JPS58188868A - オレフイン系ベンズイミダゾ−ル類 - Google Patents

オレフイン系ベンズイミダゾ−ル類

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Publication number
JPS58188868A
JPS58188868A JP6290383A JP6290383A JPS58188868A JP S58188868 A JPS58188868 A JP S58188868A JP 6290383 A JP6290383 A JP 6290383A JP 6290383 A JP6290383 A JP 6290383A JP S58188868 A JPS58188868 A JP S58188868A
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JP
Japan
Prior art keywords
benzimidazole
formula
amino
compound
hydrogen
Prior art date
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Pending
Application number
JP6290383A
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English (en)
Inventor
チナ・エム・マルウイツク
チヤ−ルズ・ジエイ・パゲツト
ジエイムズ・エイチ・ウイケル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eli Lilly and Co
Original Assignee
Eli Lilly and Co
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Publication date
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Publication of JPS58188868A publication Critical patent/JPS58188868A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアリール環中に置換オレフィン部分を有するこ
とを特徴とする新型ベンズイミダゾール化合物に関する
。本発明新規化合物は広範囲抗ウィルス作用を有する。
種々のベンズイミダゾール類がこの分野で多くの目的に
使用されている。近年、ベンズイミダゾール類は抗ウィ
ルス剤として特に注目を集めている〔米国特許第4,1
50,028.4,018,790および4,008,
243参照〕。パジェット(?aget)らは1種々の
アリール置換アルキリデンメチルベンズイミダゾール類
を米国特許第4,118,742に開示している。該米
国特許記載の化合物はアルキリデン基を必要としている
のに対し、本発明化合物はそのような置換基の存在を必
要としないという点で両者は異っている。
本発明は−5または6−置換エチレンーベンズイミダゾ
ール類として特徴つけられる一群の化合物に関する。該
ベンズイミダゾール類は強力な抗ウィルス剤であり、ウ
ィルスの増殖、例えば、ラインウィルス、ポリオ−コク
サラキー、エコーウィルス、メンコウィルスーインフル
エンザ、および関連ウィルスの増殖を処置制御するのに
有用である。更に、本発明は該化合物を使用する方法、
また該化合物を含む製剤、該化合物の中間体などに関す
る。
更に詳しくは、本発明は一般式■で示されるベンズイミ
ダゾール類および製薬学的に許容されるその酸付加塩に
関する。
〔但し、式中 R1は水素またはC1〜C4アルカノイル;R2は水素
、−5O2R3、または式 て表わされる基 (式中、 R3はCNCアルキル、CNCシクロアルキル、i  
 5          3  7フエニル、フリル、
チェニル、またはR5R6N、但し、R5およびR6は
それぞれC−c アルキ3 ルを表わすか、両者か結合する窒素原子と共にピロリジ
ノ、ピペリジノもしくはモルホリノを表わす; R4は水素、C1〜C3アルキル、スエニル、マタはベ
ンジル;および nは2または3を表わす); Rは水素、C1〜C7アルキル、C3〜C7シクロアル
キル+(03〜C7シクロアルキル)メチル、1− (
C3〜C7シクロアルキル)エチル、フェニル、または
置換フェニル; Xは水素でYはヒドロキシ、またはXとYが一緒になっ
て結合を形成する; におよびRはそれぞれ水素、ハロゲン、シア(0)m ■ へニトロ、sc、〜C4アルキル、CH2R101CO
R10、フェニル、または置換フェニル(式中、 mは0.1または2; RIOはヒドロキシ、C1〜C4アルコキシ、61〜C
アルカノイルオキシ、ハロゲン、08〜C6シクロアル
キル−C1〜C4アルコキシ、または(0−01〜C4
アルキル) yNR11R+2、但し、yは0または1
、B I +およびRI 2はそれぞれ水素または01
〜C4アルキルを表わす); 但し、R8およびR9の一方が水素であり、R8または
R9のいずれかがハロゲンである場合を除き、他方はハ
ロゲンであってもよいものとし、Yがヒドロキシである
場合、kおよびkはハロゲン以外のものであるものとす
る〕 式1の化合物は、下記工程(A’i〜(J)により製造
する。
(A)  式■で表わされるベンズイミダゾール化合物
を、式R8CH2゜またはR9,CH2OC式中に8お
よびR9は上記意義と同様、但し、ハロゲンを除く〕で
表わされるカルバニオンと反応せしめ、式■においてY
かヒドロキシでXが水素である化合物を生成せしめる工
程; −2 〔但し、式中R1−R2およびR7は前記と同意義を表
わす〕 (B)  式1においてYがヒドロキシ、Xが水素であ
り、R8およびR9がハロゲン以外であるベンズイミダ
ゾール化合物を脱水して、式■においてXとYが一緒に
なって結合を形成する化合物を生成せしめる工程; (q 式IにおいてXとYか一緒になって結合を形成し
、R8およびR9か水素であるベンズイミダゾール化合
物をハロゲン化して、式■においてR8および/または
R9がl・ロゲンである化合物を生成せしめる工程; (D)  式■においてに8またはに9かCOR”[g
式中RはC7〜C4アルコキシ〕であるペンズイミタゾ
・−ル化合物を鹸化して、式1においてに8またはに9
がCOR”(式中RI Oはヒドロキシ〕である化合物
を生成せしめる工程; (E)  式■においてR8またはR9かCURlo〔
式中RI Oはヒドロキシ〕であるベンズイミダゾール
化合物をエステル化して、式■においてXとYが一緒に
なって結合を形成し、R8またはR9がC0RI’ [
式中RIOはC4〜C4アルコキシ、C3〜C6−シク
ロアルキル−C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルカ
ノイルオキシ、または(0−C,〜C4アルキル) y
NRI IRI2 、 y%R1+、およびR12rよ
前記と同意義〕である化合物を生成せしめる工程; (目 式■においてR8またはR9かCOR10(式中
k は前記と同意義〕であるベンズイミダゾール化合物
を還元して、式■においてに8またはR9がCH2R1
0C式中RI Oは前記と同意義〕である化合物を生成
せしめる工程; (G)  式■においてR8またはに9がCH,、Rl
oC式中k は前記と同意義〕であるベンズイミダゾー
ル化合物をアシル化して、式■においてR8またはに9
がC[12に10〔式中RI Oは01〜C4アルカノ
イルオキシ〕である化合物を生成せしめる工程; (H)  式■においてR1が水素、X(!:Yが一緒
になって結合を形成し、R8またはR9がCH2に10
〔式中RI Oはヒドロキシ〕以外のものであるベンズ
イミダゾール化合物をアシル化して、式■においテR1
が01〜C4アルカノイル、XとYか一緒になって結合
を形成し、R8またはR9かC112R”〔式中RIO
はヒドロキシ〕以外のものである化合物を生成せしめる
工程; (I)  式IにおいてXか水素、Yかヒドロキシ、R
8またはに9がC2〜C4アルケニルであるベンズイミ
ダゾール化合物を転移反応に付して、式■においてXと
Yか一緒になって結合を形成し、k8マタハに9かC2
〜C4アルカノールである化合物を生成せしめる工程;
または (J)  式■で表わされるベンズイミダゾール化合物
をその旦およびJ性体に分割する 工程。
式■においてXおよびYが一緒になって結合を形成する
場合の化合物を、本明細書では[オレフィン系ベンズイ
ミダゾール類」と総称する。式■においてXが水素でY
がヒドロキシの化合物は、抗ウィルス剤であると同時に
、オレフィン系ベンズイミダゾール類の中間体ともなり
、本明細書中では[ベンズイミダゾール・力、ルビノー
ル類」と総称する。
式゛■で表わされる好ましいオレフィン系ベンズイミダ
ゾール類は、klが水素の化合物である。この範ちゅう
の更に好ましい化合物は、式■においてに2が502に
3〔式中に8はC1〜C5アルキルまたはR5R6N 
;但し、R5およびR6はそれぞれ01〜C3(アルキ
ルを表わす〕の化合物である。
式Iの更に好ましい化合物は、kか2−チアゾリニルま
たは2−チアジニルの化合物である。
更に好ましい式■の化合物は、R7がフェニルてR8お
よびに9かそれぞれハロゲン、シア八またはCOR10
,[式中RI OはC1〜C4アルコキシまたはN R
I I R+ 2を表わす〕で定義される化合物である
本発明はまた、ウィルス感染患者またはウィルス感染の
疑わしい患者に、上記式で定義したベンズイミダゾール
の有効量を投与することから成る治療法をも提供する。
好ましい治療法は、式■のオレフィン系ベンズイミダゾ
ールの抗ウィルス剤としての有効量を投与することから
成る。
本発明の他の態様として、式1のベンズイミダゾールと
製薬学的に許容される担体または稀釈剤とを組合せ−で
なる咄乳類のウィルス感染を治療または予防するのに有
用な製剤を含む。好ましい製剤は、オレフィン系ベンズ
イミダゾールを活性成分として含有する製剤である。
上記式Iの化合物のに2が水素である場合は、該化合物
は中間体としても有用である。これらの1=非置換体は
一米国特許第4,008,243または本発明者による
継続中の米国出願 に記載のように反応させることかできる。
上記式■で指摘したように、ベンズイミダゾールの2位
に結合したアミン基は、置換基を有しても有しなくても
よい;即ち、klは水素がC−C4 アルカノイルである。好ましい化合物はR1か水素の化
合物である。C1〜C4アルカノイルとは−ホルミルー
アセチル、プロピオニル、ブチリル、およびイソブチリ
ルである。Rがアルカノイルの化合物は、2−アミノベ
ンズイミダゾール類を常用のアシル化剤、例えば、塩化
アセチル、無水酢酸、無水酪酸などでアシル化すること
により容易に製造できる。
式■で表わされるオレフィン系ベンズイミダゾールおよ
びベンズイミダゾール・カルビ/−ル類は、ベンズイミ
ダゾール核の1位に、スルホニル基またはチアゾリニル
もしくはチアジニル置換基を有している。これらの置換
基は式■中に2て定義しである。、 R2かチアゾリニ
ルもしくはチアジニルの場合は、これらの基はアルキル
、フェニル、ベンジルのような置換基を有していてもよ
い。その様な置換展を有する基としては、4−メチルチ
アゾリニル、5−フェニルチアジニル、5−ベンジルチ
アジニルなとである。式1で表わされる好ましい化合物
としては、R2か−502R3のスルホニルベンズイミ
ダゾール類で−特にkかC1〜C5アルキルまたはジア
ルキルアミノのものである。C1〜C5アルキルとは、
メチル、エチル、イソプロピル、n−プロピル、イソブ
チル、およびイソペンチルを包含する。ジアルキルアミ
ノとは式R5R,” N  で表わされる基を意味し−
におよびkがそれぞれ01〜C3アルキルであるもので
ある;具体的にはジメチルアミン、メチルエチルアミノ
、ジイソプロピルアミノ、エチル−n−プロピルアミン
なとである。更に、R3はC3〜C7シクロアルキル基
、例えはシクロプロピル、シクロブチル、シクロブチル
、シクロヘプチルなとであってもよい。同様に、R5お
よびR6は含窒素環状基であるピ〔1リジノ、ピペリジ
ノおよびモルホリノであってもよ式■において、kはC
〜Cアルキル基、例え7 ばメチル、エチル、イソプロピル、tert−ブチル、
n−ヘキシル、3−メチルヘキシルなどを包含スる。R
7か03〜C7シクロアルキル基である場合、その具体
例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペ
ンチル、シクロヘプチルが例示される。kは更にフェニ
ルまたは置換フェニルを意味する場合があり、置換フェ
ニルとはヒドロキシ、ハロゲン、C1〜C4アルキル、
C1〜C4アルコキシ、ニトロまたはトリフルオロメチ
ルの内の17の基で置換されたフェニル基を意味する。
好ましいに7部分はフェニルである。他の好ましいに部
分は4−メトキシフェニルである。R7によって定義さ
れる他の置換フェニル基の例は、3−ヒドロキシフェニ
ル、4−tert−ブチルフェニル、2−メチルフェニ
ル、3−ニトロフェニル、3−トリフルオロメチルフェ
ニル+ 4−クロロフェニル−3−ブロモフェニルなど
である。
式Iにおけるに8およびR9の範囲を定義すると次のと
おりである。本明細書で使用するノ・ロゲンとは、フッ
素、臭素、塩素−およびヨウ素を意味(0)m し、好ましいハロゲンは臭素と塩素である。S C。
〜C4アルキルとは、1〜4炭素原子からなる直鎖また
は分枝状炭素鎖に結合したチオ、スルフィニルおよびス
ルホニル基を意味する。その様な基の具体例としては、
メチルチオ、エチルチオ、イソブチルチオ、エチルスル
フィニル、イソブチルスルフィニル、イソプロピルスル
ホニル、n−ブチルスルホニル、  tert−ブチル
スルホニルなどが例示される。
基COR10は、RIOがヒドロキシのときはカルボン
酸M、RIOかC1〜C4アルコキシのときはアルキル
エステル(例:メトキシカルボニル、tert−ブトキ
シカルボニル)、およびRI OかC3〜C6シクロア
ルキルー01〜C4アルコキシのときはシクロアルキル
01〜C4アルキルエステル(例:2−シクロペンチル
エトキシ、シクロへキシルメトキシ)をそれぞれ意味す
る。COR10は更に、RI Oが(0−c、〜C4ア
ルキル) yNRIIR12、そしてyがo(ゼロ)で
ある場合にはアミドを意味する。このアミドは基C0N
RI I R,+2と定義することができ、この場合、
RI +およびRI2はそれぞれ水素またはC〜れば式
C(JOC、、C4アルキルN RI I R12〔式
中R1+およびk はそれぞれ水素または01〜C4ア
ルキルを表わす〕のアミノアルキルエステルとして表ゎ
される。この様な基としては、ジメチルアミノメトキシ
カルボニル、3−(N−エチル−N−メチルアミノ)プ
ロポキシカルボニルなどが例示される。
基R8およびR9は更に、フェニルまたは1M換−yを エニルモ包含シ、置換フェニルとは、ヒドロキシ、八 ハロゲン、C:、NC4アルキル、C1〜C4アルコキ
シ、ニトロまたはトリフルオロメチルなどが置換したモ
