JPS5819879Y2 - ダイナミックフォ−カス装置 - Google Patents

ダイナミックフォ−カス装置

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JPS5819879Y2
JPS5819879Y2 JP7310976U JP7310976U JPS5819879Y2 JP S5819879 Y2 JPS5819879 Y2 JP S5819879Y2 JP 7310976 U JP7310976 U JP 7310976U JP 7310976 U JP7310976 U JP 7310976U JP S5819879 Y2 JPS5819879 Y2 JP S5819879Y2
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JP
Japan
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circuit
parabolic wave
amplitude
waveform
voltage
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Expired
Application number
JP7310976U
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English (en)
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JPS52164426U (ja
Inventor
富樫茂和
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水平偏向電流の帰線期間と走査期間の比を変
えて画像の拡大を行なうようにしたブラウン管を用いた
画像表示装置におけるダイナミックフォーカス装置に関
するもので、通常の表示状態と画像を拡大した状態のい
ずれにおいてもブラウン管画面上全面で最適なフォーカ
スを得ることを目的とするものである。
ブラウン管を用いた表示装置において、一般に画面の中
心部と周辺部とではブラウン管フォーカスの最適電圧が
異なり、特に高精細度の画像表示を行なう時等は直流フ
ォーカス電圧に水平および垂直周期の補正電圧を重畳す
る等して最適なフォーカス電圧を得ている。
前記補正電圧の波形は多くの場合、第1図Bに示すごと
くパラボラ波を歪1せたごとき波形が理想的であり、高
精細度の画像表示を行なうためにパラボラ波を非直線素
子を用いたり、またスイッチング素子を用いて折れ線近
似波形にする等の波形整形を行ない必要な補正電圧波形
を得ている。
ここで第1図Aはブラウン管画面を示す。
以下第2図、第3図、第4図とともに従来のダイナミッ
クフォーカス装置について説明する。
第2図は直流フォーカス電圧に水平周期の補正電圧を重
畳するためのダイナミックフォーカス回路である。
図において、入力端子1より水平フライバックパルスを
加え、パラボラ波発生回路11で水平周期のパラボラ波
電圧を発生し、次の波形整形回路12で前記パラボラ波
電圧を折れ線近似して必要な波形を得、増巾回路13で
増巾し、重畳回路14において端子2より加わる直流フ
ォーカス電圧に容量結合により重畳し、端子3に水平周
期のフォーカス補正電圧を含むフォーカス電圧を得てい
る。
ここでパラボラ波発生回路11の構成を詳細に説明すれ
ば第3図に示すような構成になっている。
入力端子1より加えられたフライバックパルスをスイッ
チング回路15で完全なパルスに波形変換し、積分回路
16に加え、この積分回路16でのこぎり波に波形変換
し、さらに緩衝増巾回路17を介してミラー積分回路1
8に加え、このミラー積分回路18でパラボラ波に波形
変換し、端子4にパラボラ波形を得ている。
寸た、上記波形整形回路12は第4図に示すごとき回路
構成になっており、端子5よりコンデンサ21を介して
加えられるパラボラ波はトランジスタ26により増巾さ
れ、コンデンサ28を介して端子4に出力されるが、端
子6,7にはそれぞれ適当な電圧が加えられており、仮
りに端子6,7より加えられる電圧をbl、b2 と
すれば、公知のごとくトランジスタ26のエミッタ電圧
がbl iたはb2 より高くなるとそれぞれダイオー
ド29,30は導通となりトランジスタ26の増中度は
上がり、トランジスタ26のベース波形が第7図Aのご
とくであり、出力端子4には同図B(極性は逆)のごと
き波形を得ている。
ここで端子8は電源端子であり、23.24.25.2
7.31.32は抵抗、21.28.33,34はコン
デンサである。
なお第7図において破線は理想的な補正波形を表わして
いる。
以上従来例について述べたが、ブラウン管を用いた表示
装置において偏向電流の振巾あるいは走査期間t8
と帰線期間tr O比を変えることによって画像を拡大
表示(以後単にズームと記す)する場合、通常の表示(
以後単にノーマルと記す)状態においてはフォーカス電
圧の補正が正常に行えるように従来のダイナミックフォ
ーカス補正回路を設けても、ズーム時には適当なフォー
カス電圧の補正が行なえない。
これはミラー積分回路18の出力レベルを何んらかの方
法で一定にしても、波形整形回路12において良好な波
形整形が行なわれないからである。
良好な波形整形が行なわれないのは以下の理由による。
すなわちノーマル時と振巾の等しい水平周期のパラボラ
波をトランジスタ26のベースに加えても、水平周期の
パラボラ波の直流平均値は抵抗23.24により定まる
一定電圧になる。
ところがズーム時、帰線期間trが長くなり走査期間t
8が短くなって、パラボラ波の正の期間が長くなり負の
期間が短くなると、トランジスタ26のエミッタ電圧は
走査期間t8bよび帰線期間tr のそれぞれの直流平
均値がノーマル時に比べ下がった第7図の波形に のご
とくになる。
従ってエミッタ電圧がbl 以下であり、ノーマル時と
は異なる波形整形となり、必要なフォーカス波形補正が
行なえない。
本考案は上記従来の欠点を除去するものである。
以下第5図、第6図に基いて本考案の一実施例を述べる
第5図は水平偏向電流の周期および振巾を一定として帰
線期間と走査期間との比を変えてズームを行なう場合の
水平周期(画面横方向)フォーカス補正を行なうダイナ
ミックフォーカス装置である。
図において、1はフライバックパルスが加わる端子、4
