JPS58193035A - 冷暖房装置 - Google Patents

冷暖房装置

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JPS58193035A
JPS58193035A JP7629982A JP7629982A JPS58193035A JP S58193035 A JPS58193035 A JP S58193035A JP 7629982 A JP7629982 A JP 7629982A JP 7629982 A JP7629982 A JP 7629982A JP S58193035 A JPS58193035 A JP S58193035A
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air
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Katsuaki Yabe
克明 矢部
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Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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Takasago Thermal Engineering Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/001Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems in which the air treatment in the central station takes place by means of a heat-pump or by means of a reversible cycle

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明H9気熱源ヒートポ/プを使用する冷暖房システ
ムの改善に係り、ヒートポンプの規模を小さくしても効
率のよい冷暖房が実施できかつ全体として省エネルギー
が達成されると共に国家レベルで見た場合にも電力ピー
クの問題が解決され経済的な冷暖房が行ない得る省エネ
ルギー冷暖房装置の提供全目的とするものである。
空気熱源ヒートポンプによる冷暖房にあっては熱源や排
熱の蓄熱が効率よく行ない得ないという問題が常に付随
した。蓄熱を行なう最も一般的な方式として、蓄熱水槽
を設置し、この熱源水に外部熱源機器や建物内廃熱を蓄
熱する方式が普及しているが、この蓄熱の取出しには水
熱源ヒートポンプを必要としかつ設置が犬かがりになる
ことは否めない。
本発明風空気熱源ヒートポンプによる冷暖房システムに
おいて、1日を通じての外気温度の変化やシーズンを通
じての外気温度の変化に応じて冷熱または温度を効率よ
く貯えかつこれ全熱源として負荷に応じて適宜利用でき
るようにした設備負担の少ない省エネルギー冷暖房装置
全提供するものであり、空気熱源ヒートポンプと潜熱利
用の蓄熱槽と全特定の空気循環路によって接続したこと
を特徴とするものである。
本発明で使用する潜熱蓄熱槽は、使用温度域で固液変化
する水板外の蓄熱物質を封入した槽であり、この蓄熱物
質の相変化に基づく潜熱全利用して蓄熱を潜熱形態で行
なえるようにしたものである。このような潜熱蓄熱槽ぽ
同一出願人に係る特願昭56〜165369号明細書お
よび図面に記載した蓄熱器ユニットの集合体あるいは第
1図に示したような構造のものを使用することができる
。第1図において、10ケ蓄熱物質を封入した密閉容器
であり断熱板で作っである。また、11と12ニ互いに
独立した空気循環路であり、容器1oの内部において互
いに交互に配置されるパイプを有しており、各パイプV
