JPS58197263A - 極小径超硬ドリル - Google Patents
極小径超硬ドリルInfo
- Publication number
- JPS58197263A JPS58197263A JP7975982A JP7975982A JPS58197263A JP S58197263 A JPS58197263 A JP S58197263A JP 7975982 A JP7975982 A JP 7975982A JP 7975982 A JP7975982 A JP 7975982A JP S58197263 A JPS58197263 A JP S58197263A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ions
- drill
- small diameter
- metal ions
- implanted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/22—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
- C23C14/48—Ion implantation
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、耐摩耗性の優れた極小径超硬ドリルに関す
るものである。
るものである。
半導体集積技術の発達に伴いプリント基板の精密加工が
大きな問題となっている。特許て最近のプリント基板は
ガラス繊維をエポキシ樹脂の中に埋込み多層化されたも
のが増えているため、ドリルでこのガラス繊維の部分を
削る時に刃先に大きな摩耗を生じ工具損傷となり易い。
大きな問題となっている。特許て最近のプリント基板は
ガラス繊維をエポキシ樹脂の中に埋込み多層化されたも
のが増えているため、ドリルでこのガラス繊維の部分を
削る時に刃先に大きな摩耗を生じ工具損傷となり易い。
この問題を解決するためにドリル刃の耐摩耗性を高める
ことが急務である。耐摩耗性を高める方法としてはCV
D、PVD等によりTiC、TiNなどの硬質材料全被
覆する方法が一般に行われているが、これではどうして
も刃先の部分でシャニブさが失われてしまい切味が落ち
て加工精度も悪くなる。
ことが急務である。耐摩耗性を高める方法としてはCV
D、PVD等によりTiC、TiNなどの硬質材料全被
覆する方法が一般に行われているが、これではどうして
も刃先の部分でシャニブさが失われてしまい切味が落ち
て加工精度も悪くなる。
また、プリント基板のドリル加工は刃先にとって非常に
厳しい条件となっており、通常のコーティングでは硬質
膜は簡単に剥離してコーティングの効果を出すのが困難
である。
厳しい条件となっており、通常のコーティングでは硬質
膜は簡単に剥離してコーティングの効果を出すのが困難
である。
これに対し本発明法ではドリールの表面−を′含む内部
に金属および/又は非金属イオンを打込むことにより表
面硬化させ、それに続いて極く薄い硬質層の被覆処理を
施すことで切味低下や膜の剥離の問題を生ずることなく
ドリルの寿命向上を図ることができる。
に金属および/又は非金属イオンを打込むことにより表
面硬化させ、それに続いて極く薄い硬質層の被覆処理を
施すことで切味低下や膜の剥離の問題を生ずることなく
ドリルの寿命向上を図ることができる。
金属イオンとしては■a、Va、■a族の元素及びAn
。
。
Stが有効であり、非金属イオンにはNイオンが主に使
われる。その表面強化機構は打込まれた金属イオンとN
イオンが結合し硬い窒化物を表面に作ることとNイオン
の残りが基材の超硬合金を硬化させる2点が主なもので
ある。
われる。その表面強化機構は打込まれた金属イオンとN
イオンが結合し硬い窒化物を表面に作ることとNイオン
の残りが基材の超硬合金を硬化させる2点が主なもので
ある。
特に表面の窒化物は基材にくい込む様な形で形成される
ため従来のコーティングによるものより摩耗に対する抵
抗が大きくなっている。
ため従来のコーティングによるものより摩耗に対する抵
抗が大きくなっている。
更にこの上に、極く薄く窒化物層を被覆することで耐摩
耗性を一層向上させうる。これは先に打込まれた窒化物
の核の上に被覆するため基材に直接被覆するよりも密着
性が良好なためである。
耗性を一層向上させうる。これは先に打込まれた窒化物
の核の上に被覆するため基材に直接被覆するよりも密着
性が良好なためである。
被膜はある程度以上になると欠けやすくなり刃先のシャ
ープさも失われてくるので通常8μm以下できれば1μ
m程度が望ましい。又0.1μ以下では耐摩耗性向上の
効果が少い。
ープさも失われてくるので通常8μm以下できれば1μ
m程度が望ましい。又0.1μ以下では耐摩耗性向上の
効果が少い。
非金属としてNイオンを例にとったが、硬質物質を形成
するものであればB、 C,O,S等の非金属イ、オン
でも本発明の効果に変りはない。
するものであればB、 C,O,S等の非金属イ、オン
でも本発明の効果に変りはない。
以下実施例をもって説明する。
実施例1゜
極小径超硬ドリル(K10相当、ドリル径0.95M)
の刃先表面にNイオンを打込む処理を施した試料と未処
理の試料を用意し表1に示す条件で寿命に至るまでのヒ
ツト数を比較した。
の刃先表面にNイオンを打込む処理を施した試料と未処
理の試料を用意し表1に示す条件で寿命に至るまでのヒ
ツト数を比較した。
Nイオン打込みは50ffで行ない2X1017個のN
イオンを打込んだ。結果を表2に示す。
イオンを打込んだ。結果を表2に示す。
実施例2゜
極小径超硬ドリル(K10 ドリル径0.9!M1m)
の刃先表面にTiイオンとCイオンを同時に打込む処理
を施した試料と未処理の試料を用意し、実施例1と同じ
条件で寿命に至るまでのヒツト数を比較した。なおイオ
ンの打込みは701ffで行なった。
の刃先表面にTiイオンとCイオンを同時に打込む処理
を施した試料と未処理の試料を用意し、実施例1と同じ
条件で寿命に至るまでのヒツト数を比較した。なおイオ
ンの打込みは701ffで行なった。
結果を表3に示す。
実施例3゜
極小径超硬ドリル(K10 ドリル径1.0am)の刃
先表面にCrイオンとCイオンを同時に打込み、しかる
後にCrBCqの被覆をする処理を施した試料と未処理
の試料を用意し、実施例1と同じ条件で寿命に至るまで
のヒツト数を比較した。なおイオンの打込みは60Wで
行ないCr3C7の被覆の厚みは1μmであった。
先表面にCrイオンとCイオンを同時に打込み、しかる
後にCrBCqの被覆をする処理を施した試料と未処理
の試料を用意し、実施例1と同じ条件で寿命に至るまで
のヒツト数を比較した。なおイオンの打込みは60Wで
行ないCr3C7の被覆の厚みは1μmであった。
結果を表4に示す。
表4.。
実施例4゜
極小超硬ドリル(K10 ドリル径0.95飢)の刃先
表面にTiイオンとNイオンを同時に打込み、しかる後
にTiNの被覆を施した試料を種々の厚みについて作成
し、これと未処理の試料を実施例1と同じ条件で寿命に
至るまでのヒツト数で比較した。
表面にTiイオンとNイオンを同時に打込み、しかる後
にTiNの被覆を施した試料を種々の厚みについて作成
し、これと未処理の試料を実施例1と同じ条件で寿命に
至るまでのヒツト数で比較した。
なおイオン打込みは50■で行った。
結果を表5に示す。
表5゜
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)表面を含む内部に金属イオンおよび/または非金
属イオンを注入されてなることを特徴とする極小径超硬
ドリル。 (2、特許請求の範囲第(1)項において、金属イオン
