JP2002113395A - 浄水シャワー - Google Patents
浄水シャワーInfo
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- JP2002113395A JP2002113395A JP2000305940A JP2000305940A JP2002113395A JP 2002113395 A JP2002113395 A JP 2002113395A JP 2000305940 A JP2000305940 A JP 2000305940A JP 2000305940 A JP2000305940 A JP 2000305940A JP 2002113395 A JP2002113395 A JP 2002113395A
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Abstract
なく、操作が簡便でこまめにシャワーを止水でき、水と
脱塩素材の浄化能力の浪費を防ぐ浄水シャワーを提供す
る。 【解決手段】シャワー吐出口と原水入口とを有し、内部
にろ材を有する浄水シャワーであって、該浄水シャワー
内の全ての流路または全ての流路に共通な流路を閉塞す
る止水弁を有することを特徴とする浄水シャワー。
Description
塩素などを軽減することを目的とした浄水シャワーに関
する。
のろ材や亜硫酸カルシウムなどの薬剤を用いたカートリ
ッジを封入し、水道水をカートリッジに案内し、水道水
中の残留塩素を除去または分解あるいは水道水中の鉄錆
などのゴミを除去するなどしてからシャワーとして吐出
する浄水シャワーがある。
は以下のような問題があった。
栓に付いているシャワーの止水栓を作動させるため使用
者は煩わしさを感じる。
ャワーが不必要なときでも湯水は流れ水道水を無駄に流
し、脱塩素材の寿命を低下させ、水資源と脱塩素材の浄
化能力を浪費していた。
従来の浄水シャワーの問題点を解消せんとするものであ
り、浄水シャワーの使用者が煩わしさを感じることな
く、操作が簡便でこまめにシャワーを止水でき、水と脱
塩素材の浄化能力の浪費を防ぐ浄水シャワーを提供する
ことにある。
に本発明の浄水シャワーは、シャワー吐出口と原水入口
とを有し、内部にろ材を有する浄水シャワーであって、
該浄水シャワー内の全ての流路または全ての流路に共通
な流路を閉塞する止水弁を有することを特徴とする。ろ
材は脱塩素材本発明の浄水シャワーは、水に溶け込んで
塩素を分解する脱塩素材に適しているので、ろ材は脱塩
素材であることが好ましく、また、該脱塩素材が亜硫酸
カルシウムもしくはアスコルビン酸からなることが好ま
しい。
触することで浄化能力を消耗する脱塩素材に適している
ので、脱塩素材が活性炭からなることも好ましく、さら
には、脱塩素材が亜硫酸カルシウムを添着させた活性
炭、またはアスコルビン酸を添着させた活性炭からなる
ことも好ましい。
と浄水流路とを切り換えるために、原水流路を閉塞する
切換弁を備えることができる。ここで、該切換弁は原水
流路と浄水流路を交互に閉塞するものであってもよい。
止水と通水の切換を簡単に操作できるように、原水流路
を閉塞する切換弁と、浄水流路と原水流路を閉塞する止
水弁とが一体となっていることが望ましい。
シャワーのグリップを手で持ったときに、持ち手の指で
原水と浄水の切換を行うことができるように、原水流路
を閉塞する上記切換弁をろ材よりも下流側に設けること
ができる。
ーのグリップを手で持ったときの持ち手の指で止水と通
水との切換を行うことができるように、上記止水弁を脱
塩素材とシャワー吐出口との間に設けてもよく、また、
脱塩素材が水圧によって変形や脱離といった不都合が生
じるのを防ぐために、上記止水弁を脱塩素材と原水入口
との間に設けることもできる。
の交換が簡単に行うことができるように、脱塩素材が浄
水シャワー本体に着脱可能なカートリッジに含まれてい
ることが好ましい。
行えるように、弁体と連動し通水と止水とを切り換える
二段係止機構を備えていることが好ましく、より好まし
くは、シャワーのグリップを手で持った状態で、浄水シ
ャワーの止水と通水とを切り換える操作部を、壁や床に
押しつけるだけで、片手で止水と通水とを切り換えるこ
とができるように、二段係止機構を操作する操作片がシ
