JP3057095B2 - イサチン誘導体、その製造方法及びその使用方法 - Google Patents

イサチン誘導体、その製造方法及びその使用方法

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    • C07D209/04Indoles; Hydrogenated indoles
    • C07D209/30Indoles; Hydrogenated indoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to carbon atoms of the hetero ring
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、薬剤を製造するために興奮性アミノ酸に拮
抗する性質を有する化合物を使用する方法、このような
化合物を含有する薬学的調製物、及び興奮性アミノ酸に
拮抗する性質を有する新規化合物及びこの様な化合物の
製造に関する。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、ヒトを含めた哺乳類に於ける疾病
を、この様な哺乳類中で興奮性アミノ酸を拮抗すること
によって治療する方法を提供することである。
本発明の第二の目的は、ヒトを含めた哺乳類中で興奮
性アミノ酸に拮抗することによって作用する、この様な
哺乳類に於ける疾病の治療に有用な新規薬学的調製物を
提供することにある。
本発明の第三の目的は、ヒトを含めた哺乳類中での興
奮性アミノ酸に拮抗することによって作用する、この様
な哺乳類に於ける疾病の治療に有用な新規化合物を提供
することである。
〔従来の技術〕
ヴィス(Wiss),Z.エルンスト−モリツ−アルノト−大
学(Ernst−Moritz−Arndt−Univ.)グラフスヴァルト
(Greifswald),Math−nat.wiss.Reihe 35,39−44(19
86)4, フアルマツィエ(Pharmazie)39,H.10,713(1984), フアルマツィエ(Pharmazie)37,H.12,858−861(198
2), ノイロサイエンスレタース(Neuroscience Letters)10
7,327−330(1989), PCT特許出願国際公告第WO 89/03818号明細書及び Khim.−Farm.zh.23(11),1349−1352(1989), から次のことがよく知られている。それは本発明による
治療法の範囲に含まれる化学物質のいくつかが、生物学
的活性を有することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は中でも、次のことを単独で又は組合せて成
る: 興奮性アミノ酸の生物学的作用の拮抗を必要とする患
者のその作用の拮抗方法は、式 〔式中、R1は水素、分枝していてよいC1-6−アルキル、
C3-7−シクロアルキル、ベンジル、アシル、ヒドロキ
シ、C1-6−アルコキシ、CH2CO2R′(式中R′は水素又
は分枝していてよいC1-6−アルキルである。)、CH2CN,
CH2CONRIVRV(式中RIV及びRVは、独立して水素又はC1-6
−アルキルである。)、又はCH2C(=NOH)NH2であり; R2は水素、ベンジル、分枝していてよいC1-6−アルキル
又はC3-7−シクロアルキルであり; R5はNO2,F,CF3,SO2NR″R(式中、R″及びRは独
立して水素又はC1-6−アルキルである。)又はCNであ
り、 R4,R6,R7は独立して水素、分枝していてよいC1-6−アル
キル、フエニル、ハロゲン、C1-6−アルコキシ、NO2,C
N,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又はC
1-6−アルキルである。)又はCF3であるかあるいはR6
R7は一緒になって芳香族の又は部分的に飽和された、付
加的な4〜7員環を形成し、この環はハロゲン、NO2,CF
3,CN,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又
はC1-6−アルキルである。)によって置換されていてよ
く、R4は上述の意味を有する; 但し、この際R1,R4,R6及びR7が水素であり、R2が水素又
はベンジルである場合R5はNO2と異なり、R1,R2,R4及びR
6が水素であり、 R7がNO2である場合、R5はNO2と異なる。〕 なるインドール−2,3−ジオン−3−オキシムの、興奮
性アミノ酸に拮抗する有効量を、上記患者に投与する工
程から成る。
また、R4,R5,R6又はR7のうちの少なくとも1個は、電
子吸引置換基、たとえばNO2,CF3,CN,SO2NR″R又はハ
ロゲンであり、その他のR1,R2,R4,R6,R7,R″及びRは
上述の意味を有する、上記式なる化合物を投与する方法
であり、R5がNO2,F,CF3又はCNである、上記化合物を投
与する方法である。
更に興奮性アミノ酸の生物学的作用を拮抗する第1の
上記方法に於て、上記化合物を、薬学的に容認されたキ
ヤリヤー又は希釈剤と共に存在する、その薬学的調製物
の形で投与する。
そして興奮性アミノ酸の生物学的作用に拮抗する第2
の上記方法に於て、上記化合物を、薬学的に容認された
キヤリヤー又は希釈剤と共に存在する、その薬学的調製
物の形で投与する。興奮性アミノ酸の生物学的作用の拮
抗を必要とする患者のその作用の拮抗に使用するための
薬学的調製物は、式 〔式中、R1は水素、分枝していてよいC1-6−アルキル、
C3-7−シクロアルキル、ベンジル、アシル、ヒドロキ
シ、C1-6−アルコキシ、CH2CO2R′(式中R′は水素又
は分枝していてよいC1-6−アルキルである。)、CH2CN,
CH2CONRIVRV(式中RIV及びRVは、独立して水素又はC1-6
−アルキルである。)、又はCH2C(=NOH)NH2であり; R2は水素、ベンジル、分枝していてよいC1-6−アルキル
又はC3-7−シクロアルキルであり; R5はNO2,F,CF3,SO2NR″R(式中、R″及びRは独
立して水素又はC1-6−アルキルである。)又はCNであ
り、 R4,R6,R7は独立して水素、分枝していてよいC1-6−アル
キル、フエニル、ハロゲン、C1-6−アルコキシ、NO2,C
N,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又はC
1-6−アルキルである。)又はCF3であるか、あるいはR6
とR7は一緒になって芳香族の又は部分的に飽和された、
付加的な4〜7員環を形成し、この環はハロゲン、NO2,
CF3,CN,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素
又はC1-6−アルキルである。)によって置換されていて
よく、R4は上述の意味を有する。〕 なる化合物の、興奮性アミノ酸に拮抗する有効量を有す
