JPS58194564A

JPS58194564A - インクジェット装置

Info

Publication number: JPS58194564A
Application number: JP57077547A
Authority: JP
Inventors: Shigemitsu Tazaki; 田崎　重充
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1982-05-11
Filing date: 1982-05-11
Publication date: 1983-11-12
Also published as: US4518973A; JPH046553B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はキャリッジを往復走行させて印字を行なうイン
クジェットプリンタに関し、さらに詳しくはインクの不
吐出、あるいは不完全吐出の際に行なう１回復操作にお
ける使い勝手の向上を図ったインクジェットプリンタに
関するものである。

元来、インクジェットプリンタにおいては、温度、湿度
、気圧変化の影響、ノズル内への気泡の混入、微小ゴミ
の付着等によりインクの不吐出、あるいはサテライト、
スプラッシュ等の不良印字を行なう場合がよくある。

この様な場合、キャリッジを停止させ、回復操作を行な
いノズル内に正常なインクを保持し、正常なインク吐出
により正規の印字を実行するわけであるが、この回復の
手段が確実に実行されないとインクジェットプリンタに
おける保守、信頼性は低下する。

本発明は、上記の様な不良印字の際の回復操作を行なっ
た時、確実な回復が実行されるように構成したインクジ
ェットプリンタを提供することを目的とする。

第１図松本発明が適用されるインク供給機構、および回
復機構の概略構成図である。

インクはメインタンクＭＴから供給管Ｔ１によりキャリ
ッジ側に搭載されたサブタンクＳＴに供給され、フィル
タ１Ｆを有する供給管Ｔ２により、毛細管現象でノズル
Ｎにインクが導かれる。毛細管現象を利用するのは供給
管Ｔ２及び、ノズルＮの内径が細い為である。サブタン
クＳＴ及びメインタンクＭＴは密閉構造であり、ノズル
Ｎより吐出されたインク量だけメインタンクより供給さ
れる。また、供給管Ｔ１の遠心運動によって生じる圧力
も、サブタンクＳＴへのインク供給圧力となり、インク
を供給している。なおサブタンクＳＴ内の空気はこの圧
力が直接ノズル内のインクに影響しない様にバッファー
作用をもっている。一方、インク回復機構は、ノズルＮ
にキャップＫＰを被覆させた状態でポンプＰＮのピスト
ンＰＳＴを上下させるレバーＲＢを押し下げ、ポンプＰ
Ｎ内の空間ＡＸ２を大気圧に対して負圧にし、サブタン
クＳＴ内のインクを供給管Ｔ２．　　ノズルＮ、キャッ
プＫＰおよび供給管Ｔ８を通してポンプＰＮ内ニ吸引し
、インクの供給を回復させるものである。

なおポンプＰＮ内に吸引されたインクは弁ＢＮを通して
ポンプ底部ＰＮＢに流れ落ち、排水口）ＩＫを通して排
出される。

このインク回復機構においては、前述したようにレバー
ＲＢを押し下げると、ポンプＰＮ内の空間Ａ１２は負圧
になり、大気圧に戻ろうとする為↑１にサブタンクＳＴ内のインクが供給管Ｔ２．ノズルＮ、
キャップＫＰおよび供給管１を通してポンプＰＮ内に吸
引される。これにより、サブタンクＳＴ内の空間Ａｌｌ
も負圧になる。　ポンプＰＮのレバーＲＢを戻し、弁Ｂ
Ｎが開いてポンプＰＮ内の空間ＡＩ２がもとの大気圧に
戻っても、この時点ではピストンＰＳＴによってポンプ
ＰＮ側と分離している供給管ＴＩ、キャップＫＰ内ノズ
ルＮの圧力はまだ負圧として残っており、また、サブタ
ンクＳＴ内の空間Ａｌｌ　も未だ負圧が残っている。し
たがってノズルＮ側にサブタンクＳＴ内のインクが引っ
ばられる一方、サブタンクＳＴ内も負圧である為、メイ
ンタンクＭＴより供給管Ｔ１を通してサブタンクＳＴ内
に吸引さする。ノズルＮ内にサブタンクＳＴからインク
が供給され、またサブタンクＳＴ内にメインタンクＭＴ
からインクが充分に供給され、ノズルＮ内の圧力及び空
間Ａｌｌかもとの気圧に戻った時点でキャップ即をはず
せば、ノズル内のインクは正常に保持されており、良好
な印字を行なうことが可能となる。しかし、ノズルＮ内
やサブタンクＳＴ内へのインクの供給が不十分で未だ負
圧が残っている時点でキャップＫＰをはずすと、ノズル
Ｎの先端に気泡を抱き込み、この様な状態で印字を行な
うと再びインクの不吐出、あるいは不完全吐出を生ずる
ことになる。従って、インクの回復操作体、サブタンク
ＳＴ内の空間ＡＩＩやノズルＮ内の圧力が負圧からもと
の気圧に戻り、正常な印字ができる状態になるまで待ち
時間が必要となるが、従来、使用者自身がこの待ち時間
を数え回復状態を判断する必要があった。