Cぽ蓄熱物質との伝熱面積を大きくするためのエロフィ
ンやプレートフィンカ取付けである。また、第1図の例
では容器内が上下に多段に分割されている。
このような蓄熱槽に封入する蓄熱物質としては、第1表
F示したような物質を使用することができる。第1表に
おいて、低温用潜熱蓄熱物質と中温用潜熱蓄熱物質とに
ランク付けして示しであるが、後述のように、これらげ
使用温度に応じて使い分けられる。
本発明で使用する空気熱源ヒートポンプは、例えば第2
図および第3図に示したような圧縮式のものが便宜であ
る。第2図において、2は熱源側熱交換器であって熱源
用空気と冷媒との熱交換全行なうもの、3げ熱取出側熱
交換器であって循環空気と冷媒との熱交換を行なうもの
、15は膨張弁、16ハ四方弁、17ハ圧縮機をそれぞ
れ示しており、四方弁16の切換によって熱交換器2が
蒸発器で熱交換器3が凝縮器として、あるいは熱交換器
2が凝縮器で熱交換器3が蒸発器としていづれにも機能
できるようにした例を示している。捷た第3図において
、18は受液器、19にフィルタドライヤを示しており
、熱交換器2が凝縮器としてまた熱交換器3が蒸発器と
して機能するようにし九例を示している。
本発明は、このような潜熱蓄熱槽、蓄熱物質並びに空気
熱源ヒートポンプを使用し、特定の空気循環路を形成す
ることによって前述の目的を達成する冷暖房装置を構成
したものである。以下にその詳細を図面の実施例に基づ
いて具体的に説明する。
第4図に示した実施例は、空気熱源ヒートポンプ1の熱
源側熱交換器2に外気が循環する熱源空気通路Aを形成
しかつこのヒートポンプ1の熱取出側熱交換器3と空調
ゾーン4との間で空気循環路Bi影形成た冷暖房装置に
おいて、使用温度域で相変化(固液変態)可能な蓄熱物
質を封入してなる潜熱蓄熱槽5を付設し、この潜熱蓄熱
槽5の蓄熱物質と熱交換しながら空気が循環する空気路
c4−空気循環路Bl/c切換可能に接続したことを特
徴とする冷暖房装置でらる。本装置で使用する潜熱蓄熱
槽5の蓄熱物質は第1表に示した低温用潜熱蓄熱物質を
用いるのがよい。空気路Cの空気循環路Bへの接続は、
Bの給気路に対してCの往路を、またBの還気路に対し
てCの還路ヲ筬続し、そのさいBの給気路に介装された
ファン7の前後ICOの往路を2分岐させて接続すると
共にこの各分岐路に開閉ダンパ20と21ヲ取付けた例
を示す。
また、22と26は給気路の開閉ダンパを、24Vi還
気路の逆止ダンハラ示しており、8は熱源空気路のファ
ンである。
本装置の運転態様を冷房期と暖房期にわけて以下に説明
する。
(1)冷房期 夜間(放熱運転と蓄熱運転) 夜間または早朝の外気温度が低下している時間帯におい
て、ダンパ20と22ヲ閉、ダンツク21と25全開に
してファ/7と8を駆動し、熱交換器2を凝縮器、熱交
換器3を蒸発器としてヒートポンプ1を運転する。これ
にエリ、蓄熱物質を冷却しく昼間の冷房運転で液化した
ものを固化させる)、排熱を外気に放出すると共に冷熱
を潜熱形態で蓄熱する。夜間の低温空気を冷熱源として
利用するのでヒートポンプ1の効率は高い状態を維持し
ながら昼間の排熱の放熱運転と冷熱の蓄熱運転が実施で
きる。
昼間(冷房運転) 朝方の比較的外気温度が低い場合は、ダン・り20と2
1ヲ閉、ダンパ22と23ヲ開にしてヒートポンプIV
cよる直接冷房運転を実施する。外気温度の上昇と共に
ファン8を停止し、ダンツク21と23を閉、ダンパ2
0と22を開にしてファン7を単独駆動する。そのさい
、ヒートポンプ1げ停止する。これにより、夜間の冷熱
蓄熱運転にエリ貯えられt潜熱蓄熱槽5内の冷熱の放出
だけで(蓄熱物質の融解熱め放出だけで)所望の冷房が
実施できる。そのさいの駆動機器は、ファン7だけであ
り、冷房動力は極めてわずかでよい。
(2)暖房期 ヒートポンプ1の熱交換器2全蒸発器、熱交換器5を凝
縮器として通常の空気熱源ヒートポンプによる暖房運転