ャワーホースとグリップとの間に設けられていることが
望ましい。
の観点から、止水弁が開閉弁であることが好ましい。
ーの望ましい実施の形態について、図面を参照しながら
説明する。
煩わしさを感じることなく、操作が簡便でこまめにシャ
ワーを止水でき、水と脱塩素材の浄化能力の浪費を防ぐ
浄水シャワーとして好適に用いることができる。
ャワー1を示している。図1においてシャワー1は、ヘ
ッド2とグリップ3と脱塩素材を含むカートリッジ4と
止水部5と操作部6からなっている。
される原水が原水入口54に入り、止水部5に案内さ
れ、原水流路Aもしくは浄水流路Bのいづれかを通りヘ
ッド2のシャワー板22からシャワーとして吐出する。
いる。止水部5は、止水弁51と止水孔52および原水
入口54があり、止水弁51は弁回転軸53を中心に回
転するようになっている。
流入し、止水孔52を通過し、グリップ3内のカートリ
ッジ4に案内される。
る。止水時においては、原水の通水路である止水孔52
が止水弁51によって塞がれるため原水は通水せず、カ
ートリッジ4に原水は流入しない。
の内部には、原水流路Aと浄水流路Bが形成されている
が、止水孔52は原水流路Aと浄水流路Bの共通の流路
である。止水弁51によって止水孔52が閉塞すること
で、原水流路Aおよび浄水流路Bはともに閉塞されるの
で、シャワー板22からの吐出は止水される。
とは、例えば、シャワー内で原水流路と浄水の流路とに
分岐し、合流している場合、分岐する前の流路や、合流
後の流路のことである。
水状態とを切り換える手段は、操作部6である。
2とからなっており、操作片61を操作すると二段係止
機構62が連動して操作され、二段係止機構62の操作
により止水弁51が開閉するようになっている。
る。図4に示すように、止水弁51を弁回転軸53を中
心に回転させるための弁操作ロッド625は摺動可能に
挿通されており、その先端が当部材625の前面部と弁
ジョイント626が嵌合されて弁操作ロッド625と止
水弁51とが一体的に連結されている。
案内筒621の内部先端まで挿入され、かつ操作片61
に当接する往復カム622と、該往復カム622に噛み
合い、かつ弁操作ロッド625の他端に係合された回転
カム623と、弁操作ロッド625を前方手前(回転カ
ム623)側に付勢するばね624とで構成されてい
る。
す止水状態に切り換える場合は操作片61を一度押すこ
とにより行われる。操作片61が押されると、往復カム
622および回転カム623が案内筒621内を摺動
し、ばね624を縮ませ、弁操作ロッド625を摺動さ
せる。回転カム623が案内筒621の案内溝から外れ
ると、回転カム623は往復カム622との嵌合により
回転し位相がずれ、操作片61は案内筒621の先端に
当たり移動が止まる。このとき、止水弁51は弁操作ロ
ッド625に押されて弁回転軸53を中心に回転運動
し、止水孔52を塞ぎ、原水の流れを止水する。
作ロッド625、回転カム623および往復カム622
を押し戻す。このとき、回転カム623は位相がずれて
おり、案内筒621の案内溝に引っかかり、移動が停止
し、弁操作ロッド625の位置を固定し、原水の流れが
止水された状態を維持する。
2に示す通水状態に切り換える場合は、止水する場合と
同様に操作片61を一度押すことにより行われる。操作
片61が押されると、往復カム622および回転カム6
23が案内筒621内を摺動する。往復カム622が回
転カム623と嵌合すると回転カム623が回転し位相
がずれて元の位相に戻り、操作片61は案内筒621の
先端に当たり移動が止まる。
作ロッド624、回転カム623および往復カム622
を押し戻す。このとき、回転カム623は位相が元に戻
っているので、案内筒621の案内溝に引っかかること
なく移動し、ばね624の反発力で移動している弁操作
ロッド625の先端に嵌合している弁ジョイント626
が止水弁51を引っ張り、止水孔52を開口させ、原水
をカートリッジ4へ通水させる。
ッチ式の弁であり、止水孔52を全閉、全開することが
できるため、圧力損失の発生を極力抑えることができ
る。
て止水するが、使用上問題がなければ、完全に全閉でな
く、若干の漏れを発生させ、止水弁51に作用する圧力
を軽減してもよい。