る。
この様な拮抗を必要とする患者の興奮性アミノ酸の生
物学的作用を拮抗する方法は、上述の薬学的調製物、更
に式 〔式中、R1は水素、分枝していてよいC1-6−アルキル、
C3-7−シクロアルキル、ベンジル、アシル、ヒドロキ
シ、C1-6−アルコキシ、CH2CO2R′(式中R′は水素又
は分枝していてよいC1-6−アルキルである。)、CH2CN,
CH2CONRIVRV(式中RIV及びRVは、独立して水素又はC1-6
−アルキルである。)、又はCH2C(=NOH)NH2であり; R2は水素、ベンジル、分枝していてよいC1-6−アルキル
又はC3-7−シクロアルキルであり; R5はNO2,F,CF3,SO2NR″R(式中、R″及びRは独
立して水素又はC1-6−アルキルである。)又はCNであ
り、 R4,R6,R7は独立して水素、分枝していてよいC1-6−アル
キル、フエニル、ハロゲン、C1-6−アルコキシ、NO2,C
N,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又はC
1-6−アルキルである。)又はCF3であるかあるいはR6
R7は一緒になって芳香族の又は部分的に飽和された、付
加的な4〜7員環を形成し、この環はハロゲン、NO2,CF
3,CN,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又
はC1-6−アルキルである。)によって置換されていてよ
く、R4は上述の意味を有する; 但し、この際R1,R4,R6及びR7が水素であり、R2が水素又
はベンジルである場合R5はNO2と異なり、R1,R2,R4及びR
6が水素であり、 R7がNO2である場合、R5はNO2と異なる。〕 なる化合物及び式 〔式中、R1は分枝していてよいC1-6−アルキル、C3-7
シクロアルキル、ベンジル、アシル、ヒドロキシ、C1-6
−アルコキシ、CH2CO2R′(式中R′は水素又は分枝し
ていてよいC1-6−アルキルである。)、CH2CN,CH2CONR
IVRV(式中RIV及びRVは、独立して水素又はC1-6−アル
キルである。)、又はCH2C(=NOH)NH2であり; R2は水素、ベンジル、分枝していてよいC1-6−アルキル
又はC3-7−シクロアルキルであり; R5はNO2,F,CF3,SO2NR″R(式中、R″及びRは独
立して水素又はC1-6−アルキルである。)又はCNであ
り、 R4,R6,R7は独立して水素、分枝していてよいC1-6−アル
キル、フエニル、ハロゲン、C1-6−アルコキシ、NO2,C
N,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又はC
1-6−アルキルである。)又はCF3であるかあるいはR6
R7は一緒になって芳香族の又は部分的に飽和された、付
加的な4〜7員環を形成し、この環はハロゲン、NO2,CF
3,CN,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又
はC1-6−アルキルである。)によって置換されていてよ
く、R4は上述の意味を有する。〕 なる化合物及び式 〔式中、R1は水素であり; R2は水素、ベンジル、分枝していてよいC1-6−アルキル
又はC3-7−シクロアルキルであり; R5はNO2,F,CF3,SO2NR″R(式中、R″及びRは独
立して水素又はC1-6−アルキルである。)又はCNであ
り、 R4,R6,R7は独立して水素、分枝していてよいC1-6−アル
キル、フエニル、ハロゲン、C1-6−アルコキシ、NO2,C
N,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又はC
1-6−アルキルである。)又はCF3であるかあるいはR6
R7は一緒になって芳香族の又は部分的に飽和された、付
加的な4〜7員環を形成し、この環はハロゲン、NO2,CF
3,CN,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又
はC1-6−アルキルである。)によって置換されていてよ
く、R4は上述の意味を有する; 但し、この際R1,R4,R6及びR7が水素であり、R2が水素又
はベンジルである場合R5はNO2と異なり、R1,R2,R4及びR
6が水素であり、 R7がNO2である場合、R5はNO2と異なる。〕 なる化合物、 更に、式中R5が水素、F,NO2,CN,CF3又はSO2NR″R
(式中R″及びRは独立して水素又はC1-6−アルキル
である。)であり、R6及びR7が一緒になって芳香族の又
は部分的に飽和された、付加的な4〜7員環を形成し、
この環がハロゲン、NO2,CF3,CN,SO2NR″R(式中R″
及びRは独立して水素又はC1-6−アルキルである。)
によって置換されていてよい、上記化合物、及び式中、
R6及びR7によって形成された環が、NO2,CF3,CN又はSO2N
R″R(式中R″及びRは独立して水素又はハロゲ
ン、C1-6−アルキルである。)によって置換されてい
る、上記化合物、及び 5−ニトロ−1H−ベンズ〔g〕インドール−2,3−ジオ
ン−3−オキシムである上記化合物、及び 5,7−ジニトロ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン−3−(O−メチルオキシム)である上記化合物、
及び 5−ニトロ−1H−6,7,8,9−テトラヒドロ−ベンズ
〔g〕インドール−2,3−ジオン−3−オキシムである
上記化合物を、前記患者に投与する工程から成る。
その上中枢神経系障害を、この様な処理を必要とする
患者で治療する方法は、式 〔式中、R1は水素、分枝していてよいC1-6−アルキル、
C3-7−シクロアルキル、ベンジル、アシル、ヒドロキ
シ、C1-6−アルコキシ、CH2CO2R′(式中R′は水素又
は分枝していてよいC1-6−アルキルである。)、CH2CN,
CH2CONRIVRV(式中RIV及びRVは、独立して水素又はC1-6
−アルキルである。)、又はCH2C(=NOH)NH2であり; R2は水素、ベンジル、分枝していてよいC1-6−アルキル
又はC3-7−シクロアルキルであり; R5はNO2,F,CF3,SO2NR″R(式中、R″及びRは独
立して水素又はC1-6−アルキルである。)又はCNであ
り、 R4,R6,R7は独立して水素、分枝していてよいC1-6−アル
キル、フエニル、ハロゲン、C1-6−アルコキシ、NO2,C
N,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又はC
1-6−アルキルである。)又はCF3であるか、あるいはR6
とR7は一緒になって芳香族の又は部分的に飽和された、
付加的な4〜7員環を形成し、この環はハロゲン、NO2,
CF3,CN,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素