を行なう(ダン・り21と20ハ閉、ダンパ22と23
は開)。日中に外気温度が高くなった時期があれば、ダ
ンツク20と22ヲ閉、ダンノ;21と23ヲ開にして
蓄熱物質に温熱を蓄熱し、暖房負荷が大きくなったとき
にこれを利用するようにすることができる。このような
温熱の蓄熱と冷熱の排熱を行なう運転は中間期において
特に連子    □゛る。
次に、第5図に示した実施例について説明する。
本例は、空気熱源ヒートポンプ1の熱源側熱交換器2v
c外気が循環する熱源空気路Aを形成しかつこのヒート
ポンプ1の熱取出側熱交換器3と空調ゾーン4との間で
空気循環路Bを形成した冷暖房装置において、使用温度
域で相変化可能な蓄熱物質を封入してなる潜熱蓄熱槽5
を付設し、この潜熱蓄熱槽5の蓄熱物質と熱交換しなが
ら空気が循環する空気路Ct−前記の空気循環路Bに切
換可能に接続し、さらに使用温度域で相変化可能な蓄熱
物質を封入してなる潜熱蓄熱槽6を付設し、この潜熱蓄
熱槽6の蓄熱物質と熱交換しながら空気が循環する空気
路Di前記の熱源空気路Aに切換可能に接続すると共に
この潜熱蓄熱槽6の蓄熱物質と熱交換しながら外気が循
環する空気路Ei影形成たことを特徴とする冷暖房装置
である。すなわち、この第5図の装置に、第4図の装置
における熱源空気路AVc潜熱蓄熱槽6を付加した関係
にあり、この潜熱蓄熱槽6を付加した以外の基本構成は
第4図のものと実質的に同一であって、第4図と同じ引
用数字で示したものけ第4図で説明したのと同じ内容で
ある。図示の例において、潜熱蓄熱槽6VC封入する蓄
熱物質としては第1表に示した中温用潜熱蓄熱物質が好
適である。この潜熱蓄熱槽6の空気路りと熱源空気路A
との接続は、Aの排気路ICDの往路と還路が接続され
、Aの排気路と外気取入路との間l/cハ連結路25が
設けられ、開閉ダンパ26〜30が図示の関係をもって
介装された例が示しである。1だ、この潜熱蓄熱槽6の
外気循環空気路Eにはファン9が取付けである。
この第5図の装置の運転態様ヲ冷房期と暖房期にわけて
以下に説明する1、 (1)  冷房期 夜間(放熱運転と蓄熱運転) 夜間′1.たは早朝の外気温度が低下している時間帯に
おいて、ダンパ20と22を閉、ダンパ21と23を開
ic l、てファ/7と8全駆動し、熱交換器2を凝縮
器、熱交換器3を蒸発器としてヒートポ/グ1全運転し
て潜熱蓄熱槽5の低温用蓄熱物質を冷却(7(昼間の冷
房運転で液化したもの全固化させる)、排熱を外気に放
出すると共に冷熱を潜熱形態で蓄熱する。そのさい空気
路D′(il−閉じておくが(ダンパ26と29を閉)
、外気温度が潜熱蓄熱槽6の中温用蓄熱物質の融点より
下がっておれば、ファン9を駆動し、この蓄熱槽6にも
冷熱を潜熱形態で蓄熱しておく。
昼間(冷房運転) 早朝の比較的外気温度が低い場合に、ダンパ20と21
ヲ閉、ダンパ22と23ヲ開にしてヒートポンプ1によ
る直接冷房運転を、空気路Di閉じ屹l。
て′実施する。外気温度の上昇と共にファン8を停止し
、ダンパ21と23ヲ閉、ダンパ20と22ヲ開にして
ファン7を単独駆動する。そのきい、ヒートポンプ1は
停止する。これにより、夜間の冷熱蓄熱運転にエリ貯え
られた潜熱蓄熱槽5内の冷熱の放出だけで(蓄熱物質の
融解熱の放出たけ′c)所望の冷房が実施できる。その
さいの駆動機器げ、ファン7だけであり、冷房動力は極
めてわずかでよい。
壕1こ、ヒートポンプ1を駆動する直接運転の場合に、
冷房負荷が大きいときは、空気路りを開き(ダンパ27
.28.30を閉、ダンパ26と29を開)、中温用潜
熱物質に夜間貯えられた潜熱形態の冷熱をヒートポンプ
1の熱源に使用することにより、ヒートポンプ1の効率
を上げることができる。
(2)暖房期 昼間の外気温度が高い時間帯にファン9を運転し、少し
でも高い熱を潜熱蓄熱槽6vc蓄える。空調ゾーン4の
暖房はヒートポンプ1の熱交換器2を蒸発器、熱交換器
3を凝縮器として通常の空気熱源ヒートポンプによる暖