には、原水流路と浄水流路との切換弁を備えている。図
1では切換部はグリップ3とヘッド2の間に備えてある
が、止水部5とグリップ3との間であっても、止水部と
シャワーホース8との間に設けてもよい。
ら止水部5、止水孔52を通り、円筒状のカートリッジ
4の内周面側へ流入し、カートリッジ4切換部7からヘ
ッド2に入ってシャワー板22からシャワーとして噴射
される経路をいう。
5、止水孔52をとおり、円筒状のカートリッジ4の内
周面側へ流入し、カートリッジ4の内部を通過する。こ
のとき原水中の残留塩素は除去あるいは分解される。そ
のあと、カートリッジ4の外周面を通過し、切換部7を
通り、ヘッド2に入りシャワー板22から浄水のシャワ
ーとして噴射する経路をいう。
部7の詳細を示しており、図5は浄水流路選択時、図6
は原水流路選択時をそれぞれ示している。
路aのみを閉塞する開閉弁であるが、これは原水流路a
と浄水流路bとを交替で塞ぐ弁でも交替で開く弁でもよ
い。しかしながら、原水流路aのみを閉塞する開閉弁の
方が、構造が単純であり、好ましい。
合、切換ロッドB71bを押し込むことにより行う。こ
れにより、止水ボール72が原水通路73を塞ぎ、原水
の通り道はカートリッジ4を通過する浄水流路bのみと
なり、ヘッド2から吐出される水は浄水となる。
る場合、切換ロッドA71aを押し込むことにより行
う。これにより、止水ボール72が移動し、原水通路7
3を開口させる。このとき、原水流路aおよび浄水流路
bともに開放となるが、浄水流路bはカートリッジ4の
分だけ原水流路aよりも圧力損失が大きいため、すなわ
ち、原水は圧力損失の低い原水流路aを選択的に通過
し、ヘッド2から原水が吐出される。
2を用いたボール弁であるが、原水流路を閉塞できる弁
であれば、バタフライ弁やコック弁などを使用してもよ
い。
は、止水部をシャワーホースとの接続部に近い部分に設
けたので、使用者は、本発明の浄水シャワーを片手で持
ちながら、図7のように操作片を床、壁、身体などに押
し付けて、止水と通水とを切り換えることができる。
1には、切換部7はカートリッジ4の下流側、使用者が
手で握るグリップ3の上部に備えている。これにより、
使用者は、グリップ3を持っている手の指で切換部7を
操作することができ、グリップ3を握っている手の腕を
動かして操作部6の操作片61を壁や床などに押しつけ
て操作することができる。すなわち、片手で原水と浄水
の切換および止水と通水の切換を行うことができる。
えることで、使用者が操作する箇所を1カ所にまとめて
もよい。
なっている本発明の浄水シャワーの一例を示す全体断面
図であり、図9は、原水流路A選択時の詳細図であり、
図10は浄水流路B選択時の詳細図であり、図11は止
水状態の詳細図である。
ように、原水流路を閉塞する切換弁と、浄水流路と原水
流路を閉塞する止水弁とが一体となっていてもよい。
うに、止水機構を脱塩素材を含むカートリッジ4とシャ
ワー吐出口であるシャワー板22との間に設けることが
できる。
作し、選択通水孔911と原水通水孔93とを合わせる
と、原水流路のみ開通されるため、原水がヘッド2に案
内される。
操作し、選択通水孔911と浄水通水孔92とを合わせ
ると、浄水流路のみ開通されるため、浄水がヘッド2に
案内される。
し、選択通水孔911を原水通水孔93および浄水通水
孔92のいずれからも逃がすと、原水通水孔93も浄水
通水孔92も一体弁ロッド91によって閉塞されるた
め、ヘッド2へは水が案内されない止水状態となる。
明の浄水シャワーの一実施態様では、操作箇所が一体弁
ロッド91一カ所のみであり、使用者は一つのスイッチ
で浄水と原水と止水とを選択できるので、使用者は煩わ
しさや、複雑さを感じることなく、簡便かつ容易に原水
と浄水との切換や、止水することができる。
は、亜硫酸カルシウム、アスコルピン酸、活性炭などが
好ましいが、亜硫酸カルシウムやアスコルビン酸を添着
させた活性炭であってもよく、これらを相互に組み合わ
せて使用してもよい。上記の活性炭、亜硫酸カルシウ
ム、アスコルビン酸などの脱塩素材は、純度が100%
ではなく、不純物が混ざっていても脱塩素材としての能
力を発揮するものであればよい。
ップ3との嵌合を外すことで容易に着脱することができ
るようにすることが好ましい。カートリッジ4を着脱可
