学的に結合された親水基を有する発泡性
    ポリスチレンビーズ。
  2. (2)表面に化学的に結合された親水基を有する発泡性
    ポリスチレンビーズを発泡成形してなる非帯電性発泡成
    形品。
JP8533282A 1982-05-20 1982-05-20 発泡性ポリスチレンビ−ズおよびその発泡成形品 Pending JPS58201827A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8533282A JPS58201827A (ja) 1982-05-20 1982-05-20 発泡性ポリスチレンビ−ズおよびその発泡成形品

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JP8533282A JPS58201827A (ja) 1982-05-20 1982-05-20 発泡性ポリスチレンビ−ズおよびその発泡成形品

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JPS58201827A true JPS58201827A (ja) 1983-11-24

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ID=13855676

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8533282A Pending JPS58201827A (ja) 1982-05-20 1982-05-20 発泡性ポリスチレンビ−ズおよびその発泡成形品

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JP (1) JPS58201827A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63125537A (ja) * 1986-11-17 1988-05-28 Sekisui Plastics Co Ltd 帯電防止能を有する発泡性樹脂粒子の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63125537A (ja) * 1986-11-17 1988-05-28 Sekisui Plastics Co Ltd 帯電防止能を有する発泡性樹脂粒子の製造方法

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