JPS58189143A - アルキリデンビスアニリン類の製造方法 - Google Patents
アルキリデンビスアニリン類の製造方法Info
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- JPS58189143A JPS58189143A JP57071432A JP7143282A JPS58189143A JP S58189143 A JPS58189143 A JP S58189143A JP 57071432 A JP57071432 A JP 57071432A JP 7143282 A JP7143282 A JP 7143282A JP S58189143 A JPS58189143 A JP S58189143A
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- alkyl
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアルキリデンビスアニリン類の製造方法に関す
るものである。更に詳しくは、(1)一般式〔式中、R
1,R2,R3,R’およびR5ばそれぞれ独立に水素
原子、炭素原子数1〜10個のアルキル基またはアリー
ル基 R6およびR7はそれぞれ独立に水素原子、炭素
原子数1〜1個のアルキル基、塩素原子または臭素原子
である。]または一般式■ J 〔式中、R3、R4、R5、R6およびR7は前記と同
じ R8は炭素原子数3〜10個のアルキレン基である
。〕 で表わされるアルケニルアニリン類もしくは該アルケニ
ルアニリン類のオリゴマーと (2)一般式■ 〔式中 R9およびRIGはそれぞれ独立に水素原子、
炭素原子数1〜4個のアルキル基、塩素原子または臭素
原子である。〕 で表わされる芳香族アミンからアルキリデンビスアニリ
ン類を製造する方法に関するものである。
るものである。更に詳しくは、(1)一般式〔式中、R
1,R2,R3,R’およびR5ばそれぞれ独立に水素
原子、炭素原子数1〜10個のアルキル基またはアリー
ル基 R6およびR7はそれぞれ独立に水素原子、炭素
原子数1〜1個のアルキル基、塩素原子または臭素原子
である。]または一般式■ J 〔式中、R3、R4、R5、R6およびR7は前記と同
じ R8は炭素原子数3〜10個のアルキレン基である
。〕 で表わされるアルケニルアニリン類もしくは該アルケニ
ルアニリン類のオリゴマーと (2)一般式■ 〔式中 R9およびRIGはそれぞれ独立に水素原子、
炭素原子数1〜4個のアルキル基、塩素原子または臭素
原子である。〕 で表わされる芳香族アミンからアルキリデンビスアニリ
ン類を製造する方法に関するものである。
従来、合成樹脂原料、樹脂添加剤、染料、農薬中間体、
ゴム薬原料などとして有用なアルキリデンビスアニリン
類は芳香族アミンの塩酸塩とカルボニル化合物から製造
されていた(フランス国特許1555580、ケミカル
・アブストラクトL178636t ;米国特許367
0024 、ケミカル・アブストラクトu189151
k)。
ゴム薬原料などとして有用なアルキリデンビスアニリン
類は芳香族アミンの塩酸塩とカルボニル化合物から製造
されていた(フランス国特許1555580、ケミカル
・アブストラクトL178636t ;米国特許367
0024 、ケミカル・アブストラクトu189151
k)。
従来公知の方法では収率が66〜77%と十分でなく、
タール状の副生物が多量に発生するので問題があり、か
つ得られるアルキリデンビスアニリン類は塩酸塩になっ
ているため中和してアルキリデンビスアニリン類を遊離
させる工程が必要である。更に塩酸による機器の腐食も
問題である。
タール状の副生物が多量に発生するので問題があり、か
つ得られるアルキリデンビスアニリン類は塩酸塩になっ
ているため中和してアルキリデンビスアニリン類を遊離
させる工程が必要である。更に塩酸による機器の腐食も
問題である。
一方、高収率でアルキリデンビスアニリン類ヲ得る方法