又はC1-6−アルキルである。)によって置換されていて
よく、R4は上述の意味を有する; 但し、この際R1,R4,R6及びR7が水素であり、R2が水素又
はベンジルである場合R5はNO2と異なり、R1,R2,R4及びR
6が水素であり、 R7がNO2である場合、R5はNO2と異なる。〕 なる化合物の有効量を、上記患者に投与する工程から成
る。
更に、式 〔式中、R1は水素、分枝していてよいC1-6−アルキル、
C3-7−シクロアルキル、ベンジル、アシル、ヒドロキ
シ、C1-6−アルコキシ、CH2CO2R′(式中R′は水素又
は分枝していてよいC1-6−アルキルである。)、CH2CN,
CH2CONRIVRV(式中RIV及びRVは、独立して水素又はC1-6
−アルキルである。)、又はCH2C(=NOH)NH2であり; R2は水素、ベンジル、分枝していてよいC1-6−アルキル
又はC3-7−シクロアルキルであり; R5はNO2,F,CF3,SO2NR″R(式中、R″及びRは独
立して水素又はC1-6−アルキルである。)又はCNであ
り、 R4,R6,R7は独立して水素、分枝していてよいC1-6−アル
キル、フエニル、ハロゲン、C1-6−アルコキシ、NO2,C
N,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又はC
1-6−アルキルである。)又はCF3であるかあるいはR6
R7は一緒になって芳香族の又は部分的に飽和された、付
加的な4〜7員環を形成し、この環はハロゲン、NO2,CF
3,CN,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又
はC1-6−アルキルである。)によって置換されていてよ
く、R4は上述の意味を有する; 但し、この際R1,R4,R6及びR7が水素であり、R2が水素又
はベンジルである場合R5はNO2と異なり、R1,R2,R4及びR
6が水素であり、 R7がNO2である場合、R5はNO2と異なる。〕 なる化合物を製造する方法は、式 (式中R1,R4,R5,R6及びR7は上述の意味を有する。)な
る化合物と式NH2OR2(式中R2は、上述の意味を有す
る。)なる化合物とを反応させる工程から成る。
更に式 〔式中、R1は水素、分枝していてよいC1-6−アルキル、
C3-7−シクロアルキル、ベンジル、アシル、ヒドロキ
シ、C1-6−アルコキシ、CH2CO2R′(式中R′は水素又
は分枝していてよいC1-6−アルキルである。)、CH2CN,
CH2CONRIVRV(式中RIV及びRVは、独立して水素又はC1-6
−アルキルである。)、又はCH2C(=NOH)NH2であり; R2は水素、ベンジル、分枝していてよいC1-6−アルキル
又はC3-7−シクロアルキルであり; R5はNO2,F,CF3,SO2NR″R(式中、R″及びRは独
立して水素又はC1-6−アルキルである。)又はCNであ
り、 R4,R6,R7は独立して水素、分枝していてよいC1-6−アル
キル、フエニル、ハロゲン、C1-6−アルコキシ、NO2,C
N,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又はC
1-6−アルキルである。)又はCF3であるか、あるいはR6
とR7は一緒になって芳香族の又は部分的に飽和された、
付加的な4〜7員環を形成し、この環はハロゲン、NO2,
CF3,CN,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素
又はC1-6−アルキルである。)によって置換されていて
よく、R4は上述の意味を有する。〕 なる化合物を、興奮性アミノ酸に敏感な状態の治療に有
用な薬剤を製造するのに使用する。
また、4,R5,R6又はR7のうちの少なくとも1個は、電
子吸引置換基、たとえばNO2,CF3,CN,SO2NR″R又はハ
ロゲンであり、その他のR1,R2,R4,R6,R7,R″及びRは
上述の意味を有する、上記化合物を使用する。
更に、有効成分として、式 〔式中、R1は水素、分枝していてよいC1-6−アルキル、
C3-7−シクロアルキル、ベンジル、アシル、ヒドロキ
シ、C1-6−アルコキシ、CH2CO2R′(式中R′は水素又
は分枝していてよいC1-6−アルキルである。)、CH2CN,
CH2CONRIVRV(式中RIV及びRVは、独立して水素又はC1-6
−アルキルである。)、又はCH2C(=NOH)NH2であり; R2は水素、ベンジル、分枝していてよいC1-6−アルキル
又はC3-7−シクロアルキルであり; R5はNO2,F,CF3,SO2NR″R(式中、R″及びRは独
立して水素又はC1-6−アルキルである。)又はCNであ
り、 R4,R6,R7は独立して水素、分枝していてよいC1-6−アル
キル、フエニル、ハロゲン、C1-6−アルコキシ、NO2,C
N,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又はC
1-6−アルキルである。)又はCF3であるか、あるいはR6
とR7は一緒になって芳香族の又は部分的に飽和された、
付加的な4〜7員環を形成し、この環はハロゲン、NO2,
CF3,CN,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素
又はC1-6−アルキルである。)によって置換されていて
よく、R4は上述の意味を有する。〕 なる化合物の有効量を含有する薬学的調製物を製造する
方法である。
本発明に従って使用される、好ましい化合物及び本発
明それ自体による好ましい化合物は、たとえば 5,7−ジニトロ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン−3−(O−メチルオキシム) 5−ブロモ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジオ
ン−3−オキシム、 5,7−ジニトロ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン−3−オキシム、 5−ニトロ−1H−ベンズ〔g〕インドール−2,3−ジオ
ン−3−オキシム、 5−ニトロ−1H−6,7,8,9−テトラヒドロ−ベンズ
〔g〕インドール−2,3−ジオン−3−オキシム。
である。
生物学的活性 本発明の化合物は、その強い興奮性アミノ酸(EAA)
(グリシン、グルタマート、キスキュラート、ATPA,AMP
A、カイナート、NMDA)に拮抗する性質のゆえに、価値
ある生物学的性質を有する。
たとえば本発明の化合物は、強い薬理学的生体内ATPA
及びキスキュラートに拮抗する作用を示し、その作用
は、新規の経口的に生物利用できる興奮性アミノ酸拮抗
剤としての有効性を示す。それはこの剤をたとえば興奮
性アミノ酸依存性精神病、興奮性アミノ酸依存性酸素欠
