JPS5819615Y2 - 小型電子機器 - Google Patents

小型電子機器

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JPS5819615Y2
JPS5819615Y2 JP16944878U JP16944878U JPS5819615Y2 JP S5819615 Y2 JPS5819615 Y2 JP S5819615Y2 JP 16944878 U JP16944878 U JP 16944878U JP 16944878 U JP16944878 U JP 16944878U JP S5819615 Y2 JPS5819615 Y2 JP S5819615Y2
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JP
Japan
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battery
circuit
pulse
terminal
voltage
Prior art date
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JP16944878U
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JPS5586226U (ja
Inventor
小林三朗
Original Assignee
カシオ計算機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は接続され得る′電池の固有電圧に対して汎用
性を持った小型電子機器に関する。
近年、例えば小型電子式計算機に於ては小型化、薄型化
の傾向にあり、また計算機の消費電力も省力化されるに
つれ、その電源としてマンガン電池あるいは酸化銀電池
等が使用されるようになってきた。
そしてこの種の電池の起電力は1.5Vであるため、一
般には電池を2個直列に接続して3.0■にし、これに
より計算機本体内のLSI(大規模集積回路)を駆動す
るようにしている。
ところで、前記LSI内の各回路は、LSI内部に組み
込まれたパルス発振回路から出力されるパルス信号によ
り駆動されるのであるが、このパルス発振回路の電力消
費は計算機内部で最も多く、しかもその消費電力Pと印
加電圧■との関係がPoc v2であるため、パルス発
振回路への印加電圧は低い方が望ましい。
従って一般にはパルス発振回路には電池1個分に相当す
る1、5vを印加するようにしている。
一方、最近、単位体積当りのエネルギー密度が高いリチ
ウム電池が開発され実用化されている。
このリチウム電池は寿命が長く、そして1個の起電力が
3.OVであるため前記マンガン電池あるいは酸化銀電
池に比し1個の電池で済む等の利点により計算機の電源
としても採用されつつある。
このリチウム電池を用いた計算機では一般にLSIは3
.OVで駆動され、またパルス発振回路は、3、OVを
1.5Vに分圧する際の分圧抵抗による電力のロスを防
ぐ為3.OVそのままで駆動される。
このように、LSI内のパルス発振回路は、1.5V系
の電池を用いた場合は1.5■で駆動され、3、OV系
の電池を用いた場合は3.OVで駆動されることになる
しかしながら、■、5■で駆動されるパルス発振回路と
3.Ovで駆動されるパルス発振回路とでは、パルス発
振回路に採用するトランジスタcc−MO8)のスレッ
シュホールド電圧か異なるため、例えば3.OVで駆動
されるパルス発振回路を1.5■の電圧で駆動すること
ができないことから明らかなように、同一のパルス発振
回路を2系統の電池で駆動することはできない。
したがって、どの種類の電池を用いるかを予め決めてお
かなければLSIを設計することができず、設計上不便
であり、またLSIをその仕様に応じた種類の電池(例
えば1.5v系電池)以外の電池(3,OV系電池)で
駆動することができず、換言すれば同一仕様のLSIに
対し2系統の電池を任意に使用することができないから
電池の種類に応じて2種類のLSIを設計・製造、在庫
管理しなげればならず、LSIの製造コストの面で大変
不利であった。
この考案は上記事情に鑑みなされたもので、LSI内に
異なる電圧で駆動される少なくとも2個のパルス発振回
路を形成し、使用する電池の種類により選択的に一方の
パルス発振回路のパルス信号を得るようにして、使用し
得る電池に対して汎用性を持った小型電子機器を提供す