としては米国特許4177211(ケミカル・アブスト
ラクト92,110653X)にレゾルシンに2モルの
イソグレンを付加したものとアセトンを反応させて得ら
れる化合物にアニリンの塩酸塩を反応させる方法が示さ
れている。91.2%の高収率−T:2,2−プロピリ
デンビスアニリンが得られることが記載されているが、
この方法では中間体に特殊な化合物が必要であるので処
理が複雑になる等の間聰がある。
としては米国特許4177211(ケミカル・アブスト
ラクト92,110653X)にレゾルシンに2モルの
イソグレンを付加したものとアセトンを反応させて得ら
れる化合物にアニリンの塩酸塩を反応させる方法が示さ
れている。91.2%の高収率−T:2,2−プロピリ
デンビスアニリンが得られることが記載されているが、
この方法では中間体に特殊な化合物が必要であるので処
理が複雑になる等の間聰がある。
つまり、アルキリデンビスアニリン類の製造方法として
は工業的に満足して用いうるものがないのが実情である
。
は工業的に満足して用いうるものがないのが実情である
。
本発明の目的は高純度のアルキリデンビスアニリン類を
工業的規模で高収率かつ経済的に製造する方法を提供す
ることにある。
工業的規模で高収率かつ経済的に製造する方法を提供す
ることにある。
本発明者らは鋭意検討した結果、アルケニルアニリン
在下に反応させると高収率でアルキリデンビスアニリン
類が得られることを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
類が得られることを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
即ち、本発明に従って、(1)一般式Iまたは一般式■
で表わされるアルケニルアニリン類もしくは該アルケニ
ルアニリン類のオリゴマーと(2)一般式■で表わされ
る芳香族アミンを陽イオン交換樹脂の存在下に反応させ
ることを特徴とするアルキリデンビスアニリン類の製造
方法が提案される。
で表わされるアルケニルアニリン類もしくは該アルケニ
ルアニリン類のオリゴマーと(2)一般式■で表わされ
る芳香族アミンを陽イオン交換樹脂の存在下に反応させ
ることを特徴とするアルキリデンビスアニリン類の製造
方法が提案される。
本発明の方法で得られるアルキリデンビスアニリン類は
一般式■または一般式■で表わされる化合物である。
一般式■または一般式■で表わされる化合物である。
〔式中、R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,
R8゜R9,RIO,R11およびR12は前記と同じ
である。〕本発明に用いるアルケニルアニリン類は一般
式Iまたは一般式■で表わされる化合物であり、(1)
ヒドロキシフェニル−アミノフェニル−アルカン類を塩
基性触媒の存在下に加熱開裂して(特公昭4l−193
7)、(++)カルボニル化合物と芳香族アミンの塩酸
塩の等モル反応生成物として(アンナーレン・デル・ヘ
ミ−151,1(1929))、あるいハ(lft)ア
ルケニルアニリン類のオリゴマーを活性白土のような固
体酸触媒の存在下に加熱分解して(特開昭56−293
8)得られる。もちろん他の方法で得られるものであっ
ても本発明において使用可能である。
R8゜R9,RIO,R11およびR12は前記と同じ
である。〕本発明に用いるアルケニルアニリン類は一般
式Iまたは一般式■で表わされる化合物であり、(1)
ヒドロキシフェニル−アミノフェニル−アルカン類を塩
基性触媒の存在下に加熱開裂して(特公昭4l−193
7)、(++)カルボニル化合物と芳香族アミンの塩酸
塩の等モル反応生成物として(アンナーレン・デル・ヘ
ミ−151,1(1929))、あるいハ(lft)ア
ルケニルアニリン類のオリゴマーを活性白土のような固
体酸触媒の存在下に加熱分解して(特開昭56−293
8)得られる。もちろん他の方法で得られるものであっ
ても本発明において使用可能である。
本発明で用いる一般式Iおよび■で表わされるアルケニ
