JPS58197051A - 化粧板の製造法 - Google Patents

化粧板の製造法

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JPS58197051A
JPS58197051A JP7952882A JP7952882A JPS58197051A JP S58197051 A JPS58197051 A JP S58197051A JP 7952882 A JP7952882 A JP 7952882A JP 7952882 A JP7952882 A JP 7952882A JP S58197051 A JPS58197051 A JP S58197051A
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decorative
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decorative board
resin
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JP7952882A
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JPS621822B2 (ja
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和男 高橋
嘉夫 嶋田
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Osaka Soda Co Ltd
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Osaka Soda Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は樹脂塗工硬化薄葉紙を表面層とする化粧板の製
造法に関する。
従来、薄葉紙を用いたプレコートタイプの化粧硬化紙と
しては、印刷を施した薄葉紙にウレタン樹脂あるいはア
ミノアルキッド樹脂などを少量塗布して硬化せしめた、
いわゆるプリント化粧硬化紙がよく知られている。この
化粧硬化紙の生産速度は数10〜100mz’分前後と
著しく速く、又酢酸ビニルエマルジョン型接着剤を用い
て合板、パーチクルホード等の基材に積層させる速度も
数10m/分とかなり速い。従ってこのラミネート化粧
板は価格が安く、経済性に非常に優れている。しかしな
がら、この化粧板は表面化粧紙の樹脂付着量が非常に少
ないため、耐汚染性、耐摩耗性。
耐候性等の物性が充分でなく、又外観も基材の地肌がそ
のま1表面層に現われる、いわゆるメヤセ現象が目立ち
、表面の平滑性に乏しい高級感のない化粧板として評価
の低いものであった。
他方、通常のパターン紙等の化粧紙を用いた樹脂付着量
の多い化粧板としては、メラミン樹脂化粧板やジアリル
フタレート樹脂化粧板等の樹脂含浸熱圧プレスタイプの
化粧板やポリエステル化粧板の如きアフターコート方式
の化粧板が知られており、これら化粧板は高調脂含量の
ため耐摩耗性、耐汚染性等の物性や表面平滑性には優れ
ているか、工程上大量生産によるコストの低減が困難で
あり経済性の点ては必ずしもベクーではない。
本出願人は先に薄葉紙を用いて樹脂付着量が比較的多く
しかも大量生産が可能な化粧硬化紙の製造法を提案した
(特開昭55−57098号)。この化粧硬化紙は、酢
酸ビニルエマルジョン型接着剤によって合板、パーチク
ルボード等の基材に連続的に貼り合わせて化粧板とする
ことが可能である。しかも得られた化粧板は、従来のい
わゆるプリント化粧板と異なって樹脂量が多いため耐ギ
耗性、耐汚染性、耐候性等の物性に漬れ、更に加工性に
も優れている。しかしながら、この化粧板の製造の際の
基材より生ずるメヤセ現象は、砥の粉や炭酸カルシウム
等の充填剤を含む組成物で口止め処理を施さねば軽減す
ることができず、余分な工程を増やさねばならないとい
うコストアップの要因があった。
本発明者らは、薄葉紙か・らなる化粧硬化紙を用いて化
粧板を製造するに際し、上記の如き目止め処理を(1な
うことなくメヤセの全くない化粧板を得る方法を神々検
討した結果、化粧硬化紙と基材を貼り合せる接着剤とし
て湿気硬化型のウレタン系接着剤を用い両者を加圧積層
することによって上記目的が充分達成された化粧板が得
られることを見出し、本発明に達したものである。
すなわち、本発明はジアリルフタレートモノマーを含む
不飽和ポリエステル樹脂組成物を薄葉紙に塗布して硬化
せしめた硬化紙を基材に積層させるに際し、接着剤とし
て湿気硬化型ウレタン系接着剤を用い、加圧下に積層せ
しめることを特徴とする化粧板の製造法である。
本発明に用いられる硬化紙としては、前記特開昭55−
57098号公報記載の方法によって1qられたものが
都合がよいが、この方法に限らず本発明樹脂組成物を塗
布して得られた硬化紙であれば何でもよい。薄葉紙とし
ては、坪量15〜55g/Tll’のものか適当であり
、これには印刷が施されていてもよいし、無処理のもの
でもよい。また薄葉紙に対して樹脂の浸透性を調節した
り、紙間強度を上げるために樹脂により一処理が施され
ていてもよい。
薄葉紙の坪量が15g/11″未満のものは紙自体の強
度が小さいため硬化紙を製造する際の作業性に問題があ
り、又化粧紙としての隠弊力の点で劣るため好ましくな
い。また坪量が55C1/Tll’をこえるものは塗工
樹脂の紙への浸透性が大きくなり、従って硬化紙表面の