乏症、興奮性アミノ酸依存性虚血、興奮性アミノ酸依存
性けいれん及び興奮性アミノ酸依存性片頭痛の治療で有
効にする。
本発明の化合物は、ATPA−誘発硬直及びキスキュラー
ト又はNMDA−誘発けいれんを、0.1−100mg/kgの範囲でE
D50によって示す。この様な化合物の例は、5,7−ジニト
ロ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジオン−3−
(O−メチルオキシム)及び5,7−ジニトロ−1−(エ
トキシカルボニルメチル)−1H−インドール−2,3−ジ
オン−3−(O−メチルオキシム)である。
本発明の化合物は、グルタマートサブレセプターカイ
ナート、キスキュラート及びグリシンレセプターに対し
て強力な試験管内親和性を示す。これらの性質が、興奮
性アミノ酸(EAA)に関するヒトの機能不全の治療でこ
の化合物を有効にする。
たとえばいくつかの本発明の化合物は、3H−カイナー
ト、3H−AMPA及び(又は)3H−グリシン結合部位での結
合を10−100μMの範囲のIC50で示す。この様な化合物
の例は、たとえば 5−ブロモ−7−ニトロ−1H−インドール−2,3−ジオ
ン−3−オキシム、 5−ニトロ−1H−インドール−2,3−ジオン−3−オキ
シム、 5,7−ジニトロ−1H−インドール−2,3−ジオン−3−オ
キシム、 5,7−ジニトロ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン−3−オキシム、 1H−ベンズ〔g〕インドール−2,3−ジオン−3−オキ
シム、 5−ニトロ−1H−ベンズ〔g〕インドール−2,3−ジオ
ン−3−オキシム、及び 5−ニトロ−1H−6,7,8,9−テトラヒドロ−ベンズ
〔g〕インドール−2,3−ジオン−3−オキシムであ
る。
そのFAA−拮抗性質の第二の結果としての本発明の化
合物は、またコカイン誘発運動亢進症を拮抗することが
分った、たとえばもっとも強力な本発明の化合物は、経
口投与した場合、このテストでED50を0.5−1.0mg/kgの
範囲で有することが分った。この様な化合物の例は、5,
7−ジニトロ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジオ
ン−3−(O−メチルオキシム)である。
更に、本発明の化合物のうちのいくつかは、本発明の
他の化合物の代謝物質であり、かつその代謝物質は、生
物学的活性を同一の範囲で示すか又は本発明の前駆体化
合物よりも一層強力であることが分った。したがってこ
の様に強力な又は前駆体の化合物及びこの様な代謝物質
は、本発明の権威内にある。上述の化合物のいくつか
は、上述の前駆体化合物の代謝物質として及びその逆と
しても認められる。
この様な代謝物質はたとえば、N−脱アルキル化され
た誘導体、1−N−ヒドロキシルアルキル誘導体、1−
N−ヒドロキシ誘導体、1−N−オキサイド誘導体、O
−脱アルキル化された誘導体、開環されたピロロ環が加
水分解された誘導体、開環されたピロロ環が加水分解さ
れかつ脱カルボキシル化された誘導体並びにこの様な代
謝反応の組合せ物である。
生物学的試験 上記試験を、更に詳細に以下に記載する様に行い、ま
たその後に記載された法則に従う。
ATPA−誘発硬直 ATPAに拮抗する、選択性キスキュラートレセプター
は、雌性NMRIマウスに3〜15mg/kgの投薬量で硬直を誘
発し、間代性−強直性発作及び死を、恐らく呼吸停止の
ために15〜40mg/kgの投薬量で静脈内投与後に誘発す
る。
方法 ATPA((RS)−α−アミノ−3−ヒドロキシ−5−t
−ブチル−4−イソオキサゾールプロピオン酸)を、蒸
留水中に溶解し、試験化合物をポリオキシル40を水素化
したヒマシ油(5%クレモホールRHTM40(BASF社))中
に溶解する。
試験化合物を、ATPA 15mg/kgの静脈内投与の5,30又は
120分前に静脈内に又は30分前に腹腔内に薬用量あたり
雌性NMRIマウス8匹に投与し、5分後硬直を経験するマ
ウスの数を調べる。ED50値を、試験化合物の少なくとも
3つの投薬量から算出する。これは、マウスが硬直する
のを50%阻害する薬用量である。
キスキュラート−誘発された強直性発作 DBA/2マウスにicv(脳内脳室)投与されたキスキュラ
ートは強直発作を誘発し、これを静脈内投与後、NMDA及
び非−NMDAレセプター拮抗剤によって阻害することがで
きる。
方法 試験化合物を、キスキュラートの20μg icv投与5分
前に、薬用量あたり雄性DBA/2マウス10匹(体重10−12
g)に静脈内投与する。次の2分以内に、強直性発作を
経験するマウスの数を調べる。ED50値を、マウスが強直
するのを50%阻害する薬用量として算出する。
NMDA−誘発強直性発作 NMRIマウスにicv投与されたNMDAは、強直性発作を誘
発し、これをNMDAレセプター拮抗剤によって阻害するこ
とができる。
方法 試験化合物を、NMDAの0.5μg icv投与5分前に、薬用
量あたり雄性NMRIマウス10匹に静脈内投与する。次の2
分以内に強直性発作を経験するマウスの数を調べる。ED
50値を、マウスが強直するのを50%阻害する薬用量とし
て算出する。
コカイン−誘発運動亢進症 局所投与されたキスキュラート及びカイナートは、常
同挙動、たとえば過剰運動、後足で立つ鼻をならす及び
毛づくろいに付随して、中隔核及び尾状核にドーパミン
放出の増加を誘発する。この作用は、マイクロ−透析法
に従って局所投与された選択性キスキュラート拮抗剤に
よって阻害することができる。
皮下投与されたドーパミン吸収阻害剤コカインも、運
動亢進症を誘発する。これは、グルタマート拮抗剤GDEE
の中隔核への投与によって阻害することができる。
この理由(及び他のこと)から、非−NMDAレセプター
は中隔核中でバーパミンの放出を調節し、非−NMDAレセ
プター拮抗剤は、精神病の症状を緩和することができ
る。
方法 試験化合物を、コカイン25mg/kgの腹腔内投与30分前
に0.1,1,10及び30mg/kgの薬用量で、雌性NMRIマウスに
経口投与し、箱あたりマウス2匹の運動活性を、次の2
時間箱あたり赤外線フォトビーム8個を使用して測定す
る。マウスは、少なくとも16時間その箱に適応し、試験
的固有運動性を回避する。(忌新症)。
キスキュラート結合検定法を、T.ホノレ(Honore)
等、ノイロサイエンスレタース54,27−32(1985)によ
って記載されている様に行う。
カイナート結合検定法を、T.ホノレ等、ノイロサイエ
ンスレタース65,47−52(1986)によって記載されてい
る様に行う。
グリシン結合検定法を、W.フロストホワイト(Frost
White)等、ジャーナル オブ ノイロケミストリー53
(2),503−512(1989)によって記載されている様に
行う。
薬学的調製物 通常の賦形剤、キヤリヤー又は希釈剤と共に、本発明
の化合物を、薬学的調製物及びその単位投薬形とし、こ