ルアニリンを例示するならば、4−ビニルアニリン、4
−グロペニルアニリン、4−7’テ=に7= IJ ン
、4’ −(2−メチルプロペニル)−アニリン、4−
ペンテニルアニリン、4−(2−メチルブテニル)−ア
ニリン、4−へキセニルアニリン、4−(2−メチルペ
ンテニル)−アニリン、4−(2,3−ジメチルブテニ
ル)−アニリン、4−(2−エチルブテニル)−アニリ
ン、4−(2−エチルペンテニル)−アニリン、4−イ
ンプロペニルアニリンs 4−<1−メチルプロペニル
)−アニリン、4−(1−メチルフチニル)−アニリン
、4−(1−メチルペンテニル)−ア二l)7,4−
(x−メーy−ルヘキセニル)−7=lJ”+ 4−
(1,2−ジメチルブテニル)=7=!Jン、4−(
1−エチルビニル)−アニリン、4−(1−エチルプロ
ペニル)−アニリン、4−(1−エチルブテニル)−ア
ニリン、4−(1−エチル−2−) fルプロペニル)
−アニリン、4−(l−エチルペンテニル)−アニリン
% 4−(1−エチル−2−メチルブテニル)−アニリ
ン、4=7クロベンテルアニリン、4−シクロヘキセニ
ルアニリン、4−(1−フェニルビニル)−アニリンs
”t”iソブロペニルー2−メチルアニリン、4−イン
プロペニル−3−メチルアニリン、4−インプロペニル
−2,3−ジメチルアニリン、4−インフロベニル−2
,5−ジメチルアニリン、4−インプロペニル−2−ク
ロロアニリン、4−インプロペニル−3−クロロアニリ
ン、4−インプロベニル−N−メグ−ルアニリン、4−
インプロペニル−N−エチルアニリン、4−インフロベ
ニルーN、 N−ジメチルアニリン等をあげることが
できる。
ルアニリンを例示するならば、4−ビニルアニリン、4
−グロペニルアニリン、4−7’テ=に7= IJ ン
、4’ −(2−メチルプロペニル)−アニリン、4−
ペンテニルアニリン、4−(2−メチルブテニル)−ア
ニリン、4−へキセニルアニリン、4−(2−メチルペ
ンテニル)−アニリン、4−(2,3−ジメチルブテニ
ル)−アニリン、4−(2−エチルブテニル)−アニリ
ン、4−(2−エチルペンテニル)−アニリン、4−イ
ンプロペニルアニリンs 4−<1−メチルプロペニル
)−アニリン、4−(1−メチルフチニル)−アニリン
、4−(1−メチルペンテニル)−ア二l)7,4−
(x−メーy−ルヘキセニル)−7=lJ”+ 4−
(1,2−ジメチルブテニル)=7=!Jン、4−(
1−エチルビニル)−アニリン、4−(1−エチルプロ
ペニル)−アニリン、4−(1−エチルブテニル)−ア
ニリン、4−(1−エチル−2−) fルプロペニル)
−アニリン、4−(l−エチルペンテニル)−アニリン
% 4−(1−エチル−2−メチルブテニル)−アニリ
ン、4=7クロベンテルアニリン、4−シクロヘキセニ
ルアニリン、4−(1−フェニルビニル)−アニリンs
”t”iソブロペニルー2−メチルアニリン、4−イン
プロペニル−3−メチルアニリン、4−インプロペニル
−2,3−ジメチルアニリン、4−インフロベニル−2
,5−ジメチルアニリン、4−インプロペニル−2−ク
ロロアニリン、4−インプロペニル−3−クロロアニリ
ン、4−インプロベニル−N−メグ−ルアニリン、4−
インプロペニル−N−エチルアニリン、4−インフロベ
ニルーN、 N−ジメチルアニリン等をあげることが
できる。
アルケニルアニリン類のオリゴマーとはその主成分がア
ルケニルアニリン類の2量体および3量体であり、その
他アルケニルアニリン類の単量体および4量体以上の多
重合体を含有するものも含む4 このようなオリゴマー
はヒドロキシフェニル−アミノフェニル−アルカン類を
塩基性触媒の存在下に加熱開裂して得られるアルケニル
アニリン類とフェノールの混合物からフェノールを留去
して残渣として得られるものが主なものである。他の方
法で得られるオリゴマーでも本発明に使用できるのはも
ちろんである。。
ルケニルアニリン類の2量体および3量体であり、その
他アルケニルアニリン類の単量体および4量体以上の多
重合体を含有するものも含む4 このようなオリゴマー