1はパラボラ波発生回路で前記フライバックパルスをパ
ラボラ波に波形変換する。
前記パラボラ波発生回路41より発生するパラボラ波は
前記フライバックパルスの巾がノーマル時とズーム時で
異なるために振巾が変化するが、次段の振巾調整回路4
2によりノーマル時とズーム時の振巾を一定にする。
さらにクランプ回路43において前記振巾調整回路42
で一定振巾とされたパラボラ波が適当な電位にクランプ
され、波形整形回路44に加えられる。
この波形整形回路44は入力電圧によって増中度が変化
するが、上記のようにパラボラ波の振巾を一定にし、一
定電位にクランプすることにより、ノーマル時とズーム
時は等しくブラウン管画面上の位置に対応した波形整形
が行なわれる。
以上のごとくして前記波形整形回路44により得られた
水平周期のフォーカス補正信号(パラボラ波を波形整形
した波形)を増巾回路45において増巾し、重畳回路4
6において端子2より加わる直流フォーカス電圧に重畳
し、端子3にノーマル時とズーム時の相方において、補
正電圧値とブラウン管画面上の位置とが対応した一定振
巾の水平周期フォーカス補正電圧が重畳されたフォーカ
ス電圧を得る。
これをブラウン管フォーカス電圧として用いることによ
りノーマル時、ズーム時のいずれにおいても良好なフォ
ーカス状態が得られる。
以上実施例についてブロック図で述べたが以下本考案の
要部である振巾調整回路42.クランプ回路43および
波形整形回路44について、第6図に具体的な回路例を
示し、以下説明する。
端子51よりパラボラ波電圧を加え、ノーマル時ズーム
時にそれぞれリレー等のスイッチ61により可変抵抗6
2.63を切り換え、可変抵抗62.63をそれぞれ適
当に調整し、コンデンサ64、ダイオード65より成る
クランプ回路へノーマル時、ズーム時とも等しい振巾の
パラボラ波を加えている。
前記クランプ回路においてパラボラ波電圧は波形の底に
相当する期間がアース電位にクランプされ、トランジス
タ68.ダイオード70.71等より威る波形整形回路
へ加わる。
前記波形整形回路は公知のごとく、入力電圧により段階
的に増中度が変化するものであるが、この場合トランジ
スタ68に加えられるパラボラ波電圧はノーマル時、ズ
ーム時とも振巾が等しく、またアース電位にクランプさ
れているため、ノーマル時ズーム時とも等しく、最適フ
ォーカス補正電圧波形に折れ線近似されている。
なお、第6図において42.43,44はそれぞれ第5
図に示した振巾調整回路42.クランプ回路43.波形
整形回路44に相当するものであり、筐た52は電源端
子、54.55は端子、66.67.72,73は抵抗
、64,69゜74.75はコンデンサ、65,70.
71はダイオードである。
以上実施例より明らかなように本考案によれば、パラボ
ラ波の振巾を一定にし、かつ振巾一定のパラボラ波を一
定電位にクランプして波形整形することにより、偏向電
流の帰線期間と走査期間の比を変えてズームを行なうブ
ラウン管を用いた表示装置において、ノーマル時、ズー
ム時ともに正確なフォーカス補正が行なえ、ブラウン管
周辺部のフォーカスぼけを改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はブラウン管画面と水平周期補正電圧の必要量を
表わす図、第2図は従来のダイナミックフォーカス装置
のブロック図、第3図は第2図におけるパラボラ波発生
回路のブロック図、第4図は第2図における波形整形回
路の回路図、第5図は本考案の一実施例におけるダイナ
ミックフォーカス装置のブロック図、第6図は第5図の
要部の具体的回路図、第7図は本考案の動作説明のため
の波形図である。 41・・・・・・パラボラ波発生回路、42・・・・・
・振巾調整回路、43・・・・・・クランプ回路、44
・・・・−・波形整形回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1)水平偏向電流の帰線期間と走査期間の比を変えるこ
    とにより画像の拡大表示を行ないうるブラウン管表示装
    置に鮫いて、水平フライバックパルスからパラボラ波を
    発生するパラボラ波発生回路と、前記パラボラ波の振巾
    を一定にする振巾調整回路と、振巾を一定に保ったパラ
    ボラ波を一定電位にクランプするクランプ回路と、一定
    電位にクランプされたパラボラ波を波形整形する波形整
    形回路とを有するダイナミックフォーカス装置。 2)前記振巾調整回路を、パラボラ波入力端子に通常画
    像−拡犬画像切り換えに連動して切換わるスイッチ回路
    を介して互いに並列になるごとく接続した可変抵抗器よ
    り構成してなる実用新案登録請求の範囲第1)項記載の
    ダイナミックフォーカス装置。
JP7310976U 1976-06-04 1976-06-04 ダイナミックフォ−カス装置 Expired JPS5819879Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7310976U JPS5819879Y2 (ja) 1976-06-04 1976-06-04 ダイナミックフォ−カス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7310976U JPS5819879Y2 (ja) 1976-06-04 1976-06-04 ダイナミックフォ−カス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52164426U JPS52164426U (ja) 1977-12-13
JPS5819879Y2 true JPS5819879Y2 (ja) 1983-04-23

Family

ID=28545037

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7310976U Expired JPS5819879Y2 (ja) 1976-06-04 1976-06-04 ダイナミックフォ−カス装置

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JPS52164426U (ja) 1977-12-13

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