の様な形で固体、たとえば錠剤又は充填カプセル、又は
液体、たとえば溶液、懸濁液、エマルジョン、エリキシ
ル、又はこれによって充填されたカプセル、経口使用す
るためのすべてのものとして、直腸投与様坐剤の形で又
は非経口(皮下も含む)使用用滅菌注射溶液の形で使用
する。この様な薬学的組成物及びその単位投薬形は、通
常の成分を通常の割合で、付加的有効化合物又は成分含
有又は不含で有し、この様な単位投薬形は、有効成分の
適する有効量を、使用される、計画された一日投薬範囲
に比例して含有する。したがって錠剤につき有効成分10
mg又はもっと巾広く、0.1〜100mgを含有する錠剤は、適
する代表的な単位投薬形である。
経口投与のための薬学的調製物の固体形及び注射溶液
が好ましい。
治療の方法 本発明の化合物は、その生物学的活性に関する中枢神
経系障害の治療に極めて有用である。したがって本発明
を、化合物の生物学的活性と関係する症状の治療、緩和
又は除去を必要とするヒトを含めた患者に投与する。こ
れは、特に興奮性アミノ酸依存性精神病、興奮性アミノ
酸依存性酸素欠乏症、興奮性アミノ酸依存性虚血、興奮
性アミノ酸依存性けいれん及び興奮性アミノ酸依存性片
頭痛を含む。適する投薬量範囲は0.1〜1000mg/日、10−
500mg/日及び特に30−100mg/日であり、常に投与の正確
な方法、投与される形態、投与対象となる症状、関与す
る患者、関与する患者の体重、更に主治医又は獣医の好
み又は経験による。
化学例 この様な本発明のいくつかの化合物は、古く、他のも
のは新規の化学物質である。いずれにせよ本発明の化合
物を、よく知られた化学方法に従って製造することがで
きる。
例1 a)1−フエニル−1H−インドール−2,3−ジオン クロロホルム(50ml)中にジフェニルアミン(3.2g,2
0mmol)及び4−ジメチルアミノピリジン(10mg)を有
する撹拌溶液に、オキザルクロライド(3ml)を滴加す
る。生じる混合物を5時間還流し、その後室温に冷却
し、減圧蒸発する。
残留物(油状物)をメチレンクロライド(50ml)中に
再溶解し、乾燥AlCl3(3g)を加える。室温での撹拌を3
0時間続け、その後エタノール(10ml)、次いで水(100
ml)を加える。有機相を飽和Na2CO3で洗滌し、Na2SO4
介して乾燥し、蒸発する。結晶残留物を、エーテル(40
ml)中で撹拌し、生成物を濾去する。収量:2.65g橙色結
晶、融点139−141℃、文献上138℃ b)次の1H−インドール−2,3−ジオンを、公知の文献
上の処理に従って製造する。1) 有機合成Col.第I巻、第327頁2) マルチネ(Martinet),J.:Compt.Rend.166,851,1918 4,6−ジトリフルオロメチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン1)、融点162−165℃。
1H−ベンズ〔g〕インドール−2,3−ジオン2)、融点242
−245℃。
7−トリフルオロメチル−1H−インドール−2,3−ジオ
1)、融点181−183℃。
1H−6,7,8,9−テトラヒドロ−ベンズ〔g〕インドール
−2,3−ジオン、融点224−226℃。
6−メトキシ−1H−インドール−2,3−ジオン、融点>3
10℃。
7−トリフルオロメチル−1H−インドール−2,3−ジオ
ン、融点180−184℃。
c)1−メチル−5−ニトロ−7−トリフルオロメチル
−1H−インドール−2,3−ジオン 濃H2SO4 10ml中にKNO3(0.5g)を有する撹拌された10
℃の温い溶液に、濃H2SO4 10ml中に1−メチル−7−ト
リフルオロメチル−1H−インドール−2,3−ジオンを有
する溶液を滴加する。添加を10分後に終了し、その後撹
拌を15分間室温で続ける。反応混合物を氷上に注ぎ、そ
れによって目的化合物が黄色結晶として沈殿する。結晶
を濾過によって集め、水洗する。融点168−169℃。
c)と同様な方法で、次のニトロ化合物を製造する: 5−ニトロ−1H−6,7,8,9−テトラヒドロ−ベンズ
〔g〕インドール−2,3−ジオン、融点232−236℃. 5−ニトロ−1−メチル−1H−ベンズ〔g〕インドール
−2,3−ジオン、融点255−258℃. d)5,7−ジニトロ−1−メチル−1H−インドール−2,3
−ジオン。
乾燥ジメチルホルムアミド(20ml)中に5,7−ジニト
ロ−1H−インドール−2,3−ジオン(1.2g)を有する、
撹拌された溶液に、水酸化ナトリウム(0.24g、鉱油中
に55%)を加える。水素発生が止んだ後、ヨウ化メチル
(0.37ml)を加える。室温での撹拌を2時間続け、その
後粗生成物を、水(100ml)の反応混合物への添加によ
って油状物として沈殿させる。油状物は、エーテル/ペ
ンタンを用いる処理で結晶化する。融点154−157℃。
d)と同様な方法で、次の1−アルキル−又は1−ベ
ンジル−1H−インドール−2,3−ジオキサンを製造す
る。
5,7−ジニトロ−1−エチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン、融点135−140℃. 5−ブロモ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジオ
ン、融点157−160℃. 1H−1−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−ベンズ
〔g〕インドール−2,3−ジオン、融点157−160℃. 5,7−ジブロモ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン、融点170−173℃. 5,6−ジクロロ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン、融点180−184℃. 4,5−ジクロロ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン、融点237−239℃. 1−メチル−5−ニトロ−1H−インドール−2,3−ジオ
ン、融点196−199℃. 1−ベンジル−5,7−ジニトロ−1H−インドール−2,3−
ジオン、融点127−131℃. 4,6−ジニトロフルオロメチル−1−メチル−1H−イン
ドール、融点 93−94℃. 1−メチル−7−トリフルオロメチル−1H−インドール
−2,3−ジオン、融点120−122℃. 6−メトキシ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン、融点175−178℃. 5,7−ジニトロ−1−(エトキシカルボニルメチル)−1
H−インドール−2,3−ジオン、(油状物). 1−メチル−1H−ベンズ〔g〕インドール−2,3−ジオ
ン、融点122−126℃. 1−(エトキシカルボニルメチル)−1H−インドール−
