JPS58192056A - 電子写真装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、移動感光体を備えた電子写真装置において
、長時間稼動体止後の再稼働時に生ずる画像上のムラを
なくするようにした電子写真装置に関する。

一般に、電子写真複写機の如き電子写真法を適用した＃
Ｉ偉影形成装置おいては、光導電層を有した感光体をト
９ラム状に形成し、該感光体を回転させながら原稿の複
写偉を作成するのが普通である。

上記装置においては、上記回転する感光体の周囲に帯電
手段・露光手段・現像手段を配置し、原稿儂にしたがっ
た静電漕嫌を形成し、トナー粒子により現像を行なう。

現１象により得た感光体上の顕ｌＩｌ！＋７像をその後
、普通紙等の転写材（複写材）へ静電的に転写し、＃ｌ
ｌｔ１ｍ儂を転写材上に定着してコピーとして利用する
。一方感光体は転写後クリーニング手段により残存する
現潅剤が除去され、次の複′−４１形成に備える。

また電子写真法は、その代表的なものとして、支持体上
に光導電層を形成した感光体を用い、最も一般的な電子
写真グロセスである帯電・画像露光および現１、更に必
要に応じて転写による１ｄｉｉ儂形成を行う方法と、導
電層、光導電層および表面絶縁層を基本とする三層構成
の感光体を用い、−次帯電、二次除電又は帯電同時像露
光、全面一様露尤および現１転写による一１象形成を行
なう方法とがある。

いずれの電子写真法においても、稼働を長時間休止した
あとでは、装置機軸内での空気の流れの差や、外部から
の漏洩光のため、特にクリーナのグレード、現像器等と
の停止接触のため、感光体上において残留電位の差が生
じ、これが原因となって再稼働時の四則には１．Ｉ！ｉ
ｉｇＩ濃度の不均一を生ずる。

また、ドラムヒータ等を用いて感光体を休止時間中、加
熱している場合は感光体上に温度分布の差が生じる。こ
れらの原因により、長時間休止後のコピーには画１象濃
度の不均一を生じることになる。

特に感光体として、導電層、光導電層および表面絶縁層
を基本構成とするものを用い、−次帯電、二次除電又は
帯電同時儂露光、全面一様露光および現１象、転写を基
本プロセスとして、画像形成を行なう電子写真法の場合
においては、感光体に光を照射しても、それだけでは完
全に表面電荷が失なわれないため、転写をおわった感光
体は、クリーナにより感光体上に残っているトナーを除
去し、ＡＣコロナ放電器等により、感光体上の電荷を均
一にする必要がある。このとき休止中のトナー付着を防
ぐ目的で、例えば特公昭４２−２３９１０号公報に開示
されているような電子写真装置では、感光体上を負に均
一帯電（光導電層がＰ型半導体である場合ｅＣは逆に正
に帯電）することが一般的に行なわれている。このよう
に帯電された感光体は、長時間休止後、再稼働の初期に
形成される画１象上で１よ、休止中にクリーナのブレー
ドが感光体に接−していた部分に往々にして黒いムラ（
正に帯電させて休止させていた場合は逆に黒地に白いム
ラ）が生じる。これは、稼働中休止前の感光体表面電位
と例えば８時間休止後の感光体表面電位とを示す第１図
（ａ）　、　（ｂ）の比較から明らかなように、長時間
休止後における感光体のグレードとの接触部分では表面
電位が零近くまで落ちこんで他の部分との間で大きな差
を生じていることに起因する。そしてこの現象は、例え
ばプレードの材質をかえてみても、トナーによる汚れな
どによって避けることができず、またブレード以外の現
ｆＩＩ器、クリーニングローラ等感光体に接触するもの
についてすべて同様現象があられれる。

本発明は、以上に説明した従来の問題点を解消し、長時
間休止後の再稼働に際し常に安定した画像を得ることが
できる電子写真装置ｔ−提供するものであって、その要
旨ｅよ、感光体を循環移動し、感光体上に１ｌｉｊｌ象
形成する電子写真装置において、画１象形成動作休止時
間中に、感光体を所定速度で移動させておく手段を設け
たことを特徴とする電子写真装置にある。

以下図面を参照して、本発明の実施帳様につき詳細に説
明する。第２図は電子写真複写機の一例として原鵠靜止
型の露光面を有する複写機の概略構成を示すもので、そ
の作動について説明すると、まず原稿ガラス５の上に原
稿を載置し、コピー〆り／（図示せず）を押すと、感光
ドラム６が図示時計方向に回転を始める０次いで第１ミ
ラーｌが感光ドラム６の周速度と同一速度Ｖで図示左方
向へ移動する。

