JP4451764B2 - 浄水装置 - Google Patents
浄水装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4451764B2 JP4451764B2 JP2004338052A JP2004338052A JP4451764B2 JP 4451764 B2 JP4451764 B2 JP 4451764B2 JP 2004338052 A JP2004338052 A JP 2004338052A JP 2004338052 A JP2004338052 A JP 2004338052A JP 4451764 B2 JP4451764 B2 JP 4451764B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- faucet
- purification cartridge
- valve
- water discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
そこで従来、水道水(原水)を内部に導き入れてこれを浄化するための浄化カートリッジに通し、浄水とした上で浄水吐水口から吐水する機能を有する浄水装置を水栓とは別体の単体のユニットとして構成し、これを水栓の蛇口、即ち吐水管の先端部に後付けで取り付けるといったことが行われている。
しかしながらこの単体且つ後付式の浄水装置の場合、これを水栓の吐水管の先端部に装着すると吐水管の先端部が不自然に大型化してしまって美観が損なわれてしまうといった問題がある。
近年キャビネット内の収納空間をできるだけ広く使おうとする傾向があり、このような中にあってこの種ビルトインタイプの浄水装置202を設置することが困難な場合も生じている。
しかしながらこの場合通常の水栓と浄水専用の水栓との2つの水栓が必要となり、カウンター上のスペースがそれら水栓にて広く占有されてしまうとともにコストも高くなるといった問題がある。
図12はその一例を示している。
同図に示ししているようにここでは可撓性のホース206とともに引出可能な水栓の吐水ヘッド208の内部に浄化カートリッジ210を収容してその内側に浄水通路212を、また外周側に原水通路214を形成し、そして浄化カートリッジ210の下流部に設けた切替弁を操作部215の操作により作動させ、原水ストレート吐水口216からの原水ストレート吐水,原水シャワー吐水口218からの原水シャワー吐水及び浄水ストレート吐水口220からの浄水ストレート吐水を切り替えるようになしている。
このためここでは吐水ヘッド208を吐水ヘッド本体222と頭部224とに分離可能とし、その頭部224を吐水ヘッド本体222から取り外し、分離することで浄化カートリッジ210の交換を可能としている。
例えば浄化カートリッジが汚れて使用寿命に達したとき、使用者がその後これを交換しないで、浄水装置を通常の水栓(吐水装置)として使用したいと思ってもこれを実現することができなくなってしまう。
この場合において上記アダプタは、浄化カートリッジ収容空間の軸方向且つ流路の上流側に固定的に備えておくことができる。
このようにしておけば、アダプタ自体の紛失をより確実に防止することができる。
図1において、1はキッチンに設置されたキャビネットで、2はシンク、3はカウンターで、このカウンター3上にシングルレバー式の混合水栓(以下単に水栓とする)10が起立状態で設置されている。
同図において4は水栓10に対し水,湯を供給するためのサプライ管であって、下端部が止水栓5を介して元配管に接続され、また上端部が水栓10における水栓本体12にそれぞれ接続されている。
この水栓本体12からは下向きに接続管6が延び出しており、その接続管6に対して可撓性のホース22の端部が接続されている。
水栓本体12の内部には、図3に示しているように吐止水と吐水の水量調節及び温度調節を行う主弁7が内蔵されており、その主弁7に対し上記ハンドル14が作動的に連結されている。
この水栓10では、ハンドル14を左右に回動操作することで吐水の温度調節が行われ、また上下に回動操作することで吐止水及び吐水の水量調節が行われる。
この吐水ヘッド20の先端部には、後に詳述する原水ストレート吐水,原水シャワー吐水及び浄水ストレート吐水を切替操作するためのレバー式且つ回転式の切替操作部24(図2参照)が外部に突き出す状態で設けられている。
ここで頭部28は吐水ヘッド本体26と別体とされていて、吐水ヘッド本体26に対し脱着可能とされている。
本例ではこの頭部28の脱着によって、その内部に収容されている後述の浄化カートリッジ42が交換可能とされている。
吐水ヘッド本体26には、その基端部に上記ホース22がシール部材30によるシールの下に水密に接続固定されている。
このホースガイド31はまた、吐水ヘッド20をここに差し込むことでこれを保持する機能も有している。
これらホースガイド31及び吐水管基部18には、ホース22とホースガイド31との間の隙間から浸入して来た水を外部に排出するための水抜孔33及び35がそれぞれ形成されている。
ここで浄化カートリッジ42は、原水(水道水)を半径方向に通過させることによってこれを浄化する。
これらエンドキャップ52,54はそれぞれ透光性の部材にて構成されており、これらエンドキャップ52,54を通じて浄化カートリッジ42の端面、具体的にはセラミックフィルタ44,珪藻土46の層,活性炭48の層,不織布50の層の端面を外部から目視観察できるようになっている。
即ちこれらエンドキャップ52,54を通じて浄化カートリッジ42の各層の汚れ具合を目視観察できるようになっている。
即ちこれらリブ56によって浄化カートリッジ42の外周側、詳しくは浄化カートリッジ42の外周面と吐水ヘッド本体26における内筒40の内周面との間に原水通路58Aが形成されている。
また浄化カートリッジ42におけるセラミックフィルタ44の内側に浄水通路60Aが形成されている。
弁ケーシング53は軸方向の一端側(図中左端側)がホース22に固定されており、また他端側(図中右端側)が固定リング57によって吐水ヘッド20に固定されている。
この邪魔板61にはスプリング63の付勢力が図中右向きに作用しており、図5(B)に示しているように浄化カートリッジ42を取り外すと、弁体55はこのスプリング63の付勢力に基づいて弁ケーシング53の弁座65に着座し緊急遮断弁51が閉弁する。
即ち弁座65への弁体55の着座によって流路を遮断する。
但し通常時は図5(A)に示しているように浄化カートリッジ42が邪魔板61を介して弁体55をスプリング63の付勢力に抗して図中左向きに押し込んでおり、従って緊急遮断弁51は浄化カートリッジ42によって通常時は開弁状態に維持される。
即ちこの保持部69の作用によって、流路を湯水が流通する際に弁体55が軸直角方向にぶれたりがたついたりするのが防止される。
またそれら各吐水口62,64,66に連通して原水ストレート通路68,原水シャワー通路70及び浄水ストレート通路72がそれぞれ形成されている。
弁ケーシング78には外筒部80と内筒部82とが一体に形成されていて、その外筒部80が吐水ヘッド本体26の端部内側にOリング114を介して水密に嵌合接続されている。
また一方、内筒部82が浄化カートリッジ42の軸方向端部に形成された筒状の嵌合凸部122の外側にOリング114を介して水密に嵌合接続されている。