がTi 、 V、針、Zr、Nb、Mo、Hf、Ta、
W、A4Siのうち1種又は2種以上、非金属イオンが
B、 C,N、 O,Sの1種又は2種以上であること
を特徴とする極小径超硬ドリル。 (3)表面を含む内部に金属イオンおよび/または非金
属イオンを注入されてあり、更にその表面に■a、■a
、■a族金属の炭化物、窒化物、硼化物。 炭窒化物及び硼窒化物から選ばれた硬質膜が被覆されて
なることを特徴とする極小径超硬ドリル。 (4)特許請求の範囲第(3)項において、外層の硬質
膜が0.1〜3μmであることを特徴とする極小径超硬
ドリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7975982A JPS58197263A (ja) | 1982-05-11 | 1982-05-11 | 極小径超硬ドリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7975982A JPS58197263A (ja) | 1982-05-11 | 1982-05-11 | 極小径超硬ドリル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58197263A true JPS58197263A (ja) | 1983-11-16 |
JPS634629B2 JPS634629B2 (ja) | 1988-01-29 |
Family
ID=13699142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7975982A Granted JPS58197263A (ja) | 1982-05-11 | 1982-05-11 | 極小径超硬ドリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58197263A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60128262A (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-09 | Toshiba Corp | 高熱伝導性複合回路基板の製造方法 |
JPS62202074A (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-05 | Hitachi Ltd | イオン注入処理による切削工具の長寿命化方法 |
WO1987006273A2 (en) * | 1986-04-10 | 1987-10-22 | MTU MOTOREN- UND TURBINEN-UNION MüNCHEN GMBH | Coating to protect against wear and fretting corrosion of, in particular, metal mechanical components held together by frictional adherence |
US4864676A (en) * | 1986-06-04 | 1989-09-12 | Heinrich Schaiper | Tooth brush |
FR2672829A1 (fr) * | 1991-02-19 | 1992-08-21 | Nitruvid | Procede pour realiser une liaison par brasage entre deux pieces, notamment une piece ceramique et une piece metallique, et ensemble soude realise par ce procede. |
JPH0598419A (ja) * | 1991-02-19 | 1993-04-20 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 表面被覆鋼製品及びその製造方法 |
CN116855910A (zh) * | 2023-07-13 | 2023-10-10 | 中浙高铁轴承有限公司 | 一种高铁轴承用Ti-V-W-N薄膜的制备方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4991266A (ja) * | 1972-12-29 | 1974-08-31 |
-
1982
- 1982-05-11 JP JP7975982A patent/JPS58197263A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4991266A (ja) * | 1972-12-29 | 1974-08-31 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60128262A (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-09 | Toshiba Corp | 高熱伝導性複合回路基板の製造方法 |
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WO1987006273A3 (fr) * | 1986-04-10 | 1988-02-11 | Mtu Muenchen Gmbh | Couche protectrice contre l'usure et la corrosion par frottement, en particulier de pieces mecaniques metalliques accouplees par liaison de force |
US4864676A (en) * | 1986-06-04 | 1989-09-12 | Heinrich Schaiper | Tooth brush |
FR2672829A1 (fr) * | 1991-02-19 | 1992-08-21 | Nitruvid | Procede pour realiser une liaison par brasage entre deux pieces, notamment une piece ceramique et une piece metallique, et ensemble soude realise par ce procede. |
EP0500454A1 (fr) * | 1991-02-19 | 1992-08-26 | Nitruvid | Procédé pour réaliser une liaison par brasage entre deux pièces, notamment une pièce céramique et une pièce métallique, et ensemble soudé réalisé par ce procédé |
JPH0598419A (ja) * | 1991-02-19 | 1993-04-20 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 表面被覆鋼製品及びその製造方法 |
CN116855910A (zh) * | 2023-07-13 | 2023-10-10 | 中浙高铁轴承有限公司 | 一种高铁轴承用Ti-V-W-N薄膜的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS634629B2 (ja) | 1988-01-29 |
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