JPS5819008Y2 - 自動半田付け装置におけるこて先クリ−ニング装置 - Google Patents

自動半田付け装置におけるこて先クリ−ニング装置

Info

Publication number
JPS5819008Y2
JPS5819008Y2 JP9137481U JP9137481U JPS5819008Y2 JP S5819008 Y2 JPS5819008 Y2 JP S5819008Y2 JP 9137481 U JP9137481 U JP 9137481U JP 9137481 U JP9137481 U JP 9137481U JP S5819008 Y2 JPS5819008 Y2 JP S5819008Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron tip
soldering
tip
solder
molten solder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9137481U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57204864U (ja
Inventor
敏幸 青木
Original Assignee
株式会社三協精機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三協精機製作所 filed Critical 株式会社三協精機製作所
Priority to JP9137481U priority Critical patent/JPS5819008Y2/ja
Publication of JPS57204864U publication Critical patent/JPS57204864U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5819008Y2 publication Critical patent/JPS5819008Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は半田付は装置に関し、特にそのこて先をクリー
ニングするための装置に係る。
糸半田供給型の自動半田付は装置は、適量の糸半田をこ
て先に供給し、こて先に溶融状態で付着した半田を被半
田付は部分に移すように動作する。
この動作中において、こて先に不要半田やフラックスな
どが付着すると、良好な半田付けは期待できなくなる。
このため適当な時間ごとにこて先のクリーニングが必要
とされる。
従来、種々のクリーニング方法が提案されているが、い
ずれも半田付は作業に充分に適合していない。
ここでまず、従来の代表的なりリーニング方法の概要を
図とともに記述し、その欠点を明示しよう。
まず、第1図はこて先1を適当なやすりや刃物2で削り
、その表面に半田メッキ3を施して糸半田4を供給する
方法である。
この方法によると、半田メッキ3が不均一になり易く、
こて先1の表面が酸化するため、糸半田4がうまくのら
ない。
つぎに第2図はこて先1の表面を適当な拭掃具5で拭き
取る方法である。
この方法では、こて先1が傷み易く、こて先1の表面が
酸化するため、やはり糸半田4ののりが悪くなり、付着
半田4aが流動悪化のため半田滴4bとなっていわゆる
ボタ落ちの原因となるほか、消耗品としての拭掃具5の
定期的な交換が必要とされる。
そして第3図は真空源に接続された吸引バイブロにより
こて先1の余剰の付着半田4aおよび糸半田4に混入さ
れていたフラックス7などを吸い取る方法である。
この方法では、こて先1が気流で冷却されるので、こて
先1の熱損失が大きく、またこて先1が高温で、しかも
付着半田4aに高い流動性がないと、充分な吸引ができ
ない。
一方、第4図に示すように、こて先1の酸化時間01は
溶融点Toを越えた後、温度Tの上昇で急速に早くなる
したがってこて先1の表面に酸化層ができ易く、半田流
動が妨げられ、これが半田付は不良の原因となっている
上記のように従来のクリーニング方法はいずれも欠点を
有し、自動半田付は作業の障害となっている。
このため自動半田付は装置に適合するクリーング手段が
望まれている。
したがって本考案の目的は、こて先の温度を下げず、こ
て先表面の酸化を防止でき、また常にこて先に薄い半田
メッキを形式しておき、少量の糸半田の供給で微細部分
の自動半田付けも確実にできるこて先クリーニング装置
を提供する点にある。
上記目的のもとに、本考案は毎回あるいは数回または適
当な時間ごとにこて先を溶融半田につけてこて先表面の
付着物を除去し、同時にこて先表面に薄い半田メッキを
形式するようにしている。
以下、本考案を図に示す一実施例にもとづいて具体的に
説明する。
まず、自動半田付は装置10は、第5図に示すように、
基体12に支持されたこて先11を駆動装置13により
例えば上下方向に往復運動させ、半田繰り出し装置15
により送り込まれてくる糸半田14をこて先11で溶融
状態で保持し、これを治具16の上のワーク18に導び
き、半田付は作業を自動的に繰り返し行なう。
上記糸半田14はフラックス17入りのものである。
なお、こて先1は自動温度調節器19で所定の温度値に
保たれている。
そして本考案のこて先クリーニング装置20は、溶融半
田槽21および操作装置22を備えている。
溶融半田槽21はこて先11をクリーニングするために
溶融半田24を収容していて、こて先11の水平方向の
移動範囲内に定置されている。
また操作装置22はこて先11を上記溶融半田槽21に
導びくために設けられており、基体12を二点鎖線にそ
っていわゆるゲートモーション動作つまり上昇−水平移
動−下降の順次動作をさせ、こて先11を溶融半田24
に浸す。
したがってこの操作装置22は専用のマニプレータのほ
か、産業用ロボットで横取できる。
なお、溶融半田槽21のヒータ23は自動温度調節器2
5により制御され、溶融半田槽21の温度を半田合金の
溶融点よりやや高い温度に設定している。
したがって溶融半田槽21の内部の溶融半田24は常に
適当な溶融状態にある。
さて、加熱状態のこて先11には半田繰り出し装置15
により糸半田14が適量ずつ供給される。
こて先11はそれを溶かして付着させ、溶融状態のまま