尚原水通路58Bの端部には、原水通路58Bにごみ等の異物が浸入するのを防止するためのリング状のストレーナ100が装着されている。
図7中124はそのアダプタで、同図はかかるアダプタ124を水栓10、詳しくは吐水ヘッド20の基部に取り付けた状態を表わしている。
具体的にはこのアダプタ124は、浄化カートリッジ収容空間Kの軸方向且つ流路の上流側において吐水ヘッド20に固定的に設けられている。ここでアダプタ124は、水栓10使用の当初から水栓10に装着しておくこともできる(水栓10を当初から浄水作用を行わない通常水栓として用いる場合)。
ここで凸形状部128には、浄化カートリッジ42におけるのと同様の雌テーパ形状の保持部130が設けられている。
一方大径部126には、原水を軸方向に通過させるための複数の通孔132が設けられている。
即ち図7に示す状態の下で、水栓10を浄水作用を行わない通常の水栓として使用することができる。
またアダプタ124を水栓10に備えたまま別のカートリッジ140を装着し、或いはまた交換することができるため、別途にアダプタ124自体を保管しておかなければならないといったこともなく、特に本実施形態ではアダプタ124自体が固定的に設けてあるため、浄化カートリッジ140の交換に際して誤って水栓内部から、詳しくは吐水ヘッド26内部からアダプタ124が抜け出してしまってこれを紛失する恐れが全くない利点がある。
例えば本発明は上記とは異なった形態で水栓に内蔵されている浄水装置に適用し、或いは水栓に内蔵されていない浄水装置に適用することも可能である等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
51 緊急遮断弁
124 アダプタ
K 浄化カートリッジ収容空間
Claims (1)
- 水道水からなる原水を浄化し、浄水として吐水するための浄化カートリッジを収容する浄化カートリッジ収容空間と、該浄化カートリッジ収容空間の軸方向且つ流路の上流側に、該流路を緊急遮断する緊急遮断弁を備えた浄水装置において
前記浄化カートリッジ収容空間を残しつつ前記緊急遮断弁を開弁状態に規制するアダプタを備えたことを特徴とする浄水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004338052A JP4451764B2 (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | 浄水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004338052A JP4451764B2 (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | 浄水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006144458A JP2006144458A (ja) | 2006-06-08 |
JP4451764B2 true JP4451764B2 (ja) | 2010-04-14 |
Family
ID=36624467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004338052A Active JP4451764B2 (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | 浄水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4451764B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7141839B2 (ja) * | 2018-03-29 | 2022-09-26 | 株式会社Lixil | カートリッジ装置 |
-
2004
- 2004-11-22 JP JP2004338052A patent/JP4451764B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006144458A (ja) | 2006-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5435289B2 (ja) | 浄水装置付き吐水ヘッド及びカバー付き浄化カートリッジ | |
KR20120003074A (ko) | 정수기 필터 조립체 | |
JP4451764B2 (ja) | 浄水装置 | |
JP2008208582A (ja) | 湯水混合水栓 | |
JP3779566B2 (ja) | 浄水装置及びその設置施工方法 | |
JP3756783B2 (ja) | 緊急遮断弁付きの水栓及び水栓用のカートリッジ | |
JP4298318B2 (ja) | 吐水装置 | |
JP4335827B2 (ja) | 浄水機能付水栓 | |
JP4800818B2 (ja) | シリンダ式弁装置 | |
JP4451796B2 (ja) | 浄化カートリッジ | |
JP3747165B2 (ja) | シリンダ式弁装置 | |
JP2008267028A (ja) | 水栓 | |
JP3916126B2 (ja) | 水道水浄化用のカートリッジ | |
JP4689520B2 (ja) | シリンダ式弁装置 | |
JP3745646B2 (ja) | 水道水浄化用のカートリッジ | |
JP5302930B2 (ja) | 浄水器専用水栓 | |
JP3774379B2 (ja) | ホース収納式水栓の水切構造 | |
JP3876782B2 (ja) | 浄水器 | |
JP2002079242A (ja) | 家庭用浄水器 | |
KR102465678B1 (ko) | 정수기 | |
JP4441271B2 (ja) | 浄水カートリッジ及び浄水器 | |
JP3779560B2 (ja) | 浄水装置 | |
JP4243677B2 (ja) | 浄水装置 | |
JPH0824842A (ja) | 浄水器およびシャワー装置 | |
JP4263856B2 (ja) | 浄水装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070620 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090612 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090623 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090716 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100126 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100128 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4451764 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140205 Year of fee payment: 4 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |