JPS58199142A - 凹凸化粧板の製造方法 - Google Patents

凹凸化粧板の製造方法

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JPS58199142A
JPS58199142A JP8278082A JP8278082A JPS58199142A JP S58199142 A JPS58199142 A JP S58199142A JP 8278082 A JP8278082 A JP 8278082A JP 8278082 A JP8278082 A JP 8278082A JP S58199142 A JPS58199142 A JP S58199142A
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JP
Japan
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ink
resin
pattern
decorative board
impregnated
Prior art date
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JP8278082A
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JPH025573B2 (ja
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江山 博雄
孝 各務
和夫 松永
森友 修
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高低差が大きくて絵柄と同調した凹凸模様を
その表面に有する熱硬化性樹脂化粧板を安定して創造す
る方法に関するものである。
熱硬化性樹脂含浸紙を用いて絵柄と同調した凹凸模様を
その表面に有する化粧板の製造方法としては、特公昭5
2−10153号公報に記載されているように、絵柄の
一部に含浸樹脂の硬化速度を変えるインキを用いて、硬
化の遅れた樹脂をプラスチックフィルムに付着させて除
去する方法や、特開昭53−110677号公報に記載
でれているように、硬化の遅れた樹脂の除去を容易にす
るために含浸樹脂との剥離性を有する薬剤を使用する方
法等があるが、前者は、硬化の遅れた部分の樹脂が化粧
板の表面に不安定に存在したり、インキ層まで除去さn
てしまったりというバラツキを克服するのが困難であり
、後者は、凸部表面に比べて著しい表面物性の低下を招
く等の欠点を有している。
本発明は以上のような従来技術の欠点を解消すべくな嘔
れたものであって、四部となる部分のインキ層を、絵柄
を構成する硬化型のインキ層部分と、含浸樹脂の硬化を
遅らせる物質を含む絵柄の形成には関与しない透明なイ
ンキ層部分との2層構成とすることを特徴とするもので
ある。
以下図面に従って本発明の詳細な説明する、まず第1図
に示すように、含浸用の原紙(110表面に任意の模様
(4)を設ける。任意の模様(4)の内凹部の絵柄(2
)は硬化型のインキで設け、凸部の絵柄(3)は通常の
インキで設けても硬化型のインキで設けてもよい。次に
、硬化型のインキで設けた凹部の絵柄の上のみに、後か
ら含浸する熱硬化性樹脂(6)の硬化を遅らせる物質を
含んだ熱可塑性樹脂の透明インキ(5)を重ね刷りし、
次いで熱硬化性樹脂を含浸して含浸化粧紙(7)を得る
次に、第2図に示すように任意の基材(8)の上に前記
含浸化粧紙(7)を重ね、その上に鏡面板(9)を載置
した後加熱加圧する。
加熱加圧終了後、必要ならば冷却した後に解馬し第3図
に示すように鏡面板を除去すると、透明インキ(5)の
上の熱硬化型樹脂(121は未だ硬化していないので鏡
面板(9)に付着して除去され、かつ透明から前記未硬
化の熱硬化型樹脂に付着して除去される。このとき、透
明インキ(5)は硬化型インキからなる四部の絵柄(2
)から完全に剥離する場合と、第3図に示すようにその
一部が四部となる部分の絵柄の上に残留する場合とがあ
る。
このようにして未硬化の熱硬化性樹脂と透明インキの全
部又は一部が除去されることによって化粧板の表面に凹
部が形成され、求める凹凸化粧板(131が得られる。
次に本発明に使用する各種材料を説明する。
含浸用の原紙としては通常の薄用紙、チタン紙、クラフ
ト紙等浸透性を有するものであれは任意に使用できる。
四部の絵柄を形成する硬化型のインキのバインダーとし
ては、フェノール系、エポキシ系、ポリシート エステル系、ジアリルフタト−や系、アクリルウレタン
系等の熱硬化によって三次元網状構造を形成する樹脂を
用いたものが良い。
ただし、含浸樹脂としてメラミン樹脂のように酸性度に
よって硬化速度に影響が出るものを用いる場合には酸硬
化型のバインダーは使用できない。
透明インキのバインダーとしては、ニトロセルロース、
アセチルセルロース等のセルロース系のバインダーや、
塩化ビニル、アクリル、酢酸ビニルおよびそれらのコポ
リマーい−ボリアミド、塩化ゴム、環化ゴム、ロジン等
通常の熱可塑性樹脂が使用できる。
又、透明インキに含ませる含浸樹脂の硬化を遅らせる物
質としては、含浸樹脂がメラミン樹脂のような酸性度す
なわちPHによって硬化速度が変化するものについては
、物理的、熱的に安定で、かつ化学的にも比較的不活性
なアルカリ土類金属の水酸化物、特にCa(OH)2、
Mg(OH)2  を用いることが好ましく、その添加
量は50〜200重量部が好ましい。又、含浸樹脂が不
飽和ポリエステル樹脂等のようにラジカル連鎖反応をす