下降し、付着半田14aをワーク18の半田付は部分に
移し、半田付は作業をする。
一方、操作装置22は、1回あるいは数回の半田付は作
業の完了のたびに、または適当な経過時間ごとに基体1
2を二点鎖線にそって移動させ、こて先11を溶融半田
槽21の溶融半田24に浸す。
こて先11には第6図に示すように、フラックス17が
付着しているが、こて先11が第7図のように溶融半田
24の中に浸されると、こて先11の表面に付着してい
るフラックス17は溶けて表面に浮き、溶融半田24の
表面をおおって酸化防止の作用をし、またこて先11の
半田酸化層の環元作用もする。
このためこて先11のクリーニングは理想的な状態で行
なえる。
またフラックス17の炭化かすは第7図のようにこて先
11を溶融半田24に浸したとき、こて先11の上方に
押しやられるため、こて先11は常に清潔に保たれる。
もちろんこて先11の余剰の付着半田14aは溶融半田
槽21の中に戻される。
その後、操作装置22はこて先11を引き上げ、半田付
は位置に案内する。
この引き上げ時に、溶融半田24の表面張力によりこて
先11が拭き取られる。
しかも第8図のようにこて先11の表面に半田メッキ層
24 aが形成され、かつ小量のフラックス17が残る
から、半田付は作業時において、こて先11に対する糸
半田14の付着および流動がよく、微細部分の半田付け
も精度良くできる。
ちなみにこて先11は銅棒26の表面に純鉄層27を有
し、かつ先端面に予備半田としての半田メッキ層24
aを形式し、また基部にハードクロム層28および耐熱
コーティング層29を有している。
溶融状態の付着半田14aおよび溶融半田24はハード
クロム層28をきらうため、必要な先端部以外にのらな
い。
なお、上記実施例は溶融半田槽21を操作装置22によ
るこて先11の移動範囲内に定置した場合であるが、第
9図の実施例は治具を逃がしてから操作装置22により
溶融半田槽21を水平方向に移動させ、こて先11の上
下方向の往復運動を利用してこて先11を溶融半田24
に浸す場合である。
さらに第10図の実施例は治具16を待避させてから、
操作装置22により溶融半田槽21に二点鎖線にそって
L字形の移動動作をさせ、こて先11を停止状態のまま
浸す場合である。
これらの態様は自動半田付装置10の形式やワーク18
の搬送方式などを考慮して選択する。
本考案によれば、こて先が清潔で、付着半田の流動性が
よいため、半田付けの仕上りが良好であり、またクリー
ニング時にこて先の温度が低下しないため、熱損失がな
く、かつ加熱時間の浪費もなく、さらにこて先がクリー
ニングのたびに薄い半田層で被覆され、フラックスによ
る浸食や、空気での酸化が防止できるので、こて先が長
寿命で、微細部分の半田付けが確実に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図はそれぞれ従来のクリーニ
ング方法によるこて先の状態を示す正面図、第4図はこ
て先の酸化時間一温度特性のグラフ、第5図は本考案の
こて先クリーニング装置の概略的正面図、第6図、第7
図および第8図はそれぞれ本考案によるこて先の状態を
示す垂直断面図、第9図および第10図はそれぞれ本考
案の他の実施例による概略的正面図である。 10・・・・・山動半田付は装置、11・・・・・・こ
て先、12・・・・・・基体、13・・・・・・駆動装
置、14・・・・・・糸半田、15・・・・・・半田繰
り出し装置、16・・・・・・治具、17・・・・・・
フラックス、18・・・・・・ワー゛り、19・・・・
・巾動温度調節器、20・・・・・・こて先クリーニン
グ装置、21・・・・・・溶融半田槽、22・・・・・
・操作装置、23・・・・・・ヒータ、24・・・・・
・溶融半田、24a・・・・・・半田メッキ層。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)基体に支持したこて先を往復させて半田付けを行
    なう自動半田付は装置において、上記こて先を浸す溶融
    半田槽を設けるとともに、上記こて先を上記溶融半田槽
    に導びく操作装置を設け、この操作装置により上記こて
    先を上記溶融半田槽に浸してクリーニングすることを特
    徴とするこて先クリーニング装置。
  2. (2)溶融半田槽はこて先の移動範囲内に定置されてお
    り、操作装置はこて先を半田付は位置から上記溶融半田
    槽の位置まで移動させて浸すことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のこて先クリーニング装置。
  3. (3)半田付は装置はこて先に上下方向の往復運動をさ
    せ、操作装置は溶融半田槽をこて先の下方位置に移動さ
    せることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のこて先クリーニング装置。
  4. (4)操作装置は溶融半田槽をこて先の下方に移動させ
    、かつ上下方向に案内してこて先を停止状態のまま溶融
    半田槽に浸すことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のこて先クリーニング装置。
JP9137481U 1981-06-20 1981-06-20 自動半田付け装置におけるこて先クリ−ニング装置 Expired JPS5819008Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9137481U JPS5819008Y2 (ja) 1981-06-20 1981-06-20 自動半田付け装置におけるこて先クリ−ニング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9137481U JPS5819008Y2 (ja) 1981-06-20 1981-06-20 自動半田付け装置におけるこて先クリ−ニング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57204864U JPS57204864U (ja) 1982-12-27
JPS5819008Y2 true JPS5819008Y2 (ja) 1983-04-18

