JPS581948B2 - 電気かみそり用刃体 - Google Patents
電気かみそり用刃体Info
- Publication number
- JPS581948B2 JPS581948B2 JP52043665A JP4366577A JPS581948B2 JP S581948 B2 JPS581948 B2 JP S581948B2 JP 52043665 A JP52043665 A JP 52043665A JP 4366577 A JP4366577 A JP 4366577A JP S581948 B2 JPS581948 B2 JP S581948B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- boss
- thin
- contact
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気かみそり用刃体に係り、内刃を内面に密着
移動させて毛を切断する網状の外刃に関する。
移動させて毛を切断する網状の外刃に関する。
一般に、この種電気かみそり用の刃体例えば外刃はニッ
ケル合金電鋳により成形されているが、この外刃を外刃
ケースに保持するための取付部を形成する必要がある。
ケル合金電鋳により成形されているが、この外刃を外刃
ケースに保持するための取付部を形成する必要がある。
ところが、ニッケル合金電鋳にて刃体を成形した場合、
熱劣化により電気溶接が不可能であるため、従来では第
１図に示すように、外刃１の一側面に取付板２を当てが
い、この両者を樹脂３の加締め或いは溶着手段にて一体
構造とした取付部４を形成していた。
熱劣化により電気溶接が不可能であるため、従来では第
１図に示すように、外刃１の一側面に取付板２を当てが
い、この両者を樹脂３の加締め或いは溶着手段にて一体
構造とした取付部４を形成していた。
しかしながら、樹脂成形で肉厚を薄く成形するには、製
造上或いは機械的強度上においておのずから限界があり
、必然的に厚みが大きなものとならざるを得ない。
造上或いは機械的強度上においておのずから限界があり
、必然的に厚みが大きなものとならざるを得ない。
本発明は、このような問題に対処すべくなされたもので
、ニッケル合金製の刃体の両側面より当てかった金属製
薄板を電気点溶接にて一体的に結合して取付部を構成す
ることにより、作業性および機械的強度の向上をはかり
、刃体に対して取付部が正確に位置決めでき電気かみそ
り用刃体を提供することを目的とするものである。
、ニッケル合金製の刃体の両側面より当てかった金属製
薄板を電気点溶接にて一体的に結合して取付部を構成す
ることにより、作業性および機械的強度の向上をはかり
、刃体に対して取付部が正確に位置決めでき電気かみそ
り用刃体を提供することを目的とするものである。
以下、本発明の一実施例を第２図、第３図および第４図
について説萌する。
について説萌する。
図中１１はニッケル合金電鋳にて材厚３０乃至４０ミク
ロンの多孔薄板状に形成された刃体としての外刃で、こ
の外刃１１の両端部にそれぞれ２個の案内孔１２が幅方
向に離間して形成されている。
ロンの多孔薄板状に形成された刃体としての外刃で、こ
の外刃１１の両端部にそれぞれ２個の案内孔１２が幅方
向に離間して形成されている。
またこの外刃１１の端部の内側面に当接される第１の金
属製薄板１４は材厚０．２乃至０． ４ ｍｍの電気溶
接可能なステンレス等にて成形され、この第１の金属製
薄板１４には前記案内孔１２に挿通されるボス１５が突
設され、両端に取付用切欠部１３が形成されている。
属製薄板１４は材厚０．２乃至０． ４ ｍｍの電気溶
接可能なステンレス等にて成形され、この第１の金属製
薄板１４には前記案内孔１２に挿通されるボス１５が突
設され、両端に取付用切欠部１３が形成されている。
また前記外刃１１の端部の外側面に当接される第２の金
属製薄板１６は材厚０．２ｍｍの電気溶接可能なステン
レス等にて成形され、この第２の金属製薄板１６には前
記外刃１１の案内孔１２に挿通したボス１５を挿通する
挿通孔１７が形成されている。
属製薄板１６は材厚０．２ｍｍの電気溶接可能なステン
レス等にて成形され、この第２の金属製薄板１６には前
記外刃１１の案内孔１２に挿通したボス１５を挿通する
挿通孔１７が形成されている。
そして前記外刃１１の案内孔１２に第１の金属製薄板１
４のボス１５を挿通して外刃１１の内側面端部に当接し
、この外刃１１の外側面の端部に当接した第２の金属製
薄板１６の挿通孔１７に挿通し、この刃体１１の両側面
に重ね合せて外刃１１を挾着した金属製薄板１４，１６
の幅方向数個所を電気点溶接して一体構造とした取付部
１８を形成する。
４のボス１５を挿通して外刃１１の内側面端部に当接し
、この外刃１１の外側面の端部に当接した第２の金属製
薄板１６の挿通孔１７に挿通し、この刃体１１の両側面
に重ね合せて外刃１１を挾着した金属製薄板１４，１６
の幅方向数個所を電気点溶接して一体構造とした取付部
１８を形成する。
なお、上記実施例では、外刃１１の内側面に当てかった
第１の金属製薄板１４が実質的に取付部１８として機能
するものであるが、第２の金属製薄板１６も同様に取付
部１８として機能させてもよい。
第１の金属製薄板１４が実質的に取付部１８として機能
するものであるが、第２の金属製薄板１６も同様に取付
部１８として機能させてもよい。
また、上記実施例では外刃１１の内面に内刃が往復摺動
する形式の構成について説明したが内刃が回転摺動する
ものの外刃として或いは内刃自体が多孔薄板状のニッケ
ル合金電鋳にて製造されたものについても同様に本発明
を実施し得るものである。
する形式の構成について説明したが内刃が回転摺動する
ものの外刃として或いは内刃自体が多孔薄板状のニッケ
ル合金電鋳にて製造されたものについても同様に本発明
を実施し得るものである。
本発明によれば、多孔薄板状のニッケル合金の刃体の両
側面の端部に電気溶接可能な第１および第２の金属製薄
板をそれぞれ当接し、この第１の金属製薄板のボスを刃
体の案内孔から挿通して第２の金属製薄板の挿通孔に挿