2,3−ジオン、融点115−119℃. 5,7−ジブロモ−1−(エトキシカルボニルメチル)−1
H−インドール−2,3−ジオン、融点97−102℃. 1−メチル−1H−6,7,8,9−テトラヒドロベンズ〔g〕
インドール−2,3−ジオン、融点160−165℃. 例2 5,7−ジニトロ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン−3−(O−メチルオキシム) 5,7−ジニトロ−1−メチル−1H−インドール−2,3−
ジオン(0.4g)、O−メチル−ヒドロキシルアミン、ヒ
ドロクロライド(0.16g)及び炭酸ナトリウム(0.2g)
を、室温でエタノール(5ml)中で1時間撹拌する。そ
の後酢酸(0.5ml)、次いで水(50ml)を加える。混合
物を氷上で冷却し、結晶性生成物が濾過によって得られ
る。融点145−151℃. 次のO−アルキルオキシムを、同様な方法で適当なイ
ンドール−2,3−ジオンから出発して製造する。
5,7−ジニトロ−1H−インドール−2,3−ジオン−3−
(O−メチルオキシム)、融点236−239℃. 5,7−ジニトロ−1−エチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン−3−(O−メチルオキシム)、融点156−159℃ 5−ニトロ−3−(O−メチルオキシム)−1H−インド
ール−2,3−ジオン、融点293−295℃. 1−フェニル−1H−インドール−2,3−ジオン−3−
(O−メチルオキシム)、融点151−153℃. 1H−インドール−2,3−ジオン−3−(O0メチルオキシ
ム)、融点168−171℃. 5,7−ジブロモ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン−3−(O−メチルオキシム)、融点170−172℃. 5,7−ジブロモ−1H−インドール−2,3−ジオン−3−
(O−メチルオキシム)、融点279℃(分解). 1−メチル−5−ニトロ−1H−インドール−2,3−ジオ
ン−3−(O−メチルオキシム)、融点167−170℃. 5,6−ジクロロ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン−3−(O−メチルオキシム)、融点202−204℃. 4,5−ジクロロ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン−3−(O−メチルオキシム)、融点180−183℃. 5,7−ジニトロ−1−ベンジル−1H−インドール−2,3−
ジオン−3−(O−メチルオキシム)、融点181−185
℃. 4,6−ジニトロフルオロメチル−1−メチル−1H−イン
ドール−2,3−ジオン−3−(O−メチルオキシム)、
融点99−100℃. 5−ニトロ−7−トリフルオロメチル−1−メチル−1H
−インドール−2,3−ジオン−3−(O−メチルオキシ
ム),融点160−161℃. 5−ニトロ−7−トリフルオロメチル−1H−インドール
−2,3−ジオン−3−(O−メチルオキシム)、融点225
−228℃. 5,7−ジニトロ−6−メトキシ−1−メチル−1H−イン
ドール−2,3−ジオン−3−(O−メチルオキシム)、
融点145−148℃. 5,7−ジニトロ−1−(O−エチルカルボキシメチル)
−1H−インドール−2,3−ジオン−3−(O−メチルオ
キシム)、融点115−117℃. 5−ニトロ−1−メチル−1H−ベンズ〔g〕インドール
−2,3−ジオン−3−(O−メチルオキシム)、融点255
−258℃. 5−ブロモ−1−(エトキシカルボニルメチル)−1H−
インドール−2,3−ジオン−3−(O−メチルオキシ
ム)、融点201−204℃. 5,7−ジブロモ−1−(エトキシカルボニルメチル)−1
H−インドール−2,3−ジオン−3−(O−メチルオキシ
ム),融点137−138℃. 5−メチル−1−(メトキシカルボニルメチル)−1H−
インドール−2,3−ジオン−3−(O−メチルオキシ
ム)、融点127−131℃. 5−ニトロ−1−メチル−1H−6,7,8,9−テトラヒドロ
−ベンズ〔g〕インドール−2,3−ジオン−3−(O−
メチルオキシム)、融点220−224℃. 処理に於てO−メチル−ヒドロキシルアミンヒドロク
ロライドをヒドロキシルアミンヒドロクロライドに替
え、次のオキシムが得られる。
1H−ベンズ〔g〕インドール−2,3−ジオン−3−オキ
シム、融点248−250℃. 5,7−ジニトロ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン−3−オキシム、融点244℃(分解). 5,7−ジブロモ−1H−インドール−2,3−ジオン−3−オ
キシム、融点240−242℃. 5−ブロモ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジオ
ン−3−オキシム、融点213−215℃. 5,7−ジニトロ−1H−インドール−2,3−ジオン−3−オ
キシム、融点240−242℃. 5−ブロモ−7−ニトロ−1H−インドール−2,3−ジオ
ン−3−オキシム、融点254−256℃. 5−ブロモ−1H−インドール−2,3−ジオン−3−オキ
シム、融点250−251℃. 5−ニトロ−1H−インドール−2,3−ジオン−3−オキ
シム、融点243−245℃. 5−メチル−1H−インドール−2,3−ジオン−3−オキ
シム、融点203−206℃. 1H−インドール−2,3−ジオン−3−オキシム、融点234
−236℃. 1−メチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−1H−ベンズ
〔g〕インドール−2,3−ジオン−3−オキシム、融点2
30−232℃. 5,6−ジクロロ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン−3−オキシム、融点232−236℃. 4−フエニル−7−メトキシ−1H−インドール−2,3−
ジオン−3−オキシム、融点201−204℃. 4,5−ジクロロ−1H−インドール−2,3−ジオン−3−オ
キシム、融点245−247℃. 1−フエニル−1H−インドール−2,3−ジオン−3−オ
キシム、融点166−170℃. 4,5−ジクロロ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン−3−オキシム、融点140−142℃. 5−ニトロ−1H−ベンズ〔g〕インドール−2,3−ジオ
ン−3−オキシム、融点197−199℃. 5−ニトロ−7−トリフルオロメチル−1−メチル−1H
−インドール−2,3−ジオン−3−オキシム、融点204−
205℃. 5−ニトロ−7−トリフルオロメチル−1H−インドール
−2,3−ジオン−3−オキシム、融点230−232℃. 5−ニトロ−1H−6,7,8,9−テトラヒドロ−ベンズ