はヒドロキシフェニル−アミノフェニル−アルカン類を
塩基性触媒の存在下に加熱開裂して得られるアルケニル
アニリン類とフェノールの混合物からフェノールを留去
して残渣として得られるものが主なものである。他の方
法で得られるオリゴマーでも本発明に使用できるのはも
ちろんである。。
本発明に用いる芳香族アミンは一般式■で表わされる化
合物である。例示するならば、アニリン、。
合物である。例示するならば、アニリン、。
2−クロロアニリン、3−クロロアニリン、2.5−ジ
クロロアニリン、2−1ルイジン、3−’)ルイジン、
2,6−キシリジン、3,5−キシリジン、5−10ロ
ー2−トルイジン、2−イソプロピルアニリン、2−エ
チルアニリン、2.6−ジエチルアニリン、2−ブチル
アニリン、2−第3ブチルアニリン、2−イソブチルア
ニリン、N−メチルアニリン、N−エチルアニリン、N
、N−ジメチルアニリン、N、 N−ジエチルアニリ
ン、N−イソプロピルアニリン、N−ブチルアニリン、
N−シクロへキシルアニリンおよびジアリールアミン等
をあげることができる。。
クロロアニリン、2−1ルイジン、3−’)ルイジン、
2,6−キシリジン、3,5−キシリジン、5−10ロ
ー2−トルイジン、2−イソプロピルアニリン、2−エ
チルアニリン、2.6−ジエチルアニリン、2−ブチル
アニリン、2−第3ブチルアニリン、2−イソブチルア
ニリン、N−メチルアニリン、N−エチルアニリン、N
、N−ジメチルアニリン、N、 N−ジエチルアニリ
ン、N−イソプロピルアニリン、N−ブチルアニリン、
N−シクロへキシルアニリンおよびジアリールアミン等
をあげることができる。。
芳香族アミンの使用酸はアルケニルアニリン類モジくは
該アルクニルアニリン類のオリゴマー(アルケニルアニ
リン類に換算して)の1〜5モル倍が適当で、好ましく
は1.5〜3モル倍である。
該アルクニルアニリン類のオリゴマー(アルケニルアニ
リン類に換算して)の1〜5モル倍が適当で、好ましく
は1.5〜3モル倍である。
芳香族アミンの使用量がアルケニルアニリン類の1モル
倍未満では未反応のアルケニルアニリン類あるいはその
オリゴマーがアルキリデンビスアニリン類に混入するた
め、高純度のアルキリデンビスアニリン類が得られ々い
。また5モル倍以上では過剰の芳香族アミンの回収に手
間がかかり、かつ芳香族アミン自身がタール化する等問
題が生じる。
倍未満では未反応のアルケニルアニリン類あるいはその
オリゴマーがアルキリデンビスアニリン類に混入するた
め、高純度のアルキリデンビスアニリン類が得られ々い
。また5モル倍以上では過剰の芳香族アミンの回収に手
間がかかり、かつ芳香族アミン自身がタール化する等問
題が生じる。
本発明に用いる陽イオン交換樹脂は強酸性型、弱酸性型
のいずれでも使用できるが、強酸性型の方が好ましい。
のいずれでも使用できるが、強酸性型の方が好ましい。
使用可能な市販の陽イオン交換樹脂を例示するならば、
アンノく一ライ)IR−120B、アンバーライトIR
−112、アンノ(−ライトIR−’124.アンバー
ライトIR−15、ダイヤイオン5K−106,ダイヤ
イオン5K−116、ダイヤイオン5K−1、レバチッ
トS’C−104、デュオライトC−20、デュオライ
トC−25、ダウエックス50W1ナルサイ)HCR,
ナルサイトHD1ハーミュチットQ1ゼオレックスAS
、 ダイヤイオンWK−10、アンバーライトIRC
−50、デュオライトC5−101、パーミュチソトH
−70等(以上全て商標)である。これら以外にもキレ
ート樹脂等で実質的((陽イオン交換樹脂としての1古
性のあるものならば使用できることはもちろんである、
また、これらの陽イオン交換樹脂は通常H型で用いられ
る。
アンノく一ライ)IR−120B、アンバーライトIR
−112、アンノ(−ライトIR−’124.アンバー
ライトIR−15、ダイヤイオン5K−106,ダイヤ
イオン5K−116、ダイヤイオン5K−1、レバチッ
トS’C−104、デュオライトC−20、デュオライ
トC−25、ダウエックス50W1ナルサイ)HCR,