ノ置換フェニルをいう。上記のごとく、置換フェニル基
の好ましい例は4−メトキシフェニルである。
式Iにおいてに8またはに9がに ORI Oである化
合物を還元すると、R8またはに9かCL(。R〔但し
、0 k は前記と同意義〕の化合物を生成する。RI Oが
ヒドロキシであるときは、R8またはR9はヒドロキシ
メチル基となる。RI OがC,、C4アルコキシのと
きは、基CH2RI0はメトキシメチル、イソブトキシ
メチルのようなアルコキシメチル基となる。
R,lOかC1〜C4アルカノイルオキシのとき、基C
H2−RIOはアセトキシメチル、プロピオノオキシメ
チル、ブチロキシメチルなどのアルカノイルオキシメチ
ル基となる。k がハロゲンのときは、基CI−i 2
 Rかクロロメチル、ブロモメチルの様なハロメチル基
となる。RI Oか08〜C6シクロアルキルー01〜
C4アルコキシのときは、基CH2R’0はシクーロプ
ロピルメトキシメチル、3−シクロへキシルプロポキシ
メチルなどを包含する。RIoが(0−C1〜C4アル
キル)yNRRであるとき、基CH2−Rはジメチルア
ミノメチル、ジメチルアミノメトキシメチル、および4
−ジエチルアミノブトキシメチルを包含する。
式■のオレフィン系ベンズイミダゾール化合物は、有機
化学の技術分野における常套の化学手段により製造する
ことかできる。例えば、kおよびRの一方あるいは双方
がハロゲンである抗ウイルス性オレフィン系ベンズイミ
ダゾール(I’lは、5または6−(a−メチレンメチ
ル)ベンズイミダゾール誘導体を直接ハロゲン化するこ
とにより製造することができる。この反応は下記の反応
図式で示すことができる。
〔式中R,Rおよびkは前記と同意義であり、R8およ
びに9はそれぞれ水素またはハロゲンである;但し、R
8およびに9の少くとも一方は/’%ロゲンである〕 ハロゲン化反応の原料となるメチレンメチルベンズイミ
ダゾール類は、米国特許第4,118,742に記載の
方法により容易に入手できる。ハロゲン化反応に利用す
るハロゲン化剤としては、N−クロロコハク酸イミド、
λ−ブロモコハク酸イミドが例、示される。該ハロゲン
化反応は、一般に適当f、K 不活性有機溶媒(例:ベ
ンゼン、テトラヒドロフラン、クロロホルム、トルエン
、ジエチルエーテル、その他の関連溶媒)中で、ベンズ
イミダゾール類とハロゲン化剤とを配合することにより
行う。略等モル量のハロゲン化剤を使用すれば、ハロゲ
ン化反応は進行して、R8およびR9の一方がハロゲン
で他方が水素の化合物が生成する。2モル当量または大
過剰のハロゲン化剤を使用した場合は、ジハロゲン化か
起ってRおよびkの双方がハロゲンである化合物か生成
する。反応は一般に約20〜80°Cの温度て行い、通
常同温度で約1〜72時間以内に終了する。生成物の単
離は、反応混合物を冷却し、反応溶媒を例えは減圧留去
することにより行う。この様にして製造した化合物は、
要すれば更にクロマトグラフィー、結晶化法などにより
精製することができる。
モノハロゲン化物、即ちR8およびに9の一方がハロゲ
ンで他方が水素である化合物は、要すれば同一または他
のハロゲン化剤でハロゲン化し得ることは当然である。
例えば、メチレンベンズイミタソール原料化合物、1−
フェニルスルホニル−2−アセトアミド−5−(a−メ
チレンシクロブチルメチル)ベンズイミダゾールを約1
当量のハロゲン化剤、N−クロロコハク酸イミドで約1
時間ハロゲン化した場合−モノハロゲン化が進行して1
−フェニルスルホニル−2−アセトアミド−5−(α−
クロロメチレンシクロブチルメチル)ベンズイミダゾー
ルを生成する。この生成物を更に約1当量または過剰の
試薬N−ブロモコハク酸イミドでハロゲン化すれば、1
−フェニルスルホニル−2−アセトアミド−5−(α−
ブロモ−α−クロロメチレンシクロブチルメチル)ベン
ズイミダゾールが生成する。
式IにおいてR8およびR9がハロゲン以外である該オ
レフィン系ベンズイミダゾール類は、5または6−α−
ヒドロキシメチルベンズイミダゾール誘導体を脱水する
ことにより製造する。ベンズイミダゾールカルビノール
の脱水反応は、下記の反応式図に一般化して示すとおり
である。
()W 〔式中、R1、R2およびR7は前記と同意義であり、
kおよびRは上述のとおりハロゲン以外である〕上記反
応式によるベンズイミダゾールカルビノールの脱水反応
は、該カルビノール1分子から1分子の水を脱離して式
1の対応するオレフィン系ベンズイミダゾールを生成す
ることのできる脱水剤と該カルビノールを反応せしめる
ことにより行う。用いうる代表的脱水剤は、硫酸、塩酸
、キ酸、ピロリン酸、p−トルエンスルホン酸などの酸
である。この脱水反応を慣用的に行うには、該カルビノ
ールと約等重量または過剰の脱水剤を混合して行う。反
応は通常クロロホルム、ベンゼン、ジクロロメタンなど
の有機溶媒中で実施し、理想的には約20〜80°Cの
温度、例えば室温または反応に使用する特定溶媒の還流
温度で行う。この様な条件下で典型的な脱水反応は約1
〜48一時間で実質的に終了する。要すれば反応時間を
長くしてもよい。脱水反応の終了と共に、生成物である
オレフィン系ベンズイミダゾール(I)を単離するには
、反応混合物を塩基、例えば稀炭酸水累す) IIウム
水で洗浄し−次いで有機反応溶媒を留去する。生成物は
要すれば更に通常の方法、例えばクロマトグラフィー、
エタノール、酢酸エチル、アセトンなどの溶媒からの結
晶化などにより精製することができる。
こ\で注意すべきことは、該オレフィン系ベンズイミダ
ゾール類(I)のR8およびに9が互いに異なる場合に
は、該化合物は−72(またはZ)およびトランス(ま
たはE)異性体として存在することである。上記の脱水
反応では一般に当該異性体の混合物が生成する。例えば
、1−メチルスルホニル−2−アミノ−5−(α−ヒド
ロキシ−α−エチルスルフィニルメチルシクロプロピル
エチル)ベンズイミダゾールの様な化合物を脱水すれば
、シス−1−メチルスルホニル−2−アミノ−5−(α
−エチルスルフィニルメチレンシクロプロピルエチル)
ベンズイミダゾールおよびその対応するトランス異性体
を生成する。こ−で調製されるは下記の一般式で表わさ
れる。
11) トランス(E)異性体 シス(Z)異性体 式■で表わされる旦およびトランス−オレフィン系ベン
ズイミダゾールは、両異性体ともにすぐれた抗ウィルス
剤なので、ウィルス感染症の治療には、それぞれ単独で
あるいは両者の混合物として利用することができる。
純品としてのエエおよびトランス−オレフィン系ベンズ
イミダゾール類(■)の単離は、一般にクロマトグラフ
ィーあるいはメタノール、エタノール、アセトンなどの
溶媒による晶出もしくは分別結晶法により行う。Σ57
/7.異性体の方がyx体よりもより活性が強いと思わ
れるので、ヱ玉体よりもトランス体を選択するのがよい
上記脱水反応の原料物質となるペンズイミタゾールカル
ビノール類(■)は、それ自体抗ウィルス剤でもある。
このカルビノール類は、5または6−カルボニル置換ベ
ンズイミダゾールと適当な置換基を有するカルボアニオ
ンとを反応せしめること8   θ により調製する。例えば、RC)I2  またはR9C
lI2゜で示されるカルボアニオン〔但し、R8および
R9は前記の定義どおりハロゲン以外のものである〕ヲ
下記式で示されるカルボニルベンズイミダゾールと反応
せしめて、対応するベンズイミダゾールカルビノールを
形成する。該カルボニルベンズイミダゾールは、米国蒔
許第4,118,742の方法) 2 により人手できる。必要なカルボアニオンは活性メチレ
ン化合物を強塩基−例えば、メチルリチウム、n−ブチ
ルリチウム−リチウムジイソプロピルアミド、カリウム
・【−ブトキシドなとと反応ゼしめることにより形成す
る。活性メチレン化合物とは、メチルまたはメチレン基
に電気陰性官能基が結合した化合物をいう。カルボアニ
オンを形成し易い典型的な活性メチレン化合物を式示す
ると、CJ18CN%CI(3NO2、CH35OC,
〜C4アルキル、CH3502C,〜C,7ルー11−
 ル、CH35c1〜c4アルキル、およびCH3C0
RIOC但し、RIOは前記と、洞意義〕であり、これ
らの中、特にCH3CNまたはCH35OR’Oが好ま
しい。これらの化合物を一般に略当モルあるいは過剰の
強塩基と、不活性有機溶媒(例えば、ジエチルエーテル
、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジグライム)中で
反応せしめる。例えばフェニル酢酸エステルの様な活性
メチレン化合物は、n−ブチルリチウムのごとき強この
反応の典型例を示せば、反応は約−78ないし約−50
℃の温度で行い、実質的には約1ないし約6時間で終了
する。酸性水素原子と共に官能ザ 基を有する活性メチレン化合物は、好ましくは強塩基と
の反応を行う前に保護するのがよい。典型どのシリル誘
導体である。
カルボアニオンか形成されたならば、通常はそれを単離
することなく、むしろそのま\カルボニルベンズイミダ
ゾール誘導体と反応せしめる。例えば、ニトロメタンの
場合、塩基として水酸化ナトリウムを使用し、テトラヒ
ドロフラン溶媒中で反応を行い対応するカルボアニオン
を形成せしめる;次いで、この反応混合物にカルボニル
ベンズイミダゾール、例えば1−メチルスルホニル−2
−アミノ−5−アセチルベンズイミダゾールを加えるだ
けで反応を行うことができる。カルボアニオンは一般に
カルボニルベンズイミダゾールに対して、約1〜10モ
ル過剰に用い、反応は通常約−70ないし約30℃の温
度で行う。得られる反応生成物は上記のカルビノールベ
ンズイミタソールであるが、このものを単離するには、
反応混合物を例えば塩酸で酸性とし、反応溶媒を例えば
減圧留去して除く。該カルビノールベンズイミダゾール
を更に精製する必要はないが、要すればクロマトグラフ
ィー、晶出法などの常套手段により精製することが出来
る。
上述のごとくベンズイミダゾールカルビノールをハロゲ
ン化または脱水反応することにより調製したオレフィン
系ベンズイミダゾール類は、抗ウィルス剤として有用で
あるのみならす、式■で表わされる他のオレフィン系ベ
ンズイミダゾール類を製造する重要な中間体でもある。
例えば、式IにおいてR8またはR9がCOR10、R
I Oが【ert −ブトキシのごときアルコキシであ
るオレフィン系ベンズイミダゾール類は、蛾1例えばp
−トルエンスルホン酸またはギ酸などと反応せしめ鹸化
し、対応するカルボン酸誘導体、即ち、式■においてR
8およびR9の一方がCOR10てあり〜RI Oかヒ
ドロキシであるオレフィン系ベンズイミダゾールを生成
する。このように調製したカルボン酸は、要すれば同一
または異なるエステル形成基で再エステル化することが
できるし、あるいはカルボジイミド、カルボニルジイミ
ダゾールまたは混合無水物などの試薬を用いる常法によ
り、無水物〔但し、k″0は61〜C4アルカノイルオ
キンを表わす〕に、またはアミン誘導体、アミドもしく
は置換アミド〔但し、RI Oは(0−C,〜C4アル
キル)γN RI I RI 2を表わす〕に変換する
こともできる。更に、式Iにおいてに8またはR9がC
OR”であるオレフィン系ベンズイミダゾール類、例え
ばニーフェニルスルホニル−2−アミノ−5(または6
)−(σ−N、N−ジエチルアミノカルボニルメチレン
ベンジル)ベンズイミダゾールは、ジボランなどの還元
剤との反応により還元して対応するオレフィン系ベンズ
イミダゾール、即ち式1においてR8およびR9の一方
がC1−l2RIOである化合物、例えば1−フェニル
スルホニル−2−アミノ−5#、tは6’)−(α−N
、N−’;エチルアミノエチレンベンジル)ベンズイミ
ダゾールとすることかできる。R8またはR9かC)1
2R10で、RI Qかヒドロキシである場合、混合無
水物、無水物、酸クロリドなどの試薬で通常のアシル化
反応を行えば、kまたはR9かC112−C,〜C4ア
ルカ/イルオキシの化合物が得られる。
式■においてkが水素である2−アミノベンズイミダゾ
ール類は、61〜C4アルカノイル系アシル化剤、好ま
しくはアセチルクロリド、ギ酸酢酸無水物などの酸ハラ
イドもしくは酸無水物等の試薬でアシル化することがで
きる。
klが水素である場合の2−アミノベンズイミダゾール
(I)は、鉱酸および有機酸と反応せしめることにより
、製薬学的に許容しうる塩となる。この様な塩を調製す
るのに通常用いる有機酸としては、酢酸、酪酸、 p 
−)ルエンスルホン酸、コハク酸、マロン酸などが挙げ
られる。好ましい塩は塩酸、硫酸、リン酸などの鉱酸と
形成する塩である。
下記の第1表に、式■に包含される典型的なオレフィン
系ベンズイミダゾール類を掲載する。R8およびR9の
一方または双方がノ10ゲン以外のものである場合、該
オレフィン系ベンズイミダゾール類は対応するベンズイ
ミダゾールカルビノールから誘導されることに留意する
必要がある。従って下記の詳説では、ベンズイミダゾー
ルカルビノール類(I)と、それから誘導される表中に
掲載のオレフィン系ベンズイミダゾール類(■)を例示
するものである。
表中、第1列目はオレフィン部分の環上置換位置、即ち
、当該基がベンズイミダゾールの5位または6位に結合
するのか、あるいは掲載した化合物が5(6)異性体の
混合物であるのがを示す。
(以下余日) 第1表 5位または6位 6      FI       5o2−シクロヘプ
チル6       H5o2−シクロペンチル6  
      H5o2(2−フリル)5       
Hso□(2−チェニル)5      H5O2−フ
ェニル 5       COCH3So2シクロヘプチル5 
     COCH35o2−フェニル6      
 CocII3     so2 ピロリジノ6   
     HSo2モルホリノ6        HS
O□ イソプロピルR7−’ i<8      R9 ―−−1−――−−−−−― フェニル−Hcl フェニル−CN         H シクロプロピルメチル      HFシクロペンチル
メチル      Br          Br1−
(シクロヘプチル)−エチル Br         
 C。
第1表(続き) 5位または6位 置換基   RI     R2 −一一一一1−−−■■―−−■−−e−−−6)−I
         S 02イソプロピル6     
  Hso□n−ペンチル6       H5O2n
−ペンチル6      Hチアジン−2−イル 6       1−1        チアジン−2
−イル5       1(チアジン−2−イル5(6
)      Hチアジン−2−イル5       
Hチアジン−2−イル5         H4−メチ
ルチアジン−2−イル5        ■cH(C馬
)24−エチルチアジン−2−イル6        
 H4−メチルチアジン−2−イル6      H5
o2CH2CH3 6H5o2CH2CH2CH8 6H5o2N(C)I3)2 6      Hチアゾリン−2−イル6      
 H5o2(2−チェニル)5       HSo□
(3−チェニル)5        H5O3(3−フ
リル)5H5o2cH3 5HSo n−ペンチル 5        )I        So  n−
ペンチル+2 5        H50□n−ペンチル6     
