JPS5819688B2 - ヒフクホウホウ - Google Patents
ヒフクホウホウInfo
- Publication number
- JPS5819688B2 JPS5819688B2 JP50063788A JP6378875A JPS5819688B2 JP S5819688 B2 JPS5819688 B2 JP S5819688B2 JP 50063788 A JP50063788 A JP 50063788A JP 6378875 A JP6378875 A JP 6378875A JP S5819688 B2 JPS5819688 B2 JP S5819688B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- foam
- foamed
- shrinkable
- polyethylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はパイプ、ロンド等の物品を被覆する方法に関す
る。
る。
近年、パイプ等の外周に発泡体を被覆してなる断熱、保
温等を目的とした製品が種々用いられており、たとえば
セントラルピーティング用金属管の外周に低発泡ポリ塩
化ビニルを被覆した被覆管などは、好評を博している。
温等を目的とした製品が種々用いられており、たとえば
セントラルピーティング用金属管の外周に低発泡ポリ塩
化ビニルを被覆した被覆管などは、好評を博している。
従来これらの被覆管の製造法としては、あらかじめ発泡
させた発泡成形品を金属パイプにはめ込み被覆する方法
か、金属管に発泡プラスチック層を押出し成形により被
覆する方法等が実用化されている。
させた発泡成形品を金属パイプにはめ込み被覆する方法
か、金属管に発泡プラスチック層を押出し成形により被
覆する方法等が実用化されている。
しかしながら、これらの被覆方法は、形状複雑なパイプ
あるいは径の異なる多種多様のパイプの被覆においては
、それぞれの成形金型、ダイスが必要であり、非合理的
である。
あるいは径の異なる多種多様のパイプの被覆においては
、それぞれの成形金型、ダイスが必要であり、非合理的
である。
本発明はこのような欠点を改良してなるもので、ポリエ
チレンもしくはエチレン酢酸ビニル共重合体（以下ＥＶ
Ａという）に４，４′−オキシベンゼンスルホニルヒド
ラジッド（以下０ＢＳＨという）を配合し、該０ＢＳＨ
が分解しない成形条件でシート成形を行なって架橋剤添
加、電子線架橋の如き架橋手段を賦与していない発泡性
ソート状物を得、さらにこの発泡性シート状物を延伸し
て発泡収縮性ソートを製造し、次いでこのシートで被覆
さるべき物品を覆い、しかる後加熱することを特徴とす
る物品の被覆方法に関するものである。
チレンもしくはエチレン酢酸ビニル共重合体（以下ＥＶ
Ａという）に４，４′−オキシベンゼンスルホニルヒド
ラジッド（以下０ＢＳＨという）を配合し、該０ＢＳＨ
が分解しない成形条件でシート成形を行なって架橋剤添
加、電子線架橋の如き架橋手段を賦与していない発泡性
ソート状物を得、さらにこの発泡性シート状物を延伸し
て発泡収縮性ソートを製造し、次いでこのシートで被覆
さるべき物品を覆い、しかる後加熱することを特徴とす
る物品の被覆方法に関するものである。
本発明に用いる発泡収縮性シートを得るには、たとえば
ポリエチレンもしくはＥＶＡに０ＢＳＨを所定発泡倍率
になるように配合し、ミキシングロールもしくは押出機
により混練りし、ペレタイザーにてペレット化を行ない
、このペレットを０ＢＳＨが分解しない成形条件（わず
かに分解してもよい。
ポリエチレンもしくはＥＶＡに０ＢＳＨを所定発泡倍率
になるように配合し、ミキシングロールもしくは押出機
により混練りし、ペレタイザーにてペレット化を行ない
、このペレットを０ＢＳＨが分解しない成形条件（わず
かに分解してもよい。
つまり実質的に分解しない成形条件であればよい）で押
出成形機ｌこよりシート状に成形を行ない、得られた発
泡性シート状物を延伸して得ることができる。
出成形機ｌこよりシート状に成形を行ない、得られた発
泡性シート状物を延伸して得ることができる。
またミキシングロールにてポリエチレンもしくはＥＶＡ
と０ＢＳＨを混練り後カレンダー成形機にてシート成形
を行ない、得られた発泡性シート状物を延伸機により延
伸し発泡収縮性シートを得ることもできる。
と０ＢＳＨを混練り後カレンダー成形機にてシート成形
を行ない、得られた発泡性シート状物を延伸機により延
伸し発泡収縮性シートを得ることもできる。
延伸倍率は普通には１．２〜１０倍、好ましくは１．５
〜４倍で涜る。
〜４倍で涜る。
またポリエチレン、ＥＶＡおよび０ＢＳＨの他に充填剤
、着色剤、老化防止剤、発泡助剤等を混合して発泡収縮
性シートを得ることもできる。
、着色剤、老化防止剤、発泡助剤等を混合して発泡収縮
性シートを得ることもできる。
また本発明においてはポリエチレンとＥＶＡの混合物に
０ＢＳＨを加えて発泡収縮性シートとすることもできる
。
０ＢＳＨを加えて発泡収縮性シートとすることもできる
。
また発泡収縮性シートの製造時に、場合により用いられ
る充填剤としては、タルク、クレイ、シリカ、アルミナ
、硫酸バリウム、金属粉末、ガラスピーズ、パーライト