本発明の目的は、このような欠点を除去し、回復操作後
の回復過程の待ち時間の経過状態及び回復完了を報知す
る手段により、その旨を使用者に知らせるようにしたイ
ンクジェットプリンタを提供することにある。

本発明においては、上記の目的を達成するためにインク
の吸引回復が行なわれたことを知らせる報知手段を設け
た構造を採用した。

以下本発明の実施例につき図面を参照して詳細に説明す
る。第２図は本発明の一実施例を示すもので、図におい
て、ＳＷｌは第１図示に示すレバーＲＢとポンプＰＮの
対向する位置に設けられた接点Ｓｌ、　Ｓ２からなるス
イッチ、ＭＭはモノステーフルマルチバイブレータ（以
下モノマルチと言う）、Ｒ１は抵抗、ＬＰＩはランプで
ある。

前記回復操作の説明のように、プリンタのノズルＮにキ
ャップＫＰが被せられインク回復操作の準備が完了した
後ポンプＰＮのレバーＲＢを最下端まで押し下げると、
接点Ｓ１と５２が接触し、スイッチ、ＳＷＩ、が閉成さ
れる。これにより信号線Ｊ、によりモノマルチＭＭに供
給される信号が「１」から　「０」　となる。このモノ
マルチＭＭは立上りの信号で出力されるようになってお
り、この時点での出力はない。ポンプレバーＲＢを最下
端まで押し下げサブタンクＳＴ内のインクをノズルＮ。

キャップＫＰを通して吸引した後、レバーＲＢを元に戻
すと接点Ｓ１と８２が非接触になり、スイン：ＰＳＷ１
　は開放される。これによりモノマルチ■に供給される
信号が「０」から「１」となり、この立上りによってモ
ノマルチの出力端子りが一定時間「１」から「０」を出
力する。出力端子るが「１」から「０」になると抵抗Ｒ
１を介してランプＬＰＩに電流が流れ、ランプＬＰＩが
点灯し、回復操作時における待ち時間を指示することに
なる。そしてモノマルチＭＭの一定時間の出力後、り端
子は「０」から「１」となりランプは消灯し回復が完了
した旨を知らせる。また、ランプＬＰＩ点灯の為のモノ
マルアＭＭの出力端子をＱからとれば出力信号は反転し
、ランプＬＰ１　は回復操作前は点灯し、回復操作後の
待ち時間の経過を前記とは逆に消灯して指示し、再び点
灯することにより回復完了を報知することが可能となる
。

また、通常使用されているランプを回復操作時のランプ
として使用し、これにより装置のコストダウンを計ろう
とする場合には第３図に示すような回路構成を採用すれ
ばよい。

第３図に示す実施例では前記同様ポンプレバーＲＢの回
復操作後、レバーＲＢを元に戻すと、スイッチＳＷ１か
らの信号は「０」からｒｌＪとなり　　　　　　　、１
゜前記同揮モノマルｆＭＭが動作し出力端子Ｑの信号が
「０」から「１」となる。これにより、従来、モノマル
チの出力端子ＱがＯとなっていて閉成されていたＡＮＤ
ゲー）　ＡＧＩは開成し、発振器Ｏ８からの信号を出力
する。一方、インバータ１１によって従来開成され、通
常のランプ信号ＬＭＩを通していたＡＮＤゲー）ＡＣ３
は開成し「０」を出力する。ＮＯＲゲートＮＲＩはＡＮ
ＤゲートＡＧＩとＡＣ３の出力を入力としており、通常
状態では通常のランプ信号ＬＭ１　によってランプＬＰ
２が点灯、消灯するが、上記の様に回復操作が行なわれ
た場合、前記説明から発振器Ｏ８の信号によってランプ
ＬＰ２が点灯、消灯するようになる。