ナルサイトHD1ハーミュチットQ1ゼオレックスAS
、 ダイヤイオンWK−10、アンバーライトIRC
−50、デュオライトC5−101、パーミュチソトH
−70等(以上全て商標)である。これら以外にもキレ
ート樹脂等で実質的((陽イオン交換樹脂としての1古
性のあるものならば使用できることはもちろんである、
また、これらの陽イオン交換樹脂は通常H型で用いられ
る。
陽イオン交換樹脂の使用量は原料により異なるが、アル
ケニルアニリン類に対して通常0.1〜30重量%が適
当で、好ましくは0.5〜10重量%である。
ケニルアニリン類に対して通常0.1〜30重量%が適
当で、好ましくは0.5〜10重量%である。
反応は通常100〜250℃で行なわれ、好ましくは1
40〜200℃である。100℃未満では反応が遅く、
250℃を越えると副反応が生じ収率が低下する。
40〜200℃である。100℃未満では反応が遅く、
250℃を越えると副反応が生じ収率が低下する。
芳香族炭化水素、エーテル、アルコール等の反応に関与
しない溶媒上併用してもかまわない。
しない溶媒上併用してもかまわない。
反応は通常常圧で行なわれるが、必要に応じて加圧ある
いは減圧下に反応を行なっても良い。
いは減圧下に反応を行なっても良い。
反応時間は原料、陽イオン交換樹脂、温度等の条件によ
り異なるが通常2〜5時間である。
り異なるが通常2〜5時間である。
アルキリデンビスアニリン類は反応終了後に陽イオン交
換樹脂を分別し、過剰の芳香族アミンを減圧留去して、
残留物として単離される1、精製アルキリデンビスアニ
リン類が必要であれば、再結晶、クロマトグラフィ等の
公知の方法で得ることができる。
換樹脂を分別し、過剰の芳香族アミンを減圧留去して、
残留物として単離される1、精製アルキリデンビスアニ
リン類が必要であれば、再結晶、クロマトグラフィ等の
公知の方法で得ることができる。
このようにして得られたアルキリデンビスアニリン類は
合成樹脂原料、樹脂添加剤、染料・農薬の中間体、ゴム
薬原料等として有用な物質である8以下、実施例により
本発明の詳細な説明する。
合成樹脂原料、樹脂添加剤、染料・農薬の中間体、ゴム
薬原料等として有用な物質である8以下、実施例により
本発明の詳細な説明する。
これら実施例は例示的なものであって本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
囲を限定するものではない。
参考例1. [4−インプロペニルアニリンのオリゴ
マーの合成〕 蒸留塔上部の留出管取り付は部上部までマクマホン充填
物をつめ、その部分に開裂反応で生じて発生した4−イ
ンプロペニルアニリンとフェノールを吸収するために用
いる溶媒を滴下するように滴Fロートを取りつけた蒸留
装置を用い本実験を行なった。
マーの合成〕 蒸留塔上部の留出管取り付は部上部までマクマホン充填
物をつめ、その部分に開裂反応で生じて発生した4−イ
ンプロペニルアニリンとフェノールを吸収するために用
いる溶媒を滴下するように滴Fロートを取りつけた蒸留
装置を用い本実験を行なった。
2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−(4−アミノフ
ェニル)−プロパン2oo?と水a化ナトリウム1グを
蒸留釜に入れ、減圧下(10Torr)で加熱を行なっ
た。釜内の温度が220℃に達した時に開裂物の留出が
始まった。滴下ロートよりベンジルアルコール100?
を開裂留出物の約50型破%になるように滴下した。開
裂留出物のベンジルアルコール溶液が留出管を通り受器
に溜った。このベンジルアルコール溶液を減圧蒸留して
フェノールおよびベンジルアルコールヲ除キ、残留物と
して2量体を主成分とする4−インプロペニルアニリン
のオリゴマー117fi’ヲ47’t:。
ェニル)−プロパン2oo?と水a化ナトリウム1グを
蒸留釜に入れ、減圧下(10Torr)で加熱を行なっ
た。釜内の温度が220℃に達した時に開裂物の留出が
始まった。滴下ロートよりベンジルアルコール100?