樹脂付着量が相対的に減るため化粧板としての表面特性
が充分に得られず、また硬化紙自体の可焼性も悪化する
ので好ましくない。
本発明において、上記薄葉紙に塗布する樹脂成分として
は、オルソ、イソ、テレの各異性体からなるジアリルフ
タレートモノマーを含む不飽和ポリエステル樹脂が化粧
板としての物性面から好適である。
不飽和ポリエステル樹脂としては、通常の不飽和ポリエ
ステル樹脂、例えばマレイン酸。
フマル酸、イタコン酸、フタル酸、アジピン酸などの多
塩基性の不飽和酸あるいは飽和酸との混合物とエチレン
グリコール、プロビレ−6/ レグリコール。ジエチレングリコールなどの多価アルコ
ールとの反応生成物、あるいは空気硬化型不飽和ポリエ
ステル樹脂、例えば上記酸成分の他に、テトラヒドロフ
タル酸、3゜6−ニンドメチレンテトラヒドロフタル酸
メチル−3,6−ニンドメチレンテトラヒドロフタル酸
などの脂肪族環状不飽和酸を含む酸、又はアルコール成
分として上記の他、アリルグリシジルエーテルを含むア
ルコールとより製造されたポリエステル樹脂が適当であ
る。
樹脂成分中のジアリルフタレートモノマーの割合は20
〜60重量%が適当である。20重置%より少ないと化
粧板の使用目的によっては表面物性上好ましくない結果
を生ずることがある。60重量%をこえると硬化の際樹
脂の収縮が著しくなり硬化紙の製造が困難となる。
化粧板用基材としては、通常使用されるものは何でもよ
(、)か、特にラワン合板、パーヂクルボード等適度の
水分を含むものが好ましい本発明においては、上記硬化
紙を基材に積層ざ吐るに際し、接着剤として湿気硬化型
のウレタン系接着剤を用いることを特徴としている。航
述したように従来使用されている酢酸ビニル型接着剤を
基材の前処理なしに適用すると表面硬化紙が薄葉紙を原
紙としているため基材の地肌がそのまま現出され、メヤ
セ現象を抑えることができなかった。本発明によるウレ
タン系接着剤を用いることによる効果は、該接着剤が水
分によって硬化するときに一部生ずるガスが加圧接着の
際圧力とうまくバランスされ、基材表面上の凹凸部を隠
蔽するためと推定される。
本発明の湿気硬化型ウレタン系接着剤としては、溶剤型
と無溶剤型の二種類があるが、いずれも使用可能である
。該ウレタン系接着剤とは、ポリイソシアネート単H体
、ジイソシアネートとアルコールとのアダクト体、末端
イソシアネートプレポリマー、末端イソシア、  ネー
トポリウレタン等の末端イソシアネート基を有する化合
物からなる接着剤を総称し、具体的には、トリレンジイ
ソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソアネ
ート(MDI)、 トリフェニルメタントリイソシアネ
−t−(Tri)、  トリメチロールプロパンと丁D
Iの7ダクト体、上記MDI系、TDA系、TTI系の
プレポリマー・等が挙げられる。
接着剤中のイソシアネート基の含有量としては7〜20
重量%、好ましくは12〜18重量%の範囲が接着剤と
しての性能上および作業性の点から望ましい。7重量%
より少ないと接着力が充分でなく、また20重量%をこ
えると可使時間が短くなり作業性が低下する。本発明接
着剤には、必要に応じて酸化チタン、炭酸カルシウム、
クレー等の充填剤を配合することができる。
以下において本発明の一実施態様を説明する。
先ず基材に接着剤を塗布するには、通常使用されている
ロールコータ−またはナイフコーターが適当である。塗
布量は基材の種類によって変わるが、通常30〜100
M111’の範囲がよい。塗布量が3Qg、/、1より
少ないとメヤセを現出することがあり好ましくない。又
、100g/′■゛をこえる量は充分な接着強度を得る
までの硬化に時間が掛かりすぎる。接着剤として溶剤型
接着剤を用いるときは適当な乾燥工程が必要である。次
に硬化紙をロールラミネーター等で基材に常温で積層し
、これを適当なプレス機内に硬化紙の化粧面に当て板を
あてて10〜100枚前後積み重ねる。当て板としては
、ステンレス板、アルミニウム板、ポリ塩化ビニル板等
の平滑な板が用いられ、当て板の両面が使用できる場合
は化粧面を向い合わせるように積み重ねることができる
。当て板の表面には、ゴミ等の異物やキズのないことか
必要である。プレス機内に積み重ねられた化粧板は常温
で5〜7−/−の圧力が加えられる。このま1の状態で
ターンバックルにて圧締セットしプレス機より取り出し
て圧締状態のまへで放置する。圧締時間は、基材中の水
分、気温、接着剤の塗布量によって適当に定めればよい
。所定時間経過後、ターンバックルを解除すれば充分に
接着されたメヤセのない化粧板が得られる。
このようにして得られた化粧板は表面物性が非常に優れ
、高級感に溢れた外見を有している。
以下実施例によって本発明を説明する。
実施例 マレイン酸、テトラヒドロフタル酸、ジエチレングリコ
ールより常法により製造した空気硬化型不飽和ポリエス
テル樹脂〈酸価16、軟化点5℃)65重量部、ジアリ
ルオルソフタレートモノマー35重量部、、ベンゾイル
パーオキシド1重量部、メチルエチルケトンパーオキシ
ド、オクチルWl:lバルト(コバルト含量8重量%)
0.2重量部、艶消し剤4重量部、レベリング剤0.3
重量部よりなる樹脂組成物を木目模様を印刷した坪@3
0a/m’の薄葉紙にロールコータ−で400<’ T
ll’となるように連続的に塗布し、次いで100°C
の熱風加熱炉中で薄葉紙に張力を与えながら硬化させて
化粧硬化紙を得た。
次に導管部の目の荒い厚み2.7n大きさ3× 6尺の
合板に無溶剤タイプ湿気硬化型ウレタン系接着剤(TD