房運転(ダンパ21と20は閉、ダンパ22と23ぽ開
)を実施する。そのさい、中温用潜熱蓄熱槽6F前記の
ようにして蓄熱されている場合は、回路りを開いて(ダ
ンパ27.28.30を閉、ダンパ26.29を開)、
蓄熱槽6の蓄熱を蒸発器2fC空気を媒介として送って
ヒートポンプの効率をよくする。この運転は夜間や早朝
あるいけ天候変化の大きい日のくり延べ運転、中間期の
運転なでに好適であり、暖房負荷が大きくなった場合で
もヒートポンプを高い成績係数のもとで稼動することが
できる。
また、昼間の外気温度が高くて暖房負荷が小さいときを
みはからって回路a’r2ヒートポ/プ1に接続して低
温用潜熱蓄熱槽5に蓄熱したり、空調シー74の排熱を
この蓄熱槽5に蓄熱する運転を実施し、この蓄熱全暖房
負荷が増大したときに取出す(ヒートポンプ1を稼動し
ないでファン7のみを運転する)ようにすると暖房エネ
ルギーの著しい短縮ができることになる。
(3)冷房と暖房が一日のうちで必要な場合(a)夜間
や早朝の暖房 蓄熱槽6に昼間に蓄え忽然を熱交換器(蒸発器)に放出
しながらヒートポンプ1を稼動する。あるいは、蓄熱槽
5に昼間に蓄えた熱をファン7のみの運転により空調ゾ
ーンに送り込む。
(b)  昼間の冷房 蓄熱槽5に蓄えた冷熱全ファン7のみの運転により空調
ゾーンに送り込む。ヒートポンプ1を稼動する場合は、
熱交換器2(凝縮器)の放出熱を蓄熱槽6に貯え、暖房
運転のために蓄熱しておく。
なお、外気温1i1c応じてファン9を運転し、中温用
蓄熱物質に冷熱または温熱を適宜貯えるようにする。
次に、第6図に示した実施例について説明する。
本例は、空気熱源ヒートポンプ1の熱源側熱交換器2に
外気が循環する熱源空気路A’)形成しかつこのヒート
ポンプ1の熱取出側熱交換器3と空調ゾーン4との間で
空気循環路Bを形成した冷暖房装置において、使用温度
域で相変化可能な蓄熱物質を封入した潜熱蓄熱槽6を付
設し、この潜熱蓄熱槽6の蓄熱物質と熱交換しながら空
気が循環する空気路りを前記の熱源空気路Aに切換可能
に接続したことを特徴とする冷暖房装置である。本装置
で使用する潜熱蓄熱槽6の蓄熱物質に第1表に示し之中
温用潜熱蓄熱物質または低温用潜熱蓄熱物質の使用が好
適である。空気路りの熱源空気路Aへの接続は、Aの外
気取入路に対してDの往路と還路を連結し、Aの外気取
入路と排気路と全連結路25ニよって接続した例を示し
である。そして開閉ダンパ26〜30が図示の関係’に
%って各空気路に介装しである。
この第6図の装置の運転態様全以下に説明する。
(1)冷房期 夜間や早朝の外気温度ができるだけ低い時間帯において
、ダンパ27と29を閉、ダンパ26.28.60全開
にし、ヒートポンプ1は停止した捷までファン8だけを
運転し、この低温外気と潜熱蓄熱物質との熱交換を行な
って冷熱を蓄熱する。そして、外気温度が上昇し冷房負
荷が大きくなったら、ダンパ28と30大開から閉に、
またダンパ29を閉から開に切換えてヒートポンプIV
Cよる冷房運転を行なう。これにより、ヒートポンプ1
の熱交換器2(凝縮器)には、外気温度より低温の空気
が蓄熱槽6から送り込まれることになるので、ヒートポ
ンプ1は高い効率で運転される。−f:のさいの凝縮器
2での凝縮熱は蓄熱槽6に放熱されることになるが、こ
れは再び夜間や早朝の外気温度が低いときに外気に放熱
される。
(2)暖房期 暖房負荷が大きく外気温度が低い場合に、ヒートポンプ
1vcよる暖房運転時の熱源空気全空気路DK循環させ
る。すなわち、ダンIり27.28.30ヲ閉、ダンパ
26と29ヲ開にして熱交換器2(蒸発器)と蓄熱槽6
とを熱源空気を循環させ、蓄熱物質に冷熱を放熱すると
共に、昼間などのできるだけ外気温度が高い時間帯に蓄
熱しておいた温熱を蒸発器2に与えてヒートポンプの成
績係数を高めるようにする。この暖房運転v′cより蓄
熱された冷熱は、ダンパ27と29ヲ閉、ダンパ26.