〔g〕インドール−2,3−ジオン−3−オキシム、融点2
05−210℃ 5−フルオロ−7−ニトロ−1H−インドール−2,3−ジ
オン−3−オキシム、融点260−262℃. 5,7−ジニトロ−1−(エトキシカルボニルメチル)−1
H−インドール−2,3−ジオン−3−オキシム、融点217
−220℃. 1−(エトキシカルボニルメチル)−1H−インドール−
2,3−ジオン−3−オキシム、融点183−185℃. 5−ブロモ−1−(エトキシカルボニルメチル)−1H−
インドール−2,3−ジオン−3−オキシム、融点178−18
1℃. 5,7−ジニトロ−1H−インドール−2,3−インドール−2,
3−ジオン−3−オキシム、融点195−197℃. 処理に於てヒドロキシルアミンヒドロクロライドをO
−ベンジルヒドロキシルアミンに替え、次の化合物が得
られる。
5,7−ジニトロ−1H−インドール−2,3−ジオン−3−
(O−ベンジルオキシム)、融点197−199℃. 5,7−ジニトロ−1H−1−ベンジル−インドール−2,3−
ジオン−3−(O−ベンジルオキシム)、融点148−150
℃. 5,7−ジニトロ−1−メチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン−3−(O−ベンジルオキシム)、融点120−125
℃. 5,7−ジニトロ−1−(エトキシカルボニルメチル)−1
H−インドール−2,3−ジオン−3−(O−ベンジルオキ
シム),融点100−102℃. 5−ニトロ−1−(エトキシカルボニルメチル)−1H−
インドール−2,3−ジオン−3−(O−ベンジルオキシ
ム),融点185−187℃. 次の化合物を、文献上の処理に従って製造する: 1−メトキシ−1H−インドール−2,3−ジオン−3−オ
キシム、融点166−168℃.1) 1−アセチル−5−ブロモ−1H−インドール−2,3−ジ
オン、融点133−135℃. 1−ヒドロキシ−1H−インドール−2,3−ジオン−3−
オキシム、融点217−221℃.1) 1) A.ライスザート(Reiszert),Ber.vol.41,3921. 例3 a)1−カルボキシメチル−1H−インドール−2,3−ジ
オン 1−(エトキシカルボニルメチル)−1H−インドール
−2,3−ジオン8.39g(36mmol)及び4N NaOH(10ml,40mm
ol)を、H2O 30ml及び無水エタノール10ml中に溶解し、
混合物30分間還流加熱する。反応混合物を冷却し、過剰
の塩酸を加える。沈殿を単離する。目的化合物の収量は
6.2gである。
b)1−クロロカルボニルメチル−1H−インドール−2,
3−ジオン a)で製造された生成物1gを、トルエン(10ml)中に
懸濁し、SOCl2(1.0ml,13.78mmol)を加える。混合物を
RTで2時間、更に70℃で30分間撹拌し、その後1時間還
流撹拌する。反応混合物を、RTで一晩撹拌し、その後沈
殿した黄色結晶を単離し、トルエンで洗滌する。目的化
合物の収量は、溶剤含有量を含めて1.3gである。
c)1−アミノカルボニルメチル−1H−インドール−2,
3−ジオン b)で製造された生成物を、乾燥THF(50ml)中に溶
解し、その溶液に液体NH3を加える。生じる混合物を、
一晩室温で撹拌する。沈殿した橙色結晶を単離し、水洗
する。目的化合物の収量は、0.46gである。
d)1−シアノメチル−1H−インドール−2,3−ジオン トリフエニルホスフィン(0.75g,2.84mmol)を、メチ
レンクロライド中に溶解し、この溶液にメチレンクロラ
イド(20ml)中のBr2(0.15ml,2.84mmol)を滴加する。
この混合物に、c)で製造された生成物を加え、その後
トリエチルアミン(0.8ml,5.68mmol)を滴加する。混合
物を、30分間撹拌する。反応混合物を減圧で蒸発し、残
留物をエーテル中に取る。この混合物からの沈殿を濾去
し、エーテル溶液を水洗し、乾燥する(MgSO4)、エー
テル溶液を減圧で蒸発し、残留物をイソプロパノールで
洗滌する。目的化合物の収量は、0.11gである。融点125
−128℃。
e)1−(アセトアミドオキシム−2−イル)−1H−イ
ンドール−2,3−ジオン−3−オキシム d)で製造された生成物(90mg,0.48mmol)、ヒドロ
キシルアミンヒドロクロライド(70mg,1.06mmol)、炭
酸カリウム(150mg,1.06mmol)及びメタノール(10ml)
を混合し、混合物をRTで一晩撹拌する。反応混合物を減
圧で蒸発する。残留物を少量の酢酸を含有する水で洗滌
する。目的化合物の収量は、70mgである。融点227−229
℃。
本発明は、インドール−2,3−ジオン−3−オキシム
化合物の新規かつ好都合な製造方法、興奮性アミノ酸拮
抗剤として有効である、特定の新規インドール−2,3−
ジオン−3−オキシム化合物、特定のインドール−2,3
−ジオン−3−オキシムを含有する、興奮性アミノ酸拮
抗剤として有効な薬学的調製物、及び興奮性アミノ酸の
生物学的作用の拮抗を必要とする患者で、特定のインド
ール−2,3−ジオン−3−オキシム化合物又はこれと薬
学的に容認された希釈剤又はキヤリヤーとを一緒に含有
する薬学的調製物を投与する工程から成り、上記作用の
拮抗方法を提供し、上述のすべてのことは、前述の特性
及び利点を有することが分る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 0085/90 (32)優先日 平成2年1月12日(1990.1.12) (33)優先権主張国 デンマーク(DK) (31)優先権主張番号 0363/90 (32)優先日 平成2年2月12日(1990.2.12) (33)優先権主張国 デンマーク(DK) (31)優先権主張番号 2093/90 (32)優先日 平成2年8月31日(1990.8.31) (33)優先権主張国 デンマーク(DK) (56)参考文献 Indian J.Chem.,Se ct.B,(1977),15B,(4), p.335−7 Indian J.Chem., (1973),11(6),p.538−40 Chemical Abstract s,vol.53,10222欄 Chemical Abstract s,vol.51,17453欄 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 209/40 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 〔式中、R1は水素、分枝していてよいC1-6−アルキル、
    C3-7−シクロアルキル、ベンジル、アシル、ヒドロキ
    シ、C1-6−アルコキシ、CH2CO2R′(式中R′は水素又
    は分枝していてよいC1-6−アルキルである。)、CH2CN,
    CH2CONRIVRV(式中RIV及びRVは、独立して水素又はC1-6