 I系プレポリマー「A−439J武田薬品工業社製)
をロールコータ−にて60g/m?塗布し、これに上記
化粧硬化紙をロールラミネーターにて常温で積層し、当
て板として厚さ約2nのポリ塩化ビニル板を用いてプレ
ス機に上記化粧板を150枚積み重ねた。常温にて6k
131crj荷重を加えた後、この状態で四方をターン
バックルで締め付け、プレス機より取出してそのまま1
5時間放置した。15時間経過後、ターンバックルを解
除して得られた化粧板は、メせセが全くなく、はぼ完全
な平滑面を有する化粧板で。あった。
比較例 実施例と同じ化粧硬化紙及び合板を用い接着剤として酢
酸ビニルエマジョン型接着剤(固形分46重量%)を用
いて上記合板にロールコータ−80g/而面塗布し、1
10°Cの熱風乾燥幾で3秒間乾燥した後、上記化粧硬
化紙を90℃に加熱したロールラミネーターにて貼着け
せしめた。この様にして得られた化粧板は部分的に著し
いメヤセを生じていた。
出願人 大阪曹達株式会社 代理人 弁理士 同条 透 手続補正書く自発) 昭和58年2月7日 特許庁長官   若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示   昭和57年特許願第79528号
2、発明の名称      化粧板の製造法3、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 〒541 大阪市東区北浜3丁目6番地京阪淀屋橋ビル 大阪曹達株式会社 技術部内 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 く1)明細書第5頁第6行「隠弊力」を「隠蔽力」と訂
正する。
〈2)回倒第5頁第12行「可焼性」を「可撓性」と訂
正する。
(3)同書第10肩下第4行〜下第3行「メチルエチル
ケトンパーオキシド」を1メチル工チルケトンパーオキ
シド1重量部」と訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ジアリルフタレートモノマーを含む不飽和ポリエステル
    樹脂組成物を薄葉紙に塗布して硬化せしめた硬化紙を基
    材に積層させるに際し、接着剤として湿気硬化型ウレタ
    ン系接着剤を用い、加圧下に積層せしめることを特徴と
    する化粧板の製造法。
JP7952882A 1982-05-11 1982-05-11 化粧板の製造法 Granted JPS58197051A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7952882A JPS58197051A (ja) 1982-05-11 1982-05-11 化粧板の製造法

Applications Claiming Priority (1)

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JP7952882A JPS58197051A (ja) 1982-05-11 1982-05-11 化粧板の製造法

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Publication Number Publication Date
JPS58197051A true JPS58197051A (ja) 1983-11-16
JPS621822B2 JPS621822B2 (ja) 1987-01-16

Family

ID=13692480

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JP7952882A Granted JPS58197051A (ja) 1982-05-11 1982-05-11 化粧板の製造法

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JP (1) JPS58197051A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62142642A (ja) * 1985-12-17 1987-06-26 イビデン株式会社 連続長尺化粧シ−トと長尺化粧シ−トの連続製造方法
JPH10305549A (ja) * 1997-05-07 1998-11-17 Sekisui Chem Co Ltd 化粧シート被覆材料の製造方法
JP2008155501A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Daiso Co Ltd ジアリルフタレート系化粧板の製造法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62142642A (ja) * 1985-12-17 1987-06-26 イビデン株式会社 連続長尺化粧シ−トと長尺化粧シ−トの連続製造方法
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JP2008155501A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Daiso Co Ltd ジアリルフタレート系化粧板の製造法

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JPS621822B2 (ja) 1987-01-16

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