ることを目的としている。
以下、この考案の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
第1図は小型電子式計算機の全体構成を示す図で、1は
CPU(中央処理装置)、パルス発生部15等の各種回
路から構成されているLSIであり1.5V系の電源電
池(図示しない)と3.0V系の電源電池(図示しない
)とに共用できるようにしたものである。
また、このLSllにはテンキー及びファンクションキ
ー等が設けられタキー人力部2がパスラインBUSIを
介して接続され、さらに液晶表示素子等から成る表示部
3がパスラインBUS2を介して接続されている。
これにより、LSI1はキー人力部2からの入力データ
に基づいて所定の演算等を行い、この演算結果等を表示
部3に表示するように構成されている。
つき゛に第2図において、前記LSll内のパルス発生
部15は大別して、1.5 Vの電源電圧で駆動される
1、5v系パルス発振回路4.3.Ovの電源電圧で駆
動される3、OV系パルス発振回路5、選択回路6、レ
ベルシフタ11により構成されているとともに、LSI
Iの端子VO、Vl 、V2 ?V3.Pl、P2.P
3.P4.coと接続されている。
端子vo、v0.v2はツレぞれ3.Ovまたは1.5
vの電池からの電源電圧を前記パルス発生部15に供給
するための端子である。
これら端子Vo 、vl 、v2の使用例の詳細は後述
するが、端子Voには3.OVの電源電圧が供給され、
また端子v1には3.OVまたは1.5vの電源電圧が
供給され、さらに端子■2には3.OVの電源電圧が供
給される。
そして、端子Voはレベルシフタ11に接続されてこの
レベルシフタ11に3.OVの電源電圧を供給するよう
にされ、また端子vlは1.5v系パルス発振回路4お
よび選択回路6に接続されてそれぞれ1.5vまたは3
.OVの電源電圧を供給できるようになっており、さら
に端子v2は3.OV系パルス発振回路5に接続されて
3、OVの電源電圧を供給できるようになっている。
また端子P 1 t P 2は1.5V系パルス発振回
路4に接続され、また端子P 3 、P 4は3.0V
系パルス発振回路5に接続されている。
さらに端子Coは選択回路6に制御信号C(2値論理レ
ベルのrLJ信号またはrHJ信号)を供給するための
端子で、選択回路6に接続されている。
一方、パルス発振回路4,5は前述したようにそれぞれ
1.5■の電源電圧、3.OVの電源電圧で駆動されて
発振し、1.5v系パルス発振回路4から出力されるパ
ルス信号φ8は前記選択回路6のアンド回路8の第1入
力端に入力される。
また、3、OV系パルス発振回路5から出力されるパル
ス信号φbはアンド回路9の第1入力端に入力される。
そして、端子Coからの前記制御信号Cがインバータ7
を介して前記アンド回路8の第2入力端に送られるとと
もに直接前記アンド回路9の第2入力端に送られ、前記
制御信号Cに従ってパルス信号φa、φbのうちいずれ
か一方のパルス信号がアンド回路8,9で選択されるよ
うになっている。
アンド回路8,9から出力されるパルス信号φ8または
φbはオア回路10を介してレベルシフタ11に入力さ
れる。
なお、前記パルス信号φ8の電圧レベルは1.5■、パ
ルス信号φbの電圧レベルは3.Ovであるから、この
レベルシフタ11はパルス信号φ、の電圧レベルを3.
OVまで昇圧し、パルス信号φbはそのままのレベルで
パルス信号φとして出力する。
つぎにこのように構成されたLSllを酸化銀電池等の
1.5v系の電池またはリチウム電池等の3、OV系の
電池で駆動する場合について説明する。
まず、1.5■系電池で駆動する場合について述べる。
第3図において、LSI1の端子Voには1.5V系電
池を2個直列接続して得られる3、0■の電圧を印加し
、端子Vlには電池12個分の1.5■の電圧を印加す
る。
端子P 1 t P 2間には外付は抵抗12を接続し
、端子V 2 t P 3t P 4は開放状態にして
訃く。
また、端子Coは接地し、「L」信号が常時入力される
ようにしてネ・<。
この結果、1.5v系パルス発振回路4は1.5Vの電
源供給を受けて発振動作し、1.5vの電圧レベルのパ
ルス信号φ8がアンド回路8の第1入力端に送られる。
ところで、端子coにばrLJ信号が入力されているた
め、アンド回路8の第2入力端にはインバータIで反転
したrHJ信号が入力されている。
また、3.Ov系パルス発振回路5は電源供給されない
から発振しない。