28.30ヲ開としてファン8だけの駆動により4外気
に放出すると共に温熱を蓄熱し、先の暖房負荷が大きい
ときの場合に備える。
(3)冷房と暖房を一日のうちで必要な場合シーズン(
中間期)によっては、また建物tC,Cつでは、冷暖房
を一日のうちで必要な場合があるが、この場合は冷房運
転の排熱(温熱)を蓄熱槽6に貯え、この温熱を暖房運
転の熱源とすると共にその排熱(冷熱)を蓄熱槽6に貯
え、再びこの冷熱を冷房運転の熱源として利用すること
ができる。この場合、ダンパ27.28.30全閉、ダ
ンパ25と26を開にした壕まで、ヒートポンプ1の冷
暖房切換だけの操作でよい。この排熱利用冷暖房によっ
てヒートポンプの成績係数は向上すると共に省エネルギ
ー運転が行ない得ることvcなる。
次に、第7図の実施例について説明する。本例は、空気
熱源ヒートポンプ1の熱源側熱交換器2に外気が循環す
る熱源空気路Ai影形成かつこのヒートポンプ1の熱取
出側熱交換器3と空調シー74との間で空気循環路を形
成した冷暖房装置において、使用温変域で相変化可能な
蓄熱物質全封入した潜熱蓄熱槽6を付設し、この潜熱蓄
熱槽の蓄熱物質と熱交換しながら空気が循環する空気路
Di前記の熱源空気路Aに切換可能に接続すると共にこ
の潜熱蓄熱槽6の蓄熱物質と熱交換しながら外気が循環
する空気路Eを形成したこと全特徴とする冷暖房装置で
ある。この第7図の装置は、第6図の装置における潜熱
蓄熱槽6に外気循環空気路Eを付加した関係にあり、こ
の空気路E(ファン9を介装しである)を付加した以外
の基本構成は第6図のものと実質的に同一であって、前
回と同じ引用数字で示したものに同じ内容を示している
本装置の有利な点は、外気の蓄熱槽6への循環をヒート
ポンプの熱源空気路Aと独立して行なえるようにしたか
ら、外気温度の変化に応じての冷熱ま7iCl’!温熱
の外気からの蓄熱と、外気への蓄熱の放熱をヒートポン
プの運転とは独立しで行なうこともできることであり、
前記第6図の装置の運転と同じ運転もできるけれども、
これに加えて、ファン9による蓄熱と放熱をあわせて実
施できることになる。
例えば冷房期にあっては外気温度が低下した時間帯に、
また暖房期にあっては外気温度が上昇した時間帯にファ
ン?全駆動し、前者の場合に排熱(温熱)の放熱と冷熱
の蓄熱?、また後者の場合にあっては排熱(冷熱ンの放
熱と温熱の蓄熱を、ファン8やヒートポンプ1の駆動と
に独立して実施できる以外ぽ、前記の第6図の運転態様
と実質的に同じようにして冷暖房運転を行なうことがで
き、これによって一層の省エネルギー運転が達成され得
る。
なお、以上の各々の実施例において、その運転態を一日
の外気温度の変化に応じた運転について主として説明し
たが、本発明装置で使用する潜熱蓄熱槽に、これ全断熱
材の密封容器を使用しその中に潜熱蓄熱物質全気密に封
入して構成しておけば、その部分的な融解または凝固潜
熱の利用によって数週間もしくは数ケ月を経ても、潜熱
蓄熱物質の実質止金て金相変化させない寸まで保存する
ことが可能であり、このような長期にわたる冷熱またげ
温熱の蓄熱とこれの取出運転と足よって真の太陽熱利用
の冷暖房運転が実施できる。
以上のようにして本発明装置によると、従来困難視され
ていた空気を熱源とするヒートポンプによる冷暖房にお
いて蓄熱が可能となり、空気の循環路全切換るだけで冷
房には低温熱源空気を、暖房ニ高温熱源空気を、外部熱
源を要することなく、ヒートポンプに供給可能となり、
ヒートポンプの小型化と成績係数の向上が省設備的に達
成され、また空調負荷がピークに達するような時間帯に
あってもその電力消費量はわずかで済むことになるなど
、近時の省エネルギー冷暖房要求に対して大きな効果を
発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いる潜熱蓄熱槽の1例を示す略断面
図、第2図d本発明で用いるヒートポンプの1例を示す
回路図、第5図に同じくヒートポンプの他の例を示す回
路図、第4図に本発明装置の1例を示す機器配置系統図
、第5図に同じく他の例を示す機器配置系統図、第6図
は同じく他の例を示す機器配置系統図、第7図は同じく
他の例を示す機器配置系統図である。 1・・・空気熱源ヒートポンプ、2・・・熱源側熱交換
器、3・・・熱取出側熱交換器、4・・空調シー/、5
・・・潜熱蓄熱槽(低温用)、6・・・潜熱蓄熱槽(中