通して電気点溶接し一体構造とした取付部を構成したの
で、ニッケル合金の刃体の熱劣化性を補償して電気点溶
接を可能とすることができ、しかも第１および第２の金
属製薄板は刃体の案内孔および第２の金属製薄板の挿通
孔に第１の金属製薄板のボスを挿通することにより刃体
に対する第１および第２の金属製薄板の位置決めが確実
にでき、したがって組立作業が従来の樹脂を加締めする
作業に比し著しく簡素化でき、また刃体の両側面に金属
製薄板を挾持した状態であるため、取付部における機械
的強度にも優れ、しかもその強度を維持しつつ板厚の薄
形化がはかれ、取付部が刃体に対して位置が確実で内刃
との関係位置が正確にでき、刃体を組込んだ後の位置調
整が不要となる等の効果を有するものである。
側面の端部に電気溶接可能な第１および第２の金属製薄
板をそれぞれ当接し、この第１の金属製薄板のボスを刃
体の案内孔から挿通して第２の金属製薄板の挿通孔に挿
通して電気点溶接し一体構造とした取付部を構成したの
で、ニッケル合金の刃体の熱劣化性を補償して電気点溶
接を可能とすることができ、しかも第１および第２の金
属製薄板は刃体の案内孔および第２の金属製薄板の挿通
孔に第１の金属製薄板のボスを挿通することにより刃体
に対する第１および第２の金属製薄板の位置決めが確実
にでき、したがって組立作業が従来の樹脂を加締めする
作業に比し著しく簡素化でき、また刃体の両側面に金属
製薄板を挾持した状態であるため、取付部における機械
的強度にも優れ、しかもその強度を維持しつつ板厚の薄
形化がはかれ、取付部が刃体に対して位置が確実で内刃
との関係位置が正確にでき、刃体を組込んだ後の位置調
整が不要となる等の効果を有するものである。
第１図は従来の外刃の構造を示す断面図、第２図は本発
明の一実施例を示す電気かみそり用刃体の斜視図、第３
図はその一部の分解斜視図、第４図はその取付部の構造
を示す断面図である。 １１・・・・・・刃体としての外刃、１２・・・・・・
案内孔、１４・・・・・・第１の金属製薄板、１５・・
・・・・ボス、１６・・・・・・第２の金属製薄板、１
７・・・・・・挿通孔、１８・・・・・・取付部。
明の一実施例を示す電気かみそり用刃体の斜視図、第３
図はその一部の分解斜視図、第４図はその取付部の構造
を示す断面図である。 １１・・・・・・刃体としての外刃、１２・・・・・・
案内孔、１４・・・・・・第１の金属製薄板、１５・・
・・・・ボス、１６・・・・・・第２の金属製薄板、１
７・・・・・・挿通孔、１８・・・・・・取付部。
Claims (1)
- １ 案内孔を端部に形成した多孔薄板状のニッケル合金
製の刃体と、この刃体の一側面端部に当接され前記案内
孔に挿通されるボスを突設した電気溶接可能な第１の金
属製薄板と、前記刃体の他側面端部に当接され前記ボス
を挿通する挿通孔を有する電気溶接可能な第２の金属製
薄板とからなり前記刃体の案内孔に第１の金属製薄板の
ボスを挿通して刃体の一側面端部に当接するとともに第
２の金属製薄板の挿通孔に前記ボスを挿通して刃体の他
側面端部に当接し、この刃体の端部を挾着した第１およ
び第２の金属製薄板を電気点溶接にて一体的に結合した
取付部を形成したことを特徴とする電気かみそり用刃体
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52043665A JPS581948B2 (ja) | 1977-04-16 | 1977-04-16 | 電気かみそり用刃体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52043665A JPS581948B2 (ja) | 1977-04-16 | 1977-04-16 | 電気かみそり用刃体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53128456A JPS53128456A (en) | 1978-11-09 |
| JPS581948B2 true JPS581948B2 (ja) | 1983-01-13 |
Family
ID=12670138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52043665A Expired JPS581948B2 (ja) | 1977-04-16 | 1977-04-16 | 電気かみそり用刃体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS581948B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS546646A (en) * | 1977-06-15 | 1979-01-18 | Matsushita Electric Works Ltd | External blade of electric razor |
| DE3735763A1 (de) * | 1987-10-22 | 1989-05-11 | Braun Ag | Scherkopf fuer einen trockenrasierapparat mit einem austauschbaren scherblatt |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4819359U (ja) * | 1971-07-12 | 1973-03-05 |
-
1977
- 1977-04-16 JP JP52043665A patent/JPS581948B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4819359U (ja) * | 1971-07-12 | 1973-03-05 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53128456A (en) | 1978-11-09 |
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