Family

ID=29886457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9137481U Expired JPS5819008Y2 (ja) 1981-06-20 1981-06-20 自動半田付け装置におけるこて先クリ−ニング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5819008Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57204864U (ja) 1982-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5326565B2 (ja) フラックス塗布装置及び方法
JP2006181637A (ja) フラックス及びこれを用いたはんだ付方法
US7122762B2 (en) Implementation system for continuous welding, method, and products for the implementation of the system and/or method
JPS5819008Y2 (ja) 自動半田付け装置におけるこて先クリ−ニング装置
JP4634574B2 (ja) 局所はんだ付け装置および局所はんだ付け方法
JP4777674B2 (ja) はんだ槽の侵食軽減ツール及びこれを備えたはんだ付装置
US6891127B2 (en) Implementation system for continuous welding, method, and products for implementation of the system and/or method
JP2010202951A (ja) 溶融金属めっき鋼線の製造方法およびその装置
US2751311A (en) Aluminizing
KR102466722B1 (ko) 아연도금조의 드로스 제거 장치 및 이를 포함하는 용융아연 도금 설비
JP5235430B2 (ja) 溶融金属吐出装置
JP2005262288A (ja) はんだ領域形成装置および方法、ならびに連続めっき装置
JPS59218262A (ja) 半田デイツプ装置
JPH0649614A (ja) 耐食性及びはんだ付け性が優れた溶融錫めっき銅合金材の製造方法
JPH04308070A (ja) 連続溶融金属めっき法
JPS62185864A (ja) 溶融金属メツキ方法
Schwartz Fundamentals of soldering
EP0249168B1 (en) Solder leveling method and apparatus
CN210030858U (zh) 一种浸镀装置
JP6572463B2 (ja) めっき製品の製造方法
JPH0224540Y2 (ja)
JPH0839240A (ja) 銅及び銅合金材で作ったガス熔接機チップとノズル表面の酸化銅被膜処理による特性の改善法
JPS62205260A (ja) 連続溶融金属メツキ方法
JP2756867B2 (ja) 高速溶融メッキ方法
JPH0945837A (ja) 半田めっき装置