   Con       50□CH36coco 
    チアゾリン−2−イル5(6)     Hチ
アゾリン−2−イルR7R8B 9 フエニル −         CH20HHフェニル
           CH2OCH3Hフェニル  
         HCN3−トリフルオロメチルフェ
ニル  HC00CHフェニル           
HC0NHCH5HHCH2NHCll8 cH3cH2NH2H シクロブチル          CH2N(CH3)
2  Hシクロヘキシルメチル      C0N(C
H2CH8)2 Hフェニル           C
0OHHCH3CH2OCH3 イソプロピル          HCH20Hシクロ
ブチルメチル       HCH2N(CH3)2フ
エニル           F          
F4−ブロモフェニル       H5OCH3HH
CN cH2cH3COOHH 3−ニトロフェニル       C0NH2HCH3
C0NHCI−138 シクロブチル          CH20HHシクc
17キシ7L/          C0NHCH5H
ミノ HQ −ヘプチル          CONH
2Hイソ−ヘプチル        )I      
    C)1200(2CtI□N(C馬゛)24−
メチノ七ヘキシル       Br        
  Brフェニル           HCOCH3
以下に実施例を示して本発明の態様を明らかにする。
実施例1 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
ヒドロキシ−α−シアノメチルベンジル)ベンズイミダ
ゾール 1.6モル濃度のn−ブチルリチウムのテトラヒドロフ
ラン(THF)溶液115.zを含む、アセトニトリル
6.86yのT HF 20 Q mt温溶液ドライア
イス−アセトン浴中、−70℃で攪拌した。
1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−ベンゾ
イルベンズイミダゾール7.0gの”[HF300d溶
液を反応混合物に1時間で滴下して加え、−70℃で3
時間攪拌を行い室温まで戻した後、水200./を滴下
して希釈した。減圧濃縮によりTHFを反応混合物より
除去した後、生成物を水層より酢酸エチル中に抽出した
。抽出液を合わせて乾燥し、溶媒を減圧濃縮により除去
すると、濃厚な袖状物9.Oyが得られた。これを逆相
高圧液体クロマトグラフィー(45%メタノール/水)
によす精製すると、1−イソプロピルスルホニル−2−
アミノ−6−(α−ヒドロキシ−α−シアノメチルベン
ジル)ベンズイミダゾール6.0y(収率76.5%)
が得られた。
NMk(CDC13) 1.3    6    ダブレット 3.5    1    カルチット 3.2    2    中広いシングレット7、0−
7.8  8     マルチプレット6.2    
1    中広いシングレット実施例2 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
シアノメチレンベンジル)ベンズイミダゾール 実施例1より得られるl−イソプロピルスルホニル− シアノメチルベンジル)ベンズイミダゾール6、Ofの
ポリリン酸( 1 5 0 me )溶液を75℃で9
0分加熱し、次に反応混合物を氷100Fを含む水10
0dに加え、水性混合物を酢酸エチルで数回抽出した。
抽出液を合わせ水洗後乾燥し、溶媒を減圧留去すると生
成物1,6vか固体として得られた。かくして析出した
固体をジエチルエーテルで洗浄し\風乾すると、1−イ
ソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−シアノ
メチレンベンジル)ベンズイミダゾール1.6ノ(収率
36%)を得た。
実施例3 シスおよびトランス−1−イソプロピルスルホニル−2
−アミノ−6−(α−シアノメチレンベンジル)ベンズ
イミダゾールの分離 実施例2より得られる生成物をメタノール30dおよび
ジメチルスルホキシド5dに溶解し、混合物を50℃に
加熱した。溶液を室温に冷却するとトランス−1−イン
プロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−シアノメ
チレンベンジル)ベンズイミダゾール450sw(収率
28%)が晶出した。融点209−210℃。
元素分析(C1,H18N40□Sとして)理論値:C
,62,30;I(,4,92;N、15.300実験
値:C,62,57;H,4,92;N、15、o8゜
上記で得られる供液を水1.5+++eを加えて希釈し
室温で3時間放置し、析出した結晶性の固体を戸数し乾
燥するとヱ各−1−イソプロピルスルホニル−2−アミ
ノ−6−(a−シアノメチレンベンジル)ベンズイミダ
ゾール700〜(収率44%)を得た。、融点190−
193℃。
元素分析(C,、H,8N402Sとして)理論値: 
C、62,30;H、4,92;N 、 15.30゜
実験値: C、62,36;It 、 4.94 ;N
 、 15.00゜実施例4 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
ヒドロキシ−a−メトキシカルボニルメチルベンジル)
ベンズイミダゾール   ′ヘキサメチルジシラザン4
2.2 meのTHF100m!攪拌冷却(−75℃)
溶液に1.6モル濃度の慧−ブチルリチウムのT HF
溶液125dを30分で滴下して加え、次いでT HF
 25−/に溶解した酢酸メチルL4.8yを加えた。
加える間は反応混合物の温度を一70℃以下に維持し、
加えた後反応混合物を一75℃で30分攪拌し、その後
1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−ベンゾ
イルベンズイミダゾール13.72yのTHF750w
re溶液を1時間で滴下した。反応混合物は=75℃で
4時間攪拌した後、水150−およびIN塩酸30dで
希釈した。水性酸混合物を酢酸エチルで数回抽出し、抽
出液を合わせて水および食塩水で洗浄し乾燥を行い、溶
媒を減圧留去すると白色固体の生成物14.Oyを得た
。生成物をジエチルエーテルで洗浄し乾燥すると1−イ
ソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−ヒドロ
キシ−α−メトキシカルボニルメチルベンジル)ベンズ
イミダゾール14.0y(収率84%)を得た。融点1
47−149℃。
元素分析(C2oH28N805Sとして)理論値: 
C、57,54;H、5,55;N 、 10.0?。
実験値: C、57,45:H、5,55;N 、 9
.82゜実施例4で示される常法に従って、ベンゾイル
ベンズイミダゾール類を適当なアルキル化剤と反応させ
ることにより、以下の(α−ヒドロキシ−α−アルコキ
シカルボニルメチルベンジル)ベンズイミダゾール類を
製造した。
1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
ヒドロキシ−α−イソプロポキシカルボニルメチルベン
ジル)ベンズイミダゾール。融点145−146℃。収
量3.75y(70%)。
元素分析(C2□H27N305Sとして)理論値:C
,59,31;H,6,11;N、9.43゜実験値:
C,59,55;)1,6.32;N、9.67゜1−
イソプロピルスルホニル−゛2−アミノ−6−(α−ヒ
ドロキシ−α−tert−ブトキシカルボニルメチルベ
ンジル)ベンズイミダゾール。収量16.5y(96%
)。
元素分析(628■129 N8055として)理論値
:C,60,11;)1,6.36;N、9.14゜実
験値:C,59,21;H,6,58;N、8.22゜
NMR(CDC13) δ      H’s     多重度1.3    
6   ダブレット 3.1    2   中広いシングレット3.5  
  1   カルチット 5.2    1   中広いシングレット6.2  
  2   巾広いシングレット7.0−7.7  8
    マルチプレット1−イソプロピルスルホニル−
2−アミノ−6−(α−ヒドロキシ−α−エトキシカル
ボニルメチルベンジル)ベンズイミダソール。
質量スペクトル M+ 理論値:431 実験値: 431 、344 (85C2−0−C(0
)−CH2−の消失)、・238 (−3o2Cal 
(CH3)2の消失) NMR(CDC18) 1.3      9   ダブレットおよびトリプレ
ット3.2    2  巾広いシングレット3.5 
   1  カルチット 3.9    2  カルチット 7、0−7.7  8   マルチプレット1−イソプ
ロピルスルホニル−2−アミノ−6−(a−ヒドロキシ
−α−シクロプロピルメトキシ力ルポニルメチルベンメ
チ)ベンズイミダゾール。収量5.63y(100%)
質量スペクトル” M+ 理論値=457 実験値: 457.439(H2Oの消失)、3441 (C)−CH2−0−C−CH2−(D消失)1−イソ
プロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−ヒドロキ
シ−α−n−プロポキシカルボニルメチルベンジル)ベ
ンズイミダソール。収量6.52゜ 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−〔α−
ヒドロキシ−α−(1−シクロプロピルエトキシ)カル
ボニルメチルベンジルコベンズイミダゾール。
実施例11 1−インプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
メトキシカルボニルメチレンベンジル)ベンズイミダゾ
ール 実施例4で得られた1−イソプロピルスルホニル−2−
アミノ−6−(α−ヒドロキシ−α−メトキシカルボニ
ルメチルベンジル)ベンズイミダゾール6、Oyおよび
p−t−ルエンスルホン酸6. 。
yのクロロホルム150d溶液を3時間加熱還流した後
、室温に冷却し重炭酸す) IJウム飽和水溶液で2回
および水で2回洗浄した。溶液を硫酸ナトリウムで乾燥
した後、溶媒を減圧留去して1−イソプロピルスルホニ
ル−2−アミノ−6−(α−メトキシカルボニルメチレ
ンベンジル)ベンズイミダゾール5.5j’(収率96
%)を得た。融点160−165℃。
元素分析(C2oI421N304Sとして)理論値:
C,60,13;H,5,30;N、10.52゜実験
値:C,59,96;H,5,12;N、10.82゜
上記で得られる生成物2.1yをメタノール50m1よ
り結晶させると、トランス−1−イソプロピルスルホニ
ル−2−アミノ−6−(α−メトキシ力!レボニルメチ
レンベンメチ)ベンズイミダソールと同定した第一結晶
600−g(収率29%)を得た。融点199−200
℃。
元素分析 実験値:C,60,29;H,5,41;N、10.2
9゜実施例11で述べられる常法に従い、−適当な(α
−ヒドロキシ−αニアルコキシカルボニルメチルベンジ
ル)ベンズイミダゾールをクロロホルム中、還流しなか
らP−トルエンスルホン酸と反応させることにより脱水
し、以下の(α−置換メチレンベンジル)ベンズイミダ
ゾール類舎製造した。
1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
n−プロポキシカルボニルメチレンベンジル)ベンズイ
ミダゾール。融点165−172°C0収率68%。
元素分析(C2゜■25N304Sとして)理論値:C
,61,81;Il、5.89;N、9.83゜実験値
: c 、 6x、s9; ii 、 6.07−; 
N 、’ 9.55゜1−イソプロピルスルホニル−2
−アミノ−6−(α−シクロプロピルメトキシ力ルポニ
ルメチレンベンメチ)ベンズイミダゾール。M点zo。
−201℃。収量820v(34%) 元素分析(C28H26N804Sとして)理論値: 
C、62,85;H,5,73;N、 9.56゜実験
値: C、62,63;H、5,52;N 、 9.4
2゜1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(
α−エトキシカルボニルメチレンベンジル)ベンズイミ
ダゾール。融点59−61℃。収量2.2 y (76
%)。
元素分析(C21HlB NBO4Sとして)理論値、
C,61,00;H,5:61 ;N、10.16゜実
験値:C,60,73;H,5,63;N、9.89゜
1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
インプロボキシカルボ二シルメチレンベンジルベンズイ
ミダゾール。融点148−152°C0収量1.0y(
66%)。
元素分析(C22H1!KNl104Sとして)理論値
:C,61,81、H,5,89;N、9.83゜1−
イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−C(Z−(
1−シクロプロピルエトキシ)カルボニルメチレンベン
ジル〕ペンズイミタソール実施例17 1−インプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
ヒドロキシカルボニルメチレンベンジル)ベンズイミダ
ゾール 実施例6で得られた1−イソプロピルスルホニル−2−
アミノ−6−(α−ヒドロキシ−α−tert−ブトキ
シカルボニルメチルベンジル)ベンズイミダゾール1.
89gおよびp−)ルエンスルホン酸1.21のクロロ
ホルム100−溶液を2時間加熱還流し、次いで室温に
冷却した。反応溶液を重炭酸ナトリウム水溶液で3回抽
出し、水層を合わせて新しいクロロホルムで洗浄した後
、IN塩酸を加えてpH7,0に中和した。次いで酸性
溶液を酢酸エチルで数回抽出し、抽出液を合わせて水洗
した後乾燥し、溶媒を減圧留去して1−イソプロピルス
ルホニル−2−アミノ−6−(α−ヒドロキシカルボニ
ルメチレンベンジル)ベンズイミダゾールを得た。融点
200−230℃(分解)。
元素分析(CI9019N8045として)理論値:C
,59,21;H,4,97;N、10.90゜実験値
:C,59,20;H,5,02;N、10.67゜実
施例18 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
メトキシカルボニルメチレンベンジル)ベンズイミダゾ
ール 水素化ナトIJウムの鉱油50%懸濁液を0.1y含ム
、1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α
−ヒドロキシカルボニルメチレンベンジル)ベンズイミ
ダゾール(実施例17より)0.779のジメチルスル
ホキシドlQ+nt’攪拌m液に、ヨウ化メチル0.3
ノを一挙に加え、反応混合物を室温で15分攪拌した後
、水5 Q meを加えて希釈した。水性混合物を酢酸
エチルで数回抽出し、抽出液を合わせて水洗し乾燥を行
い、溶媒を減圧留去すると黄色固体の1−イソプロピル
スルホニル−2−アミノ−6−(α−メトキシカルボニ
ルメチレンベンジル)ベンズイミダゾールを得た。
m/e400.293(−5O3CH(CH3)2ノ消
失)UV  (C1−1,OH’)  :  λ25.