、シラスバルーン、ガラス短繊維等、顔料及び染料とし
ては、酸化チタンカーボン、フタロシアニンブルー、マ
ピコイエロー（ナダン工業に、に蜀、シンカジャーレッ
ド（デュポン社製）等、老化防止剤、安定剤としては、
フェノール系化合物として２，６−ジターシャリ−ブチ
ル、４−メチルフェノール、サリチル酸等、アミン系の
化合物としてフェニル−β−ナフチルアミン、フェニル
−α−ナフチルアミン等を用いることができる。
る充填剤としては、タルク、クレイ、シリカ、アルミナ
、硫酸バリウム、金属粉末、ガラスピーズ、パーライト
、シラスバルーン、ガラス短繊維等、顔料及び染料とし
ては、酸化チタンカーボン、フタロシアニンブルー、マ
ピコイエロー（ナダン工業に、に蜀、シンカジャーレッ
ド（デュポン社製）等、老化防止剤、安定剤としては、
フェノール系化合物として２，６−ジターシャリ−ブチ
ル、４−メチルフェノール、サリチル酸等、アミン系の
化合物としてフェニル−β−ナフチルアミン、フェニル
−α−ナフチルアミン等を用いることができる。
本発明において用いる０ＢＳＨは発泡剤の一種で、
なる構造を有するが、この発泡剤を用いてポリエチレン
もしくはＥＶＡ製の発泡収縮性シートを製造すると、架
橋剤を全く加えなくとも０ＢＳＨのみで物品に良好な均
一発泡体の被覆を症す。
もしくはＥＶＡ製の発泡収縮性シートを製造すると、架
橋剤を全く加えなくとも０ＢＳＨのみで物品に良好な均
一発泡体の被覆を症す。
０ＢＳＨ以外の発泡剤を用いてポリエチレンもしくはＥ
ＶＡ製の発泡収縮性シートを作ると、架橋剤を発泡剤と
共に加えておいたり、電子線架橋を行なわなければ気泡
の均一な発泡体の被覆が得られないが、本発明において
はこのような架橋手段は一切必要がない。
ＶＡ製の発泡収縮性シートを作ると、架橋剤を発泡剤と
共に加えておいたり、電子線架橋を行なわなければ気泡
の均一な発泡体の被覆が得られないが、本発明において
はこのような架橋手段は一切必要がない。
この点が本発明の大きな特徴である。
そして本発明によると上記した発泡収縮性シートを用い
るので、この発泡収縮性シートを通常の金属製、プラス
チック製等のパイプ、ロッド等に捲回できることはもち
ろん形状複雑なパイプ等（たとえばＴ字型、エルボ型、
ベント型のもの）およびその付属品（たとえばバルブ、
ストレーナ−）にも捲回することができ、得られた捲回
物を発泡収縮性シートを構成するポリエチレンもしくは
ＥＶＡの軟化点以上で加熱発泡させることにより気泡の
均一な発泡被覆層を得ることができるのである。
るので、この発泡収縮性シートを通常の金属製、プラス
チック製等のパイプ、ロッド等に捲回できることはもち
ろん形状複雑なパイプ等（たとえばＴ字型、エルボ型、
ベント型のもの）およびその付属品（たとえばバルブ、
ストレーナ−）にも捲回することができ、得られた捲回
物を発泡収縮性シートを構成するポリエチレンもしくは
ＥＶＡの軟化点以上で加熱発泡させることにより気泡の
均一な発泡被覆層を得ることができるのである。
本発明においてパイプ、ロッドのような長尺物に熱収縮
しうる発泡収縮性シートをスパイラル状に巻いて、加熱
発泡させる場合には、該シート状物の長さ方向に一軸延
伸したものを用いるのが好ましい。
しうる発泡収縮性シートをスパイラル状に巻いて、加熱
発泡させる場合には、該シート状物の長さ方向に一軸延
伸したものを用いるのが好ましい。
被覆されるべき物品に上記発泡収縮性シートを巻く方法
としては前記したスパイラル状のはかすし巻き状に巻い
てもよい。
としては前記したスパイラル状のはかすし巻き状に巻い
てもよい。
本発明は以上のように発泡収縮性シートをパイプ、ロッ
ド等に被覆して後、加熱発泡させるものであり、発泡収
縮性シートがパイプ等に収縮力により良好に密着し、し
かる後密着した状態で良好に均一発泡するので、パイプ
等への密着性良好で外観にすぐれた被覆物品を得ること
ができる。
ド等に被覆して後、加熱発泡させるものであり、発泡収
縮性シートがパイプ等に収縮力により良好に密着し、し
かる後密着した状態で良好に均一発泡するので、パイプ
等への密着性良好で外観にすぐれた被覆物品を得ること
ができる。
そして本発明により、被覆されるべき物品表面に発泡被
覆層を症すことができ、保温、断熱、クッション、保護
、シール、浮きの機能を賦与することができる。
覆層を症すことができ、保温、断熱、クッション、保護
、シール、浮きの機能を賦与することができる。
以下本発明を実施例を用いて具体的に説明する。
なお実症例中の部は重量部を示す。
実症例
ポリエチレン粉末（製鉄化学社製、フローセンＵＦ−７
）１００部、０ＢＳＨ（水和化成社製ネオセルボンＰ≠
１０００）５部およびカーボン粉末（三菱化成社製＋６
００Ｐ）２部を、ヘンシェルミキサーを用いてトライブ
レンドを行なった後、押出成形機（Ｔ型ダイ）を用いて
発泡性シート状物（厚み０．５ ｍｍ、幅２０ ｃｘ
）を製造した。
）１００部、０ＢＳＨ（水和化成社製ネオセルボンＰ≠
１０００）５部およびカーボン粉末（三菱化成社製＋６
００Ｐ）２部を、ヘンシェルミキサーを用いてトライブ
レンドを行なった後、押出成形機（Ｔ型ダイ）を用いて
発泡性シート状物（厚み０．５ ｍｍ、幅２０ ｃｘ
）を製造した。
得られた発泡性シート状物はわずかに発泡していた。