温用)、7.8.9・・・ファン、A・・・熱源空気路
、B・・空気循環路、C・・空気循環、D・・・空気路
、E・・・空気路、出願人 高砂熱学工業株式会社 第1図 第2図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)空気熱源ヒートポンプ1の熱源側熱交換器2に外
    気が循環する熱源空気路Aを形成しかつこのヒートポン
    プ1の熱取出側熱交換器3と空調ゾーン4との間で空気
    循環路Bを形成し之冷暖房装置において、使用温度域で
    相変化可能な蓄熱物質全封入してなる潜熱蓄熱槽5を付
    設し、この潜熱蓄熱槽5の蓄熱物質と熱交換しながら空
    気が循環する空気路Cを前記の空気循環路BIC切換可
    能に接続したことを特徴とする冷暖房装置。
  2. (2)空気熱源ヒートポンプ1の熱源側熱交換器2に外
    気が循環する熱源空気路Aを形成しかつこのヒートポン
    プ1の熱取出側熱交換器3と空調ゾーン4との間で空気
    循環路Bi影形成た冷暖房装置において、使用温度域で
    相変化可能な蓄熱物質を封入してなる潜熱蓄熱槽5を付
    設し、この潜熱蓄熱槽5の蓄熱物質と熱交換しながら空
    気が循環する空気路Cを前記の空気循環路BIC切換可
    能に接続し、ざらに使用温度域で相変化可能な蓄熱物質
    を封入してなる潜熱蓄熱槽6を付設し、この潜熱蓄熱槽
    6の蓄熱物質と熱交換しながら空気が循環する空気路り
    全前記の熱源空気路At/C切換可能に接続すると共に
    この潜熱蓄熱槽6の蓄熱物質と熱交換しながら外気が循
    環する空気路Ei影形成たことを特徴とする冷暖房装置
  3. (3)空気熱源ヒートポンプ1の熱源側熱交換器2に外
    気が循環する熱源空気路Aを形成しかつこのヒートポン
    プ1の熱取出側熱交換器3と空調ゾーン4との間で空気
    循環路Bを形成した冷暖房装置において、使用温度域で
    相変化可能な蓄熱物質を封入した潜熱蓄熱槽6を付設し
    、この潜熱蓄熱槽6の蓄熱物質と熱交換しながら空気が
    循環する空気路りを前記の熱源空気路AIC切換可能に
    接続しれことを特徴とする冷暖房装置。
  4. (4)空気熱源ヒートポンプ1の熱源側熱交換器2に外
    気が循環する熱源空気路Ai影形成かつこのヒートポン
    プ1の熱取出側熱交換器3と空調ゾ−ン4との間で空気
    循環路を形成した冷暖房装置において、使用温度域で相
    変化可能な蓄熱物質を封入した潜熱蓄熱槽6を付設し、
    この潜熱蓄熱槽の蓄熱物質と熱交換しながら空気が循環
    する空気路Di前記の熱源空気路AVrニー切換可能に
    接続すると共にこの潜熱蓄熱槽6の蓄熱物質と熱交換し
    ながら外気が循環する空気路Eを形成し次ことを特徴と
    する冷暖房装置。
JP7629982A 1982-05-07 1982-05-07 冷暖房装置 Granted JPS58193035A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7629982A JPS58193035A (ja) 1982-05-07 1982-05-07 冷暖房装置

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JP7629982A JPS58193035A (ja) 1982-05-07 1982-05-07 冷暖房装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58193035A true JPS58193035A (ja) 1983-11-10
JPH0147698B2 JPH0147698B2 (ja) 1989-10-16

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ID=13601482

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JPS62153658A (ja) * 1985-09-17 1987-07-08 中部電力株式会社 熱エネルギ−利用装置の運転方法
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