 (E  22,50 0  )元素分析(C2o[I
2.N304Sとして)理論値: C’、 60.13
 ;H、5,30’;N 、 10.52゜実験値:C
,59,82;H,5,41;N、10.4B。
実施例19 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
クロロメチレンベンジル)ベンズイミダゾール 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
メチレンベンジル)ベンズイミダゾール(米国特許第4
,118,742号)4.Oyのテトラヒドロフラン1
001+1!fi拌溶液にN−クロロコハク酸イミド1
.56yを一挙に加え一反応混合物を2.5時間加熱還
流した後室温に冷却した。反応溶媒を減圧留去するとゴ
ム状の粗生成物が得られ、ゴム状物質を水中に懸濁しク
ロロホルム中に抽出した。クロロホルム抽出液を合わせ
て水洗後乾燥し、溶媒を減圧留去した。かくして析出し
た生成物をジエチルエーテル50−に溶解し混合液を約
25−に濃縮すると、白色結晶性生成物か沈殿し、トラ
ンス−1−イソプロピルスルホニル−2−アミ/−6−
(α−クロロメチレンベンジル)ベンズイミダゾール1
.5ノと同定した。融点18〇−181℃。収率、34
%。
元素分析(C,8H,8Cz N802Sとして)理論
値:C,57,52;H,4,83;N、11.18゜
実験値:C,57,30;H,4,87;N、10.8
9゜を液をさらに濃縮すれば結晶化は進みフジ−1−イ
ソプロピルスルホニル・−2−アミノ−6−(α−クロ
ロメチレンベンジル)ベンズイミダソール、と同定され
た第二結晶0.9yを得た。融点158−160℃。収
率20%。
元素分析 実験値: C、57,53;H、5,12;N 、 1
1.04゜実施例20 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
ブロモメチレンベンジル)ベンズイミダゾール 実施例19で示される常法に従って、1−イソプロピル
スルホニル−2−アミノ−6−(α−メチレンベンジル
)ベンズイミダゾール5.0g!ヲN−ブロモコハク酸
イミド2.9yと反応させて、標題化合物3.65yを
得た。収率59%。かくして析出する生成物をジエチル
エーテルより分別結晶して、トランス−1−イソプロピ
ルスルホニル−2−アミノ−6−((1−ブロモメチレ
ンベンジル)ベンズイミダゾール1.Oyを得た。融点
18〇−182°C6 元素分析(C1a H+ a B r N a O2S
として)理論値: C、51,44;11 、4.32
 ;N 、 10.00゜実験値:C,51,24;I
t、4.60;N、9.90゜また結晶化の際対応する
シス異性体1.52も得た。融点148−149℃。
元素分析 実験値: C、51,63;)l 、 4.59 ;N
 、 10.21゜実施例21 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
ジクロロメチレンベンジル)ベンズイミダゾール 1−イソプロピルスルホニル−2−アミ、ノー6−(a
−メチレンベンジル)ベンズイミダソール1.71およ
びN−クロロコハク酸イミド1,4yのテトラヒドロフ
ラン5〇−溶液を3時間加熱還流し、反応混合物を室温
に冷却し、溶媒を減圧留去すると油状の粗生成物を得た
。油状物質をクロロホルム100 meに溶解し、水5
0 tneずつで3回洗浄し乾燥を行い、溶媒を留去し
た。かくして析出した生成物をメタノールおよびテトラ
ヒドロフランよす結晶させ、1−イソプロピルスルホニ
ル−2−アミ/−6−(a−ジクロロメチレンベンジル
)ベンズイミダゾール800〜を得た。融点187−1
88°C0収率39%。
元素分析(C18H17C12N30□Sとして)理論
値: C、52,69;H、4,18;N 、 10.
24゜実験値:C,52,56;H,4,38;N、1
0.03゜実施例22 1−(チアジン−2−イル)−2−アミノ−6−(α−
ヒドロキシ−α−アミノカルボニルメチルベンジル)ベ
ンズイミダゾール 1.6モル濃度の旦−ブチルリチウム37.5−のテト
ラヒドロフラン5 Q me冷却(−78°C)攪拌溶
液に、ビストリメチルシリルアセトアミド14.6me
を含むテトラヒドロフラン5o−溶液を1時間で滴下し
て加え、次いで1−(チアジン−2−イル)−2−アミ
ノ−6−ペンゾイルベンズイミダゾール4.0yのテト
ラヒドロフラン30〇−溶液を1時間で滴下して加えた
。反応混合物をさらに3時間攪拌し水3 Q Q me
で希釈した後、室温に戻した。水性混合物をIN塩酸で
酸性にし、有機層を分離除去し、酸性水層をIN水酸化
ナトIJウムでpH7、Qに中和した。水性混合物を酢
酸エチルで2回抽出し、合わせた抽出液を水および食塩
水で洗い乾燥を行い一溶媒を減圧留去して油状物質を得
た。油状物質をジエチルエーテルですりつぶし生しる固
体を希塩酸に溶解L、析出する沈殿を枦取した後乾燥す
ると1−(チアジン−2−イル)−2−アミノ−6−(
α−ヒドロキシ−α−アミノカルボニルメチルベンジル
)ペンズイミダゾ−ルア90〜(収率17%)を得た。
元素分析(C2ol■21N50゜Sとして)理論値:
 C、60,74;H、5,35’; N 、 17.
71゜実験値:C,60,49;H,5,50;N、1
8.00゜UV(CH80H) λ  (ε40,000)、λ248(ε 19,00
0)、10 λ28o(ε7,500)。
NMR(DMSO) 1.8     2   マルチプレット3.0   
  2    シングレット3.3      2  
   )リプレット3.9      2     ト
リプレット6.7−8.0  10    マルチプレ
ット実施例23 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
ヒドロキシ−α−アミノカルボニルメチルベンジル)ベ
ンズイミダゾール ビストリメチルシリルアセトアミド7.33 me (
30ミリモル)および1.6モル濃度の旦−ブチルリチ
ウム溶液18.75./(30ミリモル)を含むテトラ
ヒドロフラン溶液50 meを一78℃で10分攪拌し
、1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−ベン
ゾイルベンズイミダゾール1.03yC3ミ9 温溶液冷却反応混合物に1時間で滴下して加えた。
加える間反応混合物の温度を一78℃に維持し、ベンゾ
イルイミダゾールを完全に加えた後、−78℃で4時間
攪拌し、次いで水75−およびIN塩酸33−で希釈し
た。有機層を分離し酸性水層を酢酸エチルで数回抽出し
た後、有機層と抽出液を合わせ水で洗浄し、乾燥を行っ
た。溶媒を減圧留去して白色固体の生成物を得た。シリ
カゲルクロマトグラフィーにより生成物を精製して、1
−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−ヒ
ドロキシ−α−アミノカルボニルメチルベンジル)ベン
ズイミダゾールを得た。
元素分析( C,、)12□N404Sとして)理論値
:c,55、70 :Il,5.51 ;N,13,9
2。
実験値:C,56.68;Il.5.69;N,13.
70。
mee 4 0 2 、 3 4 3 ( −CH2C
ONH2(7)消失)NMR ( DMSO ) 1、3      6   ダブレット4、1    
  1   カルチット3、2       2   
 巾広いシングレット6、8−8.0   13   
 マルチプレット実施例24 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
ヒドロキシ−α−メチルアミノカルボニルメチルベンジ
ル)ベンズイミダゾール実施例23で示される常法に従
って、旦−ブチルリチウムの存在下てN−メチル−N−
トリメチルシリルアセトアミドを1−イソプロピルスル
ホニル−2−アミノ−6−ベンゾイルベンズイミダゾー
ルと反応させ、1−イソプロピルスルホニル−2−アミ
ノ−6−(α−ヒドロキシ−α−メチルアミンカルボニ
ルメチルベンジル)ベンズイミダゾール120■を得た
。融点92−95°C6実施例25 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
ヒドロキシ−α−ジメチルアミノカルボニルメチルベン
ジル)ベンズイミダゾールジイソプロピルアミン14.
1.e(100ミリモル)を含む。1.6モル濃度のn
−ブチルリチウム溶液62.5mt’(100°ミリモ
ル)のテトラヒドロフラフ 1 0 Q me冷却(−
75℃)攪拌溶液に、N。
N−ジメチルアセトアミド9.3,1100ミリモル)
のテトラヒドロフラン2 5 me温溶液0.5時間で
滴下して加えた。加える間反応混合物の温度は一70°
Cと一75℃の間に維持し、ジメチルアセトアミドを加
え終えた後、−75℃で0.5時間攪拌した。1−イソ
プロピルスルホニル−2−アミノ−6−ベンゾイルベン
ズイミダゾール6、86y(20ミリモル)のテトラヒ
ドロフラン4 0 0 me温溶液冷却反応混合物に、
−70℃以上に温度が上昇しない速度で滴下して加えた
。ベンゾイルベンズイミダゾールを加えた後、反応混合
物を一75°Cで2時間攪拌し、室温に戻し水2 0 
0 meおよびIN塩酸1 0 0 meで希釈した。
有機層を分離し酸外水層を酢酸エチルで数回分液した後
、有機層と抽出液を合わせて水および食塩水で洗浄し乾
燥を行った。溶媒を減圧留去することにより1−イソプ
ロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−ヒドロキシ
−a−ジメチルアミノカルボニルメチルベンジル)ベン
ズイミダゾール5.81を得た。収率67.4%。融点
209−210℃。
元素分析”21H26N404Sとして)理論値:C,
58,59;H,6,09;N、13.01゜実験値:
C,58,47;H,6,36;N、12.83゜実施
例26 1一イソプロピルスルホニルー2−アミノ−6−(α−
アミノカルボニルメチレンベンジル)ベンズイミダゾー
ル p−トルエンスルホン酸3.Orおよび1−インプロピ
ルスルホニル−2−アミノ−6−(α−ヒドロキシ−α
−アミノ力ルポニルメチルベンメチイ       )
ベンズイミダゾール(実施例23に記述の通り製造され
る’)3.Ofのクロロホルム100 me溶液を4時
間加熱還流し、冷却後重炭酸すI−IJウム水溶液およ
び水で洗浄し乾燥を行い1、溶媒を減圧留去した。かく
して析出した生成物をテトラヒドロフランより結晶させ
、トランス−1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ
−6−(α−アミノカルボニルメチレンベンジル)ベン
ズイミダゾール1.1g(融点218−219°C1収
率35%)および対応するシス異性体102(融点2i
1−212℃、収率32%)を得た。
元素分析(c19■12oN403Sとして)理論値:
C,59,36;II、5.24 ;N、14.57゜
実験値(トランス):C,59,14;H,5,12;
、N、14.40゜ 実験値(詠ゴt):C,59,45;H,5,21;N
14.87゜ 実施例26で示される常法に従って一適当な(α−ヒド
ロキシ−a−アミノカルボニルメチルベンジル)ベンズ
イミダゾールをp−トルエンスルホン酸と反応させ脱水
し、以下の(α−アミノカルボニルメチレンベンジル)
ベンズイミダゾール類を製造した。
1−イソプロピルスルホニル−2”7ミ/−6−(α−
メチルアミノカルボニルメチレンベンジル)ベンズイミ
ダゾール。融点89−90℃。収量3.059゜ 元素分析(C2oH2゜N403Sとして)理論値:C
,60,28;H,5,57,N、14.06゜実験値
:C,59,52;H,5,05,N、12.96゜1
−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−ジ
メチルアミノカルボニルメチレンベンジル)ベンズイミ
ダゾール。
融点(トランス)二194−195℃。収率24%。
融点(923:169−−172℃。収率20%。
元素分析”21H24N4011Sとして)理論値:C
,61,15;H,5,86;N、13.58゜実験値
(トランス): C、60,38;H、4,56;N 、 13.11゜
実験値り辷と) C,61,33;H,5,78;N、13.37゜実施
例29 1−(チアジン−2−イル)−2−アミノ−6−(α−
アミノカルボニルメチレンベンジル)ベンズイミダゾー
ル 実施例22で得られる1−(チアジン−2−イル)−2
−アミノ−6−(a−ヒドロキシ−α−アミノカルボニ
ルメチルベンジル)ベンズイミダゾール300■の97
%ギ酸4 me溶液を室温で24時間放置し、飽和の重
炭酸ナトリウム水溶液を加えて中和した後、生成物をク
ロロホルム中に抽出した。クロロホルム抽出液を合わせ
減圧下濃縮すると、油状物質を得た。油状物質をクロロ
ホルム、メタノール、酢酸(容量比70 :10 :2
0)を溶出溶媒とするシリカゲル(LOBAR、メルク
−社製)クロマトグラフィーにより精製し、主要成分を
含む溶出液を合わせ溶媒を減圧留去すると油状物質を得
た。油状物質を水に溶解し重炭酸ナトリウム水溶液に加
えると白色沈殿か析出し、沈殿を戸数後乾燥すると、1
−(チアジン−2−イル)−2−アミノ−6二(α−ア
ミノカルボニルメチレンベンジル)ベンズイミダゾール
130■(収率46%)を得た。質量スペクトルM+理
論値377゜実験値377゜uV (CH30H) :
λ21o(ε35,500);λ25o(ε23.50
0);λ3.。(ε10.250)。
元素分析(C2oH1,N50Sとして)理論値:C,
63,64;H,5,07;N、18.55゜実験値:
C,62,59;H,5,01;N、17.79゜実施
例30 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−〔α−
(2−アミンエチレンベンジル)〕ベンズイミダゾール 1−インプロピルスルホニル−2−アミノ−5−(α−
ヒドロキシ−α−アミノカルボニルメチルベンジル)ベ
ンズイミダゾール2.Ovのテトラヒドロフラン200
 me攪拌溶液にボラン−硫化メチル錯体2,5dのテ
トラヒドロフラン、25d溶液を10分で滴下して加え
た。反応混合物を窒素気流下に3時間加熱還流を行い、
室温に冷却した後IN塩酸25 mlを滴下して加え希
釈し、次いで3N塩酸100−を−挙に加えた。酸性反
応混合物を酢酸エチル5 Q meで2回およびジエチ
ルエーテルで1回洗浄した。水酸化ナトIJウム水溶液
を加えて酸性水層を中和すると、溶液から生成物が沈殿
し、溶媒をデカンテーションにより除いた。固体沈殿を
12N塩酸に溶解し、その溶液を100°Cで3時間加
熱した後室温に冷却し、水酸化アンモニウムでp)(’
7.oに調整すると、白色固体の生成物が沈殿しこれを