を開裂留出物の約50型破%になるように滴下した。開
裂留出物のベンジルアルコール溶液が留出管を通り受器
に溜った。このベンジルアルコール溶液を減圧蒸留して
フェノールおよびベンジルアルコールヲ除キ、残留物と
して2量体を主成分とする4−インプロペニルアニリン
のオリゴマー117fi’ヲ47’t:。
参考例2 〔4−インプロペニルアニリンの合成〕参考
例1で得られた4−インプロペニルアニリンのオリゴマ
ー1171と活性白土(日本活性白土株式会社L4u)
1−2fを蒸留釜に入れ、蟹素ガスを導入しつつ減圧下
(46Torr )で200〜210℃に加熱してオリ
ゴマーを分解し、留出してくる91−インプロペニルア
ニリンI O9、4,li’を受器に補集した。得られ
た4−イソプロペニルアニリンの純度は98.3%、沸
点は148〜bTorrであった。
例1で得られた4−インプロペニルアニリンのオリゴマ
ー1171と活性白土(日本活性白土株式会社L4u)
1−2fを蒸留釜に入れ、蟹素ガスを導入しつつ減圧下
(46Torr )で200〜210℃に加熱してオリ
ゴマーを分解し、留出してくる91−インプロペニルア
ニリンI O9、4,li’を受器に補集した。得られ
た4−イソプロペニルアニリンの純度は98.3%、沸
点は148〜bTorrであった。
実施例1゜
参考例2で得られた4−イソプロペニルアニリン82.
6 r、アニリン115.51と陽イオン交換樹脂(商
品名アンバーライトIR−1!5、H型)10りを攪拌
機・温度計およびコンデンサーの付いた4つ目フラスコ
(300ml )に入れ、160〜170℃で攪拌しな
がら4時間反応させた。反応終了後、陽イオン交換樹脂
を除いた。反応液を減圧蒸留して過剰のアニリンを留去
して粗2.2−プロピリデンービス(4−アニリン)
139Fを得た。この粗製物を水で再結晶して梢2,2
−プロピリテンービス(4−アニリン)132.3F(
収率94%、融点131.7〜132.1℃)を得た。
6 r、アニリン115.51と陽イオン交換樹脂(商
品名アンバーライトIR−1!5、H型)10りを攪拌
機・温度計およびコンデンサーの付いた4つ目フラスコ
(300ml )に入れ、160〜170℃で攪拌しな
がら4時間反応させた。反応終了後、陽イオン交換樹脂
を除いた。反応液を減圧蒸留して過剰のアニリンを留去
して粗2.2−プロピリデンービス(4−アニリン)
139Fを得た。この粗製物を水で再結晶して梢2,2
−プロピリテンービス(4−アニリン)132.3F(
収率94%、融点131.7〜132.1℃)を得た。
実施例2
参考例1で得られた4−イソプロペニルアニリンのオリ
ゴマー1177とアニリン2454を194イオン交換
樹脂(商品名レバチット5C−104、H型) 2 o
yの存在下に180〜190℃で3時間反応させた。
ゴマー1177とアニリン2454を194イオン交換
樹脂(商品名レバチット5C−104、H型) 2 o
yの存在下に180〜190℃で3時間反応させた。
以下実施例1と同様にして精2,2−グロピリテンービ
ス(4−アニリン)180f(収率90.5%、融点1
31.5〜132.0℃)を得た。
ス(4−アニリン)180f(収率90.5%、融点1
31.5〜132.0℃)を得た。
実施例3
4−ンクロヘキセニルアニリン56rとアニリン907
を陽イオン交換樹脂(商品名ダイヤイオン5K−106
、H型)51の存在下に180〜185℃で4時間反応
させた、以下実施例1と同様にし実施例4 4−イソプロペニルアニリ750ft’と2−1ルイジ
ン1107を陽イオン交換樹脂(商品名アンバーライト
IR−15.H型15?の存在下に175〜185℃で
4時間反応させた。以下実施例1と同様にして2−(4
−アミノフェニル)−2−(3−メチル−・1−アミノ
フェニル)−プロパン78?(収率86.5%)を得た
。
を陽イオン交換樹脂(商品名ダイヤイオン5K−106
、H型)51の存在下に180〜185℃で4時間反応
させた、以下実施例1と同様にし実施例4 4−イソプロペニルアニリ750ft’と2−1ルイジ
ン1107を陽イオン交換樹脂(商品名アンバーライト
IR−15.H型15?の存在下に175〜185℃で
4時間反応させた。以下実施例1と同様にして2−(4
−アミノフェニル)−2−(3−メチル−・1−アミノ
フェニル)−プロパン78?(収率86.5%)を得た
。
特許出願人
三井東圧化学株式会社
手続補正書(自発)
昭和57年4月30日
特許庁長官 島 1)春樹 殿
1、事件の表示
昭和57年4月30日提出の特許願
2発明の名称
アルキリデンビスアニリン類の製造方法3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号5、
補正の内容 明細書4頁4行目の「・・・・・・臭素原子」の後に、
「、R11および几12はそれぞれ独立に水素原子、炭
素原子数1〜10個のアルキル基またはアリール基」を
挿入する。
者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号5、
補正の内容 明細書4頁4行目の「・・・・・・臭素原子」の後に、
「、R11および几12はそれぞれ独立に水素原子、炭