すなわち、通常側の用途として用いられていたランプＬ
Ｐ２が回復操作時には通常用途としてのランプ機能をモ
ノフルｆＭＭの一定出力時間だけ停止し、発振器Ｏ８の
パルスのＯＮ、ＯＦＦにより点滅し、回復操作後の待ち
時間を指示し、その時間経過後は元の通常用途としての
ランプ機能に戻って回復完了を指示する。

この実施例は例えばインクジェットプリンタが端末とし
て使用された場合、回復ランプを０ＮＬＩＮＥランプな
どと兼用することが可能な例である。

一方、通常用途に使用されているランプが複数ある時、
これらのランプを順次点灯消灯して前記回復経過時間と
回復完了を報知し、回復操作におけるこれらの状態をよ
り明確にした実施例を第４図に示す。

第４図に示す実施例にあっては第３図に示した実施例の
説明と同様にスイッチＳＷ１からの立上ｉ、１（ｒＯＪ
からｒｌＪ　）の信号によりモノマルチＭＭが動作し、
出力端子Ｑに「１」を出力した時、通常用途ランプ信号
ＬＭＩ、　ＬＭ２．　ＬＭ３は、　インバータ１１．１
２．１３によって閉成されるＡＮＤゲートＡＧ２．ＡＣ
３，ＡＣ３から出力されず、開成されたＡＮＤゲートＡ
ＧＩ、　ＡＣ３，ＡＣ３からの信号によってＮＯＲゲー
）　ＮＲＩ、ＮＲ２，ＮＲ３を通してランプＬＰ２．Ｌ
Ｐ３．ＬＰ４が点灯、消灯する。

ＡＮＤゲー）　ＡＧＩ、ＡＣ３，ＡＣ３には発振器Ｏ８
からの信号を入力として動作するカウンタＣＮＴの出力
を受け、その信号をデコードして出力するデコーダＤＣ
Ｄからの信号が入力されている。したかって発振器Ｏ８
の出力毎にデコーダＤＣＤ出力が変化し、ＡＮＤゲート
ＡＧＩからＡＣ３１＝順次その出力信号が入力され、回
復操作後の待ち時間中、順次ランプＬＰ２．ＬＰ３．Ｌ
Ｐ４カ一点火丁、消火丁し、その待ち時間を指示し、モ
ノマル、Ｆ−ＭＭの出力カー終了し、信号が１から０に
なるとＡＮＤゲートＡＧＩ、ＡＣ３，ＡＣ３は閉成し、
代ってＡＮＤゲートＡＧ２．ＡＣ３，ＡＣ３が開成し、
元の通常状態（＝戻ＩＪ回復完了を指示する。

ところで、回復操作後の待ち時間を表示器をｆｆＩＪ用
して、表示される数値を順次変化させてその旨を報知す
るように構成した実施例を第５図（二示す。

これは回復待ち時間を刻々と表示することによＩ）その
過程を示すのに役立つ。前記同様回復操作時レバーＲＢ
を押し下げ接点Ｓｌ、Ｓ２が接殿し、スインｆ　ＳＷＩ
　の出力信号が「１」からｒＯＪＥなると、この信号；
−よりカウンタＣＮＴカス初期値（−セットされる。こ
れによりセグメントデコーダＳＧＤから表示器ＤＳＰに
初期値が表示される。

そしてレバーＲＢを元に戻してスイッチＳＷ１力１らの
信号がｒＯＪから「１」になると立上りでセットするプ
リッププロップＦＦの出力Ｑが「０」から「１」となり
、ＡＮＤゲートＡＧ７が開成し、発振器Ｏ８の出力が減
算カウンタＣＮＴｌに入力される。今、初期値を８にセ
ットすると表示器ＤＳＰは、初め８を表示し、七の後発
振器Ｏ８からの）くルス毎に減算カウンタＣＮＴ１が動
作し、その出力は７，６．５・・・と変化し、表示器Ｄ
ＳＰ出力も同様に変化する。そしてカウントを継続して
いくことにより減算カウンタＣＮＴ１よりボロー出力が
信号線Ａ’ＢＲに出力される。このボロー出力によりプ
リップフロップＦＦはリセットされ、ＡＮＤゲートＡＧ
７は閉成され、減算カウンタＣＮＴｌの動作が停止する
こと（二よって表示器は０の状態で停止し、回復経過時
間が終了し、回復が完了したことを指示する。ここで上
記発振器の１パルスの時間を１秒とすれば回復待ち時間
が８秒の表示となる。