戸数した。かくして析出した生成物をシリカゲルクロマ
トグラフィーに付すと一トエーおよびトランス異性体に
分離され、トランス−1−イソプロピルスルホニル−2
−アミノ−6−〔α−(2−アミノエチレンベンジル)
〕ベンズイミダゾール100〜(収率54.5%)を得
た。
融点184−186°C0 元素分析(C1,【12oN402Sとして)理論値:
C,61,60;H,5,99;N、15.12゜実験
値:C,61,90;)1,6.15;N、15.33
゜並ひに対応するニー異性体150■(収率815%)
を得た。融点140”−1’50℃。
実施例31 1−イソプロピルスルボニル−2−アミノ−6−〔α−
(2−ジメチルアミノエチレンベンジル)〕ベンズイミ
ダゾール 実施例30の方法に従って1−イソプロピルスルホニル
−2−アミノ−6−(α−ヒドロキシ−α−ジメチルア
ミノカルボニルメチルベンジル)ベンズイミダゾールを
ボラン−硫化メチル錯体と反応させ、精製して1−イソ
プロピルスルホニル−2−アミノ−6−〔α−(2−ジ
メチルアミノエチレンベンジル)〕ベンズイミダゾール
を得た。
融点140−145°c0収率35%。
元素分析(C2□H26N40゜Sとして)理論値:C
,63,29;H,6,58;N、14.06゜実験値
:C,63,25;H,6,78;N、13.84゜実
施例32 1−インプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
ヒドロキシ−α−メチルスルフィニルメチルベンジル)
ベンズイミダゾール 1、6 M n−ブチルリチウムのテトラヒドロフラン
溶液37−をテトラヒドロフラン7Qmeに溶解したジ
メチルスルホキシド5 meと反応させて、リチウムメ
チルスルフィニルカルボアニオンを製造した。窒素気流
下0−5°Cで301分反応混合物を攪拌後、1−イソ
プロピルスルホニル−2〜アミ/−6−ペンゾイルベン
ズイミダゾール4.0yのテトラヒドロフラン60 m
e溶液を一挙に加えた。
反応混合物を0°Cて1時間攪拌後、室l晶に戻し、2
4℃で更に24時間攪拌し、次いで50℃で36時間攪
拌した。反応混合物を水100−で希釈し有機溶媒を減
圧留去した。水性混合物をIN塩酸でpH2まで酸性と
した後沖過し、供液を炭酸ナトリウムで中和し生成物を
酢酸エチル中に抽出した。抽出液を合わせて溶媒を減圧
留去すると1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−
6−(α−ヒドロキシ−α−メチルスルフィニルメチル
ベンジル)ベンズイミダゾールを得た。
元素分析(c、、■−s□3N304S2として)理論
値:c、54.+6;tI、s、+6;N、9.97゜
実験値: c 、 53.76 ;n 、 5.g7 
;M、 9.24゜UV  (CH30夏1)  : 
 λ2.4 (E  14,686  )  ;  λ
2,5(ε40,000’);λ285(ε 6,03
7)。
m/e  421.343 (−CH2SOCH3の消
失)。
237(−502CH(CH3)2の消失)実施例33 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
メチルスルフィニルメチレンベンジル)ベンズイミダゾ
ール p−)ルエンスルホン酸−水和物120■および実施例
32で得られる1−イソプロピルスルホニル−2−アミ
ノ−6−(α−ヒドロキシ−a−メチルスルフィニルメ
チルベンジル)ベンズイミダゾール240〜のクロロホ
ルム5(Jne溶液を16時間加熱還溝した後、冷却し
水洗後乾燥を行い、溶媒を減圧留去した。かくして析出
した粗生成物をメタノールより結晶させ、1−イソプロ
ピルスルホニル−2−アミノ−6−((1−メチルスル
フィニルメチレンベンジル)ベンズイミダゾール30+
        +vを得た。収率13%。
元素分析(CI9H21N80aS2として)理論値:
C,56,55;H,5,25:N、10.41゜実験
値:C,56,52;Il、5.45’;N、10.3
8゜m/e  403 、388 (−C118)消失
)、282(−5o2CH(CH8)2ノ消失) 実施例34 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
ヒドロキシ−α−メチルチオメチルベンジル)ベンズイ
ミダゾール 1.6M竺−ブチルリチウムの゛rHF冷却(0℃)攪
拌溶液にテトラメチルエチレンジアミン11.6ノを滴
下して加え、反応混合物を10℃で攪拌しながら硫化ジ
メチル6、Oyを一挙に加えた。反応混合物を室温に戻
し4Fi、、間攪拌後アセトン/ドライアイス浴中て一
50°(−冷却した。この冷却攪拌反応混合物に1−イ
ソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−ベンゾイルベ
ンズイミダゾール6.8fのT HF 200 、e懸
濁液を少しずつ加えた。ベンゾイルベンズイミダゾール
を加えた後、反応混合物を24℃に昇温し16時間攪拌
し、次いでメタ/−ル5 Q meおよび水50−で希
釈した。有機溶媒を減圧留去し、水性混合物を飽和塩化
アンモ=7100−で希釈し、クロロポルムで数回抽出
した。抽出液を合わせて水および食塩水で洗浄し乾燥を
行い、溶媒を減圧留去して1−イソプロピルスルホニル
−2−アミノ−6−(a−ヒドロキシ−a−メチルチオ
メチルベンジル)ベンズイミダゾール6.22を得た。
収率76%。
UV(CH80H): λ2,2(E 38,500)
;λ25□CE 15,000);λ284(C6,o
oo)。
実施例35 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
メチルチオメチレンベンジル)ベンズイミダゾール 実施例34で得られる1−イソプロピルスルホ=ルー2
−7ミノー6−(α−ヒドロキシ−α−メチルチオメチ
ルベンジル)ベンズイミダゾールを実面例33の方法に
より脱水して、1−イソプロピルスルホニル−2−アミ
ノ−6−(α−メチルチオメチレンベンジル)ベンズイ
ミダゾールを得た。収量110〜。
UV(CH30H):λ2 + 4 < 536.60
0 ) 、λ270(ε  I  6,000);  
ン、aoa  <  t  1 s、ooo) 。
元素分析” 19H1!lN80゜s2トして)理論値
: C,58,89;H、5,46;N 、 10.8
4゜実験値: C、5B、61 、it 、 5.50
 ;N 、 10.64゜実施例36 1−ジメチルアミノスルホニル−2−アミノ−6−(α
−ブロモメチレンベンジル)ベンズイミダゾール 1−ジメチルアミンスルホニル−2−アミノ−6−(α
−メチレンベンジル)ベンズイミダゾール(米国特許4
,118,742)228qのテトラヒドロフラン1.
Omr溶沙に1.5−ジアザビシクロ(’5.’4.0
 :)ウンデカ−5−エン(商品名Dnu)。
臭素および臭化水素酸の混合物238qを一挙に加えた
。反応混合物を10分間攪拌した後溶媒を減圧留去し、
残渣をクロロボルム3 Q ’meに溶解し水25 m
eで洗浄した。有機層を分離し乾燥後、溶媒を減圧留去
して白色固体241〜(収率86%)を得た。この固体
を酢酸エチル20#Ieより結晶させ1−ジメチルアミ
ノスルホニル−2−アミノー6−(α−ブロモメチレン
ベンジル)ベンズイミダゾール89■を得た。
元素分析(C1□H1□BrN40□Sとして)理論値
:C,48,46;)1,4.07 ;N、13.30
;Br、18.97゜ 実験値:C,48,36;H,4,05;N、13.8
6;Br、19.29゜ 実施例37 1−ジメチルアミノスルホニル−2−アミノ−6−(α
−クロロメチレンベンジル)ベンズイミダゾール N−クロロコハク・酸イミド176qを含む1−ジメチ
ルアミノスルホニル−2−アミノ−6−(α−メチレン
ベンジル)ベンズイミダソール456噌のテトラヒドロ
フラン20d溶液を2時間加熱還流した後、さらに3時
間室温で攪拌した。溶媒を減圧留去すると油状物質を生
じるので、クロロホルムに溶解し水洗を行った。有機層
を分離し乾燥を行い、溶媒を除去して固体生成物404
呵を得た。固体を酢酸エチル35dより結晶させl−ジ
メチルアミノスルホニル−2−アミノ−6−(α−クロ
ロメチレンベンジル)ベンズイミダゾール196#vを
得また。融点207−215℃。収率23%。
元素分析(c、□111□ClN402Sとして)理論
値:C,54,18;11,4.55;N、14.87
;C1,9,41゜ 実験値: C、54,’28 ;H、4,52;N 、
 14.86 ;Ci9.37゜ 実施例38 1−(チアジン−2−イル)−2−アミノ−6−(α−
クロロメチレンベンジル)ベンズイミダゾール N−クロロコハク酸イミド250〜を含む1−(チアジ
ン−2−イル)−2−アミノ−6−(a−メチレンベン
ジル)ベンズイミダゾール500■のテトラヒドロフラ
ン50 me温溶液室温で16時間攪拌し、反応混合物
を加過し供液を水で希釈した後約25 meに濃縮した
。析出する沈殿を汲取し乾燥を行い、1−(チアジン−
2−イル)−2−アミノ−6−(α−クロロメチレンベ
ンジル)ベンズイミダゾール140〜と同定した。
U■(CH80H):λ285(ε27,5oo);λ
2,5(ε15,000)。
元素分析(C,、H,□C,N4Sとして)理論値:C
,61,86;H,4,65;N、!5.19;Ci 
、 9.61゜ 実験値:C,61,16;H,4,89;N、14.5
9;Cz、10.29゜ 供液からさらに生成物が晶出し戸数した。180〜。総
状率64%。
実施例39 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−〔α−
(2−N、N−ジメチルアミノエトキシカルボニルメチ
レン)ベンジル〕ベンズイミダソール 50%水素化す) IJウム鉱油分散物55■および2
−(N6N−ジメチルアミノ)エチルプロミド120〜
を含む、1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6
−(α−ヒドロキシカルボニルメチレンベンジル)ベン
ズイミダゾール(実施例17より)192〜のN、N−
ジメチルホルムアミド25me溶液を0.5時間室温で
攪拌した。反応溶媒を減圧濃縮し、残渣をIN塩酸5 
Q meに溶解した。酸性溶液をクロロホルム25□e
ずつで2回洗浄し重炭酸ナトリウム水溶液を加えて中和
し、酢酸エチルで数回抽出し、抽出液を合わせ水洗後乾
燥した。
溶媒を減圧留去し得られる固体をジエチルエーテルです
りつぶし乾燥後、1−イソプロピルスルホニル−2−ア
ミノ−6−〔α−(2−N、N−ジメチルアミノエトキ
シカルボニルメチレン)ベンジルコベンズイミダゾール
70〜と同定した。融点112−114℃。収率31%
元素分析(023F128N404Sとして)理論値:
 C、60,54;11 、5.14 ;N 、 12
.27゜実験値:C,60,28;II、6.24;N
、11.80゜実施例40 1−イソプロピルスルホニル−2−アセトアミ゛ドー6
−(α−シアノメチレンベンジル)ペンズイミダゾール 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
シアノメチレンベンジル)ベンズイミダゾール(実施例
2の記述の通り製造される)500〜(1,4ミlJモ
ル)の無水酢酸5 me温溶液4時間環境温度で放置し
た。反応混合物を水50−に注ぎ入れ水性混合物を室温
で16時間攪拌し、メチルイソブチルケトンで数回抽出
し、有機層を合わせ乾燥した。有機溶媒を減圧留去して
1−イソプロピルスルホニル−2−アセトアミド−6−
(a−シアノメチレンベンジル)ベンズイミダゾール4
60〜(収率82.5%)を得た。
元素分析(C21H2ON408 Sとして)理論値:
C,61,75;H,4,94;N、13.72゜実験
値:C,61,56;H,5,25;N、13.61゜
NMR(DMSO) 1.2.6    2重のダブレ・ント’      
     2.3      3     シングレッ
ト4.1     1    カルチット6.4   
   1     2本のシングレット7、4−8.0
        芳香性実施例41 1−(チアジン−2−イル)−2−アミ7−6−(a−
ジクロロメチレンベンジル)ベンズイミダゾール N−クロロコハク酸イミド500■を含む1−(チアジ
ン−2−イル)−2−アミノ−6−(α−メチレンベン
ジル)ベンズイミダゾール1,02のテトラヒドロフラ
ン50.ne温溶液室温で12時間放置した。少量の固
体沈殿を沖過により除去した後、N−クロロコハク酸イ
ミドをさらに500■済液に加え溶液を室温で6時間攪
拌した。次いでN−クロロコ−/1り酸イミド500■
をさらに反応混合物に加え12時間攪拌を続け、析出す
る白色沈殿を戸数し風乾すると、1−(チアジン−2−
イル)−2−アミノ−6−(α−ジクロロメチレンベン
ジル)ベンズイミダゾール・塩酸塩640■(収ボ57
%)を得た。融点214−217°C0元素分析(C1
9H17N4S”3として)理論値: C、52,13
;II 、 3.45 ;N 、 12.80゜実験値
:C,52,15;H,3,69;N、13.05゜実
施例42 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
ヒドロキシ−α−ビニルベンジル)ベンズイミダゾール 1−インプロピルスルホニル−2−アミノ−6−ペンゾ
イルベンズイミダゾール1.0g、テトラヒドロフラン
1oo−およヒ1.1 ’M臭化ビニルマグネシウム2
5dからなる溶液全窒素気流下、室温で2時間攪拌した
後、反応混合物をpH7,0の緩衝液700−に加えた
。水性混合物をIN塩酸でPH8に調節し酢酸エチルで
数回抽出した。抽出液を合わせ水洗後乾燥し、溶媒を減
圧留去すると黄色泡状物が得られ、高圧液体クロマトグ
ラフィーにより精製して1−イソプロピルスルホニル−
2−アミノ−6−(α−ヒドロキシ−α−ビニルベンジ
ル)ベンズイミダゾール320〜を得た。
融点133−134℃。
元素分析” 19H21N303Sとして)理論値:C
,61,45;H,5,66;N、11.32゜実験値
:C,61,10;H,5,75;N、11.11゜実
施例43 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−〔α−
(2−ヒドロキシエチレン)ベンジル〕ベンズイミダゾ
ール IN塩酸5−を含む1−イソプロピルスルホニル−2−
アミノ−6−(σ−ヒドロキシーα−ビニルベンジル)
ベンズイミダゾール500〜のジオキサン15+ne溶
液を室温で24時間攪拌し、反応混合物を凍結乾燥して
白色固体を得た。残渣を水中でスラリー化し、pH8に
なるまで飽和重炭酸ナトリウム溶液と共に加熱して1−
イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−〔α−(2