素原子数1〜10個のアルキル基またはアリール基」を
挿入する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(1) 一般式I 〔式中、R1,R2,R3,R4およびR5はそれぞれ
独立に水素原子、炭素原子数1〜10個のアルキル基ま
たはアリール基 R6およびR7はそれぞれ独立に水素
原子、炭素原子数1〜4個のアルキル基、塩素原子また
は臭素原子である。〕または一般式■ 3 1 p6 〔式中、R3,R’、 R’、 R6およびR7は
前記と同じ R8は炭素原子数3〜10個のアルキレン
基である。〕 で表わされるアルケニルアニリン類もしくは該アルケニ
ルアニリン類のオリゴマーと(2)−策式■ 〔式中 R9およびRIOはそれぞれ独立に水素原子、
炭素原子数1〜4個のアルキル基、塩素原子または臭素
原子、R11およびR12はそれぞれ独立に水素原子、
炭素原子数1〜10個のアルキル基またはアリール基で
ある。〕で表わされる芳香族アミンを、陽イオン交換樹
脂の存在下に反応させることを特徴とするアルキリデン
ビスアニリン類の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57071432A JPS58189143A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | アルキリデンビスアニリン類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57071432A JPS58189143A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | アルキリデンビスアニリン類の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58189143A true JPS58189143A (ja) | 1983-11-04 |
JPH035383B2 JPH035383B2 (ja) | 1991-01-25 |
Family
ID=13460354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57071432A Granted JPS58189143A (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | アルキリデンビスアニリン類の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58189143A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0277596A2 (en) * | 1987-02-03 | 1988-08-10 | Air Products And Chemicals, Inc. | Amino-beta-Alkyl styrenes for use in preparing polyurethane/urea systems and polymers |
JP2009008844A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-01-15 | Canon Inc | アミン化合物、電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
-
1982
- 1982-04-30 JP JP57071432A patent/JPS58189143A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0277596A2 (en) * | 1987-02-03 | 1988-08-10 | Air Products And Chemicals, Inc. | Amino-beta-Alkyl styrenes for use in preparing polyurethane/urea systems and polymers |
JPS63225342A (ja) * | 1987-02-03 | 1988-09-20 | エアー.プロダクツ.アンド.ケミカルス.インコーポレーテツド | 芳香族組成物と、アルケニル化アニリン組成物の製法 |
EP0277596A3 (en) * | 1987-02-03 | 1989-05-24 | Air Products And Chemicals, Inc. | Amino-beta-alkyl styrenes for use in preparing polyurethane/urea systems and polymers |
JP2009008844A (ja) * | 2007-06-27 | 2009-01-15 | Canon Inc | アミン化合物、電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH035383B2 (ja) | 1991-01-25 |
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