＋１また、上記減算カウンタＣＮＴ　１を加算カウンタとし
、一致回路を用いである数値において上記のボロー出力
と同様の信号を出力する様にすれば、ある設定数値に達
する迄を回復待ち時間とし、その数値に達したことによ
って回復完了を指示することもできる。

なお、実施例中の回復待ち時間の設定はモノマルチＭＭ
の時間幅及び発振器Ｏ５のパルス幅とそのカウント数値
（二よって行なったが、この回復操作後の回復過程の待
ち時間そのものの値は回復操作後、ノズルＮ内の負圧及
びサブタンクＳＴ内の負圧がもとの圧力に戻るまでの時
間で、実験的にｌＯ秒程度であることが確認されており
、これ（二基づいて前記モノマルチの時間幅や、発振器
Ｏ５のパルス幅及びカウント値等を設定すればよい。

また、前記実施例中の第３図及び第４図のＮＯＲゲート
をＯＲゲートに変えればランプの点灯、消灯が反転し、
ランプの代りにブザーを使用してブザー音によって回復
過程や回復完了を報知することもできる。

以上説明したよう（二、本発明のインクジェットプリン
タによれば、インク回復過程とその完了状態を報知する
構成を採用しているため、インクの回復状態が簡単に確
認でき、回復の確実性が計れ、保守信頼性の向上に役立
てることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用されるインクジェットプリンタの
インクの供給機構及び回復機構を示す概略構成図、第２
図、第３図、第４図は本発明インクジェットプリンタの
回復待ち時間及びその完了をランプ報知するそれぞれ異
なった実施例を示すブロック回路図、第５図は表示器を
用いてその数変変化によって前記回復待ち時間及びその
完了を報知する他の実施例のブロック回路図である。Ｎ・・・ノズル　　　　　　ＳＴ・・・サブタンクＴ１
・・・ａｍｔ　　　　　　　ＭＴ−・・メインタンクＫ
Ｐ・・・キャップ　　　　Ａｌｌ・・・空間１Ｆ・・・
フィルタ　　　　　Ｔ２・・・供給管ＰＮ・・・ホンフ
ＰＳＴ用ピストンＲＢ・・・レバー　　　　　Ａｌ１・・・空間ＴＰ・・
・供給管　　　　　　ＢＮ・・・弁ＰＮＢ・・・ポンプ
底部　　　ＨＫ・・・排出口ＳＷ１・・・スイッチ腸ト・・七ノステーブルマルテパイブレータＲ１・・・
抵抗　　　　　　　！、・・・スイッチ出力信号線ＬＰ
Ｉ〜ＬＰ４・・・ランプ　　ＡＧＩ〜ＡＧ７・・・凧ゲ
ート１１〜■３・・・インバータ　　ＦＦ・・・ブリッ
プフロップＯ８・・・発振器　　　　ＣＮＴ・・・カウ
ンタＣＮＴ　１・・・カウンタ　　　　ＤＣＤ・・・デ
コーダＮＲＩ〜ＮＲ３・・・ＮＯＲゲー）ＳＧＤ・・・
セグメントデコーダＱＤＳＰ・・・表示器　　　　ｌＢ３・・・ポロー出力信
号線ＬＭＩ〜ＬＭ３・・・通常用途ランプ信号特許出願
人　　キャノン株式会社代理人　弁理士加藤　卓

Claims

【特許請求の範囲】（１）　　ノズル内のインクを回復すｉ引回後手段を具
備したインクジェットプリンタにおいて、この吸引回復
手段によりインク吸引回復が完了する迄の時間、ランプ
の点灯、消灯、又は消灯点灯又はブザー等によりその回
復実行状態と、回復した旨を報知する報知手段を設けた
ことを特徴とするインクジェットプリンタ。（２）　　報知手段として装置内に他の用途としＣ用い
られているランプを兼用し、該ランフの点滅と消灯若し
くは点灯により回復実行状態と同包した旨を報知するよ
うに構成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載のインクンエツトゾリンよりインクの吸引回復が完了
炙るまでの１１１間の経過を表示し、その表示により回
復実行状態と、回復した旨を報知するように構成したこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のインクジェ
ットプリンタ。（４）、インクの吸引回復動作の実行時間経過及び回復
完了時の表示は、時間に対応した数値の減算又は数値に
達する迄の加算によって行なわれることを特徴とする特
許請求の範囲第３項記載のインクジェットプリンタ。