−ヒドロキシエチレン)ベンジル〕ベンズイミダゾール
3709を得た。融点108−115℃(分解)。
元素分析(C10[121N808Sとして)理論値:
C,61,44;H,5,70;N、11.31゜実験
値:C,60,6!5 ;I(,5,66;N’、 1
0.53゜m/e  371 、328 (−C)−I
C■120Hノ消失〕。
264(−5O□CH(CH3)2の消失)実施例44 1−フェニルスルホニル−2−アミノ−6−、(α−ブ
ロモメチレンベンジル)ベンズイミダソール 実施例19で示される常法に従って、1−フェニルスル
ホニル−2−アミノ−6−(α−メチレンベンジル)ベ
ンズイミダゾール5.0yをN−ブロモコハク酸イミド
2.4gと反応させて、標記化合物150■を得た。ジ
エチルエーテルより分別結晶シてトランス−1−フェニ
ルスルホニル−2−アミン・−6−(α−ブロモメチレ
ンベンジル)ベンズイミダゾール100−wを得た。融
点206−208℃。
元素分析(C2,H,6N802BrSとして)理論値
:C,55,52;H,3,55;N、9.25゜実験
値二C、55,28;H、3,58;−N 、 9.0
4゜実施例45 1−シクロへキシルスルホニル−2−アミノ−6−(a
−ブロモメチレンベンジル)ベンズイミダゾール 実施例19で示される方法に従って1−シクロへキシル
スルホニル−2−アミ/−6−(a−メチレンベンジル
)ベンズイミダゾール5.1yをN−ブロモコハク酸イ
ミド2,4gと反応させて標記化合物1.42を得た。
融点154−157℃。ジエチルエーテルより分別結晶
してトランス−1−シクロへキシルスルホニル−2−ア
ミ/−6−(α−ブロモメチレンベンジル)ベンズイミ
ダゾール1.39を得た。融点169−174°c0元
素分析(C2,H2□N302S Brとして)理論値
:C,54,79;il、4.82 ;N、9.13゜
実験値:C,54,53;IN、5.01;N、8.9
5゜実施例46 1−(チアゾリン−2−イル)−2−アミノ−6−(α
−ブロモメチレンベンジル)ベンズイミダゾール 1−(チアゾリン−゛2−イル)−2−アミノ−6−(
α−メチしノンベンジル)ベンズイミダソール1,6y
のテトラヒドロフランl 5 Q at攪拌溶液にN−
ブロモコハク酸イミド906+qを一挙に加え、反応混
合物を室温で72時間攪拌し、溶媒を減圧留去すること
により約1o□rまで濃縮した。
反応混合物を水2oJneで希釈し析出する結晶性沈殿
を戸数し、1−(チアゾリン−2−イル)−2−アミノ
−6−(α−ブロモメチレンベンジル)ベンズイミダゾ
ール600〜と同定した。融点197−199℃。収率
30%。
元素分析(C18H1,BrN4Sとして)理論値: 
C、53,91;H、3,74;N 、 13.08゜
実験値: C、54,14;H、3,79;N 、 1
4.03゜実施例47 1−(チアゾリン−2−イル)−2−アミノ−6−(α
−アミノカルボニルメチレンベンジル)ベンズイミダゾ
ール ビス(トリメチルシリル)アセトアミド122ノのテト
ラヒドロフラン(THF ) 500−冷却(−70℃
)攪拌溶液に旦−ブチルリチウム25〇−を滴下して加
え、1−(チアゾリン−2−イル)−2−アミノ−6−
ベンゾイルベンズイミダゾール32.2 f OJ −
I’ HF 1500 me スラ’J−ヲ少1゜ずつ
加えた。添加終了後反応混合物を一70″Cで6時間攪
拌した。次いで反応混合物を□冷却水21に加え、有機
層を分離後乾燥し、溶媒を減圧留去すると1−(チアゾ
リン−2−イル)−2−アミノ−6−(α−トリメチル
シリルオキシ−α−アミノカルボニルメチルベンジル)
ベンズイミダソール33.27pを得た。融点242−
243’C0元素分析(C2□H2□N50□SSiと
して)理論値:C,58,40;It、5.78 ;N
、15.39;0.6.86゜ 実験値: C、58,25;II 、 6.00 ;N
 、 15.44;0.7.05゜ 上記で得られる化合物9.06pのギ酸5o−溶液を約
80℃で1時間加熱し、反応混合物を水5゜11/に加
えてIN水酸化ナトI〕ウムでアルカリ性にした。析出
する沈殿を戸数し メチル′エチルケトンよす再結晶し
て、1−(チアゾリン−2−イル)−2−アミノ−6−
(a−アミノカルボニルメチレンベンジル)ベンズイミ
ダゾール6、isyを得た。融点228°c0収率84
.6%。
元素分析(CI9H1゜N50Sとして)理論値二C,
62,79;H,4,81;N、19.06;0.4.
51゜ 実験値: C,62,79;H,4,71;N 、 1
9.27;0.4.4Q。
実施例48 1−(チアゾリン−2−イル)−2−アミノ−6−(a
−アミノカルボニルメチレンベンジル)ベンズイミダゾ
ール・メタンスルホン酸塩 実施例46で得られる1−(チアゾリン−2−イル)−
2−アミノ−6−(α−アミノカルボニルメチレンベン
ジル)ベンズイミダゾール2.0gおよびメタンスルホ
ン酸1.0yを含むイソプロピルアルコール20〇−懸
濁液を24℃で2時間攪拌し、反応混合物を濾過し固体
を新しいイソプロピルアルコールおよびヘキサンで洗浄
し、次いで乾燥して1−(チアゾリン−2−イル)−2
−アミノ−6−(α−イ アミノカルボニルメチレンベンジル)ベンズイミダゾー
ル・メタンスルホン酸塩6.5gを得た。融点235−
237℃。
元素分析(C2olI2.N504S2として)理論値
: c 、 5.2.03 ;H、4,52;N 、 
15.00;0.13.69 ;S、13.78゜ 実験値:C,52,27;H,4,61;N、15.2
4;0.13.93;S、13.95゜ 実施例49 1−シクロへキシルスルホニル−2−アミノ−6−(α
−シアノメチレンベンジル)ベンズイミダゾール7セト
ニトリル4.92yのテトラヒドロフラン(TI(F)
溶液を一70℃に冷却し、旦−ブチルリチウム75me
(0,12干ル)を滴下して加え。
次いで1−シクロへキシルスルホニル−2−アミノ−6
−ペンゾイルベンズイミタ゛ソール11.52yの゛r
iir溶液を少しずつ加えた。反応混合物に塩化アンモ
ニウムの飽和溶液を加え、分離した一rE(F層を洗浄
後乾燥し溶媒を減圧留去した。生成物をメチルエチルケ
トンより結晶させ濾過して、固体状の1−シクロへキシ
ルスルホニル−2−アミノ−6−(α−ヒドロキシ−α
−シアノメチルベンジル)ベンズイミダゾール10.3
yを得た。
上記のカルビノールをギ酸中O℃で3時間脱水反応し、
反応混合物を濃縮後洗浄しpHを約6に調節した。次い
でメチルエチルケトンを加えて生成物を結晶させた。
m/6406.260.342゜ UV(CH80H):λ215(ε35,000);λ
260(ε22,500);λ3□5(ε15,000
’)。
NMR(DMSO) 1.0−2.0   10   マルチプレット3.7
      1  マルチプレット7、0−7.7  
  8   芳香性マルチプレット元素分析(C2□H
21N40゜Sとして)理論値:C,65,16;H,
5,22;N、13.82゜実験値:C,65,27;
H,5,43;N、13.64゜実施例50 1−(チアゾリン−2−イル)−2−アミノ−6−(α
−シアノメチレンベンジル)ベンズイミダゾール 0℃の1−(チアゾリン−2−イル)−2−アミノ−6
−(α−ヒドロキシ−α−シアノメチレンベンジル)ベ
ンズイミダゾール5.3yのピリジン10〇−攪拌溶液
にチオニルクロライド1.82を加えた。T L Cに
より反応の進行を追跡し、反応が完了した時点でピリジ
ンを減圧留去し、水を加えて得られる沈殿を戸数するこ
とにより生成物を得た。
m/e  345,298,190゜ UV(CH80H): λ336(t 20,500)
;λ260(ε 20,000);λ22゜(ε 25
,000)。
実施斐j51 1−フェニルスルホニル−2−7ミ/−6−(α−シア
ノメチレンベンジル)ペン、ズイミダゾール 1−フェニルスルホニル−2−アミノ−6−ベンゾイル
ベンズイミダゾール10.54yをテトラヒl’07う
:/(−rtlF )500ml’に溶解し、−70℃
てアセトニトリル6.15yの−[11F溶液にn−ブ
チルリチウム92 mlと共に加えた。反応混合物を数
時間攪拌し氷中IN塩酸に注いだ。各層に分離した後T
HF層を洗浄後乾燥し減圧濃縮を行い、濾過して1−フ
ェニルスルホニル−2−アミノ−6−(α−ヒドロキシ
−α−シアノメチレンベンジル)ベンズイミダゾールを
得た。
上記のカルビノールをギ酸中水蒸気浴上3時間加熱し、
0.2N水酸化ナトリウムを加えた。次いで混合物を酸
性とし、戸数した後メチルエチルロケトンに溶解して濾
過することにより、生成物3,21を得た。融点218
−220℃。
元素分析(C2□H,6N40□Sと・して)理論値:
C,65,98;H,4,03;N、13.99゜実験
値:C,65,74;H,3,96;N、13.72゜
mle  400.259.190.77゜UV(CO
30H):λ2o4(ε36,000);λ254(ε
 23,500)、λ8□5(ε 14,000)。
7.0−8.1   10   芳香性マルチプレット
およびNH2 実施例52 1−シクロへキシルスルホニル−2−アミノ−6−(α
−アミ7カルポニルメチレンベンジル)ベンズイミダゾ
ール ビストリメチルシリルアセトアミド51 y (0,2
5モル)および1.5Mn−ブチルリチウム溶液156
’Tnf (0,25モル)を含むテトラヒドロフラン
10〇−溶液を一70°Cで2時間攪拌した。次いで1
−シクロへキシルスルホニル−2−アミノ−6−ベンゾ
イルベンズイミダゾール19.5y(0,05モル)の
テトラヒドロフラン200 me温溶液冷却反応混合物
に1蒔間で滴下して加えた。加える間反応混合物の温度
を一70゛Cに維持し、ベンゾイルベンズイミダゾール
を完全に加えた後−70℃で2時間攪拌した。次いて反
応混合物を一20℃まで昇温し水150 meを加えた
。有機層を分離し硫酸マグネシウムを用いて乾燥後濾過
し、減圧濃縮して乾固した。残渣をメタノール中にとり
生成物ヲ沈殿させ1−シクロヘキシ)Lスルホニル−2
−アミノ−6−(a−1−リフチルシリルオキシ−α−
アミノカルボニルメチルベンジル)ベンズイミダゾール
7.2gを得た。
上記生成物を酢酸エチルにとり戸数し、濃縮乾固して9
796ギ酸を加えた。溶液を水蒸気浴上濃縮するまで加
熱し、水を加えゴム状物質を分離した。残渣をメチルエ
チルケトンに溶解し戸数した後、メタノールおよびメチ
ルエチルケトンに溶解し減圧濃縮した。反応混合物を室
温で一夜放置し一生成物を緑〜黄色のシス体および無色
〜白色のトランス体の二異性体を結晶化させた。結晶を
手で分割してトランス体3yを純品として得た。融点2
10−211℃。
mle  424.278 (−5O2−シフoへ*’
、zルの消失)。
元素分析(C2□H24N403Sとして)理論値:C
,62,24;H,5,70;N+ 13.20゜実験
値:C,61,97;H,5,42;N、13.01゜
UV (CH30H) :λ21.(ε19,500’
);λ310(ε 10,800)。
NMR(DMSO) 1.0−2.0   10   マルチプレット(シク
ロヘキシル) 6、35       1    シングレット(c=
ctt  )6.8−7.4   10   マルチプ
レット (芳香性および−NH2) 実施例53 1−(チアゾリン−2−イル)−2−アミノ−6−(α
−クロロメチレンベンジル)ベンズイミダゾール・塩酸
塩 1−(チアゾリン−2−イル)−2−アミノ−6−(α
−メチレンベンジル)ベンズイミダゾール25y(0,
0078モル)のテトラヒドロ・フラン溶液にN−クロ
ロコハク酸イミド1.1y(0,00825モル)を加
え、反応混合物を一夜攪拌し減圧濃縮後水を加えてT 
HF中に抽出し乾燥し、た後、減圧濃縮した。生成物は
メタノールより結晶させた。融点214 ・−216°
C0元素分析(CI8I(16N4SC’2として)理
論値:C,55,25;H,4,12;N、14.32
;C/ 、 1.8.12゜ 実験値:C,56,03;H,4,48;N 、 14
.44;C1,19,39゜ UV (CH30H’> :λ2o、(ε28,000
);λ236(ε 23.000);λ2,5(ε 1
5,000’)。
NMR(CDC13’) 3.6      2     トリプレット4.35
     2    1−リプレッド6.6  、  
 1    シンブレラ【・7、0−7.7.  8 
    マルチプレット9.5     2    中
広いシングレット11.3      ’1     
巾広いシングレット実施例54 1−(チアジン−2−イル)−2−アミノ−6−(α−
エトキシカルボニルメチレンベンジル)ベンズイミダゾ
ール ビストリメチルシリルアセトアミド231のテトラヒド
ロフラン(TI−(F )溶液にn−ブチルリチウム8
0IIIt’(0,12モル)を加え、この溶液を一7
0℃に冷却し、酢酸エチル11m1を加えた。
反応混合物を30分攪拌し、1−(チアジン−2−イル
)−2−アミノ−6−ベ〕/ゾイルベンズイミダゾール
6.729 (0,02−Fニル) ノTHFi液を少
しずつ加えた。−10’Cまて昇温し、塩□酸−氷水浴
上に注入後濾過し、酢酸エチルで抽出後洗浄し蒸発乾固
した。残渣をメタンスルホン酸2゜3滴を加えたクロロ
ホルム中に溶解し、3時間還流後濃縮した。反応混合物
に水を加えpHを5−6に調整し、酢酸エチルで抽出(
5、シリカゲル上に吸着させジエチルニー・チルで洗浄
後、酢酸エチルで洗浄し、次いで”f l−(Fて洗浄
した。Tl1F溶出液より生成物を濃縮し、酢酸エチル
より結晶させて、1−(チアジン−2−イル)−2−ア
ミノ−6−(α−ヒドロキシ−α−エトキシカルボニル
メチルベンジル)ベンズイミダゾールを得た。融点16
7−169℃。
元素分析(C22H24408SトLテ)理論値:C,
62,24;H,5,70;N、13200実験値:C
,63,14;H,6,04;N、12.800上記の
カルビノールを環流温度で3時間トルエンおよびメタン
スルホン酸を用いて脱水反応し、反応混合物を減圧濃縮
し、残渣を酢酸エチルに溶解復水および飽和の重炭酸ナ
トリウム溶液で洗浄1−1硫酸マグネシウムで乾燥後減
圧濃縮して最終生成物を得た。
m/e  406.365,334,307,276゜
262.195,181゜ 元素分析(C22H2□N40□Sとして)理論値:C
,65,00;H,5,46;N 、 13.78゜実
験値:C,64,70;H,5,33;N、13.52
゜UV (CH3OH) :λ21o(641,500
);λ250(ε 25,000);λ33o(C1,
4,000)。
NMR(DMSO) 1.0       3    )リプレット2、85
     2    マルチプレット3.15   、
    2    )リプレット3.9       
4    トリプレットおよびカルチット 6.3       1   2本のシングレット6.