    −アルキルである。)、又はCH2C(=NOH)NH2であり; R2は水素、ベンジル、分枝していてよいC1-6−アルキル
    又はC3-7−シクロアルキルであり; R5はNO2,F,CF3,SO2NR″R(式中、R″及びRは独
    立して水素又はC1-6−アルキルである。)又はCNであ
    り、 R4,R6,R7は独立して水素、分枝していてよいC1-6−アル
    キル、フエニル、ハロゲン、C1-6−アルコキシ、NO2,C
    N,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又はC
    1-6−アルキルである。)又はCF3であるか、あるいはR6
    とR7は一緒になって芳香族の又は部分的に飽和された、
    付加的な4〜7員環を形成し、この環はハロゲン、NO2,
    CF3,CN,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素
    又はC1-6−アルキルである。)によって置換されていて
    よく、R4は上述の意味を有する。〕 なる化合物の興奮性アミノ酸に拮抗する有効量を有す
    る、興奮性アミノ酸の生物学的作用の拮抗を必要とする
    患者のその作用の拮抗に使用するための薬学的調製物。
  2. 【請求項2】式 〔式中、R1は水素、分枝していてよいC1-6−アルキル、
    C3-7−シクロアルキル、ベンジル、アシル、ヒドロキ
    シ、C1-6−アルコキシ、CH2CO2R′(式中R′は水素又
    は分枝していてよいC1-6−アルキルである。)、CH2CN,
    CH2CONRIVRV(式中RIV及びRVは、独立して水素又はC1-6
    −アルキルである。)、又はCH2C(=NOH)NH2であり; R2は水素、ベンジル、分枝していてよいC1-6−アルキル
    又はC3-7−シクロアルキルであり; R5はNO2,F,CF3,SO2NR″R(式中、R″及びRは独
    立して水素又はC1-6−アルキルである。)又はCNであ
    り、 R4,R6,R7は独立して水素、分枝していてよいC1-6−アル
    キル、フエニル、ハロゲン、C1-6−アルコキシ、NO2,C
    N,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又はC
    1-6−アルキルである。)又はCF3であるかあるいはR6
    R7は一緒になって芳香族の又は部分的に飽和された、付
    加的な4〜7員環を形成し、この環はハロゲン、NO2,CF
    3,CN,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又
    はC1-6−アルキルである。)によって置換されていてよ
    く、R4は上述の意味を有する; 但し、この際R1,R4,R6及びR7が水素であり、R2が水素又
    はベンジルである場合R5はNO2と異なり、R1,R2,R4及びR
    6が水素であり、 R7がNO2である場合、R5はNO2と異なる。〕 なる化合物。
  3. 【請求項3】R5が水素、F,NO2,CN,CF3又はSO2NR″R
    (式中R″及びRは独立して水素又はC1-6−アルキル
    である。)であり、R6及びR7が一緒になって芳香族の又
    は部分的に飽和された、付加的な4〜7員環を形成し、
    この環がハロゲン、NO2,CF3,CN,SO2NR″R(式中R″
    及びRは独立して水素又はC1-6−アルキルである。)
    によって置換されていてよい請求項2記載の化合物。
  4. 【請求項4】R6及びR7によって形成された環が、NO2,CF
    3,CN又はSO2NR″R(式中R″及びRは独立して水
    素又はハロゲン、C1-6−アルキルである。)によって置
    換されている、請求項3記載の化合物。
  5. 【請求項5】5−ニトロ−1H−ベンズ〔g〕インドール
    −2,3−ジオン−3−オキシムである、請求項2記載の
    化合物。
  6. 【請求項6】5,7−ジニトロ−1−メチル−1H−インド
    ール−2,3−ジオン−3−(O−メチルオキシム)であ
    る、請求項2記載の化合物。
  7. 【請求項7】5−ニトロ−1H−6,7,8,9−テトラヒドロ
    −ベンズ〔g〕インドール−2,3−ジオン−3−オキシ
    ムである、請求項2記載の化合物。
  8. 【請求項8】式1a (式中、R1,R4,R5,R6及びR7は請求項2記載した意味を
    有する。) なる化合物と式NH2OR2(式中R2は、請求項2に記載した
    意味を有する。)なる化合物を反応させることを特徴と
    する、請求項2記載の化合物を製造する方法。
  9. 【請求項9】式 〔式中、R1は水素、分枝していてよいC1-6−アルキル、
    C3-7−シクロアルキル、ベンジル、アシル、ヒドロキ
    シ、C1-6−アルコキシ、CH2CO2R′(式中R′は水素又
    は分枝していてよいC1-6−アルキルである。)、CH2CN,
    CH2CONRIVRV(式中RIV及びRVは、独立して水素又はC1-6
    −アルキルである。)、又はCH2C(=NOH)NH2であり; R2は水素、ベンジル、分枝していてよいC1-6−アルキル
    又はC3-7−シクロアルキルであり; R5はNO2,F,CF3,SO2NR″R(式中、R″及びRは独
    立して水素又はC1-6−アルキルである。)又はCNであ
    り、 R4,R6,R7は独立して水素、分枝していてよいC1-6−アル
    キル、フエニル、ハロゲン、C1-6−アルコキシ、NO2,C
    N,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又はC
    1-6−アルキルである。)又はCF3であるかあるいはR6
    R7は一緒になって芳香族の又は部分的に飽和された、付
    加的な4〜7員環を形成し、この環はハロゲン、NO2,CF
    3,CN,SO2NR″R(式中R″及びRは独立して水素又
    はC1-6−アルキルである。)によって置換されていてよ
    く、R4は上述の意味を有する。〕 なる化合物を、興奮性アミノ酸依存性疾患用薬剤を製造
    するのに使用する方法。
  10. 【請求項10】R4,R5,R6又はR7のうちの少なくとも1個
    がNO2,CF3,CN,SO2NR″R又はハロゲンであり、その他
    のR1,R2,R4,R6,R7,R″及びRが請求項2記載の意味を
    有する、請求項9記載の使用方法。
  11. 【請求項11】R5がNO2,F,CF3又はCNである、請求項9
    記載の使用方法。
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