この発泡性シート状物をロール延伸機にてロール温度７
０°Ｃで一軸延伸（延伸倍率１．２倍）し発泡収縮性シ
ート状物（厚み０．４２ｍｍ、幅２０ ｃｍ ）を製造
した。
０°Ｃで一軸延伸（延伸倍率１．２倍）し発泡収縮性シ
ート状物（厚み０．４２ｍｍ、幅２０ ｃｍ ）を製造
した。
この発泡収縮性シート状物を長さ方向に幅２５ｃｒｒＬ
の大きさに切断し、アルミニウム製管（外径２ｃｒｒＬ
内径１．６ｃｒｒＬ）にスパイラル状にハーフラップ巻
き付けした後、１８０°Ｃで５分間加熱して発泡体被覆
アルミニウム管を製造した。
の大きさに切断し、アルミニウム製管（外径２ｃｒｒＬ
内径１．６ｃｒｒＬ）にスパイラル状にハーフラップ巻
き付けした後、１８０°Ｃで５分間加熱して発泡体被覆
アルミニウム管を製造した。
得られた発泡層の発泡倍率は５倍で均一発泡しており断
熱性、クッション性良好であった。
熱性、クッション性良好であった。
Claims (1)
- １ ポリエチレンもしくはエチレン酢酸ビニル共重合体
に４，４′−オキシベンゼンスルホニルヒドラジッドを
配合し、該ヒドラジッドが実質的に分解しない成形条件
でシート成形を行なって、架橋剤添加、電子線架橋の如
き架橋手段を賦与していない発泡性シート状物を得、さ
らにこの発泡性シート状物を延伸して発泡収縮性シート
を製造し、次いでこのシートで被覆さるべき物品を覆い
、しかる後加熱することを特徴とする物品の被覆方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50063788A JPS5819688B2 (ja) | 1975-05-27 | 1975-05-27 | ヒフクホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50063788A JPS5819688B2 (ja) | 1975-05-27 | 1975-05-27 | ヒフクホウホウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51138762A JPS51138762A (en) | 1976-11-30 |
| JPS5819688B2 true JPS5819688B2 (ja) | 1983-04-19 |
Family
ID=13239453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50063788A Expired JPS5819688B2 (ja) | 1975-05-27 | 1975-05-27 | ヒフクホウホウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5819688B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60139638U (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-14 | 西堀 貞夫 | 床材 |
| JPS60194909A (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-03 | 忠見 佳彦 | シ−ト |
| JPS60194910A (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-03 | 忠見 佳彦 | シ−ト |
| JPS60261414A (ja) * | 1984-06-07 | 1985-12-24 | 忠見 佳彦 | カ−ペツト |
| JPS62112512A (ja) * | 1985-11-11 | 1987-05-23 | 忠見 佳彦 | 敷物 |
-
1975
- 1975-05-27 JP JP50063788A patent/JPS5819688B2/ja not_active Expired
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60139638U (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-14 | 西堀 貞夫 | 床材 |
| JPS60194909A (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-03 | 忠見 佳彦 | シ−ト |
| JPS60194910A (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-03 | 忠見 佳彦 | シ−ト |
| JPS60261414A (ja) * | 1984-06-07 | 1985-12-24 | 忠見 佳彦 | カ−ペツト |
| JPS62112512A (ja) * | 1985-11-11 | 1987-05-23 | 忠見 佳彦 | 敷物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51138762A (en) | 1976-11-30 |
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