7−7.6   10    芳香性゛マルチプレット
およびNH2 実施例55 i’−(2−チェニルスルホニル)−2−アミノ−6−
(a−ブロモメチレンベンジル)ベンズイミダゾール !−(2−チェニルスルホニル)−2−アミノ−5−(
a−メfレンベンジル)ペンズイミタソール5ノのテト
ラヒドロフラン250 me攪拌溶液にN−ブロモコハ
ク酸イミド2.46 y (0,0138モル)を加え
ると、混合物は深紅色となった。溶液を一夜攪拌した後
、硫酸マグネシウムで乾燥し減圧濃縮した。残渣を渇水
に溶解後沖過し、水で3回洗浄して生成物5.41y(
9,0%)を得た。
融点1.80−185°C0 m/e  461,312,233,190,147,
99゜元素分析(C,、H14N302S2Brとして
)理論値:C,49,57;H,3,07;N、9.1
3゜実験値:C,49,33;H,3,30;N、8.
91゜UV (CH30H) :λ2、o(ε32,5
00);λ254(ε 22,000);λ2,5(ε
 12,000)。
NMR(DMSO) 6.8−7.8   10    マルチプレット実施
例56 1−シクロへキシルスルホニル−2−アセトアミド−6
−(α−アミノカルボニ!レメチレンベンメチ)ベンズ
イミダゾール 1モルの1−シクロヘキシルスルホニル−アミノ−6−
(α−アミノカルボニルメチレンベンジル)ベンズイミ
ダゾールのTHF溶iを1モルの無水酢酸と反応させ2
日間攪拌した。混合物を蒸発乾固し、残渣をT H F
に溶解して塩化ナトリウムおよび重炭酸すl− IJウ
ムて2回洗浄後乾燥し減圧濃縮し、メチルエチルケトン
に溶解し生成物を汲取した。
元素分析(C24H26N404Sとして)理論値:C
,61.78;H,5.62;N,12.01。
実験値:C,59.05 ;H,5.64 ;N,11
.14。
UV(CH OH):λ29o(ε 15,000);
λ260(ε 15,000);λ2、o(ε 29;
000)。
NMR(DMSO) 0、8=2.0    ’10     マルチプレッ
ト2、 1 5        3     シングレ
ット3、8       1    マルチプレット4
、46        3     シングレット(2
,各異性体)6・9−7・8    9    マルチ
プレ・ント実施例57 1−チアゾリン−2−イル)−2−アミノ−6−(α−
ヒドロキシ−α−アミノカルボニルメチルベンジル)ベ
ンズイミダゾール ビストリメチルシリルアセトアミド12Fのテトラヒド
ロフラン(THF)溶液を一75℃に冷却し、1.5M
n−ブチルリチウム溶液4 Q meを加えた。反応混
合物を20分攪拌後、1−(チアゾリン−2−イル)〜
2ーアミノー6ーペンゾイルベンズイミダゾール3.2
29を少しずつ加えた。
反応混合物を約30分攪拌し5℃まで昇温し一夜放置し
た。混合物を蒸発乾固し、残渣を水にとり酢酸エチルに
抽出した。有機層を水洗し硫酸マグネシウムで乾燥し蒸
発乾固した。残渣をジエチルエーテルでスラリー化し生
成物3.88yを汲取した。
元素分析( C,、H,、N502Sとして)理論値:
 C 、 59.83 ;H 、 5.02 ;N 、
 18.36。
実験値:C 、60.00 ;H 、5.35 ;N 
、 18.07。
NMR( DMSO ) 3、6      2    トリプレット4、4  
     2     トリプレットto.o    
  1     巾広いシングレット12、8    
  2     巾広いシングレット式■で示されるベ
ンズイミダゾール化合物を純粋な化合物としておよび異
性体混合物として試験を行った。両異性体ともウィルス
の増殖を阻害するが、6−異性体は5−異性体よりも一
般に活性が高い。
式■で示される化合物をウィルスの増殖している培地に
加えると、数種のウィルスの増殖を′抑制することが可
能である。従って式■の化合物は、病院で使用するガラ
ス製品および病院あム薯ま食品製造所での床壁面など、
ポリオ、コクサラキー、ライノウィルス、またはその他
のウィルスが存在している表面を防染するために、好ま
しくは界面活性剤と共に水溶液として用いることができ
−る。
好ましくは、式■で示される化合物を、個々の投与経路
に適した工ないしそれ以上の補助剤と組み合わせて用い
る。たとえば経口投与の場合、乳糖、ショ糖、テンフン
粉、セルロース、タルク、ステアリン酸マグネシウム、
酸化マグネシウム。
硫酸カルシウム、アラビアゴム粉、ゼラチン、アルギン
酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、およびステアリン
酸のような製薬上用いられる希釈剤もしくは担体で、化
合物を製剤化″する。このような製剤は投与の便宜のた
め、錠剤に製剤化するかもしくはカプセルに詰めること
ができる。また該化合物は非経口的にも投与できる。液
体とも混合できるので点鼻薬としてもしくは鼻内スプレ
ーとして投与することができる。
以下の実施例で、化合物(I)を用いる製剤の代表的な
ものをいくつか例証する。
実施例58 250■錠の調製 式1の化合物の例である1−ジメチ ルアミノスルホニル−2−アミノ− 6−C(α−エトキシカルボニルメ チレン)シクロブチルメチル〕ベン ズイミダゾール           250〜乳糖 
               200〜コーンスター
チ            300〜コーンスターチペ
ースト         50〜ステアリン酸カルシウ
ム         5■リン酸二カルシウム    
      45−vオレフィン系ベンズイミダゾール
、コーンスターチ、乳糖、およびリン酸二カルシウムを
均一に混合し、コーンスターチペーストを10%水性ペ
ーストに調製し混合物中に混合し均一にする。混合物を
ステアリン酸カルシウムと混合し、次いで錠剤に圧縮す
る。この錠剤は体重が約70階でインフルエンザなどの
ウィルス性疾患に罹患した患者に、−B1ないし約6錠
の割合で投与する。
実施例59 座薬の調製 式Iの化合物の例である1−イソプ ロピルスルホニル−2−アセトアミ ド−5−(α−ジブロモメチレンベ ンジル)ベンズイミダゾール     500■チオブ
ロモ油           1500■上記成分を約
60℃の温度で均一に混合し、廃剤用鋳型の中で冷却す
る。この様な座薬はポリオニウィルスもしくは関連ウィ
ルスを原因とするウィルス性疾患患者に投与可能である
実施例60 経口懸濁化剤の調製 式Iの化合物の例である1−エチル スルホニル−2−アミノ−6−(α −アミノカルボニルメチレンベンジ ル)ベンズイミダゾール(塩酸塩と して)                  500■
ソルビトール溶液(70%N、F、)     40〜
安息香酸ナトリウム         15oIlv乳
糖                 10vチエリー
香料      □       5−OLIvエタノ
ール              100 d上記成分
をシロップ1fR1当り5〜の活性成分を含むように調
合する。シロップを1日に約5ないし約20d投与して
、ヒトのカゼと診断されるウィルス性疾患を予防する。
実施例61 鼻内剤 重量% 式Iの化合物の例である1−イソプ ロピルスルホニル−2−アミノ−6 −〔(α−ブロモメチレン)−4− メトキシベンジル〕ペンズイミタソ ール                  1.0アン
タロツクス(Antarox )  (非イオン性ポリ
オキシエチル化脂肪油、 GAF社)             38.5エタノ
ール              10.07レオ7(
Freon) L L(トリクロロモノフルオロメタン
)        −25,07L/オン12(ジクロ
ロジフルオロ メタン)25.0 メントール               0.5オレ
フイン系ベンズイミダゾールを約70−80°Cでアン
タロツクスに加え一混合物を溶液になるまで攪拌する。
溶液を冷却しエタノール/メントール混合物で希釈し一
エアーゾル容器に封入し0℃に冷却し、フレオン推進剤
を加えエアーゾル容器をバルブで密閉した。
式1で示されるオレフィン系ベンズイミダゾール類およ
びベンズイミダゾールカルビノール類はウィルスの増殖
の抑制および除去に効果があることが示されている。従
ってこれらの化合物は抗ウィルス剤として価値があり、
コクサラ+−(A9、A21、B5)、エコーウィルス
(株1−4)、メンゴ、ライノウィルス(25株)、ポ
リオ(I、■、および■型)および関連のウィルスなど
のウィルスに起因する数多くの動物ウィルス性疾患のい
ずれをも、制御、治療、および予防するのに利用されう
る。式1で示される数多くのベンズイミダゾール類の抗
ウィルス活性は、そのような生物活性を測定するために
設定された標準試験で評価されている。そのテストの1
つではアフリカ産ミドリザルの腎細胞および米国特許4
,018,790で記述されるようにして増殖されるヘ
ラ(Hela)細胞が使用された。細胞をポリオニウィ
ルスで感染させ、ウィルス感染細胞に式■て示される化
合物を種々の濃度で含む製剤を被覆した。処置したウィ
ルス感染細胞の培養に次いで、ウィルスが細胞内で感染
し繁殖した場所に形成したウィルスプラクを数え、プラ
グの数を試験化合物の各濃度レベルでのコントロール数
と比較した。試験化合物の活性を、プラグ形成を50%
妨げるのに必要な化合物の濃度(μy /me ’) 
(=I5o値)として表わした。
第2表は式Iで示されるオレフィン系ベンズイミダゾー
ル類数種のポリオニウィルスに対する活性を表わしてい
る。第2表においてI欄は上記の実施例の番号において
製造される化合物に関し、■欄は試験化合物の異性体を
示し、■欄は50%ウィルス増殖の阻止(I5o)に必
要な各化合物の濃度をμ97’neで記録している。
(以下余白) 第2表 オレフィン系ベンズイミダゾール類のポリオニウィルス
阻止(■5o)(μf/d’)(実施例−)   (異
性体)    (15o)3      トランス  
  o、023      シス      o、17
14      トランス    0.0826   
   シス      0.0826       ト
ランス    o、0119      シス    
  6 19      トランス    0.0121   
            0.3539      ト
ランス    1.520      トランス   
 0.0211      トランス    0.01
11      シス      0.0829   
   混合物   0.35−0.75この結果により
式■で示されるオレフィン系ベンズイミダゾール類は強
力な抗ウィルス剤であること、および種々のウィルスに
起餠る感染症の治療に用いられうろことが示される。
式1で示される多数の化合物は試験管内組織培養スクリ
ーンで評価した。この分析法は組織培養プレートの底に
移植した細胞板の増大を観察することにより行った。細
胞をウィルス株で感染させ、栄養寒天の均一層で被覆し
た。試験化合物の測定量で飽和したr紙ディスクを寒天
の表面につけ一プレートを37℃で培養し細胞をホルマ
リンで固定化し、テトラクローム染色剤で染色した。試
験化合物の寄与による抗ウィルス活性のゾーンをミリメ
ートル単位で読み取る。防御された細胞の形態を、完全
に破壊された細胞を0および正常細胞を4で表示して0
から4の段階法で評価する。
下記の第3表はこの試験管内分析法により評価した式I
で示される数種の化合物の結果を示す。
化合物はすべて2000μy / meの濃度におし1
て分析した。細胞防御のゾーンの大きさをミリメートル
単位で示す。ゾーンの大きさの次の活弧の中の数字は形
態的な示数である。k8およびに9の異なるオレフィン
系ベンズイミダゾールはシスおよびトランス異性体の混
合物として評価した。“−”で記録した結果は評価され
た投与量のレベルでは活性がみられなかったことを示す
(以下余白) アフリカ産ミドリザルの腎細胞(BSC−1)もしくは
ヘラ細胞(5−3)を5%不活化ウシ胎児血清(FBS
 )、ペニシリン(150ユニット1me )、および
ストレプトマイシン(150tlf/me ’)ト共に
培地199中37℃で25CCフアルコン(F’alc
on)・フラスコ中増殖させた。融合性の単一層を形成
したとき上清の増殖培地を除去し、ウィルス(エコー、
メンゴ、コクサラキー、ポリオ、もしくはライノウィル
ス)の適当な希釈液0.3 meを各フラスコに加えた
。室温で1時間吸収させた後、ウィルス感染した細胞板
に、1%イオン培地N112が1部、およびFBS、ペ
ニシリン、およびストレプトマイシンを含む倍増強力培
地199が1部からなり、ミリリットル当り100.5
0.25.12.6−3、および0マイクログラム(μ
y/me)の濃度で薬物を含む培地を被覆した。薬物を
含まないフラスコは試験のコントロールとした。式Iで
示されるベンズイミダゾール化合物の貯蔵溶液を104
μy/me濃度のジメチルスルホキシド希釈溶液として
調製した。フラスコをポリオ、コクサラキー−エコー、
およびメンゴウィルスに対しては37℃で72時間、並
びにライノウィルスに対しては32°Cで120時間そ
れぞれ培養した。細胞内でウィルスが感染し繁殖した場
所にプラクがみられた。10%ホルマリンおよび2%酢
酸ナトリウム溶液を各フラスコに加え、ウィルスを不活
化させ、細胞板をフラスコ表面に固定した。
周囲の細胞部をクリスタルバイオレットで染色した後、
ウィルスのプラクを大きさに構わず数え上げ、各薬物濃
度でプラグの数をコントロールの数−と比べた。試験化
合物の活性はプラク抑制パーセントもしくは阻止パーセ
ントとして表わした。(もしくは、プラク形成を50%
阻企する薬物濃度を活性の尺度として用いることができ
る。50%阻止は工、。の記号により示され、この結果
のいくつかは第2表中に示しである。) ポリオウィルス■型は増殖しやすく、−貫した試験結果
が得られたので、ポリオウィルス■型阻止という用語で
試験結果を表現する。とはいえ式1で示される化合物の
活性は、コクサツキ−(A9、A、21=B5)−エコ
ーウィルス(株1−4)、メンゴ、ラインウィルス(2
5株)、およびポリオ(■、■、■型)のような他のウ
ィルス培養株に対しても確かめられた。式■で示される
種々の化合物の試験結果は下記の第4表にまとめられる
。第4表中第1欄は上記の化学合成の実施例に由来する
実施例の番号を示(2、第2欄は対応するベンズイミダ