能とすることで、カートリッジ4以外の止水部5、操作
部6、グリップ、ヘッド2などの部品は、カートリッジ
4を交換した後も継続して使用することができる。
止める止水弁51を設けたので、使用者が煩わしさを感
じずにこまめに止水することができ、活性炭や亜硫酸カ
ルシウム、アスコルビン酸といった原水と接触するだけ
で浄化能力を消耗する脱塩素材の消耗および、水の使用
量を極力抑えることができ、経済的であるとともに環境
影響を軽減することができる。
シャワーにおいては、操作が片手で行うことができるほ
どに簡便で、使用者が煩わしさを感じずにこまめにシャ
ワーを止水することができ、水と脱塩素材の浄化能力の
浪費を防ぐことができる。
面図である。
図である
図である。
る二段係止機構の詳細図である。
部の詳細図である。
部の詳細図である。
である。
組立縦断面図である。
図である。
細図である。
細図である。
Claims (12)
- 【請求項1】シャワー吐出口と原水入口とを有し、内部
にろ材を有する浄水シャワーであって、該浄水シャワー
内の全ての流路または全ての流路に共通な流路を閉塞す
る止水弁を有することを特徴とする浄水シャワー。 - 【請求項2】ろ材が脱塩素材であることを特徴とする請
求項1に記載の浄水シャワー。 - 【請求項3】脱塩素材が、亜硫酸カルシウム、およびア
スコルビン酸から選ばれた少なくとも1種からなること
を特徴とする請求項2に記載の浄水シャワー。 - 【請求項4】脱塩素材が、活性炭、亜硫酸カルシウムを
添着させた活性炭、およびアスコルビン酸を添着させた
活性炭から選ばれた少なくとも1種からなることを特徴
とする請求項2に記載の浄水シャワー。 - 【請求項5】原水流路を閉塞する切換弁を備えているこ
とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の浄水シ
ャワー。 - 【請求項6】原水流路を閉塞する切換弁と、浄水流路と
原水流路を閉塞する止水弁とが一体となっていることを
特徴とする請求項5に記載の浄水シャワー。 - 【請求項7】原水流路を開閉する切換弁がろ材よりも下
流側に設けられていることを特徴とする請求項5もしく
は6に記載の浄水シャワー。 - 【請求項8】脱塩素材とシャワー吐出口との間、もしく
は脱塩素材と原水入口との間に上記止水弁が設けられて
いることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の
浄水シャワー。 - 【請求項9】脱塩素材が浄水シャワー本体に着脱可能な
カートリッジに含まれていることを特徴とする請求項1
〜8のいずれかに記載の浄水シャワー。 - 【請求項10】止水弁と連動し通水と止水とを切り換え
る係止機構を備えていることを特徴とする請求項1〜9
のいずれかに記載の浄水シャワー。 - 【請求項11】請求項10に記載の浄水シャワーであっ
て、係止機構を操作する操作片が、浄水シャワーと連結
されるシャワーホースと該浄水シャワーに設けられたグ
リップとの間に備えられていることを特徴とする浄水シ
ャワー。 - 【請求項12】止水弁が開閉弁であることを特徴とする
請求項1〜11のいずれかに記載の浄水シャワー。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000305940A JP4982916B2 (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | 浄水シャワー |
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---|---|---|---|
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Cited By (4)
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-
2000
- 2000-10-05 JP JP2000305940A patent/JP4982916B2/ja not_active Expired - Fee Related
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