る樹脂等の場合にはハイドロキノン、メチルハイドロキ
ノン等の重合抑制剤等が使用できる。
基材としては木質系基板の他、無機質板、金属板、プラ
スチック板、あるいはクラフト紙にフェノール樹脂を含
浸したコア紙等が使用できる。
〔実施例〕
重量80g/rrlのチタン混入紙にセルロース系バイ
ンダーの通常インキを用いて木目の下地柄を印刷し、さ
らに下記のインキ1?:用いて導管柄を印刷した後、下
記組成2のインキを用いて前記導管柄のインキ1の上の
みに重ね刷りし、次いで下記配合のメラミン樹脂を含浸
し、120℃で4分乾燥して、含浸樹脂量/含浸紙が6
5%の含浸紙を作成した。これを印刷面を上にしてノく
一チクルボード上に重ね、さらにその上から鏡面板をの
せて全体の上下をクッション紙ではさみ、140℃、1
skp/c/Lで5分間プレスした後、放冷し解圧して
鏡面板を除去して、導管部のみが凹部となった立体感の
ある表面を有するメラミン化粧板を得た。
インキ1 [顔 料         若干 インキ2 メラミン 以上のような本発明の方法によれば次のような効果を得
ることができる。
■表面に絵柄と同調した凹凸を有し、しかもその高低差
が大きい化粧板が安定して製造でき、る。
■凹部の絵柄が硬化型インキで形成てれているので、凹
部の物性が良好である。
■凹部形成時の剥離面が、透明インキの層間か、あるい
は透明インキ゛と硬化型インキとの界面であるので、絵
柄部分のインキのとられによる表面意匠の変化がない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法の実施例を示すものであり、第1図は
含浸化粧紙、第2図は該含浸化粧紙を基材に重ねて加熱
加圧する状態、第5図は加熱加圧終了後鏡面板を除去し
た状態の各々断面図である。 fl)・・・原紙  (2)・・・凹部の絵柄  (3
)・・・凸部の絵柄  (4)・・・模様  (5)・
・・透明インキ  (6)・・・熱硬化性樹脂  (力
・・・含浸化粧紙  (8)・・・基材(9)・・・鏡
面板  a〔・・・クッション材  αυ・・・熱盤(
121・・・未硬化の熱硬イヒ性樹脂  Q31・・・
凹凸化粧板特許出願人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 含浸樹脂の硬化を遅らせるインキでインキ層を設けた含
    浸用パターン紙に熱硬化性樹脂を含浸させ、乾燥後基板
    の上に重ね、その上に鏡面板を当てて加熱加圧成型した
    後に、硬化の遅れた部分の樹脂を鏡面板に付着させて9
    除去する凹凸化粧板の製造方法において、インキ層を、
    絵柄を形成する硬化性インキと、その上に設けた含浸す
    る熱硬化性樹脂の硬化を遅らせる物質を含む熱可塑性樹
    脂の透明インキとの2層構成とし、硬化の遅tた部分の
    樹脂を透明インキの層間あるいは透明インキと硬化性イ
    ンキとの界面から透明インキと共に剥離除去することを
    特徴とする凹凸化粧板の製造方法。
JP8278082A 1982-05-17 1982-05-17 凹凸化粧板の製造方法 Granted JPS58199142A (ja)

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JP8278082A JPS58199142A (ja) 1982-05-17 1982-05-17 凹凸化粧板の製造方法

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JPS58199142A true JPS58199142A (ja) 1983-11-19
JPH025573B2 JPH025573B2 (ja) 1990-02-02

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534927A (en) * 1978-09-01 1980-03-11 Dainippon Printing Co Ltd Manufacturing method of decorative panel
JPS5534925A (en) * 1978-09-01 1980-03-11 Dainippon Printing Co Ltd Manufacturing method of decorative panel
JPS5534926A (en) * 1978-09-01 1980-03-11 Dainippon Printing Co Ltd Manufacturing method of decorative panel

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5534925A (en) * 1978-09-01 1980-03-11 Dainippon Printing Co Ltd Manufacturing method of decorative panel
JPS5534926A (en) * 1978-09-01 1980-03-11 Dainippon Printing Co Ltd Manufacturing method of decorative panel

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Publication number Publication date
JPH025573B2 (ja) 1990-02-02

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