ゾール生成物の5(6)−配位を示し、並びに第3−1
0欄は0.75−100(μy/me’)までの薬物希
釈度におりるウィルスプラグ形成の抑制を示す。
(以下余白) すで(こ指摘したように、動物とりわけヒトのウィルス
性疾患の治療および予防上の管理に有用な製薬学的製剤
を示し、本発明を更に具体的に説明する。製剤は式■で
示されるベンズイミダゾールを製薬上用いられる希釈剤
、賦形剤、もしくは担体と組み合わせてなる。好ましく
は活性成分として式■のオレフィン系ベンズイミダゾー
ルを製剤中に有し、重量で約0.5ないし約95%の活
性成分を含むようにする。該化合物は乳糖、ソルビトー
ル、マンニトール、ばれいしょでんぷんおよびコーンス
ターチなどのでんぷん、アミロペクチン、セルロース誘
導体、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシ
ウム、ポリエチレングリコールワックス、ポリビニルピ
ロリドン、および関連した希釈剤等の固形希釈剤並ひに
賦形剤と混合することにより、通常の経し]剤にしても
よい。その場合には理想的には便利な経口剤として錠剤
に圧縮される。あるいはゼラチンカプセルなどのカプセ
ル剤にするか、もしくは舌下錠に適した錠剤に成形して
もよい。
式■の化合物は直腸に投与しても効果があり、理想的に
は適当な中性脂肪塩基とまたは植物油もシくハハラフィ
ン油と混合した式1のベンズイミダゾールを含有する原
剤が好ましい製剤である。
経口投与のための液としてシロップ剤もしくは懸濁剤を
調製してもよい。その場合には、砂糖、エタノール、水
、グリセロール、プロピレン、グリコールその他の多数
の適当な補助剤のどれかと組み合わせて、式■の化合物
が重量で約0.5ないし約20%製剤中に含有されるよ
うにする。
式■のベンズイミダゾール類を、ウィルス性疾患患者も
しくは予防的治療が必要な患者に非経口的に投与しても
よい。その場合の投与には、式■の化合物を特に酸付加
塩として生理食塩水、グルコース水溶液その他の適当な
溶媒に溶解して液剤を調製すればよい。液剤中には、式
■のベンズイミダゾールが重量で約0.5ないし約80
%、好ましくは約1ないし約20%含まれるようにする
式Iの化合物を鼻腔内噴霧剤もしくは吸入剤に製剤化し
てもよい。その場合には、製剤中にベンズイミダゾール
が理想的には重量で約0.5ないし約10%含まれるよ
うにする。鼻腔内噴霧剤には通常、重量約0.5ないし
約5%の活性成分が含まれ、非イオン性ポリオキシエチ
ル化油脂などの担体、エタノールなどのアルコール類、
メントールなどの香味剤、およびポリハロゲン化メタン
などの推進剤を含むようにする。
さらに、ウィルス性疾患に罹患した、もしくはウィルス
性疾患の予防上の管理が必要な哺乳類の治療の方法を示
し、本発明を具体的に説明する。
この方法は豚、牛、馬その他の家畜動物の治療であり、
式1で示されるベンズイミダゾールの抗ウィルス剤とし
ての有効量を対象に投与することを特徴とする。上記に
おいて指摘したように、該化合物は経口および非経口な
どのいくつかの経路のいずれかによる簡便な投与のため
に、適当に製剤化することかできる。活性化合物の個々
の投与量は、選ばれる個々のベンズイミダゾール、投与
経路、治療すべきもしくは防除すべきウィルスの特殊性
、宿主の耐性、および医療分野で知られてぃの体重I 
Kg当り約0.1ないし約500〜を抗ウィルス剤とし
ての有筋量として投与することが一般的である。活性化
合物の典型的な投与量は、より好ましくは約1ないし約
200〜/に9であり、理想的には約10ないし約25
0fng/に9である。その場合の投薬は、1日約1回
投与するかもしくはより重症のウィルス性疾患の場合に
は1日2ないし3回、要すればそれ以上の頻度で投与す
る。この反復投与は、化合物が鼻腔内噴霧剤として製剤
化された場合には特に望ましい。
特許出願人  イーライ・リリー・アンド・カンパニー
1頁の続き ■Int、 C1,3識別記号   庁内整理番号0発
 明 者 チャールズ・ジエイ・パゲットアメリカ合衆
国インディアナ州 インディアナポリス・リッジ・ ヒル・アベニュー1628番地 0発 明 者 ジエイムズ・エイチ・ライケルアメリカ
合衆国インディアナ用 グリーンウッド・サンシャイン ・ウェイ4068番地

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式で表わされる化合物および製薬学的に許
    容されるその酸付加塩。 CI) 〔但し、式中 R1は水素またはC1〜C4アルカノイlし;R2は水
    素、−so□R8−または式 で表わされる基 (式中、 R8ハC,〜C5アルキル、08〜C7シクロアルキル
    、フェニル、フリル、チェニル、マタハR5R6N、但
    し、R5およびR6はそれぞれ61〜C3アルキルを表
    わすか、両者か結合する窒素原子と共にピロリジノ、ピ
    ペリジノもしくはモルホリノを表わす; に4は水素、01〜C3アルキル、フェニル、またはベ
    ンジル;および nは2または3を表わす); R7は水素、c 、c アルキル、C8〜C7シクロ7 アルキル、(03〜C7シクロアルキル)メチル、1−
     (03〜C7シクロアルキル)エチル、フェニル、ま
    たは置換フェニル; Xは水素てYはヒドロキシ、またはXとYが一緒になっ
    て結合を形成する; に8およびR9はそれぞれ水素、ノ・ロゲン、シア(0
    )m ノ、ニトロ、sc、、、c  アルキル−C■]2R、
    4 COR10、フエニノペまたは置換フェニル(式中、 mは0.1または2; C4アルカノイルオキシ、ハロゲン、C3〜C6シクロ
    アルキルー〇1〜C4アルコキシ、または(0−C,−
    C4アルキル)γNRIIRI2、但し、yは0または
    1、Rl 1およびRI2はそれぞれ水素または01〜
    C4アルキルを表わす); 但し、R8およびR9のいずれかがハロゲンであり、他
    方もハロゲンである場合を除き R8およびR9の少く
    とも一方は水素であるものとし、Yがヒドロキシである
    場合、R8およびに9はハロゲン以外のものであるもの
    とする〕 2、xおよびYが一緒になって結合を表わす特許請求の
    範囲1に記載の化合物。 3、  Rが2−チアゾリニルまたは2−チアジニルで
    ある特許請求の範囲1または3に記載の化合物。 4、R1が水素でR7がフェニルである特許請求(の範
    囲1または3に記載の化合物。 5、に8およびR9の一方が水素であり、他方がハロゲ
    ン、シアン、またはCORC但し、k は01〜C4ア
    ルコキシまたは(0−C,〜C4アルキル)、NRII
    R+2を表わす〕である特許請求の範囲lまたは4に記
    載の化合物。 6、R8およびに9の一方がハロゲンである特許1=イ
    ソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−シアノ
    メチレンベンジル)ベンズイミダゾール、 1−(チアゾリン−2−イル)−2−アミノ−6−(α
    −アミ7カルポニルメチレンベンジル)ベンズイミダゾ
    ール、 1−(チアジン−2−イル)−2−アミノ−6−(α−
    アミノカルボニルメチレンベンジル)ベンズイミダゾー
    ル、 1−インプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
    ブロモメチレンベンジル)ベンズイミダゾール、 1−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−((x
    −り0ロメチレンベンジル)ベンズイミダゾール、 1−(チアジン−2−イル)−2−アミノ−6−(α−
    クロロメチレンベンジル)ベンズイミダゾール、 】−イソプロピルスルホニル−2−アミノ−6−(α−
    アミ7カルボニルメチレンベンジル)ベンズイミダゾー
    ル、 1−(チアゾリン−2−イル)−2−アミノ−6−(α
    −シアノメチレンベンジル)ベンズイミダゾール、 1−(チアゾリン−2−イル)−2〜アミ7−6−(α
    −ブロモメチレンベンジル)ベンズイミダゾール、また
    は 1−シクロへキシルスルホニル−2−アミノ−6−(α
    −アミノカルボニルメチレンベンシルベンズイミダゾー
    ル。 8、特許請求の範囲j〜7のいずれかζこ記載し。 た一般式1で表わされる活性成分ベンズイミダ′ノ゛ー
    ル誘導体または製薬学的に許容されるそ0)酸イ、1加
    塩と、一種またはそれ以上の製薬学的番こ許容される担
    体とから成る製剤。 9、特許請求の範囲1〜7のいずれかに記載した一般式
    1で表わされるベンズイミダゾール誘導体または製薬学
    的に許容されるその酸付加塩の有効量を温血動物に投与
    することを特徴とするウィルス成長制附方法。 10、下記工程(A)〜U)から成ることを特徴とする
    一般式Iで表わされるペンズイミタゾール化合物または
    製薬学的に許容されるその酸付加塩の製造(丁但し、式
    中 R1は水素またはC1〜04アルカノイル:で表わされ
    る基 (式中、 R3はC−Cアルキル、C3〜C7シクロアルキル、5 フェニル、フリル、チェニル、tた+−!R5R6J但
    し、R5およびに6はそれぞれC1〜C3アルキルを表
    わすか一両者が結合する窒素原子と共にピロリジノ、ピ
    ペリジノもしくはモルホリノを表わす; に4は水素、C1〜C3アルキル、フェニル、マタはベ
    ンジル;および nは2または3を表わす); に7は水素、01〜C7アルキルーC3〜C7シクロア
    ルキル、(63〜C7シクロアルキル)メチル、1−(
    C8〜C7シクロアルキル)エチル、フェニル、または
    置換フェニル; Xは水素てYはヒドロキシ、またはXとYが一緒になっ
    て結合を形成する; R8およびR9はそれぞれ水素、ノ\ロゲン、シア(0
    )m へニトロ、sc、〜C4アルキル、Cl−12k 。 COR10、フェニル、または置換フェニル(式中、 inは0.1または2; Rはヒドロキシ、01〜C4アルコキシ、01〜C4ア
    ルカノイルオキシ、ハロケン、C3〜C6シクロアルキ
    ル−61〜C4アルコキシ、または(0−C1〜C4ア
    ルキル) yNRI I RI2、但し、yはOまたは
    1 、 R1+およびRはそれぞれ水素またはC7〜C
    4アルキルを表わす); 但し、R8およびに9のいずれかがハロゲンであり他方
    もハロゲンである場合を除き、kおよびR9の少くとも
    一方は水素であるものとし、Yかヒドロキシである場合
    、kおよびkはハロゲン以外のものであるものとする〕 (A)  式■で表わされるベンズイミダゾール化合物
    を一式RC1−12またはR9C1(2e C式中にお
    よびに9は筆記意義と同様、但し、ハロゲンを除くJで
    表わされるカルバニオンと反応せしめ一式■においてY
    かヒドロキシてXが水素である化合物を生成せしめる工
    程; 2 〔但し、式中R1、R2およびに7は前記と同意義を表
    わす〕 (B)  式■においてYがヒドロキシ、Xか水素であ
    り、R8およびR9がハロゲン以外であるベンズイミダ
    ゾール化合物を脱水して、式IにおいてXとYか一緒に
    なって結合を形成する化合物を生成せしめる工程; (C)  式■においてXとYが一緒になって結合を形
    成し−に8およびR9か水素であるベンズイミダゾール
    化合物をハロゲン化して、式■においてR8および/ま
    たはR9がハロゲンである化合物を生成せしめる工程: (D)  式1においてに8またはR9がCUR” 〔
    式中RI Oハ(,1〜C4゛γルコキシ〕であるベン
    ズイミダゾール化合物を鹸化して、式Iにおいてkまた
    はR9がC0k10〔式中Rl Oはヒドロキシ〕であ
    る化合物を生成せしめる工程; (E)  式■においてに8またはに9がCOR10〔
    式中k はヒドロキシ〕であるベンズイミダゾール化合
    物をエステル化して、式■においてXとYか一緒になっ
    て結合を形成し、R8またはR9がCOR10〔式中B
     I Oはc 、c  アルコキシ、C34 〜C6−シクロアルキルーC1〜C4アルコキシ、C1
    〜C4アルカノイルオキシ、または(0,−、C。 〜C4アルキル) YNRII R12、y+kl+、
    およびRは前記と同意義〕である化合物を生成ぜしめる
    工程; (F)式■においてR8またはR9がCOR” 〔式中
    RI Oは前記と同意義〕であるベンズイミダゾール化
    合物を還元して、式■においてk またはに9かCH□
    R10〔式中RI Oは前記と同意義〕である化合物を
    生成せしめる工程; q 式■においてに8またはに9がC112R10〔式
    中RI Oは前記と同意義〕であるベンズイミダゾール
    化合物をアシル化して、式■においてに8またはに9か
    (J(。R10〔式中RI Oはc、〜C4アルカノイ
    ルオキシ〕である化合物を生成せしめる工程: 回 式IにおいてR1が水素、XとYが一緒になって結
    合を形成し−に8またはに9がCH2R〔式中k はヒ
    ドロキシ〕以外のものであるベンズイミダゾール化合物
    をアシル化して、式Iにおいてに1がC4〜C4アルカ
    ノイル、XとYが一緒になって結合を形成し、R8また
    はR9がCH2に10〔式中Rl Oはヒドロキシ〕以
    外のものである化合物を生成せしめる工程: (Ij  式IにおいてXが水素、Yがヒドロキシ、R
    8またはに9がC2yC4アルケニルであるペン・ズイ
    ミダゾール化合物を転移反応に付して、式IにおいてX
    とYが一緒になって結合を形成し、kまたはに9がC2
    〜C4アルカノールである化合物を生成せしめる工程;
    または (J)  式■て表わされるベンズイミダゾール化合物
    をそのyxおよびトランス異性体に分割する工程。 11、特許請求の範囲10記載の工程に従って製は製薬
    学的に許容されるその酸付加塩。
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