更にアンド回路9の出力は端子coにrLJ信号が入力
されているから常時「L」になっているため、前述のパ
ルス信号φaは開底されたアンド回路8及びオア回路1
0を介してレベルシフタ11に送られる。
なふ・選択回路6の各回路には1.5vの電源電圧が供
給されており、その出力であるパルス信号φ8の出力レ
ベルは1.5vであるから、このレベルシフタ11で、
3.OVの電圧レベルに昇圧されたのち、パルス信号φ
としてLSll内のCPU等の回路に送られる。
一方、LSllを3.OV系の電池で駆動する場合には
第4図に示すように、電池1個分の電圧3.OVを端子
■o、V1.■2.coに印加する。
端子P 1 t P 2は接地し、端子P 39 P
4には外付は抵抗13を接続する。
この結果、第4図において、3.OV系パルス発振回路
5は3.OVの電源供給を受は発振動作し、その3.O
vの電圧レベルのパルス信号φbがアンド回路9の一方
の入力端に送られる。
ところで、端子Coに3.OVの電圧が印加されている
から、アンド回路9の第2入力端にrHJ信号が入力さ
れている。
また、端子P 19 P 2がグランドレベルILJに
なっているため、1.5V系パルス発振回路4は発振動
作を停止している。
更に、端子COには「H」信号が常時入力されているか
ら、アンド回路8の出力は常時rLJになる。
したがって、アンド回路9が開底されるためパルス信号
φbがアンド回路9、オア回路10を介してレベルシフ
タ11へ供給される。
この時、選択回路6の各回路には3.Ovの電源電圧が
供給されているから、その出力であるパルス信号φbの
出力レベルは3.0■であるため、レベルシフタ11で
はそのままの電圧レベルでパルス信号φとして出力され
る。
なか、上記実施例では1.5■系及び3.OV系の電池
に対して各々の電圧で発振するパルス発振回路を2つ設
けたが、この考案はこれに限らず使用し得る電池の種類
に応じてパルス発振回路を設ければよい。
また、上記実施例では小型電子式計算機に適用した場合
について説明したが、これは、例えばディジタル式電子
時計に用いても良く、要はこの考案の要旨に逸脱しない
範囲で種々の応用変形が可能であることは勿論である。
以上、詳細に説明した如く、この考案によれば、電池の
固有電圧に応じて発振する複数のパルス信号発信回路を
設け、使用する電池に応じてそのうち1つの発振回路を
発振させるようにしたことにより、一種類のLSIを固
有電圧の異なる電池を用いて駆動することが可能となる
従って、用いる電池の種類に応じてLSIを設計すると
いった煩雑さを防ぐことができると共にLSIの大量生
産が可能となって電子機器のコストダウンを図ることが
できるという大きな利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すブロック図、第2図
は第1図のパルス発生部の詳細な図、第3図は前記パル
ス発生部を1.5■系電池で1駆動する際のLSI外部
結線状態を示す図、第4図は前記パルス発生を3.OV
系電池で駆動する際のLSI外部の結線状態を示す図で
ある。 1・・・LSI、2・・・キー人力部、3・・表示部、
4・・・1.5■系パルス発振回路、5・・・3.OV
系パルス発振回路、6・・・選択回路、11・・・レベ
ルシフタ、15・・・パルス発生部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電池駆動の電子機器に於て、接続され得る電池の固有電
    圧に応じて発振可能な複数のパルス信号発生手段と、前
    記電子機器に接続された電池の種類に応じて前記パルス
    信号発生手段の1つを選択してパルス信号を発生せしめ
    る選択手段とを具備してなる小型電子機器。
JP16944878U 1978-12-09 1978-12-09 小型電子機器 Expired JPS5819615Y2 (ja)

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JPS5586226U JPS5586226U (ja) 1980-06-14
JPS5819615Y2 true JPS5819615Y2 (ja) 1983-04-22

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JPS5586226U (ja) 1980-06-14

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