又第２ミラー２がその１／２ｖの速度でやはり図示左方
向へ移動金始める。原稿ガラス上の原稿儂は、第１ミラ
ー１１第２ミラー２、レンズ４及び第３ミラー３、第４
ミラー、７を有する光学投影手段によって、結儂部８で
感光ドラム６上に結儂される。第１ミラー１１第２ミラ
ー２が各々図示２点−一で示す１′・２′の位置迄移動
すると露光が終了し、光学移動部はその位置を検出し左
方向への動きをやめると同時に、逆方向即ち図示右方向
へ移動を始める。

一方感光ドラム６面は、まず放電器９によりプラス帯電
される。続いて結偉部８に達すると、原稿ガラス５上の
原稿儂をスリ、ト投影されると同時にＡＣ放電器１０に
よりＡＣ帝亀を受ける。続いて全面露光ラング１１によ
る全面露光を受け、感光ドラム６上に静電ａ像が形成さ
れる０次いでそのドラムのａ１面は現像器１２部に至如
、該現１象器１２で除電ｓｍは現像されｇ１化される・
次いで転写部Ａに於て、給紙路２０から送られて来た転
写紙が感光ドラム６に密層し、転写帯電器１４で感光ド
ラム６上の瀬ＩＩｊｉ儂が転写紙に転写される。

転写を終えた転写紙は感光ドラム６から除電分鴫帝電器
２２で除電分離され搬送ベルト１９により定着器１５に
導かれ定着される。更に排紙ローラ１６を経てトレイ１
７に収納される。又、転写終了後の感光ドラム６はそれ
に近接させたクリーニング装置１８で残余のトナーを拭
い去られ、再び次の複写サイクルが適用され繰り返し使
用される。

なお、図中２１はレノストローラであり、給紙路２０か
ら送られてくる転写紙を、感光ドラム６０回転位置関孫
とタイミングを合わせてその表面に給紙するためのもの
であり、また図中１３は給紙カセット、３０は給紙ロー
ラ、３１．３２は給紙路２０を形成するガイド板である
。

上記構成の電子写真複写機において、従来の複写機では
１１１！ｉｌ象形成動作の休止時間中、また電源スィッ
チ（図示せず）を切って全機器類の稼働の停止中、感光
ドラム６０回転を停止するものであったが、本発明では
、複写機における−１形成動作の休止時間中において、
感光ドラム６を緩速度回転せしめておく手段が設けられ
、これによって感光ドラム６０表面は一定の周速度で移
動を続けるようになっている。感光ドラ五６を緩速度回
転せしめておく手段としては電気的および機械的な任意
の手段を用いることができる。

本発明による電子写真複写装置によれば、従来兼時間の
稼動体止により不可避とされていた感光体上の残貿電位
分布の差および温度分布の差に基づく画像のムラをなく
することができた。

電子写真法に用いられる感光体は、上記夾施例の感ｊｔ
ドラム６のような円筒タイプのものと、グーリｉ４にか
けまわされたエンドレスベルトタイプのものとがあるが
、本発明はいずれのタイ！に対しても適用可能であり、
円筒タイプのものでの移動速度は回転周速を意味する。

本発明におけるＩｉＩｉｇ１１形成動作休止時間中の移
動速度は、帯電器の配電、休止前の帯電電位、感光１−
１絶縁層の材料等の違いにもよるが、稼働休止中の緩速
度として１１ＩＩＩＩ／ｍＩｆｉから２０■Ｚｍｉｎ桶
度あれば充分目的が達成され、省エネルギー、安全性の
点からみて奄有利である。′ｊ 本発明によれば、以上説明したように、複写作業の稼働
休止中も感光体を緩速度で移動させておくことにより、
稼働再開に際し従来問題となっていたブレード跡等にょ
る１１ｆＩ１１１１上のムラを生ずることもなく、安定
した均一なｍ＠が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（＆）　、　（ｂ）は電子写真装置の感光体にお
ける表面１を位分布を示すもので、第１図（ａ）は休止
前の稼動中における状態、第１図（ｂ）ｉｉ８時間休止
後の状頭を示す、第２図は本発明による電子写真複写機
の一実施例を示す概略説明図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 感光体を循環移動し感光体上に−１形成する電子写真装
   置において、 ｕｊｊ＊形成動作休止時間中に、感光体を所定速度で移
   動させておく手段を設けたことを特徴とする電子写真装
   置。